Kantai Collection Episode 11

ごめんなさい

守れ なかった まもれ|

私 が … 頑張ら なけ れ ば いけ なかった のに わたくし||がんばら||||||

ごめんなさい

雷 撃 処分 し て ください かみなり|う|しょぶん|||

また あの 夢 ||ゆめ

作戦 が 決まって から 毎晩 の よう に さくせん||きまって||まいばん|||

あれ は …

赤城 先輩 おはよう ございます あかぎ|せんぱい||

朝 の 光 眩 しく て あさ||ひかり|くら||

Weigh Anchor !

言葉 も 無く て ただ 波 の 音 聞い て た ことば||なく|||なみ||おと|ききい||

記憶 の 意味 試さ れ て いる みたい に きおく||いみ|ためさ|||||

闇 の 中 でも 思い出す やみ||なか||おもいだす

前 に 進む の 見て い て よ ぜん||すすむ||みて|||

So repeatedly , we won ' t regret to them

そんな 風 に 考え て い た の |かぜ||かんがえ||||

憧れ 抜 錨 未来 あこがれ|ぬき|いかり|みらい

絶望 喪失 別離 ぜつぼう|そうしつ|べつり

いく つ も の 悲しみ と 海 を 越え ||||かなしみ||うみ||こえ

たとえ 世界 の すべて が 海 色 に 溶け て も |せかい||||うみ|いろ||とけ||

きっと あなた の 声 が する |||こえ||

大丈夫 帰 ろ う って でも だいじょうぶ|かえ||||

世界 が すべて 反転 し て いる の なら せかい|||はんてん|||||

それ でも あなた と 真っ直ぐ に 前 を 見 て て ||||まっすぐ||ぜん||み||

今 願い 込め た 一撃 爆ぜ た いま|ねがい|こめ||いちげき|はぜ|

まだ 決まら ない の ？ |きまら||

いい加減 決め ない と みんな 浮足立って る わ よ いいかげん|きめ||||うきあしだって|||

分かって いる ん だ が な わかって|||||

どうも 決め手 に 欠ける ん だ |きめて||かける||

どんな 編成 に し て も これ で いい と いう 確証 が 得 られ ない |へんせい||||||||||かくしょう||とく||

はい

一 航 戦 赤城 です ひと|わたる|いくさ|あかぎ|

長門 秘書 艦 に 意見 を 申し たい こと が あり 参り まし た ながと|ひしょ|かん||いけん||もうし|||||まいり||

私 に ？ わたくし|

はい

MI 作戦 に おける 私 の 第 一 機動 部隊 の 編成 に つい て 少し 考える ところ が あって |さくせん|||わたくし||だい|ひと|きどう|ぶたい||へんせい||||すこし|かんがえる|||

