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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン12 - 244 - キラービーとモトイ

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 244 - キラービー と モトイ

( ナルト ) あんな ヤツ に どう やって 勝つ んだ !?

( モトイ ) さ ぁな 。 俺 は そこ まで 知ら ない 。

タコ の お っ さん って ば ここ で 修業 した んだった よ な 。

タコ の お っ さん に 聞き ゃあ …。

いや … 教えて くれ やし ねえ か 。 あの 態度 だ もん な 。

だろう な 。

《 タコ の お っ さん に も 闇 の 部分 が あった の か な ?》

モトイ の おっちゃん …。

タコ の お っ さん の こと もっと 詳しく 教えて くん ねえ か な 。

生い立ち と か どんな 性格 だ と か いろいろ …。

そんな かに なんか ヒント が ある かも しん ねえ 。

タコ の お っ さん と 俺 と の 違い …。

もしかしたら 気づく かも しれ ねえ 。

(( モトイ : テメエ も 人 柱 力 なら その 存在 が →

どういう 生き様 を 歩いて きた か だいたい 想像 でき ん だ ろ !

ああ できる って ば よ 。 だったら 俺 の こと だって →

想像 できる はずだ ろ あの お っ さん !))

他人 の こと を ペラペラ しゃべる の は 好きじゃ ない んだ が …。

ナルト … お前 は ビー さん と 同じ 人 柱 力 だ し な 。

九 尾 を 安定 さ せる の も 世界 平和 に 繋がる 。

いい だろう 。 サンキュー だって ば よ !

さっき お前 に 言った な 。

同じ 人 柱 力 なら どういう 生き様 を 歩いて きた か →

想像 できる だろう と 。

想像 どおり だ 。

大きな 力 は 恐れ を 生み わだかまり を 生んで きた 。

ビー さん は 里 の 者 たち に →

ずっと 煙たがら れ 嫌がら れて きた 。

だが ビー さん は 落ちこむ こと も グチ を 言う こと も なかった 。

ただ ひたすら に 明るく いつも 周り を なごま せて いた 。

何より 人 柱 力 と して の 自分 を 恥じる どころ か 自ら を アピール し …。

俺 が 思う に 誇り を 持って 己 を 表現 して きた ように 見えた 。

なぜ 人 柱 力 である 己 に そこ まで 誇り を 持てた か …。

それ は おそらく 兄 … 雷 影 様 の ため だ 。

人 柱 力 と いう の は 裏切り が ない よう →

昔 から 五 影 の 兄弟 や 妻 など →

近い 血縁 関係 に ある 人物 が 選ば れる の が 常だ 。

人 柱 力 は 里 長 である 影 を 守る 力 であり →

影 の 力 を 誇示 する 存在 で も ある 。

ビー さん は 雷 影 様 の ため に →

立派な 人 柱 力 であろう と した んだろう 。

この 真実の 滝 で の 修業 すら あっという間 に 成し遂げた そうだ 。

俺 は そんな ビー さん を 心 の 底 から 尊敬 して いる 。

雲隠れ の 英雄 と して 見て いる 。

( ヤマト ) そこ まで 慕わ れる 人 柱 力 …。

すばらしい 人 です ね ビー さん は 。 そして あなた も 。

そう だ ! そんだったら モトイ の おっちゃん が →

俺 の 代わり に タコ の お っ さん に 頼んで くれ って ば よ 。

修業 の コツ を さ 。 それ は … でき ない 。

な … なんで だ よ !

俺 に そんな 資格 は ない 。

俺 は … ビー さん を 殺そう と した 人間 だ 。

なんで !? タコ の お っ さん を →

尊敬 して る って 言った じゃ ん … さっき 。

何 か わけ あり の ようです ね 。

なん なん だって ば よ !

これ は 懺悔 だ な 。

ビー さん と 同じ 人 柱 力 の お前 なら あの 出来事 に ついて 話せ そうだ 。

あの 出来事 って ?

