Fullmetal Alchemist: Brotherhood Episode 12 fullmetal|alchemist|brotherhood|episode Fullmetal Alchemist: Brotherhood Episode 12

兄さん そろそろ ダブ リス に 着く よ にいさん|||りす||つく|

夢見 て た の ゆめみ|||

ああ あいつ の 夢 だ |||ゆめ|

とうとう 来 ち まった な |らい|||

うん

師匠 留守 だ と いい な ししょう|るす||||

うん

ど っ どうも

お 久しぶり です |ひさしぶり|

よく 来 た 大きく なった な |らい||おおきく||

ち 縮む |ちぢむ

あの アルフォンス です

ごぶさた し て ます

すごく 大きく なった な |おおきく||

鎧 に なって から 初めて 頭 なで られ た よろい||||はじめて|あたま|な で||

イズミ エル リック の チビ ども が 来 た ぞ |||||||らい||

起き られ そう か おき|||

大丈夫 今日 は 少し 体調 が いい から だいじょうぶ|きょう||すこし|たいちょう|||

具合 悪く て 寝 て いた ん だ ぐあい|わるく||ね||||

体 よく なって ない の か な からだ||||||

この バカ 弟子 が |ばか|でし|

軍 の 狗 に 成り下がった って ぐん||く||なりさがった|

師匠 その こ っ これ は ししょう|||||

アル 随分 大きく なって |ずいぶん|おおきく|

師匠 も お 変わり ない よう ししょう|||かわり||

鍛え 方 が 足り ん きたえ|かた||たり|

痛 て て つう||

具合 悪かった ん じゃ ない ん です か ぐあい|わるかった||||||

何 を 言う お前 たち が 来 た と いう から こうして なん||いう|おまえ|||らい|||||

無理 し ちゃ ダメ だ ろ むり|||だめ||

心配 し て くれる の ね あなた しんぱい||||||

賢 者 の 石 に つい て は ろくに 知ら ん かしこ|もの||いし||||||しら|

興味 ない から な きょうみ|||

そう です か

以前 セントラル で いぜん||

石 に やたら 詳しい 錬金術 師 に 会った ろ いし|||くわしい|れんきんじゅつ|し||あった|

どんな 人 です |じん|

名前 は 確か … なまえ||たしか

ホー エン ハイム |えん|

どう し た

生き て た ん だ いき||||

知り合い か しりあい|

父親 です ちちおや|

昔 出 て いった って いう むかし|だ||||

あんな ヤツ |やつ

あいつ の せい で 母さん は 死 ん だ ん だ ||||かあさん||し||||

あいつ の せい で

あら どう し た の

こんな 朝 早く |あさ|はやく

アル が おし っこ って

アル の 面倒 見 て くれ た の ね ||めんどう|み|||||

ありがとう エド

ねえ お 父さん は ||とうさん|

出かけ た わ でかけ||

いつ 帰って 来る の |かえって|くる|

こ ち ょ こ ちょ こ ちょ

こ ち ょ こ ちょ こ ちょ

すぐに 帰って 来る わ よ |かえって|くる||

早く 食べ ちゃ い なさい はやく|たべ|||

お 母さん |かあさん

お 母さん |かあさん

母さん かあさん

お 母さん |かあさん

あの 父さん 石 に つい て 何 か |とうさん|いし||||なん|

長年 の 望み が もう すぐ と か 嬉し そう に 言って た な ながねん||のぞみ||||||うれし|||いって||

痛 っ つう|

飯 に する ぞ めし|||

はい

アル は 食わ ん の か ||くわ|||

えっ いえ 汽車 の 中 で たくさん 食べ ちゃ って ||きしゃ||なか|||たべ||

ほら アル

オレ たち ラッシュ バレー で 出産 に 立ち会った ん だ よ な おれ||らっしゅ|ばれー||しゅっさん||たちあった|||| We witnessed the birth in the Rush Valley.

