Angel Beats ! Episode 3 angel|beats|episode

目覚め て は 繰り返す 眠い 朝 は めざめ|||くりかえす|ねむい|あさ|

襟 の タイ を きつく 締め えり||たい|||しめ

教室 の ドア くぐる と ほんの 少し 胸 を 張って 歩き 出せ る きょうしつ||どあ||||すこし|むね||はって|あるき|だせ|

そんな 日常 に 吹き抜ける 風 |にちじょう||ふきぬける|かぜ

聞こえ た 気 が し た きこえ||き|||

感じ た 気 が し た ん だ かんじ||き|||||

震え 出す 今 この 胸 で ふるえ|だす|いま||むね|

もう 来る 気 が し た |くる|き|||

幾 億 の 星 が 消え去って く の を いく|おく||ほし||きえさって|||

見送った みおくった

手 を 振った て||ふった

よかった ね 、 と

なぜ 新曲 が バラード |しんきょく||ばらーど

いけない

陽動 に はね ようどう||

その

陽動 って の は 何 な ん だ ようどう||||なん|||

トルネード の とき 聞い て なかった の とるねーど|||ききい|||

彼女 が 校 内 で ロック バンド を 組 ん で い て かのじょ||こう|うち||ろっく|ばんど||くみ||||

一般 生徒 の 人気 や を 勝ち得 て いる いっぱん|せいと||にんき|||かちえ||

私 たち は かれ ら に 直接 危害 を 加え ない けど わたくし||||||ちょくせつ|きがい||くわえ||

とき に は 利用 し たり |||りよう||

妨げ に なる とき は その 場 から 排除 し なくて は なら ない さまたげ||||||じょう||はいじょ|||||

そういう とき 彼女 たち が 陽動 する の ||かのじょ|||ようどう||

エヌ ピーシー の くせ に みい は あ な や つら だ なあ

つまり 彼女 たち の バンド に は |かのじょ|||ばんど||

それ だけ の 実力 と 魅力 が ある って こと だ |||じつりょく||みりょく|||||

で だめ な の

バラード は ちょっと ね ばらーど|||

しんみり 聞き入っちゃ っ たら |ききいっちゃ||

私 たち 派手 に 立ち 振る舞え ない じゃ ない わたくし||はで||たち|ふるまえ|||

そう じゃあ 没 ね ||ぼつ|

それ じゃ 気 を 取り 直し て ||き||とり|なおし|

総員 に 通達 する そういん||つうたつ|

音無 くん おとなし|

カーテン 閉め て かーてん|しめ|

今回 の オペレーション は 天使 エリア 侵入 作戦 の リベンジ を 行う こんかい||||てんし|えりあ|しんにゅう|さくせん||||おこなう

決行 は 三 日 後 けっこう||みっ|ひ|あと

その 作戦 です か |さくせん||

ですが 前回 は |ぜんかい|

今回 は 彼 が 作戦 に 同行 する こんかい||かれ||さくせん||どうこう|

よろしく

椅子 の 後ろ から いす||うしろ|

メガネ 被り めがね|かぶり

ゆり っぺ なん の 冗談 じゃ ||||じょうだん|

そんな 青 瓢箪 が 使い物 に なる の か よ |あお|ひょうたん||つかいもの||||| Is such a blue gourd useful?

