Grisaia no Kajitsu Episode 13

天 音 大丈夫 か てん|おと|だいじょうぶ|

ん 大丈夫 当時 に 比べ れ ば 全然 歩き やすい し |だいじょうぶ|とうじ||くらべ|||ぜんぜん|あるき||

あそこ だ と 思う |||おもう

我が 親友 周防 天 音 へ わが|しんゆう|すおう|てん|おと|

この 手紙 を 読 ん で いる と いう こと は |てがみ||よ|||||||

事故 から 数 年 が 経過 し じこ||すう|とし||けいか|

あなた も 落ち着き 始め た 頃 と 存じ ます ||おちつき|はじめ||ころ||ぞんじ|

あなた は きっと ここ で 何 が 起こった の か が 知り たく て |||||なん||おこった||||しり||

この 箱 を 開け た の だ と 思い ます ので |はこ||あけ|||||おもい||

まずは 結果 を ズバリ と 記載 し て おき ます |けっか||ずばり||きさい||||

全員 病死 です ぜんいん|びょうし|

原因 は 皮膚 疾患 を 発症 し て い た 広岡 さん に よる もの です げんいん||ひふ|しっかん||はっしょう|||||ひろおか|||||

毒素 を 生成 し て い た スープ を 食べ た 結果 どくそ||せいせい|||||すーぷ||たべ||けっか

皆 は 急性 内臓 疾患 を 発症 全員 が 死 に 至った みな||きゅうせい|ないぞう|しっかん||はっしょう|ぜんいん||し||いたった

無論 肉 に 手 を 出さ なかった あなた は 助かった むろん|にく||て||ださ||||たすかった

結果 と して あなた を 本当 の 意味 で 助け た の は 広岡 さん な の かも しれ ない わ ね けっか|||||ほんとう||いみ||たすけ||||ひろおか||||||||

でも きっと あなた の こと だ から

私 が 助かった の は 身 を 挺 し て 助け て くれ た 大 親友 わたくし||たすかった|||み||てい|||たすけ||||だい|しんゆう

風見 一 姫 の おかげ だ よ と かざみ|ひと|ひめ|||||

涙ながら に 私 に 感謝 し て いる こと でしょ う なみだながら||わたくし||かんしゃ||||||

そこ で 命 の 恩人 の 私 から あなた に お 願い が あり ます ||いのち||おんじん||わたくし|||||ねがい|||

もし 私 の 弟 が 苦し ん で い たら 助け て やって 欲しい の です |わたくし||おとうと||にがし|||||たすけ|||ほしい||

弟 の 雄二 は 臆病 で 泣き虫 で おとうと||ゆうじ||おくびょう||なきむし|

取り柄 と いえ ば 優しい こと ぐらい の ダメ な 子 です が とりえ||||やさしい||||だめ||こ||

わたし に とって は たった 一 人 の 可愛い 弟 で |||||ひと|じん||かわいい|おとうと|

たった 一 つ の 心残り な の です |ひと|||こころのこり|||

出来る こと なら 私 の 弟 を 見守って くれる こと を お 願い ます できる|||わたくし||おとうと||みまもって|||||ねがい|

では 生き て い たら |いき|||

また いつか どこ か で お 会い し ま しょ う ||||||あい||||

あなた の 人生 最大 の 親友 風見 一 姫 ||じんせい|さいだい||しんゆう|かざみ|ひと|ひめ

どういう こと 一 姫 は 結局 どう なった の ||ひと|ひめ||けっきょく|||

生き てる の 死 ん でる の どっち な の いき|||し||||||

わから ん だ が

実に 一 姫 らしい 手紙 だ じつに|ひと|ひめ||てがみ|

そう だ ね

やっ ば り 一 姫 に は 敵 わ ない な |||ひと|ひめ|||てき|||

ここ は あの 当時 と ほとんど 変わって い ない ん だ ね |||とうじ|||かわって|||||

そ っか

あっ ち の 方向 に 進め ば 三 時間 ぐらい で 道路 に 出 られ た ん だ ね |||ほうこう||すすめ||みっ|じかん|||どうろ||だ|||||

それ は 道 が あれ ば の 話 だ ||どう|||||はなし|

みんな 正直 私 は まだ 皆 の こと が 怖い よ |しょうじき|わたくし|||みな||||こわい|

でも 逃げ てる だけ じゃ どう しょう も ない から |にげ||||||||

わたし もう 逃げる の を 辞める ね ||にげる|||やめる|

私 だけ 生き残って 赦 し て なんて 言え ない わたくし||いきのこって|しゃ||||いえ|

赦 さ れ よう なんて 思う こと 自体 が 図 々 しい って わかって る しゃ|||||おもう||じたい||ず|||||

だから もう 謝ら ない ||あやまら|

その代わり これ から は ずっと お礼 を 言う よ そのかわり|||||お れい||いう|

皆 あり が と みな|||

坂下 さかした

蒔 菜 から だ もしもし ま|な|||

何 やって る ん です か 周防 天 音 さん なん||||||すおう|てん|おと|

どう し た

サチ さち

みんな みんな あなた の 帰り を 待って ます よ ||||かえり||まって||

聞い て ます か 天 音 さん ききい||||てん|おと|

この 声 |こえ

誰 です か だれ||

私 は ね 坂下 千秋 の 父親 で 坂下 啓二 と 申し ます わたくし|||さかした|ちあき||ちちおや||さかした|けいじ||もうし|

坂下 さかした

私 は 坂下 と もうし まし て ね 天 音 さん の 大 ファン な ん です よ わたくし||さかした||もう し||||てん|おと|||だい|ふぁん||||

