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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン12 - 275 - 心の中の手紙

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 275 - 心 の 中 の 手紙

( チョウジ ) 我 秋 道 チョウジ は →

山中 奈良 両 一族 を 守り →

木 ノ 葉 の 里 を 守る ため いざ さなぎ から 蝶 へ と →

羽ばたか ん !

( アスマ ) お前 ら に は もう 何も 言う こと が ない 。

まさに 完璧な 猪 鹿 蝶 だった 。

( チョウジ / シカマル / いの ) ありがとう 。

僕 が この 戦場 を 終わら せる !

だから シカマル いの ! 協力 を 頼む よ !

( い の ) チョウジ … あんた と 今 まで いた けど →

これ まで で いちばん 説得 力 が ある わ ね !

( ナルト ) ハァ … ハァ …。

( キラービー ) さっき から うまく いって ない 。

注意 散漫 修業 放漫 。

実は さっき から 気 に なって る こと が あって 。

何 だ ? う ~ ん …。

さっき さ 九 尾 の チャクラ を 感じた 気 が した んだ 。

俺 以外 に 九 尾 の チャクラ を 持って る やつ なんて →

いる はず ねえ よ な 。

( キラービー ) 気のせい だ な 。

ここ は チャクラ を 中 から も 外 から も 遮断 !

九 尾 は お前 の 中 に いる だ ろ 。 悪い 冗談 !

( 八尾 ) ナルト の やつ 感づき はじめて る ぞ 。

ナルト 以外 で 九 尾 の チャクラ つ ったら 金銀 兄弟 だけ だ 。

だ と する と 大 蛇 丸 の 術 で 生き返った って こと だ な 。

しかし だ この 部屋 で なお チャクラ を 感じ取る 感知 力 だ 。

このまま ウソ は つきとおせ ん ぞ 。 どう する ? ビー 。

何 が ? ( 八尾 ) 何 が って !

お前 ちゃんと 作戦 聞いて なかった の か ?

ナルト を 外 に 出す なって !

頼り に して る ぞ 八 っつ あん !

( 八尾 ) どん だけ だ 。 った く …。

どこ ? トイレ 。

外 出て 左 の 入り口 に 入れ 。

( 八尾 ) バカ ! ナルト の やつ 外 へ 行く 気 だ ぞ ! ついて け !

あ …。

慌て ん な 。 本部 へ 連絡 だ 。

( エー ) 何 !? 九 尾 が 外 へ 行こう と して る だ と !

ビー の やつ は 何 を して いる ?

( マブイ ) そもそも ビー 様 は あまり 話 を 聞いて い ませ ん でした から 。

しかし 手 は 打って あり ます 。 綱 手 様 ご 命令 を 。

( 綱 手 ) うむ !

( シビ ) 止まれ ! ナルト 。

《 なんで 見張り が あんなに ?

やっぱり 何 か おかしい って ば よ 》

ナルト 悪い が ここ を 通す わけに は いか ない 。

おとなしく もと の 部屋 へ 戻れ 。

ああ 。 どうして シノ の おっちゃん が ここ に いる んだ よ ?

なんで 俺 を 見張って る んだ ?

いい から 戻れ ! そこ で 話 を して やる 。

それ なら 外 でも 話 は でき ん だ ろ !

( イルカ ) シビ さん 俺 が 話 を し ます 。

イ … イルカ 先生 !

なんで イルカ 先生 まで こんな 島 に ?

ハハ … この 島 で の 追加 任務 が 出た 。

俺 たち は その 応援 に 来た だけ だ 。

この 島 は 危険だ と 聞いて いる 。

なら なんで 外 に 出 られ ねえ んだ よ ?

今 ちょうど 未 確認 生物 が 出て →

そい つ を 確認 し なきゃ なら ない 。 なぜなら …。

俺 って ば 九 尾 の チャクラ を 感じた 。

それ と 関係 ある の か ?

《 チャクラ を 遮断 する この 中 で →

金 角 銀 角 の チャクラ を 感じた と いう の か ?

外 に 出す の は まずい 。 絶対 に 止め ねば 》

《 うまく ごまかせよ イルカ 》

ああ そうだ 。

九 尾 の チャクラ を もつ 生物 の ようだ 。

九 尾 以外 に も どうやら →

そんな の が ここ に いた みたいで な 。

お前 が 外 に 出て そい つ が お前 の 中 の 九 尾 と 共鳴 して →

暴れ だして は 困る 。

だから お前 は この 奥 に 隠れて いて ほしい んだ 。

ヤマト 隊長 が 帰って こ ねえ の は その せい か ?