今 の 編成 案 を 伺って も ？ いま||へんせい|あん||うかがって|

ああ

でき れ ば 五 航 戦 も 参加 さ せ たかった が |||いつ|わたる|いくさ||さんか||||

やはり 修理 が 間に合わ ない よう だ |しゅうり||まにあわ|||

お 願い が あり ます |ねがい|||

雷 ちゃん 牛乳 ちゃん と 飲ま ない と だめ な の です かみなり||ぎゅうにゅう|||のま||||||

立派 な レディー に なれ ない わ よ りっぱ||れでぃー|||||

分かって る わかって|

フルーツ 牛乳 なら 飲め る の に ふるーつ|ぎゅうにゅう||のめ|||

高雄 さん や 愛宕 さん は ミルク 好き って いう よ ね たかお|||あたご|||みるく|すき||||

それ ね それ が 秘訣 な の ね ||||ひけつ|||

あと もし 私 たち が 明日 の 作戦 に 参加 する こと に なったら ||わたくし|||あした||さくせん||さんか||||

ミルク は 栄養 たっぷり みるく||えいよう|

出撃 前 に は とても 体 に いい の です しゅつげき|ぜん||||からだ||||

そ … それ も そう ね

よ ー し |-|

吹雪 ちゃん すごい ふぶき||

新 記録 っぽい しん|きろく|

改 に なって から 前 より もっと ご飯 が おいしく て かい||||ぜん|||ごはん|||

いくら でも 入っちゃ う 感じ な の ||はいっちゃ||かんじ||

さすが 赤城 先輩 の 護衛 艦 だ ね |あかぎ|せんぱい||ごえい|かん||

よ … よ ー し ||-|

秘書 艦 の 長門 だ ひしょ|かん||ながと|

みんな そのまま で 聞い て ほしい |||ききい||

これ より 明日 実施 さ れる MI 作戦 の 艦隊 編成 を 発表 する ||あした|じっし||||さくせん||かんたい|へんせい||はっぴょう|

まずは 作戦 の 要 と なる 第 一 機動 部隊 から |さくせん||かなめ|||だい|ひと|きどう|ぶたい|

一 航 戦 赤城 加賀 ひと|わたる|いくさ|あかぎ|かが

二 航 戦 飛 龍 蒼龍 ふた|わたる|いくさ|と|りゅう|そうりゅう

護衛 と して 戦艦 金剛 比 叡 ごえい|||せんかん|こんごう|ひ|えい

重 巡 利根 筑摩 雷 巡 北上 おも|めぐり|とね|ちくま|かみなり|めぐり|ほくじょう

そして 駆逐 艦 夕立 吹雪 |くちく|かん|ゆうだち|ふぶき

また 攻略 の 主力 艦 隊 だ が |こうりゃく||しゅりょく|かん|たい||

本 鎮守 府 から 戦艦 榛名 霧島 雷 巡 大井 が ほん|ちんじゅ|ふ||せんかん|はるな|きりしま|かみなり|めぐり|おおい|

トラック 島 から 出撃 する 大和 を 旗 艦 と し た 艦隊 と 合流 する こと に なって いる とらっく|しま||しゅつげき||だいわ||き|かん||||かんたい||ごうりゅう|||||

大和 さん とうとう 出撃 する ん だ だいわ|||しゅつげき|||

さらに 本 作戦 に は 攻撃 目標 が 棲 地 MI で ある こと を 敵 に 悟ら れ ぬ よ う |ほん|さくせん|||こうげき|もくひょう||せい|ち||||||てき||さとら||||

陽動 部隊 を 棲 地 AL に 向け て 出撃 さ せる こと も 含ま れ て いる ようどう|ぶたい||せい|ち|||むけ||しゅつげき|||||ふくま|||

AL 作戦 に は ほか の 鎮守 府 から 隼 鷹 と 龍 驤 が 参加 する |さくせん|||||ちんじゅ|ふ||はやぶさ|たか||りゅう|じょう||さんか|

この 二 艦 の 軽 空母 と ともに |ふた|かん||けい|くうぼ||

重 巡 那智 おも|めぐり|なち

軽 巡 球磨 多摩 けい|めぐり|くま|たま

駆逐 艦 暁 響 雷 電 くちく|かん|あかつき|ひび|かみなり|いなずま

以上 だ いじょう|

ほか の 艦 娘 たち に は 鎮守 府 及び 近海 域 の 警備 に 当たって もらう ||かん|むすめ||||ちんじゅ|ふ|および|きんかい|いき||けいび||あたって|

諸君 の 健闘 を 期待 する しょくん||けんとう||きたい|

電 たち も 出撃 な の です ？ いなずま|||しゅつげき|||

遠征 以外 の 任務 に 出さ れる なんて えんせい|いがい||にんむ||ださ||

いよいよ 本当 に 暁 の 出番 な の ね |ほんとう||あかつき||でばん|||

おかわり

しっかり やる の よ 特 型 駆逐 艦 改 ||||とく|かた|くちく|かん|かい

今回 だけ センター を 譲る から こんかい||せんたー||ゆずる|

夕立 ちゃん も 頑張って ね ゆうだち|||がんばって|

はい

よかった の ？

最初 は ほか の 鎮守 府 から さいしょ||||ちんじゅ|ふ|

舞 風 たち 第 四 駆逐 隊 を と いう 編成 案 も あった の でしょ う まい|かぜ||だい|よっ|くちく|たい||||へんせい|あん|||||

ああ だ が ああ 言わ れ て は な ||||いわ||||

編成 を 変えろ と ？ へんせい||かえろ|

はい

言って おく が 吹雪 だけ は 外 せ ん ぞ いって|||ふぶき|||がい|||

改 に なった 吹雪 を 必ず 第 一 機動 部隊 に 入れる こと かい|||ふぶき||かならず|だい|ひと|きどう|ぶたい||いれる|

それ は 提督 が 残し た 指令 書 に 明記 さ れ て い た こと だ から な ||ていとく||のこし||しれい|しょ||めいき|||||||||

分かって い ます わかって||

私 が 指定 さ せ て いただき たい の は 吹雪 さん 以外 の 艦 娘 な の です わたくし||してい||||||||ふぶき||いがい||かん|むすめ|||