まあ まあ Well ok

そう 言わ ない で くれる |いわ||| Don't say so

は あ なら 試し て やろ |||ためし||

お前 友達 い ない だ ろ おまえ|ともだち|||| You don't have any friends

3.14159 26535 89793 23846 26433 …

… 83279 50288 41971 69399 37510 …

やめろ やめ て くれ Stop it, stop it

まさか 円周 率 だ と |えんしゅう|りつ|| No way, if it's pi

… 58209 74944 59230 78164 06286 …

メガネ 被り めがね|かぶり Wearing glasses

やめ て あげて

その 人 アホ な ん だ |じん||||

そ 私 たち の 弱点 は アホ な こと |わたくし|||じゃくてん||||

… 20899 86280 34825 34211 70679 …

リーダー が 言う な よ りーだー||いう||

前回 の 侵入 作戦 で は ぜんかい||しんにゅう|さくせん||

我々 の 頭脳 の 至らな さ を 露呈 し て まった われわれ||ずのう||いたらな|||ろてい|||

… 82148 08651 32823 06647 09384 46095 ……

しかし

今回 は 天才 ハッカー の 名 を 縦 に し た 彼 こんかい||てんさい|||な||たて||||かれ

ハンドル ネーム 竹山 くん を はんどる|ねーむ|たけやま||

作戦 チーム に 登用 さくせん|ちーむ||とうよう

エリア の 調査 を 綿密 に 行う えりあ||ちょうさ||めんみつ||おこなう Carefully investigate the area

今 の は 本名 な の で は いま|||ほんみょう|||| It ’s my real name now, so

僕 の こと は ぼく|||

クライ スト と お呼び ください |すと||および|

見ろ みろ

格好いい ハンドル が 台無し だ かっこいい|はんどる||だいなし|

さすが ゆり っぺ だ ぜ As expected, it ’s Yuri.

で 天使 エリア って の は |てんし|えりあ|||

天使 の 住 処 だ てんし||じゅう|しょ|

天使 の 住 処 ？ てんし||じゅう|しょ Where is the angel's residence?

ど どんな ところ で 住 ん で いる ん だ ろ ||||じゅう|||||| Where do you live?

待って まって

そんな ところ に ハッカー が 必要 な の か |||||ひつよう|||

中枢 は コンピューター で 制御 さ れ て ん だ よ ちゅうすう||こんぴゅーたー||せいぎょ|||||| The center is controlled by a computer.

機械 仕掛 か きかい|しかけ| Is it a mechanical device?

その どこ か に 神 に 通じる 手段 が ある の ||||かみ||つうじる|しゅだん||| Somewhere there is a way to reach God

こいつ は と ん で も 無い 作戦 だ ||||||ない|さくせん|

二 度 目 と いう こと も ある ふた|たび|め|||||

天使 も 前 以上 に 警戒 し て いる はず よ てんし||ぜん|いじょう||けいかい|||||

ガル デモ に は 以上 |でも|||いじょう

派手 に やって もらわ ない と ね はで|||||| I have to do it flashy

了解 りょうかい

get chance you look

よし

いい 調子 だ |ちょうし|

なんか 溶け込み まっ く て ね ー か 俺 |とけこみ|||||-||おれ

でも 最初 の 印象 ほど |さいしょ||いんしょう| But as much as the first impression

悪い 奴 ら じゃ ね ー よう な あいつ ら わるい|やつ||||-|||| I don't think they're bad guys

これ が 例の 派手 な 陽動 って やつ か ||れいの|はで||ようどう|||

ああ ごめん 驚か し た か ||おどろか||| Oh sorry, were you surprised?

あなた で し た か Did you

俺 の こと を 知って る の おれ||||しって||

はい いつも で かい の を もって 歩 い てる 先輩 が |||||||ふ|||せんぱい|

奴 は 最悪 を もたらす から やつ||さいあく||| Because he brings the worst

注意 しろ と か なんとか 言って まし た ちゅうい|||||いって||

あの 野郎 か |やろう|

でも これ 体育 館 占拠 って 大丈夫 な の か ||たいいく|かん|せんきょ||だいじょうぶ||| But is it okay to occupy the gymnasium?