そう そう 師匠 ||ししょう

僕たち 赤ん坊 を 取り上げる の 手伝った ん です よ ぼくたち|あかんぼう||とりあげる||てつだった|||

バカ 手伝った って 言え る の か よ あれ で ばか|てつだった||いえ||||||

家族 が 協力 し て 母親 も 命 を 懸けて かぞく||きょうりょく|||ははおや||いのち||かけて

みんな に 祝福 さ れ て 人間 は 生まれて くる ん です ね ||しゅくふく||||にんげん||うまれて||||

そう だ よ お前 たち も そう やって 生 を 受け た |||おまえ|||||せい||うけ|

自分 の 命 に 誇 を 持ち なさい じぶん||いのち||ほこ||もち|

兄さん にいさん

師匠 変わら ない ね ししょう|かわら||

ああ あの ころ から 全然 変わって ない ||||ぜんぜん|かわって|

しっかり しろ

もっと 持ってこい |もってこい

崩れる ぞ くずれる|

堤防 が 切れる ぞ 高台 に 逃げろ ていぼう||きれる||たかだい||にげろ

兄さん 見 て にいさん|み|

おい 危ない ぞ |あぶない|

これ で しばらく は もつ でしょ う

あ あんた 何者 だ ||なにもの|

通りすがり の 主婦 です とおりすがり||しゅふ|

オレ たち を 弟子 に し て よ おばさん おれ|||でし|||||

お 願い し ます おばさん |ねがい|||

ちょっと 耳 が 遠く て 聞こえ なかった なぁ |みみ||とおく||きこえ||

もう 一 回 言って くれる |ひと|かい|いって|

て 訂正 し ます |ていせい||

弟子 に し て ください お ねえさん でし||||||

ダメ だめ

なんで

弟子 は 取ら ない 主義 でし||とら||しゅぎ

それ に 旅 の 途中 だ ||たび||とちゅう|

お 願い 弟子 に し て |ねがい|でし|||

しつこい

両親 の 許可 は りょうしん||きょか|

あの そ いつ ら 親 が い なく て ||||おや||||

どうにも 弱い ね |よわい|

二 人 だけ で 生き延び なさい ふた|じん|||いきのび|

それ が 仮 修業 ||かり|しゅぎょう

うまく いったら 本 修業 に 入る ||ほん|しゅぎょう||はいる

仮 修業 中 は 錬金術 使う の 禁止 ね かり|しゅぎょう|なか||れんきんじゅつ|つかう||きんし|

「 一 は 全 全 は 一 」 ひと||ぜん|ぜん||ひと

１ か月 で その 答え を 見つけ なさい かげつ|||こたえ||みつけ|

答え が 見つから ない 場合 は こたえ||みつから||ばあい|

リゼンブール に 送り 返す から ね ||おくり|かえす||

じゃあ

なん じゃ そりゃ

腹 減った はら|へった

ベッド で 寝 たい よ べっど||ね||

これ の どこ が 錬金術 の 修業 な ん だ よ ||||れんきんじゅつ||しゅぎょう||||

腹 減った はら|へった

あいつ ら 大丈夫 か ね ||だいじょうぶ||

経験 に 勝る 知識 なし って ね けいけん||まさる|ちしき|||

錬金術 の 肝 の 部分 を たたき込む に は れんきんじゅつ||かん||ぶぶん||たたきこむ||

あの 方法 が 一 番 な の よ |ほうほう||ひと|ばん|||

これ で 何も 学べ なかったら ||なにも|まなべ|

所詮 は そこ まで の 才能 だって こと しょせん|||||さいのう||

弟子入り は 諦め て もらう でしいり||あきらめ||

オレ が 心配 し て ん の は おれ||しんぱい|||||

あいつ ら の 命 の 方 だ |||いのち||かた|

私 の 修業 の とき なんて わたくし||しゅぎょう|||

冬 の ブリッグス 山 に １ か月 ほうり込ま れ た わ よ ふゆ|||やま||かげつ|ほうりこま||||

お前 と 一般 人 を 一緒 に する な おまえ||いっぱん|じん||いっしょ|||

あの 島 は 食料 豊富 だ し |しま||しょくりょう|ほうふ||

死にゃ しな いわ よ しにゃ|||

やった

どう やって 食べる の これ ||たべる||

スパッと すぱっと

スパッと すぱっと

や だ よ 兄さん が やって よ |||にいさん|||

オレ 捕まえる の 専門 おれ|つかまえる||せんもん

面倒 な こと いっ つ も 押しつけ て めんどう||||||おしつけ|

ああ 待て |まて

子 ギツネ こ|

肉 は やめ て 魚 に しよ う にく||||ぎょ|||

って どう やって 魚 とる ん だ よ |||ぎょ||||