理由 を 聞こ う りゆう||ききこ|

時々 頭 の 中 で 何 か が 何 か が 囁く の です ときどき|あたま||なか||なん|||なん|||ささやく||

私 たち を ある 方向 へ と 常に 誘う 何 か わたくし||||ほうこう|||とわに|さそう|なん|

まるで かつて 起き た 出来事 再び 繰り返さ せよ う と して いる か の よう な ||おき||できごと|ふたたび|くりかえさ|||||||||

長門 さん あなた は そんな 大きな 流れ に も 似 た 何 か ながと|||||おおきな|ながれ|||に||なん|

定 め の 頸木 の よう な もの を 感じ た こと は あり ませ ん か てい|||くびき||||||かんじ|||||||

思い過ごし かも しれ ませ ん おもいすごし||||

でも もし 本当 に そんな もの が ある なら ||ほんとう||||||

私 は … わたくし|

私 は その 運命 に 抗 い たい わたくし|||うんめい||こう||

定 め の 頸木 … か てい|||くびき|

信じる の ？ しんじる|

実 を 言う と み||いう|

暗号 名 AF が 棲 地 MI を 指す と 判断 し た 時 あんごう|な|||せい|ち|||さす||はんだん|||じ

まったく と 言って いい ほど 迷い が なかった ||いって|||まよい||

なぜ か そこ だ と 分かった し |||||わかった|

今 も それ が 合って いる こと に 疑い は ない いま||||あって||||うたがい||

私 たち は 絶対 に 棲 地 MI に 向かわ なけ れ ば なら ない と そう 思った ん だ わたくし|||ぜったい||せい|ち|||むかわ||||||||おもった||

