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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン12 - 260 - 離別

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 260 - 離別

( 左 近 ) お 待ち して おり ました サスケ さん 。

里 を 抜け られた とき を もって あなた は →

私 ども の 頭 に なる こと が 決まって おり ました 。

( 左 近 ) 今 まで の ご 無礼 を お 許し ください 。

( サスケ ) そんな こと は どう だって いい 。

いく ぞ 。

始まり だ !

( シカマル ) ナルト ! おい ナルト ! ( ノック )

( ナルト ) シカマル ?

( シカマル ) サスケ が 里 を 抜けた 。 大 蛇 丸 の ところ へ 向かって る 。

なに !? ウソ だ ろ ?

大 蛇 丸 の 手 の 者 が サスケ を 手引き して いる 可能 性 が 高い 。

連れ戻す の が 任務 だ 。

ちょっと 待って ろ ! すぐ 着替え っ から 。

( シカマル ) とりあえず 5 人 と 1 匹 揃った な 。

しゃ ~! 早速 行く って ば よ 。

その 前 に いちばん 大切な こと 言 っと く 。

サスケ は 俺 に とっちゃ →

深い ダチ って わけ でも ねえ し 別に 好きな ヤツ でも ねえ 。

けど サスケ は 同じ 木 ノ 葉 隠れ の 忍 だ 。 仲間 だ 。

だから 命がけ で 助ける 。 これ が 木 ノ 葉 流 だ 。

サスケ は 俺 に とって 大事な 友達 だ 。

同じ 第 7 班 に いた から じゃ ない 。

もっと 前 から … ずっと 前 から 俺 は …。

( チョウジ ) サスケ は ずっと 前 から 僕たち の 仲間 だ よ 。

( キバ ) おう … ま ぁ 同期 だ し な 。

( ネジ ) サスケ の 力 は 俺 も 認めて いる 。 敵 の 手 に 渡す つもり など ない 。

みんな !

よっ しゃ ! ぜ って ぇ 連れ戻す って ば よ 。

よし じゃあ フォーメーション の 説明 に 入る 。

待って ろ よ サスケ ! 俺 たち で お前 を 助けて やる 。

( 左 近 ) サスケ 様 … 実は 大 蛇 丸 様 から おおせつかった →

大切な こと が ひと つ あり ます 。

あなた に 一 度 死んで もらわ なきゃ なり ませ ん 。

一 度 死ぬ だ と ?

醒心 丸 これ を 飲んで もらい ます 。

死んで その あと は どう なる ?

心配 いり ませ ん よ 。 その ため に 我々 が いる のです 。

我々 の 結 界 忍術 で 副 作用 を 抑え こみ →

永久 の 死 から 仮死 状態 へ と 段階 を 和らげる 。

《 俺 は まだ どう あって も 死ぬ わけに は いか ない 》

頼む ぞ 。

う ぅ …。

( 左 近 たち ) 四 黒 霧 陣 !

封 黒 法 印 !

よし ひと 段落 だ ぜ 。

う … う ぅ …。

(( イタチ : お前 は 弱い ))

クソ …。

サスケーッ !

俺 から 逃げ ん の か !

よう … ウスラトンカチ 。

もう 俺 に かまう な 。

サスケ …。

クックック … なんだ その ツラ は 。

なんで … なんで だ よ サスケ !

なんで そんなふうに な っち まったん だ よ お前 は !

俺 が どう なろう が お前 に なんの 関係 が ある !?

俺 に は 俺 の 道 が ある 。

たとえ 誰 であろう と 指図 さ れる 義理 は ねえ 。

義理 は … ねえ ?

はっきり 言って やら ぁ お前 ら 木 ノ 葉 の 連中 と →

じゃれ あう の は もう 終わり だ 。 帰れ !

チョウジ ネジ キバ シカマル ゲジマユ … みんな 命がけ で お前 を 追って きた んだ ぞ 。

ご 苦労な こった な 。

みんな … みんな お前 の ため に 戦って …。

《 チョウジ !》

(( 僕 だ ! コイツ は 僕 が やる 。

チョウジ … お前 まさか !

シカマル みんな を 連れて 早く 行って 。

何 言って んだ ! お前 が 一 人 で やれる 相手 じゃ ねえ って ば よ !

僕たち は なんの ため に 集まった んだ ?

もし このまま サスケ を 見失えば 僕たち は アイツ の 言う とおり →

バカな 隊長 と ただ の カス ども に なっちゃ う ぞ !

チョウジ 絶対 あと から 追いつけよ ! うん 。

みんな 行く ぞ !

( 次郎 坊 ) フン ! お前 を さっさと 片づけて →

アイツ ら も 片づける !

チョウジ !

みんな 行け ~ っ !))

《 ネジ !》

(( 行け ! 俺 が やる 。

( 赤 丸 ) クゥーン …。

どうやら アイツ は さっき の デブ より 強い らしい ぜ 。

それ も かなり な 。 一 人 一 殺 の 覚悟 で いか ない と →

計算 が 合わ ない 。 そう 話した な ? あぁ その とおり だ 。

それ に こんな ところ で 止まって いて は →

サスケ に 追いつけ なく なる 。

ナルト … お前 は 俺 より いい 眼 を 持って いる 。

サスケ は 今 闇 の 中 に いる 。

行け ! 俺 も あと で 追いつく 。 うん !

よし 行く ぜ !

チョウジ と 一緒に 必ず 追いつけよ ! ワン !

( 鬼 童 丸 ) 逃がす か !

はっ !))

《 キバ ! シカマル !》

(( そら よ ! ナイス だって ば よ キバ シカマル !

計算 どおり だ 。

( 多 由也 ) 野郎 …! カス ども が ナメ た 真似 を !

ナルト シカマル ! さっさと ずら かる ぜ 。

逃がす か !

思った より 速 ぇ ! 赤 丸 ! ワン ワン !

仕掛けたら 早く 来い !

ワン じゃ ねえ ぞ 犬 っこ ろ が !

赤 丸 !

うわ ~ っ !

キバ ! 赤 丸 ! チクショウ !

クソ ども ~ っ !

しかた ねえ … 俺 が どうにか す っ から →

ナルト お前 は 棺桶 持って 先 行け 。

シカマル …。 早く 行け !

( 多 由也 ) 君 麻 呂 !?

( 君 麻 呂 ) 遅 すぎる よ 多 由也 。

どうして お前 が …。

今 なら 少し わかる 。

肉体 と いう 牢獄 から 抜け出した 情報 生命 と して の 感覚 。

大 蛇 丸 様 の 夢 の 一端 に 触れて いる 感覚 。

《 大 蛇 丸 !?》

( 君 麻 呂 ) この 器 は 大切な 夢 の 器 。

なに 訳 わかん ねえ こ と 言って んだ ! サスケ を 返せ !!

うわ っ !

あそこ の ゴミ 2 匹 頼み ました よ 。

ナルト お前 は あの 君 麻 呂 って ヤツ を 追え 。

シカマル …。

ここ は 俺 が 何とか する ))

《 ゲジマユ …》

(( そろそろ だ 。

待ちわびた … 大 蛇 丸 様 の 野望 。

その 第 一 歩 だ 。

サスケ …。

サスケ ! こんな ヤツ ら と 何 やって んだ よ !

おら ! さっさと 帰 ん ぜ !

ククククク …。

ハハハハハハ …。

サスケ ! なあ 俺 の 声 聞こえて んだろう が よ !

待てよ サスケ !

ムダ … 死ね 。

( リー ) 木 ノ 葉 旋風 !

誰 だ ?

蘇り し は 木 ノ 葉 の 美しき 青き 野獣 ロック ・ リー だ !

ゲジマユ ? お前 … なんで …。

( リー ) そんな こと より ナルト 君 は サスケ 君 を 。

この 人 の 相手 は 僕 に 任せて ください ))

みんな … みんな お前 を 仲間 だ と 言って …。

サスケ !!

サスケ !!

お前 は 仲間 を 何 だ と 思って んだ !!

ち っと は 目 が 覚めた かよ ?

ああ … 目 なら とっくに 覚めて いる 。

仲間 と つるんで 平和 ボケ した お前 ら と の 未来 を 夢見る →

バカな 俺 から な 。

その 仲間 と やら と 一緒に いて 俺 は 強く なれた の か よ ?

だから 里 を 出た 。

俺 は 大 蛇 丸 の ところ へ 行く 。

アイツ は お前 の 体 を 入れ物 と して 欲しがって る んだ ぞ !

う っ …。

そんな こと は どうでも いい 。

俺 の 夢 は 未来 に なんか ない 。

俺 の 夢 は 過去 … そこ に しか ない 。

ナルト … お前 に は わかる はず も ない 。

俺 の 夢 は 肉親 へ の 復讐 だ 。

(( イタチ : お前 は 俺 と 同じ 万華鏡 写 輪 眼 を 開眼 し うる もの だ 。

ただし それ に は 条件 が ある 。

最も 親しい 友 を 殺す こと だ ))

《 イタチ アンタ を 殺す ため なら →

この先 が どんな 闇 だろう と 俺 は 突き進む 。

どんな こと が あって も 力 を 手 に 入れる 》

《 ネジ お前 の 言った とおり だ 。

アイツ は 今 闇 ん 中 に いる みて えだ 》

本気で くれ や が って チクショウ !

ああ 本気だ 殺す つもりで やった 。

もう 俺 って ば お前 に とって 仲間 でも なんでも ねえ の か よ 。

俺 たち 第 7 班 で やってきた こと は 全部 →

何の 意味 も なかった の か よ !

いや 無意味じゃ ない 。

俺 に とって お前 は 最も 親しい 友 に なった 。

だったら 何で !

だからこそ お前 に は 殺す 価値 が ある 。

何だか わかん ねえ けど →

俺 を 殺そう って の は 本気 みて えだ な サスケ よ 。

♪~

千鳥 !

影 分身 の 術 。

螺旋 丸 !

《 あの サスケ が 友 と 言った この 俺 に 。

だから この 螺旋 丸 で 確かめ たい んだ 》

《 チクショウ 俺 の フル パワー の 千鳥 を …。

あの 落ちこぼれ が 》

《 もう 間違い ねえ じゃ ねえ か 。

お前 は 本気で 俺 を …》

《 平気で 殺せ ち まう の か よ サスケ 》

《 俺 たち は 友達 じゃ ない の か よ 》

《 友達 と 思って た の は 俺 の ほう だけ かもし ん ねえ 。

でも しよう が ねえ だ ろ 》

《 万華鏡 写 輪 眼 … 最も 親しい 友 を 殺す こと 》

何 だ この 赤い チャクラ は 。

サスケ お前 は 大 蛇 丸 なんか に ゃ やら ねえ って ば よ 。

俺 が お前 の 手足 の 骨 全部 折って でも 止めて やら ぁ !

お前 は いったい 何 な んだ !

友達 だ !

いいかげん 目 覚ませ 。

まだ 覚め ねえ って ん なら ホントに バキバキ に して →

動け ねえ ように して 連れて く ぞ !

うる せ え んだ よ 。 親 も 兄弟 も い ねえ テメエ に →

俺 の 何 が わかる って んだ よ 。

初め から 独り っきり だった テメエ に →

俺 の 何 が わかる って んだ あっ !

つながり が ある から こそ 苦しい んだ !

それ を 失う こと が どんな もんか お前 なんか に わかって たまる か !

ホントの 親子 や 兄弟 なんて 確かに 俺 に は わかん ねえ 。

けど お前 と いる とき 兄弟 って こんな 感じ かなって よ 。

何で だ 何で そこ まで して 俺 に …。

俺 に とっちゃ やっと できた つながり なんだ 。

だから 俺 は お前 を 止める んだ って ば よ 。

つながり か …。

《 そう だ な ナルト … 俺 も 最初 から 感じて いた 》

こい ナルト !

だったら その つながり を 俺 は 断ち切る まで だ !

断ち切る か …。

だったら なんで 今更 額 当て を 。

認めて やる よ 。 お前 は 強い 。

なぜなら お前 も 俺 と 同じ 孤独 の 痛 み を 知る 者 だ 。

そして その 痛 み が 人 を 強く する 。

だからこそ この つながり を 断つ こと で →

俺 は 更 なる 強 さ を 手 に 入れる 。

今 から は 対等に 戦って やる 。

だが お前 は 俺 の 額 に 傷 ひと つ つける こと すら でき やしない 。

その こと に 変わり は ない が な 。

もう 何 言って も 無駄 みて ぇだ な サスケ 。

おしゃべり は もう 終わり だ 。

ここ から は ただ 戦い だ 。

こい !

う ぉ ~!

急げ !

て や ぁ ~!

これ は まずい ぞ !

医療 班 か ! まずは コイツ から 頼む 。

大丈夫 か ? 俺 は 平気だ 。

他の ヤツ を 診て やって くれ 。

ナルト 君 は 追いついた でしょう か ?

( カカシ ) 間に合って くれよ 。

なぁ ナルト そろそろ 終い に しよう ぜ この 戦い を !

螺旋 丸 ! 千鳥 !

♪~

ナルト 俺 は …。

《 復讐 者 な んだ …》

カカシ 先生 …。

気づいた か ?

サスケ は …。

行 っち まった の か …。

サクラ ちゃん ごめん …。

( 大 蛇 丸 ) 待って いた わ よ サスケ 君 。

よく 来て くれた わ ね 。

俺 に 力 を !

いい わ よ ついてき なさい 。

《 イタチ … 俺 は 俺 の やり 方 で 力 を 手 に 入れる 。

俺 の やり 方 で アンタ を 超える !》

俺 は ぜ って ぇ 諦め ねえ サスケ 。

俺 と お前 は 友達 だ 。

これ から も ずっと … ずっと 。

( 開演 ブザー )

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり →

お 楽しみ ください 。

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。

( 松丸 ) 今回 は ご覧 の 豪華 歌手 の 皆さん に よる →


NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 260 - 離別 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|りべつ Naruto Shippuden – Staffel 12 – 260 – Trennung Naruto Shippuden - Season 12 - 260 - Separation

( 左 近 ) お 待ち して おり ました サスケ さん 。 ひだり|ちか||まち||||さすけ| (Sakon) Ich habe auf dich gewartet, Sasuke-san.

里 を 抜け られた とき を もって あなた は → さと||ぬけ|||||| Wenn Sie das Dorf verlassen, werden Sie es tun

私 ども の 頭 に なる こと が 決まって おり ました 。 わたくし|||あたま|||||きまって|| Es wurde entschieden, dass er unser Oberhaupt sein würde.

( 左 近 ) 今 まで の ご 無礼 を お 許し ください 。 ひだり|ちか|いま||||ぶれい|||ゆるし|

( サスケ ) そんな こと は どう だって いい 。 さすけ||||||

いく ぞ 。

始まり だ ! はじまり|

( シカマル ) ナルト !  おい   ナルト ! ( ノック )

( ナルト ) シカマル ?

( シカマル ) サスケ が 里 を 抜けた 。 大 蛇 丸 の ところ へ 向かって る 。 |さすけ||さと||ぬけた|だい|へび|まる||||むかって|

なに !?  ウソ だ ろ ? |うそ||

大 蛇 丸 の 手 の 者 が   サスケ を 手引き して いる 可能 性 が 高い 。 だい|へび|まる||て||もの||さすけ||てびき|||かのう|せい||たかい

連れ戻す の が   任務 だ 。 つれもどす|||にんむ|

ちょっと 待って ろ ! すぐ   着替え っ から 。 |まって|||きがえ||

( シカマル ) とりあえず 5 人 と 1 匹   揃った な 。 ||じん||ひき|そろった|

しゃ ~!  早速   行く って ば よ 。 |さっそく|いく|||

その 前 に いちばん 大切な こと   言 っと く 。 |ぜん|||たいせつな||げん||

サスケ は   俺 に とっちゃ → さすけ||おれ||

深い ダチ って わけ でも ねえ し 別に   好きな ヤツ でも ねえ 。 ふかい|||||||べつに|すきな|やつ||

けど   サスケ は 同じ 木 ノ 葉 隠れ の 忍 だ 。 仲間 だ 。 |さすけ||おなじ|き||は|かくれ||おし||なかま|

だから   命がけ で 助ける 。 これ が   木 ノ 葉 流 だ 。 |いのちがけ||たすける|||き||は|りゅう|

サスケ は   俺 に とって   大事な 友達 だ 。 さすけ||おれ|||だいじな|ともだち|

同じ 第 7 班 に いた から じゃ ない 。 おなじ|だい|はん|||||

もっと 前 から … ずっと 前 から   俺 は …。 |ぜん|||ぜん||おれ|

( チョウジ ) サスケ は ずっと 前 から   僕たち の 仲間 だ よ 。 |さすけ|||ぜん||ぼくたち||なかま||

( キバ ) おう …  ま ぁ   同期 だ し な 。 ||||どうき|||

( ネジ ) サスケ の 力 は 俺 も 認めて いる 。 敵 の 手 に 渡す つもり など ない 。 ねじ|さすけ||ちから||おれ||みとめて||てき||て||わたす|||

みんな !

よっ しゃ ! ぜ って ぇ   連れ戻す って ば よ 。 |||||つれもどす|||

よし じゃあ   フォーメーション の 説明 に 入る 。 ||||せつめい||はいる

待って ろ よ   サスケ ! 俺 たち で   お前 を 助けて やる 。 まって|||さすけ|おれ|||おまえ||たすけて|

( 左 近 ) サスケ 様 …  実は 大 蛇 丸 様 から   おおせつかった → ひだり|ちか|さすけ|さま|じつは|だい|へび|まる|さま||

大切な こと が   ひと つ   あり ます 。 たいせつな||||||

あなた に   一 度 死んで もらわ なきゃ なり ませ ん 。 ||ひと|たび|しんで|||||

一 度   死ぬ だ と ? ひと|たび|しぬ||

醒心 丸   これ を 飲んで もらい ます 。 せいこころ|まる|||のんで||

死んで   その あと は   どう なる ? しんで|||||

心配 いり ませ ん よ 。 その ため に   我々 が いる のです 。 しんぱい||||||||われわれ|||

我々 の 結 界 忍術 で 副 作用 を 抑え こみ → われわれ||けつ|かい|にんじゅつ||ふく|さよう||おさえ|

永久 の 死 から 仮死 状態 へ と 段階 を 和らげる 。 えいきゅう||し||かし|じょうたい|||だんかい||やわらげる

《 俺 は   まだ   どう あって も 死ぬ わけに は いか ない 》 おれ||||||しぬ||||

頼む ぞ 。 たのむ|

う ぅ …。

( 左 近 たち ) 四 黒 霧 陣 ! ひだり|ちか||よっ|くろ|きり|じん

封 黒 法 印 ! ふう|くろ|ほう|いん

よし   ひと 段落 だ ぜ 。 ||だんらく||

う …  う ぅ …。

(( イタチ : お前 は 弱い )) いたち|おまえ||よわい

クソ …。 くそ

サスケーッ !

俺 から 逃げ ん の か ! おれ||にげ|||

よう …  ウスラトンカチ 。

もう   俺 に かまう な 。 |おれ|||

サスケ …。 さすけ

クックック …  なんだ   その ツラ は 。

なんで …  なんで だ よ   サスケ ! ||||さすけ

なんで   そんなふうに な っち まったん だ よ   お前 は ! |||||||おまえ|

俺 が どう なろう が お前 に なんの 関係 が ある !? おれ|||||おまえ|||かんけい||

俺 に は 俺 の 道 が ある 。 おれ|||おれ||どう||

たとえ   誰 であろう と 指図 さ れる 義理 は ねえ 。 |だれ|||さしず|||ぎり||

義理 は …  ねえ ? ぎり||

はっきり 言って やら ぁ お前 ら   木 ノ 葉 の 連中 と → |いって|||おまえ||き||は||れんちゅう|

じゃれ あう の は   もう 終わり だ 。 帰れ ! |||||おわり||かえれ

チョウジ   ネジ   キバ   シカマル   ゲジマユ …  みんな 命がけ で お前 を 追って きた んだ ぞ 。 |ねじ|||||いのちがけ||おまえ||おって|||

ご 苦労な こった な 。 |くろうな||

みんな … みんな   お前 の ため に 戦って …。 ||おまえ||||たたかって

《 チョウジ !》

(( 僕 だ !  コイツ は 僕 が やる 。 ぼく||||ぼく||

チョウジ …  お前   まさか ! |おまえ|

シカマル   みんな を 連れて   早く 行って 。 |||つれて|はやく|おこなって

何 言って んだ !  お前 が 一 人 で やれる 相手 じゃ ねえ って ば よ ! なん|いって||おまえ||ひと|じん|||あいて|||||

僕たち は なんの ため に 集まった んだ ? ぼくたち|||||あつまった|

もし   このまま   サスケ を 見失えば 僕たち は   アイツ の 言う とおり → ||さすけ||みうしなえば|ぼくたち||||いう|

バカな 隊長 と ただ の カス ども に なっちゃ う ぞ ! ばかな|たいちょう|||||||||

チョウジ   絶対   あと から 追いつけよ ! うん 。 |ぜったい|||おいつけよ|

みんな   行く ぞ ! |いく|

( 次郎 坊 ) フン ! お前 を さっさと 片づけて → じろう|ぼう|ふん|おまえ|||かたづけて

アイツ ら も 片づける ! |||かたづける

チョウジ !

みんな   行け ~ っ !)) |いけ|

《 ネジ !》 ねじ

(( 行け !  俺 が やる 。 いけ|おれ||

( 赤 丸 ) クゥーン …。 あか|まる|

どうやら   アイツ は さっき の デブ より 強い らしい ぜ 。 |||||||つよい||

それ も   かなり な 。 一 人 一 殺 の 覚悟 で いか ない と → ||||ひと|じん|ひと|ころ||かくご||||

計算 が 合わ ない 。  そう 話した な ? あぁ   その とおり だ 。 けいさん||あわ|||はなした|||||

それ に   こんな ところ で 止まって いて は → |||||とまって||

サスケ に 追いつけ なく なる 。 さすけ||おいつけ||

ナルト …  お前 は 俺 より   いい 眼 を 持って いる 。 |おまえ||おれ|||がん||もって|

サスケ は 今   闇 の 中 に いる 。 さすけ||いま|やみ||なか||

行け !  俺 も あと で 追いつく 。 うん ! いけ|おれ||||おいつく|

よし   行く ぜ ! |いく|

チョウジ と 一緒に   必ず 追いつけよ ! ワン ! ||いっしょに|かならず|おいつけよ|わん

( 鬼 童 丸 ) 逃がす か ! おに|わらべ|まる|にがす|

はっ !))

《 キバ !  シカマル !》

(( そら よ ! ナイス だって ば よ   キバ   シカマル !

計算 どおり だ 。 けいさん||

( 多 由也 ) 野郎 …! カス ども が   ナメ た 真似 を ! おお|よしや|やろう||||||まね|

ナルト   シカマル !  さっさと   ずら かる ぜ 。

逃がす か ! にがす|

思った より   速 ぇ !  赤 丸 ! ワン   ワン ! おもった||はや||あか|まる|わん|わん

仕掛けたら   早く 来い ! しかけたら|はやく|こい

ワン   じゃ ねえ ぞ   犬 っこ ろ が ! わん||||いぬ|||

赤 丸 ! あか|まる

うわ ~ っ !

キバ !  赤 丸 ! チクショウ ! |あか|まる|

クソ ども ~ っ ! くそ||

しかた ねえ … 俺 が   どうにか す っ から → ||おれ|||||

ナルト   お前 は 棺桶   持って 先   行け 。 |おまえ||かんおけ|もって|さき|いけ

シカマル …。 早く 行け ! |はやく|いけ

( 多 由也 ) 君 麻 呂 !? おお|よしや|きみ|あさ|ろ

( 君 麻 呂 ) 遅 すぎる よ   多 由也 。 きみ|あさ|ろ|おそ|||おお|よしや

どうして   お前 が …。 |おまえ|

今 なら 少し わかる 。 いま||すこし|

肉体 と いう 牢獄 から 抜け出した 情報 生命 と して の 感覚 。 にくたい|||ろうごく||ぬけだした|じょうほう|せいめい||||かんかく

大 蛇 丸 様 の 夢 の 一端 に 触れて いる 感覚 。 だい|へび|まる|さま||ゆめ||いったん||ふれて||かんかく

《 大 蛇 丸 !?》 だい|へび|まる

( 君 麻 呂 ) この 器 は   大切な 夢 の 器 。 きみ|あさ|ろ||うつわ||たいせつな|ゆめ||うつわ

なに   訳 わかん ねえ こ と 言って んだ !  サスケ を 返せ !! |やく|||||いって||さすけ||かえせ

うわ っ !

あそこ の ゴミ 2 匹   頼み ました よ 。 ||ごみ|ひき|たのみ||

ナルト   お前 は あの 君 麻 呂 って ヤツ を 追え 。 |おまえ|||きみ|あさ|ろ||やつ||おえ

シカマル …。

ここ は   俺 が 何とか する )) ||おれ||なんとか|

《 ゲジマユ …》

(( そろそろ だ 。

待ちわびた …  大 蛇 丸 様 の 野望 。 まちわびた|だい|へび|まる|さま||やぼう

その 第 一 歩 だ 。 |だい|ひと|ふ|

サスケ …。 さすけ

サスケ !  こんな ヤツ ら と 何 やって んだ よ ! さすけ||やつ|||なん|||

おら !  さっさと 帰 ん ぜ ! ||かえ||

ククククク …。

ハハハハハハ …。

サスケ !  なあ 俺 の 声   聞こえて んだろう が よ ! さすけ||おれ||こえ|きこえて|||

待てよ   サスケ ! まてよ|さすけ

ムダ …  死ね 。 むだ|しね

( リー ) 木 ノ 葉 旋風 ! |き||は|せんぷう

誰 だ ? だれ|

蘇り し は   木 ノ 葉 の 美しき 青き 野獣   ロック ・ リー だ ! よみがえり|||き||は||うつくしき|あおき|やじゅう|ろっく||

ゲジマユ ?  お前 …  なんで …。 |おまえ|

( リー ) そんな こと より ナルト 君 は   サスケ 君 を 。 |||||きみ||さすけ|きみ|

この 人 の 相手 は 僕 に 任せて ください )) |じん||あいて||ぼく||まかせて|

みんな … みんな   お前 を 仲間 だ と 言って …。 ||おまえ||なかま|||いって

サスケ !! さすけ

サスケ !! さすけ

お前 は   仲間 を 何 だ と 思って んだ !! おまえ||なかま||なん|||おもって|

ち っと は 目 が 覚めた かよ ? |||め||さめた|

ああ … 目 なら   とっくに 覚めて いる 。 |め|||さめて|

仲間 と つるんで 平和 ボケ した お前 ら と の 未来 を 夢見る → なかま|||へいわ|||おまえ||||みらい||ゆめみる

バカな 俺 から な 。 ばかな|おれ||

その 仲間 と やら と 一緒に いて 俺 は   強く なれた の か よ ? |なかま||||いっしょに||おれ||つよく||||

だから   里 を 出た 。 |さと||でた

俺 は   大 蛇 丸 の ところ へ 行く 。 おれ||だい|へび|まる||||いく

アイツ は   お前 の 体 を 入れ物 と して 欲しがって る んだ ぞ ! ||おまえ||からだ||いれもの|||ほしがって|||

う っ …。

そんな こと は   どうでも いい 。

俺 の 夢 は   未来 に なんか ない 。 おれ||ゆめ||みらい|||

俺 の 夢 は   過去 …  そこ に しか ない 。 おれ||ゆめ||かこ||||

ナルト …  お前 に は わかる はず も ない 。 |おまえ||||||

俺 の 夢 は   肉親 へ の 復讐 だ 。 おれ||ゆめ||にくしん|||ふくしゅう|

(( イタチ : お前 は 俺 と 同じ 万華鏡 写 輪 眼 を 開眼 し うる もの だ 。 いたち|おまえ||おれ||おなじ|まんげきょう|うつ|りん|がん||かいげん||||

ただし   それ に は 条件 が ある 。 ||||じょうけん||

最も 親しい 友 を 殺す こと だ )) もっとも|したしい|とも||ころす||

《 イタチ   アンタ を 殺す ため なら → いたち|||ころす||

この先 が どんな 闇 だろう と 俺 は 突き進む 。 このさき|||やみ|||おれ||つきすすむ

どんな こと が あって も 力 を 手 に 入れる 》 |||||ちから||て||いれる

《 ネジ   お前 の 言った とおり だ 。 ねじ|おまえ||いった||

アイツ は 今   闇 ん 中 に いる みて えだ 》 ||いま|やみ||なか||||

本気で くれ や が って   チクショウ ! ほんきで|||||

ああ   本気だ   殺す つもりで やった 。 |ほんきだ|ころす||

もう   俺 って ば   お前 に とって 仲間 でも なんでも ねえ の か よ 。 |おれ|||おまえ|||なかま||||||

俺 たち 第 7 班 で やってきた こと は 全部 → おれ||だい|はん|||||ぜんぶ

何の 意味 も なかった の か よ ! なんの|いみ|||||

いや   無意味じゃ ない 。 |むいみじゃ|

俺 に とって お前 は 最も 親しい 友 に なった 。 おれ|||おまえ||もっとも|したしい|とも||

だったら   何で ! |なんで

だからこそ お前 に は 殺す 価値 が ある 。 |おまえ|||ころす|かち||

何だか わかん ねえ けど → なんだか|||

俺 を 殺そう って の は 本気 みて えだ な   サスケ よ 。 おれ||ころそう||||ほんき||||さすけ|

♪~

千鳥 ! ちどり

影 分身 の 術 。 かげ|ぶんしん||じゅつ

螺旋 丸 ! らせん|まる

《 あの サスケ が 友 と 言った   この 俺 に 。 |さすけ||とも||いった||おれ|

だから この 螺旋 丸 で 確かめ たい んだ 》 ||らせん|まる||たしかめ||

《 チクショウ   俺 の フル パワー の 千鳥 を …。 |おれ||ふる|ぱわー||ちどり|

あの 落ちこぼれ が 》 |おちこぼれ|

《 もう 間違い ねえ じゃ ねえ か 。 |まちがい||||

お前 は   本気で 俺 を …》 おまえ||ほんきで|おれ|

《 平気で 殺せ ち まう の か よ   サスケ 》 へいきで|ころせ||||||さすけ

《 俺 たち は 友達 じゃ ない の か よ 》 おれ|||ともだち|||||

《 友達 と 思って た の は 俺 の ほう だけ かもし ん ねえ 。 ともだち||おもって||||おれ||||||

でも   しよう が ねえ だ ろ 》

《 万華鏡 写 輪 眼 … 最も 親しい 友 を 殺す こと 》 まんげきょう|うつ|りん|がん|もっとも|したしい|とも||ころす|

何 だ   この 赤い チャクラ は 。 なん|||あかい||

サスケ   お前 は 大 蛇 丸 なんか に ゃ やら ねえ って ば よ 。 さすけ|おまえ||だい|へび|まる||||||||

俺 が お前 の 手足 の 骨 全部 折って でも 止めて やら ぁ ! おれ||おまえ||てあし||こつ|ぜんぶ|おって||とどめて||

お前 は   いったい 何 な んだ ! おまえ|||なん||

友達 だ ! ともだち|

いいかげん 目 覚ませ 。 |め|さませ

まだ 覚め ねえ って ん なら ホントに バキバキ に して → |さめ|||||ほんとに|||

動け ねえ ように して 連れて く ぞ ! うごけ||よう に||つれて||

うる せ え んだ よ 。 親 も 兄弟 も い ねえ テメエ に → |||||おや||きょうだい|||||

俺 の 何 が わかる って んだ よ 。 おれ||なん|||||

初め から 独り っきり だった テメエ に → はじめ||ひとり||||

俺 の 何 が わかる って んだ   あっ ! おれ||なん|||||

つながり が ある から こそ 苦しい んだ ! |||||くるしい|

それ を 失う こと が   どんな もんか お前 なんか に   わかって たまる か ! ||うしなう|||||おまえ|||||

ホントの 親子 や 兄弟 なんて 確かに 俺 に は わかん ねえ 。 ほんとの|おやこ||きょうだい||たしかに|おれ||||

けど   お前 と いる とき 兄弟 って こんな 感じ かなって よ 。 |おまえ||||きょうだい|||かんじ||

何で だ   何で そこ まで して   俺 に …。 なんで||なんで||||おれ|

俺 に とっちゃ やっと できた つながり なんだ 。 おれ||||||

だから   俺 は お前 を 止める んだ って ば よ 。 |おれ||おまえ||とどめる||||

つながり か …。

《 そう だ な   ナルト … 俺 も 最初 から 感じて いた 》 ||||おれ||さいしょ||かんじて|

こい   ナルト !

だったら   その つながり を 俺 は 断ち切る まで だ ! ||||おれ||たちきる||

断ち切る か …。 たちきる|

だったら   なんで 今更   額 当て を 。 ||いまさら|がく|あて|

認めて やる よ 。  お前 は 強い 。 みとめて|||おまえ||つよい

なぜなら   お前 も 俺 と 同じ 孤独 の 痛 み を 知る 者 だ 。 |おまえ||おれ||おなじ|こどく||つう|||しる|もの|

そして   その 痛 み が 人 を 強く する 。 ||つう|||じん||つよく|

だからこそ この つながり を 断つ こと で → ||||たつ||

俺 は   更 なる 強 さ を 手 に 入れる 。 おれ||こう||つよ|||て||いれる

今 から は 対等に 戦って やる 。 いま|||たいとうに|たたかって|

だが   お前 は 俺 の 額 に 傷 ひと つ つける こと すら   でき やしない 。 |おまえ||おれ||がく||きず|||||||

その こと に 変わり は ない が な 。 |||かわり||||

もう 何 言って も 無駄 みて ぇだ な   サスケ 。 |なん|いって||むだ||||さすけ

おしゃべり は   もう 終わり だ 。 |||おわり|

ここ から は   ただ   戦い だ 。 ||||たたかい|

こい !

う ぉ ~!

急げ ! いそげ

て や ぁ ~!

これ は   まずい ぞ !

医療 班 か ! まずは   コイツ から 頼む 。 いりょう|はん|||||たのむ

大丈夫 か ? 俺 は 平気だ 。 だいじょうぶ||おれ||へいきだ

他の ヤツ を 診て やって くれ 。 たの|やつ||みて||

ナルト 君 は 追いついた でしょう か ? |きみ||おいついた||

( カカシ ) 間に合って くれよ 。 |まにあって|

なぁ   ナルト   そろそろ 終い に しよう ぜ   この 戦い を ! |||しまい|||||たたかい|

螺旋 丸 ! 千鳥 ! らせん|まる|ちどり

♪~

ナルト   俺 は …。 |おれ|

《 復讐 者 な んだ …》 ふくしゅう|もの||

カカシ 先生 …。 |せんせい

気づいた か ? きづいた|

サスケ は …。 さすけ|

行 っち まった の か …。 ぎょう||||

サクラ ちゃん   ごめん …。 さくら||

( 大 蛇 丸 ) 待って いた わ よ   サスケ 君 。 だい|へび|まる|まって||||さすけ|きみ

よく 来て くれた わ ね 。 |きて|||

俺 に 力 を ! おれ||ちから|

いい わ よ   ついてき なさい 。

《 イタチ …  俺 は 俺 の やり 方 で 力 を 手 に 入れる 。 いたち|おれ||おれ|||かた||ちから||て||いれる

俺 の やり 方 で アンタ を 超える !》 おれ|||かた||||こえる

俺 は   ぜ って ぇ 諦め ねえ   サスケ 。 おれ|||||あきらめ||さすけ

俺 と   お前 は 友達 だ 。 おれ||おまえ||ともだち|

これ から も   ずっと …  ずっと 。

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

皆様   お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では   最後 まで   ご ゆっくり → |さいご|||

お 楽しみ ください 。 |たのしみ|

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 !  に っぽ ん の 歌 』。 みやもと|もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた

( 松丸 ) 今回 は   ご覧 の 豪華 歌手 の 皆さん に よる → まつまる|こんかい||ごらん||ごうか|かしゅ||みなさん||