あれ は 30 年 前 の こと だ 。

( モトイ ) あの 当時 人 柱 力 の 力 は まだ 八尾 の 力 を →

完璧に コントロール できる ような もの で は なかった 。

八尾 は 何度 も 暴走 し 雲隠れ を 破壊 して いた 。

先代 の 三 代 目 雷 影 たち エリート は →

その つど 八尾 の 暴走 を 止めて いた 。

(( いい か 。 お前たち で 八尾 の 動き を 止めろ 。

その 間 に 俺 が ヤツ を 封印 の 壺 に 閉じ込める 。

( エー ) わかった 。

よし かかれ !

うわ ~ っ !!

うわ っ !

うわ っ ! クソッ 封印 術 で 錬金 した 鎖 が …。

諦める な ! 我々 が 諦めれば 雲隠れ は 滅びる 。

よし これ で …。

今 だ ! 抑え 込め !

( 八尾 ) ナメ る な ! 人間 風情 が !

ハーッ !!

ハア … ハア … ハア …))

( モトイ ) どうにか 暴れる の を 抑え →

八尾 を いつも の 封印 の 壺 に 押し込んで いた が →

その たび に 多く の 死者 が 出て いた 。

だが リスク は あって も →

他国 と の パワー バランス を 有利に 保つ に は →

八尾 の 力 を コントロール する 必要 が ある 。

人 柱 力 の 実験 は 続け られて いた 。

そして 多く の 死傷 者 の うち の 1 人 に …。

俺 の 父親 が いた 。

あなた は ビー さん に 父親 を … だ から 。

いや 違う 。

ビー さん と 俺 は 友達 だった 。

父 が 亡くなった とき 俺 たち は まだ 5 歳 だった 。

(( ビー やった ね ))

父 を 殺した 人 柱 力 は →

八尾 を 抜き取ら れ 封印 した とき に 死んだ 。

先代 の 人 柱 力 だ 。

そして その後 すぐに ビー さん が 八尾 の 人 柱 力 と して 選ば れた 。

なら なぜ あなた は ビー さん を 殺そう と …。

八尾 を コントロール する こと など でき は し ない 。

また 多く の 犠牲 者 が 出る 。

そう 思って いた 。

そして だんだん 八尾 へ の 憎しみ が 増し →

子供 ながら に どうにか して 復讐 して やり たい と →

思う ように なって いた 。

(( アーイェー オーイェー ヨーヨーヨー チェケラッチョ 。

ヨー ヘイ チェケラッチョ チェケ !))

ビー さん は いつも 笑って いた 。

何も 知ら ず に いつも 笑って いる ビー さん が →

だんだん 憎く なった 。

八尾 へ の 憎しみ が →

人 柱 力 の ビー さん へ と すり 替わって いった んだ 。

俺 は ビー さん を 殺せば 八尾 も 死ぬ と 思って いた 。

俺 は ビー さん を 後ろ から 襲った 。

… が 失敗 し 恐ろしく なって その 場 から 逃げた 。

その とき 顔 は 隠して いた が →

ビー さん は 俺 だ と 気づいた の かも しれ ない 。

それ 以後 俺 から ビー さん に 話しかけ なく なった 。

そんな こと が あって →

なんで そこ まで ビー さん を 尊敬 する ように …。

憎しみ は すぐに 消えた わけじゃ ない 。

その後 も 俺 は ずっと ビー さん の 後 を つける ように 監視 し 続けて いた 。

でも 俺 だけ じゃ なかった 。

ビー さん は 何度 も 里 の 者 たち から 疎 まれ 嫌わ れて きた 。

ずっと な …。

(( ど っか 行け ! 目障りな んだ よ !))

( モトイ ) 政治 の ため に 勝手に 人 柱 力 に さ れ →

里 を 守る ため に 存在 して いる に も かかわら ず →

里 の 者 たち から 阻害 さ れ 続ける 。

(( オーイエー ! ヨーヨーヨー チェケラッチョ !

ヘイ ! ヨーヨー ヘイ カモン ヨーヨー チェケラッチョ !

ヨー ヘイ ヨーヨー !))

( モトイ ) 常 人 で は 耐え難い 生き様 だ 。

その とき 初めて 俺 以上 に 苦しんで いる の は →

ビー さん だ と 気づいた 。

なぜ 我々 に ?

本当 は ビー さん に 聞いて ほしかった の かも しれ ん 。

ビー さん の 代わり に ナルト に 話して しまった の は →

同じ 人 柱 力 だ から だろう 。

だが いつか は 本当の こと を →

ビー さん に も 話さ なければ と 思って いる 。

でなければ 懺悔 に は なら ない 。

ハハハ … 都合 が いい ヤツ だ ぜ 。

フフッ 。

ナルト どこ 行く の ?

少し ひと り に して くれ って ば よ 。

(( ほら あの 子 よ 。

いい か 近づく んじゃ ない ぞ 。

あっ ち 行け !

信じて た ぞ ! お前 は 英雄 だ ! ナルト !

アハハハッ ありがとう ナルト !

( 我 愛 羅 ) 俺 は 里 の 危ない 道具 。

ヤツ ら に とって 消し去り たい 過去 の 遺物 だ 。

( テマリ ) 我 愛 羅 は 風 影 な んだ ぞ !

フン 生意気な 口 きいて んな ! この 下っ端 ども !

( マツリ ) 我 愛 羅 様 は 無口で クール で 強くて かっこよくて エリート で !

《 タコ の お っ さん は あんなに 信頼 さ れる ように なった 。

我 愛 羅 も 風 影 に なって →

里 の みんな の ため に 頑張って 認め られる ように なった 。

俺 だって イルカ 先生 や 同期 の みんな それ に …》

どうして 一 楽 で サイン を 書か なかった ?

アイツ ら 急に 手 の 平 かえした ように →

お前 に なれなれしく して きた もん な 。

うっとうしい ヤツ ら だった もん な 。

《 誰 だ お前 は ?》

里 の ヤツ ら 今 まで さんざん 俺 たち の こと を →

のけ者 に して きた くせ に よ 。

俺 は お前 自身 。 お前 の 心 の 底 に ある お前 自身 だ 。

《 俺 自身 … そんな こと 思って も み なかった 。

でも 心 の どこ か で まだ …》

《 確かに 里 の みんな に 信じて もらえる なんて →

自信 が ねえ よ …》

ナルト の ヤツ どこ に ?

まさか 何 か …。

この 島 は 極秘 の 場所 だ 。 敵 など いる わけ が …。

( モトイ ) うわ ~ っ ! 今 の は …。

モトイ の おっちゃん !

う ぅ … クソ !

モトイ の おっちゃん !

ナルト ! フォーメーション C で やる よ 。

なんで … なんで だ よ !?

ナルト ! 何 して る !?

やめろ ! タコ の お っ さん !

モトイ の おっちゃん は 本当に →

タコ の お っ さん の こと を 信頼 して んだ !

イカ だ ! これ は タコ じゃ なくて イカ !!

イカ … えっ !? タコ じゃ ない の ?

1 2 3 4 5…。

数え なくて いい !! 丸い の が タコ で 三角 が イカ !

なんだ …。

てっきり タコ の お っ さん に 本当の こと 話して →

モトイ の おっちゃん が 怒ら れた の か と 思った 。

心配に なって キミ を 追って きた とたん →

こいつ に 襲わ れた んだ 。

さては こいつ 前 に やられた イカ だ な 。

う ぅ … うわ ぁ !

ナルト ! 話 は あと 。 すぐに やる よ ! わかった !

木 遁 黙殺 縛り の 術 !

モトイ の おっちゃん 今 助け っ から な !

♪「 気持ち を あずける 命 を たすける 」

♪「 その 役 俺 様 俺 の ヤク 」

♪「 俺 様 八尾 は 再度 登場 」

♪「 イカ した イカ は サイド アウト 以下 省略 」

タコ の お っ さん !

ビー …。 なぜ 俺 を 助けた ?

ん ?

ビー さん 気づいて た んだ ろ ? 俺 は アンタ を …。

( モトイ ) アンタ を 殺そう と した …。

それなのに !

う ~ ん … そんな こと あった っけ ?

俺 が 覚えて る の は …。

♪「 俺 と モトイ 俺 と モトイ モトイ と いた 俺 元 いた 時間 」

♪「2 人 で 一緒に 修業 失敗 して も 楽勝 爆笑 」

♪「 笑い 合って 友情 を 実感 」

♪「 モトイ と いた 俺 元 いた 時間 」

イェイ !