そう りゃ や ばい です よ 前代未聞 です よ ||||||ぜんだいみもん||

しかも ゲリラ ライブ じゃ なく |げりら|らいぶ||

告知 ライブ です し ね こくち|らいぶ|||

先生 たち も 放っておか ない し せんせい|||ほうっておか||

どんな 邪魔 は 入る か 分から ない です よ |じゃま||はいる||わから|||

でも 今回 の 作戦 は |こんかい||さくせん|

そうして でも 人 を 集める 必要 が ある と 聞き まし た ||じん||あつめる|ひつよう||||きき||

ガールズ デッド モンスター ね

ところで ええ と

ユイ です ゆい|

まだ 陽動 班 の し た っぱ です が でも それ でも 満足 です |ようどう|はん||||||||||まんぞく|

だって ガル デモ お 手伝い です よ ||でも||てつだい||

知って ます か しって||

凄い ん です よ 「 ガールズ デッド モンスター 」 すごい||||||

略し て は ガル デモ は りゃくし||||でも|

女の子 だけ で あの 演奏 力 おんなのこ||||えんそう|ちから

そして なんといっても

ボーカル アンド ギター の 岩沢 さん の 存在 だ ぼーかる|あんど|ぎたー||いわさわ|||そんざい|

作詞 作曲 まで し ちゃ う ん です さくし|さっきょく||||||

私 の 気 に 入り は Crow Song わたくし||き||はいり||crow|song

サリバン 転 調 は です ね 思いきり が 良く て いい ん です よ |てん|ちょう||||おもいきり||よく|||||

歌詞 は です ね まさに 岩沢 さん の こと を かし|||||いわさわ||||

後々 盛り上がる の は です ね あとあと|もりあがる||||

「 アル ケミー アル ケミー は … 」

まだ 終わって ませ ん |おわって||

アル ケミー は です

こんな ところ で 油 売って る 暇 が ある の か |||あぶら|うって||いとま||||

その 大好き な ガル デモ の ため に さっさと 働け よ |だいすき|||でも|||||はたらけ|

お そう で し た

では これ で

悪い すぐ 張り 直す わるい||はり|なおす

じゃ 休憩 |きゅうけい

すげ ぇ 熱 だった ||ねつ|

確かに 一般 生徒 が 熱狂 的 なる の も うなずけ よ たしかに|いっぱん|せいと||ねっきょう|てき|||||

思わず 聞き入った おもわず|ききいった

あり が と

あんた 記憶 が ない ん だって ね |きおく|||||

まあ な

それ 幸せ だ |しあわせ|

あんた の 記憶 も その ||きおく||

誰 か の 記憶 泄 ｷ い た だれ|||きおく|せつ|||

ああ ゆり の

ゆり の か

あれ は 最悪 ね ||さいあく|

私 の は そこ まで ひどく ない わたくし||||||

そこ まで

大した 話 じゃ ない って ば たいした|はなし||||

好き な 歌 が 歌え なかった それ だけ すき||うた||うたえ|||

両親 は いつも 喧嘩 ばかり し て い た りょうしん|||けんか|||||

自分 の 部屋 も なく じぶん||へや||

その 怒鳴り 声 の 中 |どなり|こえ||なか

隅 で 小さく 丸まって すみ||ちいさく|まるまって

耳 を 塞 い だ みみ||ふさ||

自分 の 殻 に 閉じ 籠もる しか なかった じぶん||から||とじ|こもる||

どこ に も 休まる 場所 は なかった |||やすまる|ばしょ||

そんな 時 出会った の が サッド マシン と いう バンド |じ|であった||||ましん|||ばんど

その ボーカル も |ぼーかる|

私 と 同じ 恵まれ ない 家庭 環境 に い て わたくし||おなじ|めぐまれ||かてい|かんきょう|||

精神 的 に 辛い 時期 は せいしん|てき||からい|じき|

耳 を イヤホン で 蓋 し て 音楽 の 世界 に 逃げ込 ん だ と 聞い た みみ||||ふた|||おんがく||せかい||にげこ||||ききい|

私 も そうして み た わたくし||||

すべて が 吹き飛 ん で いく よう だった ||ふきと|||||

ボーカル が 私 の 代わり に 叫 ん で くれる ぼーかる||わたくし||かわり||さけ|||

歌え て くれる うたえ||

常識 ぶって る やつ こそ が 間違って い て じょうしき||||||まちがって||

