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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン2 - 039 - 天地橋

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 2 - 039 - 天地 橋

( サイ ) 天地 橋 周辺 に 人 の 気配 は ない 。

( ヤマト ) 暁 の 待ち伏せ と いう 線 は 消えた か 。

よし それでは 予定 どおり 行動 しよう 。

( ナルト ) おう !

ナルト すまない が これ を 持って ➡

ボク の ほう へ 向けて くれ ない か ?

( ヤマト ) よし いい ぞ こっち に 向けて くれ 。

木 遁変 化 !

どう だ ? うまく いった か ?

( サクラ ) はい ! どこ から 見て も サソリ の 傀儡 ヒルコ そのもの です 。

では 声 の 調子 を 合わせて おき たい 。

いい ところ で ストップ を かけて くれ 。

はい 。

あっ あっ あぁ ~…。

ああ ぁ ~…。

あっ それ それ ! そんな 声 です 。

それ じゃあ これ より 作戦 に 入る から ね 。

口調 が 丁寧 すぎ ます 。

もっと こう 乱暴 って いう か ➡

ぶっきらぼう って いう か …。

あぁ そう だった ね 。

人 を 待つ の も 待た せる の も 嫌いな ➡

短気な 性格 だ 。

では 今 から 作戦 に 入る ぞ !

ウハハハッ ! そう そう そんな 感じ だった って ば よ 。

( ヤマト ) で は 相手 も 警戒 して いる はず 。

ここ から は 別 行動 だ 。

だが チ ー ムワ ー ク 厳守 だ 。

特に ナルト 合図 前 に 飛び出す んじゃ ねえ ぞ 。

行く ぞ !

♪♪~

《 ヤマト : さて 行く か 》

♪♪~

《 サクラ : 風 が 強い … これ なら !》

《 サクラ ちゃん …》

♪♪~

《 サクラ : うん … ここ なら いい 》

♪♪~

《 サクラ : そろそろ 正午 …》

まだ かよ !? スパイ 野郎 は …。

( サイ ) アイツ か …。

♪♪~

来た って ば よ 。

♪♪~

(( サソリ : 草 隠れ の 里 に ある 天地 橋 に ➡

十 日 後 の 真昼 に 行け 。

大 蛇 丸 の 部下 に オレ の スパイ が いる 。

そこ で ソイツ と 落ち合う … ことに なって …))

♪♪~

( 鈴 の 音 )

( 鈴 の 音 )

《 ヤマト : アイツ か …》

《 サクラ : ヤマト 隊長 … うまく やって よ 》

お 久しぶりです … サソリ 様 。

《 コイツ は …》

( カブト )5 年 ぶり です ね 。

《 薬 師 カブト …》

尾行 は ?

大丈夫です 。

( ヤマト ) 調子 は どう だ ?

( カブト ) サソリ 様 の 術 が 解け ➡

自分 が 何者 である か 思い出した とき の ➡

奇妙な 気分 が 残って て …。

まだ 少し 頭 が 重い です 。

また アイツ か !

まさか 暁 の スパイ が カブト だった なんて …。

( ヤマト ) いく つ か 質問 する 。

( カブト ) 時間 が あり ませ ん から 手短に お 願い し ます 。

大 蛇 丸 の 目 を 盗んで ここ まで 来る の も ➡

命がけ です から 。

アジト の 場所 と ➡

うち は サスケ に ついて の 情報 を くれ 。

アジト は いく つ も あって ➡

居場所 が バレ ぬ よう 一 週 単位 で ➡

各所 を 転々 と 移動 して い ます 。

( カブト ) それ は もちろん 音 隠れ の 里 以外 の ➡

他国 に も あって 大 蛇 丸 の スパイ が 入り込んで 手引き して い ます 。

ただ 移動 手段 も まちまちで そう 簡単に は …。

( ヤマト ) 今 は ?

今 は 北 の 湖 の 小島 の アジト に 潜伏 して いて ➡

あと 三 日 で 移動 し ます 。

( カブト ) そこ に うち は サスケ も い ます 。

風 の 音 が 強く って 全然 聞き取れ ねえ って ば よ 。

( サクラ ) バカ ね ! だ から こそ 逆に 私 たち も ➡

ここ まで 近 寄れる んじゃ ない 。

音 も 匂い も 風 が 飛ばして くれる から ➡

気づか れ ない の よ !