( 開演 ブザー )

( 美 空 ) 皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり →

お 楽しみ ください 。

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。


NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 244 - キラービー と モトイ naruto||しっぷう|つたい|しーずん||| Naruto Shippuden - Season 12 - 244 - Killer Bees and Motoy

( ナルト ) あんな ヤツ に どう やって 勝つ んだ !? ||やつ||||かつ|

( モトイ ) さ ぁな 。 俺 は   そこ まで 知ら ない 。 |||おれ||||しら|

タコ の お っ さん って ば ここ で 修業 した んだった よ な 。 たこ|||||||||しゅぎょう||||

タコ の お っ さん に 聞き ゃあ …。 たこ||||||きき|

いや …  教えて くれ やし ねえ か 。 あの 態度 だ もん な 。 |おしえて||||||たいど|||

だろう な 。

《 タコ の お っ さん に も 闇 の 部分 が あった の か な ?》 たこ|||||||やみ||ぶぶん|||||

モトイ の おっちゃん …。

タコ の お っ さん の こと   もっと 詳しく 教えて くん ねえ か な 。 たこ||||||||くわしく|おしえて||||

生い立ち と か どんな 性格 だ と か   いろいろ …。 おいたち||||せいかく||||

そんな かに なんか   ヒント が ある かも しん ねえ 。 |||ひんと|||||

タコ の お っ さん と   俺 と の 違い …。 たこ||||||おれ|||ちがい

もしかしたら 気づく かも しれ ねえ 。 |きづく|||

(( モトイ : テメエ も 人 柱 力 なら その 存在 が → |||じん|ちゅう|ちから|||そんざい|

どういう 生き様 を 歩いて きた か だいたい 想像 でき ん だ ろ ! |いきざま||あるいて||||そうぞう||||

ああ   できる って ば よ 。 だったら   俺 の こと だって → ||||||おれ|||

想像 できる はずだ ろ あの お っ さん !)) そうぞう|||||||

他人 の こと を   ペラペラ しゃべる の は 好きじゃ ない んだ が …。 たにん||||||||すきじゃ|||

ナルト …  お前 は ビー さん と 同じ   人 柱 力 だ し な 。 |おまえ|||||おなじ|じん|ちゅう|ちから|||

九 尾 を 安定 さ せる の も 世界 平和 に 繋がる 。 ここの|お||あんてい|||||せかい|へいわ||つながる

いい だろう 。 サンキュー だって ば よ ! ||さんきゅー|||

さっき   お前 に 言った な 。 |おまえ||いった|

同じ 人 柱 力 なら どういう 生き様 を 歩いて きた か → おなじ|じん|ちゅう|ちから|||いきざま||あるいて||

想像 できる だろう   と 。 そうぞう|||

想像 どおり だ 。 そうぞう||

大きな 力 は   恐れ を 生み わだかまり を 生んで きた 。 おおきな|ちから||おそれ||うみ|||うんで|

ビー さん は   里 の 者 たち に → |||さと||もの||

ずっと 煙たがら れ 嫌がら れて きた 。 |けむたがら||いやがら||

だが   ビー さん は 落ちこむ こと も グチ を 言う こと も なかった 。 ||||おちこむ|||||いう|||

ただ ひたすら に 明るく いつも   周り を なごま せて いた 。 |||あかるく||まわり||||

何より   人 柱 力 と して の 自分 を 恥じる どころ か   自ら を アピール し …。 なにより|じん|ちゅう|ちから||||じぶん||はじる|||おのずから||あぴーる|

俺 が 思う に   誇り を 持って 己 を 表現 して きた ように 見えた 。 おれ||おもう||ほこり||もって|おのれ||ひょうげん|||よう に|みえた