竿 も 糸 も 針 も ねぇ ん だ ぞ さお||いと||はり|||||

食べ物 ない 火 も ない たべもの||ひ||

なんにも ない

言う な よ いう||

もう

何 す ん だ よ 兄さん なん|||||にいさん

兄さん にいさん

う お ぉ 酸 っぺ ぇ |||さん||

オレ 生き てる ん だ おれ|いき|||

アリ を 食って 生き てる あり||くって|いき|

命 を 食って 生き てる いのち||くって|いき|

生き てる いき|

オレ たち は 死な ない おれ|||しな|

うん

ごめん な

兄さん もう ちょっと だ よ にいさん||||

う わ やった

明日 で １ か月 か あした||かげつ|

ねえ 兄さん 「 一 は 全 全 は 一 」 の 答え って 見つかった |にいさん|ひと||ぜん|ぜん||ひと||こたえ||みつかった

ずっと 考え て いる けど なんとなく しか 分から ない よ |かんがえ||||||わから||

確信 は ねぇ けど かくしん|||

ほら 腹 減って へろ へ ろ だった 時 アリ 食った ろ |はら|へって|||||じ|あり|くった|

そう だ っけ

うん 食った ん だ よ |くった|||

すげ ぇ 酸っぱかった ||すっぱかった

で 考え た ん だ |かんがえ|||

もし 食わ ない で オレ が 死 ん だ ら |くわ|||おれ||し|||

キツネ や アリ に 食わ れる きつね||あり||くわ|

土 に 還って 草 に なる つち||かえって|くさ||

それ を ウサギ が 食べる ||うさぎ||たべる

食物 連鎖 だ ね しょくもつ|れんさ||

ああ それ だけ じゃ ない

この 島 だって 大昔 は 海 の 底 だった かも しれ ない |しま||おおむかし||うみ||そこ||||

何 万 年 も し たら 山 の てっぺん に なって る かも しれ ない なん|よろず|とし||||やま||||||||

何もかも つながって る なにもかも||

すべて は 目 に 見え ない ||め||みえ|

大きな 流れ の 中 に ある ん だ おおきな|ながれ||なか||||

それ を 宇宙 って いう の か ||うちゅう||||

世界 って いう の か は 分か ん ない けど せかい||||||わか|||

そんな で っか い もの から すりゃ

オレ も アル も アリ みたい な もん さ おれ||||あり||||

流れ の 中 の 小さな 一 つ ながれ||なか||ちいさな|ひと|

「 全 」 の 中 の 「 一 」 に すぎ ない ぜん||なか||ひと|||

だけど その 小さな 「 一 」 が 集まって ||ちいさな|ひと||あつまって

「 全 」 が 存在 できる ぜん||そんざい|

その 世 は 想像 も でき ない … |よ||そうぞう|||

約束 の 日 だ やくそく||ひ|

「 一 は 全 全 は 一 」 の 答え を 聞こ う ひと||ぜん|ぜん||ひと||こたえ||ききこ|

「 全 」 は 世界 ぜん||せかい

「 一 」 は オレ ひと||おれ

よろしい 本 修業 に 移ろう |ほん|しゅぎょう||うつろう

し ゃ

錬成 陣 の 基本 は 円 の 力 れんせい|じん||きほん||えん||ちから

円 は 力 の 循環 を 示し えん||ちから||じゅんかん||しめし

そこ に 構築 式 を 描く こと で ||こうちく|しき||えがく||

力 の 発動 が 可能 に なる ちから||はつどう||かのう||

これ も 力 の 循環 ||ちから||じゅんかん

体感 する の が いちばん いい たいかん|||||

さて と 昼 ご飯 の 支度 が できる まで 復習 し て おく よう に ||ひる|ごはん||したく||||ふくしゅう|||||

え えっ と 「 円 は 力 の 循環 を 示し |||えん||ちから||じゅんかん||しめし

そこ に 構築 式 を 描く こと で ||こうちく|しき||えがく||

力 の 発動 が 可能 に なる 」 ちから||はつどう||かのう||

でも 師匠 は 手のひら を 合わせ た だけ で 錬成 し て まし た よ ね |ししょう||てのひら||あわせ||||れんせい||||||

構築 式 は 書か なく て いい ん です か こうちく|しき||かか||||||

私 自身 が 構築 式 みたい な も の かな わたくし|じしん||こうちく|しき|||||

どう やったら できる ん です

真理 に たどりつけ ば できる よう に なる かも ね しんり|||||||||

師匠 も 真理 を ししょう||しんり|

