Magi : The Kingdom of Magic Episode 11
( ナレーション ) < マグノ シュ タット で 魔法 の 勉強 に 励む アラジン >
なれーしょん|||||まほう||べんきょう||はげむ|
Aladdin studiously works on his magic in Magnoshutatt.
< レーム 帝国 で 剣 の 修行 に 挑む アリババ >
|ていこく||けん||しゅぎょう||いどむ|
Alibaba trains in swordsmanship in the Leam Empire.
< その ころ モルジアナ は 自ら の ルーツ を 探る べく →
||||おのずから||るーつ||さぐる|
Meanwhile, in search of her roots,
生まれ故郷 の 暗黒 大陸 を 旅 し て い た >
うまれこきょう||あんこく|たいりく||たび||||
Morgiana has traveled to her homeland, the Dark Continent.
( モルジアナ ) は ぁ は ぁ は ぁ は ぁ は ぁ … →
は ぁ は ぁ は ぁ は ぁ … 。
( 心 の 声 ) ≪ ここ が カタルゴ 。 私 の 故郷 ≫
こころ||こえ||||わたくし||こきょう
So this is Katarg, my homeland...
えっ ?
≪ ここ が カタルゴ ? ≫
This is... Katarg...
≪ 私 の 故郷 … な の ? ≫
わたくし||こきょう||
This is my homeland?
♪ ♪ ~
♪ ♪ ~
♪ ♪ ~
あの … すみません 。 ん ?
Um... excuse me?
♪ ♪ ~
( 回想 ) ( ( ああ 。 この 辺り は カタルゴ って 呼ば れ て た 地域 だ よ ) )
かいそう|||あたり||||よば||||ちいき||
That's right. This area used to be known as Katarg.
ジャラ ( 鎖 の 音 ) あっ 。
|くさり||おと|
( ( この 植民 市 も 昔 は 奴隷 売買 で にぎわった もん だ けど ね →
|しょくみん|し||むかし||どれい|ばいばい||||||
This used to be a bustling colonial city, what with the slave trade...
今 は さっぱり さ ) )
いま|||
But it's totally dead now.
♪ ♪ ~
≪ ここ に ファ ナリス なんて い そう に ない ≫
I'll never find any Fanalis here.
≪ これ から どう しよ う かしら ? ≫
What should I do now?
ふん 。 へ へ へ っ 。
あっ おい 人 を 集めろ 。 ファ ナリス だ 。 →
||じん||あつめろ|||
さらって 売りゃ あ 金 に なる ぜ 。 →
|うりゃ||きむ|||
If we grab her and sell her off, we can make bank!
急げ よ 。 お … おお 。
いそげ|||
へ へ へ っ 。
頭 数 そろえ ば 負け ねぇ よ 。
あたま|すう|||まけ||
With enough manpower, we can take her!
( 2 人 ) へ へ へ っ 。 ぜいたく でき そう だ な 。
じん|||||||||
≪ 聞こえ て い ます が … 少し 話 を しよ う かしら ≫
きこえ|||||すこし|はなし||||
I can hear what they're saying... But maybe I'll have a chat with them.
( 2 人 ) あっ ! ≪ ( アブ マド ) やめる でし 。
じん||あぶ|||
なん だ ? お め ぇ ら 。
Who the hell are you?
ケガ し て ぇ の か ?
けが|||||
You wanna get hurt?
( サブ マド ) そ … それ は 君 たち の 方 だ 。 あ あっ ?
|||||きみ|||かた|||
バキッ ! ( 2 人 ) あっ !
|じん|
( サブ マド ) ファ ナリス に 勝 てる なんて 本当 に 思って る の かい ?
|||||か|||ほんとう||おもって|||
( 2 人 ) う う っ … 。
じん|||
ふん ! 行く ぞ 。 く そ っ !
|いく||||
バン ! ( 扉 の 音 )
ばん|とびら||おと
( アブ マド ) この 土地 で 赤 髪 なんか あらわ に し て … 。 →
あぶ|||とち||あか|かみ|||||
To flaunt that red hair in this part of the world...
ならず者 に 絡 ん で こい って 言って る よう な もん で し 。
ならずもの||から|||||いって||||||
You might as well be picking a fight with those rogues.