泣 い てる やつ こそ が 正しい だ と なき||||||ただしい||

孤独 な アタシ たち こそ が こどく|||||

人間 らしい ん だ と にんげん||||

理不尽 を 叫 ん で りふじん||さけ||

叩きつけ て たたきつけ|

破壊 し て くれ た はかい||||

私 を 救い出し て くれ た わたくし||すくいだし|||

こいつ と 出会った の は 雨 の ゴミ 捨て場 ||であった|||あめ||ごみ|すてば

私 は 歌い 始め た わたくし||うたい|はじめ|

何も ない と 思って い た 私 の 人生 に も 歌 が あった ん だ なにも|||おもって|||わたくし||じんせい|||うた||||

本気 かい ？ ほんき|

君 の 成績 なら どこ に だって きみ||せいせき||||

もう

両親 に は 頼り たく ない ので りょうしん|||たより|||

バイト し て お 金 を 貯 め ばいと||||きむ||ちょ|

レコード 会社 の オーディション を 受け 続ける 日々 れこーど|かいしゃ||||うけ|つづける|ひび

卒業 と 同時に 私 は 絶対 あの 家 を 出 て そつぎょう||どうじに|わたくし||ぜったい||いえ||だ|

上京 し て じょうきょう||

そして 音楽 で 生き て いく ん だ |おんがく||いき||||

そう 思った |おもった

あれ 疲れ てる の か な |つかれ||||

こんな ん じゃ ギター 弾け ない |||ぎたー|はじけ|

今夜 の 路上 は 中止 し て こんや||ろじょう||ちゅうし||

休 も う か きゅう|||

次に 目覚め た とき つぎに|めざめ||

私 は 言葉 を 話せ なかった わたくし||ことば||はなせ|

頭部 打撲 とうぶ|だぼく

脳 梗塞 に よる 失語症 のう|こうそく|||しつごしょう

原因 は げんいん|

両親 の 喧嘩 の とばっちり だった りょうしん||けんか|||

運命 を 呪った うんめい||のろった

どこ に も 逃げ出せ なかった |||にげだせ|

そのまま

私 の 人生 は ここ で 終わった わたくし||じんせい||||おわった

岩沢 いわさわ

あ ひさ子 |ひさこ

オーケー おーけー

待ち草臥れ てる よ まちくたびれ||

記憶 無し よ やる よ きおく|なし|||

さっき も あれ は

人生 の 理不尽 を 呪った 目 だ じんせい||りふじん||のろった|め|

彼女 に も 陰惨 な 人生 が ある かのじょ|||いんさん||じんせい||

だれ も ミジンコ に なる こと を 恐れ てる わけ じゃ ない ||みじんこ|||||おそれ||||

ここ に いる 連中 は 全員 が |||れんちゅう||ぜんいん|

神 に 抗 お う と して いる ん だ かみ||こう|||||||

理不尽 な 人生 を 受け入れる こと に りふじん||じんせい||うけいれる||

抗 お う と して いる ん だ こう|||||||

これ ぐらい 見逃 せよ 生徒 会長 ||みのが||せいと|かいちょう

そう よ

ガル デモ の ライブ は 私 たち に とって の 唯一 の 楽しみ な の よ |でも||らいぶ||わたくし|||||ゆいいつ||たのしみ|||

それ を 奪う な ||うばう|

そう だ そうだ なあ ||そう だ|

あれ ？

うん ？

どこ 行った |おこなった

まるで 悪役 ね |あくやく|

いい

今回 は 最小 限 の 人数 で 作戦 を 行う こんかい||さいしょう|げん||にんずう||さくせん||おこなう

作戦 決行 は 本日 一九 ○○ さくせん|けっこう||ほんじつ|いちきゅう

オペレーション スタート ！ |すたーと

少ない すくない

特等 席 だ ぜ とくとう|せき||

時間 だ じかん|

さあ

派手 に やろ う ぜ はで||||

クリア くりあ

クリア くりあ

よし まずは 侵入 成功 ね ||しんにゅう|せいこう|

天使 エリア へ 侵入 てんし|えりあ||しんにゅう

ドア 閉め なさい よ どあ|しめ||

竹山 君 は コンピュータ の 方 よろしく たけやま|きみ||こんぴゅーた||かた|

クライ スト と お呼び ください |すと||および|

いや これ って

ただ の 女子 の 部屋 荒らし じゃ ない か よ ||じょし||へや|あらし||||

犯罪 じゃ ねぇ か はんざい|||

貴 様 何 を する とうと|さま|なん||

女子 寮 だ ぞ じょし|りょう||

電気 を 消せ でんき||けせ