ところで …。

( 物音 )

なんだ … 野 ウサギ か …。

♪♪~

ところで … サソリ 様 より 命ぜ られて いた ➡

例の 件 です が …。

《 や ばい な … 今 の うち に 聞き出して おき たい こと が ➡

もう 少し あった が …➡

これ 以上 会話 を 続ける と ボロ が 出る …》

( カブト ) 大 蛇 丸 は 転生 後 も ➡

使い捨てた 遺体 の 細胞 標本 に 術 で プロテクト を かけて いて ➡

その 細胞 デ ー タ を 解析 する こと は ボク に は でき ませ ん でした 。

そう か …。

な ~ に してん だって ば よ !

さっさと 捕らえりゃ いい じゃ ねえ か !

相手 は あの カブト よ !

慎重 すぎる くらい で ちょうど いい の よ 。

もし 取り逃がし でも したら おしまい でしょ ?

( サイ ) でも …➡

あまり 慎重に なり すぎて 怪しま れたら ➡

拘束 する タイミング を 失う よ 。

それ は … ヤマト 隊長 を 信じる しか ない わ 。

♪♪~

( カブト ) で は すぐに でも 例 の もの を 渡して ください 。

ボク も これ 以上 ゆっくり して い られ ませ ん 。

( カブト ) ここ で あなた と こうして いる こと が バレ たら ➡

ボク は 殺さ れて しまう …。

わかった …。

《 限界 だ な … もう ここ ら へんで やる しか ない !》

( 大 蛇 丸 ) おもしろ そうな 話 ね 。

( 大 蛇 丸 ) 私 も 会話 に 混ぜて もらえる かしら ?

《 あっ ! つけ られて た か !》

♪♪~

大 蛇 丸 ! あ …。

《 あれ が …》

♪♪~

サソリ 様 が クナイ を 出さ なければ ➡

気づか ず に 逃げ遅れる ところ でした 。

《 うまい 具合 に 勘違い して くれた ようだ な …➡

とりあえず は バレ ず に 済んだ か …。

しかし 大 蛇 丸 が 出て きた と なる と …➡

さて … どう する ?》

その 装束 懐かしい わ ね サソリ …。

カブト を つけて きた の か ?

なに 少し 礼 を 言おう と 思って ね …。

あなた が 送り込んで くれた この 子 すごく 重宝 した わ …。

( 大 蛇 丸 ) 新しい 術 を 一 つ 開発 する の に 必要な ➡

人体 実験 の 数 は 100 体 以上 …。

( 大 蛇 丸 ) 使い 終わった 実験 体 も この 子 の 医療 忍術 の おかげ で ➡

何度 も 使い まわす こと が 出来た わ …。

実験 体 も なかなか 不足 して て ね …。

どう すんだ って ば よ !?

( サクラ ) 隊長 の 指示 が ある まで は 待機 する しか ない わ 。

《 恐らく ボク 1 人 で 大 蛇 丸 の 相手 を する の は ムリ だ …。

カブト と 協力 して 大 蛇 丸 を 止める に して も …。

戦い 方 で ボク が サソリ で ない こと は すぐ バレ て しまう …。

かといって 3 人 を 呼べば …。

今度 は カブト に こちら の 素性 が バレ て 拘束 は 厄介に なる …。

すぐに 3 人 を 呼んで どちら も 倒す か ➡

それとも 呼ば ず に このまま ひく か …。

その どちら か だ が …》

《 バレ た の か … いや 違う な …。

これ は どういう こと だ …!?》

潜 影 多 蛇 手 !

( 大 蛇 丸 ) これ は … 木 遁 忍術 で の 変わり 身 …。

あなた … まさか …。

大 蛇 丸 様 。 コイツ が サソリ の 本体 です か ?

いいえ … 違う わ …。

カブト …。 お前 サソリ の 部下 だった くせ に ➡

本当の 顔 も 知ら ないで いた の ?

いつも 傀儡 の 中 に 隠れて る ➡

陰気な ヤツ でした から ね …。

どういう こと だ …?

( ヤマト ) カブト …! お前 は 暁 の スパイ の はず …!

( ヤマト ) サソリ に ずっと 術 を か けら て いた んじゃ なかった の か !?

そんな 術 とっくに 大 蛇 丸 様 が 解いて くれた 。

( ヤマト ) サソリ の 術 に かかった まま の フリ を して ➡

寝返って いた と は な …!

大 蛇 丸 の 術 に 落ちた か …!

いや 違う な …。

ボク は ただ 大 蛇 丸 様 の お 考え に 共感 した だけ さ 。

( カブト ) ところで アンタ は 誰 だ ?

サソリ を 始末 する 予定 だった の に とんだ 手違い だ よ 。

( 大 蛇 丸 ) カブト … この 子 の こと は 後 で 説明 して あげる わ 。

( 大 蛇 丸 ) それ より … 後ろ の 子 ネズミ 3 匹 も ➡

ここ へ 呼んだら どう …?

《 すべて お 見通し って わけ か …》

《 サクラ : 合図 …!》

また キミ か …。

幾 度 か 見た 顔 ね …。 九 尾 の 子 も いる みたいだ し …。

少し 遊んで あげ ましょう か ね …。

( 大 蛇 丸 ) サスケ 君 と どっち が 強く なって る か ➡

みて あげる わ …!

♪♪~

( カブト ) 大 蛇 丸 様 は これ まで に 三 度 転生 して いる 。

( カブト ) 第 一 の 転生 に ついて は 不明 。

( カブト ) 木 ノ 葉 崩し の 際 に みせた 姿 が ➡

2 人 目 の 器 らしい 。

本当 は 写 輪 眼 を 持つ うち は イタチ の 体 が ➡

欲しかった ようだ けど 入手 に 失敗 …。

( カブト ) 弟 の サスケ 君 に 狙い を 変更 し 四 人 衆 と 君 麻 呂 を 使って ➡

サスケ 君 を 引き入れよう と した のだ が …。

( カブト ) 三 代 目 と の 戦い で 両腕 を 封印 さ れて しまった ➡

大 蛇 丸 様 の 肉体 は 想像 以上 に 早く 限界 を 迎えた …。

( カブト ) 急 を 要する と 判断 した ボク は ➡

実験 体 たち を 戦わせ ➡

最後 まで 勝ち残った 者 を 器 に 選んだ 。

それ が 現在 の 器 幻 幽丸 だ 。

あれ から すでに 3 年 。

次の 器 も 順調に 育って いる ようだ し ➡

楽しみだ ね …。

これ は すべて ボク の 独り言 。

( カブト ) 気 に し ないで くれ …。 フフフ …。

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 2 - 039 - 天地 橋 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|てんち|きょう Naruto Shippuden - Staffel 2 - 039 - Tenchi-Brücke Naruto Shippuden Season 2-039 - Tenchibashi Naruto Shippuden - Saison 2 - 039 - Le pont de Tenchi NARUTO -나루토 - 질풍전 - 시즌 2 - 039 - 천지교 Naruto Shippuden - Seizoen 2 - 039 - Tenchi Bridge Naruto Shippuden - Temporada 2 - 039 - Ponte Tenchi Naruto Shippuden - Säsong 2 - 039 - Tenchi Bridge 火影忍者 Shippuden - 第二季 - 039 - 天池之桥

( サイ ) 天地 橋 周辺 に 人 の 気配 は ない 。 |てんち|きょう|しゅうへん||じん||けはい|| |||surrounding area||||presence|| (是)天地桥周围没有人影。

( ヤマト ) 暁 の 待ち伏せ と いう 線 は 消えた か 。 |あかつき||まちぶせ|||せん||きえた| ||||||line|||

よし それでは 予定 どおり 行動 しよう 。 ||よてい||こうどう| ||schedule|||

( ナルト ) おう !

ナルト すまない が これ を 持って ➡ |||||もって |sorry||||

ボク の ほう へ 向けて くれ ない か ? ||||むけて|||

( ヤマト ) よし いい ぞ こっち に 向けて くれ 。 ||||||むけて|

木 遁変 化 ! き|とんへん|か |transform| 木头改造!

どう だ ? うまく いった か ?