そう だ 。 九 尾 の チャクラ は 木 遁 で 抑える の が 一 番 だ 。

お前 も わかる だろう 。

さあ 一緒に 奥 へ 行こう 。

(( モトイ : ビー さん は この 島 の 猛獣 たち の 頂点 に いて →

すべて 手なずけて いる ))

《 ビー の おっちゃん と 拳 を 交わした とき に 感じた 感触 …。

あれ は ウソ じゃ なかった 》

その 動物 が 暴れ ん なら 俺 が 抑える 。

自分 で 確かめ させて くれ って ば よ 。

ナルト を 外 へ 出す な ! ウス !

よし 影 真似 で しばった ぞ 。

なんだ これ は …。

《 仙人 モード で 感知 した な 》

なんで なんで こんな こと に なって んだ よ !?

戦争 だ 。 マダラ が しかけて きた 。

おい イルカ お前 !

シビ さん もう ウソ は やめ に し ませ ん か 。

ナルト は バカじゃ ない 。

正直に 話して 納得 して もらう しか あり ませ ん よ 。

仲間 の みんな が 戦って 苦しんで る のに →

なんで 俺 に 黙って 隠す 必要 が ある んだ !?

この 戦争 は お前 を 守る ため の 戦争 だ から だ !

( イルカ ) マダラ は 全 勢力 で の 戦い を しかけて きた 。

お前 の 中 の 九 尾 と キラービー さん の 中 の 八尾 を →

今度 こそ 奪取 する ため に な 。

八尾 と 九 尾 を とら れて しまえば →

敵 の 術 が 完成 し この世 の 終わり を 迎える 。

お前 を 守る こと が これ から の 未来 と →

みんな を 守る こと に なる 。

お前 を 守る ため に みんな 命がけ で 戦って いる 。

ナルト お前 は 己 と 戦え 。

ここ は 我慢 の とき だ 。

(( 長門 : 本当の 平和 など あり は し ない のだ !

俺 たち が 呪わ れた 世界 に 生きて いる かぎり →

そんな もの あり は し ない !

なら … なら 俺 が →

その 呪い を 解いて やる !

平和 って の が ある なら 俺 が それ を つかみ取って やる 。

俺 は あきらめ ねえ !

どんなに 痛 え こと が あって も 歩いて く 。

それ が ナルト だ !

戦い と は 双方 に 死 と →

傷 と 痛み を 伴わ せる もの だ 。

死に 意味 を 見出そう と する が →

ある の は 痛み と →

どこ に ぶつけて いい か わから ない →

憎しみ だけ 。

ゴミ の ような 死 と →

永久 に 続く 憎しみ と 癒え ない 痛み 。

それ が 戦争 だ 。

ナルト お前 が これ から →

立ち向かう こと に なって くる もの だ 。

俺 の 役目 は ここ まで の ようだ 。

ナルト … お前 だったら →

本当に …))

《 長門 お め え が 言って た こと は この こと だった んだ な 》

さ ぁ 戻ろう 。

この 戦争 は 全部 俺 1 人 で ケリ を つける !

憎しみ も 痛み も 全部 俺 が まとめて 引き受ける 。

俺 の 役目 だ !

話 を 聞いて なかった の か !

お前 の 中 に は 九 尾 が いる !

お前 だけ の 問題 じゃ ない んだ ナルト !

俺 を いちばん 最初に 認めて くれた 先生 が →

なんで 九 尾 の ことば っか 気 に して →

俺 を 信じて くれ ねえ んだ ! ダダ を こねる な !

俺 に とって お前 は な …!

(( ミズキ : フフフフ …。

親 の 敵 に 化けて まで あいつ を かばって なん に なる ?

あの 化け ギツネ が 力 を 利用 し ない わけ が ない 。

あいつ は お前 が 思って いる ような …。

あぁ 化け ギツネ なら な 。

けど ナルト は 違う 。

あいつ は … あいつ は この 俺 が 認めた →

優秀な 生徒 だ !

努力 家 で 一途で →

そのくせ 不器用で 誰 から も 認めて もらえ なくて …。

あいつ は もう 人 の 心 の 苦し み を 知っている 。

今 は もう 化け ギツネ じゃ ない !

あいつ は 木 ノ 葉 隠れ の 里 の →

うずまき ナルト だ !))

俺 に とって お前 は →

大切な 生徒 の 1 人 だ 。

そして 弟 の ように も 思って る 。

敵 の ボス は お前 を 全 勢力 を あげて 狙って くる 。

みすみす そんな 危ない 所 へ →

お前 を 行か せ たい と 思う わけ ないだ ろ 。

それ に お前 ばかり が 全部 背負い込む こと は ない んだ 。

俺 って ば もう 昔 と 違う 。 強く なった !

それ に その 額 当て を くれた の は イルカ 先生 だ ろ !

