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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン13 - 285 - 灼遁使い! 砂隠れのパクラ

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 13 - 285 - 灼遁 使い ! 砂 隠れ の パクラ

( 四 代 目 風 影 ) 岩 隠れ の 陰謀 は 阻止 した 。

我が 里 の 勝利 へ と また 一 歩 近づいた 。

今回 の 作戦 の 成功 は この 者 の 活躍 あって こそ 。

灼遁 の パクラ は 砂 隠れ の 英雄 だ 。

( 歓声 )

( マキ ) 先生 !

( パクラ ) マキ か どうした ?

( マキ ) 修業 を お 願い し ます 。

こっち は 任務 あけ だ ぞ 。

先生 でも 疲れ ました か ?

った くもう 。

は ~!

《 目 くらまし か ?》

あ ~ 惜しい ! 今 の は よかった 。

私 で なければ 捕まって いた な 。

もう 一 度 お 願い し ます !

焦る んじゃ ない お前 は きっと 強く なる 。

そう でしょう か ?

お前 が 強く なり たい の は 敵討ち の ため だろう ?

はい 父 の 敵 霧 隠れ の 忍 に …。

その 思い が あれば 強く なれる 。

自分 の 家族 や この 里 。

そして 里 の 仲間 を 大切に 思い 里 を 守り抜く と いう 意志 。

それ が 忍 を 強く する のだ 。

はい 。

さて 霧 隠れ の 里 と の 休戦 交渉 の 件 じゃ が 。

まだまだ 我が 里 へ の 恨み は 深い ようじゃ な 。

無 茶 な 提案 を して おき ながら 相変わらず →

一切 の 妥協 は せ ぬ と の 一点張り じゃ 。

しかし 今 こそ 岩 隠れ の 里 と の 決戦 の とき 。

後 顧 の 憂い は 断って おく べき 。

仕方 ある まい いま 一 度 里 の ため →

パクラ に 役立って もらわ ねば 。

( 四 代 目 風 影 ) 我々 の 英雄 が 死んだ 。

灼遁 の パクラ は 決して 諦め ず 最後 まで 戦い抜いた 。

その 死 を ムダ に して は なら ぬ 。

里 の ため に 死んだ 彼女 の 砂 の 意志 を 受け継ぎ →

今 こそ 岩 隠れ の 里 を 打ち 倒す のだ 。

( みんな ) お ぉ ~!

《 パクラ 先生 …》

忍法 針 千 本 !

甘い わ !

隊長 ! ( モンガ ) まあ 待て !

行動 を 起こす の は 状況 を 把握 して から だ 。

モンガ 隊長 !

敵 は 大 部隊 で の 攻撃 で は なく →

ゲリラ 戦 を しかけて きて いる 模様 。

相手 は 忍 刀 七 人 衆 です 。

《 ミイラ 化 して る 。

あの お方 も 再び 戦闘 に 加わって いる の かしら ?》

相手 が どこ に 現れる か わから ん !

警戒 を 怠る な !

隊長 ! 我々 も 敵 の 探索 に !

我々 の 出番 は 戦闘 の 締めくくり だ 。

前線 から の 要請 を 待て 。

しかし 我々 に も できる こと が …。

封印 医療 通信 班 は 戦場 の 要 だ 。

それ を 守る の が 俺 の 使命 だ 。

無用な 危険に さらす わけに は いか ん 。

( ルカ ) そう よ 穢土 転生 の ヤツ ら の 動き を 止め られる の は →

封印 班 の 人 たち だけ なんだ から 。

それ を 言う なら ルカ たち 医療 班 だって …。

安心 しろ 俺 が いる かぎり →

お前 ら に は 指 1 本 触れ させ ん 。

俺 の 命 に かけて も な 。

隊長 …。 大丈夫です !

隊長 に 何 か あったら 私 が 命 に かえて も 助けて みせ ます 。

わかった わかった 。

( ザジ ) 忍 刀 も ない のに 強い 。

( オモイ ) けど 敵 は 1 人 。

もっと 大人数 で 囲んで 波 状 攻撃 を かければ →

スキ も 生じる はず 。

苦戦 して いる ようだ な 。

相手 が 相手 です から ね 。

ねえ マキ ちゃん 。 なんで 大 部隊 で 攻めて 来 ない の か な ?

わから ない 。 とにかく 相手 の 出方 を 見極めて →

対策 を 練ら ない と 。

あっ ! うわ っ !

敵 は 何 人 だ ? わかり ませ ん 。

いきなり 現れて …。

マキ ルカ ! お前たち は 下がって ろ !

( ガリ ) すぐに 逃げた ほう が いい ぞ 。

で なきゃ すぐに ドカン だ 。

爆遁 の ガリ !

あなた が 相手 だ と は …。

そう だ な 俺 の 相手 に して は 人数 不足 だ な 。

まさに こちら の 思惑 どおり 。

《 派手な ゲリラ 戦 は 戦力 を 分散 さ せる ため の 陽動 か 》

最初 から 後方 支援 部隊 を 狙って いた と いう こと か 。

その ほう が 戦闘 を 終わら す 近道 だ ろ ?

それ に せっかく 生き返った 体 の 自由 を 奪う 封印 の 術 は →

特に 我慢 なら ない から な 。

あなた ほど の お方 が 操り 人形 の 身 で 満足だ と は 。

そんな こと は 一 度 も 死んだ こと の ない 野郎 に →

言わ れた か ねえ な 。

死 と は そんなに 軽い もの で は ない !

土 遁 土 石 筍 !

ヤツ に は うかつに 近づく な !

悪い な 。

せっかく の 助言 を 無駄に しち まって 。

( マキ ) モンガ 隊長 私 が …。 ( モンガ ) お前たち は そこ に いろ !

ここ は 俺 1 人 で 十分だ 。

おもしろい 。 だが 気合 だけ じゃ 止め られ ん ぞ !

そんな もの で 爆遁 が 防げる の か ?

やり ました ね モンガ 隊長 !

あぁ だが …。

マキ すぐに ヤツ を 封印 しろ !

( ルカ ) 隊長 !

《 この 術 は …》

《 パクラ 先生 !》

パクラ 先生 …。

お前 マキ か ?

まさか こんな 形 で 再会 する こと に なる と は 。

顔 の 隈取り は 変わって い ない な 。

マキ ちゃん 先生 って …。

この お方 は かつて の 砂 隠れ の 英雄 。

そして 私 を 忍 と して 鍛えて くれた 師匠 。

生き返って みたら 驚く こと ばかり だ な 。

先生 なぜ 戦う んです ?

今 は 自分 の 意志 で 動ける ので は ないで す か ?

知れた こと 。 この 無念の 思い を 晴らす ため だ 。

無念 を 晴らす ?

里 の 英雄 と もてはやさ れ →

さんざん 持ち上げ られた 挙句 の 果て に →

里 の 利益 の ため に 捨て 駒 に さ れた この 悔し さ 。

この 怒り 。

私 を 利用 した 里 の 幹部 連中 は とっくに この世 を 去った 。

だが 私 を 殺した 霧 隠れ の 里 の 連中 は 目障りだ 。

そう さ 霧 隠れ の 里 の 連中 を 根絶やし に する ため に →

私 は 戦う んだ よ 。

霧 隠れ の 里 ?

先生 は 岩 隠れ の 里 と の 戦 で 命 を 落とした と …。

それ は 私 の 死 を も 都合 よく 利用 しよう と した →

里 の 上層 部 の 作り話 。

私 は あの 日 死 の 間際 で すべて を 悟った のだ 。

私 は 風 影 様 じきじき の 命 に より →

使者 と して 霧 隠れ の 里 へ と 向かった 。

極秘 任務 と いう こと で 密かに 里 を 抜け出して な 。

(( 灼遁 の パクラ 殿 。

お 出迎え に まいり ました 。

お目にかか れて 光栄です 。

なにせ この 霧 です から な →

道 案内 が 必要 か と 。

ご 苦労であった 。

しかし この 谷 を 抜ける まで は 迷い よう が ある まい 。

いや ご もっとも 。 では お 先 に 。

ああ 。

な なに を …。

砂 隠れ の 里 に 殺さ れた 仲間 たち の 苦しみ →

思い知れ !

勘違い する な 。

これ で 我が 里 の 恨み が 消えた と 思う な よ 。

貴 様 の 犠牲 なぞ ほん の 気休め 程度 に 過ぎ ん 。

貴 様 を 差し出した 砂 隠れ の 里 の 連中 も →

きっと そう 思って いる はず ))

私 は 霧 隠れ の 里 と の 取り引き に 使わ れた の さ 。

里 の 利益 の ため に な 。

まさか …。

ひどい 。

見た ところ ここ に も 1 人 紛れ込んで る みたいだ ね 。

血 霧 の 忍 が 。

それ は 過去 の 話 です 。

今 は 五 代 目 水 影 様 の もと →

霧 隠れ は 新しい 時代 を 迎えた から 。

それ で 過去 を 消せる と でも いう の か !

霧 隠れ の 血 と 謀略 の 歴史 を 。

やめて ください パクラ 先生 。

恨む の なら 信頼 を 裏切った 自分 の 里 で は あり ませ ん か ?

忠誠 を 尽くした 英雄 を あっさり と 捨てた 砂 隠れ こそ →

責める べきで は あり ませ ん か ?

正直 私 も 今 の 先生 の 話 を 聞いて →

まだ 混乱 して い ます 。

だからといって 自分 の 恨み を 晴らす ため に →

関係ない 人 たち に 手 を かける こと は →

間違い だ と いう こと は はっきり と 言え ます 。

関係なく は ない !

それ は 先生 に は 見えて い ない から です 。

忍 連合 で 戦って みて わかり ました 。

今 まで どこ の 里 の 忍 か と いう →

偏見 で しか 見て い なかった 人々 でも →

一緒に 行動 したり 直接 話して みれば →

お互い 理解 し 協力 だって できる のだ と いう こと を 。

ならば …。

ならば この 胸 の 奥 に 凝り固まった 恨み は →

誰 が 晴らして くれる ?

どう しよう も なかった こと だ と →

ただ あきらめろ と でも 言う の か ?

それ は …。

戯れ 言 は もう いい 。

どの 道 穢土 転生 さ れた この 体 だ 。

忍 連合 と 戦え と いう 命令 から は 逃れ られ ない 。

お前 ら は 逃げろ 。

ただ この 通信 機 だけ は …。

ここ は 私 に 任せて 。

布 隠れ の 術 !

いい 判断 だ だ が どこ まで 逃げ られる かな !

あの 人 と まともに 戦って は ダメ 。

他の 部隊 と 合流 し なければ 。

連絡 を 取って みる 。

助かった わ ルカ 。

私 の 水 遁 も なかなか の もの でしょ 。

すま んな 俺 は 役立た ず で 。

ここ だった か 。

私 と 戦う の も ムリ だ が 逃げる こと も ムリ の ようだ な 。

どう する ? このまま かくれんぼ を 続ける か ?

先生 これ だけ は 言わ せて ください 。

過去 は 消せ ない だけど 未来 は これ から 作れ ます 。

忍 連合 と して 戦った 経験 は →

きっと その後 の 里 の 関係 を 変えて くれる と →

私 は 信じて い ます 。

昔 の ような 愚かな 過ち を 犯さ ない 新しい 忍 の 世界 に 。

だから パクラ 先生 は →

砂 隠れ の 英雄 と して 死んだ あなた は →

英雄 の まま で いて ください 。

こっち は 派手に 戦って る な 。

ザジ オモイ ! 悪い 遅く なった 。

ちょっと ばかり 手間取 っち まって な 。

(( 今 だ !

やった か ?))

こっち の 敵 は 血 継 限界 か 。

( マキ ) あの 火 の 玉 を 食らったら 終わり です 。

でも 私 たち が 防ぎ ます 。

頼んだ っす よ 。

は ぁ !!

ルカ ! はい 。

あっ !

増え ん の か よ !

動き を 止め ないで 。

やる ように なった ね マキ だ が 捕まる わけに は いか ない !

《 今 だ !》

ルカ 合図 で 最大 水力 。 ザジ !

さあ マキ 来て みな !

その 前 に 俺 が 相手 だ !

素直じゃ ない ね じゃあ まずは お前 から だ !

ルカ !

本命 は 俺 だ !

くっ !

捕らえた !

爆遁 !

爆遁 の ガリ ! まずい …。

いつの間にか 人数 増えて んじゃ ねえ か 。

なんだ パクラ その ざま は 。

俺 の 復活 が もう 少し 遅れて たら 危ない ところ だった な 。

コイツ ら そんなに 強い の か ?

《 強く なった な マキ 》

この 体 の いい ところ は やり 直し がき くって こと だ な 。

それ じゃあ 続き を 始めよう か 。

まずは 厄介な 封印 の ヤツ から 。

そう は いか ない な 。

アンタ を もう やり 直し が でき ない ように →

して もらう ん す から 。

お前 ら こそ やり 直し が きか ない って →

あの世 で 嘆く な よ 。

何の 真似 だ パクラ ?

子供 は 自分 で 痛い 目 を み なければ 学ば ない 。

だから その チャンス を 与え たく なった 。

未来 を 変え られる かも しれ ない チャンス を 。

意味 が わから ん な 。

昔 の 仲間 に 情け を かけた と いう こと か 。

そう とって もらって 構わ ない 。 逃げろ マキ !

私 の 意識 が ある うち に !

言う こと を 聞いた ほう が よ さ そうだ な 。

2 人 が 相手 と なったら ちょっと キツイ っす ね 。

行こう マキ !

マキ ちゃん 。

行こう ルカ 。

灼遁 の パクラ 。

お前 と は 一 度 手 合わせ し たい と 思って いた が →

それ も 叶わ ぬ 夢 だ な 。

ああ 意識 が 奪わ れて いく 。

《 マキ …》

まだ 他の 部隊 と 連絡 つ か ねえ の かよ ?

ちょっと 静かに して ください 。

ただ で さえ 聞こえ づらい んです から 。

あれ マキ は ?

えっ ? さっき まで そこ に …。

( 開演 ブザー )

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。

今回 は ご覧 の 豪華 歌手 12 名 の 皆さん に よる →


NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 13 - 285 - 灼遁 使い ! 砂 隠れ の パクラ naruto||しっぷう|つたい|しーずん|しゃくとん|つかい|すな|かくれ|| Naruto Shippuden - Staffel 13 - 285 - Brennende Fugu-Benutzer! Sunagakure no Pakura Naruto Shippuden - Season 13 - 285 - Burning User! Naruto Shippuden - Saison 13 - 285 - L'utilisateur de Fugu brûlant ! Sunagakure no Pakura Naruto Shippuden - Seizoen 13 - 285 - De brandende Fugu gebruiker! Sunagakure no Pakura Naruto Shippuden - Temporada 13 - 285 - Usuário em chamas! 火影忍者疾风传 - 第 13 季 - 285 - 火龙使者!砂隐之樱

( 四 代 目 風 影 ) 岩 隠れ の 陰謀 は 阻止 した 。 よっ|だい|め|かぜ|かげ|いわ|かくれ||いんぼう||そし| (Fourth Kazekage) Iwagakure's conspiracy was thwarted.

我が 里 の 勝利 へ と また 一 歩 近づいた 。 わが|さと||しょうり||||ひと|ふ|ちかづいた

今回 の 作戦 の 成功 は この 者 の 活躍 あって こそ 。 こんかい||さくせん||せいこう|||もの||かつやく||

灼遁 の パクラ は   砂 隠れ の 英雄 だ 。 しゃくとん||||すな|かくれ||えいゆう|

( 歓声 ) かんせい

( マキ ) 先生 ! まき|せんせい

( パクラ ) マキ か   どうした ? |まき||

( マキ ) 修業 を お 願い し ます 。 まき|しゅぎょう|||ねがい||

こっち は   任務 あけ だ ぞ 。 ||にんむ|||

先生 でも 疲れ ました か ? せんせい||つかれ||

った くもう 。

は ~!

《 目 くらまし か ?》 め||

あ ~  惜しい ! 今 の は よかった 。 |おしい|いま|||

私 で なければ 捕まって いた な 。 わたくし|||つかまって||

もう 一 度 お 願い し ます ! |ひと|たび||ねがい||

焦る んじゃ ない お前 は きっと 強く なる 。 あせる|||おまえ|||つよく|

そう でしょう か ?

お前 が 強く なり たい の は 敵討ち の ため だろう ? おまえ||つよく|||||かたきうち|||

はい   父 の 敵 霧 隠れ の 忍 に …。 |ちち||てき|きり|かくれ||おし|

その 思い が あれば   強く なれる 。 |おもい|||つよく|

自分 の 家族 や   この 里 。 じぶん||かぞく|||さと

そして 里 の 仲間 を 大切に 思い 里 を 守り抜く と いう 意志 。 |さと||なかま||たいせつに|おもい|さと||まもりぬく|||いし

それ が 忍 を 強く する のだ 。 ||おし||つよく||

はい 。

さて   霧 隠れ の 里 と の 休戦 交渉 の 件 じゃ が 。 |きり|かくれ||さと|||きゅうせん|こうしょう||けん||

まだまだ   我が 里 へ の 恨み は 深い ようじゃ な 。 |わが|さと|||うらみ||ふかい||

無 茶 な 提案 を して おき ながら 相変わらず → む|ちゃ||ていあん|||||あいかわらず

一切 の 妥協 は せ ぬ と の 一点張り じゃ 。 いっさい||だきょう||||||いってんばり|

しかし   今 こそ 岩 隠れ の 里 と の 決戦 の とき 。 |いま||いわ|かくれ||さと|||けっせん||

後 顧 の 憂い は 断って おく べき 。 あと|こ||うれい||たって||

仕方 ある まい いま 一 度 里 の ため → しかた||||ひと|たび|さと||

パクラ に 役立って もらわ ねば 。 ||やくだって||

( 四 代 目 風 影 ) 我々 の 英雄 が 死んだ 。 よっ|だい|め|かぜ|かげ|われわれ||えいゆう||しんだ

灼遁 の パクラ は 決して 諦め ず 最後 まで 戦い抜いた 。 しゃくとん||||けっして|あきらめ||さいご||たたかいぬいた

その 死 を   ムダ に して は なら ぬ 。 |し||むだ|||||

里 の ため に 死んだ 彼女 の 砂 の 意志 を 受け継ぎ → さと||||しんだ|かのじょ||すな||いし||うけつぎ

今 こそ 岩 隠れ の 里 を 打ち 倒す のだ 。 いま||いわ|かくれ||さと||うち|たおす|

( みんな ) お ぉ ~!

《 パクラ 先生 …》 |せんせい

忍法   針 千 本 ! にんぽう|はり|せん|ほん

甘い わ ! あまい|

隊長 ! ( モンガ ) まあ   待て ! たいちょう|||まて

行動 を 起こす の は 状況 を 把握 して から だ 。 こうどう||おこす|||じょうきょう||はあく|||

モンガ 隊長 ! |たいちょう

敵 は   大 部隊 で の 攻撃 で は なく → てき||だい|ぶたい|||こうげき|||

ゲリラ 戦 を しかけて きて いる 模様 。 げりら|いくさ|||||もよう

相手 は   忍 刀 七 人 衆 です 。 あいて||おし|かたな|なな|じん|しゅう|

《 ミイラ 化 して る 。 みいら|か||

あの お方 も   再び 戦闘 に 加わって いる の かしら ?》 |おかた||ふたたび|せんとう||くわわって|||

相手 が   どこ に 現れる か わから ん ! あいて||||あらわれる|||

警戒 を 怠る な ! けいかい||おこたる|

隊長 !  我々 も 敵 の 探索 に ! たいちょう|われわれ||てき||たんさく|

我々 の 出番 は 戦闘 の 締めくくり だ 。 われわれ||でばん||せんとう||しめくくり|

前線 から の 要請 を 待て 。 ぜんせん|||ようせい||まて

しかし   我々 に も できる こと が …。 |われわれ|||||

封印   医療   通信 班 は 戦場 の 要 だ 。 ふういん|いりょう|つうしん|はん||せんじょう||かなめ|

それ を 守る の が   俺 の 使命 だ 。 ||まもる|||おれ||しめい|

無用な 危険に さらす わけに は いか ん 。 むような|きけんに|||||

( ルカ ) そう よ   穢土 転生 の ヤツ ら の 動き を 止め られる の は → |||えど|てんせい||やつ|||うごき||とどめ|||

封印 班 の 人 たち だけ なんだ から 。 ふういん|はん||じん||||

それ を 言う なら ルカ たち 医療 班 だって …。 ||いう||||いりょう|はん|

安心 しろ   俺 が いる かぎり → あんしん||おれ|||

お前 ら に は   指 1 本 触れ させ ん 。 おまえ||||ゆび|ほん|ふれ|さ せ|

俺 の 命 に かけて も な 。 おれ||いのち||||

隊長 …。 大丈夫です ! たいちょう|だいじょうぶです

隊長 に 何 か あったら   私 が 命 に かえて も 助けて みせ ます 。 たいちょう||なん|||わたくし||いのち||||たすけて||

わかった   わかった 。

( ザジ ) 忍 刀 も ない のに   強い 。 |おし|かたな||||つよい

( オモイ ) けど   敵 は 1 人 。 ||てき||じん

もっと 大人数 で 囲んで 波 状 攻撃 を かければ → |おおにんずう||かこんで|なみ|じょう|こうげき||

スキ も 生じる はず 。 すき||しょうじる|

苦戦 して いる ようだ な 。 くせん||||

相手 が   相手 です から ね 。 あいて||あいて|||

ねえ   マキ ちゃん 。  なんで 大 部隊 で 攻めて 来 ない の か な ? |まき|||だい|ぶたい||せめて|らい||||

わから ない 。  とにかく 相手 の 出方 を 見極めて → |||あいて||でかた||みきわめて

対策 を 練ら ない と 。 たいさく||ねら||

あっ !  うわ っ !

敵 は 何 人 だ ? わかり ませ ん 。 てき||なん|じん||||

いきなり 現れて …。 |あらわれて

マキ   ルカ !  お前たち は 下がって ろ ! まき||おまえたち||さがって|

( ガリ ) すぐに 逃げた ほう が いい ぞ 。 がり||にげた||||

で なきゃ   すぐに ドカン だ 。

爆遁 の ガリ ! ばくとん||がり

あなた が 相手 だ と は …。 ||あいて|||

そう だ な   俺 の 相手 に して は 人数 不足 だ な 。 |||おれ||あいて||||にんずう|ふそく||

まさに   こちら の 思惑 どおり 。 |||おもわく|

《 派手な ゲリラ 戦 は 戦力 を 分散 さ せる ため の 陽動 か 》 はでな|げりら|いくさ||せんりょく||ぶんさん|||||ようどう|

最初 から 後方 支援 部隊 を 狙って いた と いう こと か 。 さいしょ||こうほう|しえん|ぶたい||ねらって|||||

その ほう が 戦闘 を 終わら す 近道 だ ろ ? |||せんとう||おわら||ちかみち||

それ に   せっかく 生き返った 体 の 自由 を 奪う 封印 の 術 は → |||いきかえった|からだ||じゆう||うばう|ふういん||じゅつ|

特に 我慢 なら ない から な 。 とくに|がまん||||

あなた ほど の お方 が 操り 人形 の 身 で 満足だ と は 。 |||おかた||あやつり|にんぎょう||み||まんぞくだ||

そんな こと は 一 度 も 死んだ こと の ない 野郎 に → |||ひと|たび||しんだ||||やろう|

言わ れた か ねえ な 。 いわ||||

死 と は そんなに 軽い もの で は ない ! し||||かるい||||

土 遁   土 石 筍 ! つち|とん|つち|いし|たけのこ

ヤツ に は   うかつに 近づく な ! やつ||||ちかづく|

悪い な 。 わるい|

せっかく の 助言 を 無駄に しち まって 。 ||じょげん||むだに||

( マキ ) モンガ 隊長   私 が …。 ( モンガ ) お前たち は   そこ に いろ ! まき||たいちょう|わたくし|||おまえたち||||

ここ は 俺 1 人 で 十分だ 。 ||おれ|じん||じゅうぶんだ

おもしろい 。 だが   気合 だけ じゃ 止め られ ん ぞ ! ||きあい|||とどめ|||

そんな もの で 爆遁 が 防げる の か ? |||ばくとん||ふせげる||

やり ました ね   モンガ 隊長 ! ||||たいちょう

あぁ   だが …。

マキ   すぐに ヤツ を 封印 しろ ! まき||やつ||ふういん|

( ルカ ) 隊長 ! |たいちょう

《 この 術 は …》 |じゅつ|

《 パクラ 先生 !》 |せんせい

パクラ 先生 …。 |せんせい

お前   マキ か ? おまえ|まき|

まさか   こんな 形 で 再会 する こと に なる と は 。 ||かた||さいかい||||||

顔 の 隈取り は 変わって い ない な 。 かお||くまどり||かわって|||

マキ ちゃん   先生 って …。 まき||せんせい|

この お方 は かつて の 砂 隠れ の 英雄 。 |おかた||||すな|かくれ||えいゆう

そして 私 を 忍 と して 鍛えて くれた 師匠 。 |わたくし||おし|||きたえて||ししょう

生き返って みたら 驚く こと ばかり だ な 。 いきかえって||おどろく||||

先生   なぜ 戦う んです ? せんせい||たたかう|ん です

今 は 自分 の 意志 で 動ける ので は ないで す か ? いま||じぶん||いし||うごける|||||

知れた こと 。 この 無念の 思い を 晴らす ため だ 。 しれた|||むねんの|おもい||はらす||

無念 を 晴らす ? むねん||はらす

里 の 英雄 と もてはやさ れ → さと||えいゆう|||

さんざん 持ち上げ られた 挙句 の 果て に → |もちあげ||あげく||はて|

里 の 利益 の ため に 捨て 駒 に さ れた   この 悔し さ 。 さと||りえき||||すて|こま|||||くやし|

この 怒り 。 |いかり

私 を 利用 した 里 の 幹部 連中 は とっくに   この世 を 去った 。 わたくし||りよう||さと||かんぶ|れんちゅう|||このよ||さった

だが   私 を 殺した 霧 隠れ の 里 の 連中 は 目障りだ 。 |わたくし||ころした|きり|かくれ||さと||れんちゅう||めざわりだ

そう さ   霧 隠れ の 里 の 連中 を 根絶やし に する ため に → ||きり|かくれ||さと||れんちゅう||ねだやし||||

私 は 戦う んだ よ 。 わたくし||たたかう||

霧 隠れ の 里 ? きり|かくれ||さと

先生 は   岩 隠れ の 里 と の 戦 で 命 を 落とした と …。 せんせい||いわ|かくれ||さと|||いくさ||いのち||おとした|

それ は 私 の 死 を も 都合 よく 利用 しよう と した → ||わたくし||し|||つごう||りよう|||

里 の 上層 部 の 作り話 。 さと||じょうそう|ぶ||つくりばなし

私 は あの 日 死 の 間際 で すべて を 悟った のだ 。 わたくし|||ひ|し||まぎわ||||さとった|

私 は 風 影 様 じきじき の 命 に より → わたくし||かぜ|かげ|さま|||いのち||

使者 と して 霧 隠れ の 里 へ と 向かった 。 ししゃ|||きり|かくれ||さと|||むかった

極秘 任務 と いう こと で 密かに 里 を 抜け出して な 。 ごくひ|にんむ|||||ひそかに|さと||ぬけだして|

(( 灼遁 の パクラ 殿 。 しゃくとん|||しんがり

お 出迎え に まいり ました 。 |でむかえ|||

お目にかか れて 光栄です 。 おめにかか||こうえいです

なにせ   この 霧 です から な → ||きり|||

道 案内 が 必要 か と 。 どう|あんない||ひつよう||

ご 苦労であった 。 |くろうであった

しかし   この 谷 を 抜ける まで は 迷い よう が ある まい 。 ||たに||ぬける|||まよい||||

いや   ご もっとも 。 では   お 先 に 。 |||||さき|

ああ 。

な   なに を …。

砂 隠れ の 里 に 殺さ れた 仲間 たち の 苦しみ → すな|かくれ||さと||ころさ||なかま|||くるしみ

思い知れ ! おもいしれ

勘違い する な 。 かんちがい||

これ で 我が 里 の 恨み が 消えた と 思う な よ 。 ||わが|さと||うらみ||きえた||おもう||

貴 様 の 犠牲 なぞ ほん の 気休め 程度 に 過ぎ ん 。 とうと|さま||ぎせい||||きやすめ|ていど||すぎ|

貴 様 を 差し出した 砂 隠れ の 里 の 連中 も → とうと|さま||さしだした|すな|かくれ||さと||れんちゅう|

きっと そう 思って いる はず )) ||おもって||

私 は 霧 隠れ の 里 と の 取り引き に 使わ れた の さ 。 わたくし||きり|かくれ||さと|||とりひき||つかわ|||

里 の 利益 の ため に な 。 さと||りえき||||

まさか …。

ひどい 。

見た ところ   ここ に も 1 人 紛れ込んで る みたいだ ね 。 みた|||||じん|まぎれこんで|||

血 霧 の 忍 が 。 ち|きり||おし|

それ は 過去 の 話 です 。 ||かこ||はなし|

今 は 五 代 目 水 影 様 の もと → いま||いつ|だい|め|すい|かげ|さま||

霧 隠れ は 新しい 時代 を 迎えた から 。 きり|かくれ||あたらしい|じだい||むかえた|

それ で 過去 を 消せる と でも いう の か ! ||かこ||けせる|||||

霧 隠れ の 血 と 謀略 の 歴史 を 。 きり|かくれ||ち||ぼうりゃく||れきし|

やめて ください   パクラ 先生 。 |||せんせい

恨む の なら   信頼 を 裏切った 自分 の 里 で は あり ませ ん か ? うらむ|||しんらい||うらぎった|じぶん||さと||||||

忠誠 を 尽くした 英雄 を あっさり と 捨てた 砂 隠れ こそ → ちゅうせい||つくした|えいゆう||||すてた|すな|かくれ|

責める べきで は あり ませ ん か ? せめる||||||

正直 私 も 今 の 先生 の 話 を 聞いて → しょうじき|わたくし||いま||せんせい||はなし||きいて

まだ 混乱 して い ます 。 |こんらん|||

だからといって 自分 の 恨み を 晴らす ため に → |じぶん||うらみ||はらす||

関係ない 人 たち に 手 を かける こと は → かんけいない|じん|||て||||

間違い だ と いう こと は はっきり と 言え ます 。 まちがい||||||||いえ|

関係なく は ない ! かんけいなく||

それ は 先生 に は 見えて い ない から です 。 ||せんせい|||みえて||||

忍 連合 で 戦って みて わかり ました 。 おし|れんごう||たたかって|||

今 まで   どこ の 里 の 忍 か と いう → いま||||さと||おし|||

偏見 で しか 見て い なかった 人々 でも → へんけん|||みて|||ひとびと|

一緒に 行動 したり 直接 話して みれば → いっしょに|こうどう||ちょくせつ|はなして|

お互い 理解 し   協力 だって できる のだ と いう こと を 。 おたがい|りかい||きょうりょく|||||||

ならば …。

ならば   この 胸 の 奥 に 凝り固まった 恨み は → ||むね||おく||こりかたまった|うらみ|

誰 が 晴らして くれる ? だれ||はらして|

どう しよう も なかった こと だ と →

ただ あきらめろ と でも 言う の か ? ||||いう||

それ は …。

戯れ 言 は   もう いい 。 たわむれ|げん|||

どの 道   穢土 転生 さ れた   この 体 だ 。 |どう|えど|てんせい||||からだ|

忍 連合 と 戦え と いう 命令 から は 逃れ られ ない 。 おし|れんごう||たたかえ|||めいれい|||のがれ||

お前 ら は 逃げろ 。 おまえ|||にげろ

ただ   この 通信 機 だけ は …。 ||つうしん|き||

ここ は 私 に 任せて 。 ||わたくし||まかせて

布 隠れ の 術 ! ぬの|かくれ||じゅつ

いい 判断 だ だ が   どこ まで 逃げ られる かな ! |はんだん||||||にげ||

あの 人 と   まともに 戦って は ダメ 。 |じん|||たたかって||だめ

他の 部隊 と 合流 し なければ 。 たの|ぶたい||ごうりゅう||

連絡 を 取って みる 。 れんらく||とって|

助かった わ   ルカ 。 たすかった||

私 の 水 遁 も なかなか の もの でしょ 。 わたくし||すい|とん|||||

すま んな   俺 は 役立た ず で 。 ||おれ||やくだた||

ここ だった か 。

私 と 戦う の も ムリ だ が 逃げる こと も ムリ の ようだ な 。 わたくし||たたかう|||むり|||にげる|||むり|||

どう する ?  このまま かくれんぼ を 続ける か ? |||||つづける|

先生 これ だけ は 言わ せて ください 。 せんせい||||いわ||

過去 は 消せ ない   だけど 未来 は   これ から 作れ ます 。 かこ||けせ|||みらい||||つくれ|

忍 連合 と して   戦った 経験 は → おし|れんごう|||たたかった|けいけん|

きっと   その後 の 里 の 関係 を 変えて くれる と → |そのご||さと||かんけい||かえて||

私 は 信じて い ます 。 わたくし||しんじて||

昔 の ような 愚かな 過ち を 犯さ ない 新しい 忍 の 世界 に 。 むかし|||おろかな|あやまち||おかさ||あたらしい|おし||せかい|

だから   パクラ 先生 は → ||せんせい|

砂 隠れ の 英雄 と して 死んだ あなた は → すな|かくれ||えいゆう|||しんだ||

英雄 の まま で   いて ください 。 えいゆう|||||

こっち は   派手に 戦って る な 。 ||はでに|たたかって||

ザジ   オモイ ! 悪い   遅く なった 。 ||わるい|おそく|

ちょっと ばかり 手間取 っち まって な 。 ||てまど|||

(( 今 だ ! いま|

やった か ?))

こっち の 敵 は   血 継 限界 か 。 ||てき||ち|つ|げんかい|

( マキ ) あの 火 の 玉 を 食らったら 終わり です 。 まき||ひ||たま||くらったら|おわり|

でも   私 たち が 防ぎ ます 。 |わたくし|||ふせぎ|

頼んだ っす よ 。 たのんだ||

は ぁ !!

ルカ ! はい 。

あっ !

増え ん の か よ ! ふえ||||

動き を 止め ないで 。 うごき||とどめ|

やる ように なった ね   マキ だ が   捕まる わけに は いか ない ! |よう に|||まき|||つかまる||||

《 今 だ !》 いま|

ルカ   合図 で 最大 水力 。 ザジ ! |あいず||さいだい|すいりょく|

さあ   マキ   来て みな ! |まき|きて|

その 前 に   俺 が 相手 だ ! |ぜん||おれ||あいて|

素直じゃ ない ね じゃあ   まずは   お前 から だ ! すなおじゃ|||||おまえ||

ルカ !

本命 は 俺 だ ! ほんめい||おれ|

くっ !

捕らえた ! とらえた

爆遁 ! ばくとん

爆遁 の ガリ ! まずい …。 ばくとん||がり|

いつの間にか 人数 増えて んじゃ ねえ か 。 いつのまにか|にんずう|ふえて|||

なんだ   パクラ   その ざま は 。

俺 の 復活 が   もう 少し 遅れて たら 危ない ところ だった な 。 おれ||ふっかつ|||すこし|おくれて||あぶない|||

コイツ ら   そんなに 強い の か ? |||つよい||

《 強く なった な   マキ 》 つよく|||まき

この 体 の いい ところ は やり 直し がき くって こと だ な 。 |からだ||||||なおし|||||

それ じゃあ   続き を 始めよう か 。 ||つづき||はじめよう|

まずは   厄介な 封印 の ヤツ から 。 |やっかいな|ふういん||やつ|

そう は いか ない な 。

アンタ を   もう やり 直し が でき ない ように → ||||なおし||||よう に

して もらう ん す から 。

お前 ら こそ やり 直し が きか ない って → おまえ||||なおし||||

あの世 で 嘆く な よ 。 あのよ||なげく||

何の 真似 だ   パクラ ? なんの|まね||

子供 は 自分 で 痛い 目 を み なければ 学ば ない 。 こども||じぶん||いたい|め||||まなば|

だから   その チャンス を 与え たく なった 。 ||ちゃんす||あたえ||

未来 を 変え られる かも しれ ない チャンス を 。 みらい||かえ|||||ちゃんす|

意味 が わから ん な 。 いみ||||

昔 の 仲間 に 情け を かけた と いう こと か 。 むかし||なかま||なさけ||||||

そう   とって もらって 構わ ない 。 逃げろ   マキ ! |||かまわ||にげろ|まき

私 の 意識 が ある うち に ! わたくし||いしき||||

言う こと を 聞いた ほう が よ さ そうだ な 。 いう|||きいた|||||そう だ|

2 人 が 相手 と なったら ちょっと   キツイ っす ね 。 じん||あいて||||||

行こう   マキ ! いこう|まき

マキ ちゃん 。 まき|

行こう   ルカ 。 いこう|

灼遁 の パクラ 。 しゃくとん||

お前 と は   一 度 手 合わせ し たい と 思って いた が → おまえ|||ひと|たび|て|あわせ||||おもって||

それ も   叶わ ぬ 夢 だ な 。 ||かなわ||ゆめ||

ああ   意識 が 奪わ れて いく 。 |いしき||うばわ||

《 マキ …》 まき

まだ   他の 部隊 と 連絡 つ か ねえ の かよ ? |たの|ぶたい||れんらく|||||

ちょっと 静かに して ください 。 |しずかに||

ただ で さえ 聞こえ づらい んです から 。 |||きこえ||ん です|

あれ   マキ は ? |まき|

えっ ?  さっき まで   そこ に …。

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

皆様   お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。 |さいご||||おたのしみ|

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 !  に っぽ ん の 歌 』。 もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた

今回 は   ご覧 の 豪華 歌手 12 名 の 皆さん に よる → こんかい||ごらん||ごうか|かしゅ|な||みなさん||