まるで 何 か に 突き動かさ れる よう に |なん|||つきうごかさ|||

陸奥 むつ

時々 どうして も 考え て しまう ん だ ときどき|||かんがえ||||

我ら は 一体 何の ため に 存在 し て いる の だ ろ う な われら||いったい|なんの|||そんざい||||||||

北上 さん ほくじょう|

ああ 大井 っち |おおい|

こ … 今回 の 作戦 私 と 北上 さん が あろう こと か |こんかい||さくせん|わたくし||ほくじょう|||||

別々 の 艦隊 に なっちゃ っ た ね べつべつ||かんたい|||||

びっくり だ よ ね

です よ ね

まったく もう 長門 秘書 艦 って ば 何 を 考え て いる の かしら ||ながと|ひしょ|かん|||なん||かんがえ||||

嫉妬 まさか 嫉妬 ？ しっと||しっと

あり える わ

だって 北上 さん は 素敵 すぎる ん だ も の |ほくじょう|||すてき|||||

たとえ ビッグ セブン と いえ ど その 魅力 に は 抗 え ない の よ |びっぐ||||||みりょく|||こう||||

でも なんか 楽しみ だ よ ね ||たのしみ|||

ええ きっと そう …

え ？ 北上 さん 今 何と ？ |ほくじょう||いま|なんと

楽しみ だ よ ね たのしみ|||

久しぶり に どっち が たくさん 倒す か 競争 し よっ か ひさしぶり|||||たおす||きょうそう|||

はい

じゃあ お互い 頑張 ろ う ね |おたがい|がんば|||

やっぱり 赤城 先輩 だった ん です ね |あかぎ|せんぱい||||

吹雪 さん ふぶき|

明日 の 準備 は でき まし た か あした||じゅんび|||||

はい やっと 先輩 と 一緒 の 艦隊 で 戦う こと が でき ます ||せんぱい||いっしょ||かんたい||たたかう||||

これ も みんな 先輩 の おかげ です |||せんぱい|||

本当 に ありがとう ござい ます ほんとう||||

それ は 違い ます よ 吹雪 さん ||ちがい|||ふぶき|

誇る べき な の は 弛 ま ず 努力 し 続け た あなた 自身 ほこる|||||ち|||どりょく||つづけ|||じしん

私 は ただ ほんの 少し 手 を 貸し た だけ に すぎ ませ ん わたくし||||すこし|て||かし||||||

赤城 先輩 私 この 鎮守 府 が 大好き な ん です あかぎ|せんぱい|わたくし||ちんじゅ|ふ||だいすき|||

睦月 ちゃん や 夕立 ちゃん むつき|||ゆうだち|

三水 戦 の 川内 さん たち さんずい|いくさ||かわうち||

金剛 型 の お 姉さん たち や こんごう|かた|||ねえさん||

第 五 遊撃 隊 の みんな だい|いつ|ゆうげき|たい||

暁 ちゃん たち や 高雄 さん たち や 最上 さん あかつき||||たかお||||さいじょう|

間宮 さん に 利根 さん まみや|||とね|

島 風 ちゃん しま|かぜ|

そして もちろん 赤城 先輩 ||あかぎ|せんぱい

この 鎮守 府 に 来 て みんな すごい な って |ちんじゅ|ふ||らい|||||

みんな 素敵 で 格好よく て |すてき||かっこよく|

私 も みんな の 仲間 に わたくし||||なかま|

この 鎮守 府 の 本当 の 仲間 に なり たい って そう 思った ん です |ちんじゅ|ふ||ほんとう||なかま||||||おもった||

だから やっぱり 私 が 頑張れ た の は みんな の おかげ で ||わたくし||がんばれ|||||||

だから やっぱり ありがとう ござい ます

提督 が この 小さな 駆逐 艦 に どんな 光 を 見 た の か ていとく|||ちいさな|くちく|かん|||ひかり||み|||

それ は わから ない けれど

確か な の は 私 は この 眼差し に 答え なけ れ ば なら ない と いう こと たしか||||わたくし|||まなざし||こたえ||||||||

私 を 慕う 後輩 たち の ともに 戦う 仲間 たち の 信頼 に わたくし||したう|こうはい||||たたかう|なかま|||しんらい|

打て る 手 は 打った もう 迷わ ない うて||て||うった||まよわ|

それ が 定め だ と いう なら 打ち砕 い て みせる ||さだめ|||||うちくだ|||

私 は 一 航 戦 赤城 な の だ から わたくし||ひと|わたる|いくさ|あかぎ||||

赤城 先輩 あかぎ|せんぱい

勝ち ま しょ う 吹雪 さん かち||||ふぶき|

はい

如月 ちゃん お 願い きさらぎ|||ねがい

吹雪 ちゃん たち の こと 守って ね ふぶき|||||まもって|

ねえ 睦月 ちゃん 私 たち も |むつき||わたくし||

一緒 に いい ？ いっしょ||

安 心して 行って き て やす|こころして|おこなって||

二 人 が 帰って くる この 場所 は 絶対 守る から ふた|じん||かえって|||ばしょ||ぜったい|まもる|

行って き ます おこなって||

行って らっしゃい おこなって|

諸君 ついに この とき が 来 た しょくん|||||らい|

いよいよ MI 作戦 が 発動 さ れる ||さくせん||はつどう||

我々 に とって これ は かつて ない 規模 の 大 作戦 と なる われわれ|||||||きぼ||だい|さくせん||

今後 の 我が 方 の 戦い すべて の 帰趨 を 決 する と 言って も 過言 で は なか ろ う こんご||わが|かた||たたかい|||きすう||けっ|||いって||かごん|||||

本 作戦 の 目的 は 敵 の 空母 機動 部隊 を 叩く こと に ある ほん|さくせん||もくてき||てき||くうぼ|きどう|ぶたい||たたく|||

その ため に 棲 地 MI を 攻撃 目標 と し |||せい|ち|||こうげき|もくひょう||

ここ を 攻撃 する こと で 敵 の 機動 部隊 を 誘き出し 撃破 する ||こうげき||||てき||きどう|ぶたい||おびきだし|げきは|

この 作戦 は 提督 の 意志 だ |さくせん||ていとく||いし|

その 思い は 常に 我ら 艦 娘 と ともに ある |おもい||とわに|われら|かん|むすめ|||

諸君 暁 の 水平 線 に 勝利 を 刻む の だ しょくん|あかつき||すいへい|せん||しょうり||きざむ||

第 一 機動 部隊 参り ます だい|ひと|きどう|ぶたい|まいり|

お 姉 様 ご 武運 を |あね|さま||ぶうん|

榛名 たち も Good luck ね はるな|||||

集結 ポイント で ね 大井 っち しゅうけつ|ぽいんと|||おおい|

さあ 行く の です |いく||

それ な ん に ゃ

作戦 指令 書 時間 が 来 たら 開封 しろ って さくせん|しれい|しょ|じかん||らい||かいふう||

そろそろ 向こう から も 出撃 し て いる 頃 です ね |むこう|||しゅつげき||||ころ||

さあ 参り ま しょ う |まいり|||

戦艦 大和 出撃 し ます せんかん|だいわ|しゅつげき||

どう 加賀 さん |かが|

うち の 子 たち も ダメ みたい ||こ|||だめ|

あなた たち は

大和 たち も 来る 気配 が ない ね だいわ|||くる|けはい|||

霧島 たち が 先 に 合流 し て この 集結 ポイント を 伝え て いる はず な ん です けど きりしま|||さき||ごうりゅう||||しゅうけつ|ぽいんと||つたえ|||||||

この お 天気 だ と 索敵 が うま くい な かくて 敵 も 味方 も 見つから ない っぽい ？ ||てんき|||さくてき||||||てき||みかた||みつから||

吾輩 の カタパルト が 不調 で なけ れ ば わがはい||||ふちょう||||

どう し た ん だ ろ う 大和 さん 絶対 張り切って る のに |||||||だいわ||ぜったい|はりきって||

どう し ます 赤城 さん |||あかぎ|

まだ 待ち ます か |まち||

無線 封鎖 し て いる と は いえ 敵 の 勢力 圏 に とどまる 時間 が 長い ほど むせん|ふうさ|||||||てき||せいりょく|けん|||じかん||ながい|

こちら が 発見 さ れる 可能 性 も 高く なる ||はっけん|||かのう|せい||たかく|

けれど 今 動 い て しまえ ば 大和 隊 と 合流 でき なく なる かも しれ ない |いま|どう|||||だいわ|たい||ごうりゅう||||||

最善 は 何 私 の とる べき 道 は さいぜん||なん|わたくし||||どう|

進み ま しょ う 赤城 さん すすみ||||あかぎ|

大和 隊 と の 合流 の ため に 数 艦 を 残し だいわ|たい|||ごうりゅう||||すう|かん||のこし

私 たち は 索敵 を 続け ながら 先行 す べき です わたくし|||さくてき||つづけ||せんこう|||

敵 に 発見 さ れ たら すべて 終わり です から てき||はっけん|||||おわり||

吹雪 さん 金剛 さん ふぶき||こんごう|

はい

あなた たち は この 集結 ポイント で 待機 ||||しゅうけつ|ぽいんと||たいき

大和 を 擁 する 攻略 主 隊 と 合流 後 だいわ||よう||こうりゃく|おも|たい||ごうりゅう|あと

全速力 で 私 たち を 追って き て ください ぜんそくりょく||わたくし|||おって|||

でも 私 赤城 先輩 を 護衛 する ため に |わたくし|あかぎ|せんぱい||ごえい|||

勝つ ため に は 主力 部隊 と 私 たち 機動 部隊 が 密 に 連携 し なけ れ ば なり ませ ん かつ||||しゅりょく|ぶたい||わたくし||きどう|ぶたい||みつ||れんけい|||||||

だからこそ あなた 方 に お 願い し たい の です ||かた|||ねがい||||

ぶ っき ー 確かに 赤城 の 言う 通り ね ||-|たしかに|あかぎ||いう|とおり|

私 たち で 大和 を 待ち ま しょ う わたくし|||だいわ||まち|||

はい

予定 で は そろそろ よてい|||

第 一 機動 部隊 と 主力 艦隊 が 合流 し MI に 到着 する 頃 だ が だい|ひと|きどう|ぶたい||しゅりょく|かんたい||ごうりゅう||||とうちゃく||ころ||

