NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 10 - 212 - サクラ の 覚悟
( リー ) サクラ さん 。 ( サクラ ) 何 ?
本当の こと ナルト 君 に 言った ほう が よかった んじゃ ない でしょう か 。
そんな こと 言える わけない じゃ ない 。
絶対 に ダメ よ 。
( キバ ) サクラ オメエ は ナルト を なめ すぎ だ 。
サスケ を 見つけた ぜ 。
隣 に は あの トビ って の も いる 。
みんな 一 度 止まって 。
どうした ? なんで 止まる 。
フォーメーション は 確認 済み だ ろ 。
キバ サスケ 君 の いる 場所 の 正確な 位置 は ?
真 北 に 向かって 2 時 の 方向 。
1 キロ 先 だ 。 そう 。
《 みんな ごめん 》
やっぱり これ で みんな を 眠ら せる 気 だった んです ね 。
サイ 。 ( キバ ) は ぁ ?
( 赤 丸 ) ワンワン ! どういう こと です ?
サクラ は 1 人 で サスケ に ケリ を つけよう と 考えて いた ようです 。
なんで 1 人 で やろう と した ?
そう です 僕たち みんな で やる って 約束 でした よ 。
いや ダメだ よ 。
ここ から 先 は 誰 も 行か せ ない 。
どうして ? コイツ 。
や っぱ う さん くせ ぇ ヤツ だ と 思った ぜ 。
僕たち だけ じゃ サスケ に も その トビ って の に も 勝て や し ない 。
カカシ 先生 に 行か せ ない と 約束 した 。
なんで すって ? そういう こと か よ 。
サイ 一 度 しか 言わ ない 。
そこ を ど いて 。
急が ない と 少々 や ばい 状況 です 。
ダメだ 行か せ ない 。
忍法 超 獣 戯画 !
ヘビ で しめ あげよう と いう こと です ね 。
カカシ 先生 の 言う こと も わかる が →
そう 何度 も サスケ を 野放し に できる か よ 。
俺 が ケリ を つけて やる 。 ク ~ ン 。
なんで だ よ 赤 丸 ビビ って んじゃ ねえ よ 。
犬 の ほう が 賢い ようだ ね 。
僕 の 言う こと を わかって くれた ようだ 。
う っせ え ! いくよ リー さん 。
いく ぞ う お ぉ ~!
こんな もん 通 牙 で 。 ( リー ) いい 陽動 に なり ました キバ 君 。
ホイヤー さっと !
しまった !
うわ っ ! ワンワン !
みんな ごめん ね 。
《 キバ や リー さん ごと …》
やられ ました 急いで ください 。
( カカシ ) やる ね サクラ 。
《 サスケ 君 私 は サスケ 君 を いつ 好きに なった んだろう 。
あの 頃 の 私 は クール な サスケ 君 に 憧れ →
かっこいい と 思う だけ だった 》
(( みんな 聞いて 聞いて !
私 好きな 人 が できた の ! 誰 だ と 思う ?
手短に 話せ 。 サスケ 君 と か 言わ ないで よ 。
えっ 何で わかった の ?
( イルカ ) じゃ 次 7 班 春野 サクラ うずまき ナルト !
( ナルト ) やった ~! ( イルカ ) それ と うち は サスケ 。
しゃ ~ んな ろ !))
《 サクラ : そして 私 は サスケ 君 と 仲間 に なった 》
(( 私 は 春野 サクラ 。
好きな もの は って いう か 好きな 人 は え ~ と →
将来 の 夢 も 言っちゃ おうか な 。
キャーッ !))
《 サクラ : 第 7 班 と して 》
(( ここ に 鈴 が 2 つ ある 。
これ を 俺 から 昼 まで に 奪い取る こと が 課題 だ 。
もし 昼 まで に 俺 から 鈴 を 奪え なかった ヤツ は 昼 飯 抜き !
