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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン13 - 284 - 兜割! 通草野餌人

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 13 - 284 - 兜 割 ! 通 草野 餌 人

カカシ 隊長 !

( カカシ ) 敵 の 様子 は どう だ ?

敵 どころ か 生き物 の 気配 ひと つ あり ませ ん よ 。

完全に 沈黙 して い ます 。

( ガイ ) どういう こと だ ? ヤツ ら が あきらめる と も 思え ん が な 。

忍 の 戦い の 極意 は 心理 戦って ね 。

わざわざ 敵 に 同調 する の も シャク だ けど →

休める チャンス だ と 思う と しよう 。

各自 休息 を とって チャクラ の 回復 に つとめて くれ 。

ただし 見張り は 厳重に 。

半 と きご と の 偵察 も 引き続き 行う 。

いつ 戦闘 が 再開 さ れて も いい ように →

準備 は 忘れ ない ように 。 以上 解散 !

ガイ お前 も 少し 休め 。

この 俺 様 が この 状況 で →

のんびり 寝て い られる と 思って る の か ! えっ ?

気持 は わかる けど ね …。

カカシ 隊長 。 本部 から 例 の もの が 届き ました 。

うむ 。

(( 穢土 転生 … この 術 は 許せ ない 。

サイ ! 次 は お前 の 根 の 封印 術 を 使う !

俺 に 続け !

( サイ ) でも あの 術 は 僕 に は まだ !

ダンゾウ が お前 を かって いた の は 確かだ ろ 。

もう 感情 を 抑える 必要 は ない ))

や あ サイ 。 休んで いる ところ を すまない 。

いえ 。

本部 から これ が 届いた 。

キミ の 封印 術 に 必要な もの だ ろ ?

リー !

( リー ) あっ !

敵 で あり ます か ?

まだまだ やれ そうだ ね 。

は はい ! 碧 い 野獣 ロック ・ リー の 辞書 に は →

疲労 困憊 の 4 文字 は あり ませ ん !

キミ に は サイ の ボディー ガード を 頼み たい 。

封印 術 の 準備 中 は どうしても ガード が 甘く なる から ね 。

お 任せ ください !

この 命 に かけて も ハッ ! ハッ ! ハッ !

じゃ 頼む よ サイ 。

は はい 。

サイ 君 よろしく お 願い し ます 。

安心 して ください 。 どんな 敵 が やってこよう と →

サイ 君 に は 指 一 本 触れ させ は し ませ ん !

リー さん …。 サイ 君 !

僕 も ナルト 君 や サクラ さん を 相手 に する とき の ように →

呼び捨て か あだ名 で かまわ ないで す よ 。

しばらく 1 人 に して ほしい んです が 。

わかり ました 。 何 か あったら すぐに 呼んで ください 。

あの … 少し よろしい でしょう か ?

あぁ 何 だい ?

サイ 君 の 封印 術 に 関して →

もう 少し 詳しく お伺い して おき たい のです が 。

そう だ ね 。

どこ から 説明 しよう か な 。

彼 が 根 の 忍 だった の は キミ も 知っている だ ろ ?

恐らく きっかけ は キミ たち の 中 忍 試験 の とき に 起こった →

大 蛇 丸 の 襲撃 って と こか な 。

(( ダンゾウ : お前 に は この 封印 術 を →

習得 して もらわ ねば なら ん 。 はい 。

三 代 目 火影 は 希 代 の 術 者 だった 。

しかし 大 蛇 丸 が 穢土 転生 に より 復活 さ せた →

初代 と 二 代 目 の 火影 を →

屍 鬼 封 尽 で 封印 する しか なかった 。

自ら を 犠牲 に して な 。

事 を 有利に 運ぶ ため に も →

我ら 根 も 強力な 封印 術 を 手 に 入れる 必要 が ある 。

しかし 大 蛇 丸 ほど の 術 者 を 封印 する 術 を →

僕 が 会得 できる でしょう か ?

お前 なら な 。

忍 に は 感情 は 無用の もの と →

教え込んで きた な 。 はい 。

押さえ 込ま れた 感情 は 膨大な エネルギー と して →

心 の 底 に 溜め込ま れて いる 。

その 感情 エネルギー を 解放 する こと で →

封印 術 は 強大な もの へ と 姿 を 変える 。

心せよ 。

感情 の 解放 は お前 自身 が 負 の 感情 の 虜 に なって しまう →

危険 を ともなって いる こと を ))

交代 だ 。 ああ 。

どんな 様子 だ ? 変化 なし 。

ヤツ ら 現れ ない まま 朝 に な っち まった 。

静かな もん だ 。

嵐 の 前 って やつ か な 。

祭り の あと って ことに な ん ねえ かな ?

て … 敵 襲 だ !

来た か 。

( 爆発 音 )

こっち だ !

逃げた ?

( 悲鳴 )

くそ っ こっち か 。

おい … みんな どこ に ?

ぐ あっ !

ぐ あ ~!

いた ぞ こっち だ !

アイツ ら 追い詰めて も 戦う そぶり すら 見せ やしない 。

( カカシ ) この 戦場 で 敵 は 寡 兵 。

木々 に 紛れて ゲリラ 戦 を 主体 と して いる ようだ 。

目標 を 追って 勇んで 散り 散り に なった →

忍 連合 を 各 個 撃破 。

悔しい が 再 不 斬 を 破り →

勝ち気 が 出 すぎた ところ を 狙わ れた 。

どう する ? このまま だ と ジリ 貧 だ ぞ 。

一 度 態勢 を 立て直す 。

各 班 に 最低 3 班 以上 の 集団 行動 を 厳守 する ように →

伝令 を 頼む 。

ああ わかった 。 で お前 は ?

後方 の 部隊 が 心配だ 。

敵 が 俺 なら この 混乱 に 乗じて 支援 部隊 を 断つ 。

足止め や 封印 の 中核 を なす 後方 部隊 は →

穢土 転生 に 対抗 できる 肝 の 部隊 だ から な 。

ああ よく わから ん が そっち は 任せた 。

話 は 聞いた な ?

各 班 に 伝令 を 飛ばせ 。

敵 を 見つけて も 深追い は する な 。

なるべく 固まって こっち も 各 個 撃破 を 狙って いく 。

はい ! ( リー ) ガイ 先生 ! 遅く なり ました 。

おう ! ( カカシ ) サイ ! リー !

ちょうど いい 俺 に 続け 。 封印 の 準備 だ 。

はい 。 お 任せ ください !

これ 以上 ヤツ ら の 好きに は させ ない 。

サイ 君 キミ の 封印 術 の 準備 に は 時間 が かかる んです よ ね ?

なぜ それ を ?

実は あの あと カカシ さん から →

感情 エネルギー を 使う に は →

集中 に 時間 が かかる と 伺い ました 。

その 間 必ず 僕 が 守り ます 。

土 遁 土 流 壁 !

エンスイ さん 今 の うち に 影 縛り の 準備 を 。

( エンスイ ) わかった 。

( みんな ) うわ あ !

見つけた 。

もう 一 度 。

この 鈍 刀 ・ 兜 割 の 前 に →

防御 なんて 意味 ねえ んだ よ !

ぼ 防御 ライン を …。

どんな ガード も 俺 の 前 で は 無意味 。

まだ わか ん ねえ ようだ な ?

次 で 終わり だ 。

( カカシ ) まだ だ !

あれ は …。

カカシ 隊長 !

まだ 終わり と 思って もらっちゃ 困る な 。

サイ 君 始めて ください 。 ああ 。

サイ 君 の 封印 術 の お 手並み 拝見 さ せて いただき ます 。

(( ダンゾウ : 心せよ 感情 の 解放 は お前 自身 が →

負 の 感情 の 虜 に なって しまう 危険 を ともなって いる こと を ))

《 覚悟 は 決めた 。

しかし 小さい とき から →

感情 を 殺す ように と 育て られて きた 僕 に →

この 封印 術 の 会得 など 本当に 可能な のだろう か ?

なにより 感情 を 解放 する とき の この 恐怖 に →

打ち勝つ こと が できる のだろう か ?》

(( 己 が 負 の 感情 の 虜 に なった か 。

戻った か 。 ダンゾウ 様 これ は …。

お前 の 中 に 溜まり に 溜まった 負 の 感情 の 大き さ を 知り →

心して 修業 せよ 。

幼き 頃 より お前たち を 育てて きた の も →

この 術 の ため で も ある 。

己 の 感情 を 完全に コントロール して みせよ 。

負 の 感情 を 解放 した うえ で 制止 して みせる のだ ))

《 あの とき の 僕 は 感情 を 殺し きれ なかった 。

今 の 僕 が あの とき 以上 に 感情 を 殺す こと が できる の か ?

むしろ あの とき より ずっと …》

《 でも 僕 が やる しか ない んだ !》

まだ この 世にも 少し は 手ごたえ の ある ヤツ が いた ようだ な 。

いくら 忍 刀 七 人 衆 相手 と いって も →

簡単に 勝ち を 譲る 気 は ない んで ね 。

フッ … ほ ざ け !

《 やっかいな 目 を 持って や がる … だが !》

つば ぜ り 合い に 持ち込む だけ で こちら の 勝ち よ !

兜 割 を ガード する 方法 なんて ねえ の さ !

誰 が 守る って 言った ?

ガード が 甘い よ !

1 人 目 。

( 歓声 )

エンスイ ! はっ !

封印 の 準備 が 整う まで 影 縛り で コイツ を おさえて くれ 。

わかり ました 。

他の 者 は 前方 の 部隊 と 合流 だ 。 俺 に ついてこい !

行く ぞ !

影 縫い の 術 !

なるほど シカマル 君 と 同じ 秘伝 忍術 です ね 。

一時しのぎ さ 。 印 が 解ける だけ で 自由に しち まう 。

早い とこ ちゃん と した 封印 を 頼む ぜ 。

(( そんな …。

( シン ) 逃げろ 弟 よ 。 こんな 体 だ お前 に 勝ち目 は ない 。

シン 兄さん …。

兄さん しっかり して !))

(( カンクロウ : 黒 秘 技 山椒 魚 !

兄さん !))

サイ 君 。

《 大変だ と は 聞いて い ました が 本当に 苦し そうです ね 》

大丈夫です か ?

リー 来る ぞ !

爆遁 使い !

《 まずい !》

( エンスイ ) サイ !

封印 を 急いで くれ ! リー 1 人 で は 厳しい !

俺 も 援護 に まわり たい !

( リー ) 心配 ご 無用です !

暁 の ヤツ ら 許せ ませ ん !

死者 を 穢土 転生 で いたずらに 操って !

僕 は 本気で 怒って る んです 。

そんな 僕 が 負ける 理由 が ある でしょう か !?

いや あり ませ ん !

う お ~ っ !

《 なぜ だ リー の 怒り の 感情 から は 負 の 感情 が 伝わって こ ない 。

なぜ だ あの 怒り は 負 の 感情 から きて る もの じゃ ない の か ?》

( エンスイ ) ぐ わ っ !

《 まずい !》

よくも よくも 僕 の 仲間 を 傷つけて くれ ました ね !

(( 敵 が 動き出した ようです 。

僕たち も そろそろ 本隊 に 合流 し ましょう 。

サイ 君 僕 に できる こと なら なんでも 言って ください 。

精一杯 頑張ら せて もらい ます 。

友達 です から ))

《 そう か 。

リー の 怒り の 源 と なる 感情 は 仲間 を 思う 心 から 。

しかし そんな こと が この 僕 に いや 。

あの とき の 自分 と は 違う 。

今 の 僕 に は 仲間 たち が いる 。

そして 今 その 仲間 たち に 対して さまざまな 感情 が 生まれて いる 》

《 感情 を 解放 する こと で パワー が 上がる 封印 術 。

しかし その 感情 は 怒り や 悲しみ の →

負 の 感情 じゃ なくて も よかった んだ 》

ホワァチャー !

サイ 君 。

リー まだ キミ に は あだ名 を つけて なかった ね 。

この 戦争 が 終わる まで に 考えて おく よ 。

サイ 君 やって ください !

封印 術 虎 視 眈弾 !

《 よし 捕らえた 戻れ 》

《 どんな ガード も …》

あ ! 待て 深追い は する な 。

( リー ) サイ 君 。

( 開演 ブザー )

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』 2 時間 スペシャル 。

( 松丸 ) 今回 は ご覧 の 豪華 歌手 →


NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 13 - 284 - 兜 割 ! 通 草野 餌 人 naruto||しっぷう|つたい|しーずん|かぶと|わり|つう|くさの|えさ|じん Naruto Shippuden - Season 13 - 284 - Kabuto Warashi! Dori Kusano Baito 火影忍者疾风传 - 第 13 季 - 284 - Kabutowari! 德佐野拜托

カカシ 隊長 ! |たいちょう

( カカシ ) 敵 の 様子 は どう だ ? |てき||ようす|||

敵 どころ か   生き物 の 気配 ひと つ あり ませ ん よ 。 てき|||いきもの||けはい||||||

完全に 沈黙 して い ます 。 かんぜんに|ちんもく|||

( ガイ ) どういう こと だ ?  ヤツ ら が あきらめる と も 思え ん が な 。 ||||やつ||||||おもえ|||

忍 の 戦い の 極意 は 心理 戦って ね 。 おし||たたかい||ごくい||しんり|たたかって|

わざわざ 敵 に 同調 する の も シャク だ けど → |てき||どうちょう||||||

休める チャンス だ と 思う と しよう 。 やすめる|ちゃんす|||おもう||

各自 休息 を とって チャクラ の 回復 に つとめて くれ 。 かくじ|きゅうそく|||||かいふく|||

ただし   見張り は 厳重に 。 |みはり||げんじゅうに

半 と きご と の 偵察 も 引き続き 行う 。 はん|||||ていさつ||ひきつづき|おこなう

いつ 戦闘 が 再開 さ れて も いい ように → |せんとう||さいかい|||||よう に

準備 は   忘れ ない ように 。 以上   解散 ! じゅんび||わすれ||よう に|いじょう|かいさん

ガイ   お前 も 少し 休め 。 |おまえ||すこし|やすめ

この 俺 様 が   この 状況 で → |おれ|さま|||じょうきょう|

のんびり 寝て い られる と 思って る の か !  えっ ? |ねて||||おもって||||

気持 は わかる けど ね …。 きもち||||

カカシ 隊長 。 本部 から 例 の もの が 届き ました 。 |たいちょう|ほんぶ||れい||||とどき|

うむ 。

(( 穢土 転生 …  この 術 は 許せ ない 。 えど|てんせい||じゅつ||ゆるせ|

サイ !  次 は   お前 の 根 の 封印 術 を 使う ! さい|つぎ||おまえ||ね||ふういん|じゅつ||つかう

俺 に 続け ! おれ||つづけ

( サイ ) でも   あの 術 は   僕 に は   まだ ! さい|||じゅつ||ぼく|||

ダンゾウ が お前 を かって いた の は 確かだ ろ 。 ||おまえ||||||たしかだ|

もう 感情 を 抑える 必要 は ない )) |かんじょう||おさえる|ひつよう||

や あ   サイ 。 休んで いる ところ を すまない 。 ||さい|やすんで||||

いえ 。

本部 から   これ が 届いた 。 ほんぶ||||とどいた

キミ の 封印 術 に 必要な もの だ ろ ? きみ||ふういん|じゅつ||ひつような|||

リー !

( リー ) あっ !

敵 で あり ます か ? てき||||

まだまだ   やれ そうだ ね 。 ||そう だ|

は   はい ! 碧 い 野獣 ロック ・ リー の 辞書 に は → ||みどり||やじゅう|ろっく|||じしょ||

疲労 困憊 の 4 文字 は   あり ませ ん ! ひろう|こんぱい||もじ||||

キミ に は   サイ の ボディー ガード を 頼み たい 。 きみ|||さい||ぼでぃー|がーど||たのみ|

封印 術 の 準備 中 は どうしても ガード が 甘く なる から ね 。 ふういん|じゅつ||じゅんび|なか|||がーど||あまく|||

お 任せ ください ! |まかせ|

この 命 に かけて も   ハッ !  ハッ !  ハッ ! |いのち||||||

じゃ   頼む よ   サイ 。 |たのむ||さい

は   はい 。

サイ 君   よろしく お 願い し ます 。 さい|きみ|||ねがい||

安心 して ください 。 どんな 敵 が やってこよう と → あんしん||||てき|||

サイ 君 に は 指 一 本   触れ させ は し ませ ん ! さい|きみ|||ゆび|ひと|ほん|ふれ|さ せ||||

リー さん …。 サイ 君 ! ||さい|きみ

僕 も   ナルト 君 や サクラ さん を 相手 に する とき の ように → ぼく|||きみ||さくら|||あいて|||||よう に

呼び捨て か あだ名 で かまわ ないで す よ 。 よびすて||あだな|||||

しばらく 1 人 に して ほしい んです が 。 |じん||||ん です|

わかり ました 。  何 か あったら すぐに 呼んで ください 。 ||なん||||よんで|

あの … 少し   よろしい でしょう か ? |すこし|||

あぁ   何 だい ? |なん|

サイ 君 の 封印 術 に 関して → さい|きみ||ふういん|じゅつ||かんして

もう 少し 詳しく お伺い して おき たい のです が 。 |すこし|くわしく|おうかがい|||||

そう だ ね 。

どこ から 説明 しよう か な 。 ||せつめい|||

彼 が 根 の 忍 だった の は キミ も 知っている だ ろ ? かれ||ね||おし||||きみ||しっている||

恐らく   きっかけ は キミ たち の 中 忍 試験 の とき に 起こった → おそらく|||きみ|||なか|おし|しけん||||おこった

大 蛇 丸 の 襲撃 って と こか な 。 だい|へび|まる||しゅうげき||||

(( ダンゾウ : お前 に は   この 封印 術 を → |おまえ||||ふういん|じゅつ|

習得 して もらわ ねば なら ん 。 はい 。 しゅうとく||||||

三 代 目 火影 は 希 代 の 術 者 だった 。 みっ|だい|め|ほかげ||まれ|だい||じゅつ|もの|

しかし   大 蛇 丸 が 穢土 転生 に より 復活 さ せた → |だい|へび|まる||えど|てんせい|||ふっかつ||

初代 と 二 代 目 の 火影 を → しょだい||ふた|だい|め||ほかげ|

屍 鬼 封 尽 で 封印 する しか なかった 。 しかばね|おに|ふう|つく||ふういん|||

自ら を 犠牲 に して な 。 おのずから||ぎせい|||

事 を 有利に 運ぶ ため に も → こと||ゆうりに|はこぶ|||

我ら 根 も 強力な 封印 術 を 手 に 入れる 必要 が ある 。 われら|ね||きょうりょくな|ふういん|じゅつ||て||いれる|ひつよう||

しかし   大 蛇 丸 ほど の 術 者 を 封印 する 術 を → |だい|へび|まる|||じゅつ|もの||ふういん||じゅつ|

僕 が 会得 できる でしょう か ? ぼく||えとく|||

お前 なら な 。 おまえ||

忍 に は 感情 は 無用の もの と → おし|||かんじょう||むようの||

教え込んで きた な 。 はい 。 おしえこんで|||

押さえ 込ま れた 感情 は 膨大な エネルギー と して → おさえ|こま||かんじょう||ぼうだいな|えねるぎー||

心 の 底 に 溜め込ま れて いる 。 こころ||そこ||ためこま||

その 感情 エネルギー を 解放 する こと で → |かんじょう|えねるぎー||かいほう|||

封印 術 は 強大な もの へ と 姿 を 変える 。 ふういん|じゅつ||きょうだいな||||すがた||かえる

心せよ 。 こころせよ

感情 の 解放 は   お前 自身 が 負 の 感情 の 虜 に なって しまう → かんじょう||かいほう||おまえ|じしん||ふ||かんじょう||とりこ|||

危険 を ともなって いる こと を )) きけん|||||

交代 だ 。 ああ 。 こうたい||

どんな 様子 だ ? 変化 なし 。 |ようす||へんか|

ヤツ ら 現れ ない まま 朝 に な っち まった 。 やつ||あらわれ|||あさ||||

静かな もん だ 。 しずかな||

嵐 の 前 って やつ か な 。 あらし||ぜん||||

祭り の あと って ことに な ん ねえ かな ? まつり||||||||

て …  敵 襲 だ ! |てき|おそ|

来た か 。 きた|

( 爆発 音 ) ばくはつ|おと

こっち だ !

逃げた ? にげた

( 悲鳴 ) ひめい

くそ っ   こっち か 。

おい …  みんな   どこ に ?

ぐ あっ !

ぐ あ ~!

いた ぞ   こっち だ !

アイツ ら   追い詰めて も 戦う そぶり すら 見せ やしない 。 ||おいつめて||たたかう|||みせ|

( カカシ ) この 戦場 で 敵 は 寡 兵 。 ||せんじょう||てき||やもめ|つわもの

木々 に 紛れて ゲリラ 戦 を 主体 と して いる ようだ 。 きぎ||まぎれて|げりら|いくさ||しゅたい||||

目標 を 追って 勇んで 散り 散り に なった → もくひょう||おって|いさんで|ちり|ちり||

忍 連合 を 各 個 撃破 。 おし|れんごう||かく|こ|げきは

悔しい が   再 不 斬 を 破り → くやしい||さい|ふ|き||やぶり

勝ち気 が 出 すぎた ところ を 狙わ れた 。 かちき||だ||||ねらわ|

どう する ? このまま だ と ジリ 貧 だ ぞ 。 ||||||ひん||

一 度   態勢 を 立て直す 。 ひと|たび|たいせい||たてなおす

各 班 に 最低 3 班 以上 の 集団 行動 を 厳守 する ように → かく|はん||さいてい|はん|いじょう||しゅうだん|こうどう||げんしゅ||よう に

伝令 を 頼む 。 でんれい||たのむ

ああ   わかった 。  で   お前 は ? |||おまえ|

後方 の 部隊 が 心配だ 。 こうほう||ぶたい||しんぱいだ

敵 が 俺 なら   この 混乱 に 乗じて 支援 部隊 を 断つ 。 てき||おれ|||こんらん||じょうじて|しえん|ぶたい||たつ

足止め や 封印 の 中核 を なす 後方 部隊 は → あしどめ||ふういん||ちゅうかく|||こうほう|ぶたい|

穢土 転生 に 対抗 できる 肝 の 部隊 だ から な 。 えど|てんせい||たいこう||かん||ぶたい|||

ああ   よく わから ん が そっち は 任せた 。 |||||||まかせた

話 は 聞いた な ? はなし||きいた|

各 班 に 伝令 を 飛ばせ 。 かく|はん||でんれい||とばせ

敵 を 見つけて も 深追い は する な 。 てき||みつけて||ふかおい|||

なるべく 固まって こっち も 各 個 撃破 を 狙って いく 。 |かたまって|||かく|こ|げきは||ねらって|

はい ! ( リー ) ガイ 先生 !  遅く なり ました 。 |||せんせい|おそく||

おう ! ( カカシ ) サイ !  リー ! ||さい|

ちょうど いい   俺 に 続け 。 封印 の 準備 だ 。 ||おれ||つづけ|ふういん||じゅんび|

はい 。 お 任せ ください ! ||まかせ|

これ 以上 ヤツ ら の 好きに は させ ない 。 |いじょう|やつ|||すきに||さ せ|

サイ 君   キミ の 封印 術 の 準備 に は 時間 が かかる んです よ ね ? さい|きみ|きみ||ふういん|じゅつ||じゅんび|||じかん|||ん です||

なぜ   それ を ?

実は あの あと   カカシ さん から → じつは|||||

感情 エネルギー を 使う に は → かんじょう|えねるぎー||つかう||

集中 に 時間 が かかる と 伺い ました 。 しゅうちゅう||じかん||||うかがい|

その 間   必ず 僕 が 守り ます 。 |あいだ|かならず|ぼく||まもり|

土 遁   土 流 壁 ! つち|とん|つち|りゅう|かべ

エンスイ さん 今 の うち に 影 縛り の 準備 を 。 ||いま||||かげ|しばり||じゅんび|

( エンスイ ) わかった 。

( みんな ) うわ あ !

見つけた 。 みつけた

もう 一 度 。 |ひと|たび

この 鈍 刀 ・ 兜 割 の 前 に → |どん|かたな|かぶと|わり||ぜん|

防御 なんて 意味 ねえ んだ よ ! ぼうぎょ||いみ|||

ぼ   防御 ライン を …。 |ぼうぎょ|らいん|

どんな ガード も 俺 の 前 で は 無意味 。 |がーど||おれ||ぜん|||むいみ

まだ わか ん ねえ ようだ な ?

次 で 終わり だ 。 つぎ||おわり|

( カカシ ) まだ だ !

あれ は …。

カカシ 隊長 ! |たいちょう

まだ 終わり と 思って もらっちゃ 困る な 。 |おわり||おもって||こまる|

サイ 君   始めて ください 。 ああ 。 さい|きみ|はじめて||

サイ 君 の 封印 術 の お 手並み 拝見 さ せて いただき ます 。 さい|きみ||ふういん|じゅつ|||てなみ|はいけん||||

(( ダンゾウ : 心せよ   感情 の 解放 は お前 自身 が → |こころせよ|かんじょう||かいほう||おまえ|じしん|

負 の 感情 の 虜 に なって しまう 危険 を ともなって いる こと を )) ふ||かんじょう||とりこ||||きけん|||||

《 覚悟 は 決めた 。 かくご||きめた

しかし   小さい とき から → |ちいさい||

感情 を 殺す ように と 育て られて きた 僕 に → かんじょう||ころす|よう に||そだて|||ぼく|

この 封印 術 の 会得 など 本当に 可能な のだろう か ? |ふういん|じゅつ||えとく||ほんとうに|かのうな||

なにより 感情 を 解放 する とき の この 恐怖 に → |かんじょう||かいほう|||||きょうふ|

打ち勝つ こと が できる のだろう か ?》 うちかつ|||||

(( 己 が 負 の 感情 の 虜 に なった か 。 おのれ||ふ||かんじょう||とりこ|||

戻った か 。 ダンゾウ 様   これ は …。 もどった|||さま||

お前 の 中 に 溜まり に 溜まった 負 の 感情 の 大き さ を 知り → おまえ||なか||たまり||たまった|ふ||かんじょう||おおき|||しり

心して 修業 せよ 。 こころして|しゅぎょう|

幼き 頃 より お前たち を 育てて きた の も → おさなき|ころ||おまえたち||そだてて|||

この 術 の ため で も ある 。 |じゅつ|||||

己 の 感情 を 完全に コントロール して みせよ 。 おのれ||かんじょう||かんぜんに|こんとろーる||

負 の 感情 を 解放 した うえ で 制止 して みせる のだ )) ふ||かんじょう||かいほう||||せいし|||

《 あの とき の 僕 は 感情 を 殺し きれ なかった 。 |||ぼく||かんじょう||ころし||

今 の 僕 が   あの とき 以上 に 感情 を 殺す こと が できる の か ? いま||ぼく||||いじょう||かんじょう||ころす|||||

むしろ   あの とき より   ずっと …》

《 でも   僕 が やる しか ない んだ !》 |ぼく|||||

まだ   この 世にも 少し は 手ごたえ の ある ヤツ が いた ようだ な 。 ||よにも|すこし||てごたえ|||やつ||||

いくら 忍 刀 七 人 衆 相手 と いって も → |おし|かたな|なな|じん|しゅう|あいて|||

簡単に 勝ち を 譲る 気 は ない んで ね 。 かんたんに|かち||ゆずる|き||||

フッ …  ほ ざ け !

《 やっかいな 目 を 持って や がる …  だが !》 |め||もって|||

つば ぜ り 合い に 持ち込む だけ で こちら の 勝ち よ ! |||あい||もちこむ|||||かち|

兜 割 を ガード する 方法 なんて ねえ の さ ! かぶと|わり||がーど||ほうほう||||

誰 が 守る って 言った ? だれ||まもる||いった

ガード が 甘い よ ! がーど||あまい|

1 人 目 。 じん|め

( 歓声 ) かんせい

エンスイ ! はっ !

封印 の 準備 が 整う まで 影 縛り で   コイツ を おさえて くれ 。 ふういん||じゅんび||ととのう||かげ|しばり|||||

わかり ました 。

他の 者 は   前方 の 部隊 と 合流 だ 。 俺 に ついてこい ! たの|もの||ぜんぽう||ぶたい||ごうりゅう||おれ||

行く ぞ ! いく|

影 縫い の 術 ! かげ|ぬい||じゅつ

なるほど   シカマル 君 と 同じ 秘伝 忍術 です ね 。 ||きみ||おなじ|ひでん|にんじゅつ||

一時しのぎ さ 。  印 が 解ける だけ で 自由に しち まう 。 いちじしのぎ||いん||とける|||じゆうに||

早い とこ ちゃん と した 封印 を 頼む ぜ 。 はやい|||||ふういん||たのむ|

(( そんな …。

( シン ) 逃げろ   弟 よ 。 こんな 体 だ   お前 に 勝ち目 は ない 。 |にげろ|おとうと|||からだ||おまえ||かちめ||

シン 兄さん …。 |にいさん

兄さん   しっかり して !)) にいさん||

(( カンクロウ : 黒 秘 技   山椒 魚 ! |くろ|ひ|わざ|さんしょ|ぎょ

兄さん !)) にいさん

サイ 君 。 さい|きみ

《 大変だ と は 聞いて い ました が 本当に 苦し そうです ね 》 たいへんだ|||きいて||||ほんとうに|にがし|そう です|

大丈夫です か ? だいじょうぶです|

リー   来る ぞ ! |くる|

爆遁 使い ! ばくとん|つかい

《 まずい !》

( エンスイ ) サイ ! |さい

封印 を 急いで くれ ! リー 1 人 で は 厳しい ! ふういん||いそいで|||じん|||きびしい

俺 も 援護 に まわり たい ! おれ||えんご|||

( リー ) 心配 ご 無用です ! |しんぱい||むようです

暁 の ヤツ ら   許せ ませ ん ! あかつき||やつ||ゆるせ||

死者 を 穢土 転生 で いたずらに 操って ! ししゃ||えど|てんせい|||あやつって

僕 は 本気で 怒って る んです 。 ぼく||ほんきで|いかって||ん です

そんな 僕 が 負ける 理由 が ある でしょう か !? |ぼく||まける|りゆう||||

いや   あり ませ ん !

う お ~ っ !

《 なぜ だ   リー の 怒り の 感情 から は 負 の 感情 が 伝わって こ ない 。 ||||いかり||かんじょう|||ふ||かんじょう||つたわって||

なぜ だ   あの 怒り は 負 の 感情 から きて る もの じゃ ない の か ?》 |||いかり||ふ||かんじょう||||||||

( エンスイ ) ぐ わ っ !

《 まずい !》

よくも   よくも 僕 の 仲間 を 傷つけて くれ ました ね ! ||ぼく||なかま||きずつけて|||

(( 敵 が 動き出した ようです 。 てき||うごきだした|

僕たち も そろそろ 本隊 に 合流 し ましょう 。 ぼくたち|||ほんたい||ごうりゅう||

サイ 君   僕 に できる こと なら なんでも 言って ください 。 さい|きみ|ぼく||||||いって|

精一杯   頑張ら せて もらい ます 。 せいいっぱい|がんばら|||

友達 です から )) ともだち||

《 そう か 。

リー の 怒り の 源 と なる 感情 は 仲間 を 思う 心 から 。 ||いかり||げん|||かんじょう||なかま||おもう|こころ|

しかし   そんな こと が この 僕 に   いや 。 |||||ぼく||

あの とき の 自分 と は 違う 。 |||じぶん|||ちがう

今 の 僕 に は 仲間 たち が いる 。 いま||ぼく|||なかま|||

そして 今   その 仲間 たち に 対して さまざまな 感情 が 生まれて いる 》 |いま||なかま|||たいして||かんじょう||うまれて|

《 感情 を 解放 する こと で パワー が 上がる 封印 術 。 かんじょう||かいほう||||ぱわー||あがる|ふういん|じゅつ

しかし   その 感情 は 怒り や 悲しみ の → ||かんじょう||いかり||かなしみ|

負 の 感情 じゃ なくて も よかった んだ 》 ふ||かんじょう|||||

ホワァチャー !

サイ 君 。 さい|きみ

リー   まだ キミ に は あだ名 を つけて なかった ね 。 ||きみ|||あだな||||

この 戦争 が 終わる まで に 考えて おく よ 。 |せんそう||おわる|||かんがえて||

サイ 君   やって ください ! さい|きみ||

封印 術   虎 視 眈弾 ! ふういん|じゅつ|とら|し|たんだん

《 よし   捕らえた   戻れ 》 |とらえた|もどれ

《 どんな ガード も …》 |がーど|

あ ! 待て   深追い は する な 。 |まて|ふかおい|||

( リー ) サイ 君 。 |さい|きみ

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

皆様   お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。 |さいご||||おたのしみ|

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート   名曲 ! に っぽ ん の 歌 』 2 時間 スペシャル 。 みやもと|もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた|じかん|すぺしゃる

( 松丸 ) 今回 は   ご覧 の 豪華 歌手 → まつまる|こんかい||ごらん||ごうか|かしゅ