しかも コンピュータ で 制御 だ ぁ ？ |こんぴゅーた||せいぎょ||

パソコン 一 台 ある だけ じゃ ねぇ か よ ぱそこん|ひと|だい||||||

パスワード ぱすわーど

前 は 誰 も わから なかった の ぜん||だれ||||

なるほど

僕 の 力 の 見せ所 だ ぼく||ちから||みせどころ|

解析 に 入り ます かいせき||はいり|

一応 使える みたい だ な いちおう|つかえる|||

こら こら

プライバシー の 侵害 だ っつ ー の ぷらいばしー||しんがい|||-|

うるさい 奴 だ |やつ|

それ 以上 騒ぐ なら 喉元 掻 っ 切る ぞ |いじょう|さわぐ||のどもと|か||きる|

ん だ よ ！

ちょっと お前 ら の こと 見直し た ところ な の に よ |おまえ||||みなおし||||||

どうして

もっと 集って くれ |つどって|

アル ケミー ？

こんな 序盤 で |じょばん|

いい ぞ ！

無限 に 生き たい むげん||いき|

無限 に 生き られ たら 全て 叶う むげん||いき|||すべて|かなう

でも いろんな もの が あたし を 追い込 ん で く ||||||おいこ|||

生き残り 時間 夢 の 座標 行方 いきのこり|じかん|ゆめ||ざひょう|ゆくえ

全部 大事 な もの な のに ぜんぶ|だいじ||||

いい さ ここ ら で ちょっと 甘い もの 食べ ていこ ||||||あまい||たべ|

そういう 思考 停止 ばかり 得意 に なった |しこう|ていし||とくい||

歩 い て き た 道 振り返る と ふ|||||どう|ふりかえる|

こら お前 たち 何 し てる 大人 しく 寮 に 戻れ |おまえ||なん|||おとな||りょう||もどれ

や だ よ ぜ って ぇ 見 たい もん ||||||み||

イヤ な こと ばっかり でも う うん ざ り だ よ いや||||||||||

そう よ お 前 ら こそ 帰れ |||ぜん|||かえれ

そう だ そうだ ||そう だ

触れる もの を 輝かし て ゆく ふれる|||かがやかし||

現れ や がった あらわれ||

そんな 道 を 生き てき たかった よ |どう||いき|||

みんな もっと 盛り上がって くれ ||もりあがって|

いや

そう さ れる の は 誰 で も ない |||||だれ|||

あたし たち の チカラ な ん だ ！

天使 出現 し まし た てんし|しゅつげん|||

了解 りょうかい

竹山 君 たけやま|きみ

今 パスワード を 高速 で 割り出す プログラム を 走ら せ て ます いま|ぱすわーど||こうそく||わりだす|ぷろぐらむ||はしら|||

すぐ 終わり ます |おわり|

あと 僕 の こと は クライ スト と お呼び ください |ぼく|||||すと||および|

入り まし た はいり||

よく やった わ 竹山 君 |||たけやま|きみ

全て の データ 写し て すべて||でーた|うつし|

時間 が 掛かり すぎ ます じかん||かかり||

一 時間 は 必要 です ひと|じかん||ひつよう|

あと 僕 の こと は クライ スト と お っ … |ぼく|||||すと|||

ハードディスク ごと 引っこ抜く か はーど でぃすく||ひっこぬく|

ばれる じゃ ない

どうして

兎に角 あやしい データ を 見せ て 竹山 君 とにかく||でーた||みせ||たけやま|きみ

クラ イスト です くら||

学生 リスト ？ がくせい|りすと

エヌ ピーシー っ

いや あたし 達 も 混ざって る か ||さとる||まざって||

単なる 名簿 だ ろ たんなる|めいぼ||

怪しい データ なんて どこ に も ねぇ あやしい|でーた|||||

やっぱり ただ の 犯罪 行為 じゃ ねぇ か よ だまれ ！ |||はんざい|こうい|||||

陽動 班 取り押え られ まし た ようどう|はん|とりおさえ|||

天使 も 戻り ます てんし||もどり|

チッ ここ まで ね

今回 も 得る もの 無 しっか こんかい||える||む|

退散 する わ よ たいさん|||

くそ ふざけ ん な よ

やめ て あげて

俺 たち の ため な ん だ よ おれ|||||||

放し て やって くれよ はなし|||

彼女 たち の 音楽 が 支え に なって る の お 願い かのじょ|||おんがく||ささえ||||||ねがい

今 まで は 大 目 に 見 て やって た だけ だ いま|||だい|め||み|||||