放ってお い て も 大丈夫 だ と は 思った けど →
ほうってお||||だいじょうぶ||||おもった|
We were sure you'd be fine even if we didn't intervene,
騒ぎ に なって も いけ ない から 。
さわぎ||||||
ご 親切 に ありがとう ござい ます 。 見ず知らず の 方 な の に 。
|しんせつ|||||みずしらず||かた|||
Thank you, that was very kind of you.
えっ ? あ … あの ~ 僕 たち だ よ 僕 たち 。
|||ぼく||||ぼく|
Excuse me... It's us, it's us!
どちら さま でしょ う ?
Who are you?
ほら アリババ の … バル バッド の 。
You know... Alibaba's... From Balbadd...
あっ サブ マド さん ?
( ( 兄さん は バル バッド の 国民 を →
にいさん|||||こくみん|
Ahbmad is planning to sell the people of Balbadd into slavery!
奴隷 と し て 売る つもり な ん だ よ ) )
どれい||||うる|||||
( ( ふ ふん ! ) )
と … アブ マド さん 。 ふん 。
|あぶ|||
...And Mr. Ahbmad.
( サブ マド ) 奇 遇 だ ねぇ 。 こんな 所 で 何 を し てる ん だい ?
||き|ぐう||||しょ||なん|||||
Who knew that we'd meet here? What brings you to a place like this?
私 は この 辺り に いる と いう →
わたくし|||あたり||||
I was told that there were Fanalis here, and I came to search for them.
ファ ナリス を 探し に 来 た ん です が … 。
|||さがし||らい||||
期待 外れ だった よう です 。 では 。
きたい|はずれ||||
But it looks like I got my hopes up too high. Goodbye, then...
( サブ マド ) あっ … ちょっと 待って 。
||||まって
Oh, wait a minute!
えっ ?
トラン の 村 の 長老 様 が ?
||むら||ちょうろう|さま|
The Elder of the Tran Village?
( サブ マド ) うん 。 僕ら が 今 滞在 し て いる の は →
|||ぼくら||いま|たいざい|||||
Yes. Ahbmad and I are staying in the Tran Village right now.
トラン の 村 な ん だ 。 →
||むら|||
長老 なら 君 の 力 に な れる と 思う よ 。
ちょうろう||きみ||ちから|||||おもう|
♪ ♪ ~
( サブ マド ) 僕ら は 今 トラン の 民 を 研究 する ため →
||ぼくら||いま|||たみ||けんきゅう||
Ahbmad and I are traveling the world as
シンド リア の 考古 学 調査 団 と し て 世界 中 を 回って る ん だ よ 。 →
|りあ||こうこ|まな|ちょうさ|だん||||せかい|なか||まわって||||
Sindria's archaeological survey unit, to study the people of Tran.
シンドバッド おじさん の 計らい で ね 。
|||はからい||
♪ ♪ ~
トラン の 民 は 世界 中 に 分布 し て いる →
||たみ||せかい|なか||ぶんぷ|||
The Tran are a mysterious tribe scattered all over the world.
謎 多き 民族 で ね 。 →
なぞ|おおき|みんぞく||
特に 彼ら の 使う トラン 語 は 興味深い ん だ 。 →
とくに|かれら||つかう||ご||きょうみぶかい||
We have an especially keen interest in their native tongue, the Tran language.
共通 言語 と は 違う 形式 を 持って い て →
きょうつう|げんご|||ちがう|けいしき||もって||
It has a different structure than any of the common languages,
なぜ か 迷宮 の 中 に も 刻ま れ て いる 。 →
||めいきゅう||なか|||きざま|||
and for some reason, it can also be found carved into dungeon walls.
その 謎 を 探る ため 僕ら は トラン の 村 を 回って る ん だ 。 →
|なぞ||さぐる||ぼくら||||むら||まわって|||
まっ 監視 付き だ けど ね 。
|かんし|つき|||
Well, under supervision, of course...
( 子供 たち ) あ あ ~ お 客 さん !
こども|||||きゃく|
食べ て 食べ て 。
たべ||たべ|
えっ … これ ?
( 2 人 ) ふ ふ ふ ~ 。 あっ !
じん||||
も て なし な の だ から 食べ ない と ダメ でし 。
|||||||たべ|||だめ|
う っ ! あぁ … 。
( 2 人 ) あ は はっ !
じん|||
( サブ マド ) やめ た 方 が いい よ 。 あっ 。 えっ ?
||||かた|||||
You'd better not.
( サブ マド ) 兄さん も 泣か ず に 食べ られる よう に なった の →
||にいさん||なか|||たべ|||||
It's only recently that Ahbmad's managed to eat such things without crying.
最近 だ から 。 ( 2 人 ) ふ ふ ふ っ 。
さいきん|||じん||||
( 2 人 ) わ ~ い ! は は はっ !
じん|||||
あの … 私 の 代わり に ありがとう ござい ます 。
|わたくし||かわり||||
Um...
ここ の 人 たち と は もめ ない で ほしい だけ でし 。
||じん|||||||||
I just didn't want any friction with the people here.
トラン の 研究 を さ せ て もら え なく なる でし 。
||けんきゅう|||||||||
Because that would put an end to our study of the people of Tran.
熱心 な ん です ね トラン の 研究 。
ねっしん|||||||けんきゅう
You're very dedicated... to your Tran research.
今 できる こと の 中 で 僕 に は これ が 最良 の こと 。 →
いま||||なか||ぼく|||||さいりょう||
Of all the things that I can do right now, this is the best.
そう 考え て 決め た だけ でし 。
|かんがえ||きめ|||
That's just what I've decided... nothing more.
( サブ マド ) これ が 長老 の 家 だ よ 。
||||ちょうろう||いえ||
This is the home of the Elder.
ファナ リス の こと 何 か 聞 ける ん じゃ ない か な 。
|りす|||なん||き||||||
I believe you can learn something about the Fanalis from him.
( 長老 ) ファ ナリス の こと など 教え られ ん !
ちょうろう||||||おしえ||
I can't tell you anything about the Fanalis!
えっ ? しかし お 相手 は →
|||あいて|
シンドバッド 王 が 懇意 に する 方 。
|おう||こんい|||かた
教え て さしあげ て は … 。
おしえ||||
Why not give her the benefit of your guidance?
えっ ? そ … そう な の ? 仲 いい の ? な っ ! ? →
|||||なか||||
What? I-Is that true? You're friends with him?
その 赤 髪 は … 。 えっ ?
|あか|かみ||
Th-That red hair!
お 主 ファ ナリス じゃ な ?
|おも||||
You're a Fanalis, aren't you?
はい 。
Yes.
暗黒 大陸 の 裂け目 大 峡谷 の 向こう側 に は →
あんこく|たいりく||さけめ|だい|きょうこく||むこうがわ||
Beyond the Great Rift, where the Dark Continent is split into two,
まだ ファ ナリス が いる と いう 話 が ある 。
|||||||はなし||
there are still Fanalis to be found, or so they say.
えっ !
じゃ が 大 峡谷 に 一 度 足 を 踏み入れ れ ば 最後 →
||だい|きょうこく||ひと|たび|あし||ふみいれ|||さいご
But once you set foot into the Great Rift, it's all over.
二 度 と こちら に は 戻 れ ない の じゃ 。
ふた|たび|||||もど||||
えっ ?
( 長老 ) 仲間 に 会い たい 気持ち で 大 峡谷 に 行った 者 は →
ちょうろう|なかま||あい||きもち||だい|きょうこく||おこなった|もの|
Others have set off for the Great Rift, hoping to see their kinsmen.
これ まで に も い た 。 →
だが 一 人 も 戻ら ん 。
|ひと|じん||もどら|
But not one has ever come back.
それ でも お 主 は 行く か ?
|||おも||いく|
Do you still intend to go?
♪ ♪ ~
( サブ マド ) はい 。 あっ 。
Here.
ありがとう ござい ます 。
Thank you very much.
アブ マド さん は ? 兄さん は 勉強 中 だ から 。 →
あぶ||||にいさん||べんきょう|なか||
Where's Mr. Ahbmad?
芋虫 で おなか いっぱい だ ろ う し ね 。
いもむし||||||||
And I'm sure he's full from all those caterpillars.
♪ ♪ ~
お 二 人 と も 前 と は 変わら れ た 気 が し ます 。
|ふた|じん|||ぜん|||かわら|||き|||
You both seem different than you were before.
そう かも しれ ない ね 。
You may be right. Everyone has a place where they rightfully belong.