なぜ   人 柱 力 である 己 に そこ まで 誇り を 持てた か …。 |じん|ちゅう|ちから||おのれ||||ほこり||もてた|

それ は   おそらく 兄 …  雷 影 様 の ため だ 。 |||あに|かみなり|かげ|さま|||

人 柱 力 と いう の は 裏切り が ない よう → じん|ちゅう|ちから|||||うらぎり|||

昔 から   五 影 の 兄弟 や 妻 など → むかし||いつ|かげ||きょうだい||つま|

近い 血縁 関係 に ある 人物 が 選ば れる の が 常だ 。 ちかい|けつえん|かんけい|||じんぶつ||えらば||||とわだ

人 柱 力 は 里 長 である 影 を 守る 力 であり → じん|ちゅう|ちから||さと|ちょう||かげ||まもる|ちから|

影 の 力 を 誇示 する 存在 で も ある 。 かげ||ちから||こじ||そんざい|||

ビー さん は   雷 影 様 の ため に → |||かみなり|かげ|さま|||

立派な 人 柱 力 であろう と した んだろう 。 りっぱな|じん|ちゅう|ちから||||

この 真実の 滝 で の 修業 すら あっという間 に 成し遂げた そうだ 。 |しんじつの|たき|||しゅぎょう||あっというま||なしとげた|そう だ

俺 は   そんな ビー さん を 心 の 底 から 尊敬 して いる 。 おれ||||||こころ||そこ||そんけい||

雲隠れ の 英雄 と して 見て いる 。 くもがくれ||えいゆう|||みて|

( ヤマト ) そこ まで 慕わ れる 人 柱 力 …。 やまと|||したわ||じん|ちゅう|ちから

すばらしい 人 です ね   ビー さん は 。 そして   あなた も 。 |じん||||||||

そう だ !  そんだったら モトイ の おっちゃん が →

俺 の 代わり に   タコ の お っ さん に 頼んで くれ って ば よ 。 おれ||かわり||たこ||||||たのんで||||

修業 の コツ を さ 。 それ は …  でき ない 。 しゅぎょう||こつ||||||

な …  なんで だ よ !

俺 に   そんな 資格 は ない 。 おれ|||しかく||

俺 は … ビー さん を 殺そう と した 人間 だ 。 おれ|||||ころそう|||にんげん|

なんで !?  タコ の お っ さん を → |たこ|||||

尊敬 して る って 言った じゃ ん … さっき 。 そんけい||||いった|||

何 か   わけ あり の ようです ね 。 なん|||||よう です|

なん なん だって ば よ !

これ は 懺悔 だ な 。 ||ざんげ||

ビー さん と 同じ   人 柱 力 の お前 なら あの 出来事 に ついて 話せ そうだ 。 |||おなじ|じん|ちゅう|ちから||おまえ|||できごと|||はなせ|そう だ

あの 出来事 って ? |できごと|

あれ は  30 年 前 の こと だ 。 ||とし|ぜん|||

( モトイ ) あの 当時   人 柱 力 の 力 は まだ   八尾 の 力 を → ||とうじ|じん|ちゅう|ちから||ちから|||やお||ちから|

完璧に   コントロール できる ような もの で は なかった 。 かんぺきに|こんとろーる||||||

八尾 は   何度 も 暴走 し 雲隠れ を 破壊 して いた 。 やお||なんど||ぼうそう||くもがくれ||はかい||

先代 の 三 代 目 雷 影 たち   エリート は → せんだい||みっ|だい|め|かみなり|かげ||えりーと|

その つど 八尾 の 暴走 を 止めて いた 。 ||やお||ぼうそう||とどめて|

(( いい か 。 お前たち で   八尾 の 動き を 止めろ 。 ||おまえたち||やお||うごき||とどめろ

その 間 に   俺 が ヤツ を 封印 の 壺 に 閉じ込める 。 |あいだ||おれ||やつ||ふういん||つぼ||とじこめる

( エー ) わかった 。

よし   かかれ !

うわ ~ っ !!

うわ っ !

うわ っ ! クソッ   封印 術 で 錬金 した 鎖 が …。 |||ふういん|じゅつ||れんきん||くさり|

諦める な ! 我々 が 諦めれば   雲隠れ は 滅びる 。 あきらめる||われわれ||あきらめれば|くもがくれ||ほろびる

よし   これ で …。

今 だ !  抑え 込め ! いま||おさえ|こめ

( 八尾 ) ナメ る な !  人間 風情 が ! やお||||にんげん|ふぜい|

ハーッ !!

