Shingeki no Kyojin Season 3 Part 2 (Attack on Titan Season 3 Part 2) Episode 10
「 九 つ の 巨人 」 に は それぞれ 名前 が ある
これ から お前 へ 継承 さ れる 巨人 に も だ
その 巨人 は いつ いかなる 時代 に おいて も
自由 を 求めて 進み 続けた
自由 の ため に 戦った
名 は
進撃 の 巨人
過去 に エレン は 「 無垢の 巨人 」 を 操り
窮地 を 逃れた こと が あり ます
王家 の 血 を 引く 者 を 巨人 に して オレ が 接触 すれば
「 始祖 の 巨人 」 の 力 を 扱える … かも しれ ない …
だが … その 可能 性 が ある と 言えば 兵 団 は ヒストリア を どう する ?
家庭 を 持て
は ?
妻 でも 子供 でも 街 の 人 で も いい
壁 の 中 で 人 を 愛せ
それ が でき なければ 繰り返す だけ だ
同じ 歴史 を 同じ 過ち を 何度 も
ミカサ や アルミン みんな を 救い たい なら 使命 を 全うしろ
ミカサ ? アルミン ? 誰 の こと だ ?
… さ ぁ ? わから ない
誰 の 記憶 だろう ?
敵 は 世界 …
しかし この こと を 公表 すれば 壁 は 大 混乱 に 陥り ます ぞ !
そう だ 我々 で さえ 事 の 大き さ を 計り かねて いる 状態 に ある のだ
ならば また 民 を 騙す か ?
レイス 王 が やった ように
何も 知ら ない 民 を この 壁 の 中 で 飼おう と いう の か ?
ならば … 我々 に は 何の 大義 が あって レイス 王 から 王冠 を 奪った のだ ?
公表 し ましょう
100 年 前 レイス 王 が 民 から 奪った 記憶 を 100 年 後 の 民 に お返し する だけ です
我々 は 皆 運命 を 共に する 壁 の 民
これ から は 一致 団結 して 力 を 合わせ なくて は なり ませ ん
人類 を 脅かす 人食い 巨人 の 正体 は 人間 であり
我々 と 同じ 祖先 を 持つ 民族 「 ユミル の 民 」 だった
我々 の 王 は 100 年 前 に この 壁 を 築き 巨人 の 力 で 民衆 の 記憶 を 改竄 し
壁 の 外 の 人類 は 滅亡 した と 思い込ま せた
だが 人類 は 滅んで など おら ず
我々 「 ユミル の 民 」 を こう 呼んで いる 悪魔 の 民族 と
近い 将来 敵 は この 土地 の 資源 獲得 を 口実 に 侵攻 を 開始 する
それ が 5 年 前 から 始まった 「 超 大型 巨人 」 ら の 襲撃 である と …
もう 記事 は 出た 後 です が … 一連の 話 の 信憑性 は ?
少なくとも 我々 が ずっと 抱いて いた 疑問 と は 辻 褄 が 合って る
そりゃ 信じ たく ないで すよ … そんな 話
どうも
それ で … 街 の 反応 は ?
さまざまです
そのまま 受け取る 者 笑い飛ばす 者
いまだ 兵 政権 に 異 を 唱え 陰謀 論 を 結びつけ 吹聴 する 者
あなた 方 が 危惧 した とおり の 混乱 状態 です
でも しかたない よ 調査 報告 が 我々 の 飯 代 だ
情報 は 納税 者 に 委ね られる
そこ が 前 の 王様 より イケ てる 所 さ
あなた 方 を 誇り に 思い ます
え ?
同じ 壁 に 生きる 者 と して
または … 働く 者 と して
どうも
今度 は 調査 兵 団 を 担いで 記事 を 書く と いい
私 たち は これ から どう なり ます ?
私 たち が 巨人 を 恐れ 憎み
どうか この世 から 消えて なく なれ と 願った の と 同じ ように
世界中 の 人々 が 我々 を 人 で は なく 有害な 化け物 と 見なした
その 結果 あの 地獄 が 繰り返さ れる のだ と したら …
我々 が 死滅 する まで 地獄 は … 終わら ない
や ぁ 壁 の 英雄 たち よ
ヒッチ 来て た の か
あんた たち が 勲章 もらう の 見 に 来た んだ よ
そう か …
マルロ は
最期 まで 勇敢だった よ
… うん
そう だ ろ フロック ? 話して やれ
マルロ ・ フロイデンベルク は 俺 と 同じ 急 募 入団 の 新 兵 で …
その 中 でも 俺 たち を よく まとめて くれた
現場 は 絶望 的で 調査 兵 団 は 全滅 寸前 まで 追い詰め られた
みんな 怖じ気づいて どうにも なら なかった 時 も
あいつ だけ は 仲間 を 鼓舞 し 続けた
あいつ は すごい 奴 だった よ
知って る … だ から …
私 の 言う こと なんて 聞か ない んだろう ね
でも 最期 は … あそこ に 行った こと を 後悔 した だろう
ありがとう 式 で ヘマ したら 笑って やる から
オイ ! 何で そんな こと を …
でも … 誰 か が 本当の こと を 言う べきだ ろ
君 が … エルヴィン 団長 を 生き返ら せよう と 必死だった こと は 知って る
そう だ … お前 じゃ なく 団長 が ふさわしい と 思った
でも それ は 俺 だけ じゃ ない …
みんな だ 報告 書 を 読んだ 誰 も が そう 思った
何で エルヴィン じゃ ない んだ って …
お前 が アルミン の 何 を 知って る って 言う んだ ? 言って みろ よ
知ら ない な 俺 は 幼なじみ じゃ ないし 仲良し で も ない から …
でも 何で アルミン が 選ば れた か は わかる
お前 ら 二 人 と リヴァイ 兵 長 が 私情 に 流さ れ
注射 薬 を 私物 化 し 合理 性 に 欠ける 判断 を 下した から だ
要は 大事な もの を 捨てる こと が でき なかった から だ ろ ?
なぁ … もう お前 そろそろ 黙れ よ …
エレン … お前 って 腹 の 底 じゃ
何 だって 自分 が 一 番 正しい って 思って んだ ろ ?
だから 最後 まで 諦め なかった
聞き分け の ねぇ ガキ みて ぇに …
エレン もう いい から 離れて
その 点 ミカサ は まだ 大人 だった
最終 的に は 諦めた んだ から
オイ ! 急に 何 だって んだ よ !
フロック …! これ から 死んだ 仲間 を 弔おう って 式 の 場 な んだ ぜ ?
何で もう 終わった 話 を 蒸し返す んだ よ !?
お前 ら は … 上官 に 歯 向かう わけで も なく
エレン と ミカサ を 止める わけで も なく
ただ 見て た だけ だった よ な
何の 勲章 だ ? 誰 を 弔う ?
これ から 補充 する 調査 兵 団 に は 本当の こと を 言えよ !?
俺 みて ぇな 腰抜け が 間違って 入って こ ねぇ ように な !!
エルヴィン 団長 無し で これ から どう する つもりな んだ よ !?
そりゃ 俺 みて ぇな 雑魚 …
使い捨てる ぐらい しか 使い道 も ねぇ だろう が …
そんな 雑魚 に だって なぁ … 値 踏み する 権利 くらい は ある だろう !?
フロック が 正しい
エルヴィン 団長 が 生き延びる べきだった …
この 状況 を 変える こと が できる の は … 僕 じゃ ない
何で そんな こと が わかる んだ よ ?
オレ に は わから ない な
正しい 選択 なんて 未来 は 誰 に も わから ない はずだ
だいたい … お前 は 見た の か よ ? 壁 の 外 を
壁 の 外 に は 何 が ある んだ ?
… 海
そう だ … 海 が ある
でも まだ 見て ないだ ろ ?
オレ たち は まだ 何も 知ら ない んだ よ !
炎 の 水 も 氷 の 大地 も 砂 の 雪原 も
可能 性 は いくら でも 広がって いる !
きっと 壁 の 外 に は 自由 が
オイ ガキ 共 時間 だ 並べ
地下 室 に あった もの は 何 だ ?
希望 … だった の か ?
それとも 絶望 か ?
敵 は 果てしなく 強大だった
このまま 何も 変わら なければ また あの 惨状 が 繰り返さ れる
何 か を 変える こと が できる なら
自分 の 命 ぐらい いくら でも 捧げて やる のに
オレ に は … ヒストリア を 犠牲 に する 覚悟 が ない …
どう すれば いい こんな こと … 誰 に も …
私 は 壁 の 外 から 来た エルディア 人
あなた 方 と 同じ ユミル の 民 です !
壁 の 王 よ !!
今 すぐ 壁 に 攻めて 来た 巨人 を 殺して 下さい !!
妻 や … 子供 たち が !!
壁 の 民 が 食わ れて しまう 前 に !!
エレン ?
トロスト 区 の 巨大な 槌 から 巨人 を 潰す 音 が 聞こえ なく なった の は
雪 の 降り積もる 頃 だった
積もった 雪 が 溶け 出す 頃 兵 団 は
ウォール ・ マリア 内 の 巨人 は 掃討 さ れた と 発表 した
トロスト 区 から 昇降 機 が 解放 さ れ 街道 の 舗装 事業 が 開始 さ れる 頃 に は
草花 が 芽吹き 蝶 が 舞って いた
避難 住民 が 故郷 へ 帰る こと を 許さ れた の は
トロスト 区 襲撃 から 1 年 が 経過 する 頃 であった
そして 最初の 「 超 大型 巨人 」 襲来 から 6 年
調査 兵 団 は ウォール ・ マリア 外 へ の 壁 外 調査 を 開始 した
お前 の 読み どおり だ ハンジ
ウォール ・ マリア 内 に 入って いた 巨人 が ほとんど だった
俺 たち は 奴 ら を 1 年 で ほぼ 淘汰 しち まった らしい
そんじゃ 予定 どおり 目的 の 場所 を 目指す ぞ !
巨人 だ
やっと 現れた か !
気 を 付けろ !
あそこ に
動け ない … の か ?
あの 体 で 少しずつ 這って 壁 まで 進もう と した んでしょう
「 楽園 送り 」 に さ れた … オレ たち の 同胞 だ …
行こう 近い ぞ
おい …! こいつ を このまま 置いて く の か !
殺さ なくて いい の か よ !?
くそ っ !
間違い ない
ここ の 場所 で エルディア 人 は 巨人 に さ れた
そして あの 先 に …
目 が ぁぁ ぁ あぁ !!
しょ っぺ え ぇ !!
これ 本当に 全部 塩 水 な の !?
あっ !? 何 か いる !
オイ ハンジ 毒 かも しれ ねぇ から 触る んじゃ ねぇ
ほら … 言った だ ろ エレン
商人 が 一生 かけて も 取り 尽くせ ない ほど の 巨大な 塩 の 湖 が ある って …
僕 が 言った こと … 間違って なかった だ ろ ?
あぁ … す っげ ぇ 広い な …
エレン これ 見て よ 壁 の 向こう に は …
海 が あって …
海 の 向こう に は 自由 が ある
ずっと そう 信じて た …
でも 違った
海 の 向こう に いる の は 敵 だ
何もかも 親父 の 記憶 で 見た もの と 同じな んだ …
なぁ ?
向こう に いる 敵 … 全部 殺せば
オレ たち 自由に なれる の か ?