( サクラ ) はい ! どこ から 見て も サソリ の 傀儡 ヒルコ そのもの です 。 ||||みて||||かいらい||その もの| ||||||manipulator||puppet|Hilko||

では 声 の 調子 を 合わせて おき たい 。 |こえ||ちょうし||あわせて|| |||||match||

いい ところ で ストップ を かけて くれ 。 |||stop|||

はい 。

あっ あっ あぁ ~…。

ああ ぁ ~…。

あっ それ それ ! そんな 声 です 。 ||||こえ|

それ じゃあ これ より 作戦 に 入る から ね 。 ||||さくせん||はいる|| ||||strategy||||

口調 が 丁寧 すぎ ます 。 くちょう||ていねい|| ||polite||

もっと こう 乱暴 って いう か ➡ ||らんぼう||| ||roughly|||

ぶっきらぼう って いう か …。 curt|||

あぁ そう だった ね 。

人 を 待つ の も 待た せる の も 嫌いな ➡ じん||まつ|||また||||きらいな 我不喜欢等人或让他们等待➡

短気な 性格 だ 。 たんきな|せいかく| short-tempered|temperament| 他脾气暴躁。

では 今 から 作戦 に 入る ぞ ! |いま||さくせん||はいる|

ウハハハッ ! そう そう そんな 感じ だった って ば よ 。 ||||かんじ|||| hehe||||||||

( ヤマト ) で は 相手 も 警戒 して いる はず 。 |||あいて||けいかい||| |||||caution|||

ここ から は 別 行動 だ 。 |||べつ|こうどう|

だが チ ー ムワ ー ク 厳守 だ 。 ||||||げんしゅ| |knowledge||knowledge||strong|strict adherence|

特に ナルト 合図 前 に 飛び出す んじゃ ねえ ぞ 。 とくに||あいず|ぜん||とびだす|||

行く ぞ ! いく|

♪♪~

《 ヤマト : さて 行く か 》 ||いく|

♪♪~

《 サクラ : 風 が 強い … これ なら !》 |かぜ||つよい||

《 サクラ ちゃん …》

♪♪~

《 サクラ : うん … ここ なら いい 》

♪♪~

《 サクラ : そろそろ 正午 …》 ||しょうご ||noon

まだ かよ !? スパイ 野郎 は …。 |||やろう| ||spine||

( サイ ) アイツ か …。

♪♪~

来た って ば よ 。 きた|||

♪♪~

(( サソリ : 草 隠れ の 里 に ある 天地 橋 に ➡ |くさ|かくれ||さと|||てんち|きょう|

十 日 後 の 真昼 に 行け 。 じゅう|ひ|あと||まひる||いけ ||||midday||

大 蛇 丸 の 部下 に オレ の スパイ が いる 。 だい|へび|まる||ぶか||||||

そこ で ソイツ と 落ち合う … ことに なって …)) ||||おちあう|| ||||meet||

♪♪~

( 鈴 の 音 ) すず||おと

( 鈴 の 音 ) すず||おと

《 ヤマト : アイツ か …》

《 サクラ : ヤマト 隊長 … うまく やって よ 》 ||たいちょう|||

お 久しぶりです … サソリ 様 。 |ひさしぶりです||さま

《 コイツ は …》

( カブト )5 年 ぶり です ね 。 |とし|||

《 薬 師 カブト …》 くすり|し|

尾行 は ? びこう| tailing|

大丈夫です 。 だいじょうぶです

( ヤマト ) 調子 は どう だ ? |ちょうし|||

( カブト ) サソリ 様 の 術 が 解け ➡ ||さま||じゅつ||とけ ||||technique|(subject marker)|undone

自分 が 何者 である か 思い出した とき の ➡ じぶん||なにもの|||おもいだした||

奇妙な 気分 が 残って て …。 きみょうな|きぶん||のこって|

まだ 少し 頭 が 重い です 。 |すこし|あたま||おもい|

また アイツ か !

まさか 暁 の スパイ が カブト だった なんて …。 |あかつき||||||

( ヤマト ) いく つ か 質問 する 。 ||||しつもん|

( カブト ) 時間 が あり ませ ん から 手短に お 願い し ます 。 |じかん||||||てみじかに||ねがい|| |||||||briefly||||

大 蛇 丸 の 目 を 盗んで ここ まで 来る の も ➡ だい|へび|まる||め||ぬすんで|||くる|| ||||||stole|||||

命がけ です から 。 いのちがけ|| life-threatening||

アジト の 場所 と ➡ ||ばしょ|

うち は サスケ に ついて の 情報 を くれ 。 ||||||じょうほう||

アジト は いく つ も あって ➡

居場所 が バレ ぬ よう 一 週 単位 で ➡ いばしょ|||||ひと|しゅう|たんい| place||||||||

各所 を 転々 と 移動 して い ます 。 かくしょ||てんてん||いどう||| various places|(object marker)|from place to place|||||

( カブト ) それ は もちろん 音 隠れ の 里 以外 の ➡ ||||おと|かくれ||さと|いがい|

他国 に も あって 大 蛇 丸 の スパイ が 入り込んで 手引き して い ます 。 たこく||||だい|へび|まる||||はいりこんで|てびき||| |||||||||||guidance|||

ただ 移動 手段 も まちまちで そう 簡単に は …。 |いどう|しゅだん||||かんたんに| ||||varied|||

( ヤマト ) 今 は ? |いま|

今 は 北 の 湖 の 小島 の アジト に 潜伏 して いて ➡ いま||きた||こ||おじま||||せんぷく|| ||||||small island||||hiding||

あと 三 日 で 移動 し ます 。 |みっ|ひ||いどう||

( カブト ) そこ に うち は サスケ も い ます 。

風 の 音 が 強く って 全然 聞き取れ ねえ って ば よ 。 かぜ||おと||つよく||ぜんぜん|ききとれ||||

( サクラ ) バカ ね ! だ から こそ 逆に 私 たち も ➡ ||||||ぎゃくに|わたくし|| |fool|||||on the contrary|||

ここ まで 近 寄れる んじゃ ない 。 ||ちか|よれる|| |||approach||

音 も 匂い も 風 が 飛ばして くれる から ➡ おと||におい||かぜ||とばして||

気づか れ ない の よ ! きづか||||

ところで …。

( 物音 ) ものおと

なんだ … 野 ウサギ か …。 |の|| ||rabbit|

♪♪~

ところで … サソリ 様 より 命ぜ られて いた ➡ ||さま||めいぜ|| ||||commanded||

例の 件 です が …。 れいの|けん|| that|||

《 や ばい な … 今 の うち に 聞き出して おき たい こと が ➡ |||いま||||ききだして|||| |||||||to find out||||

もう 少し あった が …➡ |すこし||

これ 以上 会話 を 続ける と ボロ が 出る …》 |いじょう|かいわ||つづける||||でる ||||||boring||

( カブト ) 大 蛇 丸 は 転生 後 も ➡ |だい|へび|まる||てんせい|あと|

使い捨てた 遺体 の 細胞 標本 に 術 で プロテクト を かけて いて ➡ つかいすてた|いたい||さいぼう|ひょうほん||じゅつ||||| used|body|||cell sample|||||||

その 細胞 デ ー タ を 解析 する こと は ボク に は でき ませ ん でした 。 |さいぼう|||||かいせき|||||||||| ||||||analyze||||||||||

そう か …。

な ~ に してん だって ば よ !

さっさと 捕らえりゃ いい じゃ ねえ か ! |とらえりゃ|||| |if you catch||||

相手 は あの カブト よ ! あいて||||

慎重 すぎる くらい で ちょうど いい の よ 。 しんちょう|||||||

もし 取り逃がし でも したら おしまい でしょ ? |とりにがし||||

( サイ ) でも …➡

あまり 慎重に なり すぎて 怪しま れたら ➡ |しんちょうに|||あやしま|

拘束 する タイミング を 失う よ 。 こうそく||||うしなう|

それ は … ヤマト 隊長 を 信じる しか ない わ 。 |||たいちょう||しんじる|||

♪♪~

( カブト ) で は すぐに でも 例 の もの を 渡して ください 。 |||||れい||||わたして|

ボク も これ 以上 ゆっくり して い られ ませ ん 。 |||いじょう||||||

( カブト ) ここ で あなた と こうして いる こと が バレ たら ➡

ボク は 殺さ れて しまう …。 ||ころさ||

わかった …。

《 限界 だ な … もう ここ ら へんで やる しか ない !》 げんかい||||||||| ||||||around here|||

( 大 蛇 丸 ) おもしろ そうな 話 ね 。 だい|へび|まる||そう な|はなし|

( 大 蛇 丸 ) 私 も 会話 に 混ぜて もらえる かしら ? だい|へび|まる|わたくし||かいわ||まぜて||

《 あっ ! つけ られて た か !》

♪♪~

大 蛇 丸 ! あ …。 だい|へび|まる|

《 あれ が …》

♪♪~

サソリ 様 が クナイ を 出さ なければ ➡ |さま||||ださ|

気づか ず に 逃げ遅れる ところ でした 。 きづか|||にげおくれる||

《 うまい 具合 に 勘違い して くれた ようだ な …➡ |ぐあい||かんちがい|||| |way||||||

とりあえず は バレ ず に 済んだ か …。 |||||すんだ| |||||finished|

しかし 大 蛇 丸 が 出て きた と なる と …➡ |だい|へび|まる||でて||||

さて … どう する ?》

その 装束 懐かしい わ ね サソリ …。 |しょうぞく|なつかしい||| |clothing||||

カブト を つけて きた の か ?

なに 少し 礼 を 言おう と 思って ね …。 |すこし|れい||いおう||おもって|

あなた が 送り込んで くれた この 子 すごく 重宝 した わ …。 ||おくりこんで|||こ||ちょうほう||

( 大 蛇 丸 ) 新しい 術 を 一 つ 開発 する の に 必要な ➡ だい|へび|まる|あたらしい|じゅつ||ひと||かいはつ||||ひつような

人体 実験 の 数 は 100 体 以上 …。 じんたい|じっけん||すう||からだ|いじょう

( 大 蛇 丸 ) 使い 終わった 実験 体 も この 子 の 医療 忍術 の おかげ で ➡ だい|へび|まる|つかい|おわった|じっけん|からだ|||こ||いりょう|にんじゅつ|||

何度 も 使い まわす こと が 出来た わ …。 なんど||つかい||||できた|

実験 体 も なかなか 不足 して て ね …。 じっけん|からだ|||ふそく|||

どう すんだ って ば よ !?

( サクラ ) 隊長 の 指示 が ある まで は 待機 する しか ない わ 。 |たいちょう||しじ|||||たいき||||

《 恐らく ボク 1 人 で 大 蛇 丸 の 相手 を する の は ムリ だ …。 おそらく||じん||だい|へび|まる||あいて||||||

カブト と 協力 して 大 蛇 丸 を 止める に して も …。 ||きょうりょく||だい|へび|まる||とどめる|||

戦い 方 で ボク が サソリ で ない こと は すぐ バレ て しまう …。 たたかい|かた||||||||||||

かといって 3 人 を 呼べば …。 |じん||よべば

今度 は カブト に こちら の 素性 が バレ て 拘束 は 厄介に なる …。 こんど||||||すじょう||||こうそく||やっかいに| ||||||||||||troublesome|

すぐに 3 人 を 呼んで どちら も 倒す か ➡ |じん||よんで|||たおす| ||||||knock down|

それとも 呼ば ず に このまま ひく か …。 |よば|||||

その どちら か だ が …》

《 バレ た の か … いや 違う な …。 |||||ちがう|

これ は どういう こと だ …!?》

潜 影 多 蛇 手 ! ひそ|かげ|おお|へび|て dive||||

( 大 蛇 丸 ) これ は … 木 遁 忍術 で の 変わり 身 …。 だい|へび|まる|||き|とん|にんじゅつ|||かわり|み

あなた … まさか …。

大 蛇 丸 様 。 コイツ が サソリ の 本体 です か ? だい|へび|まる|さま|||||ほんたい||

いいえ … 違う わ …。 |ちがう|

カブト …。 お前 サソリ の 部下 だった くせ に ➡ |おまえ|||ぶか|||

本当の 顔 も 知ら ないで いた の ? ほんとうの|かお||しら|||

いつも 傀儡 の 中 に 隠れて る ➡ |かいらい||なか||かくれて|

陰気な ヤツ でした から ね …。 いんきな||||

どういう こと だ …?

( ヤマト ) カブト …! お前 は 暁 の スパイ の はず …! ||おまえ||あかつき||||

( ヤマト ) サソリ に ずっと 術 を か けら て いた んじゃ なかった の か !? ||||じゅつ|||||||||

そんな 術 とっくに 大 蛇 丸 様 が 解いて くれた 。 |じゅつ||だい|へび|まる|さま||といて|

( ヤマト ) サソリ の 術 に かかった まま の フリ を して ➡ |||じゅつ|||||||

寝返って いた と は な …! ねがえって|||| turned over||||

大 蛇 丸 の 術 に 落ちた か …! だい|へび|まる||じゅつ||おちた|

いや 違う な …。 |ちがう|

ボク は ただ 大 蛇 丸 様 の お 考え に 共感 した だけ さ 。 |||だい|へび|まる|さま|||かんがえ||きょうかん|||

( カブト ) ところで アンタ は 誰 だ ? ||||だれ|

サソリ を 始末 する 予定 だった の に とんだ 手違い だ よ 。 ||しまつ||よてい|||||てちがい|| ||disposal|||||||||

( 大 蛇 丸 ) カブト … この 子 の こと は 後 で 説明 して あげる わ 。 だい|へび|まる|||こ||||あと||せつめい|||

( 大 蛇 丸 ) それ より … 後ろ の 子 ネズミ 3 匹 も ➡ だい|へび|まる|||うしろ||こ||ひき|

ここ へ 呼んだら どう …? ||よんだら|

《 すべて お 見通し って わけ か …》 ||みとおし|||

《 サクラ : 合図 …!》 |あいず

また キミ か …。

幾 度 か 見た 顔 ね …。 九 尾 の 子 も いる みたいだ し …。 いく|たび||みた|かお||ここの|お||こ||||

少し 遊んで あげ ましょう か ね …。 すこし|あそんで||||

( 大 蛇 丸 ) サスケ 君 と どっち が 強く なって る か ➡ だい|へび|まる||きみ||||つよく|||

みて あげる わ …!

♪♪~

( カブト ) 大 蛇 丸 様 は これ まで に 三 度 転生 して いる 。 |だい|へび|まる|さま|||||みっ|たび|てんせい|| |||||||||||reincarnation||

( カブト ) 第 一 の 転生 に ついて は 不明 。 |だい|ひと||てんせい||||ふめい

( カブト ) 木 ノ 葉 崩し の 際 に みせた 姿 が ➡ |き||は|くずし||さい|||すがた| ||||collapse|||||appearance|

2 人 目 の 器 らしい 。 じん|め||うつわ|

本当 は 写 輪 眼 を 持つ うち は イタチ の 体 が ➡ ほんとう||うつ|りん|がん||もつ|||||からだ|

欲しかった ようだ けど 入手 に 失敗 …。 ほしかった|||にゅうしゅ||しっぱい

( カブト ) 弟 の サスケ 君 に 狙い を 変更 し 四 人 衆 と 君 麻 呂 を 使って ➡ |おとうと|||きみ||ねらい||へんこう||よっ|じん|しゅう||きみ|あさ|ろ||つかって

サスケ 君 を 引き入れよう と した のだ が …。 |きみ||ひきいれよう||||

( カブト ) 三 代 目 と の 戦い で 両腕 を 封印 さ れて しまった ➡ |みっ|だい|め|||たたかい||りょううで||ふういん|||

大 蛇 丸 様 の 肉体 は 想像 以上 に 早く 限界 を 迎えた …。 だい|へび|まる|さま||にくたい||そうぞう|いじょう||はやく|げんかい||むかえた

( カブト ) 急 を 要する と 判断 した ボク は ➡ |きゅう||ようする||はんだん|||

実験 体 たち を 戦わせ ➡ じっけん|からだ|||たたかわせ

最後 まで 勝ち残った 者 を 器 に 選んだ 。 さいご||かちのこった|もの||うつわ||えらんだ

それ が 現在 の 器 幻 幽丸 だ 。 ||げんざい||うつわ|まぼろし|ゆうまる|

あれ から すでに 3 年 。 |||とし

次の 器 も 順調に 育って いる ようだ し ➡ つぎの|うつわ||じゅんちょうに|そだって|||

楽しみだ ね …。 たのしみだ|

これ は すべて ボク の 独り言 。 |||||ひとりごと

( カブト ) 気 に し ないで くれ …。 フフフ …。 |き|||||