人 に は それぞれ ふさわしい 居場所 が ある 。
じん|||||いばしょ||
僕 たち の 場合 は 王座 じゃ なかった ん だ 。
ぼく|||ばあい||おうざ||||
In our case, that place wasn't the throne.
ふさわしい 居場所 ?
|いばしょ
A place where you belong...
それ に 気付 け た の は アリババ の おかげ かも しれ ない 。
||きづ||||||||||
We might have Alibaba to thank for helping us realize that.
えっ ? あっ … 。
あの 人 は そう いう 人 です から 。
|じん||||じん||
Yes, because... that's the kind of person he is.
♪ ♪ ~
私 行き ます 。 えっ ?
わたくし|いき||
I am going.
私 の 本当 の 居場所 を 探し に 。
わたくし||ほんとう||いばしょ||さがし|
To find out where it is that I truly belong...
でも 帰って 来 られ ない かも しれ ない よ ?
|かえって|らい||||||
But you know that you might not make it back, don't you?
♪ ♪ ~
大丈夫 です 。 何 が あって も 戻って き ます 。
だいじょうぶ||なん||||もどって||
I'll be all right. I'm coming back, no matter what happens.
だって 私 強い です から 。
|わたくし|つよい||
Because I'm strong!
♪ ♪ ~
す ぅ ~ … うん 。
≪ まるで 世界 が ここ で 終わって る みたい ≫
|せかい||||おわって||
It's like the world ends right here.
( サブ マド ) 本当 に 行く ん だ ね ? はい 。
||ほんとう||いく||||
You're sure you're going?
( アブ マド ) 気 を つける でし 。
あぶ||き|||
You be careful, now.
はい 。 いって き ます 。
Right. I'll be on my way, then!
( 2 人 ) あっ !
じん|
≪ この 先 何も なく て も 確かめ に 行き たい ≫
|さき|なにも||||たしかめ||いき|
眷属 器 炎 翼 鉄 鎖 !
けんぞく|うつわ|えん|つばさ|くろがね|くさり
Household Vessel, Amol Selseira!
≪ ここ が 谷 なら 谷底 が ある はず ≫
||たに||たにそこ|||
If this is a valley, it has to have a floor.
≪ 谷底 を 伝って 向こう岸 に 行く わ ≫
たにそこ||つたって|むこうぎし||いく|
I'll make my way across the valley floor to the other side.
≪ どんどん 暗く なる ≫
|くらく|
It's getting darker and darker. Even though there's nothing blocking the sun...
≪ 太陽 を 遮る もの は 何も ない のに ≫
たいよう||さえぎる|||なにも||
♪ ♪ ~
は ぁ は ぁ は ぁ は ぁ は ぁ … 。
ふん !
は ぁ は ぁ は ぁ … 。
≪ 何 も 見え ない 。 おかしく なり そう 私 ≫
なん||みえ|||||わたくし
≪ 本当 に 下り て いる の かしら ? ≫
ほんとう||くだり||||
Am I really headed downward?
≪ 本当 は 底 なんて ない ん じゃ ない の ? ≫
ほんとう||そこ||||||
Maybe there really isn't a floor at all?
あっ ! は ぁ は ぁ は ぁ … 。
♪ ♪ ~
( ( 出し て ! 出し て ~ ! ) )
だし||だし|
Let me out!
≪ 底 が なけ れ ば →
そこ||||
このまま 死 の 国 へ … ≫
|し||くに|
I'm heading toward the Land of Death...
( ジャミル ) ( ( 死ね 死ね 死ね ! →
|しね|しね|しね
Die! Die! Die!
この ゴミ クズ が ! →
|ごみ|くず|
You worthless piece of trash!
お前 は 俺 の 奴隷 だ ! は はっ ! ) )
おまえ||おれ||どれい|||
You are...
≪ 嫌 だ … 怖い ! ≫
いや||こわい
No! I'm so scared!
あっ !
♪ ♪ ~
ん ? 着 い た の ?
|ちゃく|||
あっ 。
≪ ここ が 谷底 ≫
||たにそこ
Is this... the valley floor?
≪ 土 の 匂い 感触 →
つち||におい|かんしょく
The scent of earth... This sensation... It's the same as on the ground. Calm down...
地上 と 同じ よ 。 落ち着 い て ≫
ちじょう||おなじ||おちつ||
≪ 眷属 器 で 明かり を … ≫
けんぞく|うつわ||あかり|
≪ いえ 魔力 は 無駄 に は でき ない 。 それ なら … ≫
|まりょく||むだ||||||
No, I can't waste magoi. In that case...
す ぅ ~ … 。
≪ 後ろ に 壁 。 前 に とてつもなく 広い 空間 ≫
うしろ||かべ|ぜん|||ひろい|くうかん
A wall behind me, an unbelievably vast space before me.
≪ 進める わ ≫
すすめる|
≪ もう 迷わ ない ≫
|まよわ|
No more hesitating!
は ぁ は ぁ は ぁ は ぁ … 。
♪ ♪ ~
≪ どこ まで だ って 走って やる ん だ ≫
||||はしって|||
No matter how far...
( アリババ ) ( ( これ から どう する ん だ ? ) )
( ( いつか 故郷 へ 帰り ます ) )
|こきょう||かえり|
( ( 恩人 の 言葉 です から ) )
おんじん||ことば||
( ゴル タス ) ( ( 国 へ 帰れ … ) )
||くに||かえれ
Return to our homeland!
( 白 龍 ) ( ( あなた も 兄弟 が い た かも 。 両親 だって 今 も どこ か で →
しろ|りゅう|||きょうだい|||||りょうしん||いま||||
You might have had siblings!
元気 に 生き て いる かも しれ ませ ん ) )
げんき||いき||||||
≪ この 先 に 何も なく て も … ≫
|さき||なにも|||
( アラジン ) ( ( それ が 今 モル さん の し たい こと な ん だ ね ? ) )
|||いま||||||||||
So that's what you want to do now, Morg.
( ( なら そう すれ ば いい ん だ よ ) )
Then you should do just that.
( ( そう だ な 。 誰 に も 遠慮 なんか いら ねぇ ) )
|||だれ|||えんりょ|||
( ( 自分 の やり たい こと を やれ ば いい ) )
じぶん||||||||
( ( これ から 先 も ずっと ) )
||さき||
≪ 走り きって 本当 の 居場所 を 見つける ≫
はしり||ほんとう||いばしょ||みつける
≪ それ が 私 の やり たい こと ≫
||わたくし||||
That's what I want to do!
は ぁ は ぁ は ぁ は ぁ は ぁ !
≪ 光 ! ? ≫
ひかり
Light?
♪ ♪ ~
は ぁ は ぁ は ぁ … →
は ぁ は ぁ … あっ 。
≪ 家 ? ≫
いえ
A house?
あっ 。
( ユナン ) よく 来 た ね モルジアナ 。
||らい|||
You did well to make it here, Morgiana.
≪ トン トン トン ( 足音 ) ≪ ( ユナン ) お 待た せ 。
とん|とん|とん|あしおと|||また|
あっ 。
どうぞ 。 はい ありがとう ござい ます 。
ん ? おいしく なかった かな ? えっ ?
いや お 客 さん が 来る の は 久しぶり で ね →
||きゃく|||くる|||ひさしぶり||
Well, it's been a while since I had any visitors.
いれ 方 を 忘れ て しまった よう な ん だ 。
|かた||わすれ||||||
I seem to have forgotten how to brew tea.
い … いえ おいしい です 。
そ っか よかった 。
Is it? Glad to hear it!
あの … あなた は 一体 ?
|||いったい
Um...
僕 は ユナン 。
ぼく||
I'm... Yunan. The guardian of this forest, should I say?
この 谷 の 守り 人 か な 。
|たに||まもり|じん||
守り 人 ?
まもり|じん
Guardian...
あの … さっき は なぜ 私 の 名前 を ?
||||わたくし||なまえ|
Um... Just now... how did you know my name?
( ユナン ) あ あ ~ ごめん 失礼 だった よ ね 。
||||しつれい|||
Oh, sorry! That was rude of me, wasn't it?
あれ は 聞こえ た から な ん だ 。
||きこえ|||||
I knew because I heard it.
谷 の 入り口 で トラン の 民 が 君 と 話し て いる とき →
たに||いりぐち||||たみ||きみ||はなし|||
When you were talking to the people from Tran at the entrance to the valley, I heard them call you that.
そう 呼ぶ の が 。 えっ ?
|よぶ|||
あの とき 近く に い た の です か ! ?
||ちかく||||||
Were you nearby at the time?
う うん 。
ここ から 聞こえ た ん だ よ 。 僕 の 耳 に は →
||きこえ|||||ぼく||みみ||
谷 の 中 と 両岸 の 全て が 聞こえる ん だ 。 →
たに||なか||りょうがん||すべて||きこえる||
だから →
That's why...
君 が 会い たい って 言って た →
きみ||あい|||いって|
Those people you said you wanted to meet, on the other side... I know about the Fanalis, too.
向こう岸 の ファ ナリス の こと も 知って いる よ 。
むこうぎし|||||||しって||
えっ ! 向こう岸 が ある ん です か ! ?
|むこうぎし|||||
うん 。 ファ ナリス が いる ん です か ?
Yes...
いる よ 。 会い に 行き たい ?
||あい||いき|
行き たい … 行き たい です !
いき||いき||
行か せ て ください !
いか|||
Please let me go!
うん いい よ 。
Yes, sure.
あ あっ ! ( ユナン ) ただし →
こちら に 戻る こと は もう でき なく なる けど →
||もどる|||||||
You won't be able to come back to this side... Are you okay with that?
それ でも いい ? えっ ?
こちら から あちら へ は 連れ て い け て も 逆 は でき ない 。 →
|||||つれ||||||ぎゃく|||
Though I might be able to take you there from here, I can't do the opposite...
少なくとも 僕 は し たく ない と 思って る ん だ 。
すくなくとも|ぼく||||||おもって|||
At any rate, I'd prefer not to do so.
( ( 私 も 故郷 を 見 たら すぐ に シンド リア へ 戻り ます ) )
わたくし||こきょう||み|||||りあ||もどり|
君 に とって は その 方 が いい かも しれ ない 。
きみ|||||かた|||||
It might be better for you that way.
ファナ リス は こちら で は 悲しい 思い を →
|りす|||||かなしい|おもい|
After all, the Fanalis are forced to suffer so terribly on this side.
たくさん さ せ られ て しまう から ね 。
違う ? モルジアナ 。
ちがう|
Am I wrong, Morgiana?
( ユナン ) それ に こちら で は →
Not to mention... on this side, the entire world will soon be racked by a great war.
これ から 世界 を 巻き込む 大きな 戦争 が 始まる 。
||せかい||まきこむ|おおきな|せんそう||はじまる
えっ ? なん の こと … です か ?
♪ ♪ ~
( 紅 覇 ) あっ … 何 ! ?
くれない|は||なん
( モガ メット ) うむ 。 →
皇子 よ 。 ん ?
おうじ||
Your Highness...
( モガ メット ) かかる 事態 です 。
|||じたい|
Such is the situation.
もはや 交渉 どころ で は あり ます まい な 。 →
|こうしょう|||||||
This is no longer the time for negotiations, do you not agree?
一刻 も 早く 本国 へ お 戻り ください 。
いっこく||はやく|ほんごく|||もどり|
Please return to your country without further delay.
そう だ ね 。 →
I guess I will.
でも お前 たち へ の 忠告 は うそ に は なら ない よ 。
|おまえ||||ちゅうこく|||||||
煌 帝国 は 近い うち に →
こう|ていこく||ちかい||
The Kou Empire will surely invade Magnoshutatt in the near future.
必ず マグノ シュ タット へ 侵攻 する 。
かならず|||||しんこう|
服従 か 滅亡 か →
ふくじゅう||めつぼう|
Subjugation or annihilation... make your choice before that day comes!
それ まで に 選 ん で おき なさい 。
|||せん||||
( 紅 覇 ) で は また 。 ( 側近 たち ) な っ ! ?
くれない|は||||そっきん|||
Till next time.
どう いう こと だ ? 煌 帝国 め … 。
||||こう|ていこく|
おのれ … 「 非 魔 導 士 」 め !
|ひ|ま|みちび|し|
Damn you... You cursed goi!
≫ お ~ い 紅 覇 くん !
||くれない|は|
Hey, Kouha!
は はっ 。
久しぶり だ ね 。
ひさしぶり||
そう だ ね 。 でも ごめん 。
僕 本国 へ 帰ら なく ちゃ 。
ぼく|ほんごく||かえら||
I've got to head back to my country.
久々 に お前 と 遊 ん で やり たい ん だ けど →
ひさびさ||おまえ||あそ|||||||
It's been ages, and I'd love to hang out with you,
ちょっと 国 が 大変 で さ 。 あっ 。
|くに||たいへん|||
but my country's kind of in an uproar, see.
戦争 って ? 実は ね →
せんそう||じつは|
War?
煌 帝国 の 皇帝 が 死 ん で しまった ん だ よ 。
こう|ていこく||こうてい||し||||||
えっ ?
西 へ 西 へ と 領土 を 広げる 最中 で の この 凶 報 。
にし||にし|||りょうど||ひろげる|さい なか||||きょう|ほう
They've been expanding further and further to the west, and now this grim news.
どう なる こと か 。
Who knows what will happen next?
≪ アリババ さん … アラジン … ≫
Alibaba... Aladdin...
( 歓声 )
かんせい
≪ どう する つもり だ ろ う ? ≫
I wonder what they're going to do? Hakuryu and Hakuei?
≪ 白 龍 お にいさん と 白 瑛 さん ≫
しろ|りゅう||||しろ|あきら|
♪ ♪ ~
( 兵 ) 征 西 軍 北方 兵 団 練 白 瑛 将軍 →
つわもの|すすむ|にし|ぐん|ほっぽう|つわもの|だん|ね|しろ|あきら|しょうぐん
間もなく 帰還 !
まもなく|きかん
Due to return momentarily.
♪ ♪ ~
なん だ ? この 蛮族 ども は 。
|||ばんぞく||
≫ ( 紅 明 ) 白 瑛 殿 。 →
くれない|あき|しろ|あきら|しんがり
この 者 たち は 一体 ?
|もの|||いったい
( 白 瑛 ) はい 彼ら は 黄 牙 の 騎馬 兵 100 余 名 。 →
しろ|あきら||かれら||き|きば||きば|つわもの|よ|な
私 の 眷属 です 。
わたくし||けんぞく|
They're my Household Members.
100 余 名 も の 眷属 器 使い 。
よ|な|||けんぞく|うつわ|つかい
More than one hundred Household Vessel users?
( 白 瑛 ) ふ ふ っ 。 私 の パイ モン は 女性 の ジン 。 →
しろ|あきら||||わたくし||ぱい|もん||じょせい||
だから か 多産 型 だった よう で 。
||たさん|かた|||
And as such, she seems to have been quite prolific!
すばらしい 。 それ に 半年 前 →
|||はんとし|ぜん
Very impressive.
弟 君 も 加わった と か 。
おとうと|きみ||くわわった||
あっ … 。 はい →
白 龍 も じき 到着 を 。
しろ|りゅう|||とうちゃく|
ん ? どう なさ れ た ? あっ 。
||な さ|||
紅 明 様 あれ を ! あっ !
くれない|あき|さま|||
Lord Koumei, look up there!
( 一同 ) あ あっ … 。
いちどう||
♪ ♪ ~
グアァーー ! ( 一同 ) おお っ !
グアァー-|いちどう||
なん だ ! ? この 化け物 ども は !
|||ばけもの||
What the hell are those monsters?
♪ ♪ ~
≪ 白 龍 … あなた 何 を 考え て いる の ? ≫
しろ|りゅう||なん||かんがえ|||
Hakuryu...
≪ 総督 の ご 帰還 です ! あっ 。
そうとく|||きかん||
The Governor-General has arrived!
♪ ♪ ~
紅 炎 殿 … 。
くれない|えん|しんがり
Lord Kouen...
♪ ♪ ~
♪ ♪ ~
♪ ♪ ~
♪ ♪ ~
冬型 の 気圧 配置 が 強まって いる 影 響 で 、
ふゆがた||きあつ|はいち||つよまって||かげ|ひび|
北海道 など で 暴風 雪 と なり
ほっかいどう|||ぼうふう|ゆき||
北 日本 から 北陸 地方 で は 、
きた|にっぽん||ほくりく|ちほう||
明日 に かけ て 大荒れ の 天気 に なる 見通し 。
あした||||おおあれ||てんき|||みとおし