で 話 と いう の は なん だ |はなし||||||

えっ と

やはり 構築 式 なし に 錬成 できる か |こうちく|しき|||れんせい||

加え て アルフォンス は 空っぽ の 鎧 くわえ||||からっぽ||よろい

お前 は 片手 片足 が 機械 鎧 おまえ||かたて|かたあし||きかい|よろい

師匠 どうして ししょう|

それ くらい 手 合わせ すれ ば 分かる ||て|あわせ|||わかる

お前 あれ を 見 た な おまえ|||み||

見 た な み||

はい

師弟 そろって しょう も ない してい||||

師匠 は あれ を 見 た から ししょう||||み||

私 たち 夫婦 に は なかなか 子供 が でき なく て ね わたくし||ふうふ||||こども|||||

ようやく でき た って いう のに

私 が 病気 に な っち まっ て わたくし||びょうき|||||

私 たち の 子 は わたくし|||こ|

生き て この世 に 生まれる こと が でき なかった いき||このよ||うまれる||||

だから

禁 忌 を 犯し た ん だ きん|い||おかし|||

お陰 で 中 を あっ ち こっち 持っていか れ た おかげ||なか|||||もっていか||

本当 に 大 バカ 者 だ よ ほんとう||だい|ばか|もの||

もっと 早く 話し とく べき だった ね |はやく|はなし||||

辛かった ろ う からかった||

い いいえ

自分 で やった こと です し じぶん|||||

辛い と か そういう 気持ち は からい||||きもち|

体 を 取り戻し たら 何 食べよ う と か からだ||とりもどし||なん|たべよ|||

逆 に 楽しみ な ん です よ ぎゃく||たのしみ||||

ねっ 兄さん |にいさん

おう そうだ よ な |そう だ||

この バカタレ が

無理 し なく て いい むり||||

すみません

ごめんなさい

すみません

ごめんなさい

すみません

ごめんなさい

すみません

この世 は 想像 も でき ない このよ||そうぞう|||

大きな 法則 に 従って 流れ て いる ん だ おおきな|ほうそく||したがって|ながれ||||

その 流れ を 知り |ながれ||しり

分析 し て 再 構築 する ぶんせき|||さい|こうちく|

それ が 錬金術 ||れんきんじゅつ

そして 生きる こと で も ある |いきる||||

錬金術 の 基本 分解 再 構築 って いう の は れんきんじゅつ||きほん|ぶんかい|さい|こうちく||||

食物 連鎖 そっくり だ ね しょくもつ|れんさ|||

ウサギ を 食べ たら その 肉 を 分解 し て うさぎ||たべ|||にく||ぶんかい||

自分 の 体 に 再 構築 する じぶん||からだ||さい|こうちく|

ウサギ だって 食べ た 草 を 自分 の 体 に 再 構築 し て いる うさぎ||たべ||くさ||じぶん||からだ||さい|こうちく|||

錬金術 って いう の は 命 そのもの な ん だ れんきんじゅつ|||||いのち|その もの|||

己 の 欲望 を 楽しむ 者 おのれ||よくぼう||たのしむ|もの

名 は グリード な||

敵 か 味方 か てき||みかた|

エド たち の 前 に 立つ その 姿 は |||ぜん||たつ||すがた|

戦う ため に ある が ごとき 異形 たたかう||||||いぎょう

次回 鋼 の 錬金術 師 じかい|はがね||れんきんじゅつ|し

FULLMETAL ALCHEMIST fullmetal|alchemist

第 十 三 話 ダブ リス の 獣 たち だい|じゅう|みっ|はなし||りす||けだもの|

強き 者 その 姿 を 現す つよき|もの||すがた||あらわす

人体 錬成 … じんたい|れんせい

やった の か 、 やら なかった の か

私 の 理論 は 完璧 で し た か ？ わたくし||りろん||かんぺき||||

お 嬢 様 は ？ ！ |じょう|さま|

荒川 弘 の 名作 、 盲目 の 錬金術 師 あらかわ|ひろ||めいさく|もうもく||れんきんじゅつ|し

待望 の アニメーション 化 たいぼう||あにめーしょん|か

人 は 、 その 『 業 』 故 に 、 咎人 と なる の か … じん|||ぎょう|こ||とがにん||||

鋼 の 錬金術 師 はがね||れんきんじゅつ|し

Fullmetal Alchemist fullmetal|alchemist

DVD & Blu - ray Disk 第 1 巻 dvd|blu||disk|だい|かん 8 月 26 日 発売 つき|ひ|はつばい