NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン ８ - 171 - 大 冒険 ! 四 代 目 の 遺産 を 探せ ・後編
＜５ 年 以下 の 懲役 または ➡
50万 円 以下 の 罰金 に 処せ られ ます ＞
＜ 後悔 して も 元 に は 戻せ ない ＞
不正 視聴 !?
( ｶｶｼ ) なんとか 形 に なって きた な ｡
いや まだ だ ｡ 相手 は 止まって いる 岩 だ から な ｡
確かに … 本選 まで に 実践 で 通用 する か ➡
試して おき たい ところ だ な ｡
これ は ？
いや ぁ さっき の 大 蜘蛛 に は びっくり した よ な ！
( ｻｸﾗ ) つうか あんた 何 勝手に 向かって いって ん の よ ｡
危ない じゃ ない ！
さ ぁ 四 代 目 の 記録 を 破って ➡
その 遺産 って やつ を 手 に 入れよう ぜ ！
人 の 話 を 聞け ！
痛い ｡ ｻｸﾗ ちゃん これ とって も 痛い ｡
痛い 鼻 に … 痛い ！
ｼｶﾏﾙ ？ 次の 関門 は この先 だ ｡ 先 に 行け ｡
あんた は どう す ん の よ ？
俺 は ちょっと な ｡
いい から 行け ！ 急いで んだ ろ ？
なんだ ？ あいつ …｡
よっ どこ 行く んだ ？
ﾊﾞｶ ！ お前 何で ついてくる んだ ？
だって 気 に なる し …｡
お っ 何 だ ？ あれ ！
ﾁｯ … 岩 に 気 を とら れる な ！
敵 は その 陰 だ ！
敵 ～!? う お っ ！
死ね ～ っ !!
うわ ぁ ～!!
ふ ぅ … 影 真似 の 術 成功 ｡
危 ねえ 危 ねえ ｡
ﾍﾝ ！ 俺 だって いい とこ 見せちゃ う もん ね ！
多重 影 分身 の 術 ！
待て ！ 影 分身 …｡
こいつ ら 思った より やる ！
引け ！
ﾍﾍｯ ！
( ｼｶﾏﾙ ) お前 ら 中 忍 試験 に 落ちた 雨 隠れ の 忍 だ な ？
目的 は 何 だ ？
目的 ？ まさか お前 ら も 四 代 目 の 遺産 を …｡
究極 奥義 を 狙って ん の か ？
ﾊﾞｯ … ﾊﾞｶ だ ろ お前 ！ へ ？
った く … もう 俺 たち を 狙う んじゃ ねえ ぞ ｡
次 は ただ じゃ おか ねえ ぜ ｡
あ … おい ！ なんで 逃がし ち まう んだ よ !?
お前 また 面倒 の ﾀﾈ まき や が って …｡
とにかく 今 は やつ ら に 関わって る 暇 は ねえ ！
俺 たち は 四 代 目 の 記録 を 破ら なきゃ な ん ねえ んだ から な ｡
ｼｶﾏﾙ ！ 何 が あった の ？
ちょっと ﾔﾎﾞ 用 が な ｡ で 次の 関門 は 何 だ ？
それ が … 札 が 外れちゃ って …｡
時間 が ねえ ｡ とっとと 行く って ば よ ！
ちょっと ﾅﾙﾄ ！
もう ！ ﾄﾗ の 巻 の 解読 は まだ だって のに ！
野 菊 を 手 向けよ … か …｡
次の 関門 に 到着 ！
何 だ ？ これ …｡
ﾘﾀｲﾔﾎﾞﾀﾝ … って 書いて ある けど ｡
戻れ ！ うかつに 進む んじゃ ねえ ！ え ？
え ？ え ？
何 ？ これ …｡
( ｻｸﾗ ) 睡眠 ｶﾞｽ だ わ ！ くっ ！
( ﾁｮｳｼﾞ ) うわ ぁ … 入り口 が ！
吸っちゃ 駄目 よ ！ ﾅﾙﾄ ！ ( ｼｶﾏﾙ ) 天井 へ のぼれ ！
と … 閉じこめ られた の ？
《 何 か 煙 を 止める 方法 が ある はずだ …｡
何 か …》
何 か 上 から 見る と で っけ え 花 みたいだ な ｡
《 ｼｶﾏﾙ : 野 菊 を 手 向けよ …》
ﾁｮｳｼﾞ ！ 肉 弾 戦車 で 煙 を 吹き飛ばせ ！
床 の 穴 を 探る んだ ！ 了解 ！
倍加 の 術 ！ 肉 弾 戦車 ！
ｺﾞﾛｺﾞﾛ …｡
( ｼｶﾏﾙ ) 穴 の 中 に 何 か ねえ か ？
ちょっと 待って ｡ え ～ と …｡
何 か ｽｲｯﾁ が ある よ ！
そい つ を 押す んだ ｡ うん ！
う ～ ん …｡
やれ やれ …｡
歩ける か ？ いの ｡ え ぇ …｡
出口 だって ば よ ！
お ぉ 川 だ ｡ 道 は … こっち か ！
よ ～ し みんな ！ 俺 に ついて 来る って ば よ ！
お前 は 少し 学習 しろ ｡ 何 す んだ よ ｡
まずは ﾄﾗ の 巻 だ ｡
もう 間違えよう が ねえ ｡
この 巻物 の 詩 みて え な もん が ➡
関門 攻略 の ﾋﾝﾄ に なって る ｡ ふ ～ ん ｡
危 ねえ 目 に あう 前 に 対処 法 を 考えて おこう ぜ ｡
った く い っつ も ﾅﾙﾄ が 先走って ➡
みんな が 危険な 目 に あう の よ ね ！
ｻｸﾗ ちゃん … そんな ぁ …｡
( ﾁｮｳｼﾞ ) ｼｶﾏﾙ 次 は 何て 書いて あん の ？
あぁ ｡ 極めて すばやく 意志 を 示せ … だ ｡
すばやく だ な よし ！
( ｼｶﾏﾙ ) ﾅﾙﾄ お前 … 何 す んだ !?
すばやく 意志 を 示した んだ って ば よ ！
うわ っ ！ ﾊﾞｶ ﾅﾙﾄ ～！
しかた ねえ 行く ぜ ！
あんた さっき の 話 を 聞いて なかった の !?
いや … 俺 は ﾄﾗ の 巻 の 言う 通り に …｡
は ぁ ｡ なんか 流れ が 早く なって きて ない ？
あれ の せい じゃ ない ？
( みんな ) 滝 ！
このまま じゃ 岩 に 激突 しちゃ う ｡
かわせた と して も 滝 の 下 に まっ 逆さま ね ｡
なに よ 人事 みたいに ｡ は ぁ ？
冷静に 判断 した まで です けど ｡ ( ﾁｮｳｼﾞ )２ 人 と も やめ な よ ｡
あんた こそ なんとか し なさい よ ！ なんで すって ？
うる せ えっ ！
《 くそ っ 意志 を しめ せって の は 何 な んだ よ 》
何 だ ？ あれ は ｡
あの 岩 木 ノ 葉 の 顔 岩 の ﾐﾆﾁｭｱ 版 じゃ ねえ か ｡
なに ？
ｼｶﾏﾙ どう す ん の よ ？ 早く し ない と ぶつかっちゃ うよ ｡
意志 を 示せ … か ｡
俺 の 意志 は 決まって る って ば よ ｡ ﾅﾙﾄ ｡
何が何でも 四 代 目 の 遺産 を 手 に 入れて やる んだ ！
ﾅﾙﾄ ！ あんた 何 回 …｡ いや ｡
今回 ばかり は ﾅﾙﾄ が 正しい ｡ 右 へ とべ ｡
( ｻｸﾗ たち ) ｷｬ ～ ｯ ！
ぐ あっ ！ う えっ ！
なるほど 滝 の 下 に こんな 仕掛け が あった の か ｡
飛 沫 が 生まれる 左側 に は 虹 が できて ➡
右側 に は でき なかった って わけだ ｡
左 を 選んで いたら 失格 に なって いた ｡
ちょっと 重い じゃ ない の ｡ 早 くどき なさい よ ｡
は ぁ ？ 何 言って ん の ？ ( ｻｸﾗ ) 私 が 重い って の ？
あんた こそ ｡ あんた が 重い って 言って ん の よ ｡
ｲﾉﾌﾞﾀ ！ ふざけ ん じゃ ない わ よ ﾃﾞｺﾃﾞｺ ！
《 僕 に は まったく 関係 の ない 争い だ な うん 》
３ 人 と も 十分 重い って ば ｡
( ｻｸﾗ たち ) あ ～!? え ～｡
( ｻｸﾗ ) った く ﾅﾙﾄ ったら ﾃﾞﾘｶｼ ｰ の ｶｹﾗ も ない んだ から ｡
( いの ) あんな やつ と 同じ 班 なんて ｻｸﾗ も 大変 ね ｡
ほんと よ ｡ ( ﾁｮｳｼﾞ ) ほんと よ ｡ なんで ？
よ ～ し 来た ぜ 最終 関門 ｡
え ？ いの あんた ｡
ﾁｮｳｼﾞ て め え ｡ ごめん よ ﾅﾙﾄ ｡
ここ から は 僕たち だけ で 行く よ ｡
四 代 目 の 遺産 は 私 たち だけ で いただく わ ｡
ちょっと 卑怯 な んじゃ ない ？
僕たち どうしても ｼｶﾏﾙ に 勝ち抜いて ほしい んだ ｡
ｼｶﾏﾙ 今 の うち に ｡ くっ ｡
( ﾁｮｳｼﾞ ) ｼｶﾏﾙ ！
( ｼｶﾏﾙ ) 憎しみ を 越え 近づく もの に 道 は 開か れ ん ｡
って の が 次の 詞 だ ｡
仲間割れ なんか して る 者 に は 道 は 開か れ ない ➡
って こと な んじゃ ねえ の か ？
ｱﾊｯ ｡ もっともらしい こと 言っちゃ って ｡
あんた 面倒くさく なった わ ね ｡
ｱﾊﾊｯ ｼｶﾏﾙ らしい や ｡ は ～｡
ま ぁ こんな こと に なる と は 思って た けど ね ｡
ｼｶﾏﾙ ｡ あ ～？
お互い 勝ち抜いて 決勝 で 会おう ぜ ｡
一応 これ は お前 んだ ｡ 返し とく ぜ ｡
なに 決勝 まで 行く 気 に なって ん の よ ｡
そう よ ｡ 勝ち進む の は ｻｽｹ 君 に 決まって る じゃ ない ｡
え ～ っ !?
ま ぁ 木 ノ 葉 から 誰 か が 勝ち 抜ければ ➡
それ で いい んじゃ ねえ の ？ そうだ よ な ｡
よ ～ し いこう ぜ ！
残念だ が な お前たち は 本選 に は 出 られ ない ｡
さっき の ように は いか ない ぜ ｡ ｸｯｸｯ …｡
( みんな ) ほ ～ っ ｡
( ｻｸﾗ ) これ 全部 奥義 が 書か れた 巻物 な の ？
( ｼｶﾏﾙ ) さ あな ｡
( いの ) この 中 から 本物 の 奥義 書 を 探し出さ なきゃ なら ない の ね ｡
( ﾁｮｳｼﾞ ) こう して る 間 に も きっと 時間 は 迫って る んだ よ ね ｡
ここ に 四 代 目 の 遺産 が ある の は 間違い ねえ んだ ！
こう なりゃ 片っ端から 開けて …｡
( ｼｶﾏﾙ ) よせ ！ え ？
これ だけ の 神殿 だ ｡
どんな ﾄﾗｯﾌﾟ が ある か わかん ねえ だ ろ ｡
む ぅ …｡
それ に たぶん ここ に ある 巻物 は 全部 ﾌｪｲｸ だ ｡
ﾌｪｲｸ ？ あぁ ｡ こん だけ 大量の 巻物 を ➡
いちいち 調べて いたら 何 日 かけて も 終わ ん ねえ ぜ ｡
そんな こと して て とても 四 代 目 の 記録 なんて 破れ やし ねえ ｡
何 か ある はずな んだ …｡
何 か 方法 って やつ が ｡
方法 ？
頭 を 使え って こと よ ！ ﾊﾞｶﾅﾙﾄ ｡
あ … ｻｸﾗ ちゃん ひどい ｡
ﾊﾞ ～ ｶ ﾊﾞ ～ ｶ ！
ﾊﾞ ～ ｶ ﾊﾞ ～ ｶ ﾊﾞ ～ ｶ ！ ﾊﾞ ～ ｶ ！
もう 許して ｡ そんなに 言わ なく って も …｡
私 じゃ ない わ よ ｡ え ？
ﾊﾞ ～ ｶ ﾊﾞ ～ ｶ ﾊﾞｶﾅﾙﾄ ！
て め え か この 野郎 ！
ﾊﾞｶｵｳﾑ なんか に ﾊﾞｶ に さ れる 筋合い は ねえ ！
ﾊﾞｶﾅﾙﾄ ！ ﾊﾞｶﾅﾙﾄ ！
くっ … ﾊﾞｶ に ﾊﾞｶ って 言う んじゃ ねえ よ ﾊﾞｶ ！
ﾊﾞｶﾅﾙﾄ ！ ﾊﾞｶﾅﾙﾄ ！ な っ !?
忍法 うらみ 雨 ｡
一人ひとり の 力 で は やつ ら に は 勝て ない が ➡
我ら の 恨み の 念 を 集め し 呪い 術 なら …｡
呪い の 雲 に 包ま れて 恨み の 雨 を 浴びよ ｡
ﾊﾞｶﾅﾙﾄ ﾊﾞｶﾅﾙﾄ ！ 下りて こい ！
ﾊﾞｶｵｳﾑ ！
水 ？ ( いの ) ｼｶﾏﾙ ！
( ｼｶﾏﾙ たち ) うわ ～ っ ！
ﾁｬ … ﾁｬｸﾗ が …｡
《 なんだ ？ 力 が 抜けて くって ば よ 》
《 これ は ただ の 水 じゃ ねえ 》
この 雨 は お前 ら の ﾁｬｸﾗ を 吸い取る ➡
我ら が 今 まで 流し 続けた 恨み の こもった 涙 雨 だ ｡
中 忍 試験 に 落ちた や つら が ｺｿｺｿ 何 して る ？
ｶｶｼ の 言いなり に なる の も ｼｬｸ だ が ｡
木 ノ 葉 の …｡
確かに 術 を 試す の に は もってこいだ ｡
うち は ｻｽｹ ！
ひ っ … 引け ！
待て 五月雨 ！
やつ の 様子 が おかしい ｡
ﾁｬﾝｽ じゃ ない の か ？ ち っ 違う ！
や っち まおう ！
あ … ぐ わ ～！
やっぱり 強 え …｡
本選 まで 勝ち抜いた やつ に は かなわ ねえ ｡
助かった ｡ これ も 仕掛け だった の か ？
もう 僕 お腹 ﾍﾟｺﾍﾟｺ だ よ ｡
いただき ま … あっ 泥棒 ！
ｻﾝｷｭ ｰ ！
ﾅﾙﾄ ！ ｵｳﾑ の ほう へ 近づいて みろ ｡
え ？ うまい うまい ！ おいしい おいしい ！
そう か ！ 今 が あの 憎たらしい ｵｳﾑ を 捕まえる ➡
ﾁｬﾝｽ って こと だ な ｡ ( ｼｶﾏﾙ ) 違う ！
なるべく 笑顔 で 親し げ に 近づく んだ ｡
な … 何 だって ば よ ？
こ こう か ？ ｵｳﾑ ちゃ ～ ん こんにち は ｡
ﾊﾞｶﾅﾙﾄ か ｡ ﾊﾞ ～ ｶ ！ ﾑｶｯ ！
( ｼｶﾏﾙ ) ﾊﾞｶ ！ 笑え ﾅﾙﾄ ｡ な … なんで …｡
笑顔 が ｷﾓｲ ｡ もっと 自然に ｡
く ぅ ～ 勝手な こと 言 いやがって ｡
ﾌﾌ … 何 か 楽しい こと でも 考えて みれば ？ ｻｸﾗ ちゃん ？
ｼｶﾏﾙ に は 何 か 考え が ある の よ ｡
頑張れ ﾅﾙﾄ ｡
ｻｸﾗ ちゃん が そう 言う なら 頑張って みる って ば よ ｡ むっ ！
笑顔 だ ｡ 微笑み を 忘れる な ！
( ｻｸﾗ ) そう その 調子 ！ ( ﾁｮｳｼﾞ ) いい ぞ ！
《 楽しい こと 楽しい こと …｡
中 忍 に なったら ｻｸﾗ ちゃん と ﾗﾌﾞﾗﾌﾞﾃﾞ ｰ ﾄ 》
ﾅﾊ ﾅﾊﾅﾊ ｡
う ざ っ ！
ｴﾍﾍﾍ …｡
( ｼｶﾏﾙ ) 憎しみ を 越え 近づく 者 に 道 は 開か れ ん ｡
( ｻｸﾗ ) ﾅﾙﾄ が ｵｳﾑ を 追いかけ まわして る 間 は ➡
扉 は 開か ない って こと だった の ね ｡
お ぉ あった ！ 四 代 目 の 遺産 だ ！
最後 の 詞 は 無限の ありか を 示さ ん …｡
この 巻き物 に すべて が 示さ れて る って わけ か ｡
ああ ｡ とんでもない ﾄﾗｯﾌﾟ 込み かも しれ ねえ が な ｡
俺 は その 虎の巻 を 信じる ｡
あの じいちゃん 仙人 が くれた んだ から な
だから 怪しい んだ ろ ｡
ﾌｫｯﾌｫｯ ﾌｫｯﾌｫｯ ｡
ｶﾞｲ 先生 ！
なんで 先生 が ！ ここ に !?
ｼｶﾏﾙ ？ ﾁｮｳｼﾞ も い の も な に 言って んだ ？
どこ に ｹﾞｷﾏﾕ 先生 が いる んだ って ば よ ？
《 まだ 信じて る んだ ﾅﾙﾄ 》
なあ 仙人 の じいちゃん ｡
どう な んだ ？ 俺 たち 四 代 目 の 記録 を 破れた の か ？
間に合った の か ？
どうしても 四 代 目 の 遺産 が ほしい んだ ！
本選 を 突破 する ため に 超 必要な んだ って ば よ ！
ｵｯﾎﾝ ｡
合格 ！ お前たち は 見事 四 代 目 の 記録 を 破った のだ ！
やった ！
それでは 四 代 目 の 遺産 究極 の 奥義 を 授けよう ｡
詞 の 頭 を 横 に 読め じゃ ｡
おっと ｡ 健闘 を 祈る ｡
がんば ！ 青春 ！
ﾊﾞﾚﾊﾞﾚ だし ｡ えっ と …｡
刃 を おさめ 心 を 穏やかに せよ ｡
刃 … 心 ？
なんだ ？ 刃 に 心 で 忍 だ ろ ｡
あ そ っか ｡ と する と なに なに …｡
ﾊｧ !?
ご 苦労 さん ｡ おう ｡
本選 突破 の ため の いい 修業 に なった ろ ｡
こっち も いい 感じ で 術 の 完成 度 を 確認 できた よ ｡
ｻｽｹ あれ じゃ 術 の 発動 まで 時間 が かかり すぎ だ ｡
本選 で は 通用 し ない ぞ ｡ わかって る ｡
じゃあ な ｶﾞｲ ｡ まだ ｻｽｹ の 修業 が 残って る んで な ｡
うむ ｡ あと は 任せて おけ ！
( いの ) な んな の よ ﾁｮｳｼﾞ ！
全部 ｶﾞｲ 先生 の ｲﾀｽﾞﾗ だった んじゃ ない ！
( ﾁｮｳｼﾞ ) そんな ～ 僕 だって がっかり して る んだ から ｡
悪ふざけ で あんな 命がけ の 仕掛け を する なんて ➡
どん だけ 暇な の よ ｡ ( ｼｶﾏﾙ ) 決めつけ ん の は ➡
早い んじゃ ねえ か ？ え ？
いく つ も の 関門 を くぐる うち に 気づか さ れた じゃ ねえ か ｡
俺 ら 最初 は 自分 たち の 班 さえ 勝てば いい と 思って た ｡
そう ね ｡
今 は 里 の 誰 か が 勝ち抜いて くれれば って 思って る ｡
うん ｡
わかった って ば よ ！ ( みんな ) え ？
忍 の 極意 に 近道 なし ｡
近道 せ ず に 遠回り を すれば よかった んだ ｡
よ ～ し ｡ ｻｸﾗ ちゃん ｼｶﾏﾙ ﾁｮｳｼﾞ いの ！
もう １ 回 ｽﾀ ｰ ﾄ から やり 直す って ば よ ！
やっぱり めん どくせ え やつ だ ｡
＜ ｶｶｼ : 中 忍 試験 の 本選 は その 翌日 から 始まった のである ＞
( ｴﾙｻﾞ ) なんという こと だ …｡ ( ﾅﾂ ) 大事な 修業 期間 が …｡
( ﾊｯﾋﾟ ｰ ) 星 霊 界 で たった １ 日 過ごした だけ で …｡
( ｸﾞﾚｲ )３ か月 が あっという間 に 過ぎ ち まった …｡
( ﾙ ｰ ｼｨ ) どう しよう …｡
( ﾊﾞﾙｺﾞ ) 姫 ！ 提案 が あり ます ！
私 に もっと きつ めの お 仕置 きを ｡
帰れば …｡
