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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン12 - 272 - ミフネVS半蔵

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 272 - ミフネ VS 半 蔵

( ホヘト ) 駄目だ 振り切れ ない !

( カンクロウ ) タンゴ ! 本部 に !

退却 中 の 奇襲 部隊 より 連絡 。

敵 の 追撃 隊 が 距離 を つめて 来て いる ようです 。

( シカク ) 第 五 部隊 から 救援 隊 が 派遣 さ れて いる 。

双方 が 最短 距離 で 合流 できる ように 位置 を 伝えろ 。

( オキスケ ) 一部 で は あり ます が 異議 を 唱える 者 たち が い ます 。

侍 の 本分 は 中立 。 なのに なぜ あえて 忍 に くみする の か と 。

( ミフネ ) 侍 は 中立 か 。

それ は 昔 を 知ら ぬ から 言える のだ 。

しかも それでいて 現状 を 見つめ ぬ と は な 。

( オキスケ ) 忍 同士 の 戦い は 忍 たち に やら せて おけ と いう 声 も …。

あれほど 対立 して いた 忍 たち が 今 →

ひと つ に まとまら ん と して いる のだ ぞ 。

ここ に わし ら 侍 が 加わら ず して どう する のだ 。

急げ ! 侍 の 戦 とくと 見せて やろう !

( みんな ) おう !

( デイダラ ) 出 せっつ って んだろう が ! うん !

《 君 麻 呂 : 大 蛇 丸 様 の チャクラ が 頭蓋 を 通して 骨身 に 染みる 。

目的 を 達成 し なければ 》

( 中 吉 ) あっ ち だ …。

( チヨバア ) 暁 だ か 大 蛇 丸 だ か 知ら ん が →

わし を 蘇ら せた こと を 後悔 さ せて やる !

ガチ で 死んだ ふり ~ を か まして し も うた が な 。

恥ずかし いわい 。

( 半 蔵 ) 集中 して いる 。 少し 黙れ 傀儡 ババア 。

うる さいわい ! ビッグシュノーケル じ じい 。

( タンゴ ) もう 少し だ !

この 距離 なら いける 。 口 寄せ の 術 !

イブセ やれ !

《 これ は 毒 霧 》

( ホヘト ) なんだ !? うわ っ 。

ぐ あっ 。

う っ !

《 めん どくせ え から って 一気に 毒 か よ クソッ 。

毒 に は 耐性 が ある はずな のに 体 が しびれて きや がった 》

( 足音 )

( デイダラ ) 援軍 か ! おい ら なら ここ だ ぞ !

追いついた ぞ 。

く そう !

半 蔵 殿 と お 見受け する 。

拙者 侍 頭領 ミフネ と 申す 。 お手 合わせ 願い たい 。

助かった …。

遅く なった 。 大丈夫 か !?

( カンクロウ ) 気 を 付けろ 敵 は 毒 を 使う 。

( オキスケ ) 俺 たち は マスク を 着けて いる 。

これ は 毒 も 通さ ない 対 忍 用 に なって て な 。

着けろ ! ( タンゴ ) すまない 。

解毒 だ ! すぐに 奇襲 部 隊員 を 医療 班 の ところ へ 運ぶ ぞ 。

ミフネ 様 !

助太刀 無用 !

斬ら れ たく なく ば わし の 間 に 入る な !

お前 が ミフネ か … なぜ 忍 に つく ?

時代遅れの 侍 を →

貫き通して きた お前 らしく も ない な …。

もはや 忠 を 尽くす 主 なき 侍 が →

忍 に くみする と は …。

それ でも 侍 か !?

忍 に くみした わけで は ない 。

我ら が 忠 を 尽くす もの は はるか 昔 より 同じ ただ 一 つ …。

和 で ご ざる ! 和 だ と !?

和 に 忠 を 尽くし 己 の 信念 の もと 動く !

( カブト ) フッフッフ … 戦場 が だいぶ 動いて きた ね 。

さて と …。

チヨバア !

死んだ フリ で は ない ぞ !

わかって る な カンクロウ 。 どう でしょう …?

そんな こと より 半 蔵 は 毒 の 山椒 魚 を 操る !

昔 は よう 戦った 仲 じゃ 。

だから 解毒 の 調合 リスト も 知って おる し →

山椒 魚 は 体 内 に 毒 を 再生 して 溜 め る のに →

5 分 は かかる の も 知って おる 。

《 ババア め よけいな こと まで ペラペラ と 》

イブセ 引っ込んで おれ !

フン … 操ら れて いる と は いえ →

わし は 今 あいつ ら と は 戦わ んで い られる ようじゃ 。

ならば 半 蔵 殿 は …。

わし が もともと 誰 を 相手 に 戦って いた か →

知って おろう !

忍 五 大国 相手 に 遠慮 など ない !

僕 は 行く よ 。

来る ぞ !

硬い !? ぐ わ っ …。

今 の を よく かわした な 。

和 を 主 と し 中立 を 決め込んだ →

逃げ腰 の わりに は やり おる 。

そう 睨む な 。

かつて わし も 和 を 目指し 五 大国 を まとめ →

忍 の 世界 を 一 つ に しよう と した こと も あった 。

そんな もの は ない と すぐに 悟った が な 。

悟った ?

