Chuunibyou demo Koi ga Shitai ! Episode 1 chuunibyou||koi||shitai|episode Chuunibyou demo Koi ga Shitai!

皆さん は 中 二 病 と いう 言葉 を ご存知 だ ろ う か みなさん||なか|ふた|びょう|||ことば||ごぞんじ||||

思春期 を 迎え た 中学 二 年 の 頃 に かかって しまう と 言わ れる ししゅんき||むかえ||ちゅうがく|ふた|とし||ころ|||||いわ|

恐ろしく も 愛 す べき 病 で おそろしく||あい|||びょう| Una enfermedad terrible pero adorable.

形成 さ れ て いく 自 意識 と 夢見 がち な 幼稚 性 が 混ざり 合って けいせい|||||じ|いしき||ゆめみ|||ようち|せい||まざり|あって

おかしな 行動 を 取って しまう と いう … アレ だ |こうどう||とって||||| It's that thing that makes people do crazy things. Es algo que hace que la gente se comporte de forma extraña.

昨日 まで 『 週刊 少年 誌 』 オンリー だった やつ が きのう||しゅうかん|しょうねん|し|||| Hasta ayer era un semanario.

いきなり 英語 の 原書 を 読み 始め て み たり |えいご||げんしょ||よみ|はじめ||| I have tried to start reading original English books out of the blue, and I have also tried to read books in English. He intentado leer libros originales en inglés de la nada, o he intentado

コーヒー の 苦味 も 何も 分から ない の に ブラック に 拘って み たり こーひー||にがみ||なにも|わから||||ぶらっく||こだわって|| No sé nada sobre el amargor del café, pero yo intento ceñirme al negro.

自分 に は 特別 な 力 が ある と 信じ て じぶん|||とくべつ||ちから||||しんじ| Believe you have special powers Creer que tienen poderes especiales

オカルト 系 に 思いっきり 倒れ込 ん で み たり おかると|けい||おもいっきり|たおれこ||||

さて この 少年 も 中学 時代 に は 見事 な まで の 中 二 病 だった ||しょうねん||ちゅうがく|じだい|||みごと||||なか|ふた|びょう| Now, this boy was also a brilliant chuunibyou in junior high school.

自ら を ダーク フレイム マスター と 名乗り 決め 台詞 は おのずから||だーく||ますたー||なのり|きめ|せりふ| Se hace llamar el Maestro de la Llama Oscura y su frase definitoria es.

「 闇 の 炎 に 抱か れ て 消えろ 」 やみ||えん||いだか|||きえろ

恥ずかしい 恥ずかしい 恥ずかしい … はずかしい|はずかしい|はずかしい

忘れろ 忘れろ 忘れろ … わすれろ|わすれろ|わすれろ

この よう に 思い出す だけ でも 悶え 死に そう に なる 恥ずかしい 病 な の で ある |||おもいだす|||もだえ|しに||||はずかしい|びょう|||| Es una enfermedad vergonzosa que me hace casi morir de agonía sólo de recordarla así.

いったい una imagen (o talla, etc.) budista

み た ？

い … いや

見 て みる ？ み|| ¿Lo ves?

しばらく 見つめ 合って から |みつめ|あって| Se miran fijamente durante un rato, y luego...

しばらく 見つめ 合って から |みつめ|あって| Se miran fijamente durante un rato, y luego...

逸ら す まで に 何 を 考え て た の 気 に なる はやら||||なん||かんがえ||||き|| Me pregunto en qué estaría pensando antes de desviarla.

逸ら す まで に 何 を 考え て た の 気 に なる はやら||||なん||かんがえ||||き||

唇 尖ら せ た あたし を 見 て くちびる|とがら|||||み| Look at me with my lips pouting. Mírame con mis labios haciendo pucheros.

唇 尖ら せ た あたし を 見 て くちびる|とがら|||||み|

どう し た の って 聞い て くる の 待って みる の |||||ききい||||まって|| Let's wait and see if she asks what's going on.

どう し た の って 聞い て くる の 待って みる の |||||ききい||||まって||

ごまかし た あ と の 独り言 は |||||ひとりごと| Después de todas las decepciones, hablo solo.

ごまかし た あ と の 独り言 は |||||ひとりごと| Después de todas las decepciones, hablo solo.

恥ずかしい から 聞か ない で くれる はずかしい||きか||| Me da vergüenza, así que por favor no preguntes.

恥ずかしい から 聞か ない で くれる はずかしい||きか|||

後 に 引け ない ほど 惹 か れ 合う 恋 あと||ひけ|||じゃく|||あう|こい

後 に 引け ない ほど 惹 か れ 合う 恋 あと||ひけ|||じゃく|||あう|こい Un amor tan irresistible que no podrás dejarlo.

もう 始まって た |はじまって|

もう 始まって た |はじまって|

夢 なら たくさん 見 た ゆめ|||み|

夢 なら たくさん 見 た ゆめ|||み|

覚め た まま でも まだ 会い たい さめ|||||あい|

覚め た まま でも まだ 会い たい さめ|||||あい|

君 が そう さ せ た きみ|||||

君 が そう さ せ た きみ|||||

恋 は 欲張り だ ね こい||よくばり|| El amor es codicioso.

恋 は 欲張り だ ね こい||よくばり||

飛び 跳ね そう な 心 の 行く まま に 行 こ う よ とび|はね|||こころ||いく|||ぎょう||| Vayamos adonde nos lleven nuestros corazones nerviosos.

飛び 跳ね そう な 心 の 行く まま に 行 こ う よ とび|はね|||こころ||いく|||ぎょう|||

理想 も 妄想 も 現実 も りそう||もうそう||げんじつ|

理想 も 妄想 も 現実 も りそう||もうそう||げんじつ|

全て 君 を 軸 に 回る すべて|きみ||じく||まわる Todo gira a tu alrededor.

全て 君 を 軸 に 回る すべて|きみ||じく||まわる

新しい 世界 へ あたらしい|せかい|

新しい 世界 へ あたらしい|せかい|

なあ 樟 葉 |くすのき|は

なに お 兄ちゃん ||にいちゃん

どんな 感じ |かんじ

普通 ふつう

普通 だ よ ね ふつう|||

うん

お っし ゃ

変 な お 兄ちゃん へん|||にいちゃん

何 この ゴミ なん||ごみ

それ 俺 の 後 で 出す から 気 に し なく て いい |おれ||あと||だす||き|||||

たくさん ある ね

これ お 兄ちゃん せっかく の お年玉 を 積み込 ん で 買った のに ||にいちゃん|||おとしだま||つみこ|||かった|

いい から 弄る な ||いじる|

買った 時 に これ で 世界 は 俺 の もの だ と か なんとか 言って なかった っけ かった|じ||||せかい||おれ|||||||いって|| ¿No dijiste algo de que esto era el dueño del mundo cuando lo compraste?

言って ない で す いって|||

言って た よ あの 頃 よく 変 な コート 着 て いって||||ころ||へん||こーと|ちゃく| Solía decir: "Entonces llevaba abrigos raros.

うるさい よ 余計 な こと 思い出さ なく て いい の ||よけい|||おもいださ|||| Cállate, no tienes que recordarme nada que no necesite saber.

おはよう

お 母さん 今日 は お 兄ちゃん の 入学 式 だ よ 覚え てる ？ |かあさん|きょう|||にいちゃん||にゅうがく|しき|||おぼえ|

お ぅ そう だった

別に いい よ 高校 の 入学 式 な ん か 親 が 来 なく て も べつに|||こうこう||にゅうがく|しき||||おや||らい|||

ごめんなさい

すみません

あの う どうぞ

ありがとう

あの 制服 俺 と 同じ 学校 じゃ ねぇ |せいふく|おれ||おなじ|がっこう||

あいつ 昨日 の |きのう|

開 い た ひらき||

よく わかん ない けど 一 本 乗り 過ごし て しまった ぜ ||||ひと|ほん|のり|すごし|||

知って る やつ 一 人 も い ねぇ しって|||ひと|じん|||

そりゃ そうだ よ な うち の 中学 の 連中 が 来 ない よう な 学校 を 選 ん だ ん だ から |そう だ|||||ちゅうがく||れんちゅう||らい||||がっこう||せん|||||