坂下 部長 の さかした|ぶちょう|

そう です よ

遺族 を 代表 し て あなた に いぞく||だいひょう||||

制裁 を 加え に 来 まし た せいさい||くわえ||らい||

結局 マグロ マン って なん な の けっきょく|まぐろ|まん||||

何度 言え ば わかる の なんど|いえ|||

マグロ マン は 人類 の 平和 を 護 る 正義 の 戦士 な の よ さ まぐろ|まん||じんるい||へいわ||まもる||せいぎ||せんし||||

何度 聞い て も わかん ない ったら なんど|ききい|||||

人 な の 魚 な の じん|||ぎょ||

出掛け て くる わ でがけ|||

榊 さん お出かけ の 際 は さかき||おでかけ||さい|

わかって る わ よ これ でも 一応 死 ん でる 身 だ し ね ||||||いちおう|し|||み|||

御免 下さい ごめん|ください

はい

周防 天 音 さん は いらっしゃい ます か すおう|てん|おと|||||

お出かけ の よう です が おでかけ||||

天 姉 は パパ と ドライブ な の よ てん|あね||ぱぱ||どらいぶ|||

連れ て けっ つ っ たら 断ら れ た の さ つれ||||||ことわら||||

コレ は あれ だ ね やる 気 だ ね あの 二 人 は ||||||き||||ふた|じん|

お やおや デート です か ||でーと||

失礼 です が どなた です か しつれい|||||

坂下 と 申し ます さかした||もうし|

とりあえず 全員 着替え て もらい ま しょ う か |ぜんいん|きがえ||||||

どうして みんな を 襲う の あなた が 用 が ある の は 私 でしょ う |||おそう||||よう|||||わたくし||

とにかく 早く 帰って き て ください お 友達 が 無事 な 間 に |はやく|かえって|||||ともだち||ぶじ||あいだ|

そこ の 金髪 ||きんぱつ

早く 携帯 はやく|けいたい

いや よ なんで あたし の 携帯 を |||||けいたい|

じゃ 待って ます よ |まって||

ユージ どう しよ う

任せろ まかせろ

相手 は 武装 し て いる サポート を 頼む あいて||ぶそう||||さぽーと||たのむ

それ って ウチ が 出 て いく よう な 事案 な の ||うち||だ|||||じあん||

警察 に 頼 ん だ ら けいさつ||たの|||

警察 が 介入 する と 由美子 の 生存 が 公 に なる けいさつ||かいにゅう|||ゆみこ||せいぞん||おおやけ||

榊 道昭 に 知れ たら 面倒 な こと に なる じゃ ない か さかき|みちあき||しれ||めんどう|||||||

心配 する な 作戦 は お前 の 権限 内 で 処理 できる よう に 行う しんぱい|||さくせん||おまえ||けんげん|うち||しょり||||おこなう

ユージ って 何者 な の ||なにもの||

学校 は いい がっこう||

千秋 も 生き て い れ ば こんな 教室 で 学び ちあき||いき||||||きょうしつ||まなび

友達 と 友情 を 育 ん で 人生 を 楽しむ はず だった ともだち||ゆうじょう||いく|||じんせい||たのしむ||

事情 は 聞い た けど こんな こと を し て 何 が 解決 する って いう の じじょう||ききい||||||||なん||かいけつ||||

私 の し て いる こと が 無駄 だ と わたくし|||||||むだ||

ええ

あなた に 私 の 突然 娘 を 奪わ れ た 親 の 気持ち が わかり ます か ||わたくし||とつぜん|むすめ||うばわ|||おや||きもち||||

どれ だけ 辛い か 苦しい か ||からい||くるしい|

わかる わ

でも それ は 別 の 話 でしょ う |||べつ||はなし||

見え て ます よ 丸見え みえ||||まるみえ

いかれ てる の よ さ

ちょっと なん な の よ も お

犯人 は ３ 階 空き 教室 に 立て篭り 猟銃 で 武装 し て い ます はんにん||かい|あき|きょうしつ||たてこもり|りょうじゅう||ぶそう||||

窓 は カーテン で 覆わ れ 内部 の 状況 は 不明 まど||かーてん||おおわ||ないぶ||じょうきょう||ふめい

な なんで こんな こと に

ま ぁ ゴミ を 始末 し たり いろんな ところ に 潜り込 ん で 掃除 を し たり する ||ごみ||しまつ||||||もぐりこ|||そうじ||||

いわゆる 汚れ 仕事 だ |けがれ|しごと|

天 音 てん|おと

余計 な 事 を 考える な 行く ぞ よけい||こと||かんがえる||いく|

犯人 と 人質 が いる の は ここ はんにん||ひとじち|||||

普通 なら 窓 から 狙撃 する ん だ けど ふつう||まど||そげき||||

あの 生徒 の 前 で 狙撃 って やめ て 下さい よ |せいと||ぜん||そげき||||ください|

なんとか 話し合い で |はなしあい|

校舎 の 周囲 は 高い 壁 に 囲ま れ てる し こうしゃ||しゅうい||たかい|かべ||かこま|||

近く に 高層 建築 物 も ない ちかく||こうそう|けんちく|ぶつ||

後ろ も 海 だ し 狙撃 そのもの が 難しい の うしろ||うみ|||そげき|その もの||むずかしい|

今回 は 別 の 方法 を こんかい||べつ||ほうほう|

狙撃 でき ない なら 誘い出せ ば いい そげき||||さそいだせ||

一 つ 可能 な ポイント が 残って る ひと||かのう||ぽいんと||のこって|

ここ だ

入学 初日 に 見 て おい た 換気 用 の 小 窓 が ある にゅうがく|しょにち||み||||かんき|よう||しょう|まど||

どこ から 狙う の ||ねらう|

高台 に 灯台 が ある そこ から 狙う たかだい||とうだい|||||ねらう

900 メートル は ある の よ いくら あなた でも めーとる|||||||

至急 確認 を しきゅう|かくにん|

灯台 から 送ら れ て き た 映像 よ とうだい||おくら|||||えいぞう|

射 界 は せいぜい 十 センチ って ところ ね い|かい|||じゅう|せんち|||

射 界 十五 センチ い|かい|じゅうご|せんち

4 年 前 障害 物 に 囲ま れ た レストラン に やって き た テロリスト を とし|ぜん|しょうがい|ぶつ||かこま|||れすとらん|||||てろりすと|

十五 センチ の 射 界 から 狙撃 し た あの 件 ね じゅうご|せんち||い|かい||そげき||||けん|

麻子 の 伝説 の 一 つ だ わ あさこ||でんせつ||ひと|||

犯人 を ここ に おびき出せ ば みんな の 目 に 狙撃 の 瞬間 を 見せ ず に 済む はんにん||||おびきだせ||||め||そげき||しゅんかん||みせ|||すむ

それ なら いい だ ろ う

俺 の 腕 は 知って いる な 千鶴 おれ||うで||しって|||ちず

くれ ぐれ も 生徒 に 被害 を 出さ ない よう に |||せいと||ひがい||ださ|||

待って まって

犯人 を ここ に 誘導 でき た と して も はんにん||||ゆうどう|||||

彼 が 右 から 二 番 目 の 便器 を 使用 し ない 限り 射 線 から 外れる わ かれ||みぎ||ふた|ばん|め||べんき||しよう|||かぎり|い|せん||はずれる|

なら 使う よう に 操作 する |つかう|||そうさ|

どう やって

人質 の 中 に は 海兵 が いる やつ を 使 お う ひとじち||なか|||かいへい|||||つか||

モールス 信号 |しんごう

３ 階 の 男子 トイレ 右 端 の 便器 壊せ かい||だんし|といれ|みぎ|はし||べんき|こわせ

ちょっと 何 言って ん の か よく わかん ね ー の よ さ |なん|いって|||||||-|||

でも 信号 を 受け取った 限り は 行動 を 起こす の が 海兵 魂 |しんごう||うけとった|かぎり||こうどう||おこす|||かいへい|たましい

緊張 の せい で は 腹 が 猛烈 に 痛 え きんちょう|||||はら||もうれつ||つう|

張り裂け そう に 痛 え はりさけ|||つう|

も 漏れる |もれる

我慢 しろ がまん|

ん な こ と 言った って こ ー うん 的 な 物 が マリ マリ っと 漏れ ち まう の よ ||||いった|||-||てき||ぶつ||まり|まり||もれ||||

そい つ を ベトッ と 投げつけ られ たく なかったら |||||なげつけ|||

さっさと トイレ に 連れ て 行く の よ さ |といれ||つれ||いく|||

仕方ない な しかたない|

じゃあ あたし も

チルチル も かよ いや チルチル は 来 なく て も いい の よ ちるちる||||ちるちる||らい||||||

なんで よ あたし だって 漏れ そう な の よ ||||もれ||||

風見 さん 犯人 は マキ ちゃん みちる 様 と 廊下 に 出 まし た かざみ||はんにん||まき|||さま||ろうか||だ||

現状 私 達 四 人 に 被害 は あり ませ ん げんじょう|わたくし|さとる|よっ|じん||ひがい||||

報告 ご 苦労 ほうこく||くろう

ほ ー ら さっさと 済ませろ |-|||すませろ

ちょっと ここ 男子 用 じゃ ない ||だんし|よう||

個室 使え ば 同じ だ ろ う が こしつ|つかえ||おなじ||||

イヤ よ ちゃんと 女子 用 に いや|||じょし|よう|

ここ に しよ う ちる ちる ここ が 最高 な の よ ||||||||さいこう|||

アンタ どういう 趣味 してん の ||しゅみ||

と は 言った もの の こんな の どう やって 壊せ ば いい の よ ||いった|||||||こわせ||||

早く しろ はやく|

ちる ちる ナイス

海兵 は 任務 を 完了 し た かいへい||にんむ||かんりょう||

了解 りょうかい

はい

遅い です よ 何 やって る ん です おそい|||なん||||

早く こ ない と お 友達 が 死 ん で しまい ます よ はやく|||||ともだち||し|||||

行き ます すぐに 行き ます いき|||いき|

周防 さん すおう|

これ 以上 みんな に 迷惑 を かけ られ ませ ん |いじょう|||めいわく|||||

天 音 ペットボトル を 持って いけ てん|おと|ぺっとぼとる||もって|

坂下 に 水分 を 撮ら せる ん だ さかした||すいぶん||とら|||

分かった わかった

お前 だけ が 坂下 を コントロール できる おまえ|||さかした||こんとろーる|

やつ が 尿 意 を 催す まで 冷静 に 会話 を つなげ ||にょう|い||もよおす||れいせい||かいわ||

あと は 俺 に 任せろ 信じ て くれ ||おれ||まかせろ|しんじ||

天 音 てん|おと

天 音 さん てん|おと|

ようこそ 周防 さん |すおう|

みんな に 水 を あなた の 分 も あり ます ||すい||||ぶん|||

みんな を 解放 し て ください ||かいほう|||

そう 焦ら ず に まず 制服 に 着替え て ください |あせら||||せいふく||きがえ||

話 は それ から です よ はなし|||||

話 ？ はなし

話 って なん です か はなし||||

私 の 千秋 が バラバラ に なって 冷たい 土 の 下 に 埋まって いる って いう のに わたくし||ちあき||ばらばら|||つめたい|つち||した||うずまって||||

あなた は 新しい クラスメート に 囲ま れ て 学園 生活 を 楽し ん で いる ||あたらしい|||かこま|||がくえん|せいかつ||たのし|||

彼 氏 まで 作って ずるい なぁ かれ|うじ||つくって||

私 に 何 を しろ って いう ん です ？ わたくし||なん||||||

あなた は 友人 を 犠牲 に し て 生き残った 醜悪 な 毒虫 です ||ゆうじん||ぎせい||||いきのこった|しゅうあく||どくむし|

それ を 少し でも 後悔 し てる なら その 証 を 見せ なさい ||すこし||こうかい|||||あかし||みせ|

あなた が この 場 で 私 に 撃た れる なら この 四 人 は 解放 し ます |||じょう||わたくし||うた||||よっ|じん||かいほう||

四 人 が 撃た れ て も いい なら あなた は 解放 し ます よっ|じん||うた||||||||かいほう||

どう です か また お 友達 を 犠牲 に し て 自分 だけ 生き延び ます か |||||ともだち||ぎせい||||じぶん||いきのび||

天 姉 てん|あね

天 音 さん てん|おと|

私 を 撃て ば 気 が 済む ん です ね わたくし||うて||き||すむ|||

なら 早く みんな を 逃し て あげて |はやく|||のがし||

いい 度胸 だ |どきょう|

天 姉 てん|あね

天 音 さん てん|おと|

周防 さん すおう|

て め ぇ 天 姉 に なんて こと す ん だ この やろう |||てん|あね||||||||

バーカ バーカ そんな 簡単 に 殺す わけな い だ ろ バーカ |||かんたん||ころす|||||

あの 野郎 |やろう

周防 さん すおう|

天 姉 てん|あね

天 音 さん てん|おと|

立って ください よ ほ ー ら たって||||-|

いい加減 に し なさい よ こんな の ただ の 八つ当たり で 憂さ晴らし じゃ ない の いいかげん|||||||||やつあたり||うさばらし|||

天 姉 は 悪く ない よ そんな 目 に 遭ったら 誰 だって どう しよう も ない じゃ ない てん|あね||わるく||||め||あったら|だれ|||||||

いずれ に せよ あなた に 天 音 さん を 裁く 権利 なんて あり ませ ん |||||てん|おと|||さばく|けんり||||

いい や 本当 に いい 友だち を 持ち まし た ね 天 音 さん ||ほんとう|||ともだち||もち||||てん|おと|

これ なら みんな で 一緒 に 死 ん だ ほう が いい です よ ね ||||いっしょ||し||||||||

みんな 逃げ て |にげ|

何 を 食ったら こんなに 育つ ん です ？ なん||くったら||そだつ||

いや

逃げる な この 毒虫 が にげる|||どくむし|

JB 状況 は |じょうきょう|

不明 よ そっち は ふめい|||

幸 の 携帯 が 切れ た こう||けいたい||きれ|

突入 する ？ とつにゅう|

いや 待つ |まつ

天 音 さん あなた 千秋 を てん|おと|||ちあき|

ここ かな

つい て こい

殺す 前 に 少し 楽しま せ て もらい ま しょ う か ころす|ぜん||すこし|たのしま|||||||

や やめ て

うるさい さっさと 歩け ||あるけ

風見 さん 天 音 さん が 連れ て 行か れ まし た かざみ||てん|おと|||つれ||いか|||

救援 を お 願い し ます 風見 さん きゅうえん|||ねがい|||かざみ|

すぐに たっぷり と 突っ込 ん で やる 待って ろ |||つっこ||||まって|

JB 標的 が 射 界 に 入った |ひょうてき||い|かい||はいった

すこし 水分 を 撮り 過ぎ た よう だ な |すいぶん||とり|すぎ||||

今 から 狙撃 する いま||そげき|

あ あれ

あれ ？

なんで なんで

待って よ ちく しょ ー まって||||-

狙撃 成功 犯人 確保 と 人質 の 保護 を 頼む そげき|せいこう|はんにん|かくほ||ひとじち||ほご||たのむ

突入 とつにゅう

天 姉 てん|あね

千秋 千秋 ちあき|ちあき

射 界 10 センチ い|かい|せんち

すこし は アンタ に 近づけ たから 麻子 ||||ちかづけ||あさこ

みんな ごめん ね

気 に する こと ない の よ さ き|||||||

はい 天 音 さん は 悪く あり ませ ん |てん|おと|||わるく|||

まあ 私 達 だって いろいろ あった し お互い様 よ ね |わたくし|さとる|||||おたがいさま||

って 結局 誰 が 助け て くれ た の |けっきょく|だれ||たすけ||||

状況 は じょうきょう|

全員 無事 よ ぜんいん|ぶじ|

周防 さん は 少し 怪我 し てる けど 命 に 別状 は ない わ すおう|||すこし|けが||||いのち||べつじょう|||

お 疲れ 様 で し た 風見 くん |つかれ|さま||||かざみ|

千鶴 いや 学園 長 ちず||がくえん|ちょう

普通 か どう か は 分から ない ふつう|||||わから|

だが これ だけ は 言え る ||||いえ|

ここ が 俺 の 学校 だ ||おれ||がっこう|

雄二 ゆうじ

パパ ぱぱ

ち ょ ちょっと 抜け駆け す ん じゃ な いわ よ |||ぬけがけ||||||

お 帰り なさい ユー くん |かえり||ゆー|

さて と 帰って ネット でも しよ う かしら ||かえって|ねっと||||

また ネット ？ |ねっと

どうせ 朝 まで エロ 画 像 収集 でも する つもり な の よ さ |あさ|||が|ぞう|しゅうしゅう|||||||

私 の 勝手 でしょ う そんな の わたくし||かって||||

認め た の よ さ みとめ||||

わたし を 無視 す ん じゃ な いわ よ ||むし||||||

国籍 不明 船 に 告 ぐ こちら は 日本 海上 保安 庁 こくせき|ふめい|せん||こく||||にっぽん|かいじょう|ほあん|ちょう

貴船 は 日本 の 領海 を 侵犯 し て 航行 し て いる きぶね||にっぽん||りょうかい||しんぱん|||こうこう|||