戦い 戦い 戦い …。

あと に は 何も 残ら ぬ … 死 だけ だ !

和 に 忠 を 尽くす ?

フン その 侍 が いまや どう なった か →

お前 が いちばん わかって いる はずだ 。

多く の 侍 が 忍 へ と 鞍替え し →

流派 も 忍 へ と 流れた 。

捕らえろ !

悪い が 体 が 勝手に 逃げ おる 。

( 半 蔵 ) 侍 は もはや 役目 を 終え →

和 へ の 忠 も なく カネ で 融通 が 利き →

強い 忍術 を 使う 忍 に →

その 役目 を 取ってかわら れた 。

だが その 忍 さえ →

淘汰 さ れ 死ねば 何も 残ら ぬ 。

この わし の ように な 。

それ は 違う 。 生死 の 問題 で は ない 。

和 の ため 己 の 命 を 削る こと に なろう が 構わ ぬ !

己 を 突き動かす もの は 信念 !

貴 殿 は 信念 を 曲げた のだ 。

侍 道 に おいて 人 は 刀 そのもの だ !

人 も この 名 刀 黒澤 の ように 残って いく もの と する 。

人 と 刀 を 一緒に する な !

鉄 の 塊 に 何 を 見出せる と いう のだ ?

侍 の 切腹 も そう だ が →

なぜ お前 ら 侍 は 自ら 命 を 削り 消えよう と する 。

だから 言って いる 。 信念 は 消え ぬ と 。

たわ言 は いい 。

きれいさっぱり わし が お前 ら 侍 を 消して …。

これ より 先 は 一切 忍術 は 出さ せ ぬ !

噂 どおり の 居 合い の 達人 。

ミフネ に 忍術 が 効か ぬ と は こういう こと だった か 。

印 を する 隙 を もらえ ぬ と は 。

それ に 先ほど の 鎖 鎌 の 二 段 →

この 手順 見抜いて いて も かわせた やつ は 今 まで おら ぬ 。

はるか 昔 名 も なき 頃 →

貴 殿 と は 一 度 手 合わせ して いる 。 覚えて は いま い が 。

ほう なら なぜ 死んで い ない 。

その 鎖 鎌 で 己 の 刀 を へし折ら れ →

頭 を やられた が どうにか 一命 は とりとめた 。

そう か あの とき の 侍 か …。

死んで い なかった と は 。

では 今度 こそ 消して やる 。

残念だ が それ は でき ぬ 。

最初の 一 太刀 で あれほど 強かった 貴 殿 が なぜ やられ →

殺さ れた の か わかった 。

何 だ と どういう こと だ ?

貴 殿 ほど の 忍 が その こと に 気づか ない と は 。

( ミフネ ) 自分 の 死に 様 も 覚えて おら ん の か 。

(( 半 蔵 : ぐ わ っ !

何 やつ だ …。 この わし を ここ まで …。

( ペイン ) この 俺 の 顔 を 忘れた か ?

貴 様 は 暁 弥彦 !

死んだ はずだ どう なって いる !?

ダンゾウ と 手 を 組み 俺 たち を 裏切り →

ただ ひたすら 己 の 保身 を はかる 今 の あんた は クズ だ 。

かつて は あなた を 尊敬 して いた 。

だが あなた は 変わった 。

貴 様 いったい 何者 だ !? なぜ それ ほど の 力 を !

そして 今や なぜ この 俺 に 負ける の か →

それ すら も わかって い ない と は …。

( ペイン ) 消えろ 半 蔵 。 ( 半 蔵 ) よせ !))

《 半 蔵 : 何 だ と いう のだ いったい 。

わし に 何 が 見えて い ない と いう のだ !?》

毒 を 食らい 死ね 。 お前 の ざ れ 言 は もう いい !

何 !?

研ぎ 続けた 刀 は 名 刀 と なり →

受け継が れ 残って いく ! そして …。

信念 を 貫き 身 を 削り →

己 を 磨き 続けた 人 は →

英雄 と なり 語り継が れ 残って いく 。

なぜ だ !? なぜ 今度 は わし が 斬ら れる !?

《 刃 に 一切 の 汚れ が ない 。

太刀 筋 が 速 すぎる の か ?》

信念 を 曲げ 身 を 削る こと を やめ →

己 を 磨く こと を あきらめた 貴 殿 の 技 に →

かつて の 鋭 さ は ない !

その せい で 刃 は 血 で 汚れ 錆び ついた なまくらで ご ざる 。

なまくらで は 残ら ぬ !

人 は 刀 そのもの だ !

貴 殿 は わし を 忘れて いた が 拙者 を 斬った 去り 際 に →

何と 言った かも 覚えて は い ない のだろう な 。

(( 半 蔵 : 山椒 魚 の 毒 だ 。 もちろん 鎌 に も 塗り つけて ある 。

安心 しろ 。 しびれ で 痛み は 麻痺 し 2 日 も あれば 死 に 至る 。

なぜ 俺 が 山椒 魚 の 半 蔵 と 恐れ られて いる か ?

その 秘密 を 教えて やる 。

冥土 の 土産 と いう やつ だ 。

俺 の 里 で は 猛毒 を 持つ 黒山 椒魚 が 1 匹 いた 。

そい つ が 死んだ とき 子供 だった 俺 の 体 に →

毒 袋 が 埋め込ま れた 。

ちょうど ここ だ 。

毒 の 耐性 を 体 に 持た せた 毒 人間 に する ため に だ 。

俺 は 呼吸 だけ で 周り の 人間 に 毒 を かける こと が できる 。

ガキ の 頃 に 恐れ られた 俺 は →

周り の 安全 の ため この マスク で の 口 呼吸 を 余儀なく さ れた 。

なら なぜ 拙者 と の 戦い で それ を 外さ ぬ ?

そう する こと も 多々 ある 。

が それ に は リスク も あって な 。

マスク に は もう ひと つ の 役割 が ある 。

毒 避け だ 。

戦い に より 俺 の 中 の 毒 袋 が 斬ら れ →

毒 の 原液 が 体 外 へ 流れ出た 場合 →

その 毒 液 が 気化 した ガス を 吸い込む と →

耐性 の ある 俺 自身 で さえ →

その 強 すぎる 毒 で やられ 動け なく なる 。

死 に は し ない が スキ を 生じる 。

お前 の ような 腕利き を 相手 に する とき は なおさら だ 。

スキ を 作る わけに は いか ぬ 。

持って いた の は なまくらだった が な 。

人 は 刀 そのもの 。

拙者 も なまくらだった と いう こと か 。

ひと つ 言って おく 。

人 が 終わる とき は 死ぬ とき で は ない 。

信念 を なくした とき だ 。

だからこそ 厄介で も ある 。

外見 から で は 判断 が つか ぬ 。

お前 が ここ で 死んだ と して も 決して なまくらで は ない 。

なまくら と は 俺 の 名 に 怖気づき 逃げ →

初め から 勝負 を 投げ捨てた お前 の 仲間 たち の こと を いう 。

さ … 山椒 魚 の 半 蔵 !?

逃げろ !

( 半 蔵 ) お前 は その 身 を 盾 に 皆 を 守ろう と した 。

お前 は 俺 が 英雄 と して 語り継ぐ 。

死 の 代わり に 名 を 名乗れ 。

死 の 代わり と して 約束 を して くれ …。

さ ぁ 言え !

侍 の 仲間 に は 手 を 出す な 。

解毒 薬 だ 。

人 に 信念 が ある か どう か は →

外見 から で は 判断 が つか ぬ と 言った な ?

戦って わかる こと も ある 。

お前 の ような やつ は 久しぶりだ 。

今回 は 助けて やる 。

ま ぁ この 薬 を 飲んだ と して →

死ぬ 可能 性 が ない わけで も ない が …。

信念 を 貫く こと は 難しい 。

俺 に も 信念 が ある 。

この世 に 平和 を もたらす こと だ 。

お前 で 確かめて やる 。

この先 信念 を 抱いた まま 死ぬ か →

それとも 生き長らえて 信念 を 捨てる こと に なる の か …))

確かめる はずの 貴 殿 が →

本当に 信念 を 捨てて しまった の か ?

それ は … 外見 から は 判断 が つか ぬ もの だ 。

不死身の わし を 止める 方法 なら ある 。

かつて 説明 した な ミフネ 。

お前 は 下がって その スキ を 狙い わし を 封印 しろ 。

どうやら お前 に は …。 ( オキスケ ) ミフネ 様 !

やつ の 毒 が ! ( ミフネ ) わし なら 大丈夫だ 。

この 毒 に は 耐性 が ある 。

だが ここ から は そう は いか ん 。

お 主 たち も 拙者 と 一緒に 下がり 封印 の 準備 を しろ !

《 やはり な … 毒 から 生き延びた だけ は ある 》

この 辺り で 様子 を 見る !

《 半 蔵 殿 …》

ミフネ 貴 様 に …。

《 わし の 信念 を 託す !》

( オキスケ ) 切腹 !? 忍 が !?

《 僕 の 札 の 命令 に 反発 して る 。

自害 !? ならば ここ から →

自動 的に 自我 の ない モード に 入る だけ だ 》

ぐ ぉっ !

《 なぜ 動か ない !?》

隠れて 己 の 身 を 削る こと なく →

人 を ただ 人形 の ひと コマ の ように 操って いる 輩 。

半 蔵 殿 は そんな 輩 に は 屈し なかった 。

身 を 削り その 信念 を 取り戻した 貴 殿 は →

なまくらで は なかった ようで ご ざる 。

封印 ! はっ !

♪~

封印 さ れた か …。

貴 殿 は 拙者 が 英雄 と して 語り継ぐ 。

その 信念 しかと 見届けた 。 お 見事 半 蔵 殿 !

ミフネ 様 。

半 蔵 殿 の 墓 は ない と 聞く 。

どこ か ふさわしい 場所 を 見つけて あげ ねば な 。

さあ いよいよ 始まり ます 。 楽しみで ワクワク して き ました 。

夏 に ふさわしく 今夜 は 私 たち 浴衣 で ございます 。

皆さん いかがでしょう か ?

ありがとう ございます 。 いや ぁ 客席 →

早くも 盛り上がって おり ます 。

そして ステージ に は すでに 豪華な 歌手 の 皆さん が →

勢ぞろい して いらっしゃい ます 。

皆さん どうぞ よろしく お 願い いたし ます 。


NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 272 - ミフネ VS 半 蔵 ||しっぷう|つたい|しーずん|||はん|くら Naruto Shippuden Season 12 - 272 - Mifune VS Hanzo

( ホヘト ) 駄目だ   振り切れ ない ! |だめだ|ふりきれ|

( カンクロウ ) タンゴ !  本部 に ! |たんご|ほんぶ|

退却 中 の 奇襲 部隊 より 連絡 。 たいきゃく|なか||きしゅう|ぶたい||れんらく

敵 の 追撃 隊 が 距離 を つめて 来て いる ようです 。 てき||ついげき|たい||きょり|||きて||よう です

( シカク ) 第 五 部隊 から 救援 隊 が 派遣 さ れて いる 。 |だい|いつ|ぶたい||きゅうえん|たい||はけん|||

双方 が 最短 距離 で 合流 できる ように 位置 を 伝えろ 。 そうほう||さいたん|きょり||ごうりゅう||よう に|いち||つたえろ

( オキスケ ) 一部 で は あり ます が 異議 を 唱える 者 たち が い ます 。 |いちぶ||||||いぎ||となえる|もの||||

侍 の 本分 は 中立 。  なのに なぜ あえて 忍 に くみする の か と 。 さむらい||ほんぶん||ちゅうりつ||||おし|||||

( ミフネ ) 侍 は 中立 か 。 |さむらい||ちゅうりつ|

それ は 昔 を 知ら ぬ から 言える のだ 。 ||むかし||しら|||いえる|

しかも   それでいて 現状 を 見つめ ぬ と は な 。 ||げんじょう||みつめ||||

( オキスケ ) 忍 同士 の 戦い は   忍 たち に やら せて おけ と いう 声 も …。 |おし|どうし||たたかい||おし||||||||こえ|

あれほど 対立 して いた 忍 たち が 今 → |たいりつ|||おし|||いま

ひと つ に まとまら ん と して いる のだ ぞ 。

ここ に わし ら 侍 が 加わら ず して どう する のだ 。 ||||さむらい||くわわら|||||

急げ !  侍 の 戦 とくと 見せて やろう ! いそげ|さむらい||いくさ||みせて|

( みんな ) おう !

( デイダラ ) 出 せっつ って んだろう が ! うん ! |だ|||||

《 君 麻 呂 : 大 蛇 丸 様 の チャクラ が 頭蓋 を 通して 骨身 に 染みる 。 きみ|あさ|ろ|だい|へび|まる|さま||||ずがい||とおして|ほねみ||しみる

目的 を 達成 し なければ 》 もくてき||たっせい||

( 中 吉 ) あっ ち だ …。 なか|きち|||

( チヨバア ) 暁 だ か 大 蛇 丸 だ か 知ら ん が → |あかつき|||だい|へび|まる|||しら||

わし を 蘇ら せた こと を 後悔 さ せて やる ! ||よみがえら||||こうかい|||

ガチ で 死んだ ふり ~ を か まして し も うた が な 。 ||しんだ|||||||||

恥ずかし いわい 。 はずかし|

( 半 蔵 ) 集中 して いる 。 少し 黙れ 傀儡 ババア 。 はん|くら|しゅうちゅう|||すこし|だまれ|かいらい|

うる さいわい ! ビッグシュノーケル じ じい 。

( タンゴ ) もう 少し だ ! たんご||すこし|

この 距離 なら いける 。 口 寄せ の 術 ! |きょり|||くち|よせ||じゅつ

イブセ   やれ !

《 これ は 毒 霧 》 ||どく|きり

( ホヘト ) なんだ !?  うわ っ 。

ぐ あっ 。

う っ !

《 めん どくせ え から って 一気に 毒 か よ   クソッ 。 |||||いっきに|どく|||

毒 に は 耐性 が ある はずな のに 体 が しびれて きや がった 》 どく|||たいせい|||||からだ||||

( 足音 ) あしおと

( デイダラ ) 援軍 か ! おい ら なら ここ だ ぞ ! |えんぐん|||||||

追いついた ぞ 。 おいついた|

く そう !

半 蔵 殿 と   お 見受け する 。 はん|くら|しんがり|||みうけ|

拙者   侍 頭領 ミフネ と 申す 。 お手 合わせ 願い たい 。 せっしゃ|さむらい|とうりょう|||もうす|おて|あわせ|ねがい|

助かった …。 たすかった

遅く なった 。 大丈夫 か !? おそく||だいじょうぶ|

( カンクロウ ) 気 を 付けろ   敵 は 毒 を 使う 。 |き||つけろ|てき||どく||つかう

( オキスケ ) 俺 たち は マスク を 着けて いる 。 |おれ|||ますく||つけて|

これ は 毒 も 通さ ない 対   忍 用 に なって て な 。 ||どく||つう さ||たい|おし|よう||||

着けろ ! ( タンゴ ) すまない 。 つけろ|たんご|

解毒 だ !  すぐに 奇襲 部 隊員 を 医療 班 の ところ へ 運ぶ ぞ 。 げどく|||きしゅう|ぶ|たいいん||いりょう|はん||||はこぶ|

ミフネ 様 ! |さま

助太刀 無用 ! すけだち|むよう

斬ら れ たく なく ば わし の 間 に 入る な ! きら|||||||あいだ||はいる|

お前 が   ミフネ か …  なぜ   忍 に つく ? おまえ|||||おし||

時代遅れの 侍 を → じだいおくれの|さむらい|

貫き通して きた お前 らしく も ない な …。 つらぬきとおして||おまえ||||

もはや   忠 を 尽くす 主 なき 侍 が → |ただし||つくす|おも||さむらい|

忍 に くみする と は …。 おし||||

それ でも   侍 か !? ||さむらい|

忍 に くみした わけで は ない 。 おし|||||

我ら が 忠 を 尽くす もの は はるか 昔 より 同じ   ただ 一 つ …。 われら||ただし||つくす||||むかし||おなじ||ひと|

和 で ご ざる ! 和 だ と !? わ||||わ||

和 に 忠 を 尽くし 己 の 信念 の もと   動く ! わ||ただし||つくし|おのれ||しんねん|||うごく

( カブト ) フッフッフ … 戦場 が   だいぶ 動いて きた ね 。 ||せんじょう|||うごいて||

さて と …。

チヨバア !

死んだ フリ で は ない ぞ ! しんだ|||||

わかって る な   カンクロウ 。 どう でしょう …?

そんな こと より 半 蔵 は   毒 の 山椒 魚 を 操る ! |||はん|くら||どく||さんしょ|ぎょ||あやつる

昔 は   よう 戦った 仲 じゃ 。 むかし|||たたかった|なか|

だから   解毒 の 調合 リスト も 知って おる し → |げどく||ちょうごう|りすと||しって||

山椒 魚 は 体 内 に 毒 を 再生 して 溜 め る のに → さんしょ|ぎょ||からだ|うち||どく||さいせい||たま|||

5 分 は かかる の も 知って おる 。 ぶん|||||しって|

《 ババア め よけいな こと まで   ペラペラ と 》

イブセ   引っ込んで おれ ! |ひっこんで|

フン …  操ら れて いる と は いえ → ふん|あやつら|||||

わし は 今   あいつ ら と は 戦わ んで い られる ようじゃ 。 ||いま|||||たたかわ||||

ならば   半 蔵 殿 は …。 |はん|くら|しんがり|

わし が   もともと 誰 を 相手 に 戦って いた か → |||だれ||あいて||たたかって||

知って おろう ! しって|

忍 五 大国 相手 に   遠慮 など   ない ! おし|いつ|たいこく|あいて||えんりょ||

僕 は   行く よ 。 ぼく||いく|

来る ぞ ! くる|

硬い !?  ぐ わ っ …。 かたい|||

今 の を   よく かわした な 。 いま|||||

和 を 主 と し   中立 を 決め込んだ → わ||おも|||ちゅうりつ||きめこんだ

逃げ腰 の わりに は   やり おる 。 にげごし|||||

そう 睨む な 。 |にらむ|

かつて   わし も 和 を 目指し 五 大国 を まとめ → |||わ||まなざし|いつ|たいこく||

忍 の 世界 を 一 つ に しよう と した こと も あった 。 おし||せかい||ひと||||||||

そんな もの は ない と すぐに 悟った が な 。 ||||||さとった||

悟った ? さとった

戦い   戦い   戦い …。 たたかい|たたかい|たたかい

あと に は   何も 残ら ぬ … 死 だけ だ ! |||なにも|のこら||し||

和 に 忠 を 尽くす ? わ||ただし||つくす

フン   その 侍 が いまや   どう なった か → ふん||さむらい|||||

お前 が いちばん わかって いる はずだ 。 おまえ|||||

多く の 侍 が   忍 へ と 鞍替え し → おおく||さむらい||おし|||くらがえ|

流派 も   忍 へ と 流れた 。 りゅうは||おし|||ながれた

捕らえろ ! とらえろ

悪い が   体 が 勝手に 逃げ おる 。 わるい||からだ||かってに|にげ|

( 半 蔵 ) 侍 は   もはや 役目 を 終え → はん|くら|さむらい|||やくめ||おえ

和 へ の 忠 も なく   カネ で 融通 が 利き → わ|||ただし|||かね||ゆうずう||きき

強い 忍術 を 使う 忍 に → つよい|にんじゅつ||つかう|おし|

その 役目 を 取ってかわら れた 。 |やくめ||とってかわら|

だが   その 忍 さえ → ||おし|

淘汰 さ れ   死ねば 何も 残ら ぬ 。 とうた|||しねば|なにも|のこら|

この   わし の ように な 。 |||よう に|

それ は 違う 。  生死 の 問題 で は ない 。 ||ちがう|せいし||もんだい|||

和 の ため   己 の 命 を 削る こと に なろう が 構わ ぬ ! わ|||おのれ||いのち||けずる|||||かまわ|

己 を 突き動かす もの は   信念 ! おのれ||つきうごかす|||しんねん

貴 殿 は   信念 を 曲げた のだ 。 とうと|しんがり||しんねん||まげた|

侍 道 に おいて 人 は   刀 そのもの だ ! さむらい|どう|||じん||かたな|その もの|

人 も この 名 刀   黒澤 の ように 残って いく もの と する 。 じん|||な|かたな|くろさわ||よう に|のこって||||

人 と 刀 を 一緒に する な ! じん||かたな||いっしょに||

鉄 の 塊 に 何 を 見出せる と いう のだ ? くろがね||かたまり||なん||みいだせる|||

侍 の 切腹 も そう だ が → さむらい||せっぷく||||

なぜ   お前 ら 侍 は 自ら 命 を 削り   消えよう と する 。 |おまえ||さむらい||おのずから|いのち||けずり|きえよう||

だから 言って いる 。 信念 は 消え ぬ と 。 |いって||しんねん||きえ||

たわ言 は いい 。 たわごと||

きれいさっぱり わし が   お前 ら 侍 を 消して …。 |||おまえ||さむらい||けして

これ より 先 は 一切   忍術 は 出さ せ ぬ ! ||さき||いっさい|にんじゅつ||ださ||

噂 どおり の 居 合い の 達人 。 うわさ|||い|あい||たつじん

ミフネ に 忍術 が 効か ぬ と は こういう こと だった か 。 ||にんじゅつ||きか|||||||

印 を する 隙 を もらえ ぬ と は 。 いん|||すき|||||

それ に 先ほど の 鎖 鎌 の 二 段 → ||さきほど||くさり|かま||ふた|だん

この 手順   見抜いて いて も かわせた やつ は   今 まで おら ぬ 。 |てじゅん|みぬいて||||||いま|||

はるか 昔   名 も なき 頃 → |むかし|な|||ころ

貴 殿 と は 一 度   手 合わせ して いる 。 覚えて は いま い が 。 とうと|しんがり|||ひと|たび|て|あわせ|||おぼえて||||

ほう   なら なぜ 死んで い ない 。 |||しんで||

その 鎖 鎌 で 己 の 刀 を へし折ら れ → |くさり|かま||おのれ||かたな||へしおら|

頭 を やられた が どうにか 一命 は とりとめた 。 あたま|||||いちめい||

そう か   あの とき の 侍 か …。 |||||さむらい|

死んで い なかった と は 。 しんで||||

では   今度 こそ 消して やる 。 |こんど||けして|

残念だ が   それ は でき ぬ 。 ざんねんだ|||||

最初の 一 太刀 で あれほど 強かった 貴 殿 が なぜ やられ → さいしょの|ひと|たち|||つよかった|とうと|しんがり|||

殺さ れた の か わかった 。 ころさ||||

何 だ と   どういう こと だ ? なん|||||

貴 殿 ほど の 忍 が その こと に 気づか ない と は 。 とうと|しんがり|||おし|||||きづか|||

( ミフネ ) 自分 の 死に 様 も 覚えて おら ん の か 。 |じぶん||しに|さま||おぼえて||||

(( 半 蔵 : ぐ わ っ ! はん|くら|||

何 やつ だ …。 この わし を ここ まで …。 なん|||||||

( ペイン ) この 俺 の 顔 を 忘れた か ? ||おれ||かお||わすれた|

貴 様 は   暁   弥彦 ! とうと|さま||あかつき|やひこ

死んだ はずだ   どう なって いる !? しんだ||||

ダンゾウ と 手 を 組み   俺 たち を 裏切り → ||て||くみ|おれ|||うらぎり

ただ ひたすら   己 の 保身 を はかる 今 の あんた は クズ だ 。 ||おのれ||ほしん|||いま||||くず|

かつて は あなた を 尊敬 して いた 。 ||||そんけい||

だが   あなた は 変わった 。 |||かわった

貴 様   いったい 何者 だ !? なぜ   それ ほど の 力 を ! とうと|さま||なにもの||||||ちから|

そして   今や なぜ   この 俺 に 負ける の か → |いまや|||おれ||まける||

それ すら も わかって い ない と は …。

( ペイン ) 消えろ   半 蔵 。 ( 半 蔵 ) よせ !)) |きえろ|はん|くら|はん|くら|

《 半 蔵 : 何 だ と いう のだ   いったい 。 はん|くら|なん|||||

わし に 何 が 見えて い ない と いう のだ !?》 ||なん||みえて|||||

毒 を 食らい   死ね 。 お前 の ざ れ 言 は もう いい ! どく||くらい|しね|おまえ||||げん|||

何 !? なん

研ぎ 続けた 刀 は   名 刀 と なり → とぎ|つづけた|かたな||な|かたな||

受け継が れ   残って いく ! そして …。 うけつが||のこって||

信念 を 貫き   身 を 削り → しんねん||つらぬき|み||けずり

己 を 磨き 続けた 人 は → おのれ||みがき|つづけた|じん|

英雄 と なり 語り継が れ   残って いく 。 えいゆう|||かたりつが||のこって|

なぜ だ !? なぜ 今度 は   わし が 斬ら れる !? |||こんど||||きら|

《 刃 に   一切 の 汚れ が ない 。 は||いっさい||けがれ||

太刀 筋 が 速 すぎる の か ?》 たち|すじ||はや|||

信念 を 曲げ   身 を 削る こと を やめ → しんねん||まげ|み||けずる|||

己 を 磨く こと を あきらめた 貴 殿 の 技 に → おのれ||みがく||||とうと|しんがり||わざ|

かつて の 鋭 さ は ない ! ||するど|||

その せい で   刃 は 血 で 汚れ 錆び ついた   なまくらで ご ざる 。 |||は||ち||けがれ|さび||||

なまくらで は 残ら ぬ ! ||のこら|

人 は   刀 そのもの だ ! じん||かたな|その もの|

貴 殿 は   わし を 忘れて いた が 拙者 を 斬った 去り 際 に → とうと|しんがり||||わすれて|||せっしゃ||きった|さり|さい|

何と 言った かも 覚えて は い ない のだろう な 。 なんと|いった||おぼえて|||||

(( 半 蔵 : 山椒 魚 の 毒 だ 。 もちろん   鎌 に も 塗り つけて ある 。 はん|くら|さんしょ|ぎょ||どく|||かま|||ぬり||

安心 しろ 。  しびれ で   痛み は 麻痺 し 2 日 も あれば 死 に 至る 。 あんしん||||いたみ||まひ||ひ|||し||いたる

なぜ   俺 が   山椒 魚 の 半 蔵 と 恐れ られて いる か ? |おれ||さんしょ|ぎょ||はん|くら||おそれ|||

その 秘密 を 教えて やる 。 |ひみつ||おしえて|

冥土 の 土産 と いう やつ だ 。 めいど||みやげ||||

俺 の 里 で は   猛毒 を 持つ 黒山 椒魚 が  1 匹 いた 。 おれ||さと|||もうどく||もつ|くろやま|しょうさかな||ひき|

そい つ が 死んだ とき 子供 だった 俺 の 体 に → |||しんだ||こども||おれ||からだ|

毒 袋 が 埋め込ま れた 。 どく|ふくろ||うめこま|

ちょうど   ここ だ 。

毒 の 耐性 を 体 に 持た せた 毒 人間 に する ため に だ 。 どく||たいせい||からだ||もた||どく|にんげん|||||

俺 は   呼吸 だけ で   周り の 人間 に 毒 を かける こと が できる 。 おれ||こきゅう|||まわり||にんげん||どく|||||

ガキ の 頃 に 恐れ られた 俺 は → がき||ころ||おそれ||おれ|

周り の 安全 の ため   この マスク で の 口 呼吸 を 余儀なく さ れた 。 まわり||あんぜん||||ますく|||くち|こきゅう||よぎなく||

なら   なぜ 拙者 と の 戦い で それ を 外さ ぬ ? ||せっしゃ|||たたかい||||はずさ|

そう する こと も   多々 ある 。 ||||たた|

が   それ に は   リスク も あって な 。 ||||りすく|||

マスク に は   もう ひと つ の 役割 が ある 。 ますく|||||||やくわり||

毒 避け だ 。 どく|さけ|

戦い に より 俺 の 中 の 毒 袋 が 斬ら れ → たたかい|||おれ||なか||どく|ふくろ||きら|

毒 の 原液 が 体 外 へ 流れ出た 場合 → どく||げんえき||からだ|がい||ながれでた|ばあい

その 毒 液 が 気化 した ガス を 吸い込む と → |どく|えき||きか||がす||すいこむ|

耐性 の ある 俺 自身 で さえ → たいせい|||おれ|じしん||

その 強 すぎる 毒 で やられ 動け なく なる 。 |つよ||どく|||うごけ||

死 に は し ない が   スキ を 生じる 。 し||||||すき||しょうじる

お前 の ような 腕利き を 相手 に する とき は   なおさら だ 。 おまえ|||うできき||あいて||||||

スキ を 作る わけに は いか ぬ 。 すき||つくる||||

持って いた の は なまくらだった が な 。 もって||||||

人 は   刀 そのもの 。 じん||かたな|その もの

拙者 も なまくらだった と いう こと か 。 せっしゃ||||||

ひと つ 言って おく 。 ||いって|

人 が 終わる とき は 死ぬ とき で は ない 。 じん||おわる|||しぬ||||

信念 を なくした とき だ 。 しんねん||||

だからこそ   厄介で も ある 。 |やっかいで||

外見 から で は   判断 が つか ぬ 。 がいけん||||はんだん|||

お前 が   ここ で 死んだ と して も 決して   なまくらで は ない 。 おまえ||||しんだ||||けっして|||

なまくら と は 俺 の 名 に 怖気づき 逃げ → |||おれ||な||おじけづき|にげ

初め から 勝負 を 投げ捨てた お前 の 仲間 たち の こと を いう 。 はじめ||しょうぶ||なげすてた|おまえ||なかま|||||

さ …  山椒 魚 の 半 蔵 !? |さんしょ|ぎょ||はん|くら

逃げろ ! にげろ

( 半 蔵 ) お前 は   その 身 を 盾 に 皆 を 守ろう と した 。 はん|くら|おまえ|||み||たて||みな||まもろう||

お前 は   俺 が 英雄 と して 語り継ぐ 。 おまえ||おれ||えいゆう|||かたりつぐ

死 の 代わり に   名 を 名乗れ 。 し||かわり||な||なのれ

死 の 代わり と して 約束 を して くれ …。 し||かわり|||やくそく|||

さ ぁ   言え ! ||いえ

侍 の 仲間 に は   手 を 出す な 。 さむらい||なかま|||て||だす|

解毒 薬 だ 。 げどく|くすり|

人 に   信念 が   ある か どう か は → じん||しんねん||||||

外見 から で は 判断 が   つか ぬ と 言った な ? がいけん||||はんだん|||||いった|

戦って   わかる こと も ある 。 たたかって||||

お前 の ような やつ は   久しぶりだ 。 おまえ|||||ひさしぶりだ

今回 は   助けて やる 。 こんかい||たすけて|

ま ぁ   この 薬 を 飲んだ と して → |||くすり||のんだ||

死ぬ 可能 性 が ない わけで も ない が …。 しぬ|かのう|せい||||||

信念 を 貫く こと は 難しい 。 しんねん||つらぬく|||むずかしい

俺 に も   信念 が ある 。 おれ|||しんねん||

この世 に   平和 を もたらす こと だ 。 このよ||へいわ||||

お前 で   確かめて やる 。 おまえ||たしかめて|

この先   信念 を 抱いた まま 死ぬ か → このさき|しんねん||いだいた||しぬ|

それとも   生き長らえて 信念 を 捨てる こと に なる の か …)) |いきながらえて|しんねん||すてる|||||

確かめる はずの 貴 殿 が → たしかめる||とうと|しんがり|

本当に 信念 を 捨てて しまった の か ? ほんとうに|しんねん||すてて|||

それ は … 外見 から は   判断 が   つか ぬ もの だ 。 ||がいけん|||はんだん|||||

不死身の   わし を 止める 方法 なら ある 。 ふじみの|||とどめる|ほうほう||

かつて 説明 した な   ミフネ 。 |せつめい|||

お前 は 下がって   その スキ を 狙い わし を 封印 しろ 。 おまえ||さがって||すき||ねらい|||ふういん|

どうやら   お前 に は …。 ( オキスケ ) ミフネ 様 ! |おまえ|||||さま

やつ の 毒 が ! ( ミフネ ) わし なら   大丈夫だ 。 ||どく|||||だいじょうぶだ

この 毒 に は   耐性 が ある 。 |どく|||たいせい||

だが   ここ から は   そう は いか ん 。

お 主 たち も   拙者 と 一緒に 下がり 封印 の 準備 を しろ ! |おも|||せっしゃ||いっしょに|さがり|ふういん||じゅんび||

《 やはり な … 毒 から   生き延びた だけ は ある 》 ||どく||いきのびた|||

この 辺り で   様子 を 見る ! |あたり||ようす||みる

《 半 蔵 殿 …》 はん|くら|しんがり

ミフネ   貴 様 に …。 |とうと|さま|

《 わし の 信念 を 託す !》 ||しんねん||たくす

( オキスケ ) 切腹 !? 忍 が !? |せっぷく|おし|

《 僕 の 札 の 命令 に   反発 して る 。 ぼく||さつ||めいれい||はんぱつ||

自害 !?  ならば   ここ から → じがい|||

自動 的に 自我 の ない モード に 入る だけ だ 》 じどう|てきに|じが|||もーど||はいる||

ぐ ぉっ !

《 なぜ   動か ない !?》 |うごか|

隠れて   己 の 身 を 削る こと なく → かくれて|おのれ||み||けずる||

人 を   ただ   人形 の   ひと コマ の ように 操って いる 輩 。 じん|||にんぎょう|||こま||よう に|あやつって||やから

半 蔵 殿 は そんな 輩 に は 屈し なかった 。 はん|くら|しんがり|||やから|||くっし|

身 を 削り その 信念 を   取り戻した 貴 殿 は → み||けずり||しんねん||とりもどした|とうと|しんがり|

なまくらで は なかった ようで ご ざる 。

封印 ! はっ ! ふういん|

♪~

封印 さ れた か …。 ふういん|||

貴 殿 は   拙者 が 英雄 と して 語り継ぐ 。 とうと|しんがり||せっしゃ||えいゆう|||かたりつぐ

その 信念   しかと 見届けた 。 お 見事   半 蔵 殿 ! |しんねん||みとどけた||みごと|はん|くら|しんがり

ミフネ 様 。 |さま

半 蔵 殿 の 墓 は   ない と 聞く 。 はん|くら|しんがり||はか||||きく

どこ か   ふさわしい 場所 を 見つけて あげ ねば な 。 |||ばしょ||みつけて|||

さあ   いよいよ 始まり ます 。 楽しみで ワクワク して き ました 。 ||はじまり||たのしみで|わくわく|||

夏 に ふさわしく 今夜 は   私 たち 浴衣 で ございます 。 なつ|||こんや||わたくし||ゆかた||

皆さん   いかがでしょう か ? みなさん||

ありがとう ございます 。 いや ぁ   客席 → ||||きゃくせき

早くも 盛り上がって おり ます 。 はやくも|もりあがって||

そして   ステージ に は すでに 豪華な 歌手 の 皆さん が → |すてーじ||||ごうかな|かしゅ||みなさん|

勢ぞろい して いらっしゃい ます 。 せいぞろい|||

皆さん どうぞ よろしく お 願い いたし ます 。 みなさん||||ねがい||