最初 が 肝心 だ ぞ 変 に 意識 する な さいしょ||かんじん|||へん||いしき||

スーッ と 馴染 ん で いけ ば いい ん だ ||なじみ|||||||

冨樫 勇太 だ この 腕 の 包帯 は 訳 あって 外せ ない とがし|ゆうた|||うで||ほうたい||やく||はずせ|

黒 炎 竜 が 暴れ だし て しまう ので な くろ|えん|りゅう||あばれ|||||

心 が 痛い よ ママ 以来 俺 は クラス で ぼ っち こころ||いたい||まま|いらい|おれ||くらす|||

まあ いい や 過去 に とらわれる な |||かこ|||

もう ここ に は あの 時 の 俺 を 知って いる やつ は い ない |||||じ||おれ||しって|||||

我が 名 は ダーク フレイム マスター 闇 の 炎 に 抱か れ て 死ね わが|な||だーく||ますたー|やみ||えん||いだか|||しね

生涯 封印 しょうがい|ふういん

ここ か

よ よ わり い シャーペン の 芯 恵 ん で くれ ない ||||||しん|けい||||

ああ いい よ

お前 どこ の 中学 おまえ|||ちゅうがく

石山 中 いしやま|なか

すい ぶん 遠く から 来 て ん だ な ||とおく||らい||||

だから 同じ 中学 の やつ と か 一 人 も い なく て さ |おなじ|ちゅうがく|||||ひと|じん|||||

あっ 　 サンキュー 俺 も あんまり 知り合い ない ん だ |さんきゅー|おれ|||しりあい|||

とりあえず よろしく な

俺 一色 誠 おれ|いっしょく|まこと

俺 は 冨樫 勇太 おれ||とがし|ゆうた

そう そう この 普通 な 感じ だ よ 高校 デビュー 万 歳 |||ふつう||かんじ|||こうこう|でびゅー|よろず|さい

で さ お前 は どう 思う この クラス の 女子 ||おまえ|||おもう||くらす||じょし

えっ 　 女子 ？ |じょし

かなり 美人 揃い だ と 思わ ない か |びじん|そろい|||おもわ||

俺 は 悪く ない と 思う ん だ が おれ||わるく|||おもう|||

ああ まだ よく わから ない けど

同じ クラス な の か おなじ|くらす|||

お 目 が 高い な 丹生 谷 が 気 に なる の か |め||たかい||にう|たに||き||||

丹生 谷 にう|たに

あ 丹生 谷 森 夏 いま ん とこ 俺 の なか で は 暫定 一 位 だ ね |にう|たに|しげる|なつ||||おれ|||||ざんてい|ひと|くらい||

これ って 運命 の 赤い 糸 ||うんめい||あかい|いと

やっと 巡り会え た と いう の か |めぐりあえ|||||

目 が 目 が 共鳴 し て いる め||め||きょうめい|||

知り合い か しりあい|

いや 知ら ん |しら|

あなた を 見つける ため に 幾 星 霜 の 時 を 経 て ここ に 来 た ||みつける|||いく|ほし|しも||じ||へ||||らい|

なんか 告 って る ぞ 羨ま し い |こく||||うらやま||

いや そういう ん じゃ ない だ ろ う これ

そう これ は 中 中 中 二 病 だ |||なか|なか|なか|ふた|びょう|

目 が 目 が 目 が め||め||め|

俺 ？ おれ

一 番 下 の 段 下 の 段 これ か ひと|ばん|した||だん|した||だん||

保健 の 先生 ちょっと 出 て いる から 目薬 差し とけ って ほけん||せんせい||だ||||めぐすり|さし||

早く し ない と 入学 式 始まっちゃ う ぞ はやく||||にゅうがく|しき|はじまっちゃ||

昨夜 も ベランダ に い た よ な なん の つもり だ さくや||べらんだ|||||||||

共鳴 し た から この 目 が きょうめい|||||め|

そう 悠久 の 過去 あなた と 私 は 出会って いる |ゆうきゅう||かこ|||わたくし||であって|

あなた を 見 た 瞬間 その 因果 を この 邪 王 真 眼 は 教え て くれ た ||み||しゅんかん||いんが|||じゃ|おう|まこと|がん||おしえ|||

だから 接触 の チャンス を うかがって い た |せっしょく||ちゃんす||||

この 苦 さ やはり 闇 の 組織 が |く|||やみ||そしき|

と いう わけ で 封印 ||||ふういん

こいつ やっぱり

邪 王 真 眼 は 聖なる 心 に よって 闇 の 力 を 御 し て いる もの じゃ|おう|まこと|がん||せいなる|こころ|||やみ||ちから||ご||||

したがって 闇 に 犯さ れ た もの は もとより |やみ||おかさ|||||

浄化 さ れ た 聖 水 も 危険 な もの と して 受け付け ない じょうか||||せい|すい||きけん|||||うけつけ|

間違い ない 中 二 病 だ まちがい||なか|ふた|びょう|

危うく 敵 の 罠 に はまる ところ だった あやうく|てき||わな||||

これ から は 注意 し て ダーク フレイム マスター |||ちゅうい|||だーく||ますたー

えっ ？

「 闇 の 炎 に 抱か れ て 」 やみ||えん||いだか||

やめろ

何故 そんな こと まで 知って る どこ で 聞い た なぜ||||しって||||ききい|

私 の 邪 王 真 眼 は 全て を 見通す 力 が ある わたくし||じゃ|おう|まこと|がん||すべて||みとおす|ちから||

レベル 七 の 魔 道 士 の 力 を 持つ 勇太 の 情報 は れべる|なな||ま|どう|し||ちから||もつ|ゆうた||じょうほう|

どこ で 聞い た ||ききい|

見 た だけ で 過去 と 未来 の 全て を み||||かこ||みらい||すべて|

どこ で 聞い た ||ききい|

勇太 痛い ゆうた|いたい

どこ で 聞い たって 言って ん だ ||ききい||いって||

見え ない 勇太 なんにも 見え ない みえ||ゆうた||みえ|

さっき 体育 館 の 下 で 聞い た |たいいく|かん||した||ききい|

えっ 体育 館 誰 も 聞い て い ない と 思って い た のに |たいいく|かん|だれ||ききい|||||おもって|||

いい か その こと は 絶対 誰 に も 言う ん じゃ ない ぞ |||||ぜったい|だれ|||いう||||

心得 て いる 不可 視 境界 線 上 の 歪み の 法則 と 事象 の 構造 変化 に つい て は こころえ|||ふか|し|きょうかい|せん|うえ||ゆがみ||ほうそく||じしょう||こうぞう|へんか||||

違う 俺 の 過去 の こと だ ちがう|おれ||かこ|||

ダーク フレイム マスター も 闇 の 炎 の 使い 手 も だーく||ますたー||やみ||えん||つかい|て|

なぜ かっこいい のに

かっこよく ない

言 っと く ぞ 俺 は そういう の は 全て 卒業 する と 決め た の げん||||おれ|||||すべて|そつぎょう|||きめ||

綺麗さっぱり 完璧 に きれいさっぱり|かんぺき|

本当 に ほんとう|

ああ

じゃあ ついに レベル 八 の 魔 道 士 に ||れべる|やっ||ま|どう|し|

違う 中 二 病 だ ちがう|なか|ふた|びょう|

俺 は ダーク フレイム マスター でも なけ れ ば 魔 道 士 で も ない おれ||だーく||ますたー|||||ま|どう|し|||

普通 の 高校 一 年生 な の ふつう||こうこう|ひと|ねんせい||

その 驚き やめ て くれ ない か |おどろき|||||

言 っと く けど お前 も 普通 の 高校 生 だ から な げん||||おまえ||ふつう||こうこう|せい|||

私 に は 邪 王 真 眼 が ある わたくし|||じゃ|おう|まこと|がん||

そんな もの は 関係ない って いう か そもそも そんな もの は 存在 し ない |||かんけいない||||||||そんざい||

存在 する そんざい|

し ない ん だ よ

だったら 見 て みる |み||

えっ ？

私 の 目 見る わたくし||め|みる

まさか いや あり え ない そんな こと

ああ 見せ て みろ よ |みせ|||

うそ うそ だ ろ う

よ … 寄る な |よる|

いって て

ちょっと 待って 今 付け 直す |まって|いま|つけ|なおす

カラー コンタクト か よ からー|こんたくと||

や だ 入って くる 私 の 中 に ||はいって||わたくし||なか|

変 な 声 出す な へん||こえ|だす|

残像 ざんぞう

いい か 何度 も 言う けど 俺 は もう そういう の は 卒業 し た ん だ ||なんど||いう||おれ||||||そつぎょう||||

だから 俺 に は 一切 関わる な 過去 の 事 も 言う な よ |おれ|||いっさい|かかわる||かこ||こと||いう||

しかし 私 の 目 を 見 た これ で あなた と は 契約 完了 |わたくし||め||み|||||||けいやく|かんりょう

闇 の 霊魂 を 共有 する 魂 の ソウル メイツ やみ||れいこん||きょうゆう||たましい||そうる|

魂 多い な たましい|おおい|

俺 は 先 に 行く から な お前 も 早く し た ほう が いい ぞ おれ||さき||いく|||おまえ||はやく||||||

新入 生 挨拶 新入 生 代表 丹生 谷 森 夏 しんにゅう|せい|あいさつ|しんにゅう|せい|だいひょう|にう|たに|しげる|なつ

はい

あんな の に 付きまとわ れる なんて やっぱり まだ どこ か 変 な の か な |||つきまとわ|||||||へん||||

私 たち は 無事 入学 式 を 迎える こと が でき まし た わたくし|||ぶじ|にゅうがく|しき||むかえる|||||

本日 は 私 たち 新入 生 の ため に この よう な 盛大 な 入学 式 を 用意 し て くださり ほんじつ||わたくし||しんにゅう|せい|||||||せいだい||にゅうがく|しき||ようい|||

新入 生 代表 な の か しんにゅう|せい|だいひょう|||

ありがとう ござい ます

じゃあ 自己 紹介 も 終わった ので 今日 は これ で 解散 に し ます |じこ|しょうかい||おわった||きょう||||かいさん|||

時間割り とか 家 に 帰って きちんと 確認 し て ください ね じかんわり|と か|いえ||かえって||かくにん||||

はい

よ よ 冨樫 この あと 時間 ある か ||とがし|||じかん||

クラス の 何 人 か で ちょっと めし でも 食べ て 行く かって 話 に なって ん だ けど くらす||なん|じん||||||たべ||いく||はなし|||||

えっ それ 誘って くれ てん の ||さそって|||

あ でも 俺 なんか 行って も いい の か な ||おれ||おこなって||||| なんで あっ 　 もし かして 小鳥 遊 さ ん か ||||ことり|あそ|||

小鳥 遊 ？ ことり|あそ

さっき 保健 室 に 連れ てった 子 だ よ |ほけん|しつ||つれ||こ||

小鳥 遊 さ ん 一緒 に 帰る と か 約束 し て たり ことり|あそ|||いっしょ||かえる|||やくそく|||

し て ない よ あいつ と は なんの 関係 も ない 一切 まったく ||||||||かんけい|||いっさい|

なん だ お前 も しか して これ か ||おまえ|||||

違う ただ 変 な 噂 に なる の と か あれ だ ろ ちがう||へん||うわさ||||||||

そう か

一色 君 どう する の いっしょく|きみ|||

行く 行く よし じゃ 行 こ う ぜ いく|いく|||ぎょう|||

あっ 　 ああ

冨樫 君 ちょっと とがし|きみ|

お 財布 落とし ちゃ った らしい の よ |さいふ|おとし|||||

小鳥 遊 さ ん こっち 越し てき た ばかり で あん まりこ この 辺 詳しく ない らしい し ことり|あそ||||こし||||||||ほとり|くわしく|||

冨樫 君 送って て くれ ない か な とがし|きみ|おくって|||||

えっ どうして 俺 が ||おれ|

家 が 冨樫 君 ち の すぐ そば みたい な の ほら いえ||とがし|きみ||||||||

俺 ん ち の 上 じゃ ない です か それ で か おれ||||うえ|||||||

じゃ お 願い ね ||ねがい|

本当 に ごめん 次 は 行く から さ じゃあ ほんとう|||つぎ||いく|||

いつ から 住 ん でる ん だ 上 の 階 ||じゅう|||||うえ||かい

確か 一 人 暮らし の ＯＬ さん だった の よう な たしか|ひと|じん|くらし||ｏｌ|||||

移住 し て き た の は 一昨日 小鳥 遊 十 花 は 私 の 姉 いじゅう|||||||いっさくじつ|ことり|あそ|じゅう|か||わたくし||あね

なるほど じゃ お 姉さん の ところ に |||ねえさん|||

と いう 設定 に なって いる が ||せってい||||

実は 十 花 は 不可 視 境界 線 管理 局 の 魔術 師 の 一 人 敵 じつは|じゅう|か||ふか|し|きょうかい|せん|かんり|きょく||まじゅつ|し||ひと|じん|てき

あの な

覚醒 する と 手 が つけ られ ない かくせい|||て||||

邪 王 真 眼 を 持って し て も 怖い じゃ|おう|まこと|がん||もって||||こわい

そんなに 怖い の か よ |こわい|||

負ける な 六 花 ここ に あり まける||むっ|か|||

そん だけ 訳 の 分から ん こ と 言って たら お 姉さん も 怒る だ ろ う よ ||やく||わから||||いって|||ねえさん||いかる||||

勇太 も 協力 し て ほしい ゆうた||きょうりょく|||

ダーク フレイム マスター の 力 が あれ ば 管理 局 の 妨害 を 突破 し て だーく||ますたー||ちから||||かんり|きょく||ぼうがい||とっぱ||

不可 視 境界 線 を きっと 見つけ出せ る ふか|し|きょうかい|せん|||みつけだせ|

だから その 名 を 口 に する な ||な||くち|||

あなた の 新しい 技 を 考え た ||あたらしい|わざ||かんがえ|

ジャッジ メント ルシファー じゃっじ||

どう

ローラ シューズ なんか 履 い て 来 てる の か よ 子供 か |しゅーず||は|||らい|||||こども|

機動 性 に 優れ て いる きどう|せい||すぐれ||

それ に これ が ある と 敵 の 攻撃 を 受け た 時 に ||||||てき||こうげき||うけ||じ|

肋 が 二 三 本 と いった ところ か って できる かっこいい ろく||ふた|みっ|ほん|||||||

やめろ こんな ところ で

どれ に する おごって やる よ

待って まって

上 上下 下 左右 左右 うえ|じょうげ|した|さゆう|さゆう

おい 小鳥 遊 さ ん 電車 が |ことり|あそ|||でんしゃ|

はい ここ で 硬貨 を 投入 |||こうか||とうにゅう

えっ

この タイミング で BA |たいみんぐ||ba

BA って 何 ba||なん

魔力 の 補給 用 ドリンク 管理 局 が 各所 に 密か に 仕込 ん で いる まりょく||ほきゅう|よう||かんり|きょく||かくしょ||ひそか||しこ|||

電車 行 っち まっ た じゃ ねぇ か よ でんしゃ|ぎょう|||||||

あたり だ よ やった ね

私 の 力 思い知った か わたくし||ちから|おもいしった|

いや 今 お前 すげ ぇ 意外 そう な 顔 し た し |いま|おまえ|||いがい|||かお|||

ちなみに B と A は バナナ と アップル |b||a||ばなな||

季節 に よって 違う から 気 を つける よう に きせつ|||ちがう||き||||

は いはい

やっと 帰って き た どん だけ 道 草食 って ん だ よ お前 |かえって|||||どう|そうしょく|||||おまえ

お 兄ちゃん 大変 大変 |にいちゃん|たいへん|たいへん

なんか 小鳥 遊 さん の ところ に 届け に 来 た ん だ けど |ことり|あそ|||||とどけ||らい||||

いつまで 経って も 戻って こ ない から 預かって くれ って |たって||もどって||||あずかって||

なんて 引越 し 屋 だ |ひっこし||や|

お前 の か おまえ||

管理 局 の 妨害 に より 帰宅 が 遅れ て しまった かんり|きょく||ぼうがい|||きたく||おくれ||

計画 で は 十 五 時 に 帰宅 … けいかく|||じゅう|いつ|じ||きたく

お 兄ちゃん この 人 は |にいちゃん||じん|

上 の 小鳥 遊 さん の 妹 だ 一緒 に 暮らす ん だ って うえ||ことり|あそ|||いもうと||いっしょ||くらす|||

そう な ん だ

なん だって こんなに ある ん だ よ 一 人 の 荷物 に し て は 多 すぎ ない か |||||||ひと|じん||にもつ|||||おお|||

全て 大切 な 物 すべて|たいせつ||ぶつ

この 中 全部 ガラクタ じゃ ない だ ろ う な |なか|ぜんぶ|||||||

お 兄ちゃん あたし お 夕飯 買って くる から |にいちゃん|||ゆうはん|かって||

実用 的 な 物 も ある じつよう|てき||ぶつ||

お っ ワン タッチ じゃ ん ||わん|たっち||

武器 に なる グングニル ぶき|||

防御 の 時 は シュバルツシュート ぼうぎょ||じ||

シュバルツシュート

ああ もう いい から

ほら とっとと 持って け ||もって|

分かり まし た わかり||

これ で ラスト ||らすと

ありがとう 感謝 する |かんしゃ|

ああ 感謝 しろ |かんしゃ|

お 姉さん は |ねえさん|

帰還 は いつも 遅い よう だ きかん|||おそい||

へ ぇ 小鳥 遊 さん の 姉妹 揃って 美人 さん ね ||ことり|あそ|||しまい|そろって|びじん||

勇太 頑張ら なく ちゃ ゆうた|がんばら||

何 を だ よ なん|||

あの う その 目 は |||め|

気 に する な 別に 悪い わけ でも なんでもない き||||べつに|わるい|||

邪 王 真 眼 は そもそも 闇 の 力 を 聖なる 力 で 御 し た じゃ|おう|まこと|がん|||やみ||ちから||せいなる|ちから||ご||

お前 も 説明 し なく て いい おまえ||せつめい||||

了解 し た りょうかい||

消えろ きえろ

夢 葉 だめ だ よ 勝手 に 持って き ちゃ ゆめ|は||||かって||もって||

い て

かっこいい

かっこよく ない

かっこいい それ 背中 に 装着 し たら 完璧 ||せなか||そうちゃく|||かんぺき

完璧 ？ かんぺき

昔 お 兄ちゃん やって た よ むかし||にいちゃん|||

黒い コート 着 て 背中 に それ 付け て くろい|こーと|ちゃく||せなか|||つけ|

樟 葉 くすのき|は

なんか おかしかった わ よ ね あの 頃 の 勇太 ||||||ころ||ゆうた

呪文 と か なんとか ご飯 の 前 に 唱え たり と か じゅもん||||ごはん||ぜん||となえ|||

母さん そろそろ 夜勤 に 行く 時間 だ よ かあさん||やきん||いく|じかん||

はい

まったく

ゴミ な ん だ から 勝手 に 出し て き ちゃ ダメ だって 言って る のに ごみ|||||かって||だし||||だめ||いって||

ゴミ ごみ

ああ

それ は ダーク フレイム マスター の 命 な のに ||だーく||ますたー||いのち||

だから 言って る だ ろ う 俺 は そういう の は もう 終わり に し た の |いって|||||おれ||||||おわり||||

どうして

恥ずかしい から はずかしい|

かっこいい

かっこよく ない これ っぽ ち も な

大体 な あんな 事 やった って 何 の 意味 も ない ん だ ぞ だいたい|||こと|||なん||いみ|||||

闇 の 炎 も 暗黒 竜 の 力 も 存在 なんか し ない のに やみ||えん||あんこく|りゅう||ちから||そんざい||||

それ を バカ みたい に ||ばか||

ある 力 は ある |ちから||

ない よ

ある

あの な

ある だ から 捨て ない で 欲しい |||すて|||ほしい

「 闇 の 炎 に 抱か れ て 消えろ 」 やみ||えん||いだか|||きえろ

誤解 す ん な よ さすが に 捨てる の は もったいない と 思った だけ だ ごかい|||||||すてる|||||おもった||

オークション に でも 出し て 金 に する |||だし||きむ||

うん

中 に 入 ろ う ぜ いつ まで も こんな とこ に い たら 風邪 引く ぞ なか||はい||||||||||||かぜ|ひく|

うん

そう は 言った もの の 今年 の 春 の 雨 は 少し 暖かかった ||いった|||ことし||はる||あめ||すこし|あたたかかった

INSIDE IDENTITY inside|identity

居場所 は どこ ？ いばしょ||

勘違い が 恥 だ と か かんちがい||はじ|||

素直 さ が 痛い と か すなお|||いたい||

誰 が なんと 言いよう と か だれ|||いいよう||

正し さ なんて 分か ん ない ぜ ただし|||わか|||

普通 に 流れ て く 日常 に ふつう||ながれ|||にちじょう|

無理 し て 馴染ま せ た むり|||なじま||

沈 ん じ まった 個性 と 血 を しず||||こせい||ち|

噛 ん で 飲 ん で 吐 い て 割れ か|||いん|||は|||われ

こんな 僕 を 分かって ほしい |ぼく||わかって|

言い たい けど 言え なく て いい|||いえ||

なんで 誰 も 分かって くん ない の と |だれ||わかって||||

思う の は 贅沢 な の か な ？ な の か な ？ おもう|||ぜいたく||||||||

感情 的 な 太陽 は かんじょう|てき||たいよう|

熱 を 上げ すぎ て ねつ||あげ||

どうにか なり そう

叫び たく て しょうがない さけび|||

がむしゃら に 求め てる IDENTITY ||もとめ||identity

INSIDE IDENTITY inside|identity

INSIDE MY JUSTICE inside|my|justice

邪魔 し ない で じゃま|||

居場所 は 何 処 ？ いばしょ||なん|しょ