もどかしい わ ね

そろそろ こちら の 攻撃 機 の 圏 内 に 棲 地 MI が 入り ます ね |||こうげき|き||けん|うち||せい|ち|||はいり||

な ん です って 棲 地 MI に 飛行 場 姫 が ||||せい|ち|||ひこう|じょう|ひめ|

赤城 さん あかぎ|

今 なら 恐らく 奇襲 が 成功 し ます いま||おそらく|きしゅう||せいこう||

このまま 放置 し て 主力 艦 が 来 たら |ほうち|||しゅりょく|かん||らい|

戦艦 たち に 甚大 な 被害 が せんかん|||じんだい||ひがい|

これ で 正解 だった の かも しれ ない わ ね ||せいかい|||||||

第 一 機動 部隊 一 航 戦 二 航 戦 に 命じ ます だい|ひと|きどう|ぶたい|ひと|わたる|いくさ|ふた|わたる|いくさ||めいじ|

艦載機 を 爆 装 飛行 場 姫 へ の 攻撃 を 開始 し ます かんさいき||ばく|そう|ひこう|じょう|ひめ|||こうげき||かいし||

はい

二 航 戦 蒼龍 ふた|わたる|いくさ|そうりゅう

飛 龍 と|りゅう

第 一 次 攻撃 隊 発 艦 だい|ひと|つぎ|こうげき|たい|はつ|かん

一 航 戦 加賀 第 一 次 攻撃 隊 発 艦 ひと|わたる|いくさ|かが|だい|ひと|つぎ|こうげき|たい|はつ|かん

今度 こそ 勝って みせる こんど||かって|

一 航 戦 赤城 第 一 次 攻撃 隊 発 艦 し ます ひと|わたる|いくさ|あかぎ|だい|ひと|つぎ|こうげき|たい|はつ|かん||

第 一 次 攻撃 隊 奇襲 に 成功 だい|ひと|つぎ|こうげき|たい|きしゅう||せいこう

飛行 場 姫 は 被害 甚大 ひこう|じょう|ひめ||ひがい|じんだい

やった

もし かして 出番 なし ？ ||でばん|

先輩 たち すごい っぽい せんぱい|||

第 一 次 攻撃 隊 より 更に 入電 だい|ひと|つぎ|こうげき|たい||さらに|にゅうでん

「 カワ カワ カワ 」

第 二 次 攻撃 の 要 を 認 む ね だい|ふた|つぎ|こうげき||かなめ||にん||

さすが に 飛行 場 姫 は 簡単 に は 落とせ ない よう です ね ||ひこう|じょう|ひめ||かんたん|||おとせ||||

どう し ます

こちら の 損傷 は 数 機 の 艦載機 のみ ||そんしょう||すう|き||かんさいき|

敵 が 発進 さ せる こと の でき た 攻撃 隊 は わずか てき||はっしん|||||||こうげき|たい||

これ なら 勝て る ||かて|

わかり まし た 残り の 機体 も 爆 装 さ せ |||のこり||きたい||ばく|そう||

飛行 場 姫 攻撃 に 向かわ せ ま しょ う ひこう|じょう|ひめ|こうげき||むかわ||||

はい

第 二 次 攻撃 隊 発 艦 だい|ふた|つぎ|こうげき|たい|はつ|かん

今度 こそ 大丈夫 こんど||だいじょうぶ

来 ませ ん ね 大和 たち らい||||だいわ|

やっぱり 胸騒ぎ が 止まら ない |むなさわぎ||とまら|

まるで あの 時 み たい な ||じ|||

う うん あの 時 より ずっと … |||じ||

敵 襲 てき|おそ

来 た ん だ ね らい||||

さ せ ませ ん から

よりどり みどり っぽい けど 嬉しく ない っぽい ||||うれしく||

皆さん 直 掩 機 を みなさん|なお|えん|き|

赤城 さん 直 上 を あかぎ||なお|うえ|

加賀 さん かが|

直 掩 機 は なお|えん|き|

赤城 さん あかぎ|

あれ

右 任せる よ 大井 っち みぎ|まかせる||おおい|

そ っ か そう だった ね

どうして こんな 事態 だけ は 避けよ う と … ||じたい|||さけよ||

なのに …

赤城 先輩 直 上 あかぎ|せんぱい|なお|うえ

やっぱり 抗 え ない の |こう|||

運命 に は うんめい||

赤城 さん あかぎ|

届け 届け とどけ|とどけ

想い よ 届け おもい||とどけ

そう あの 日 笑顔 私 の 願い 全て ||ひ|えがお|わたくし||ねがい|すべて

君 と 優しい 時間 へ と 届け きみ||やさしい|じかん|||とどけ

海 の 青 広 がる 赤 煉瓦 その 向こう に うみ||あお|ひろ||あか|れんが||むこう|

ねえ

光る 磯 波 越え 叢雲 の 空 眩 しい ひかる|いそ|なみ|こえ|むらくも||から|くら|

言葉 選 ん で 瞳 伏せ て も ことば|せん|||ひとみ|ふせ||

見え ない 明日 も 君 の 笑顔 も ! みえ||あした||きみ||えがお|

白く 白く 吹雪 の よう な しろく|しろく|ふぶき|||

そう 、 出逢う 前 から 解って た この 想い |であう|ぜん||わかって|||おもい

今 なら もっと ずっと 強く いま||||つよく

強く 強く 願い は 強く つよく|つよく|ねがい||つよく

繋ぐ よ その 手 を 感じ て 明日 を つなぐ|||て||かんじ||あした|

信じる 優しい 未来 へ と 届け しんじる|やさしい|みらい|||とどけ