( お腹 が 鳴る 音 )
( サスケ ) ほら よ 。
ちょっと サスケ 君 先生 が …。
大丈夫だ 。 今 は アイツ の 気配 は ない 。
昼 から は 3 人 で 鈴 を 取り に いく 。
足手まといに なら れちゃ こっち が 困る から な 。
《 サスケ 君 …》
何 だ !? お前 ら ~!
キャーッ ! 合格 。
はっ ?
合格 ? なんで !?
忍 は 裏 の 裏 を 読む べし 。
忍 の 世界 で ルール や 掟 を 破る ヤツ は クズ 呼ばわり さ れる 。
けど な 仲間 を 大切に し ない ヤツ は それ 以上 の クズ だ ))
《 仲間 に なって も 私 は 同じだった 。
ただただ かっこいい サスケ 君 が 好きだった 。
クール な あの 横顔 を 見つめて いる だけ で よかった 。
陰り の ある その 表情 の 裏 に 何 が あった か なんて →
まるで 考え も せ ず に 。 でも …》
(( 大 蛇 丸 : サスケ 君 は 必ず 私 を 求める 。 力 を 求めて ね 。
ぐ わ っ !
アンタ サスケ 君 に 何 を した の よ !?
別れ の プレゼント を あげた の よ 。
うわ ! サスケ 君 !
うわ ~!
サスケ 君 !
しっかり して サスケ 君 !
ねえ ! う う っ !))
(( 俺 は ようやく 理解 した 。 俺 は 復讐 者 。
たとえ 悪魔 に 身 を ゆだねよう と も →
力 を 手 に 入れ なきゃ なら ない 道 に いる 。
( 骨 の 砕ける 音 )
残る は お前 だけ だ 。
お前 は もっと 楽しま せて くれよ 。
やめて !
お 願い やめて 。
この アザ の こと は 黙って ろ 。
どうして そう 強 がる の よ ?
ずっと 苦しんで る サスケ 君 なんて もう 見 たく ない 。
私 に は サスケ 君 が …。 お前 に は 関係 ねえ だ ろ 。
余計 なお 世話な んだ よ !))
(( サスケ 君 !))
《 サスケ 君 が 抱えて いた 影 。
それ に やっと 気づいた とき に は もう 遅かった 》
(( な なんだ よ ?
俺 と 今 から 戦え 。
ちょうど いい って ば よ 。
俺 も お前 と やり たい と 思って た とこ だ !
クソ が !
2 人 と も やめて !
さっき の 千鳥 同じ 里 の 仲間 に 向ける 大き さ じゃ なかった が 。
ナルト を 殺す 気 だった の か ?))
《 ナルト は 知っていた 。 サスケ 君 の 影 に 気づいて いた 》
(( サクラ ちゃん ジャマ し ないで くれ って ば よ ))
《 知ら ない 間 に ナルト は 成長 して →
サスケ 君 に 正面 から 向き合って いた 。
2 人 に 置いてきぼり に さ れた まま それ でも 私 は 変わら なかった 》
(( 俺 は お前たち と は 違う 。
お前たち と は 相容れない 道 に いる 。
私 は サスケ 君 が 好きで 好きで たまらない !
サスケ 君 が 私 と 一緒に いて くれれば 絶対 後悔 さ せ ない !
毎日 楽しく する し 絶対 幸せに なる はずだ から 。
復讐 だって 手伝う !
絶対 私 が なんとか して み せる から !
だから ここ に →
私 と 一緒に …。
それ が ダメ なら 私 も 一緒に 連れて って 。
やっぱり お前 う ざい よ 。
サスケ 君 を →
サスケ 君 を 連れ戻して 。
サスケ は ぜ って ぇ 俺 が 連れて 帰る !
一生 の 約束 だって ば よ !))
《 何も 考え ず ただ ナルト に 重荷 を 背負わ せて しまった 》
《 私 は 泣きついた だけ 。
あなた に 頼って すがりついた だけ 》
《 自分 じゃ 何も …。
だから 今度 は って …》
(( ごめん ナルト 。
少し 待た せる こと に なっちゃ う けど →
今度 は 私 も 一緒に ))
《2 人 に 追いつこう と 私 なり に 頑張った 》
《 でも サスケ 君 は →
私 たち の 思い を 超えて →
もう 届か ない 場所 に いた 》
(( サクラ ちゃん と の 約束 が なくなって も 関係 ねえ よ !
俺 は 俺 自身 で サスケ を 助け たい と 思って る 。
もう いい ! 私 は 帰る !))
《 ナルト … ごめん ね 。
そして ありがとう 。
でも 私 は 決めた !
この 手 で サスケ 君 を … 私 が !》
( マダラ ) 危なかった な 。
(( ダンゾウ : 忍 の 世 の ため 木 ノ 葉 の ため →
お前 ら は 決して 生かして は おか ぬ !
《 これ は 裏 四 象 封印 術 !》
サスケ ダンゾウ から 離れろ !))
あれ は 自分 の 死体 に 引きずり込んで 封印 する →
道連れ 封印 術 。
己 の 死に際 で 発動 する ように 術 式 を 組んで いた ようだ 。
( 鷹 の 鳴き声 )
危なかった な 。
次 だ 木 ノ 葉 へ 向かう 。
木 ノ 葉 ね 。
俺 は コイツ の 眼 を 持っていく 。
サスケ お前 も 焦ら ず アジト に 帰って 休め 。
瞳 力 の 使い すぎ だ 。
いずれ 強 がって は い られ なく なる ぞ 。
光 を 失い かけて いる その 眼 。
1 人 で 行って 何 が できる ?
目的 を 達成 する に は 我慢 も 必要だ 。
♪~
サスケ ひと つ 忠告 して おく 。
あの 女 。
いら ない なら ちゃんと とどめ を 刺して おけ 。
我ら の こと を 知り すぎて いる 。
我ら だ と ? 俺 が いつ お前 の 仲間 に なった 。
フッ ま ぁ いい 。
また 会おう 。
♪~
(( 香 燐 : ねぇ みんな どこ ?
( うなり 声 )
獅子 連 弾 !
俺 たち と 同じ 地 の 書 か 。
《 メ メガネ …》
じゃあ な 。
《 もう 一 度 あの とき の 顔 が →
見 たかった な 》
サスケ 君 !
サクラ か 。
《 昔 と まるで 感じ が 違う 。
これ が サスケ 君 ?》
何 し に 俺 の 前 に 来た ?
《 コイツ は …》
サスケ 君 !
私 も サスケ 君 に ついていく 。
木 ノ 葉 を 抜ける 。
チャンピオン が 1 ラウンド で ノックアウト !?
った く 情けない わ ね 。
闘 魂 が 足 ん ない の よ 闘 魂 が !
( サイ ) 相手 の 耳 もと で そっと ささやく か 。
なるほど 。
あの さ …。
パンチ は こう やって 腰 で 打つ !
グホッ !
ああ ! ご ごめん サイ 。 大丈夫 ?
わざと じゃ ない の よ 。
ちょっと 気 を しっかり 。
う ~ ん … お 宝 写真 袋 と じか 。
す っげ え 気 に なる !
くそ っ どうにか 見え ねえ かな ?
白 眼 !
って … 俺 に 使える わけ ねえ か 。
しよう が ねえ な 。 ちょっと サイ ったら 起きて よ !
どれ どれ … 気 に なる 中身 は ?
どこ が お 宝 だ 金 返せ !
( くも じい ) もしもし そこ の あなた 。
たまに は 空 から 日本 を 眺めて みる と いう の は →
どう じゃ ろう ?
人気 観光 スポット の 裏側 や →
ふだん は 立入 禁止 の 場所 を 探検 する ぞ 。
( くも み ) テレビ 初 !? 何 これ !