NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 3 - 066 - 黄泉 が える 魂
《 アスマ : ずっと あった 違和感 が ようやく つながった 。
ソラ の 話 と あの 「 玉 」 と いう 言い回し 。
間違い ない 。
この 一連の 事件 の 背後 に は あの ク ー デタ ー の 遺志 を 継ぐ もの が いる 》
♪♪~
( キタネ ) 充電 完了 。
( キバ ) なんだ !
もう 攻め込ま れて る じゃ ねえ か !
( リ ー ) でも これ は いったい …。
( チョウジ ) なんて 数 な んだ 。
( いの ) それ に これ 普通じゃ ない わ よ 。
( ゲンマ ) 遅い ぞ お前 ら 。
( キバ ) ゲンマ さん どう なって んだ よ これ !
これ から 調べる 。
いの お前 に 医療 班 の バックアップ を 任せる 。
( エビス ) 頼み ます ぞ 。 はい 。
あの イレズミ …。
( チョウジ ) 琥珀 一族 のだ 。
( イズモ ) なんだ … その 琥珀 一族 と いう の は ?
火 ノ 国 国境 付近 の 忍 一族 で ➡
ここ 連日 の 襲撃 事件 で 被害 に あった 村 の 1 つ な んです 。
僕ら も 他の 村 に 調査 に 行った けど ➡
一夜 に して 村人 の ほとんど が 殺さ れて たよ 。
火 ノ 国 の 同胞 を … 許せ ませ ん ね !
じゃあ この 人 たち は その 殺さ れた 人 って こと ?
敵 は おそらく 何かしら の 転生 術 に より ➡
彼ら を よみがえら せた 。
( コテツ ) オレ たち を 襲う ため だけ の 武器 と して って こと か !
いったい どれ だけ の 村 を 襲った んだ 。
ひで え ことし や がる !
( イズモ ) すま ん !
( 叫び声 )
くそ っ ! そんな !
( フリド ) ハハハハ ! ( フウカ ) フリド 。 そろそろ 。
( フリド ) あぁ いい 花火 に なった な 。
4 人 も 準備 を 終える 頃 か ソラ も …。
( フエン ) 手はず どおり 。 私ら は 彼ら の バックアップ に 。
( フドウ ) おう …。
( フウカ ) いくよ ! ( フリド ) 散 !
《 キタネ … ナウマ … トウウ … セイト …。
彼ら 4 人 の あの 術 … なんて こと を …》
≪( 木 ノ 葉 丸 ) アスマ の おじちゃん !
( アスマ ) 木 ノ 葉 丸 何 やって る !
今 は 第 1 級 警戒 態勢 中 だ ぞ ! ( 木 ノ 葉 丸 ) わかって る さ コレ 。
オレ たち 今 里 の 子供 たち を 避難 所 に 送って きた ところ だ ぞ 。
そう か だったら もう ひと つ お前たち に 任務 だ 。
中 忍 以上 の 者 を 見かけたら 発電 施設 に 来る よう 伝える んだ 。
え … どうした ん だ コレ 。
里 が … 危ない 。
《 ソラ : すべて を 皆殺し に する なんて …。
そんな こと は …》
( ナルト ) ソラ 待つ って ば よ !
これ は …。
( アスマ ) なんだ !?
♪♪~
( アスマ ) そ … そんな こと が …。
敵 は 術 だけ で は なく お前たち 自身 も …。
( アスマ ) セイト … トウウ … ナウマ …。
( アスマ ) キタネ …。
( キタネ ) アスマ … アスマ か ?
( アスマ ) あぁ …。 そう か … そうだ よ な …。
ここ は … お前 の 里 だ っけ 。
キタネ … お前たち … すまない 。
戻って くれ お前たち の 眠る 場所 に …。
お前たち の 世界 に …。
場所 ? 世界 ?
死 ん じ まった オレ たち に そんな もの ねえ よ 。
しかし こうして よみがえって しまった 以上 ➡
やる こと やら ねえ と な 。
やる こと …?
待て って ば よ !
なぁ 何 が あった んだ よ ソラ ?
お前 と アスマ 先生 の 間 に 何 が !
クッ … 離せ この 野郎 !
ソラ ! アスマ 先生 が お前 の 父ちゃん を 殺した なんて ➡
そんな こと 信じちゃ い ねえ よ な ?
聞いた だ ろ お前 も !
ヤツ が … ヤツ 自身 が 認めた んだ !
アイツ は オレ の 父さん を 裏切って 殺した !
そんな こと アスマ 先生 が する わけ ねえ だ ろ !
火影 の 命令 でも か …?
三 代 目 火影 は アスマ の 父親 だって な !
お前 … 何 が 言 いて えん だ ?
木 ノ 葉 の 玉 に 父さん は 殺さ れた って 言って んだ よ !
火 ノ 国 に 2 つ の 玉 は いら ない 。
2 つ ある が ため に ➡
常に 争い の 火種 が くすぶり 続ける 。
だから 父さん は 玉 を 1 つ に する ため に 働いた 。
なのに … その 憂い ていた こと が ➡
父さん に 起こって しまった 。
もう 1 つ の 玉 を 選んだ アスマ の ため に 。
もう 1 つ の 玉 …?
アイツ は 火影 から 父さん の 暗殺 を 命じ られた んだ 。
火影 の 命令 に は 下 の 者 は 従わ ざる を え ない 。
だから 父さん は そんな 玉 を 潰そう と …。
だから って ➡
綱 手 の ばあちゃん を 襲う 理由 に は なん ねえ だろう が !
クッ … バカ だ よ な オレ は …。
父さん を 殺した 男 から ➡
父さん は 立派に 死んだ と 聞か さ れ ➡
喜んで いた んだ から な …。
(( だ から アスマ の オッサン が ➡
それ を 晴らして くれた ようで 嬉しかった んだ ))
( ソラ ) 復讐 なんか し なく った って いい 。
復讐 する こと が 父さん の 人生 を 汚す こと に なる 。
そんなふうに さえ 考えて いた んだ 。
なのに …。 ソラ …。
でも … でも よ オレ に は 三 代 目 の じいちゃん が ➡
アスマ 先生 に そんな こと さ せた なんて ➡
やっぱり 思え ねえ って ば よ ! ( ソラ ) なんで 言い切れる ?
それ は … お前 だって そう だ よ !
どうして それ が 本当 だって 言い切れる んだ !
クッ …。 だって さ お前 ➡
アスマ 先生 が 父ちゃん の 仇 だって こと 知ら なかった んだ よ な ?
じゃあ いったい 誰 に 聞いた んだ って ば よ ?
関係 ないだ ろ !
お前 … まさか ➡
この 騒ぎ を 起こして いる ヤツ ら と つながって ➡
木 ノ 葉 を 全滅 さ せる 気 な の か ?
違う ! オレ は 聞いて ない ! アイツ が そこ まで する はずな い !!
アイツ ?
この 戦い は 木 ノ 葉 の 玉 を なくす こと !
玉 と アスマ 以外 は !
それ じゃあ この 騒ぎ は 何 な んだ !?
だから … それ を 確かめ に 行こう って んだ よ !!
お前 の 孤独 を … オレ も 知って る 。
お前 が 大事に して る 思い オレ も よく わかる 。
オレ は お前 と 仲間 に なり て え って 本気で 思い 始めて た 。
どっち を 信じる ? オレ たち か ? それとも …。
クッ !
待てよ ソラ !
フフフフ … 久しぶり ね 坊や 。
お前 は …!
坊や の 相手 は 私 が する わ 。 フフフ …。
今度 こそ キミ の 唇 奪わ せて もらう わ よ 。
( アスマ ) お前たち …。 ( キタネ ) すま ねえ な … アスマ 。
再会 を 懐かし がって る 暇 は ねえ んだ 。
クッ … まさか 雷 夢 雷 人 を !
トウウ !
セイト !
ナウマ ! ( キタネ ) ジャマ は させ ん !
キタネ …。 しよう が ねえ んだ よ 。
転生 術 で よみがえ っち まった 以上 ➡
オレ たち は 術 者 に 逆らう こと は でき ねえ 。
かつて の 友 だろう が ジャマ する 者 は … 殺す !
いく ぜ !
うわ ぁ ~!!
歳 くった な … アスマ 。
うわ ぁ !
( ヤマト ) アスマ 先輩 ! ( サクラ ) アスマ 先生 !
( サクラ ) 木 ノ 葉 丸 君 に 聞いて …。 ( ヤマト ) アイツ は ?
お前たち が 追って いた 元 守護 忍 十二 士 隠し 墓 の キタネ だ 。
なんで すって !? 他の 3 人 も よみがえった 。
転生 術 ? そんな 高度な 術 を …。
それでは 残り の 3 人 は ?
( アスマ ) 里 の 東 西 それ に 南 へ 移動 中 だ 。
なんで 3 人 が バラバラ の 方角 へ ?
( アスマ ) アイツ ら 4 人 は 守護 人 十二 士 最強 の 雷 遁 使い だった 。
その 雷 遁 の 術 の なか でも 奥義 中 の 奥義 と うたわれた ➡
雷 夢 雷 人 を 仕掛ける つもりだろう 。
雷 夢 雷 人 と は いったい …。
雷 夢 雷 人 は 4 人 で 東西 南北 を 囲み ➡
その 空間 を 一瞬 の うち に 焼き 尽くす 術 だ 。
4 人 が 配置 に ついた 時点 で 里 は … 壊滅 する 。
そんな …。 どう すれば …。
他の 3 人 を 位置 に つか せる な 。
1 人 でも 阻止 できれば 術 は 発動 し ない 。
いけ ヤマト ! サクラ !
ここ は オレ が なんとか する 。 お前たち は あと の 3 人 を !
わかり ました !
さて そう 言った 手前 なんとか がんばら なきゃ いかんな 。
昔 から そう だ 。
勝算 の ない 戦い ほど お前 は 力 を 発揮 し や がった 。
キタネ … お前 は 慎重に 計算 を した うえ で ➡
事 に あたって いた のに な 。
あぁ 。 でも 今 は し かた ねえ だ ろ 。
術 者 に は 逆らえ ねえ 。
死ね ! アスマ !
♪♪~
水 遁 ! 蛇 の 口 !
うわ っ ! 今度 は 水 遁 か !
《 そう だった って ば よ 。
アイツ いく つ も の 属性 を …》
うわ っ ! アハハハ !
まずい …! 水 の 次 は …。
そう 雷 様 よ 。
う うわ ~!!
ウフフ …。
♪♪~
どう なって ん の よ これ !
援軍 は まだ な の ?
情けない ぞ お前 ら 。 オレ たち で 何とか する んだ 。
そう です ぞ ! 我々 は 木 ノ 葉 の 忍 です !
泣き言 は 許し ませ ん ぞ !
… んな こと 言った って ヤツ ら は 無尽蔵に わいて きや がる 。
術 の 大 元 を 倒さ ねえ と 。
このまま で は 里 じゅう が 死人 に 覆わ れて しまう 。
これ じゃあ キリ が あり ませ ん 。 ( イズモ ) まったく だ …。
に して も シカマル の ヤツ 何 やって や がん だ !
この 状況 を なんと かしや が れ !
( シカマル ) イヤ な 感じ な ん すよ 。
( シカマル ) 今 まで の 情報 を 整理 する と ➡
敵 は 自由に 結 界 を 出入り できる … って こと は ➡
わざわざ 派手に 大 門 に 戦力 を 集中 さ せて ➡
正面 突破 を はかる 必要 あり ます か ね ?
( 綱 手 ) つまり 陽動 か …。 ( シカマル ) おそらく すでに ➡
どこ か で 別 部隊 が 動いて いる …。
大変だ コレ !
里 が 黒 コゲ に なっちゃ うんだ な コレ !
《 ヤツ だ !》
また 例の 術 か …。
( フドウ ) フッフッフッ … その とおり だ 。
( フドウ ) キサマ 生きて いた と は な 。
残念だった ね 。
( フドウ ) なに 今度 は きっちり と 殺して やる さ !
♪♪~
う ぅ ~ っ !
( ヤマト ) うわ っ !
♪♪~
ハハハ …。
♪♪~
( サクラ ) これ は …。
♪♪~
あら や だ 。 この 間 の 彼 と の 再会 を 楽しみに して た のに 。
小 娘 って 嫌い !
や だ 何 この 寒気 …。
むかつく …。
うわ ぁ ~ っ !
フフフ どうせ 丸焼け に なっちゃ うんだ けど ➡
先 に いっと く ? 坊や 。
雷 遁 ! 地 走り !
♪♪~
フフフ そろそろ その 唇 奪わ せて もらおう か ねぇ …。
♪♪~
( キタネ ) どうした ? アスマ 。
オレ を 止める んじゃ ねえ の か ?
本気で 来 ねえ と お前 も 里 も 滅 ん じ まう ぞ 。
止めて みせろ ! アスマ !
死ね ~!
どこ だ ! 出て こい ! 話 が ある !
≪( フリド ) ここ だ よ 。
うわ っ !
よっ 。 ( ソラ ) フリド 。
アンタ に 話 が ある 。
フン ま ぁ 待て 。
見て みろ よ 木 ノ 葉 の 里 を 。
きれいじゃ ない か ピカピカ と 。 え ?
あの 光 は ?
あぁ あの 光 が 4 つ 揃った とき 木 ノ 葉 は 消える 。
アンタ は 本当に 木 ノ 葉 の 里 を !?
あぁ 光 で … 光 で 木 ノ 葉 を …➡
焼き殺す 。
( コテツ ) なぁ イズモ 。 ( イズモ ) あ ?
覚えて る か ? オレ たち が 初 登場 した とき の こと 。
あぁ 中 忍 試験 で 試験 官 やった んだ よ な 。
( コテツ ) 試験 前 ふるい に かける ため に ➡
新人 を イビ ったり して よ 楽しかった なぁ 。
五 代 目 の 就任 後 だ よ な オレ たち が 秘書 に なった の 。
コキ 使わ れた よ なぁ 。
( コテツ ) タバコ 盆 を 運び出す 任務 だ ろ 。
( イズモ ) それ って 任務 か ? ( コテツ ) それ から 書類 運び 。
( コテツ ) 綱 手 様 が 投げた イス を 拾い に 行か さ れた こと も ➡
あった っけ な 。
で いまや 門番 か …。
今 気づ いち まったん だ けど よ ➡
オレ たち 五 代 目 の 秘書 って より ➡
ただ の パシ …。 ( イズモ ) コテツ !
そ っ から 先 は 絶対 に 絶対 に 言う な !
門番 … 最高の 任務 じゃ ねえ か 。
( イズモ ) 今日 も 空 が 青い なぁ …。