図 に 乗る な ！ ず||のる|

楽器 は 全て 没収 だ がっき||すべて|ぼっしゅう|

学園 祭 で も 無し がくえん|さい|||なし

二 度 と こんな 真似 は させ ん ぞ ふた|たび|||まね||さ せ||

これ は 捨て て も 構わ ない な ||すて|||かまわ||

触る な さわる|

それ に … それ に … 触る な ！ ||||さわる|

止め ん か ッ とどめ|||

待って ！ まって

寄 こせ よ|

常識 ぶって る 奴 が 笑って る じょうしき|||やつ||わらって|

次 は どんな 嘘 を 言う つぎ|||うそ||いう

それ で 得 られ た もの ||とく|||

大事 に 飾って おけ る の ？ だいじ||かざって|||

新曲 が … しんきょく|

でも 明日 へ と |あした||

進ま なきゃ なら ない すすま|||

だから

こう 歌う よ |うたう|

竹山 君 たけやま|きみ

はい クライ スト と お呼び ください ||すと||および|

泣 い てる 君 こそ なき|||きみ|

孤独 な 君 こそ 正しい よ こどく||きみ||ただしい|

人間 らしい よ にんげん||

落し た 涙 が おとし||なみだ|

こう 言う よ |いう|

こん なにも 美しい ||うつくしい

嘘 じゃ ない うそ||

本当 の ほんとう|

僕ら を ぼくら|

ありがとう

これ が あたし の 人生 な ん だ ||||じんせい|||

こうして 歌え 続け て いく こと が |うたえ|つづけ||||

それ が 生まれて き た 意味 な ん だ ||うまれて|||いみ|||

私 が 救わ れ た よう に わたくし||すくわ||||

こうして 誰 か を 救って いく ん だ |だれ|||すくって|||

やっと

やっと

見つけ た みつけ|

岩沢 ？ いわさわ

分 った 事 を まとめ て くれ ゆり っぺ ぶん||こと||||||

天使 は 自分 の 能力 を 自分 で 開発 し て た てんし||じぶん||のうりょく||じぶん||かいはつ|||

それ は 奇しくも あたし 達 が 武器 を 作る 方法 と 同じ だった の よ ||くしくも||さとる||ぶき||つくる|ほうほう||おなじ|||

それ って どういう こと

確信 が ない の かくしん|||

今 は まだ 言え ない いま|||いえ|

何で だ よ 水臭い ぜ ゆり っぺ なんで|||みずくさい|||

あたし 達 と 同じ 方法 を 取る 必要 が ある と 言う こと |さとる||おなじ|ほうほう||とる|ひつよう||||いう|

そこ から 導き 出さ れる の は 最悪 の 設定 だ ||みちびき|ださ||||さいあく||せってい|

どこ に も 神 など 居 やしない |||かみ||い|

どうして 天使 なら 神 から チカラ を 授から ない |てんし||かみ||||さずから|

どうして 自作 など する 必要 が ある |じさく|||ひつよう||

では もう 一 つ の 案件 です ||ひと|||あんけん|

岩沢 さん は どこ に 消え て しまった の か いわさわ|||||きえ||||

天使 に 消さ れ た ん じゃ ない の か てんし||けさ|||||||

ライブ 中 だ ぞ らいぶ|なか||

じゃあ 何 が 起き た って 言う ん だ |なん||おき|||いう||

誰 が 一体 岩沢 さん を … だれ||いったい|いわさわ||

誰 も … だれ|

あの 子 が 納得 し ちゃ った |こ||なっとく|||

それ だけ の 話 よ |||はなし|

消える 条件 は きえる|じょうけん|

「 天使 の 言い成り に なって 正しい 学園 生活 を 送る 」 てんし||いいなり|||ただしい|がくえん|せいかつ||おくる

それ だけ じゃ なかった ん だ

いつも ひと り で 歩 い て た ||||ふ|||

振り返る と みんな は 遠く ふりかえる||||とおく

それ でも あたし は 歩 い た ||||ふ||

それ が 強 さ だった ||つよ||

もう 何も 恐く ない |なにも|こわく|

そう 呟 い て みせる |つぶや|||

いつか 人 は 一 人 に なって |じん||ひと|じん||

思い出 の 中 に 生き て く だけ おもいで||なか||いき|||

孤独 さえ 愛し 笑って られる よう に こどく||あいし|わらって|||

あたし は 戦う ん だ ||たたかう||

涙 なんて 見せ ない ん だ なみだ||みせ|||