直ちに 停船 せよ 繰り返す 直ちに 停船 せよ Comment : 0,0 : 22 : 50.68,0 : 22 : 56.31 , Sub - Jp , , 0,0,0 , , そう いえ ば あたし たち って 雄二 の 昔 の こと ほとんど 知ら ない の よ ね Comment : 0,0 : 22 : 55.65,0 : 22 : 57.86 , Sub - Jp , , 0,0,0 , , これ から 給油 と 人質 交換 が 始まる Comment : 0,0 : 22 : 57.49,0 : 23 : 01.91 , Sub - Jp , , 0,0,0 , , 事前 資料 は 読ま せ て もらった わ いまどき 手書き は ない でしょ う Comment : 0,0 : 22 : 58.42,0 : 23 : 00.53 , Sub - Jp , , 0,0,0 , , 軍人 に 無理 など よ いう 言葉 は ない Comment : 0,0 : 23 : 02.59,0 : 23 : 08.22 , Sub - Jp , , 0,0,0 , , この 小嶺 幸 多忙 を 極める 風見 さん に 微力 なら 貢献 でき ない もの か と Comment : 0,0 : 23 : 04.70,0 : 23 : 06.70 , Sub - Jp , , 0,0,0 , , ガビ ガビ の パンツ でも 見つけ た Comment : 0,0 : 23 : 06.93,0 : 23 : 10.68 , Sub - Jp , , 0,0,0 , , 射撃 規制 解除 繰り返す 射撃 規制 解除 Comment : 0,0 : 23 : 09.14,0 : 23 : 12.71 , Sub - Jp , , 0,0,0 , , あなた の 姉 の 死 に は いく つ か 不審 点 が ある わ Comment : 0,0 : 23 : 14.39,0 : 23 : 17.20 , Sub - Jp , , 0,0,0 , , つらい とき は つらい って 言って いい の よ Comment : 0,0 : 23 : 18.49,0 : 23 : 22.24 , Sub - Jp , , 0,0,0 , , 私 が 弟 で ある あなた に こう も 惹 か れる と いう こと は Comment : 0,0 : 23 : 22.95,0 : 23 : 25.53 , Sub - Jp , , 0,0,0 , , きっと 遺伝子 的 に も 正しい の か Comment : 0,0 : 23 : 26.42,0 : 23 : 29.69 , Sub - Jp , , 0,0,0 , , もしくは すでに 遺伝子 異常 が 始まって いる の か Comment : 0,0 : 23 : 29.48,0 : 23 : 31.47 , Sub - Jp , , 0,0,0 , , おはよう お嬢さん Comment : 0,0 : 23 : 32.19,0 : 23 : 34.44 , Sub - Jp , , 0,0,0 , , ん 坊や …… か ？ Comment : 0,0 : 23 : 36.52,0 : 23 : 41.95 , Sub - Jp , , 0,0,0 , , 普通 の 学校 で 普通 の 学生 って の を やって み たかった かも な ただちに|ていせん||くりかえす|ただちに|ていせん|||||||||||ゆうじ||むかし||||しら||||||||||きゅうゆ||ひとじち|こうかん||はじまる||||じぜん|しりょう||よま||||||てがき||||||||ぐんじん||むり||||ことば|||||||こみね|こう|たぼう||きわめる|かざみ|||びりょく||こうけん||||||||||||ぱんつ||みつけ|||||しゃげき|きせい|かいじょ|くりかえす|しゃげき|きせい|かいじょ||||||あね||し||||||ふしん|てん||||||||||||いって|||||||わたくし||おとうと|||||||じゃく|||||||||||いでんし|てき|||ただしい||||||||いでんし|いじょう||はじまって||||||||おじょうさん|||||ぼうや|||||ふつう||がっこう||ふつう||がくせい||||||||