おい イルカ …。

ダメだ 。

えっ 。

それ でも お前 を 行か せる わけに は いか ない 。

先生 俺 って ば 強く なった って いった ろ 。

こんな 結 界 じゃ …。

はずさ れた ! 行か せ ん !

《 九 尾 チャクラ が 強 すぎる …。 奇 壊 蟲 で は 無理 か …》

テムイ ! この先 に いる 結 界 班 に ナルト が 向かった と 連絡 しろ 。

( テムイ ) は っ ! 他 は 先 に ナルト を 追う ! 行く ぞ !

《 なんで だ よ イルカ 先生 》

これ って …。

( イルカ )「 お前 の こと だ 。

すぐに 戦場 に 駆けつけよう と する だろう 。

覚悟 は 知っている 。

この 手紙 を 見て いる と いう こと は →

俺 は お前 を 止め られ なかった こと に なる 。

綱 手 様 から お前 を 雲隠れ の 隠れ 島 に →

足止め して おく 役 と して 任命 さ れた その とき から →

もしも の ため に この 手紙 を 前もって 用意 し と いたんだ 。

任命 さ れた の に 情けない よ な 。

もし そう なった とき うまく 渡せる か わから ない が →

どうしても 伝えて おき たい 言葉 が ある 。

行って しまった お前 に 俺 が 言える こと は →

たった ひと言 だけ だ 。

絶対 に 生きて 帰って 来い 」。

《 ごめん な ナルト 。 俺 は 弱い 。

兄貴 面して も いつも お前 を 守って やれ なかった 》

( 足音 )

行 っち まった か バカ 野郎 この 野郎 。

キラービー さん です ね 。

あなた に お 願い が あり ます 。

《 ん ? ど っか で 見た ような …。

曖昧 顔 が 覚え られ ねえ 毎回 》

ナルト を 守って やって ください 。

やり 方 が 違う 嘆願 。 拳 を 俺 に 向けろ 簡単 。

こう です か ?

了解 だ バカ 野郎 この 野郎 。

あんた だった か …。

え ?

いい の か よ 。 そんな 約束 しち まって 。

お前 は ナルト の 見張り 役 だ ぞ 本来 。

《 この 男 が 止め られ なかった ん なら →

誰 が 止めて も 無理 。 なぜなら …》

ナルト の 心 ん 中 に →

常に あんた が 見えた … あいつ の 心理 。

ナルト の 中 に … 俺 が …。

ナルト に 何 を した の か 知ら ねえ が →

どうやら あんた は ナルト に とっちゃ 特別 。

でも 俺 の ラップ は 軽蔑 。

ナルト は あんた から もらった もん 全部 →

自分 の 中 に きちんと 取って ある 今日 まで 。

あんた の 言葉 が ナルト を 守って きた 強力 。

( 八尾 ) 本当に ナルト を 追って 外 へ 出て 行く 気 か ?

まだ 修業 の 途中 だ バカ 野郎 この 野郎 !

雷 影 から あと で アイアンクロー だ ぞ 確実に !

実戦 で 教える ほう が 飲み込み が 早い ぜ バカ 野郎 !

近道 で 行く ぜ この 野郎 !

どういう こと だ 綱 手 !

九 尾 を 止め られて おら ん で は ない か !

《 イルカ の やつ …》

あと は 力 で 押さえる しか ない が →

結 界 班 は どう な んだ ?

外 に は 36 重 の 再生 結 界 を 張って あり ます 。

いくら 人 柱 力 と は いえ 無理です 。

安心 して ください …。

来 ました ナルト です !

我々 結 界 班 の やる べき とき が きた !

この ため に 血 の にじむ ような 辛 苦 を 乗り越え →

特別 多重 結 界 を 組み上げた のだ !

絶対 に 通す な !

本部 へ は 「 足止め 成功 」→

と しか 連絡 する つもり は な ~ い ! わかった か ぁ !?

うわ っ ! な っ !?

これ は !?

( キラービー ) そ っ から 先 は 結 界 。

2 人 で 破る ぞ 了解 !

ビー の おっちゃん !

( キラービー ) 俺 が 壊す バカ 野郎 !

ナルト は 俺 の 尾 獣 玉 を 押し込め この 野郎 !

おう !

なんで 八尾 の ビー さん まで !? なんだ と !?

( キラービー ) 次々 行く ぜ この 野郎 !

おら ぁ ~!

ダメだ …。 結 界 の 再生 が 間に合い ませ ん !

ぐ ぅ … このまま で は …。

班長 … 本部 へ の 連絡 は どのように ?

足止め 失敗 ! で … です よ ね 。

♪♪~

は ぁ ~!

て や ぁ ~!

くそ ぉ …。 ハァ ハァ …。

だって … 2 人 して 壊す んだ もん さ ぁ 。

そんな の 聞いて ないし さ ~。

は ぁ …。

( 開演 ブザー )

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり →

お 楽しみ ください 。

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 275 - 心 の 中 の 手紙 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|こころ||なか||てがみ Naruto Shippuden - Season 12 - 275 - Letters from the Heart NARUTO -나루토- 질풍전 - 시즌3 - 275 - 마음 속의 편지 火影忍者疾风传 - 第 12 季 - 275 - 心中的信

( チョウジ ) 我   秋 道 チョウジ は → |われ|あき|どう||

山中   奈良   両 一族 を 守り → さんちゅう|なら|りょう|いちぞく||まもり

木 ノ 葉 の 里 を 守る ため いざ   さなぎ から 蝶 へ と → き||は||さと||まもる|||||ちょう||

羽ばたか ん ! はばたか|

( アスマ ) お前 ら に は   もう 何も 言う こと が ない 。 |おまえ|||||なにも|いう|||

まさに   完璧な 猪 鹿 蝶 だった 。 |かんぺきな|いのしし|しか|ちょう|

( チョウジ / シカマル / いの ) ありがとう 。

僕 が   この 戦場 を 終わら せる ! ぼく|||せんじょう||おわら|

だから   シカマル   いの ! 協力 を 頼む よ ! |||きょうりょく||たのむ|

( い の ) チョウジ … あんた と   今 まで いた けど → |||||いま|||

これ まで で いちばん 説得 力 が ある わ ね ! ||||せっとく|ちから||||

( ナルト ) ハァ …  ハァ …。

( キラービー ) さっき から うまく いって ない 。

注意 散漫   修業 放漫 。 ちゅうい|さんまん|しゅぎょう|ほうまん

実は   さっき から 気 に なって る こと が あって 。 じつは|||き||||||

何 だ ? う ~ ん …。 なん|||

さっき さ   九 尾 の チャクラ を 感じた 気 が した んだ 。 ||ここの|お||||かんじた|き|||

俺 以外 に   九 尾 の チャクラ を 持って る やつ なんて → おれ|いがい||ここの|お||||もって|||

いる はず ねえ よ な 。

( キラービー ) 気のせい だ な 。 |きのせい||

ここ は   チャクラ を 中 から も 外 から も   遮断 ! ||||なか|||がい|||しゃだん

九 尾 は   お前 の 中 に いる だ ろ 。 悪い 冗談 ! ここの|お||おまえ||なか|||||わるい|じょうだん

( 八尾 ) ナルト の やつ 感づき はじめて る ぞ 。 やお||||かんづき|||

ナルト 以外 で   九 尾 の チャクラ つ ったら 金銀 兄弟 だけ だ 。 |いがい||ここの|お|||||きんぎん|きょうだい||

だ と する と   大 蛇 丸 の 術 で 生き返った って こと だ な 。 ||||だい|へび|まる||じゅつ||いきかえった||||

しかし だ   この 部屋 で   なお チャクラ を 感じ取る 感知 力 だ 。 |||へや|||||かんじとる|かんち|ちから|

このまま   ウソ は つきとおせ ん ぞ 。 どう する ?  ビー 。 |うそ|||||||

何 が ? ( 八尾 ) 何 が って ! なん||やお|なん||

お前   ちゃんと   作戦 聞いて なかった の か ? おまえ||さくせん|きいて|||

ナルト を 外 に 出す なって ! ||がい||だす|

頼り に して る ぞ   八 っつ あん ! たより|||||やっ||

( 八尾 ) どん だけ だ 。  った く …。 やお|||||

どこ ?  トイレ 。 |といれ

外 出て   左 の 入り口 に 入れ 。 がい|でて|ひだり||いりぐち||いれ

( 八尾 ) バカ ! ナルト の やつ 外 へ 行く 気 だ ぞ !  ついて け ! やお|ばか||||がい||いく|き||||

あ …。

慌て ん な 。  本部 へ 連絡 だ 。 あわて|||ほんぶ||れんらく|

( エー ) 何 !?  九 尾 が 外 へ 行こう と して る だ と ! |なん|ここの|お||がい||いこう|||||

ビー の やつ は   何 を して いる ? ||||なん|||

( マブイ ) そもそも   ビー 様 は   あまり 話 を 聞いて い ませ ん でした から 。 |||さま|||はなし||きいて|||||

しかし   手 は 打って あり ます 。 綱 手 様   ご 命令 を 。 |て||うって|||つな|て|さま||めいれい|

( 綱 手 ) うむ ! つな|て|

( シビ ) 止まれ !  ナルト 。 |とどまれ|

《 なんで   見張り が   あんなに ? |みはり||

やっぱり 何 か   おかしい って ば よ 》 |なん|||||

ナルト   悪い が ここ を 通す わけに は いか ない 。 |わるい||||とおす||||

おとなしく   もと の 部屋 へ 戻れ 。 |||へや||もどれ

ああ 。  どうして   シノ の おっちゃん が ここ に いる んだ よ ? ||しの||||||||

なんで   俺 を 見張って る んだ ? |おれ||みはって||

いい から 戻れ ! そこ で   話 を して やる 。 ||もどれ|||はなし|||

それ なら   外 でも 話 は でき ん だ ろ ! ||がい||はなし|||||

( イルカ ) シビ さん   俺 が 話 を し ます 。 いるか|||おれ||はなし|||

イ …  イルカ 先生 ! |いるか|せんせい

なんで   イルカ 先生 まで   こんな 島 に ? |いるか|せんせい|||しま|

ハハ …  この 島 で の   追加 任務 が 出た 。 ||しま|||ついか|にんむ||でた

俺 たち は   その 応援 に 来た だけ だ 。 おれ||||おうえん||きた||

この 島 は   危険だ と 聞いて いる 。 |しま||きけんだ||きいて|

なら   なんで 外 に 出 られ ねえ んだ よ ? ||がい||だ||||

今 ちょうど 未 確認 生物 が 出て → いま||み|かくにん|せいぶつ||でて

そい つ を 確認 し なきゃ なら ない 。 なぜなら …。 |||かくにん|||||

俺 って ば 九 尾 の チャクラ を 感じた 。 おれ|||ここの|お||||かんじた

それ と 関係 ある の か ? ||かんけい|||

《 チャクラ を 遮断 する この 中 で → ||しゃだん|||なか|

金 角   銀 角 の チャクラ を 感じた と いう の か ? きむ|かど|ぎん|かど||||かんじた||||

外 に 出す の は まずい 。 絶対 に 止め ねば 》 がい||だす||||ぜったい||とどめ|

《 うまく ごまかせよ   イルカ 》 ||いるか

ああ   そうだ 。 |そう だ

九 尾 の チャクラ を もつ 生物 の ようだ 。 ここの|お|||||せいぶつ||

九 尾 以外 に も   どうやら → ここの|お|いがい|||

そんな の が ここ に いた みたいで な 。

お前 が 外 に 出て   そい つ が お前 の 中 の 九 尾 と 共鳴 して → おまえ||がい||でて||||おまえ||なか||ここの|お||きょうめい|

暴れ だして は 困る 。 あばれ|||こまる

だから   お前 は この 奥 に 隠れて いて ほしい んだ 。 |おまえ|||おく||かくれて|||

ヤマト 隊長 が 帰って こ ねえ の は その せい か ? やまと|たいちょう||かえって|||||||

そう だ 。  九 尾 の チャクラ は 木 遁 で 抑える の が 一 番 だ 。 ||ここの|お||||き|とん||おさえる|||ひと|ばん|

お前 も わかる だろう 。 おまえ|||

さあ   一緒に 奥 へ 行こう 。 |いっしょに|おく||いこう

(( モトイ : ビー さん は   この 島 の 猛獣 たち の 頂点 に いて → |||||しま||もうじゅう|||ちょうてん||

すべて 手なずけて いる )) |てなずけて|

《 ビー の おっちゃん と 拳 を 交わした とき に 感じた 感触 …。 ||||けん||かわした|||かんじた|かんしょく

あれ は   ウソ じゃ なかった 》 ||うそ||

その 動物 が 暴れ ん なら 俺 が 抑える 。 |どうぶつ||あばれ|||おれ||おさえる

自分 で 確かめ させて くれ って ば よ 。 じぶん||たしかめ|さ せて||||

ナルト を 外 へ 出す な ! ウス ! ||がい||だす||

よし   影 真似 で しばった ぞ 。 |かげ|まね|||

なんだ これ は …。

《 仙人 モード で 感知 した な 》 せんにん|もーど||かんち||

なんで   なんで こんな こと に なって んだ よ !?

戦争 だ 。 マダラ が しかけて きた 。 せんそう||まだら|||

おい   イルカ お前 ! |いるか|おまえ

シビ さん もう   ウソ は やめ に し ませ ん か 。 |||うそ|||||||

ナルト は   バカじゃ ない 。 ||ばかじゃ|

正直に 話して 納得 して もらう しか あり ませ ん よ 。 しょうじきに|はなして|なっとく|||||||

仲間 の みんな が 戦って 苦しんで る のに → なかま||||たたかって|くるしんで||

なんで   俺 に 黙って 隠す 必要 が ある んだ !? |おれ||だまって|かくす|ひつよう|||

この 戦争 は お前 を 守る ため の 戦争 だ から だ ! |せんそう||おまえ||まもる|||せんそう|||

( イルカ ) マダラ は   全 勢力 で の 戦い を しかけて きた 。 いるか|まだら||ぜん|せいりょく|||たたかい|||

お前 の 中 の 九 尾 と キラービー さん の 中 の 八尾 を → おまえ||なか||ここの|お|||||なか||やお|

今度 こそ 奪取 する ため に な 。 こんど||だっしゅ||||

八尾 と 九 尾 を とら れて しまえば → やお||ここの|お||||

敵 の 術 が 完成 し この世 の 終わり を 迎える 。 てき||じゅつ||かんせい||このよ||おわり||むかえる

お前 を 守る こと が これ から の 未来 と → おまえ||まもる||||||みらい|

みんな を 守る こと に なる 。 ||まもる|||

お前 を 守る ため に みんな 命がけ で 戦って いる 。 おまえ||まもる||||いのちがけ||たたかって|

ナルト   お前 は 己 と 戦え 。 |おまえ||おのれ||たたかえ

ここ は 我慢 の とき だ 。 ||がまん|||

(( 長門 : 本当の 平和 など あり は し ない のだ ! ながと|ほんとうの|へいわ||||||

俺 たち が   呪わ れた 世界 に 生きて いる かぎり → おれ|||のろわ||せかい||いきて||

そんな もの   あり は し ない !

なら …  なら   俺 が → ||おれ|

その 呪い を   解いて やる ! |まじない||といて|

平和 って の が   ある なら 俺 が   それ を   つかみ取って やる 。 へいわ||||||おれ||||つかみとって|

俺 は   あきらめ ねえ ! おれ|||

どんなに 痛 え こと が   あって も 歩いて く 。 |つう||||||あるいて|

それ が   ナルト だ !

戦い と は   双方 に   死 と → たたかい|||そうほう||し|

傷 と 痛み を   伴わ せる もの だ 。 きず||いたみ||ともなわ|||

死に   意味 を 見出そう と する が → しに|いみ||みいだそう|||

ある の は   痛み と → |||いたみ|

どこ に ぶつけて いい か   わから ない →

憎しみ だけ 。 にくしみ|

ゴミ の ような 死 と → ごみ|||し|

永久 に 続く 憎しみ と 癒え ない 痛み 。 えいきゅう||つづく|にくしみ||いえ||いたみ

それ が   戦争 だ 。 ||せんそう|

ナルト   お前 が   これ から → |おまえ|||

立ち向かう こと に なって くる もの だ 。 たちむかう||||||

俺 の 役目 は   ここ まで の ようだ 。 おれ||やくめ|||||

ナルト …  お前 だったら → |おまえ|

本当に …)) ほんとうに

《 長門   お め え が 言って た こと は この こと だった んだ な 》 ながと|||||いって||||||||

さ ぁ   戻ろう 。 ||もどろう

この 戦争 は 全部   俺 1 人 で   ケリ を つける ! |せんそう||ぜんぶ|おれ|じん||||

憎しみ も 痛み も   全部 俺 が   まとめて 引き受ける 。 にくしみ||いたみ||ぜんぶ|おれ|||ひきうける

俺 の 役目 だ ! おれ||やくめ|

話 を 聞いて なかった の か ! はなし||きいて|||

お前 の 中 に は   九 尾 が いる ! おまえ||なか|||ここの|お||

お前 だけ の 問題 じゃ ない んだ ナルト ! おまえ|||もんだい||||

俺 を   いちばん 最初に 認めて くれた 先生 が → おれ|||さいしょに|みとめて||せんせい|

なんで 九 尾 の ことば っか 気 に して → |ここの|お||||き||

俺 を   信じて くれ ねえ んだ ! ダダ を   こねる な ! おれ||しんじて|||||||

俺 に とって   お前 は な …! おれ|||おまえ||

(( ミズキ : フフフフ …。

親 の 敵 に 化けて まで あいつ を   かばって   なん に なる ? おや||てき||ばけて|||||||

あの   化け ギツネ が 力 を 利用 し ない わけ が ない 。 |ばけ|||ちから||りよう|||||

あいつ は お前 が 思って いる ような …。 ||おまえ||おもって||

あぁ   化け ギツネ なら な 。 |ばけ|||

けど   ナルト は 違う 。 |||ちがう

あいつ は … あいつ は   この 俺 が 認めた → |||||おれ||みとめた

優秀な 生徒 だ ! ゆうしゅうな|せいと|

努力 家 で   一途で → どりょく|いえ||いちずで

そのくせ   不器用で 誰 から も 認めて もらえ なくて …。 |ぶきようで|だれ|||みとめて||

あいつ は   もう 人 の 心 の 苦し み を 知っている 。 |||じん||こころ||にがし|||しっている

今 は   もう   化け ギツネ じゃ ない ! いま|||ばけ|||

あいつ は   木 ノ 葉 隠れ の 里 の → ||き||は|かくれ||さと|

うずまき ナルト だ !))

俺 に とって   お前 は → おれ|||おまえ|

大切な 生徒 の 1 人 だ 。 たいせつな|せいと||じん|

そして   弟 の ように も 思って る 。 |おとうと||よう に||おもって|

敵 の ボス は   お前 を 全 勢力 を あげて 狙って くる 。 てき||ぼす||おまえ||ぜん|せいりょく|||ねらって|

みすみす   そんな 危ない 所 へ → ||あぶない|しょ|

お前 を 行か せ たい と 思う わけ ないだ ろ 。 おまえ||いか||||おもう|||

それ に   お前 ばかり が 全部   背負い込む こと は ない んだ 。 ||おまえ|||ぜんぶ|せおいこむ||||

俺 って ば   もう   昔 と 違う 。 強く なった ! おれ||||むかし||ちがう|つよく|

それ に   その 額 当て を くれた の は イルカ 先生 だ ろ ! |||がく|あて|||||いるか|せんせい||

おい   イルカ …。 |いるか

ダメだ 。 だめだ

えっ 。

それ でも   お前 を 行か せる わけに は いか ない 。 ||おまえ||いか|||||

先生   俺 って ば 強く なった って いった ろ 。 せんせい|おれ|||つよく||||

こんな 結 界 じゃ …。 |けつ|かい|

はずさ れた ! 行か せ ん ! ||いか||

《 九 尾 チャクラ が 強 すぎる …。 奇 壊 蟲 で は 無理 か …》 ここの|お|||つよ||き|こわ|むし|||むり|

テムイ !  この先 に いる 結 界 班 に ナルト が 向かった と 連絡 しろ 。 |このさき|||けつ|かい|はん||||むかった||れんらく|

( テムイ ) は っ ! 他 は 先 に ナルト を 追う !  行く ぞ ! |||た||さき||||おう|いく|

《 なんで だ よ   イルカ 先生 》 |||いるか|せんせい

これ って …。

( イルカ )「 お前 の こと だ 。 いるか|おまえ|||

すぐに 戦場 に 駆けつけよう と する だろう 。 |せんじょう||かけつけよう|||

覚悟 は 知っている 。 かくご||しっている

この 手紙 を 見て いる と いう こと は → |てがみ||みて|||||

俺 は お前 を 止め られ なかった こと に なる 。 おれ||おまえ||とどめ|||||

綱 手 様 から お前 を 雲隠れ の 隠れ 島 に → つな|て|さま||おまえ||くもがくれ||かくれ|しま|

足止め して おく 役 と して 任命 さ れた   その とき から → あしどめ|||やく|||にんめい|||||

もしも の ため に   この 手紙 を 前もって 用意 し と いたんだ 。 |||||てがみ||まえもって|ようい|||

任命 さ れた の に 情けない よ な 。 にんめい|||||なさけない||

もし   そう なった とき うまく 渡せる か   わから ない が → |||||わたせる||||

どうしても 伝えて おき たい 言葉 が ある 。 |つたえて|||ことば||

行って しまった お前 に 俺 が 言える こと は → おこなって||おまえ||おれ||いえる||

たった   ひと言 だけ だ 。 |ひとこと||

絶対 に   生きて 帰って 来い 」。 ぜったい||いきて|かえって|こい

《 ごめん な   ナルト 。  俺 は 弱い 。 |||おれ||よわい

兄貴 面して も   いつも お前 を 守って やれ なかった 》 あにき|めんして|||おまえ||まもって||

( 足音 ) あしおと

行 っち まった か   バカ 野郎   この 野郎 。 ぎょう||||ばか|やろう||やろう

キラービー さん です ね 。

あなた に   お 願い が あり ます 。 |||ねがい|||

《 ん ?  ど っか で 見た ような …。 ||||みた|

曖昧   顔 が 覚え られ ねえ   毎回 》 あいまい|かお||おぼえ|||まいかい

ナルト を 守って やって ください 。 ||まもって||

やり 方 が 違う   嘆願 。 拳 を 俺 に 向けろ   簡単 。 |かた||ちがう|たんがん|けん||おれ||むけろ|かんたん

こう です か ?

了解 だ   バカ 野郎   この 野郎 。 りょうかい||ばか|やろう||やろう

あんた だった か …。

え ?

いい の か よ 。 そんな 約束 しち まって 。 |||||やくそく||

お前 は ナルト の 見張り 役 だ ぞ   本来 。 おまえ||||みはり|やく|||ほんらい

《 この 男 が 止め られ なかった ん なら → |おとこ||とどめ||||

誰 が 止めて も 無理 。  なぜなら …》 だれ||とどめて||むり|

ナルト の 心 ん 中 に → ||こころ||なか|

常に   あんた が 見えた … あいつ の 心理 。 とわに|||みえた|||しんり

ナルト の 中 に …  俺 が …。 ||なか||おれ|

ナルト に 何 を した の か 知ら ねえ が → ||なん|||||しら||

どうやら   あんた は ナルト に とっちゃ 特別 。 ||||||とくべつ

でも   俺 の ラップ は 軽蔑 。 |おれ||らっぷ||けいべつ

ナルト は   あんた から もらった もん 全部 → ||||||ぜんぶ

自分 の 中 に   きちんと 取って ある 今日 まで 。 じぶん||なか|||とって||きょう|

あんた の 言葉 が ナルト を 守って きた   強力 。 ||ことば||||まもって||きょうりょく

( 八尾 ) 本当に   ナルト を 追って 外 へ 出て 行く 気 か ? やお|ほんとうに|||おって|がい||でて|いく|き|

まだ 修業 の 途中 だ バカ 野郎   この 野郎 ! |しゅぎょう||とちゅう||ばか|やろう||やろう

雷 影 から   あと で アイアンクロー だ ぞ   確実に ! かみなり|かげ|||||||かくじつに

実戦 で 教える ほう が 飲み込み が 早い ぜ   バカ 野郎 ! じっせん||おしえる|||のみこみ||はやい||ばか|やろう

近道 で 行く ぜ   この 野郎 ! ちかみち||いく|||やろう

どういう こと だ   綱 手 ! |||つな|て

九 尾 を 止め られて おら ん で は ない か ! ここの|お||とどめ|||||||

《 イルカ の やつ …》 いるか||

あと は 力 で 押さえる しか ない が → ||ちから||おさえる|||

結 界 班 は   どう な んだ ? けつ|かい|はん||||

外 に は  36 重 の 再生 結 界 を 張って あり ます 。 がい|||おも||さいせい|けつ|かい||はって||

いくら   人 柱 力 と は いえ   無理です 。 |じん|ちゅう|ちから||||むりです

安心 して ください …。 あんしん||

来 ました   ナルト です ! らい|||

我々   結 界 班 の やる べき とき が きた ! われわれ|けつ|かい|はん||||||

この ため に   血 の にじむ ような 辛 苦 を 乗り越え → |||ち||||しん|く||のりこえ

特別 多重 結 界 を 組み上げた のだ ! とくべつ|たじゅう|けつ|かい||くみあげた|

絶対 に 通す な ! ぜったい||とおす|

本部 へ は  「 足止め 成功 」→ ほんぶ|||あしどめ|せいこう

と しか   連絡 する つもり は な ~ い ! わかった か ぁ !? ||れんらく||||||||

うわ っ !  な っ !?

これ は !?

( キラービー ) そ っ から 先 は   結 界 。 ||||さき||けつ|かい

2 人 で 破る ぞ   了解 ! じん||やぶる||りょうかい

ビー の おっちゃん !

( キラービー ) 俺 が 壊す   バカ 野郎 ! |おれ||こわす|ばか|やろう

ナルト は   俺 の 尾 獣 玉 を 押し込め この 野郎 ! ||おれ||お|けだもの|たま||おしこめ||やろう

おう !

なんで   八尾 の ビー さん まで !? なんだ と !? |やお||||||

( キラービー ) 次々   行く ぜ   この 野郎 ! |つぎつぎ|いく|||やろう

おら ぁ ~!

ダメだ …。 結 界 の 再生 が   間に合い ませ ん ! だめだ|けつ|かい||さいせい||まにあい||

ぐ ぅ …  このまま で は …。

班長 … 本部 へ の 連絡 は   どのように ? はんちょう|ほんぶ|||れんらく||どのよう に

足止め 失敗 ! で …  です よ ね 。 あしどめ|しっぱい||||

♪♪~

は ぁ ~!

て や ぁ ~!

くそ ぉ …。 ハァ   ハァ …。

だって … 2 人 して 壊す んだ もん さ ぁ 。 |じん||こわす||||

そんな の 聞いて ないし さ ~。 ||きいて||

は ぁ …。

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

皆様   お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では   最後 まで   ご ゆっくり → |さいご|||

お 楽しみ ください 。 |たのしみ|

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 !  に っぽ ん の 歌 』。 もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた