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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン12 - 258 - ライバル

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 258 - ライバル

《 ナルト : どうして こんなに 違う …。

どうして 俺 の ほう が いつも …。

チクショウ !!》

《 俺 って ば もう 二度と 助け られる ような 真似 は し ねえ 。

おじけづいたり 逃げ腰 に も なら ねえ 。

この 左手 の 痛み に 誓う んだ って ば よ !!》

クソ …。

( サクラ ) もう … ムチャクチャ する から よ 。

( サスケ ) った く 世話 の 焼ける ヤツ だ な 。

この …。

サスケ ! 今 何 てった !!

これ 以上 暴れたら とどめ 刺す わ よ !

サクラ ちゃん …。

( カカシ ) う ~ ん … 最近 チームワーク が 乱れて る なぁ 。

そう だ そうだ !

チームワーク 乱して ん の は テメエ だ よ サスケ !

いつも 出しゃ ば りや が って !

そりゃ お前 だ ウスラトンカチ 。

そんなに 俺 に 借り を 作り たく ねえ なら な →

俺 より 強く なりゃ いい だろう が 。

おりゃ ~ っ ! テイッ !!

クソ … んな ろ … んな ろ … な ろ !!

ハア … ハア … ハア … ハア …。

俺 の こと を ぜ って ぇ ライバル だって 認め させて やる って ば よ !

とう ! ターッ !

すぐに 追いついて オメエ なんか より ずっと 強く なって やる !

この 野郎 ! この 野郎 この 野郎 ! この この この この …。

( 落下 音 )

こら ~ っ ! うるさい !!

今 何 時 だ と 思って ん の よ !

フン ! ごめん だって ば よ !!

( アンコ ) じゃ 第 2 の 試験 の 説明 を 始める わ 。

早い 話 ここ で は 極限 の サバイバル に 挑んで もらう わ 。

何でも ありあり の 巻物 争奪 戦 よ 。

天 の 書 と 地 の 書 2 つ の 巻物 を 巡って 戦う 。

ここ に は 78 人 。 つまり 26 チーム が 存在 する 。

その 半分 13 チーム に は 天 の 書 。

もう 半分 の 13 チーム に は 地 の 書 を →

それぞれ 1 チーム ひと 巻 ずつ 渡す 。

そして この 試験 の 合格 条件 は →

天地 両方 の 書 を もって →

中央 の 塔 まで 3 人 で来る こと 。

《 なるほど 。 3 人 の うち 誰 が 脱落 して も ダメ 。

スリーマンセル の チームワーク が 試さ れる って わけだ 。

今日 こそ サスケ へ の 借り を 返して やる 日 だ ぜ 》

よっ しゃ ! 行く ぞ !!

( サクラ ) サスケ 君 大丈夫 ?

《 早く 逃げ ない と ここ も じきに 気づか れる 。

どう 逃げる … どう 逃げれば いい ?》

《 あの サスケ 君 が こんなに 取り乱す なんて …。

こんな サスケ 君 見た こと ない 》

サスケ 君 蛇 !

《 チッ … 気 が 動転 して 蛇 に も 気づか ねえ と は 》

うわ っ !! 来る な !

♪~

お前たち は 一瞬 たり と も 気 を 抜いちゃ ダメでしょ 。

獲物 と いう の は ね 常に 気 を 張って 逃げ惑う もの な の よ 。

捕食 者 の 前 で は ね 。

悪い な サスケ 。

合言葉 は 忘れ ち まった ぜ 。

フッ フフフフ 。

ナルト ! かっこ つけて 助け に 来た つもりだろう が でしゃばる な !

コイツ は 次元 が 違い すぎる !

《 アイツ が 助け に 来て 場 が よく なった ためし が ない 。

どう する … これ しか 方法 は ない 》

巻物 なら お前 に やる !

頼む これ を 持って 引いて くれ !

は ぁ !? サスケ ! なに トチ 狂って んだ テメエ は !

巻物 を 敵 に やって どう すんだ って ば よ !

なるほど 。 獲物 が 捕食 者 に 期待 できる の は →

他の エサ で 自分 自身 を →

見逃して もらう こと だけ です もの ね 。

受け取れ !

テメエ 余計な こと す んな !

この 状況 が わかって ん の か !?

う っ !

急に 何 し や がる !

俺 って ば 合言葉 を 忘れ ち まって 確かめよう が ねえ けど よ →

テメエ は サスケ の ニセモン だ ろ !

この ウスラトンカチ が ! 俺 は 本物 だ !

嘘 つけ ! こんな バカで 腰抜け 野郎 は →

ぜ って ぇ 俺 の 知って る サスケ じゃ ねえ !

コイツ が どん だけ 強 ぇか 知ら ねえ が 巻物 渡した って →

俺 たち を 見逃す って 保証 が どこ に あんだ よ !?

ビビッ て 状況 わかって ねえ の は お前 の ほう だって ば よ !

フフフ ナルト 君 →

正解 よ !

巻物 なんて →

殺して 奪えば いい んだ から ね 。

ふざけ ん な !

よせ ! 逃げろ ナルト !

口 寄せ の 術 。

ナルト ! ナルト !

ぐ は っ !

フッ … とりあえず 食 ら っと き なさい 。

クソ くらえ !

あれ が … ナルト 。

この ガキ まさか !?

うわ っ !

フッ … おもしろく なって きた わ 。

次 は サスケ 君 キミ よ !

どう 出る !?

よう … ケガ は ねえ か よ ビビリ 君 。

ナルト …。

(( よう ケガ は ねえ か よ ビビリ 君 。

こんな バカで 腰抜け 野郎 は →

ぜ って ぇ 俺 の 知って る サスケ じゃ ねえ !))

《 俺 は 兄貴 を 殺す ため に 生き残ら なきゃ なら ない 。

そう 思った …。

だが 間 が 抜けて いた の は 俺 の ほう だった ようだ な 。

こんな ところ で 命 を かけ られ ない ような ヤツ が →

どうして 兄貴 に 勝てる んだ !》

もう ダメ …。

あっ … サクラ ちゃん 大丈夫 か ?

( カブト ) どうやら 僕たち は すでに 熱烈な 歓迎 の 中 に いる らしい 。

お出まし だ 。

ちょうど いい ハンデ だって ば よ 。

( カブト ) かなり の 数 だ な 。 しかも 分身 か 。

( 朧 ) フフフフフ ! 袋 の ネズミ だ な 。

うる せ ぇ !

《 何者 だ ? コイツ ら !》

《 見極めて やる !》

写 輪 眼 !

ナルト !

危 ねぇ !

何 やって る !?

クソ !

ムダ だ ! よせ 。 コイツ ら は 幻影 。

敵 の 幻 術 だ 。

でも カブト さん の 傷 は 本物 よ 。

いや サスケ 君 の 言う とおり だ 。

おそらく 敵 は どこ か に 身 を 隠し →

幻影 の 忍 の 攻撃 動作 に 合わせて 別の 場所 から 攻撃 して いる 。

あたかも その 幻 術 の 忍 が →

攻撃 して いる か の よう に 見せる ため に ね 。

じゃあ 裏 で クナイ 投げて る バカ 見つけて →

ぶ っ 飛ばして やる って ば よ !

本当の 敵 は 僕たち が 完全に 動け なく なる まで 出て こ ない よ 。

とにかく 今 は 敵 の 攻撃 を かわす しか ない 。

こう なったら 幻影 を いっぺんに やっつけて やる !

コイツ ら が 元 に 戻る 間 は 敵 も うかつに クナイ は 撃て ねえ はずだ !

隠れて る 所 が バレ る から な 。

影 分身 の 術 !

( 朧 ) 影 分身 !?

とりゃ ~! クソ !!

クソ !

う ぉ ~!

♪~

( 朧 ) フフフフフ … ヤツ ら の 精神 は もう 狩り 終えた 。

あと は 体 だけ 。 ラッキー !

( 朧 ) まったく … 手間 とら せ や がって よ おい !

俺 の 左 肩 を やって くれた ヤツ だ よ な ?

やっと 借り を 返せる ぜ 。

ヘヘヘ …。

袋 の ネズミ だ な 。

( サクラ ) うまく いった わ ね ナルト 。

( 篝 ) バ … バカな ! いつの間に !?

バーカ ! やっと シッポ を 出し や がった な ? この 野郎 。

( 朧 ) こ … この ガキ … まさか !

影 分身 は ただ の ネタ 仕込み だって ば よ 。

俺 1 人 で チーム 全員 を 演じる ため の な 。

ナルト が 影 分身 を 解く と 同時に 俺 たち 3 人 は 隠れ させて もらった 。

幻 術 使い が 逆に 騙さ れ たって わけだ 。

今度 は こっち の …。

ナルト ! お前 は チャクラ の 使い すぎ だ 。

あと は 俺 が やる 。

そう そう いつも おいしい とこ 持って かれて たまる か って ば よ !

《 これ が 本当に あの ナルト か ?

なんて いう チャクラ の 量 だ 。

多重 影 分身 の 直後 3 体 だけ を 仲間 に 変化 さ せる 大技 。

あれ だけ やって まだ 動ける と は …。

もう 5 日 目 だって いう のに 》

( アンコ ) まずは 第 2 の 試験 通過 おめでとう 。

それでは これ から 火影 様 より 第 3 の 試験 の 説明 が ある 。

《 コイツ … いつの間に あんなに 伸びた んだ ?》

コイツ が い なければ 死 の 森 を 越える こと は でき なかった だろう 。

もう コイツ を 無視 する こと は でき ない 》

サスケ 君 やめて 。

私 怖い の 。

今 の サスケ 君 は まともに 戦える 状態 じゃ ない わ 。

黙れ ! 私 に は わかって る !

ずっと 痛み も 我慢 して る じゃ ない 。 サスケ 君 !

余計 なお 世話な んだ よ 。

サクラ お前 に は 一 度 言った はずだ 。

俺 は 復讐 者 だ 。

これ は 俺 に とって 単なる 試験 じゃ ない 。

中 忍 どうこう なんて の も 関係ない 。

俺 は 強い の か ? ただ その 答え が 欲しい 。

ここ で 強い ヤツ と 戦い たかった だけ だ 。

そして ソイツ ら は ここ に いる 。

いくら お前 でも 俺 の 道 を 奪う こと は 許さ ない 。

テ … テメエ 何 かっこ つけて ん だって ば よ !

この バカ が ! サクラ ちゃん が こんなに 心配 して くれて …。

ナルト !

俺 は お前 と も 戦い たい 。

よう 。

フッ … ようやく 来た か 。

カカシ 俺 を もっと 強く して くれ !

《 ほう … この サスケ の 必死 さ は 本気 みたい ね 》

ナルト は わずかな 間 に あそこ まで …。 グズグズ など して い られ ない 。

《 なるほど そういう こと 。

やっと ナルト の 潜在 的な 力 に 気 が つい たって ところ だ ね 》

俺 に は 目標 が ある 。 もっと 力 が 欲しい 。

いい だろう 。 サスケ チャクラ の 5 種類 の 性質 変化 の こと は 知っている ね ?

あぁ 。 うち は 一族 は →

火 の 性質 を 持つ 一族 で 火 遁 を 得意 と して いる 。

何 を 今さら そんな 話 を …。

優れた 忍 に は 2 種類 以上 の 性質 変化 を 持つ 者 も いる 。

俺 の 性質 変化 は 雷 。

サスケ 俺 は 常日頃 から →

お前 は 俺 と よく 似た タイプ の 忍 だ と 感じて いた 。

お前 の 性質 変化 の タイプ を 確認 して おき たい 。

お前 なら 俺 の 術 を 授ける こと が できる かも しれ ない 。

コピー 忍者 カカシ 唯一 の オリジナル 技 。

≪ 次の 試合 は どうした !? ≪ うち は は まだ か !?

しかし 何 やって んだ あの バカ ! まだ 来て ねえ の か !?

うわ っ !

♪~

いや ~ 遅れて すみません 。

( ゲンマ ) 名 は ?

うち は … サスケ 。

サスケ 君 。

ヘッ ! ずいぶん 遅かった じゃ ねえ の 。

俺 と や ん の ビビ って もう 来 ねえ と 思った のに よ 。

あんまり はしゃぐ んじゃ ねえ よ ウスラトンカチ 。

その はしゃぎ よう から して 1 回 戦 勝った の か ?

もちろん !

ま ぁ なんだ … こん だけ 派手に 登場 しちゃ って なんだ けど →

もし かして サスケ の ヤツ … 失格 に なっちゃ った ?

大丈夫です よ 。 サスケ の 試合 は 後回し に さ れ ました 。

失格 に は なって ませ ん 。

アハハハ … そりゃ あ よかった よかった 。

あんな ヤツ に 負け んじゃ ねえ ぜ 。

あぁ 。

(( 俺 は お前 と も 戦い たい ))

サスケ !

俺 も お前 と 戦い たい 。

あぁ 。

♪~

< きょう から 9 代 目 >

< ごはん の おとも が 大好きな 豆 助 >

豆 助 ! きょう の ごはん の おとも は →

これ と これ よ

< それ は 意外な 組み合わせ >

< すでに これ だけ で 何 杯 も いけて しまう イカ の 塩辛 >


NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 258 - ライバル naruto||しっぷう|つたい|しーずん|らいばる Naruto Shippuden - Season 12 - 258 - Rivals Naruto Shippuden - Temporada 12 - 258 - Rivais

《 ナルト : どうして   こんなに 違う …。 |||ちがう 《Naruto: Por que é tão diferente….

どうして   俺 の ほう が   いつも …。 |おれ|||| Why am I always the one... Por que eu sou sempre aquela...

チクショウ !!》 caramba! ! 》

《 俺 って ば   もう 二度と 助け られる ような 真似 は し ねえ 。 おれ||||にどと|たすけ|||まね||| 《I won't do anything that will help me again. 《Não farei nada que me ajude novamente.

おじけづいたり 逃げ腰 に も なら ねえ 。 |にげごし|||| Não se intimide nem fuja.

この 左手 の 痛み に 誓う んだ って ば よ !!》 |ひだりて||いたみ||ちかう||||

クソ …。 くそ

( サクラ ) もう …  ムチャクチャ する から よ 。 さくら||||| (Sakura) Já está... estou ficando louco.

( サスケ ) った く   世話 の 焼ける ヤツ だ な 。 さすけ|||せわ||やける|やつ|| (Sasuke) Ele é um cara trabalhador.

この …。

サスケ !  今   何 てった !! さすけ|いま|なん| Sasuke! O que aconteceu agora! !

これ 以上   暴れたら とどめ 刺す わ よ ! |いじょう|あばれたら||さす|| Se você se enfurecer mais, eu vou te esfaquear!

サクラ ちゃん …。 さくら|

( カカシ ) う ~ ん … 最近   チームワーク が 乱れて る なぁ 。 |||さいきん|||みだれて||

そう だ   そうだ ! ||そう だ

チームワーク   乱して ん の は テメエ だ よ   サスケ ! |みだして|||||||さすけ

いつも 出しゃ ば りや が って ! |だしゃ||||

そりゃ   お前 だ   ウスラトンカチ 。 |おまえ||

そんなに   俺 に 借り を 作り たく ねえ なら な → |おれ||かり||つくり||||

俺 より 強く なりゃ いい だろう が 。 おれ||つよく||||

おりゃ ~ っ !  テイッ !!

クソ …  んな ろ …  んな ろ …  な ろ !! くそ||||||

ハア …  ハア …  ハア …  ハア …。

俺 の こと を   ぜ って ぇ ライバル だって 認め させて やる って ば よ ! おれ|||||||らいばる||みとめ|さ せて||||

とう !  ターッ !

すぐに 追いついて   オメエ なんか より ずっと 強く なって やる ! |おいついて|||||つよく||

この 野郎 !  この 野郎   この 野郎 ! この   この   この   この …。 |やろう||やろう||やろう||||

( 落下 音 ) らっか|おと

こら ~ っ !  うるさい !!

今   何 時 だ と 思って ん の よ ! いま|なん|じ|||おもって|||

フン !  ごめん だって ば よ !! ふん||||

( アンコ ) じゃ 第 2 の 試験 の 説明 を 始める わ 。 ||だい||しけん||せつめい||はじめる|

早い 話   ここ で は 極限 の サバイバル に 挑んで もらう わ 。 はやい|はなし||||きょくげん||さばいばる||いどんで||

何でも ありあり の 巻物 争奪 戦 よ 。 なんでも|||まきもの|そうだつ|いくさ|

天 の 書 と 地 の 書 2 つ の 巻物 を 巡って 戦う 。 てん||しょ||ち||しょ|||まきもの||めぐって|たたかう

ここ に は  78 人 。 つまり  26 チーム が 存在 する 。 |||じん||ちーむ||そんざい|

その 半分  13 チーム に は 天 の 書 。 |はんぶん|ちーむ|||てん||しょ

もう 半分 の 13 チーム に は   地 の 書 を → |はんぶん||ちーむ|||ち||しょ|

それぞれ 1 チーム   ひと 巻 ずつ 渡す 。 |ちーむ||かん||わたす

そして   この 試験 の 合格 条件 は → ||しけん||ごうかく|じょうけん|

天地 両方 の 書 を もって → てんち|りょうほう||しょ||

中央 の 塔 まで  3 人 で来る こと 。 ちゅうおう||とう||じん|できる|

《 なるほど 。 3 人 の うち   誰 が 脱落 して も   ダメ 。 |じん|||だれ||だつらく|||だめ

スリーマンセル の チームワーク が 試さ れる って わけだ 。 ||||ためさ|||

今日 こそ   サスケ へ の 借り を 返して やる 日 だ ぜ 》 きょう||さすけ|||かり||かえして||ひ||

よっ しゃ !  行く ぞ !! ||いく|

( サクラ ) サスケ 君   大丈夫 ? さくら|さすけ|きみ|だいじょうぶ

《 早く 逃げ ない と ここ も   じきに 気づか れる 。 はやく|にげ||||||きづか|

どう 逃げる … どう 逃げれば いい ?》 |にげる||にげれば|

《 あの サスケ 君 が こんなに 取り乱す なんて …。 |さすけ|きみ|||とりみだす|

こんな サスケ 君   見た こと ない 》 |さすけ|きみ|みた||

サスケ 君   蛇 ! さすけ|きみ|へび

《 チッ …  気 が 動転 して 蛇 に も 気づか ねえ と は 》 |き||どうてん||へび|||きづか|||

うわ っ !!  来る な ! ||くる|

♪~

お前たち は   一瞬 たり と も 気 を 抜いちゃ ダメでしょ 。 おまえたち||いっしゅん||||き||ぬいちゃ|だめでしょ

獲物 と いう の は ね   常に 気 を 張って 逃げ惑う もの な の よ 。 えもの||||||とわに|き||はって|にげまどう||||

捕食 者 の 前 で は ね 。 ほしょく|もの||ぜん|||

悪い な   サスケ 。 わるい||さすけ

合言葉 は 忘れ ち まった ぜ 。 あいことば||わすれ|||

フッ   フフフフ 。

ナルト !  かっこ つけて 助け に 来た つもりだろう が   でしゃばる な ! |||たすけ||きた||||

コイツ は 次元 が 違い すぎる ! ||じげん||ちがい|

《 アイツ が 助け に 来て 場 が よく なった ためし が ない 。 ||たすけ||きて|じょう||||||

どう する …  これ しか 方法 は ない 》 ||||ほうほう||

巻物 なら   お前 に やる ! まきもの||おまえ||

頼む   これ を 持って 引いて くれ ! たのむ|||もって|ひいて|

は ぁ !?  サスケ ! なに トチ 狂って んだ   テメエ は ! ||さすけ|||くるって|||

巻物 を 敵 に やって どう すんだ って ば よ ! まきもの||てき|||||||

なるほど 。 獲物 が 捕食 者 に 期待 できる の は → |えもの||ほしょく|もの||きたい|||

他の エサ で 自分 自身 を → たの|えさ||じぶん|じしん|

見逃して もらう こと だけ です もの ね 。 みのがして||||||

受け取れ ! うけとれ

テメエ   余計な こと す んな ! |よけいな|||

この 状況 が   わかって ん の か !? |じょうきょう|||||

う っ !

急に 何 し や がる ! きゅうに|なん|||

俺 って ば   合言葉 を 忘れ ち まって 確かめよう が ねえ けど よ → おれ|||あいことば||わすれ|||たしかめよう||||

テメエ は   サスケ の ニセモン だ ろ ! ||さすけ||||

この ウスラトンカチ が ! 俺 は 本物 だ ! |||おれ||ほんもの|

嘘 つけ ! こんな バカで 腰抜け 野郎 は → うそ|||ばかで|こしぬけ|やろう|

ぜ って ぇ 俺 の 知って る サスケ じゃ ねえ ! |||おれ||しって||さすけ||

コイツ が   どん だけ 強 ぇか 知ら ねえ が 巻物 渡した って → ||||つよ||しら|||まきもの|わたした|

俺 たち を 見逃す って 保証 が どこ に あんだ よ !? おれ|||みのがす||ほしょう|||||

ビビッ て 状況 わかって ねえ の は お前 の ほう だって ば よ ! ||じょうきょう|||||おまえ|||||

フフフ   ナルト 君 → ||きみ

正解 よ ! せいかい|

巻物 なんて → まきもの|

殺して 奪えば いい んだ から ね 。 ころして|うばえば||||

ふざけ ん な !

よせ !  逃げろ   ナルト ! |にげろ|

口 寄せ の 術 。 くち|よせ||じゅつ

ナルト ! ナルト !

ぐ は っ !

フッ …  とりあえず 食 ら っと き なさい 。 ||しょく||||

クソ くらえ ! くそ|

あれ が …  ナルト 。

この ガキ   まさか !? |がき|

うわ っ !

フッ …  おもしろく なって きた わ 。

次 は サスケ 君   キミ よ ! つぎ||さすけ|きみ|きみ|

どう 出る !? |でる

よう …  ケガ は ねえ か よ   ビビリ 君 。 |けが||||||きみ

ナルト …。

(( よう   ケガ は ねえ か よ   ビビリ 君 。 |けが||||||きみ

こんな バカで 腰抜け 野郎 は → |ばかで|こしぬけ|やろう|

ぜ って ぇ 俺 の 知って る サスケ じゃ ねえ !)) |||おれ||しって||さすけ||

《 俺 は   兄貴 を 殺す ため に 生き残ら なきゃ なら ない 。 おれ||あにき||ころす|||いきのこら|||

そう 思った …。 |おもった

だが 間 が 抜けて いた の は 俺 の ほう だった ようだ な 。 |あいだ||ぬけて||||おれ|||||

こんな ところ で 命 を かけ られ ない ような ヤツ が → |||いのち||||||やつ|

どうして   兄貴 に 勝てる んだ !》 |あにき||かてる|

もう ダメ …。 |だめ

あっ …  サクラ ちゃん 大丈夫 か ? |さくら||だいじょうぶ|

( カブト ) どうやら 僕たち は すでに 熱烈な 歓迎 の 中 に いる らしい 。 ||ぼくたち|||ねつれつな|かんげい||なか|||

お出まし だ 。 おでまし|

ちょうど いい ハンデ だって ば よ 。 ||はんで|||

( カブト ) かなり の 数 だ な 。 しかも   分身 か 。 |||すう||||ぶんしん|

( 朧 ) フフフフフ !  袋 の ネズミ だ な 。 おぼろ||ふくろ||ねずみ||

うる せ ぇ !

《 何者 だ ?  コイツ ら !》 なにもの|||

《 見極めて やる !》 みきわめて|

写 輪 眼 ! うつ|りん|がん

ナルト !

危 ねぇ ! き|

何 やって る !? なん||

クソ ! くそ

ムダ だ !  よせ 。  コイツ ら は 幻影 。 むだ||||||げんえい

敵 の 幻 術 だ 。 てき||まぼろし|じゅつ|

でも   カブト さん の 傷 は 本物 よ 。 ||||きず||ほんもの|

いや   サスケ 君 の 言う とおり だ 。 |さすけ|きみ||いう||

おそらく   敵 は どこ か に 身 を 隠し → |てき|||||み||かくし

幻影 の 忍 の 攻撃 動作 に 合わせて 別の 場所 から 攻撃 して いる 。 げんえい||おし||こうげき|どうさ||あわせて|べつの|ばしょ||こうげき||

あたかも   その 幻 術 の 忍 が → ||まぼろし|じゅつ||おし|

攻撃 して いる か の よう に 見せる ため に ね 。 こうげき|||||||みせる|||

じゃあ   裏 で クナイ 投げて る バカ   見つけて → |うら|||なげて||ばか|みつけて

ぶ っ 飛ばして やる って ば よ ! ||とばして||||

本当の 敵 は   僕たち が   完全に 動け なく なる まで   出て こ ない よ 。 ほんとうの|てき||ぼくたち||かんぜんに|うごけ||||でて|||

とにかく   今 は 敵 の 攻撃 を   かわす しか ない 。 |いま||てき||こうげき||||

こう なったら   幻影 を いっぺんに   やっつけて やる ! ||げんえい||||

コイツ ら が 元 に 戻る 間 は   敵 も うかつに   クナイ は 撃て ねえ はずだ ! |||もと||もどる|あいだ||てき|||||うて||

隠れて る 所 が   バレ る から な 。 かくれて||しょ|||||

影 分身 の 術 ! かげ|ぶんしん||じゅつ

( 朧 ) 影 分身 !? おぼろ|かげ|ぶんしん

とりゃ ~!  クソ !! |くそ

クソ ! くそ

う ぉ ~!

♪~

( 朧 ) フフフフフ …  ヤツ ら の 精神 は もう   狩り 終えた 。 おぼろ||やつ|||せいしん|||かり|おえた

あと は   体 だけ 。  ラッキー ! ||からだ||らっきー

( 朧 ) まったく … 手間 とら せ や がって よ   おい ! おぼろ||てま||||||

俺 の 左 肩 を やって くれた ヤツ だ よ な ? おれ||ひだり|かた||||やつ|||

やっと   借り を 返せる ぜ 。 |かり||かえせる|

ヘヘヘ …。

袋 の ネズミ だ な 。 ふくろ||ねずみ||

( サクラ ) うまく   いった わ ね   ナルト 。 さくら|||||

( 篝 ) バ …  バカな !  いつの間に !? こう||ばかな|いつのまに

バーカ !  やっと   シッポ を 出し や がった な ?  この 野郎 。 ||||だし|||||やろう

( 朧 ) こ …  この ガキ …  まさか ! おぼろ|||がき|

影 分身 は ただ の ネタ 仕込み だって ば よ 。 かげ|ぶんしん||||ねた|しこみ|||

俺 1 人 で チーム 全員 を 演じる ため の な 。 おれ|じん||ちーむ|ぜんいん||えんじる|||

ナルト が 影 分身 を 解く と 同時に 俺 たち 3 人 は 隠れ させて もらった 。 ||かげ|ぶんしん||とく||どうじに|おれ||じん||かくれ|さ せて|

幻 術 使い が 逆に 騙さ れ たって わけだ 。 まぼろし|じゅつ|つかい||ぎゃくに|だまさ|||

今度 は   こっち の …。 こんど|||

ナルト !  お前 は   チャクラ の 使い すぎ だ 。 |おまえ||||つかい||

あと は   俺 が やる 。 ||おれ||

そう そう   いつも   おいしい とこ 持って かれて たまる か って ば よ ! |||||もって||||||

《 これ が   本当に   あの ナルト か ? ||ほんとうに|||

なんて いう チャクラ の 量 だ 。 ||||りょう|

多重 影 分身 の 直後 3 体 だけ を 仲間 に 変化 さ せる 大技 。 たじゅう|かげ|ぶんしん||ちょくご|からだ|||なかま||へんか|||おおわざ

あれ だけ やって まだ 動ける と は …。 ||||うごける||

もう  5 日 目 だって いう のに 》 |ひ|め|||

( アンコ ) まずは   第 2 の 試験 通過   おめでとう 。 ||だい||しけん|つうか|

それでは   これ から   火影 様 より 第 3 の 試験 の 説明 が ある 。 |||ほかげ|さま||だい||しけん||せつめい||

《 コイツ …  いつの間に あんなに 伸びた んだ ?》 |いつのまに||のびた|

コイツ が い なければ   死 の 森 を 越える こと は でき なかった だろう 。 ||||し||しげる||こえる|||||

もう   コイツ を 無視 する こと は でき ない 》 |||むし|||||

サスケ 君   やめて 。 さすけ|きみ|

私   怖い の 。 わたくし|こわい|

今 の サスケ 君 は まともに 戦える 状態 じゃ ない わ 。 いま||さすけ|きみ|||たたかえる|じょうたい|||

黙れ ! 私 に は   わかって る ! だまれ|わたくし||||

ずっと 痛み も 我慢 して る じゃ ない 。 サスケ 君 ! |いたみ||がまん|||||さすけ|きみ

余計 なお 世話な んだ よ 。 よけい||せわな||

サクラ   お前 に は 一 度 言った はずだ 。 さくら|おまえ|||ひと|たび|いった|

俺 は 復讐 者 だ 。 おれ||ふくしゅう|もの|

これ は   俺 に とって 単なる 試験 じゃ ない 。 ||おれ|||たんなる|しけん||

中 忍 どうこう なんて の も 関係ない 。 なか|おし|||||かんけいない

俺 は 強い の か ? ただ   その 答え が 欲しい 。 おれ||つよい|||||こたえ||ほしい

ここ で   強い ヤツ と 戦い たかった だけ だ 。 ||つよい|やつ||たたかい|||

そして   ソイツ ら は ここ に いる 。

いくら   お前 でも 俺 の 道 を 奪う こと は 許さ ない 。 |おまえ||おれ||どう||うばう|||ゆるさ|

テ …  テメエ 何   かっこ つけて ん だって ば よ ! ||なん||||||

この バカ が !  サクラ ちゃん が こんなに   心配 して くれて …。 |ばか||さくら||||しんぱい||

ナルト !

俺 は   お前 と も 戦い たい 。 おれ||おまえ|||たたかい|

よう 。

フッ …  ようやく 来た か 。 ||きた|

カカシ   俺 を もっと 強く して くれ ! |おれ|||つよく||

《 ほう …  この   サスケ の 必死 さ は 本気 みたい ね 》 ||さすけ||ひっし|||ほんき||

ナルト は   わずかな 間 に あそこ まで …。 グズグズ など して い られ ない 。 |||あいだ||||ぐずぐず|||||

《 なるほど   そういう こと 。

やっと   ナルト の 潜在 的な 力 に 気 が つい たって ところ だ ね 》 |||せんざい|てきな|ちから||き||||||

俺 に は 目標 が ある 。 もっと   力 が 欲しい 。 おれ|||もくひょう||||ちから||ほしい

いい だろう 。  サスケ   チャクラ の 5 種類 の 性質 変化 の こと は 知っている ね ? ||さすけ|||しゅるい||せいしつ|へんか||||しっている|

あぁ 。 うち は 一族 は → |||いちぞく|

火 の 性質 を 持つ 一族 で 火 遁 を 得意 と して いる 。 ひ||せいしつ||もつ|いちぞく||ひ|とん||とくい|||

何 を 今さら   そんな 話 を …。 なん||いまさら||はなし|

優れた 忍 に は  2 種類 以上 の 性質 変化 を 持つ 者 も いる 。 すぐれた|おし|||しゅるい|いじょう||せいしつ|へんか||もつ|もの||

俺 の 性質 変化 は   雷 。 おれ||せいしつ|へんか||かみなり

サスケ   俺 は 常日頃 から → さすけ|おれ||つねひごろ|

お前 は   俺 と よく 似た タイプ の 忍 だ と 感じて いた 。 おまえ||おれ|||にた|たいぷ||おし|||かんじて|

お前 の 性質 変化 の タイプ を 確認 して おき たい 。 おまえ||せいしつ|へんか||たいぷ||かくにん|||

お前 なら   俺 の 術 を 授ける こと が できる かも しれ ない 。 おまえ||おれ||じゅつ||さずける||||||

コピー 忍者 カカシ   唯一 の オリジナル 技 。 こぴー|にんじゃ||ゆいいつ||おりじなる|わざ

≪ 次の 試合 は どうした !? ≪ うち は は まだ か !? つぎの|しあい|||||||

しかし   何 やって んだ   あの バカ ! まだ   来て ねえ の か !? |なん||||ばか||きて|||

うわ っ !

♪~

いや ~  遅れて すみません 。 |おくれて|

( ゲンマ ) 名 は ? |な|

うち は …  サスケ 。 ||さすけ

サスケ 君 。 さすけ|きみ

ヘッ ! ずいぶん 遅かった じゃ ねえ の 。 ||おそかった|||

俺 と や ん の ビビ って もう 来 ねえ と 思った のに よ 。 おれ||||||||らい|||おもった||

あんまり はしゃぐ んじゃ ねえ よ ウスラトンカチ 。

その はしゃぎ よう から して 1 回 戦   勝った の か ? |||||かい|いくさ|かった||

もちろん !

ま ぁ   なんだ …  こん だけ 派手に 登場 しちゃ って なんだ けど → |||||はでに|とうじょう||||

もし かして   サスケ の ヤツ … 失格 に なっちゃ った ? ||さすけ||やつ|しっかく|||

大丈夫です よ 。 サスケ の 試合 は 後回し に さ れ ました 。 だいじょうぶです||さすけ||しあい||あとまわし||||

失格 に は なって ませ ん 。 しっかく|||||

アハハハ … そりゃ あ よかった   よかった 。

あんな ヤツ に 負け んじゃ ねえ ぜ 。 |やつ||まけ|||

あぁ 。

(( 俺 は   お前 と も 戦い たい )) おれ||おまえ|||たたかい|

サスケ ! さすけ

俺 も   お前 と 戦い たい 。 おれ||おまえ||たたかい|

あぁ 。

♪~

<  きょう から 9 代 目 > ||だい|め

<  ごはん の おとも が 大好きな 豆 助 > ||||だいすきな|まめ|じょ

豆 助 ! きょう の ごはん の おとも は → まめ|じょ||||||

これ と   これ よ

<  それ は 意外な 組み合わせ > ||いがいな|くみあわせ

<  すでに これ だけ で 何 杯 も いけて しまう   イカ の 塩辛 > ||||なん|さかずき||||いか||しおから