13.2.1 重大 秘密の 日記 - The Very Secret Diary
じゅうだい|ひみつの|にっき|the|very|secret|diary
significant|secret|diary||||
13.2.1 Das sehr geheime Tagebuch - Das sehr geheime Tagebuch
13.2.1 The Very Secret Diary
13.2.1 Bardzo tajny dziennik - Bardzo tajny dziennik
13.2.1 O Diário Muito Secreto - O Diário Muito Secreto
13.2.1 Den mycket hemliga dagboken - Den mycket hemliga dagboken
13.2.1 非常秘密的日记
淡い 陽光 が ホグワーツ を 照らす 季節 が 再び 巡って きた 。
あわい|ようこう||||てらす|きせつ||ふたたび|めぐって|
|Sonnenlicht|||||||||
faint|sunlight||||lights up|season||once again|returned|has come
The season when the faint sunlight illuminates Hogwarts has come again.
城 の 中 に は 、 わずかに 明るい ムード が 漂い はじめた 。
しろ||なか||||あかるい|むーど||ただよい|
castle|||||slightly|bright|atmosphere||drifted|
A slightly cheerful mood began to prevail in the castle.
ジャスティン と 「 ほとんど 首 無し ニック 」 の 事件 以来 、 誰 も 襲われて は い なかった 。
|||くび|なし|||じけん|いらい|だれ||おそわ れて|||
Justin|||||||incident|since|||attacked|||
Since the incident with Justin and 'Almost Headless Nick', no one has been attacked.
マンドレイク が 情緒 不安定 で 隠し事 を する ように なった と 、 マダム ・ ポンフリー が 嬉し そうに 報告 した 。
||じょうちょ|ふあんてい||かくしごと|||||||||うれし|そう に|ほうこく|
|||||Geheimnisse||||||||||||
mandrake||emotional instability|emotionally unstable||secret||to do|like||||||happy||report|
Madame Pomfrey happily reported that Mandrake had become emotionally unstable and started keeping secrets.
急速に 思春期 に 入る ところ だ と いう わけだ 。
きゅうそくに|ししゅんき||はいる|||||
rapidly|puberty|||||||
It means they are rapidly entering puberty.
「 にきび が きれいに なり なったら 、 すぐ 二 度 目 の 植え 替え の 時期 です から ね 。
||||||ふた|たび|め||うえ|かえ||じき|||
acne||||became||two|twice|||planting|replanting||timing|||
"When the acne is clean, it's time to replant it for the second time.
その あと は 、 刈り取って 、 トロ 火 で 煮る まで 、 もう そんなに 時間 は かかりません 。
|||かりとって||ひ||にる||||じかん||かかり ませ ん
|||mähen||||||||||dauert nicht
|||harvested|simmer|fire||simmer||||time||will not take
After that, it doesn't take much time to cut and boil in Toro.
ミセス ・ ノリス は もう すぐ 戻って きます よ 」 ある 日 の 午後 、 マダム ・ ポンフリー が フィルチ に やさしく そう 言って いる の を 、 ハリー は 耳 に した 。
|||||もどって|き ます|||ひ||ごご||||||||いって||||||みみ||
|||||||||||afternoon||||Filch||||||||||ear||
Mrs. Norris will be back soon. "One afternoon, Harry heard Madame Pomfrey say so kindly to Filch.
おそらく スリザリン の 継承 者 は 、 腰砕け に なった んだろう 、 と ハリー は 考えた 。
|||けいしょう|もの||こしくだけ|||||||かんがえた
||||||lähmend|||||||
probably|||heir|||weak-kneed|||||||
Harry thought that the heir of Slytherin had probably been weakened.
学校 中 が こな に 神経 を 尖ら せて 警戒 して いる 中 で 、「 秘密の 部屋 」 を 開ける こと は だんだん 危険に なって きた に 違いない 。
がっこう|なか||||しんけい||とがら||けいかい|||なか||ひみつの|へや||あける||||きけんに||||ちがいない
school||subject marker|school||nerves||sharpened||caution|||||secret|||||||danger||||
With the whole school on edge and on guard like this, it must be getting increasingly dangerous to open the 'Chamber of Secrets.'
どんな 怪物 か は 知ら ない が 、 今や 静かに なって 、 再び 五十 年 の 眠り に ついた の かも しれ ない ......。
|かいぶつ|||しら|||いまや|しずかに||ふたたび|ごじゅう|とし||ねむり||||||
|monster||||||now|quietly||once again||||||||||
He didn't know what kind of monster it was, but it might have gone quiet now and fallen back into a fifty-year slumber...
ハッフルパフ の アーニー ・ マクミラン は そんな 明るい 見方 は して い なかった 。
|||まくみらん|||あかるい|みかた||||
Hufflepuff|||McMillan|||bright|viewpoint||||
Ernie Macmillan of Hufflepuff didn't have such a bright view.
いまだに ハリー が 犯人 だ と 確信 して いた し 、 決闘 クラブ で ハリー が 正体 を 現した のだ と 信じ ていた 。
|||はんにん|||かくしん||||けっとう|くらぶ||||しょうたい||あらわした|||しんじ|
still|||culprit|||certainty||||duel|||||true identity||revealed himself|||believed|was
I was still convinced that Harry was the culprit, and I believed that Harry had revealed himself at the duel club.
ビープズ も 状況 を 悪く する 一方 だ 。
||じょうきょう||わるく||いっぽう|
||situation||worsen||on the other hand|
Beeps are also making things worse.
人 が 大勢 いる 廊下 に ボン と 現れ 、「♪ オー 、 ポッター 、 いやな やつ だ ー ......」 と 今や 歌 に 合 わ せた 振り付け で 踊る 始末 だった 。
じん||おおぜい||ろうか||ぼん||あらわれ|おー|||||-||いまや|うた||ごう|||ふりつけ||おどる|しまつ|
||a lot||hallway||suddenly||appeared|||||||||song||to the music|||choreography||danced|situation|
He appeared in the corridor where there were a lot of people, and now he danced with the choreography that matched the song, saying, "♪ Oh, Potter, I don't like it ...".
ギルデロイ ・ ロックハート は 、 自分 が 襲撃 事件 を やめ さ せた と 考えて いる らしかった 。
|||じぶん||しゅうげき|じけん||||||かんがえて||
|||||attack|incident||||||||seemed
Gilderoy Lockhart seemed to think he had stopped the attack.
グリフィンドール 生 が 、 変身 術 の クラス の 前 で 列 を 作って 待って いる とき に 、 ロックハート が マクゴナガル 先生 に そう 言って いる の を 、 ハリー は 小 耳 に 挟んだ 。
|せい||へんしん|じゅつ||くらす||ぜん||れつ||つくって|まって|||||||せんせい|||いって||||||しょう|みみ||はさんだ
Gryffindor|||transformation|magic||||||line||making|||||||||||||||||small|ear||overheard
Harry listened to Lockhart telling Dr. McGonagall as Gryffindor was waiting in line in front of the makeover class.
「 ミネルバ 、 もう 厄介な こと は ない と 思います よ 」 わけ 知り 顔 に トントン と 自分 の 鼻 を 叩き 、 ウインク し ながら ロック ハート が 言った 。
||やっかいな|||||おもい ます|||しり|かお||とんとん||じぶん||はな||たたき|ういんく|||ろっく|はーと||いった
||troublesome|||||||reason|understanding|||lightly|||||||||||||
"Minerva, I don't think it's going to be a nuisance anymore," said Rockhart, winking, tapping his nose with a ton ton on his face.
「 今度 こそ 部屋 は 、 永久 に 閉ざさ れました よ 。
こんど||へや||えいきゅう||とざさ|れ ました|
this time|now|room||permanently||closed|was closed|
"This time the room was closed forever.
犯人 は 、 私 に 捕まる の は 時間 の 問題 だ と 観念 した のでしょう 。
はんにん||わたくし||つかまる|||じかん||もんだい|||かんねん||
criminal||||will be caught|||matter||issue|||resigned himself||
Perhaps the criminal thought it was only a matter of time before I was caught.
私 に コテンパン に やられる 前 に やめた と は 、 なかなか 利口です な 」
わたくし|||||ぜん||||||りこうです|
||k.o.|||||||||klug|
||thoroughly defeated||be beaten|||||||smart|
It's pretty clever to quit before I was hit by Kotenpan. "
「 そう 、 今 、 学校 に 必要な の は 、 気分 を 盛り上げる こと です よ 。
|いま|がっこう||ひつような|||きぶん||もりあげる|||
||school||necessary|||||boosting spirits|||
"Yes, what school needs now is to get excited.
先 学期 の いやな 思い出 を 一 掃 しましょう ! 今 は これ 以上 申し上げません けど ね 、 まさに これ だ 、 と いう 考え が ある んで すよ ......」 ロック ハート は もう 一 度 鼻 を 叩いて 、 スタスク 歩き 去った 。
さき|がっき|||おもいで||ひと|そう|し ましょう|いま|||いじょう|もうしあげ ませ ん||||||||かんがえ|||||ろっく|はーと|||ひと|たび|はな||たたいて||あるき|さった
|||||||掃||||||sage ich||||||||||||||||||||||Stask||
previous|semester|||||one|sweeping away|||||more|will not say|||exactly|||||||||||||||||||stask||walked away
Let's get rid of the unpleasant memories of the last semester! I can't say any more now, but I have the idea that this is exactly what it is ... "Rockhart slaps his nose again. I walked away from the stask.
ロック ハート の 言う 気分 盛り上げ が 何 か 、 二 月 十四 日 の 朝食 時 に 明らかに なった 。
ろっく|はーと||いう|きぶん|もりあげ||なん||ふた|つき|じゅうよん|ひ||ちょうしょく|じ||あきらかに|
|||||boost|||||||||breakfast|||clearly|
What Rockhart's mood excitement was revealed at breakfast on February 14th.
前夜 遅く まで クィディッチ の 練習 を して いた ハリー は 、 寝不足の まま 、 尐 し 遅れて 大広間 に 着いた 。
ぜんや|おそく||||れんしゅう||||||ねぶそくの||||おくれて|おおひろま||ついた
|||||||||||schlaflos|||||||
the night before|late||||practice||||||lack of sleep||||a little late|||arrived at
Harry, who had been practicing Quidditch until late the night before, arrived in the hall a little later, with a lack of sleep.
一瞬 、 これ は 部屋 を まちがえた 、 と 思った 。
いっしゅん|||へや||||おもった
a moment|||||made a mistake||
For a moment, I thought this was the wrong room.
壁 と いう 壁 が けばけばしい 大きな ピン ク の 花 で 覆わ れ 、 おまけに 、 淡い ブルー の 天井 から は ハート 型 の 紙 吹雪 が 舞って いた 。
かべ|||かべ|||おおきな|ぴん|||か||おおわ|||あわい|ぶるー||てんじょう|||はーと|かた||かみ|ふぶき||まって|
|||||knallbunt|||||||||||||||||||||||
wall|||wall||gaudy||pin|||||covered||on top of|light|light blue||ceiling|||heart|heart-shaped||paper|paper confetti||was dancing|
The wall, called the wall, was covered with brilliant large pink flowers, and a heart-shaped confetti fluttered from the pale blue ceiling.
グリ フィンドール の テーブル に 行く と 、 ロン が 吐き気 を 催し そうな 顔 を して 座って いた 。
|||てーぶる||いく||||はきけ||もよおし|そう な|かお|||すわって|
|Gryffindor||||||||nausea||event|||||sat|
I went to Griffindor's table and found Ron sitting there with a face that made me want to throw up.
ハーマ イオニー は 、 クスクス 笑い を 抑え きれ ない 様子 だった 。
|||くすくす|わらい||おさえ|||ようす|
Harma|Hermione|||||suppress|could||appearance|
Herma Iony seemed unable to suppress the giggle.
「 これ 、 何事 ?」 ハリー は テーブル に つき 、 ベーコン から 紙 吹雪 を 払い ながら 二 人 に 聞いた 。
|なにごと|||てーぶる|||べーこん||かみ|ふぶき||はらい||ふた|じん||きいた
||||||sat|||paper|paper confetti||brushed off|||||
What is this? Harry asked the two, sitting at the table and brushing off paper confetti from the bacon.
ロン が 口 を きく の も アホ らしい と いう 顔 で 、 先生 たち の テーブル を 指差した 。
||くち|||||||||かお||せんせい|||てーぶる||ゆびさした
||||to speak|||fool|||||||||||pointed at
Ron had an expression that suggested it was ridiculous to even speak, and pointed to the teachers' table.
部屋 の 飾り に マッチ した 、 けばけばしい ピンク の ローブ を 着た ロック ハート が 、 手 を 挙げて 「 静粛に 」 と 合図 して いる ところ だった 。
へや||かざり||まっち|||ぴんく||||きた|ろっく|はーと||て||あげて|せいしゅくに||あいず||||
room||decoration||matched||gaudy|||||||||hand||raised|silence||signal|was signaling|||
Lockhart, wearing a gaudy pink robe that matched the room's decor, was raising his hand and signaling for silence.
ロック ハート の 両側 に 並ぶ 先生 たち は 、 石 の よう に 無表情だった 。
ろっく|はーと||りょうがわ||ならぶ|せんせい|||いし||||むひょうじょうだった
|||both sides||lined up||||stone||||expressionless
The teachers lining up on both sides of Lockhart had expressionless faces like stone.
ハリー の 席 から 、 マクゴナガル 先生 の 頬 が ヒクヒク 疫撃 する の が 見え 、 ス ネイプ は 、 大きい ビーカー 一 杯 の 『 骨 生え 薬 』 を 誰 か に 飲ま さ れた か の ような 顔 を して い た 。
||せき|||せんせい||ほお|||えきげき||||みえ||||おおきい|びーかー|ひと|さかずき||こつ|はえ|くすり||だれ|||のま||||||かお||||
||||||||partikel für Subjekt|zuckte|||||||Snape||||||||||||||||||||||||
||seat|||||cheek||twitching|twitching||||||Snape|||beaker|one|one cup||bone|grew||||||||||||||||
From Harry's seat, he could see Professor McGonagall's cheeks twitching, and Snape looked as if someone had made him drink a large beaker of 'Bone Growth Potion.'
「 バレンタイン おめでとう !」 ロックハート は 叫んだ 。
ばれんたいん||||さけんだ
Valentine||||shouted
"Happy Valentine's Day!" Lockhart shouted.
「 今 まで の ところ 四十六 人 の 皆さん が 私 に カード を くださ いました 。
いま||||しじゅうろく|じん||みなさん||わたくし||かーど|||い ました
||||forty-six||||||||||
"So far, forty-six people have given me a card.
ありがとう ! そうで す 。
|そう で|
|so|
皆さん を ちょっと 驚かせよう と 、 私 が このように さ せて いただきました ―― しかも 、 こ れ が すべて では ありません よ !」 ロック ハート が ボン と 手 を 叩く と 、 玄関 ホール に 続く ドア から 、 無愛想な 顔 を した 小人 が 十 二 人 ゾロゾロ 入って きた 。
みなさん|||おどろかせよう||わたくし|||||いただき ました|||||||あり ませ ん||ろっく|はーと||ぼん||て||たたく||げんかん|ほーる||つづく|どあ||ぶあいそうな|かお|||こびと||じゅう|ふた|じん|ぞろぞろ|はいって|
|||überraschen||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|||try to surprise|||||||received|moreover|||||||||||bang||||clapped||entrance|||continuing||from|grumpy||||little person|||||one after another||
To surprise you a little, I did this--and that's not all! "Rockheart slaps his hand with Bonn, and the door leading to the entrance hall is unfriendly. Twelve face-to-face dwarfs came in.
それ も ただ の 小人 で は ない 。
||||こびと|||
it|||||||not
It's not just a dwarf.
ロック ハート が 全員 に 金色 の 翼 を つけ 、 ハープ を 持た せて いた 。
ろっく|はーと||ぜんいん||きんいろ||つばさ|||はーぷ||もた||
|||everyone||||wing|||harp||||
Rockhart had all of them with golden wings and harps.
「 私 の 愛す べき 配達 キューピッド です !」 ロックハート が ニッコリ 笑った 。
わたくし||あいす||はいたつ|||||にっこり|わらった
||love|should|delivery|delivery cupid|||||
My beloved delivery Cupid!" Lockhart smiled.
「 今日 は 学校 中 を 巡回 して 、 皆さん の バレンタイン ・ カード を 配達 します 。
きょう||がっこう|なか||じゅんかい||みなさん||ばれんたいん|かーど||はいたつ|し ます
|||||patrolling||||Valentine|||delivery|
Today, I will be patrolling around the school and delivering your Valentine cards.
そして お楽しみ は まだ これ から です よ ! 先生 方 も この お 祝い の ムード に はまりたい と 思って いらっしゃる はずです ! さあ 、 スネイプ 先生 に 『 愛 の 妙薬 』 の 作り 方 を 見せて もらって は ど う です ! ついでに 、 フリットウィック 先生 です が 、『 魅惑 の 呪文 』 に ついて 、 私 が 知ってい る どの 魔法使い より も よく ご存知 です 。
|おたのしみ|||||||せんせい|かた||||いわい||むーど||はまり たい||おもって|||||せんせい||あい||みょうやく||つくり|かた||みせて||||||||せんせい|||みわく||じゅもん|||わたくし||しってい|||まほうつかい||||ごぞんじ|
|||||||||||||||||verliebt sein|||||||||||Wunderdroge|||||||||||||||||||||||||||||||
|fun||||||||teachers||||celebration||atmosphere||want to get into||||probably||Professor Snape|||love||love potion|||||||||||by the way|||||bewitchment||charm|||||know|||wizard|than|||well aware|
And the fun is just beginning! I'm sure the teachers also want to get into the spirit of this celebration! So, how about asking Professor Snape to show us how to make 'The Love Potion'? By the way, Professor Flitwick knows more about 'The Charm of Enchantment' than any wizard I know.
素知らぬ 顔 して 憎い で すね !」
そしらぬ|かお||にくい||
unwissend|||||
pretending not to know|||hateful||sneaky
You're pretending not to care, but it's quite annoying!
フリットウィック 先生 は あまり の こと に 両手 で 顔 を 覆い 、 スネイプ の 方 は 、「『 愛 の 妙薬 』 を もらい に きた 最初の やつ に は 毒薬 を 無理やり 飲ま せて やる 」 と いう 顔 を して いた 。
|せんせい||||||りょうて||かお||おおい|||かた||あい||みょうやく|||||さいしょの||||どくやく||むりやり|のま|||||かお|||
|||||||||||||||||||||||||||Gift|||||||||||
|||not much||||||||covered|||||love||love potion||received||came||guy|||poison||forcefully|||||||||
Dr. Flitwick often covered his face with both hands, and Snape said, "I'll force the first one to get'L'elisir d'Amour'."
「 ハーマイオニー 、 頼む よ 。
|たのむ|
|please|
君 まさか 、 その 四十六 人 に 入って ない だろう な 」
きみ|||しじゅうろく|じん||はいって|||
you|||forty-six||||||
You wouldn't be among those forty-six people. "
大広間 から 最初の 授業 に 向かう とき 、 ロン が 聞いた 。
おおひろま||さいしょの|じゅぎょう||むかう||||きいた
hall||first|class||heading to||||
As Ron headed to his first class from the great hall, he listened.
ハーマイオニー は 急に 、 時間割 は どこ かしら と 、 鞄 の 中 を 夢中に なって 探し はじめ 、 答えよう と し なかった 。
||きゅうに|じかんわり|||||かばん||なか||むちゅうに||さがし||こたえよう|||
||suddenly|class schedule|||||bag||||with enthusiasm||looking for||would not answer|||
Hermione suddenly started frantically searching through her bag for where her timetable was and didn't attempt to answer.
小人 たち は 一 日 中 教室 に 乱入 し 、 バレンタイン ・ カード を 配って 、 先生 たち を うんざり さ せ た 。
こびと|||ひと|ひ|なか|きょうしつ||らんにゅう||ばれんたいん|かーど||くばって|せんせい||||||
little people||||one day||classroom||intruded||Valentine|||distributed|teachers|||fed up|||
The goblins stormed into the classroom all day long, handing out Valentine's cards and tiring out the teachers.
午後 も 遅く なって 、 グリフィンドール 生 が 「 妖精 の 魔法 」 教室 に 向かって 階段 を 上がって い る とき 、 小人 が ハリー を 追いかけて きた 。
ごご||おそく|||せい||ようせい||まほう|きょうしつ||むかって|かいだん||あがって||||こびと||||おいかけて|
afternoon||late|||student||fairy||fairy magic|classroom|||stair||||||||||chased Harry|
Late in the afternoon, as the Gryffindors are walking up the stairs to the Fairy Magic classroom, a dwarf chases after Harry.
「 オー 、 あなた に です ! アリー ・ ポッター 」
おー|||||
||||Ari|
と ぴき り しかめっ面 の 小人 が そう 叫び ながら 、 人 の 群れ を 肘 で 押しのけて 、 ハリー に 近づ い た 。
|||しかめ っ おもて||こびと|||さけび||じん||むれ||ひじ||おしのけて|||ちかづ||
|squeak|with|scowling face|||||||||crowd|(object marker)|elbow||pushed aside|||approached||
A frowning dwarf yelled as he elbowed his way through the crowd of people to get to Harry.
一 年生 が 並んで いる 真 ん 前 で 、 しかも ジニー ・ ウィーズリー も たまたま その 中 に いる のに 、 カード を 渡さ れたら たまらない と 、 全身 カーッ と 熱く なった ハリー は 、 迎 げ よう と した 。
ひと|ねんせい||ならんで||まこと||ぜん||||||||なか||||かーど||わたさ||||ぜんしん|||あつく||||むかい||||
|||lined up||right||||also||||by chance||||||card||was passed|if given|can't stand|quotation particle|all over|suddenly hot||hot||||to welcome||||tried to welcome
Harry, dem so heiß war, dass er den Gedanken nicht ertrug, vor einer Reihe von Erstklässlern, die zufällig auch Ginny Weasleys Freunde waren, eine Karte überreicht zu bekommen, versuchte, sie zu akzeptieren.
Right in front of the first graders, and Ginny Weasley happened to be in it, but when he was given the card, Harry, who got hot all over, tried to accept him.
ところが 小人 は 、 そこ いら 中 の 人 の むこう 腔 を 蹴っ飛ばして 、 ハリー が ほんの 二 歩 も 歩か な い うち に 前 に 立ちふさがった 。
|こびと||||なか||じん|||こう||け っ とばして||||ふた|ふ||あるか|||||ぜん||たちふさがった
||||||||||||||||||||||||||stand ihm im Weg
|||||middle|||||cavity||kicked away|||just||steps||walk|||||||stood in front
But the dwarf kicked the cavities of the people all over the place, and Harry stood in front of him within just two steps.
「 アリー ・ ポッター に 、 じきじき に お 渡し したい 歌 の メッセージ が あります 」 と 、 小人 はま る で 脅かす ように 竪琴 を ビュンビュン かき鳴らした 。
||||||わたし|し たい|うた||めっせーじ||あり ます||こびと||||おびやかす||たてごと|||かきならした
|||||||||||||||||||||||spielte
Ally|||personally|||delivery||song||message||||little person|to bewitch|to||to scare||harp||with a flourish|strummed
The dwarf continued to play his lyre threateningly in front of Hamamatsu, "I have a message for you soon, Allie Potter.
「 ここ じゃ ダメだ よ 」 ハリー は 逃げよう と して 、 歯 を 食いしばって 言った 。
||だめだ||||にげよう|||は||くいしばって|いった
||||||let's escape|||tooth||gritted teeth|
"This place won't work!" Harry said, trying to escape, gritting his teeth.
「 動く な !」 小人 は 鞄 を がっちり 捕まえて ハリー を 引き戻し 、 唸る ように 言った 。
うごく||こびと||かばん|||つかまえて|||ひきもどし|うなる||いった
||||||||||zurückziehen|||
don't move||||bag||firmly|caught tightly|||pulled back|groan||
"Don't move!" The little man firmly grabbed the bag, pulled Harry back, and growled.
「 放して !」 ハリー が 鞄 を ぐ いっと 引っ張り 返し ながら 怒鳴った 。
はなして|||かばん||||ひっぱり|かえし||どなった
let go|||bag|||a little|pulled|pulled back||yelled
"Let go!" Harry yelled, yanking the bag back angrily.
ビリビリ と 大きな 音 が して 、 ハリー の 鞄 は 真っ二つ に 破れた 。
びりびり||おおきな|おと|||||かばん||まっぷたつ||やぶれた
buzzing||||||||bag||in half||tore apart
With a loud bang, Harry's bag was ripped in two.
本 、 杖 、 羊 皮 紙 、 羽 ペン が 床 に 散らばり 、 インク 壷 が 割れて 、 その 上 に 飛び散った 。
ほん|つえ|ひつじ|かわ|かみ|はね|ぺん||とこ||ちらばり|いんく|つぼ||われて||うえ||とびちった
||||||||||verstreut||||||||
book|staff|sheep|leather|paper||||floor||scattered|ink|ink bottle||broken||||scattered
Books, wands, parchment, and quills were scattered on the floor, and an ink pot broke, splattering everywhere.
小人 が 歌い だす 前 に と 、 ハリー は 走り回って 拾い 集めた が 、 廊下 は 渋滞 して 人だかり が でき た 。
こびと||うたい||ぜん|||||はしりまわって|ひろい|あつめた||ろうか||じゅうたい||ひとだかり|||
little person||started singing|starts to sing||||||running around|picked up|picked up||hallway||traffic jam||crowd|||
Before the little creature started singing, Harry ran around collecting everything, but the hallway was congested and became crowded.
「 何 を して る ん だい ?」
なん|||||
ドラコ ・ マルフォイ の 冷たく 気取った 声 が した 。
|||つめたく|きどった|こえ||
|||coldly|affected|||
Draco Malfoy's cold and pretentious voice was heard.
ハリー は 破れた 鞄 に 何もかも がむしゃらに 突っ込み 、 マルフォイ に 歌 の メッセージ を 聞か れる 前 に 、 逃げ出そう と 必死だった 。
||やぶれた|かばん||なにもかも||つっこみ|||うた||めっせーじ||きか||ぜん||にげだそう||ひっしだった
||torn|bag||everything|recklessly|dove in|||song||||heard||||let's escape||desperate
Harry was desperately trying to escape before Malfoy could hear the song message, shoving everything into his torn bag.
「 この 騒ぎ は いったい 何事 だ !」 また聞き 慣れた 声 が した 。
|さわぎ|||なにごと||またぎき|なれた|こえ||
||||||von weitem||||
|commotion|||||hearsay|used to|||was heard
"What on earth is this commotion!" A familiar voice was heard again.
パーシー ・ ウィーズリー の ご 到着 だ 。
||||とうちゃく|
||||arrival|
頭 の 中 が 真っ白に なり 、 ハリー は ともかく 一目散に 逃げ出そう と した 。
あたま||なか||まっしろに|||||いちもくさんに|にげだそう||
||||completely white||||anyway|without hesitation|try to escape||
The inside of his head turned white, and Harry tried to escape at a glance anyway.
しかし 小人 は ハリー の 膝 の あたり を しっか と つかみ 、 ハリー は 床 に バッタリ 倒れた 。
|こびと||||ひざ|||||||||とこ||ばったり|たおれた
|||||knee||||suddenly||firmly grabbed|||floor||suddenly|collapsed
However, the dwarf grabbed Harry by the knees and he fell to the floor.
「 これ で よし 」 小人 は ハリー の 踝 の 上 に 座り込んだ 。
|||こびと||||くるぶし||うえ||すわりこんだ
|||||||ankle||||sat down
The little person sat down on Harry's ankle, saying, 'This will do.'
「 貴方 に 、 歌う バレンタイン です 」
あなた||うたう|ばれんたいん|
you||will sing|Valentine|
'It's a singing Valentine for you.'
♪ あなた の 目 は 緑色 、 新鮮な 蛙 の ピクルス の よう
||め||みどりいろ|しんせんな|かえる||||
||||||||Pickles||
||||green|fresh|frog||pickle||like
♪ Your eyes are green, like fresh frog pickles.
あなた の 髪 は 真っ黒 、 黒板 の よう
||かみ||まっくろ|こくばん||
||||jet black|blackboard||
Your hair is jet black, like a blackboard.
あなた が わたし の もの なら いい のに 。
I wish you were mine.
あなた は 素敵
||すてき
||wonderful
You are wonderful.
闇 の 帝王 を 倒した 、 あなた は 英雄
やみ||ていおう||たおした|||えいゆう
darkness||king||defeated|||hero
You defeated the Dark Emperor; you are a hero.
この 場 で 煙 の ように 消える こと が できる なら 、 グリンゴッツ に ある 金貨 を 全部 やって も いい ―― 勇気 を ふりしぼって み ん な と 一緒に 笑って みせ 、 ハリー は 立ち上がった 。
|じょう||けむり|||きえる||||||||きんか||ぜんぶ||||ゆうき|||||||いっしょに|わらって||||たちあがった
||||||||||||||||||||||aufgebracht||||||||||
this|place||smoke||||||||Gringotts|||gold coin||all||||courage||with all his might||||||laughed|show|||
If I could disappear like smoke here, I would be willing to give all the gold coins in Gringotts—summoning my courage and trying to laugh with everyone, Harry stood up.
小人 に 乗っかられて 、 足 が しびれて いた 。
こびと||のっから れて|あし|||
||bestiegen||||
||ridden by|foot||numbed|
I was being ridden by a dwarf, and my legs were numb.
笑い 過ぎて 涙 が 出て いる 生徒 も いる 。
わらい|すぎて|なみだ||でて||せいと||
laughter||tears||||student||
Some students are laughing too much and tearing.
そんな 見物人 を 、 パーシー ・ ウィーズリー が なんとか 追い散らして くれた 。
|けんぶつにん||||||おいちらして|
|||||||verjagt|
|bystander||||||scattered away|
Percy Weasley managed to disperse such a spectator.
「 さあ 、 もう 行った 、 行った 。
||おこなった|おこなった
ベル は 五 分 前 に 鳴った 。
べる||いつ|ぶん|ぜん||なった
||||||rang
The bell rang five minutes ago.
すぐ 教室 に 戻れ 」 パーシー は シッシッ と 下級 生 たち を 追いたてた 。
|きょうしつ||もどれ|||||かきゅう|せい|||おいたてた
||||||sch sch||||||verjagt
|classroom||return|||hiss hiss||junior||||chased away
'Get back to the classroom right away,' Percy shooed the younger students.
「 マルフォイ 、 君 も だ 」
|きみ||
'Malfoy, you too.'
ハリー が チラリ と 見る と 、 マルフォイ が かがんで 何 か を 引った くった ところ だった 。
||ちらり||みる|||||なん|||ひ った|||
||glanced briefly||||||squatting down|something|||pulled|pulled||was
When Harry glanced over, he saw Malfoy crouching down and pulling something.
マルフォイ は 横目 で こっち を 見 ながら 、 クラップ と ゴイル に それ を 見せて いる 。
||よこめ||||み||||||||みせて|
||sideways glance|||||||||||||
Malfoy was looking at this with a sideways glance while showing it to Crabbe and Goyle.
ハリー は それ が リドル の 日記 だ と 気 が ついた 。
||||||にっき|||き||
||||Riddle||diary|||||
Harry realized that it was Riddle's diary.
「 それ は 返して もらおう 」 ハリー が 静かに 言った 。
||かえして||||しずかに|いった
it||return it|let's get back|||quietly|
Harry said quietly, 'Let's get that back.'
「 ポッター は いったい これ に 何 を 書いた の か な ?」
|||||なん||かいた|||
'I wonder what Potter wrote on this?'
マルフォイ は 表紙 の 年号 に 気づいて は いない らしい 。
||ひょうし||ねんごう||きづいて|||
Malfoy||cover||year number|||||
Malfoy apparently hasn't noticed the date on the cover.
ハリー の 日記 だ と 思い込んで いる 。
||にっき|||おもいこんで|
|||||convinced|
I am convinced that it is Harry's diary.
見物人 も シーン と して しまった 。
けんぶつにん||しーん|||
spectator||scene|||
The spectators became silent.
ジニー は 顔 を 引きつら せて 、 日記 と ハリー の 顔 を 交互に 見つめて いる 。
||かお||ひきつら||にっき||||かお||こうごに|みつめて|
||||twitched||||||||alternately||
Ginny is grimacing, alternating her gaze between the diary and Harry's face.
「 マルフォイ 、 それ を 渡せ 」 パーシー が 厳しく 言った 。
|||わたせ|||きびしく|いった
|||hand it over|||strictly|
Percy said sternly, 'Malfoy, hand it over.'
「 ちょっと 見て から だ 」
|みて||
'Just let me take a look first.'
マルフォイ は 嘲る ように ハリー に 日記 を 振りかざした 。
||あざける||||にっき||ふりかざした
||||||||schwang
||mocking||||||brandished
Malfoy waved the diary at Harry mockingly.
パーシー が さらに 言った 。
|||いった
||further|
Percy said further.
「 本校 の 監督 生 と して ――」 しか し 、 ハリー は もう 我慢 が なら な かった 。
ほんこう||かんとく|せい||||||||がまん||||
this school||supervisor|||as||||||couldn't stand||||
"As the head boy of our school --" however, Harry could no longer tolerate it.
杖 を 取り出し 、 一声 叫んだ 。
つえ||とりだし|ひとこえ|さけんだ
||took out|a shout|shouted
He took out his wand and shouted.
「 エクスペリアームス !< 武器 よ 去れ >」
|ぶき||され
disarming charm|weapon||go away
"Expelliarmus! <Away with the weapon>"
スネイプ が ロック ハート の 武器 を 取り上げた とき と 同じ ように 、 日記 は マルフォイ の 手 を 離 れ 、 宙 を 飛んだ 。
||ろっく|はーと||ぶき||とりあげた|||おなじ||にっき||||て||はな||ちゅう||とんだ
Snape|||||weapon||took up|||||||||||離れた||in the air||flew through air
Just like when Snape took Lockhart's weapon, the diary slipped from Malfoy's hand and flew through the air.
ロン が 満足げに ニッコリ と それ を 受け止めた 。
||まんぞくげに|にっこり||||うけとめた
||satisfiedly|smiled broadly||||caught it
Ron caught it with a satisfied smile.
「 ハリー !」 パーシー の 声 が 飛んだ 。
|||こえ||とんだ
|Percy||||called out
「 廊下 で の 魔法 は 禁止 だ 。
ろうか|||まほう||きんし|
hallway|||||prohibited|
これ は 報告 し なくて は なら ない 。
||ほうこく|||||
this||report|||||must not
This must be reported.
いい な !」
ハリー は どうでも よかった 。
||it doesn't matter|
Harry didn't care.
マルフォイ より 一 枚 上手に 出た んだ 。
||ひと|まい|じょうずに|でた|
Malfoy|than||sheet|better||did
It came out one better than Malfoy.
グリフィンドール から いつ 五 点 引か れよう と 、 それ だけ の 価値 が ある 。
|||いつ|てん|ひか||||||かち||
|||||deducted|will be deducted|||||value||
Whenever five points are subtracted from Gryffindor, it's worth it.
マルフォイ は 怒り 狂って いた 。
||いかり|くるって|
||anger|driven mad|
Malfoy was furious.
ジニー が 教室 に 行こう と して マルフォイ の そば を 通った とき 、 その 後ろ から わ ざ と 意地 悪く 叫んだ 。
||きょうしつ||いこう|||||||かよった|||うしろ|||||いじ|わるく|さけんだ
Ginny||classroom|||||||||passed by|||||suddenly|suddenly||spite||shouted
When Ginny was trying to go to the classroom and passed by Malfoy, he deliberately shouted meanly from behind.
「 ポッター は 君 の バレンタイン が 気 に 入ら なかった みたいだ ぞ 」
||きみ||ばれんたいん||き||はいら|||
||||Valentine||||||seems|
"It seems that Potter didn't like your Valentine."
ジニー は 両手 で 顔 を 覆い 、 教室 へ 走り込んだ 。
||りょうて||かお||おおい|きょうしつ||はしりこんだ
|||||||||lief hinein
||both hands||||covered|classroom||ran into
Ginny ran into the classroom, covering her face with both hands.
歯 を むき出し 、 ロン が 杖 を 取り出した が 、 そ は ハリー が 押し留めた 。
は||むきだし|||つえ||とりだした||||||おしとどめた
||nackt|||||||||||aufgehalten
tooth||exposed|||||||that|topic marker|||held back
Showing his teeth, Ron took out his wand, but Harry held him back.
「 妖精 の 魔法 」 の 授業 の 間中 、 ナメクジ を 吐き 続ける と 気の毒だ 。
ようせい||まほう||じゅぎょう||まなか|||はき|つづける||きのどくだ
fairy||||class||during|slug||vomiting|keeps吐き続||poor thing
It would be unfortunate to keep spewing slugs during the 'Fairy Magic' class.
フリットウィック 先生 の 教室 に 着いた とき 、 初めて ハリー は 、 リドル の 日記 が 何 か 変だ とい う 事 に 気付いた 。
|せんせい||きょうしつ||ついた||はじめて|||||にっき||なん||へんだ|||こと||きづいた
|||classroom||arrived||for the first time|||||||||strange|to||||noticed
When he arrived at Professor Flitwick's classroom, for the first time, Harry noticed that Riddle's diary was something strange.
ハリー の 本 は みんな 赤 インク で 染まって いる 。
||ほん|||あか|いんく||そまって|
||||everyone||||stained|is
Harry's books are all dyed with red ink.
インク 壷 が 割れて いやというほど インク を かぶった はずな のに 、 日記 は 何事 も なかった か の ように 以前 の まま だ 。
いんく|つぼ||われて||いんく|||||にっき||なにごと||||||いぜん|||
|pot||broken|excessively|||poured on|hazuna||||nothing||||||before|||
The ink jar should have been covered with ink so much that it was cracked, but the diary remains as it was before, as if nothing had happened.
ロン に それ を 教えよう と した が 、 ロン は またまた 杖 に トラブル が あった らしく 、 先端 から 大きな 紫色 の 泡 が 次々 と 花 の ように 咲き 、 他の こと に 興味 を 示す どころ で は なかった 。
||||おしえよう|||||||つえ||とらぶる||||せんたん||おおきな|むらさきいろ||あわ||つぎつぎ||か|||さき|たの|||きょうみ||しめす||||
||||let's teach|||||||||trouble||||tip|||purple||bubble||one after another||bloom|||bloomed|things|||interest||show|not at all|||
I tried to teach it to Ron, but Ron also seemed to have trouble with his wand, with large purple bubbles blooming from the tip like flowers, and he wasn't interested in anything else.
その 夜 、 ハリー は 同室 の 誰 より も 先 に ベッド に 入った 。
|よ|||どうしつ||だれ|||さき||べっど||はいった
|night|||same room|||than||earlier||||
That night, Harry went to bed before anyone else in the room.
一つには フレッド と ジョージ が 、「♪ あなた の 目 は 緑色 ー 青い 蛙 の 新 漬 の よう 」 と 何度 も 歌 うの が うんざり だった し 、 それ に リドル の 日記 を もう 一 度 調べて み たかった から だ 。
ひとつには|||じょーじ||||め||みどりいろ|-|あおい|かえる||しん|し||||なんど||うた||||||||||にっき|||ひと|たび|しらべて||||
zum einen|||||||||||||||Eingelegtes|||||||||||||||||||||||||
for one|||||||||green||blue|||new|pickled vegetables||||many times||sang|would||fed up|||||riddle|||||||check again||||
For one thing, Fred and George were tired of singing "♪ Your eyes are like a new pickle of green-blue frogs" over and over, and check Riddle's diary again. Because I wanted to.
ロン に もちかけて も 、 そんな こと は 時間 の むだ と 言う に 違いない 。
|||||||じかん||||いう||ちがいない
||anbieten|||||||||||
Ron||propose to|||||time||waste||||
It must be a waste of time, even if you approach Ron.
ハリー は 天 蓋付 き ベッド に 座り 、 何も 書いて いない ページ を パラパラ と めくって みた 。
||てん|ふたつき||べっど||すわり|なにも|かいて||ぺーじ||ぱらぱら|||
|||mit Deckel|||||||||||||
||heaven|with lid|with|||||||||fluttering||flipped through|
Harry sat on the canopy bed and flipped through the empty pages.
どの ページ に も 赤 インク の しみ 一 つ ない 。
|ぺーじ|||あか|いんく|||ひと||
|||||||stain|||
There is no red ink stain on any page.
ベッド 脇 の 物 入れ から 、 新しい インク 壷 を 取り出し 、 羽 ペン を 浸し 、 日記 の 最初の ページ に ポッン と 落として みた 。
べっど|わき||もの|いれ||あたらしい|いんく|つぼ||とりだし|はね|ぺん||ひたし|にっき||さいしょの|ぺーじ||||おとして|
||||||||||||||tauchen||||||Punkt|||
bed|beside||object|storage|from|new||ink bottle||took out||||dipped|||first|||plop||dropped|
I took a fresh inkwell from the bedside cabinet, dipped a quill into it, and dropped it on the first page of my journal.
インク は 紙 の 上 で 一瞬 明るく 光った が 、 まるで ページ に 吸い込ま れる ように 消えて し まった 。
いんく||かみ||うえ||いっしゅん|あかるく|ひかった|||ぺーじ||すいこま|||きえて||
ink||paper||||a moment|brightly|shone brightly|||||was absorbed|||||
The ink glowed brightly for a moment on the paper, then disappeared as if sucked into the page.
胸 を ドキドキ さ せ 、 羽 ペン を もう 一 度 つけて 書いて みた 。
むね||どきどき|||はね|ぺん|||ひと|たび||かいて|
chest||heartbeat||||||||||wrote|
My heart raced, and I tried writing again with the feather pen.
「 僕 は ハリー ・ ポッター です 」
ぼく||||
I am Harry Potter.
文字 は 一瞬 紙 の 上 で 輝いた か と 思う と 、 またもや 、 あとかた も なり 消えて しまった 。
もじ||いっしゅん|かみ||うえ||かがやいた|||おもう||||||きえて|
|||||||||||||Spur||||
character||a moment|paper|||at|shone|||||once again|traces||||
The letters seemed to sparkle on the paper for a moment, but then, once again, they disappeared without a trace.
そして 、 ついに 思いがけない こと が 起こった 。
||おもいがけない|||おこった
|finally|unexpected|||happened
And then, finally, something unexpected happened.
その ページ から 、 今 使った インク が 滲み出 して きて 、 ハリー が 書いて も いない 文字 が 現れた のだ 。
|ぺーじ||いま|つかった|いんく||にじみで|||||かいて|||もじ||あらわれた|
|||||||sickte|||||||||||
|||now|used|ink||bled out||||||||||appeared|
From that page, the ink that was just used started to bleed out, and characters that Harry hadn't even written appeared.
「 こんにちは 、 ハリー ・ ポッター 。
僕 は トム ・ リドル です 。
ぼく||とむ||
||Tom|Riddle|
君 は この 日記 を どんなふうに し て 見つけた のです か 」
きみ|||にっき|||||みつけた||
|||||in what way||||quotation particle|
How did you come across this diary?
この 文字 も 薄く なって 行った が 、 その 前 に ハリー は 返事 を 走り書き した 。
|もじ||うすく||おこなった|||ぜん||||へんじ||はしりがき|
|||faintly|||||||||reply||scribbled note|
The writing also became faint, but before that, Harry hastily scrawled a reply.
「 誰 か が トイレ に 流そう と して いました 」 リドル の 返事 が 待ちきれ ない 気 拝 だった 。
だれ|||といれ||ながそう|||い ました|||へんじ||まちきれ||き|おが|
|||||spülen||||||||||||
|||||to flush||||||reply||couldn't wait||feeling|request|
'Someone was trying to flush it down the toilet,' Riddle's response was impatiently awaited.
「 僕 の 記憶 を 、 インク より ずっと 長持ち する 方法 で 記録 して おいた の は 幸いでした 。
ぼく||きおく||いんく|||ながもち||ほうほう||きろく|||||さいわいでした
||||||||||||||||war glücklich
||memory|||||lasts longer||method||record|||||it was fortunate
"I was fortunate to have recorded my memory in a way that lasted much longer than ink.
しかし 僕 は この 日記 が 読ま れたら 困る 人 たち が いる こと を 、 初め から 知っていました 」
「 どういう 意味 です か ?」 ハリー は 興奮 の あまり あちこち しみ を つけ ながら 書きなぐった 。
|ぼく|||にっき||よま||こまる|じん||||||はじめ||しってい ました||いみ|||||こうふん||||||||かきなぐった
||||||||||||||||||||||||||||||||geschrieben
||||||read|would be read|would be troubled|||||||from the beginning||knew||what does it mean|||||excitement||||dripping||to spill||scribbled hastily
But I knew from the beginning that there were people who would be in trouble if this diary was read. "" What do you mean? "Harry was so excited that he wrote down with a lot of stains.
「 この 日記 に は 恐ろしい 記憶 が 記されて いる のです 。
|にっき|||おそろしい|きおく||しるさ れて||
||||terrifying|memory||recorded||
This diary contains terrible memories.
覆い隠されて しまった 、 ホグワーツ 魔 法 魔術 学 夜 で 起きた 出来事 が 「 僕 は 今 そこ に いる のです 」 ハリー は 急いで 書いた 。
おおいかくさ れて|||ま|ほう|まじゅつ|まな|よ||おきた|できごと||ぼく||いま|||||||いそいで|かいた
verdeckt||||||||||||||||||||||
covered up||Hogwarts|magic||magic|school|night||occurred|event|||||||||||quickly|
The events that occurred at Hogwarts School of Witchcraft and Wizardry on that night, which have been covered up, were hastily written by Harry as 'I am there now.'
「 ホグワーツ に いる のです 。
I am at Hogwarts.
恐ろしい こと が 起きて います 。
おそろしい|||おきて|い ます
terrifying|||happening|happening
Something terrible is happening.
『 秘密の 部屋 』 に ついて 何 か ご 存 知 です か ?」
ひみつの|へや|||なん|||ぞん|ち||
secret|||||||to know|to know|is|
Do you know anything about the 'Secret Room'?
心臓 が 高鳴った 。
しんぞう||たかなった
||hochgeschlagen
heart||beat faster
My heart raced.
リドル の 答え は すぐ 返って きた 。
||こたえ|||かえって|
riddle||answer|||returned|
Riddle's answer came back soon.
知っている こと を すべて 、 急いで 伝えよ う と して いる か の ように 、 文字 も 乱れて きた 。
しっている||||いそいで|つたえよ||||||||もじ||みだれて|
|||all|hastily|convey||||||||characters||scattered|has come
The letters were scrambled, as if they were trying to convey everything they knew in a hurry.
「 もちろん 、『 秘密の 部屋 』 の こと は 知っています 。
|ひみつの|へや||||しってい ます
|secret|||||
Of course, I know about the 'Secret Room'.
僕 の 学生 時代 、 それ は 伝説 だ 、 存在 し ない もの だ と 言われて いました 。
ぼく||がくせい|じだい|||でんせつ||そんざい||||||いわ れて|い ました
||student|student days|||legend||existence|||||||existed
During my student days, it was said to be a legend, something that does not exist.
でも それ は 嘘 だった のです 。
|||うそ||
|||lie||
But that was a lie.
僕 が 五 年生 の とき 、 部屋 が 開 けら れ 、 怪物 が 数 人 の 生徒 を 襲い 、 とうとう 一 人 が 殺さ れました 。
ぼく||いつ|ねんせい|||へや||ひらき|||かいぶつ||すう|じん||せいと||おそい||ひと|じん||ころさ|れ ました
|||fifth grade|||||opened|was opened|was opened|monster||several|||students||attacked|finally|||||was opened
When I was in fifth grade, the room was opened, monsters attacked several students, and finally one person was killed.
僕 は 、『 部屋 』 を 開けた 人物 を 捕まえ 、 その 人物 は 追放 さ れました 。
ぼく||へや||あけた|じんぶつ||つかまえ||じんぶつ||ついほう||れ ました
||room|||person||caught||person||exile||was expelled
I caught the person who opened the 'room', and that person was expelled.
校長 の ディペット 先生 は 、 ホグワーツ で その よ うな こと が 起こった こと を 恥ずかしく 思い 、 僕 が 真実 を 語る こと を 禁じました 。
こうちょう|||せんせい|||||||||おこった|||はずかしく|おもい|ぼく||しんじつ||かたる|||きんじ ました
||Dippet||||||||||||||||||||||verbot
principal||deputy||||||such|such|||happened|||embarrassed||||truth||to tell|||forbade
Principal Dipet was embarrassed that such a thing had happened at Hogwarts and forbade me from telling the truth.
死んだ 尐女 は 、 何 か めったに ない 事故 で 死んだ と いう 話 が 公表 さ れました 。
しんだ|尐おんな||なん||||じこ||しんだ|||はなし||こうひょう||れ ました
|Mädchen|||||||||||||||
|girl||||rarely|rarely|accident|||||||announcement||was announced
The story was made public that the dead girl died in a rare accident.
僕 の 苦労に 対する 褒美 と し て 、 キラキラ 輝く 、 素敵な トロフィー に 名 を 刻み 、 それ を 授与 する 代わり に 固く ロ を 閉ざす よく 忠告 さ れました 。
ぼく||くろうに|たいする|ほうび||||きらきら|かがやく|すてきな|とろふぃー||な||きざみ|||じゅよ||かわり||かたく|||とざす||ちゅうこく||れ ました
||für meine Mühe|||||||||||||||||||||||||||
||struggle|toward|reward||||sparkling|sparkling|wonderful|trophy||||engrave|it||bestow||instead of||firmly|locked||firmly closed||advice||was advised
As a reward for my hard work, I was often advised to shine, engrave a name on a lovely trophy, and instead of giving it a tight closure.
しかし 、 僕 は 再び 事件 が 起こる であろう こと を 知っていました 。
|ぼく||ふたたび|じけん||おこる||||しってい ました
|||again|incident||will occur|probably|||
But I knew that the incident would happen again.
怪物 は それ から も 生き 続けました し 、 それ を 解き放つ カ を 持って いた 人物 は 投獄 さ れ なかった の です 」 急いで 書か なくて は と 焦った ハリー は 、 危うく インク 壷 を 引っくり返し そうに なった 。
かいぶつ|||||いき|つづけ ました||||ときはなつ|||もって||じんぶつ||とうごく||||||いそいで|かか||||あせった|||あやうく|いんく|つぼ||ひっくりかえし|そう に|
monster|||||lived|continued||||to release|possibility||possessed||person||imprisonment||||||quickly||without writing|||panicked|||almost||ink pot||upside down||
The monster continued to live, and the person who had the power to unleash it was not imprisoned. ”Harry, impatient to write in a hurry, almost turned over the ink fountain. ..
「 今 、 また それ が 起きて いる のです 。
いま||||おきて||
||||happening||
三 人 も 襲わ れ 、 事件 の 背後 に 誰 が いる の か 、 見当 もつ きません 。
みっ|じん||おそわ||じけん||はいご||だれ|||||けんとう||き ませ ん
|||attacked||incident||behind|||||||idea|possess|
Three people were attacked and we have no idea who is behind what happened.
前 の とき は いったい 誰 だった のです か ?」
ぜん|||||だれ|||
previous||||||||
Who was it the previous time? "
「 お 望み なら お 見せ しましょう 」 リドル の 答え だった 。
|のぞみ|||みせ|し ましょう|||こたえ|
honorable|wish||||I will show|riddle|||
"I'll show you if you want," Riddle's answer.
「 僕 の 言う こと を 信じる 信じ ない は 自由です 。
ぼく||いう|||しんじる|しんじ|||じゆうです
|||||believe||||it's up to you
"Believe what I say, don't believe it, you are free.
僕 が 犯人 を 捕まえた 夜 の 思い出 の 中 に 、 あな た を お 連れ する こと が できます 」 羽 ペン を 日記 の 上 に かざした まま 、 ハリー は ためらって いた
ぼく||はんにん||つかまえた|よ||おもいで||なか||||||つれ||||でき ます|はね|ぺん||にっき||うえ|||||||
||criminal||caught|||||||you||||to bring||||||||||||hovered over||||hesitating|
I can take you back to the memory of the night I caught the killer," Harry hesitated as he held the quill over his journal.
リドル は いったい 何 を 言って いる んだろう ? 他の 人 の 思い出 の 中 に ハリー を どう やって 連れ て いく んだろう ―― ハリー は 寝室 の 入口 の 方 を 、 チラリ と 落ち着か ない 視線 で 眺めた 。
|||なん||いって|||たの|じん||おもいで||なか||||||つれ||||||しんしつ||いりぐち||かた||ちらり||おちつか||しせん||ながめた
riddle||||||||other|||||||||||take||||||bedroom||||||glanced briefly||not settled||glance||glanced at
What exactly is Riddle saying? How do you take Harry into the memories of others? -Harry glances at the entrance to the bedroom with a glimpse of restlessness. ..
部屋 が だんだん 暗く なって きて いた 。
へや|||くらく|||
room|||dark|||
The room was getting darker and darker.
ハリー が 日記 に 視線 を 戻す と 、 新しい 文字 が 浮かび 出 て きた 。
||にっき||しせん||もどす||あたらしい|もじ||うかび|だ||
||||gaze||returned||new|||appeared||came|
When Harry looked back at his diary, new words appeared.
「 お 見せ しましょう 」 ほんの 一瞬 、 ハリー は ためらった が 、 二 つ の 文字 を 書いた 。
|みせ|し ましょう||いっしゅん|||||ふた|||もじ||かいた
|||just|a moment|||hesitated|||||||
"Let me show you." For a moment, Harry hesitated, but wrote two letters.
「 OK 」
ok
okay
日記 の ページ が まるで 強風 に 煽ら れた ように パラパラ と めくら れ 、 六 月 の 中ほど の ページ で 止まった 。
にっき||ぺーじ|||きょうふう||あおら|||ぱらぱら||||むっ|つき||なかほど||ぺーじ||とまった
||||just like|strong wind||flipped|||fluttering||flipped|was flipped|six|||middle||||stopped
The pages of the diary flipped over as if whipped by a strong wind and stopped at the middle of June.
六 月 十三 日 と 書か れた 小さな 枞 が 、 小型 テレビ の 画面 の ような もの に 変わって いた 。
むっ|つき|じゅうさん|ひ||かか||ちいさな|||こがた|てれび||がめん|||||かわって|
||thirteen|||||small|spruce||small|small television||screen|||||changed|
A small spruce marked June 13 had transformed into something resembling a small television screen.
ハリー は ポカン と 口 を 開けて 見とれた 。
||||くち||あけて|みとれた
|||||||verzaubert
||with mouth agape|||||gazed in awe
Harry stared, his mouth agape in amazement.
すこし 震える 手 で 本 を 取り上げ 、 ハリー が 小さな 画面 に 目 を 押しつける と 、 何 が なんだか わ から ない うち に 、 体 が ぐ ーっと 前 のめり に なり 、 画面 が 大きく なり 、 体 が ベッド を 離れ 、 ページ の 小 窓 から 真っ逆さまに 投げ入れられる 感じ が した ―― 色 と 陰 の 渦巻く 中 へ 。
|ふるえる|て||ほん||とりあげ|||ちいさな|がめん||め||おしつける||なん||||||||からだ|||- っと|ぜん||||がめん||おおきく||からだ||べっど||はなれ|ぺーじ||しょう|まど||まっさかさまに|なげいれ られる|かんじ|||いろ||かげ||うずまく|なか|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||geworfen werden||||||||||
a little|trembling|||||picked up||||screen||||pressed against||||somehow||||||body||||forward|leaning forward|||screen||||||bed||離れる|||small|small window||upside down|thrown in|feeling|||color||shadow||swirling||to
With trembling hands, Harry picked up the book and pressed his eyes to the small screen, and before he knew what was happening, his body jerked forward, the screen grew larger, his body left the bed, and he felt himself being thrown headlong through the small window on the page -- Into a whirlwind of colors and shadows.