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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン12 - 274 - 完璧な猪鹿蝶!!

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 274 - 完璧な 猪 鹿 蝶!!

僕 は 僕 は デブ じゃ ない 。

ポッチャリ 系 だ !

僕 は … 僕 は デブ じゃ ない 。

ポッチャリ 系 だ ~!

う お ぉ ~!

どうして だ ?

《 ダメだ チョウジ の やつ 完全に 戦意 喪失 して や がる 》

どうして だ チョウジ !

《 ダメ か !》

チョウジ よけろ ! チョウジ !

《 心 転身 で チョウジ に 入った な いの の やつ …》

危 ねえ 。

影 真似 ありがとう シカマル 。

いの …。

私 たち は アスマ 先生 と 一緒に →

十 班 と して 多く の 任務 を こなして きた 。

あんた の 気持 は わかる 。

( い の ) シカマル だって 私 だって 戦い は イヤに 決まって る 。

でも そんな アスマ 先生 を 知り尽くして いる →

私 たち だ から こそ 忍 連合 の リスク を 最小 限 に して 止め られる !

チョウジ 。

チョウジ あんた さ →

この 耳 の ピアス の 意味 忘れた わけじゃ ない でしょ !

( アスマ ) これ で 晴れて 第 十 班 は 全員 中 忍 だ 。

そして ここ で 俺 も お前 ら の 担当 から 外れる 。

これ から は お前 ら 一人ひとり が 隊長 に なり →

新たな チーム を 率いる こと に なる 。

この ピアス は 俺 から 中 忍 祝い の プレゼント だ 。

俺 たち が 第 十 班 の チーム だった こと を 忘れ ない ように な 。

そして この ピアス は →

お前たち 3 つ の 一族 に おいて 一人前 に なった 証し だ 。

この 耳 飾り の しきたり の こと は もう みんな わかって る な 。

なら 今 して いる リング ピアス を おのおの の 一族 に 渡して こい 。

その とき より お前たち は 一人前 の 忍 と して 認め られる 。

さあ 行って こい 。

《 一人前 の 忍 …》

僕 は … 僕 は …。

キャ ~!

火 遁 灰 積 焼 !

( シカマル ) いの チョウジ !

チョウザ さん !

う っ … う ぅ …。

おっちゃん 。

(( そう いや 玉 の あの 話 →

あれ が 誰 だ か 教えて やる 。

耳 貸せ 。

玉 って の は 木 ノ 葉 を 担う →

これ から の 子供 たち だ 。

今 … 紅 の お腹 の 中 に は →

俺 と 紅 の 子供 が いる 。

お前たち に … 俺 の 玉 を … 託す 。

チョウジ いいかげんに しろ !

俺 たち は もう 守ら れる ガキ じゃ ねえ はずだ ろ !

今 は 守る 側 だ 。 アスマ に 己 の 子供 を 殺さ せる 気 か !?

優し さ を はき違える な !

シカマル の 言う とおり ! 何の ため に その ピアス を つけて ん の !?

甘える な チョウジ !

お前 は 秋 道一 族 十六 代 目 だ ぞ !

《 秋 道一 族 …》

(( えっ と ね えっ と ね …。

あの 3 つ の マーク の いちばん 右 が 秋 道一 族 でしょ 。

他の は えっ と …。

( チョウザ ) 真ん中 が 奈良 一族 左 が 山中 一族 だ 。

希少 な 秘伝 忍術 を 扱う 3 つ の 一族 たち 。

昔 から 手 を 組み →

力 を 合わせて やってきた 特別な 関係 だ から な 。

ふ ~ ん 。

3 つ の 一族 は 承認 役 の 猿 飛 一族 から 耳 飾り が 託さ れ →

結束 を 強め 一族 を 守る ため →

その 耳 飾り に 代々 決まった 誓い を 立てる の が 習わし だ 。

これ でしょ ? 他の 一族 の 長 も つけて た よ ね 。

あぁ 穴 を 開けて 痛 そう 。

誓い を 忘れ ぬ よう それ を 常に 耳 に 言い聞かせる もの と して →

ピアス を する 。 お前 も いずれ 穴 を 開け なきゃ なら ない んだ ぞ 。

え ~ っ なんで ?

自分 の 子供 が 下 忍 に なった とき →

その 子供 が 中 忍 に なる まで の 間 自分 の ピアス を 渡す 。

己 の 誓い を この 耳 に とどめ させる ため の →

習わし だ これ も 。

僕 痛い の 嫌だ な …))

《 チョウジ …》

(( あいつ このまま で 大丈夫な の か なぁ 。

あいつ は 臆病 すぎる 。

ようやく 下 忍 に なった と いう のに 人 と 争う こと を 好ま ない 。

いずれ 任務 に 出れば 敵 と 相対し →

命 の 取り合い もし なければ なら な いって のに →

このまま じゃ 手 も 足 も 出せ ず やられて しまう かも しれ ない 。

なにより 中 忍 に なる こと さえ かなわ んだろう 。

あの 子 は 臆病 なんか じゃ あり ませ ん 。

優しい んです よ 。 忍 の 世界 で は 同じ こと よ 。

だったら 優し すぎれば いい じゃ ない です か 。

優し すぎれば ?

え ぇ あの 子 の 優し さ は →

あの 子 だけ の 唯一無二 の 武器 です よ 。

武器 …。

今 は まだ 小さい 。 臆病 と とら れて も しかたがない 。

いずれ あの 子 の 優し さ は 大きな もの と なる 。

その 優し さ を やがて 木 ノ 葉 が 必要 と する 時 が くる 。

だが それ に は 優し さ に 匹敵 する 強 さ が いる 。

厳し さ が いる 。

他者 の 痛 み を 知り 感じ 引き受け →

または 拒絶 し その うえ で 包み込む 優し さ 。

あの 子 に は その 資質 が ある 。

アスマ …。

これ から チョウジ は いろんな こと を 経験 して いく でしょう 。

忍 の 世界 だ 。 つらい こと が 多い はずです 。

でも その たび に あいつ は 強く なり 優しく なる はずです ))

チョウザ さん ! 早く こっち へ 来て ください !

すま ん ! 今 行く !

《 お前 に 本当の 優し さ が ある なら →

今 この 時 を おいて 他 にない じゃ ない か 。

それとも お前 は ただ の 臆病だった の か ?》

チョウジ ! もう いい !

♪~

(( わ ぁ !

♪~

( チョウザ ) お前 は 優しい 。 でも その 蝶 は →

ずっと お前 の 力 を 借りて 生き ねば なら ない の か ?

♪~

( チョウザ ) 今日 から お前 も 一人前 だ 。

今度 は お前 が その 新しい ピアス に 誓い を 宣言 し →

子供 へ 預け 守り 育てる 番 に なる 。

う ~ ん 。 なんだ ?

僕 結婚 できる かな ? なんて 顔 を して る !?

チョウジ お前 が アスマ に いつも →

何 が 足りない って 言わ れて る か わかって る な ?

父さん だって 結婚 できた んだ 。 自信 を 持て !

父さん の 時 みたいに いか ない かも 。

時代 が 違う し そう そう マニア は い ない から 。

さ ぁ チョウジ 宣言 の 時 だ 。 誓い の 言葉 は 知っている な ?

う … うん ))

(( 肉 弾 戦車 ! ゴロゴロゴロ … ド ~ ン !

何 人 たり と も この 最後 の ひと 口 は 渡さ ない !

こん だけ 食欲 が ありゃ もう 体 は 心配 ねえ な 。

これ 食い 終わったら 早速 修業 つきあって よ ね アスマ 先生 ))

(( 最後に … いの チョウジ シカマル →

お前たち に 言って おき たい こと が ある 。

チョウジ お前 は 仲間 思い の 優しい 男 だ 。

だからこそ 誰 より も 強い 忍 に なる 。

自分 に もっと 自信 を 持て 。

それ と … 少し ダイエット し ない と な 。

無理 かも しれ ない けど 頑張って みる ))

《 しぜんに … なんとなく 変わって いく んだ と 思って た 。

大人 に なって いけば しぜん と 心 も 体 も 強く なって いく と →

思って た のに …》

(( 戦争 が 始まる んだ ね 。

し 死者 と 戦う なんて … ど どう しよう →

僕 怖く なって きた 。 おい チョウジ →

ここ まで 来て 今更 泣き言 は なし だ ぜ 。

う うん …))

(( なんか 怖く なっちゃ った よ 。

ちょっと ! 男 の あんた たち が 弱腰に なら ないで よ !))

(( や っぱ … や っぱ 僕 に は 無理だ !

先生 を 殴り 倒す なんて こと で き っこ ない よ !

今 な んだ ! チョウジ !

お前 の 優し さ は わかって いる 。

だが 今 は 俺 を 倒す こと が 優し さ だ !

お前 の 優し さ を 力 に 変える とき は 今 な んだ !

今 な んだ よ チョウジ !))

《 誓い は ただ の 儀式 だ と 思って た 》

(( 我 ここ に 誓う 。

秋 道 16 代 目 当主 と して 15 代 目 より 託さ れ し 誓い を →

17 代 目 と なり ゆく 童 へ と 託す ))

いの ごめん よ 僕 は もう 大丈夫 。

変わって くれ 。

我 秋 道 チョウジ は 山中 ・ 奈良 両 一族 を 守り →

木 ノ 葉 の 里 を 守る ため いざ 蛹 から 蝶 へ と …))

羽ばたか ん !

チョウジ !

僕 は 変わら なきゃ いけない んだ 。

《 薬 も 使わ ず 羽 を 出し おった か チョウジ 》

チョウジ !

そう だ チョウジ 。

( アスマ ) そうだ その 顔 だ !

《 いの : チョウジ が 痩せて る !》

って こと は 昔 一 度 やった あの 薬 を …?

これ じゃ トンガラシ 丸薬 の 作用 と 同じ 大丈夫な の か !?

大丈夫だ 。 秋 道一 族 秘伝 カロリー コントロール を 使わ ず →

己 で やって みせた 。 つまり 薬 の 副 作用 は ない 。

蛹 の 殻 が 思った より 硬かった か ? チョウジ 。

さて こっか ら は 飛べる な ?

もちろん !

♪~

俺 は 上 へ 行く 。

チョウザ の おっちゃん 。

チョウジ が いつも 迷惑 かけて すまない 。

だが それ も これ で 終わり だ 。

あいつ は 今 秋 道 16 代 目 と して ふさわしい 男 に なった 。

アスマ は 俺 たち で やる ! そっち は 頼んだ ぜ おっちゃん !

来い !

弱ら せたら こっち へ 招き入れろ !

って よく 言う よ 。 偉 そうに 。

こっち から も 行く べきだ ろ !

うるさい !

封印 班 ね ! 勝手に 言って くれる !

シカマル ! 背中 !

おう ! いけ ! いの !

心 転 分身 の 術 !

♪~

《 次 は 俺 だ 》

影 縫 の 術 !

これ で は かわし よう が ない !

ナイス だ ! チョウジ !

《 アスマ : チョウジ … その 顔 だ 。

それ さえ ありゃ お前 は 誰 より も 強い 忍 だ 。

今 は 誰 より も 自信 満々 の いい 顔 して や がる 。

チョウジ !

俺 の 形見 で かた を つけて くれる と は な 。

感動 で 動け ねえ よ 。

影 真似 手 裏 剣 の 術 って んだ 。 動け ねえ の は その せい だ 。

よし ! あと は 俺 たち 封印 班 に 任せろ !

ちょっと 待って くれ 。

なんだ ? 最後 の 言葉 は 1 回 聞いて る 。

2 回 も 言わ れ っと 興ざめだ ぜ 。

なら あの とき 言え なかった 一言 を つけ加え させて くれ 。

お前 ら に は もう 何も 言う こと が ない 。

まさに 完璧な 猪 鹿 蝶 だった 。

♪~

先生 。

アスマ …。

アスマ 先生 …。

(3 人 ) ありがとう 。

う お ~ っ !!

♪~

何 だ ?

♪~

僕 が この 戦場 を 終わら せる !

だから シカマル いの 協力 を 頼む よ !

よ ~ し !

チョウジ あんた と 今 まで いた けど →

これ まで で いちばん 説得 力 が ある わ ね !

「 夏 祭り に っぽ ん の 歌 」。

『 木曜 8 時 の コンサート 夏 祭り に っぽ ん の 歌 パート 2』。

オープニング は 賑やかに この 曲 から スタート です 。

『 お祭り マンボ 』。


NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 12 - 274 - 完璧な 猪 鹿 蝶!! naruto||しっぷう|つたい|しーずん|かんぺきな|いのしし|しか|ちょう Naruto Shippuden - Season 12 - 274 - The Perfect Inoshika Butterfly! 火影忍者疾风传 - 第 12 季 - 274 - 完美的井野鹿町!!

僕 は   僕 は デブ じゃ ない 。 ぼく||ぼく||||

ポッチャリ 系 だ ! |けい|

僕 は …  僕 は デブ じゃ ない 。 ぼく||ぼく||||

ポッチャリ 系 だ ~! |けい|

う お ぉ ~!

どうして だ ?

《 ダメだ   チョウジ の やつ 完全に 戦意 喪失 して や がる 》 だめだ||||かんぜんに|せんい|そうしつ|||

どうして だ   チョウジ !

《 ダメ か !》 だめ|

チョウジ   よけろ ! チョウジ !

《 心 転身 で チョウジ に 入った な いの の やつ …》 こころ|てんしん||||はいった||||

危 ねえ 。 き|

影 真似 ありがとう   シカマル 。 かげ|まね||

いの …。

私 たち は   アスマ 先生 と 一緒に → わたくし||||せんせい||いっしょに

十 班 と して 多く の 任務 を こなして きた 。 じゅう|はん|||おおく||にんむ|||

あんた の 気持 は わかる 。 ||きもち||

( い の ) シカマル だって   私 だって 戦い は イヤに 決まって る 。 ||||わたくし||たたかい||いやに|きまって|

でも   そんな アスマ 先生 を 知り尽くして いる → |||せんせい||しりつくして|

私 たち だ から こそ   忍 連合 の リスク を 最小 限 に して 止め られる ! わたくし|||||おし|れんごう||りすく||さいしょう|げん|||とどめ|

チョウジ 。

チョウジ   あんた さ →

この 耳 の ピアス の 意味 忘れた わけじゃ ない でしょ ! |みみ||ぴあす||いみ|わすれた|||

( アスマ ) これ で   晴れて 第 十 班 は 全員   中 忍 だ 。 |||はれて|だい|じゅう|はん||ぜんいん|なか|おし|

そして   ここ で 俺 も お前 ら の 担当 から 外れる 。 |||おれ||おまえ|||たんとう||はずれる

これ から は お前 ら 一人ひとり が 隊長 に なり → |||おまえ||ひとりひとり||たいちょう||

新たな チーム を 率いる こと に なる 。 あらたな|ちーむ||ひきいる|||

この ピアス は 俺 から 中 忍 祝い の プレゼント だ 。 |ぴあす||おれ||なか|おし|いわい||ぷれぜんと|

俺 たち が 第 十 班 の チーム だった こと を 忘れ ない ように な 。 おれ|||だい|じゅう|はん||ちーむ||||わすれ||よう に|

そして   この ピアス は → ||ぴあす|

お前たち 3 つ の 一族 に おいて 一人前 に なった 証し だ 。 おまえたち|||いちぞく|||いちにんまえ|||しょうし|

この 耳 飾り の しきたり の こと は もう   みんな わかって る な 。 |みみ|かざり||||||||||

なら   今 して いる リング ピアス を おのおの の 一族 に 渡して こい 。 |いま|||りんぐ|ぴあす||||いちぞく||わたして|

その とき より   お前たち は 一人前 の 忍 と して 認め られる 。 |||おまえたち||いちにんまえ||おし|||みとめ|

さあ   行って こい 。 |おこなって|

《 一人前 の 忍 …》 いちにんまえ||おし

僕 は …  僕 は …。 ぼく||ぼく|

キャ ~!

火 遁   灰 積 焼 ! ひ|とん|はい|せき|や

( シカマル ) いの   チョウジ !

チョウザ さん !

う っ …  う ぅ …。

おっちゃん 。

(( そう いや   玉 の   あの 話 → ||たま|||はなし

あれ が 誰 だ か   教えて やる 。 ||だれ|||おしえて|

耳 貸せ 。 みみ|かせ

玉 って の は   木 ノ 葉 を 担う → たま||||き||は||になう

これ から の 子供 たち だ 。 |||こども||

今 …  紅 の   お腹 の 中 に は → いま|くれない||おなか||なか||

俺 と 紅 の 子供 が いる 。 おれ||くれない||こども||

お前たち に …  俺 の 玉 を …  託す 。 おまえたち||おれ||たま||たくす

チョウジ   いいかげんに しろ !

俺 たち は   もう 守ら れる ガキ じゃ ねえ はずだ ろ ! おれ||||まもら||がき||||

今 は 守る 側 だ 。 アスマ に 己 の 子供 を 殺さ せる 気 か !? いま||まもる|がわ||||おのれ||こども||ころさ||き|

優し さ を はき違える な ! やさし|||はきちがえる|

シカマル の 言う とおり !  何の ため に その ピアス を つけて ん の !? ||いう||なんの||||ぴあす||||

甘える な   チョウジ ! あまえる||

お前 は 秋 道一 族   十六 代 目 だ ぞ ! おまえ||あき|みちかず|ぞく|じゅうろく|だい|め||

《 秋 道一 族 …》 あき|みちかず|ぞく

(( えっ と ね   えっ と ね …。

あの 3 つ の マーク の   いちばん 右 が 秋 道一 族 でしょ 。 ||||||みぎ||あき|みちかず|ぞく|

他の は   えっ と …。 たの|||

( チョウザ ) 真ん中 が 奈良 一族 左 が 山中 一族 だ 。 |まんなか||なら|いちぞく|ひだり||さんちゅう|いちぞく|

希少 な 秘伝 忍術 を 扱う 3 つ の 一族 たち 。 きしょう||ひでん|にんじゅつ||あつかう|||いちぞく|

昔 から   手 を 組み → むかし||て||くみ

力 を 合わせて やってきた 特別な 関係 だ から な 。 ちから||あわせて||とくべつな|かんけい|||

ふ ~ ん 。

3 つ の 一族 は   承認 役 の 猿 飛 一族 から 耳 飾り が 託さ れ → ||いちぞく||しょうにん|やく||さる|と|いちぞく||みみ|かざり||たくさ|

結束 を 強め   一族 を 守る ため → けっそく||つよ め|いちぞく||まもる|

その 耳 飾り に 代々 決まった 誓い を 立てる の が 習わし だ 。 |みみ|かざり||だいだい|きまった|ちかい||たてる|||ならわし|

これ でしょ ? 他の 一族 の 長 も つけて た よ ね 。 ||たの|いちぞく||ちょう|||||

あぁ   穴 を 開けて 痛 そう 。 |あな||あけて|つう|

誓い を 忘れ ぬ よう   それ を 常に 耳 に 言い聞かせる もの と して → ちかい||わすれ|||||とわに|みみ||いいきかせる|||

ピアス を する 。  お前 も   いずれ 穴 を 開け なきゃ なら ない んだ ぞ 。 ぴあす|||おまえ|||あな||あけ|||||

え ~ っ   なんで ?

自分 の 子供 が 下 忍 に なった とき → じぶん||こども||した|おし|||

その 子供 が 中 忍 に なる まで の 間 自分 の ピアス を 渡す 。 |こども||なか|おし|||||あいだ|じぶん||ぴあす||わたす

己 の 誓い を この 耳 に   とどめ させる ため の → おのれ||ちかい|||みみ|||さ せる||

習わし だ   これ も 。 ならわし|||

僕   痛い の 嫌だ な …)) ぼく|いたい||いやだ|

《 チョウジ …》

(( あいつ このまま で 大丈夫な の か なぁ 。 |||だいじょうぶな|||

あいつ は 臆病 すぎる 。 ||おくびょう|

ようやく 下 忍 に なった と いう のに 人 と 争う こと を 好ま ない 。 |した|おし||||||じん||あらそう|||このま|

いずれ 任務 に 出れば   敵 と 相対し → |にんむ||でれば|てき||あいたいし

命 の 取り合い もし なければ なら な いって のに → いのち||とりあい||||||

このまま じゃ   手 も 足 も 出せ ず やられて しまう かも しれ ない 。 ||て||あし||だせ||||||

なにより   中 忍 に なる こと さえ かなわ んだろう 。 |なか|おし||||||

あの 子 は 臆病 なんか じゃ あり ませ ん 。 |こ||おくびょう|||||

優しい んです よ 。 忍 の 世界 で は 同じ こと よ 。 やさしい|ん です||おし||せかい|||おなじ||

だったら   優し すぎれば いい じゃ ない です か 。 |やさし||||||

優し すぎれば ? やさし|

え ぇ   あの 子 の 優し さ は → |||こ||やさし||

あの 子 だけ の 唯一無二 の 武器 です よ 。 |こ|||ゆいいつむに||ぶき||

武器 …。 ぶき

今 は   まだ 小さい 。 臆病 と とら れて も   しかたがない 。 いま|||ちいさい|おくびょう|||||

いずれ   あの 子 の 優し さ は 大きな もの と なる 。 ||こ||やさし|||おおきな|||

その 優し さ を   やがて 木 ノ 葉 が 必要 と する 時 が くる 。 |やさし||||き||は||ひつよう|||じ||

だが   それ に は 優し さ に 匹敵 する 強 さ が いる 。 ||||やさし|||ひってき||つよ|||

厳し さ が いる 。 きびし|||

他者 の 痛 み を 知り 感じ   引き受け → たしゃ||つう|||しり|かんじ|ひきうけ

または 拒絶 し その うえ で 包み込む 優し さ 。 |きょぜつ|||||つつみこむ|やさし|

あの 子 に は   その 資質 が ある 。 |こ||||ししつ||

アスマ …。

これ から   チョウジ は   いろんな こと を 経験 して いく でしょう 。 |||||||けいけん|||

忍 の 世界 だ 。 つらい こと が 多い はずです 。 おし||せかい|||||おおい|

でも   その たび に   あいつ は 強く なり   優しく なる はずです )) ||||||つよく||やさしく||

チョウザ さん ! 早く   こっち へ 来て ください ! ||はやく|||きて|

すま ん !  今   行く ! ||いま|いく

《 お前 に 本当の 優し さ が ある なら → おまえ||ほんとうの|やさし||||

今 この 時 を おいて 他 にない じゃ ない か 。 いま||じ|||た||||

それとも   お前 は ただ の 臆病だった の か ?》 |おまえ||||おくびょうだった||

チョウジ !  もう いい !

♪~

(( わ ぁ !

♪~

( チョウザ ) お前 は 優しい 。 でも   その 蝶 は → |おまえ||やさしい|||ちょう|

ずっと   お前 の 力 を 借りて 生き ねば なら ない の か ? |おまえ||ちから||かりて|いき|||||

♪~

( チョウザ ) 今日 から   お前 も 一人前 だ 。 |きょう||おまえ||いちにんまえ|

今度 は   お前 が その 新しい ピアス に 誓い を 宣言 し → こんど||おまえ|||あたらしい|ぴあす||ちかい||せんげん|

子供 へ 預け   守り 育てる 番 に なる 。 こども||あずけ|まもり|そだてる|ばん||

う ~ ん 。 なんだ ?

僕   結婚 できる かな ? なんて 顔 を して る !? ぼく|けっこん||||かお|||

チョウジ   お前 が   アスマ に いつも → |おまえ||||

何 が 足りない って 言わ れて る か わかって る な ? なん||たりない||いわ||||||

父さん だって 結婚 できた んだ 。 自信 を 持て ! とうさん||けっこん|||じしん||もて

父さん の 時 みたいに いか ない かも 。 とうさん||じ||||

時代 が 違う し そう そう   マニア は い ない から 。 じだい||ちがう||||まにあ||||

さ ぁ   チョウジ   宣言 の 時 だ 。 誓い の 言葉 は 知っている な ? |||せんげん||じ||ちかい||ことば||しっている|

う …  うん ))

(( 肉 弾 戦車 !  ゴロゴロゴロ …  ド ~ ン ! にく|たま|せんしゃ|||

何 人 たり と も この 最後 の ひと 口 は 渡さ ない ! なん|じん|||||さいご|||くち||わたさ|

こん だけ 食欲 が ありゃ もう 体 は 心配 ねえ な 。 ||しょくよく||||からだ||しんぱい||

これ 食い 終わったら   早速 修業 つきあって よ ね   アスマ 先生 )) |くい|おわったら|さっそく|しゅぎょう|||||せんせい

(( 最後に …  いの   チョウジ   シカマル → さいごに|||

お前たち に 言って おき たい こと が ある 。 おまえたち||いって|||||

チョウジ   お前 は 仲間 思い の 優しい 男 だ 。 |おまえ||なかま|おもい||やさしい|おとこ|

だからこそ 誰 より も 強い 忍 に なる 。 |だれ|||つよい|おし||

自分 に もっと   自信 を 持て 。 じぶん|||じしん||もて

それ と …  少し ダイエット し ない と な 。 ||すこし|だいえっと||||

無理 かも しれ ない けど 頑張って みる )) むり|||||がんばって|

《 しぜんに …  なんとなく 変わって いく んだ と 思って た 。 ||かわって||||おもって|

大人 に なって いけば   しぜん と 心 も 体 も 強く なって いく と → おとな||||||こころ||からだ||つよく|||

思って た のに …》 おもって||

(( 戦争 が   始まる んだ ね 。 せんそう||はじまる||

し   死者 と 戦う なんて … ど   どう しよう → |ししゃ||たたかう||||

僕   怖く なって きた 。 おい   チョウジ → ぼく|こわく||||

ここ まで 来て 今更   泣き言 は なし だ ぜ 。 ||きて|いまさら|なきごと||||

う   うん …))

(( なんか   怖く なっちゃ った よ 。 |こわく|||

ちょっと !  男 の あんた たち が 弱腰に なら ないで よ !)) |おとこ|||||よわごしに|||

(( や っぱ …  や っぱ 僕 に は 無理だ ! ||||ぼく|||むりだ

先生 を 殴り 倒す なんて こと で き っこ ない よ ! せんせい||なぐり|たおす|||||||

今 な んだ !  チョウジ ! いま|||

お前 の 優し さ は   わかって いる 。 おまえ||やさし||||

だが 今 は   俺 を 倒す こと が 優し さ だ ! |いま||おれ||たおす|||やさし||

お前 の 優し さ を 力 に 変える とき は 今 な んだ ! おまえ||やさし|||ちから||かえる|||いま||

今 な んだ よ   チョウジ !)) いま||||

《 誓い は   ただ の 儀式 だ と 思って た 》 ちかい||||ぎしき|||おもって|

(( 我   ここ に 誓う 。 われ|||ちかう

秋 道 16 代 目 当主 と して 15 代 目 より 託さ れ し 誓い を → あき|どう|だい|め|とうしゅ|||だい|め||たくさ|||ちかい|

17 代 目 と なり ゆく 童 へ と 託す )) だい|め||||わらべ|||たくす

いの   ごめん よ 僕 は   もう 大丈夫 。 |||ぼく|||だいじょうぶ

変わって くれ 。 かわって|

我   秋 道 チョウジ は 山中 ・ 奈良 両 一族 を 守り → われ|あき|どう|||さんちゅう|なら|りょう|いちぞく||まもり

木 ノ 葉 の 里 を 守る ため いざ   蛹 から 蝶 へ と …)) き||は||さと||まもる|||さなぎ||ちょう||

羽ばたか ん ! はばたか|

チョウジ !

僕 は   変わら なきゃ いけない んだ 。 ぼく||かわら|||

《 薬 も 使わ ず 羽 を 出し おった か   チョウジ 》 くすり||つかわ||はね||だし|||

チョウジ !

そう だ   チョウジ 。

( アスマ ) そうだ   その 顔 だ ! |そう だ||かお|

《 いの : チョウジ が 痩せて る !》 |||やせて|

って こと は   昔 一 度 やった あの 薬 を …? |||むかし|ひと|たび|||くすり|

これ じゃ   トンガラシ 丸薬 の 作用 と 同じ 大丈夫な の か !? |||がんやく||さよう||おなじ|だいじょうぶな||

大丈夫だ 。  秋 道一 族 秘伝 カロリー コントロール を 使わ ず → だいじょうぶだ|あき|みちかず|ぞく|ひでん|かろりー|こんとろーる||つかわ|

己 で やって みせた 。 つまり   薬 の 副 作用 は ない 。 おのれ|||||くすり||ふく|さよう||

蛹 の 殻 が   思った より 硬かった か ? チョウジ 。 さなぎ||から||おもった||かたかった||

さて   こっか ら は 飛べる な ? ||||とべる|

もちろん !

♪~

俺 は   上 へ 行く 。 おれ||うえ||いく

チョウザ の おっちゃん 。

チョウジ が   いつも 迷惑 かけて すまない 。 |||めいわく||

だが   それ も   これ で 終わり だ 。 |||||おわり|

あいつ は   今   秋 道 16 代 目 と して ふさわしい 男 に なった 。 ||いま|あき|どう|だい|め||||おとこ||

アスマ は   俺 たち で やる ! そっち は 頼んだ ぜ   おっちゃん ! ||おれ||||||たのんだ||

来い ! こい

弱ら せたら   こっち へ 招き入れろ ! よわら||||まねきいれろ

って   よく 言う よ 。  偉 そうに 。 ||いう||えら|そう に

こっち から も 行く べきだ ろ ! |||いく||

うるさい !

封印 班 ね !  勝手に 言って くれる ! ふういん|はん||かってに|いって|

シカマル !  背中 ! |せなか

おう !  いけ !  いの !

心 転 分身 の 術 ! こころ|てん|ぶんしん||じゅつ

♪~

《 次 は   俺 だ 》 つぎ||おれ|

影 縫 の 術 ! かげ|ぬ||じゅつ

これ で は   かわし よう が ない !

ナイス だ !  チョウジ !

《 アスマ :  チョウジ …  その 顔 だ 。 |||かお|

それ さえ ありゃ お前 は   誰 より も   強い 忍 だ 。 |||おまえ||だれ|||つよい|おし|

今 は   誰 より も 自信 満々 の   いい 顔   して や がる 。 いま||だれ|||じしん|まんまん|||かお|||

チョウジ !

俺 の 形見 で かた を つけて くれる と は な 。 おれ||かたみ||||||||

感動 で 動け ねえ よ 。 かんどう||うごけ||

影 真似 手 裏 剣 の 術 って んだ 。 動け ねえ の は   その せい だ 。 かげ|まね|て|うら|けん||じゅつ|||うごけ||||||

よし !  あと は   俺 たち 封印 班 に 任せろ ! |||おれ||ふういん|はん||まかせろ

ちょっと   待って くれ 。 |まって|

なんだ ? 最後 の 言葉 は  1 回 聞いて る 。 |さいご||ことば||かい|きいて|

2 回 も 言わ れ っと   興ざめだ ぜ 。 かい||いわ|||きょうざめだ|

なら   あの とき 言え なかった 一言 を   つけ加え させて くれ 。 |||いえ||いちげん||つけくわえ|さ せて|

お前 ら に は   もう 何も 言う こと が ない 。 おまえ|||||なにも|いう|||

まさに   完璧な 猪 鹿 蝶 だった 。 |かんぺきな|いのしし|しか|ちょう|

♪~

先生 。 せんせい

アスマ …。

アスマ 先生 …。 |せんせい

(3 人 ) ありがとう 。 じん|

う お ~ っ !!

♪~

何 だ ? なん|

♪~

僕 が   この 戦場 を 終わら せる ! ぼく|||せんじょう||おわら|

だから   シカマル   いの 協力 を 頼む よ ! |||きょうりょく||たのむ|

よ ~ し !

チョウジ あんた と   今 まで いた けど → |||いま|||

これ まで で いちばん 説得 力 が ある わ ね ! ||||せっとく|ちから||||

「 夏 祭り   に っぽ ん の 歌 」。 なつ|まつり|||||うた

『 木曜 8 時 の コンサート 夏 祭り   に っぽ ん の 歌   パート 2』。 もくよう|じ||こんさーと|なつ|まつり|||||うた|ぱーと

オープニング は 賑やかに この 曲 から スタート です 。 ||にぎやかに||きょく||すたーと|

『 お祭り マンボ 』。 おまつり|