ハア …  ハア …  ハア …))

( モトイ ) どうにか 暴れる の を 抑え → ||あばれる|||おさえ

八尾 を   いつも の 封印 の 壺 に 押し込んで いた が → やお||||ふういん||つぼ||おしこんで||

その たび に 多く の 死者 が 出て いた 。 |||おおく||ししゃ||でて|

だが   リスク は あって も → |りすく|||

他国 と の パワー バランス を 有利に 保つ に は → たこく|||ぱわー|ばらんす||ゆうりに|たもつ||

八尾 の 力 を コントロール する 必要 が ある 。 やお||ちから||こんとろーる||ひつよう||

人 柱 力 の 実験 は 続け られて いた 。 じん|ちゅう|ちから||じっけん||つづけ||

そして 多く の 死傷 者 の うち の 1 人 に …。 |おおく||ししょう|もの||||じん|

俺 の 父親 が いた 。 おれ||ちちおや||

あなた は ビー さん に 父親 を …  だ から 。 |||||ちちおや|||

いや   違う 。 |ちがう

ビー さん と 俺 は 友達 だった 。 |||おれ||ともだち|

父 が 亡くなった とき 俺 たち は   まだ 5 歳 だった 。 ちち||なくなった||おれ||||さい|

(( ビー   やった ね ))

父 を 殺した 人 柱 力 は → ちち||ころした|じん|ちゅう|ちから|

八尾 を 抜き取ら れ 封印 した とき に 死んだ 。 やお||ぬきとら||ふういん||||しんだ

先代 の 人 柱 力 だ 。 せんだい||じん|ちゅう|ちから|

そして   その後 すぐに   ビー さん が 八尾 の 人 柱 力 と して 選ば れた 。 |そのご|||||やお||じん|ちゅう|ちから|||えらば|

なら   なぜ あなた は   ビー さん を 殺そう と …。 |||||||ころそう|

八尾 を コントロール する こと など でき は し ない 。 やお||こんとろーる|||||||

また 多く の 犠牲 者 が 出る 。 |おおく||ぎせい|もの||でる

そう 思って いた 。 |おもって|

そして   だんだん 八尾 へ の 憎しみ が 増し → ||やお|||にくしみ||まし

子供 ながら に   どうにか して 復讐 して やり たい と → こども|||||ふくしゅう||||

思う ように なって いた 。 おもう|よう に||

(( アーイェー   オーイェー   ヨーヨーヨー   チェケラッチョ 。

ヨー   ヘイ   チェケラッチョ   チェケ !))

ビー さん は   いつも 笑って いた 。 ||||わらって|

何も 知ら ず に いつも 笑って いる ビー さん が → なにも|しら||||わらって||||

だんだん   憎く なった 。 |にくく|

八尾 へ の 憎しみ が → やお|||にくしみ|

人 柱 力 の ビー さん へ と すり 替わって いった んだ 。 じん|ちゅう|ちから|||||||かわって||

俺 は   ビー さん を 殺せば 八尾 も 死ぬ と 思って いた 。 おれ|||||ころせば|やお||しぬ||おもって|

俺 は   ビー さん を 後ろ から 襲った 。 おれ|||||うしろ||おそった

… が   失敗 し   恐ろしく なって その 場 から 逃げた 。 |しっぱい||おそろしく|||じょう||にげた

その とき   顔 は 隠して いた が → ||かお||かくして||

ビー さん は 俺 だ と 気づいた の かも しれ ない 。 |||おれ|||きづいた||||

それ 以後   俺 から ビー さん に 話しかけ なく なった 。 |いご|おれ|||||はなしかけ||

そんな こと が あって →

なんで   そこ まで ビー さん を 尊敬 する ように …。 ||||||そんけい||よう に

憎しみ は すぐに 消えた わけじゃ ない 。 にくしみ|||きえた||

その後 も 俺 は   ずっと ビー さん の 後 を つける ように 監視 し 続けて いた 。 そのご||おれ||||||あと|||よう に|かんし||つづけて|

でも   俺 だけ じゃ なかった 。 |おれ|||

ビー さん は   何度 も 里 の 者 たち から 疎 まれ   嫌わ れて きた 。 |||なんど||さと||もの|||うと||きらわ||

ずっと な …。

(( ど っか 行け ! 目障りな んだ よ !)) ||いけ|めざわりな||

( モトイ ) 政治 の ため に 勝手に 人 柱 力 に さ れ → |せいじ||||かってに|じん|ちゅう|ちから|||

里 を 守る ため に 存在 して いる に も かかわら ず → さと||まもる|||そんざい||||||

里 の 者 たち から 阻害 さ れ 続ける 。 さと||もの|||そがい|||つづける

(( オーイエー !  ヨーヨーヨー   チェケラッチョ !

ヘイ !  ヨーヨー   ヘイ   カモン ヨーヨー   チェケラッチョ !

ヨー   ヘイ   ヨーヨー !))

( モトイ ) 常 人 で は 耐え難い 生き様 だ 。 |とわ|じん|||たえがたい|いきざま|

その とき 初めて 俺 以上 に 苦しんで いる の は → ||はじめて|おれ|いじょう||くるしんで|||

ビー さん だ と 気づいた 。 ||||きづいた

なぜ   我々 に ? |われわれ|

本当 は   ビー さん に 聞いて ほしかった の かも しれ ん 。 ほんとう|||||きいて|||||

ビー さん の 代わり に ナルト に 話して しまった の は → |||かわり||||はなして|||

同じ 人 柱 力 だ から だろう 。 おなじ|じん|ちゅう|ちから|||

だが   いつか は   本当の こと を → |||ほんとうの||

ビー さん に も 話さ なければ と 思って いる 。 ||||はなさ|||おもって|

でなければ   懺悔 に は なら ない 。 |ざんげ||||

ハハハ …  都合 が いい ヤツ だ ぜ 。 |つごう|||やつ||

フフッ 。

ナルト   どこ 行く の ? ||いく|

少し   ひと り に して くれ って ば よ 。 すこし||||||||

(( ほら   あの 子 よ 。 ||こ|

いい か   近づく んじゃ ない ぞ 。 ||ちかづく|||

あっ ち 行け ! ||いけ

信じて た ぞ ! お前 は 英雄 だ !  ナルト ! しんじて|||おまえ||えいゆう||

アハハハッ   ありがとう   ナルト !

( 我 愛 羅 ) 俺 は   里 の 危ない 道具 。 われ|あい|ら|おれ||さと||あぶない|どうぐ

ヤツ ら に とって 消し去り たい 過去 の 遺物 だ 。 やつ||||けしさり||かこ||いぶつ|

( テマリ ) 我 愛 羅 は 風 影 な んだ ぞ ! |われ|あい|ら||かぜ|かげ|||

フン   生意気な 口 きいて んな ! この 下っ端 ども ! ふん|なまいきな|くち||||したっぱ|

( マツリ ) 我 愛 羅 様 は   無口で   クール で 強くて   かっこよくて   エリート で ! まつり|われ|あい|ら|さま||むくちで|||つよくて||えりーと|

《 タコ の お っ さん は あんなに 信頼 さ れる ように なった 。 たこ|||||||しんらい|||よう に|

我 愛 羅 も 風 影 に なって → われ|あい|ら||かぜ|かげ||

里 の みんな の ため に 頑張って 認め られる ように なった 。 さと||||||がんばって|みとめ||よう に|

俺 だって   イルカ 先生 や 同期 の みんな それ に …》 おれ||いるか|せんせい||どうき||||

どうして 一 楽 で サイン を 書か なかった ? |ひと|がく||さいん||かか|

アイツ ら 急に 手 の 平 かえした ように → ||きゅうに|て||ひら||よう に

お前 に なれなれしく して きた もん な 。 おまえ||||||

うっとうしい ヤツ ら だった もん な 。 |やつ||||

《 誰 だ   お前 は ?》 だれ||おまえ|

里 の ヤツ ら 今 まで さんざん 俺 たち の こと を → さと||やつ||いま|||おれ||||

のけ者 に して きた くせ に よ 。 のけもの||||||

俺 は   お前 自身 。 お前 の 心 の 底 に ある   お前 自身 だ 。 おれ||おまえ|じしん|おまえ||こころ||そこ|||おまえ|じしん|

《 俺 自身 … そんな こと 思って も み なかった 。 おれ|じしん|||おもって|||

でも   心 の どこ か で   まだ …》 |こころ|||||

《 確かに   里 の みんな に 信じて もらえる なんて → たしかに|さと||||しんじて||

自信 が ねえ よ …》 じしん|||

ナルト の ヤツ   どこ に ? ||やつ||

まさか   何 か …。 |なん|

この 島 は 極秘 の 場所 だ 。 敵 など いる わけ が …。 |しま||ごくひ||ばしょ||てき||||

( モトイ ) うわ ~ っ ! 今 の は …。 |||いま||

モトイ の おっちゃん !

う ぅ …  クソ ! ||くそ

モトイ の おっちゃん !

ナルト !  フォーメーション C で やる よ 。 ||c|||

なんで …  なんで だ よ !?

ナルト !  何 して る !? |なん||

やめろ !  タコ の お っ さん ! |たこ||||

モトイ の おっちゃん は   本当に → ||||ほんとうに

タコ の お っ さん の こと を 信頼 して んだ ! たこ||||||||しんらい||

イカ だ !  これ は   タコ じゃ なくて   イカ !! いか||||たこ|||いか

イカ …  えっ !?  タコ じゃ ない の ? いか||たこ|||

1 2 3 4 5…。

数え なくて いい !! 丸い の が タコ で   三角 が イカ ! かぞえ|||まるい|||たこ||さんかく||いか

なんだ …。

てっきり   タコ の お っ さん に 本当の こと   話して → |たこ||||||ほんとうの||はなして

モトイ の おっちゃん が 怒ら れた の か と 思った 。 ||||いから|||||おもった

心配に なって キミ を 追って きた とたん → しんぱいに||きみ||おって||

こいつ に 襲わ れた んだ 。 ||おそわ||

さては   こいつ 前 に やられた   イカ だ な 。 ||ぜん|||いか||

う ぅ …  うわ ぁ !

ナルト !  話 は あと 。  すぐに やる よ ! わかった ! |はなし||||||

木 遁   黙殺 縛り の 術 ! き|とん|もくさつ|しばり||じゅつ

モトイ の おっちゃん 今   助け っ から な ! |||いま|たすけ|||

♪「 気持ち を あずける 命 を たすける 」 きもち|||いのち||

♪「 その 役   俺 様   俺 の ヤク 」 |やく|おれ|さま|おれ||やく

♪「 俺 様   八尾 は   再度   登場 」 おれ|さま|やお||さいど|とうじょう

♪「 イカ した イカ は サイド アウト   以下 省略 」 いか||いか||さいど|あうと|いか|しょうりゃく

タコ の お っ さん ! たこ||||

ビー …。  なぜ   俺 を 助けた ? ||おれ||たすけた

ん ?

ビー さん   気づいて た んだ ろ ? 俺 は   アンタ を …。 ||きづいて||||おれ|||

( モトイ ) アンタ を 殺そう と した …。 |||ころそう||

それなのに !

う ~ ん … そんな こと   あった っけ ?

俺 が 覚えて る の は …。 おれ||おぼえて|||

♪「 俺 と モトイ   俺 と モトイ モトイ と いた 俺   元 いた 時間 」 おれ|||おれ||||||おれ|もと||じかん

♪「2 人 で 一緒に 修業 失敗 して も 楽勝   爆笑 」 じん||いっしょに|しゅぎょう|しっぱい|||らくしょう|ばくしょう

♪「 笑い 合って   友情 を 実感 」 わらい|あって|ゆうじょう||じっかん

♪「 モトイ と いた 俺   元 いた 時間 」 |||おれ|もと||じかん

イェイ !

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

( 美 空 ) 皆様   お 変わり ございませ ん か ? び|から|みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では 最後 まで   ご ゆっくり → |さいご|||

お 楽しみ ください 。 |たのしみ|

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。 みやもと|もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた