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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン14 - 304 - 黄泉転身の術

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 14 - 304 - 黄泉 転身 の 術

いったい 何 が 起きた んだ ?

( シノ ) そっち も か ? あぁ 。

敵 を 倒した と 思ったら 何 か の 術 が 発動 した ようだ 。

あぁ … かろうじて 息 が あった ので ここ まで 運んで は きた が →

例 の 白い やつ の 成りすまし の せい で →

医療 部隊 も 患者 の 受け入れ を ストップ して いる と 聞く 。

これ 以上 どうして やる こと も …。

( ヒナタ ) ネジ 兄さん ! ( シノ ) いや 待て それ 以上 近づく な 。

まだ 白 ゼツ の 変化 の 術 の 可能 性 も ない わけで は ない 。

いったい 何 が あった の ? シノ 君 。

敵 の 罠 に はまった のだろう が …。

だったら 今 すぐ その 敵 を 見つけ出して 。

らしく ない な 。

感知 は ネジ キバ 含め 俺 たち で して いた ので は ない の か ?

今 は 冷静に なれ 。

でなければ 助かる 者 も 助から ない ぞ 。

まずは ヒナタ お前 の 眼 が 必要だ 。 彼ら を 診て やって くれ 。

白 眼 !

どういう こと ? 弱い けど チャクラ は 感じる 。

でも この チャクラ は 止まって いる 。

なるほど 。

心臓 も かすかだ が 動いて いる 。

つまり 仮死 状態 と いう こと だ 。

それ じゃあ 助かる の ね !

チャクラ の 流れ が 止まって いて は そう 長く は もた ない だろう 。

そんな …。

《 また お前たち だけ で いって しまった と いう の か 。

キバ … ネジ …》

いや 今度 こそ お前たち だけ で いかせ は し ない 。

♪♪~

( い の ) そんな ! チャクラ が 流れて い ない !?

今 すぐ 医療 班 を 。 ダメ よ !

やってくる 医療 班 が 敵 の 成りすまし で ない と は 限ら ない 。

シカマル に 意識 が ある なら そう 言う はず 。

ですが …。 2 人 は 私 が 何とか する 。

何 を ? 私 の チャクラ を 流し込んで →

その 圧力 で 2 人 の 体 内 の チャクラ を 循環 さ せる 。

無 茶 です ! 2 人 分 の 忍 の チャクラ を たった 1 人 で 回す なんて …。

それ でも やる しか ない の !

今 ここ で 医療 忍術 を かじって いる の は 私 だけ 。

だったら 何 を 迷う 必要 が ある ?

下手 を したら あなた の 命 も …。

私 が やる しか ない の 。

シノ 君 … いったい どう する つもり !?

俺 の 寄 壊 蟲 は チャクラ を 喰 ら う 。

チャクラ と は 水 の 流れ と 同様 減れば そこ へ 流れて いく の が 道理 。

そんな こと したら 残り わずかな チャクラ が なくなって …。

うむ そこ で 俺 の チャクラ を 蟲 たち に 喰 ら わせ →

蟲 たち から キバ たち へ 運んで もらう 。

できる の そんな こと が !? 任せて おけ 。

《 本来 寄 壊 蟲 は 習性 と して →

くらった チャクラ を 返す こと など あり え ない 。

だが 1 匹 ずつ 正確に コントロール して いけば →

この 数 万 匹 の 寄 壊 蟲 で →

キバ たち の チャクラ の 流れ を 止め させ は し ない 》

でも そんな こと したら シノ 君 の チャクラ も …。

俺 の こと は いい 。 私 の こと は いい 。

この 間 に 本部 に 連絡 を して …。

対処 方法 を 確認 して ! はい !

《 そう 今 できる こと を 全力 で やら なくちゃ !》

( カブト ) 肉体 から 魂 だけ を 結 界 へ と 転移 する →

黄泉 転身 の 術 成功 した ようだ な 。

抜き取ら れた 魂 が 具現 化 する 特殊な 結 界 空間 。

( カブト ) ここ で なら 逃げる こと も →

外 から 邪魔 さ れる こと も なく 戦える が →

魂 の 抜か れた 肉体 が 死 を 迎える と ともに →

魂 は 昇天 する こと と なる 。

もっとも 穢土 転生 に よって 蘇った 4 人 衆 に は →

そもそも 肉体 が ない 。

この 空間 の 中 で なら 彼ら は 不 死 であり →

不滅で すら ある と いう わけだ 。

フフフ … 興味深い ね 。

( ネジ ) これ は いったい …。

( キバ ) どう なって んだ ? ( 赤 丸 ) ワン !

( チョウジ ) 何 が 起きた の ?

なんで シカマル と チョウジ が いる んだ よ 。 つうか ここ どこ なんだ ?

( シカマル ) どうやら あんた ら も めん どくせ え 術 に →

はま っち まった みて えだ な 。 そ の ようだ な 。

あっ シカマル あれ !

( 鬼 童 丸 ) ゲーム は もう 次の ステージ に 移って る ぜ よ 。

( 多 由也 ) チッ クソ 野郎 たち を 逃がさ ねえ ため と は いえ →

また やつ ら に やられ なきゃ な ん ねえ と は クソ むかつく ぜ !

( 次郎 坊 ) 多 由也 もう 少し 言い 方 に …。

うる せ え クソデブ ! ( 左 近 ) フフフ …。

ここ は お前たち を ぶち の めす ため に 作った →

魂 を 具現 化 する 特別 製 の 結 界 だ 。

( 左 近 ) 助け も 来 なけりゃ 逃げる こと も でき ねえ ぜ 。

あの とき の 恨み たっぷり と 晴らさ せて もらおう か !

《 シカマル : 魂 を 具現 化 する 特別 製 の 結 界 だ と ?》

魂 … おい ! まさか 俺 たち 死 ん じ まった の か ?

だけど そんな 感じ は し ない けど …。

《 戦場 から どう やって ここ へ 来た んだ ?》

ク ~ ン 。

ネジ みんな の チャクラ の 流れ と それ から 結 界 を 見て くれる か 。

あんた の 白 眼 で よ 。 わかった 。

白 眼 !

どう だ ? ネジ 。

みんな の チャクラ の 流れ に 変わり は ない 。

少なくとも 忍術 や 体 術 が 使え ない と いう こと は な さ そうだ 。

だが … 結 界 の 外 は 何も 見え ない 。

分厚い 壁 で 遮断 さ れて いる ような 感じ だ 。

十分だ ぜ ネジ 。

死んで ねえ って ん なら この ワケ わかん ねえ 結 界 →

抜け出す ため に とっとと 術 者 を ぶ っ 倒す ぜ !

早 え とこ 元 の 戦場 に 戻って や ん ねえ と な 。

フッ やっと やる 気 に なって くれた ようだ な 。

こちら も 準備 が できた ようだ 。

そろそろ いく か とりゃ !

《 チッ ! なんだか いやな 予感 が する ぜ 。

それ に …》

( ネジ ) シカマル … シカマル シカマル !

大丈夫 か !? あっ あぁ 。

大丈夫だ よ シカマル 。

何 か ひっかかって る んでしょ ?

敵 は 僕たち が 引きつけて おく から →

しっかり 分析 して て よ ね 。 チョウジ …。

そういう こと なら … 行く ぞ ! 赤 丸 !

肉 弾 ! 針 戦車 !

では 頼んだ ぞ !

すまない 。

八 卦 二 掌 ! 四 掌 ! 八 掌 !

十六 掌 ! 三十二 掌 ! 六十四 掌 !

うわ ぁ !

牙 通 牙 !

か と 言って 頼り っぱなし って わけに も いか ねえ な 。

《 今 だ !》

惜しい ! シカマル !

《 チッ ! や っぱ いの がい ねえ と 一 手足 り ねえ か 》

ヘッ ! て め え が 攻撃 して くる と は な 。

また デブ を 置き去り に して 逃げる の か と 思った が →

今回 は 観念 した らしい な 。

確かに 前回 は あいつ の 言う とおり だ 。

だが 今回 は 違う 。

一 人 一 殺 なんて 覚悟 する つもり は ねえ 。

( シカマル ) 危 ねえ ! チョウジ !

ギリギリ 間に合った ぜ 。

ありがとう シカマル 。 助かった よ 。

チッ ! はずした か 。

( キバ ) 大丈夫 か !? チョウジ 。

うん ちょっと 焦った けど シカマル の おかげ で なんとも ない よ 。

で 敵 の 手ごたえ は どう な んだ ?

あぁ 物理 攻撃 は 効果 が ある ぜ 。

けど よ …。

チッ ! 穢土 転生 で 死な ねえ 体 って の も 健在 か よ 。

( 多 由也 ) あきらめろ 。 不死身の うち ら に →

勝てる わけ ねえ んだ よ ゲスチン 野郎 !

多 由也 ! だ から 女 は もっと 言葉遣い に …。

( 多 由也 ) くせ えよ デブ !

みんな 聞いて くれ 。

さっき も 言った が 敵 を 倒す ため に →

命 を かけて 突破 口 を 開こう なんて 思う な 。

( ネジ ) どういう こと だ ? まともに やり合う な と いう こと か ?

いや そう じゃ ねえ 。

みんな に は まず 生き抜く こと を 考えて もら いて え 。

はじめ に 断って おく が →

今回 は やつ ら に 勝てる 確証 が 今 は 何ひとつ 見つから ねえ んだ 。

そんな …。

理由 は 3 つ 。 まず 第 一 に →

あいつ ら は もともと 上 忍 レベル の 強 さ を 持って いた 。

それ に 加えて 穢土 転生 の 体 。

まともに やり合う に は リスク が で か すぎる 。

第 二 に あいつ ら を 倒せば →

この 結 界 を 解く こと が できる と いう 確証 が ねえ 。

( チョウジ ) でも 普通 そう じゃ ない の ?

( シカマル ) さっき も 言った が あいつ ら は 死人 だ 。

リスク 承知 の 術 って パターン が ない わけじゃ ねえ 。

あり える 話 だ 。 それ じゃ どう すんだ よ ?

そこ で 3 つ め の 理由 な んだ が 。

男 同士 コソコソ と キモイ んだ よ 。

もう いい だろう 。 さっさと 始める ぞ 。

( 多 由也 たち ) 音 隠れ 四 人 衆 。 口 寄せ 。

四 獣 包囲 の 陣 。

囲ま れちゃ った よ 。 どう する ? シカマル 。

指示 を くれ 。

なら 聞いて おきて えん だ が 。

前回 俺 の 判断 で 一 人 一 殺 を 選んだ 。

その ため お前たち は 大 ケガ を した 。

それ でも また 俺 の 指揮 で いい の か ?

あ ? 前回 サスケ を 連れ戻す ため に は あれ が ベストだ ろ 。

その とおり だ 。

それ に 一 人 一 殺 の 覚悟 も 自分 で 決めた こと 。

ケガ を した の も 己 の 力 が 足りなかった だけ だ 。

そう だ よ 。 シカマル が 気 に する こと なんて 何ひとつ ない よ 。

それ に 前回 の 僕たち と は 違う し ね 。

今回 は 多少 なり と も 敵 の 情報 も ある 。

それ に お前 の 分析 と とっさ の 判断 は 的確だ 。

この 状況 下 で 誰 が 小 隊長 の 役割 を 果たす の か →

すでに わかって いる はずだ 。 俺 の 見込み 違い か ?

(( 次 こそ は 完璧に こなして みせ ます ))

ヘッ 泣き言 なん ざ あの とき 捨てて きた つもりだった のに よ 。

こりゃ 任務 って わけじゃ ねえ が →

俺 の 指揮 で みんな 動いて もらう ぜ 。

あん とき の 小 隊 再 結成 だ 。 作戦 目標 は →

生きて 元 の 戦場 に 戻る こと 。 ( みんな ) お ぅ !

《 ナルト お め え も その 一 人 な んだ から な 》

( ナルト ) なぁ おっちゃん たち どこ に 向かって ん だって ば よ 。

第 2 部隊 後方 支援 に 行く んだ 。

へ ぇ そう な んだ 。

これ で この 部隊 の 成りすまし は い なく なった 。

助かり ました 。 なぁ この 部隊 に →

本部 と 通信 できる やつ いね え か ? 残念 ながら 。

南 の 野営 地 に は いる はずです 。

わかった 。 サンキュー な 。 あっ 。

《 シカマル チョウジ ネジ キバ もう 少し 待って て くれ 。

きっと 本部 が 対処 法 を 考えて くれて る はずだ 》

クッ 。

《 まだ だ 。 俺 は あきらめる わけに は いか ない 。

なぜなら そんな こと は 考える まで も ない から だ 》

( ヒナタ ) シノ 君 本部 から 連絡 が 。

え ? たった それ だけ で いい の ?

( い の いち ) 基本 は 幻 術 を 解く 「 解 」 と 同じ こと だ 。

失わ れた 魂 に 誰 か が チャクラ で 触れれば →

それ だけ で 結 界 から 戻って くる こと が できる 。

でも どう やって そんな こと …。

お前 も 今 やって いる この 通信 そのもの が →

チャクラ を 通した 精神 へ の 語りかけ な のだ から な 。

なら さっさと 助けて よ !

そう し たい のだ が な …。 本部 の システム を 使って も →

シカマル 君 たち の チャクラ の 位置 は 特定 でき ない んだ 。

おそらく 特殊な 結 界 の 中 に いる んだろう 。

そこ に 彼ら の 魂 は 囚 われて いる 。

その 場所 が わから ん こと に は 俺 も 語りかける こと は でき ん 。

そんな …。

《 いの : 肉体 から 離れた 魂 が どこ に いる か なんて →

わかん ない わ よ !》

《 シノ 君 …》

丸薬 頼り の カスデブ 野郎 ! もう 逃げ道 は ねえ ぞ !

シカマル あいつ は 僕 に 任せて ! 超 倍 化 の 術 !

ヘッ 丸薬 なし でも 大きく なれる ように なった か 。

《 や っぱ チャクラ の 消費 が きつい ね 。 これ 以上 は 大きく なれ ない や 》

チョウジ ! やつ に つかまった とき の こと を 思い出せ 。

あの 泥 人形 も チャクラ を 吸い取る 力 が ある か もって こと だ ね 。

( ネジ ) 俺 は やつ を たたく 。 援護 を 頼む !

( シカマル ) おい ! あの 蜘蛛 野郎 は 俺 に しか やれ ない 。

フッ 。

( キバ ) シカマル ! こいつ を 足止め する に は どう すりゃ いい ?

その で かい やつ の 口 から 出てん の は 物質 化 霊 だ 。

触れた だけ で チャクラ を 食わ れる 。

その 3 匹 を 操って ん の が 術 者 の 笛 の 音 だ !

なるほど 音 ね !

( チョウジ ) 肉 弾 戦車 !

( 左 近 / 右近 ) うりゃ ~!

( 右近 ) クソ が ! ( 左 近 ) 味方 を 目隠し に 使って →

こいつ を のばして や がった の か !

影 真似 の 術 成功 !

さて と お前 ら は どう 料理 する か な 。

《 今 が チャンス ぜ よ !》

ネジ 今 だ !

しまった !

うまく いった ね ! あぁ ギリギリ だった けど な 。

ケッ 頑張って る じゃ ねえ か 無駄な 努力 を よ ぉ 。

元 の 戦場 に 戻る ため の 努力 だ よ 。 無駄に は し ない !

それ は どう かな ? こっち は 無敵 モード で 楽勝 だって のに →

必死に 頑張って る ザコキャラ ほど 滑稽な もの は ない 。

多少 は 粘って くん ねえ と 復讐 の しがい が ねえ けど な 。

( 次郎 坊 ) だ が しょせん 無駄な 努力 。

必死に 頑張って る あいつ ら に ご 褒美 だ 左 近 !

( 左 近 ) あぁ !

せっかく だ から な 。 この 結 界 の 秘密 を 1 つ 教えて やる 。

( 左 近 ) 仮に … 仮に だ 俺 たち に 勝った と して も →

この 結 界 が 解か れる こと は 永久 に ない 。

何 だ と !? そんな …。

お前たち に この ゲーム を クリア する 手段 は ない ぜ よ 。

だが リタイア する なら 2 つ !

ここ で 殺さ れる か 置いて きた 肉体 が 死ぬ かぜ よ !

( 右近 ) いずれ に して も お前たち が 死 を 迎える の は 時間 の 問題 だ 。

《 チッ ! イヤな 予感 が 的中 した ぜ 》

( 開演 ブザー )

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。

今回 は ご覧 の 豪華 歌手 10 人 の 皆さん に よる →


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いったい 何 が 起きた んだ ? |なん||おきた|

( シノ ) そっち も か ? あぁ 。 しの||||

敵 を 倒した と 思ったら 何 か の 術 が 発動 した ようだ 。 てき||たおした||おもったら|なん|||じゅつ||はつどう||

あぁ …  かろうじて 息 が あった ので ここ まで 運んで は きた が → ||いき||||||はこんで|||

例 の 白い やつ の 成りすまし の せい で → れい||しろい|||なりすまし|||

医療 部隊 も   患者 の 受け入れ を ストップ して いる と 聞く 。 いりょう|ぶたい||かんじゃ||うけいれ||すとっぷ||||きく

これ 以上   どうして やる こと も …。 |いじょう||||

( ヒナタ ) ネジ 兄さん ! ( シノ ) いや 待て   それ 以上 近づく な 。 |ねじ|にいさん|しの||まて||いじょう|ちかづく|

まだ 白 ゼツ の 変化 の 術 の 可能 性 も ない わけで は ない 。 |しろ|||へんか||じゅつ||かのう|せい|||||

いったい 何 が あった の ?  シノ 君 。 |なん||||しの|きみ

敵 の 罠 に   はまった のだろう が …。 てき||わな||||

だったら 今 すぐ   その 敵 を 見つけ出して 。 |いま|||てき||みつけだして

らしく ない な 。

感知 は ネジ   キバ 含め   俺 たち で して いた ので は ない の か ? かんち||ねじ||ふくめ|おれ|||||||||

今 は 冷静に なれ 。 いま||れいせいに|

でなければ 助かる 者 も 助から ない ぞ 。 |たすかる|もの||たすから||

まずは ヒナタ   お前 の 眼 が 必要だ 。 彼ら を 診て やって くれ 。 ||おまえ||がん||ひつようだ|かれら||みて||

白 眼 ! しろ|がん

どういう こと ? 弱い けど   チャクラ は 感じる 。 ||よわい||||かんじる

でも   この チャクラ は 止まって いる 。 ||||とまって|

なるほど 。

心臓 も   かすかだ が 動いて いる 。 しんぞう||||うごいて|

つまり   仮死 状態 と いう こと だ 。 |かし|じょうたい||||

それ じゃあ 助かる の ね ! ||たすかる||

チャクラ の 流れ が 止まって いて は そう 長く は もた ない だろう 。 ||ながれ||とまって||||ながく||||

そんな …。

《 また   お前たち だけ で いって しまった と いう の か 。 |おまえたち||||||||

キバ …  ネジ …》 |ねじ

いや   今度 こそ お前たち だけ で   いかせ は し ない 。 |こんど||おまえたち||||||

♪♪~

( い の ) そんな ! チャクラ が 流れて い ない !? |||||ながれて||

今 すぐ 医療 班 を 。 ダメ よ ! いま||いりょう|はん||だめ|

やってくる 医療 班 が   敵 の 成りすまし で ない と は 限ら ない 。 |いりょう|はん||てき||なりすまし|||||かぎら|

シカマル に 意識 が ある なら そう 言う はず 。 ||いしき|||||いう|

ですが …。 2 人 は 私 が 何とか する 。 |じん||わたくし||なんとか|

何 を ? 私 の チャクラ を 流し込んで → なん||わたくし||||ながしこんで

その 圧力 で 2 人 の 体 内 の チャクラ を 循環 さ せる 。 |あつりょく||じん||からだ|うち||||じゅんかん||

無 茶 です ! 2 人 分 の 忍 の チャクラ を たった 1 人 で 回す なんて …。 む|ちゃ||じん|ぶん||おし|||||じん||まわす|

それ でも   やる しか ない の !

今 ここ で   医療 忍術 を かじって いる の は 私 だけ 。 いま|||いりょう|にんじゅつ||||||わたくし|

だったら   何 を 迷う 必要 が ある ? |なん||まよう|ひつよう||

下手 を したら   あなた の 命 も …。 へた|||||いのち|

私 が   やる しか ない の 。 わたくし|||||

シノ 君 … いったい   どう する つもり !? しの|きみ||||

俺 の 寄 壊 蟲 は チャクラ を 喰 ら う 。 おれ||よ|こわ|むし||||しょく||

チャクラ と は 水 の 流れ と 同様   減れば そこ へ 流れて いく の が 道理 。 |||すい||ながれ||どうよう|へれば|||ながれて||||どうり

そんな こと したら 残り わずかな チャクラ が なくなって …。 |||のこり||||

うむ   そこ で 俺 の チャクラ を 蟲 たち に 喰 ら わせ → |||おれ||||むし|||しょく||

蟲 たち から キバ たち へ 運んで もらう 。 むし||||||はこんで|

できる の   そんな こと が !? 任せて おけ 。 |||||まかせて|

《 本来   寄 壊 蟲 は 習性 と して → ほんらい|よ|こわ|むし||しゅうせい||

くらった チャクラ を 返す こと など あり え ない 。 |||かえす|||||

だが  1 匹 ずつ 正確に コントロール して いけば → |ひき||せいかくに|こんとろーる||

この 数 万 匹 の 寄 壊 蟲 で → |すう|よろず|ひき||よ|こわ|むし|

キバ たち の チャクラ の 流れ を 止め させ は し ない 》 |||||ながれ||とどめ|さ せ|||

でも   そんな こと したら シノ 君 の チャクラ も …。 ||||しの|きみ|||

俺 の こと は いい 。 私 の こと は いい 。 おれ|||||わたくし||||

この 間 に 本部 に 連絡 を して …。 |あいだ||ほんぶ||れんらく||

対処 方法 を 確認 して ! はい ! たいしょ|ほうほう||かくにん||

《 そう   今 できる こと を 全力 で やら なくちゃ !》 |いま||||ぜんりょく|||

( カブト ) 肉体 から   魂 だけ を 結 界 へ と 転移 する → |にくたい||たましい|||けつ|かい|||てんい|

黄泉 転身 の 術   成功 した ようだ な 。 こうせん|てんしん||じゅつ|せいこう|||

抜き取ら れた 魂 が 具現 化 する 特殊な 結 界 空間 。 ぬきとら||たましい||ぐげん|か||とくしゅな|けつ|かい|くうかん

( カブト ) ここ で なら 逃げる こと も → ||||にげる||

外 から 邪魔 さ れる こと も なく 戦える が → がい||じゃま||||||たたかえる|

魂 の 抜か れた 肉体 が 死 を 迎える と ともに → たましい||ぬか||にくたい||し||むかえる||

魂 は 昇天 する こと と なる 。 たましい||しょうてん||||

もっとも   穢土 転生 に よって 蘇った 4 人 衆 に は → |えど|てんせい|||よみがえった|じん|しゅう||

そもそも 肉体 が ない 。 |にくたい||

この 空間 の 中 で なら 彼ら は 不 死 であり → |くうかん||なか|||かれら||ふ|し|

不滅で すら ある と いう わけだ 。 ふめつで|||||

フフフ …  興味深い ね 。 |きょうみぶかい|

( ネジ ) これ は   いったい …。 ねじ|||

( キバ ) どう なって んだ ? ( 赤 丸 ) ワン ! ||||あか|まる|わん

( チョウジ ) 何 が 起きた の ? |なん||おきた|

なんで   シカマル と チョウジ が いる んだ よ 。 つうか   ここ   どこ なんだ ?

( シカマル ) どうやら   あんた ら も めん どくせ え 術 に → ||||||||じゅつ|

はま っち まった みて えだ な 。 そ の ようだ な 。

あっ   シカマル   あれ !

( 鬼 童 丸 ) ゲーム は もう 次の ステージ に 移って る ぜ よ 。 おに|わらべ|まる|げーむ|||つぎの|すてーじ||うつって|||

( 多 由也 ) チッ   クソ 野郎 たち を 逃がさ ねえ ため と は いえ → おお|よしや||くそ|やろう|||にがさ|||||

また   やつ ら に   やられ なきゃ な ん ねえ と は   クソ むかつく ぜ ! |||||||||||くそ||

( 次郎 坊 ) 多 由也   もう 少し 言い 方 に …。 じろう|ぼう|おお|よしや||すこし|いい|かた|

うる せ え   クソデブ ! ( 左 近 ) フフフ …。 ||||ひだり|ちか|

ここ は   お前たち を ぶち の めす ため に 作った → ||おまえたち|||||||つくった

魂 を 具現 化 する   特別 製 の 結 界 だ 。 たましい||ぐげん|か||とくべつ|せい||けつ|かい|

( 左 近 ) 助け も 来 なけりゃ 逃げる こと も でき ねえ ぜ 。 ひだり|ちか|たすけ||らい||にげる|||||

あの とき の 恨み   たっぷり と 晴らさ せて もらおう か ! |||うらみ|||はらさ|||

《 シカマル : 魂 を 具現 化 する 特別 製 の 結 界 だ と ?》 |たましい||ぐげん|か||とくべつ|せい||けつ|かい||

魂 …  おい !  まさか 俺 たち   死 ん じ まった の か ? たましい|||おれ||し|||||

だけど   そんな 感じ は し ない けど …。 ||かんじ||||

《 戦場 から   どう やって ここ へ 来た んだ ?》 せんじょう||||||きた|

ク ~ ン 。

ネジ   みんな の チャクラ の 流れ と それ から   結 界 を 見て くれる か 。 ねじ|||||ながれ||||けつ|かい||みて||

あんた の 白 眼 で よ 。 わかった 。 ||しろ|がん|||

白 眼 ! しろ|がん

どう だ ?  ネジ 。 ||ねじ

みんな の チャクラ の 流れ に 変わり は ない 。 ||||ながれ||かわり||

少なくとも   忍術 や 体 術 が 使え ない と いう こと は な さ そうだ 。 すくなくとも|にんじゅつ||からだ|じゅつ||つかえ||||||||そう だ

だが …  結 界 の 外 は 何も 見え ない 。 |けつ|かい||がい||なにも|みえ|

分厚い 壁 で 遮断 さ れて いる ような 感じ だ 。 ぶあつい|かべ||しゃだん|||||かんじ|

十分だ ぜ   ネジ 。 じゅうぶんだ||ねじ

死んで ねえ って ん なら この ワケ わかん ねえ 結 界 → しんで|||||||||けつ|かい

抜け出す ため に   とっとと 術 者 を ぶ っ 倒す ぜ ! ぬけだす||||じゅつ|もの||||たおす|

早 え とこ   元 の 戦場 に 戻って や ん ねえ と な 。 はや|||もと||せんじょう||もどって|||||

フッ   やっと やる 気 に なって くれた ようだ な 。 |||き|||||

こちら も   準備 が できた ようだ 。 ||じゅんび|||

そろそろ いく か   とりゃ !

《 チッ !  なんだか いやな 予感 が する ぜ 。 |||よかん|||

それ に …》

( ネジ ) シカマル …  シカマル   シカマル ! ねじ|||

大丈夫 か !? あっ   あぁ 。 だいじょうぶ|||

大丈夫だ よ   シカマル 。 だいじょうぶだ||

何 か   ひっかかって る んでしょ ? なん||||

敵 は   僕たち が 引きつけて おく から → てき||ぼくたち||ひきつけて||

しっかり 分析 して て よ ね 。 チョウジ …。 |ぶんせき|||||

そういう こと なら … 行く ぞ !  赤 丸 ! |||いく||あか|まる

肉 弾 !  針 戦車 ! にく|たま|はり|せんしゃ

では   頼んだ ぞ ! |たのんだ|

すまない 。

八 卦 二 掌 !  四 掌 !  八 掌 ! やっ|け|ふた|てのひら|よっ|てのひら|やっ|てのひら

十六 掌 !  三十二 掌 !  六十四 掌 ! じゅうろく|てのひら|さんじゅうに|てのひら|ろくじゅうし|てのひら

うわ ぁ !

牙 通 牙 ! きば|つう|きば

か と 言って   頼り っぱなし って わけに も いか ねえ な 。 ||いって|たより|||||||

《 今 だ !》 いま|

惜しい !  シカマル ! おしい|

《 チッ !  や っぱ   いの がい ねえ と 一 手足 り ねえ か 》 |||||||ひと|てあし|||

ヘッ ! て め え が 攻撃 して くる と は な 。 |||||こうげき|||||

また   デブ を 置き去り に して 逃げる の か と 思った が → |||おきざり|||にげる||||おもった|

今回 は   観念 した らしい な 。 こんかい||かんねん|||

確かに   前回 は あいつ の 言う とおり だ 。 たしかに|ぜんかい||||いう||

だが   今回 は 違う 。 |こんかい||ちがう

一 人 一 殺 なんて 覚悟 する つもり は ねえ 。 ひと|じん|ひと|ころ||かくご||||

( シカマル ) 危 ねえ !  チョウジ ! |き||

ギリギリ 間に合った ぜ 。 ぎりぎり|まにあった|

ありがとう   シカマル 。  助かった よ 。 ||たすかった|

チッ !  はずした か 。

( キバ ) 大丈夫 か !?  チョウジ 。 |だいじょうぶ||

うん   ちょっと 焦った けど シカマル の おかげ で   なんとも ない よ 。 ||あせった||||||||

で   敵 の 手ごたえ は   どう な んだ ? |てき||てごたえ||||

あぁ   物理 攻撃 は   効果 が ある ぜ 。 |ぶつり|こうげき||こうか|||

けど よ …。

チッ !  穢土 転生 で 死な ねえ 体 って の も   健在 か よ 。 |えど|てんせい||しな||からだ||||けんざい||

( 多 由也 ) あきらめろ 。 不死身の うち ら に → おお|よしや||ふじみの|||

勝てる わけ ねえ んだ よ ゲスチン 野郎 ! かてる||||||やろう

多 由也 !  だ から 女 は もっと 言葉遣い に …。 おお|よしや|||おんな|||ことばづかい|

( 多 由也 ) くせ えよ   デブ ! おお|よしや|||

みんな   聞いて くれ 。 |きいて|

さっき も 言った が 敵 を 倒す ため に → ||いった||てき||たおす||

命 を かけて 突破 口 を 開こう なんて 思う な 。 いのち|||とっぱ|くち||かいこう||おもう|

( ネジ ) どういう こと だ ?  まともに やり合う な と いう こと か ? ねじ|||||やりあう|||||

いや   そう じゃ ねえ 。

みんな に は   まず 生き抜く こと を 考えて もら いて え 。 ||||いきぬく|||かんがえて|||

はじめ に 断って おく が → ||たって||

今回 は   やつ ら に 勝てる 確証 が 今 は   何ひとつ 見つから ねえ んだ 。 こんかい|||||かてる|かくしょう||いま||なにひとつ|みつから||

そんな …。

理由 は  3 つ 。  まず 第 一 に → りゆう||||だい|ひと|

あいつ ら は   もともと 上 忍 レベル の 強 さ を 持って いた 。 ||||うえ|おし|れべる||つよ|||もって|

それ に 加えて   穢土 転生 の 体 。 ||くわえて|えど|てんせい||からだ

まともに やり合う に は リスク が で か すぎる 。 |やりあう|||りすく||||

第 二 に   あいつ ら を 倒せば → だい|ふた|||||たおせば

この 結 界 を 解く こと が できる と いう 確証 が ねえ 。 |けつ|かい||とく||||||かくしょう||

( チョウジ ) でも   普通 そう じゃ ない の ? ||ふつう||||

( シカマル ) さっき も 言った が あいつ ら は 死人 だ 。 |||いった|||||しにん|

リスク 承知 の 術 って パターン が ない わけじゃ ねえ 。 りすく|しょうち||じゅつ||ぱたーん||||

あり える 話 だ 。 それ じゃ   どう すんだ よ ? ||はなし||||||

そこ で  3 つ め の 理由 な んだ が 。 |||||りゆう|||

男 同士 コソコソ と キモイ んだ よ 。 おとこ|どうし|こそこそ||||

もう いい だろう 。 さっさと 始める ぞ 。 ||||はじめる|

( 多 由也 たち ) 音 隠れ 四 人 衆 。  口 寄せ 。 おお|よしや||おと|かくれ|よっ|じん|しゅう|くち|よせ

四 獣 包囲 の 陣 。 よっ|けだもの|ほうい||じん

囲ま れちゃ った よ 。 どう する ?  シカマル 。 かこま||||||

指示 を くれ 。 しじ||

なら   聞いて おきて えん だ が 。 |きいて||||

前回   俺 の 判断 で 一 人 一 殺 を 選んだ 。 ぜんかい|おれ||はんだん||ひと|じん|ひと|ころ||えらんだ

その ため   お前たち は 大 ケガ を した 。 ||おまえたち||だい|けが||

それ でも また 俺 の 指揮 で いい の か ? |||おれ||しき||||

あ ?  前回 サスケ を 連れ戻す ため に は あれ が ベストだ ろ 。 |ぜんかい|さすけ||つれもどす||||||べすとだ|

その とおり だ 。

それ に 一 人 一 殺 の 覚悟 も 自分 で 決めた こと 。 ||ひと|じん|ひと|ころ||かくご||じぶん||きめた|

ケガ を した の も   己 の 力 が 足りなかった だけ だ 。 けが|||||おのれ||ちから||たりなかった||

そう だ よ 。  シカマル が 気 に する こと なんて 何ひとつ ない よ 。 |||||き|||||なにひとつ||

それ に 前回 の 僕たち と は 違う し ね 。 ||ぜんかい||ぼくたち|||ちがう||

今回 は 多少 なり と も 敵 の 情報 も ある 。 こんかい||たしょう||||てき||じょうほう||

それ に   お前 の 分析 と とっさ の 判断 は 的確だ 。 ||おまえ||ぶんせき||||はんだん||てきかくだ

この 状況 下 で   誰 が 小 隊長 の 役割 を 果たす の か → |じょうきょう|した||だれ||しょう|たいちょう||やくわり||はたす||

すでに わかって いる はずだ 。 俺 の 見込み 違い か ? ||||おれ||みこみ|ちがい|

(( 次 こそ は 完璧に こなして みせ ます )) つぎ|||かんぺきに|||

ヘッ   泣き言 なん ざ   あの とき 捨てて きた つもりだった のに よ 。 |なきごと|||||すてて||||

こりゃ 任務 って わけじゃ ねえ が → |にんむ||||

俺 の 指揮 で みんな 動いて もらう ぜ 。 おれ||しき|||うごいて||

あん とき の 小 隊   再 結成 だ 。 作戦 目標 は → |||しょう|たい|さい|けっせい||さくせん|もくひょう|

生きて 元 の 戦場 に 戻る こと 。 ( みんな ) お ぅ ! いきて|もと||せんじょう||もどる||||

《 ナルト   お め え も その 一 人 な んだ から な 》 ||||||ひと|じん||||

( ナルト ) なぁ   おっちゃん たち どこ に 向かって ん だって ば よ 。 ||||||むかって||||

第 2 部隊   後方 支援 に 行く んだ 。 だい|ぶたい|こうほう|しえん||いく|

へ ぇ   そう な んだ 。

これ で   この 部隊 の 成りすまし は い なく なった 。 |||ぶたい||なりすまし||||

助かり ました 。 なぁ   この 部隊 に → たすかり||||ぶたい|

本部 と 通信 できる やつ   いね え か ? 残念 ながら 。 ほんぶ||つうしん||||||ざんねん|

南 の 野営 地 に は いる はずです 。 みなみ||やえい|ち||||

わかった 。  サンキュー な 。 あっ 。 |さんきゅー||

《 シカマル   チョウジ   ネジ   キバ もう 少し 待って て くれ 。 ||ねじ|||すこし|まって||

きっと 本部 が 対処 法 を 考えて くれて る はずだ 》 |ほんぶ||たいしょ|ほう||かんがえて|||

クッ 。

《 まだ だ 。  俺 は あきらめる わけに は いか ない 。 ||おれ||||||

なぜなら   そんな こと は 考える まで も ない から だ 》 ||||かんがえる|||||

( ヒナタ ) シノ 君   本部 から 連絡 が 。 |しの|きみ|ほんぶ||れんらく|

え ?  たった それ だけ で いい の ?

( い の いち ) 基本 は 幻 術 を 解く  「 解 」 と 同じ こと だ 。 |||きほん||まぼろし|じゅつ||とく|かい||おなじ||

失わ れた 魂 に 誰 か が チャクラ で 触れれば → うしなわ||たましい||だれ|||||ふれれば

それ だけ で 結 界 から 戻って くる こと が できる 。 |||けつ|かい||もどって||||

でも   どう やって そんな こと …。

お前 も 今 やって いる この 通信 そのもの が → おまえ||いま||||つうしん|その もの|

チャクラ を 通した 精神 へ の 語りかけ な のだ から な 。 ||とおした|せいしん|||かたりかけ||||

なら   さっさと 助けて よ ! ||たすけて|

そう し たい のだ が な …。 本部 の システム を 使って も → ||||||ほんぶ||しすてむ||つかって|

シカマル 君 たち の チャクラ の 位置 は 特定 でき ない んだ 。 |きみ|||||いち||とくてい|||

おそらく 特殊な 結 界 の 中 に いる んだろう 。 |とくしゅな|けつ|かい||なか|||

そこ に 彼ら の 魂 は 囚 われて いる 。 ||かれら||たましい||しゅう||

その 場所 が   わから ん こと に は 俺 も 語りかける こと は でき ん 。 |ばしょ|||||||おれ||かたりかける||||

そんな …。

《 いの : 肉体 から 離れた 魂 が どこ に いる か なんて → |にくたい||はなれた|たましい||||||

わかん ない わ よ !》

《 シノ 君 …》 しの|きみ

丸薬 頼り の カスデブ 野郎 ! もう 逃げ道 は ねえ ぞ ! がんやく|たより|||やろう||にげみち|||

シカマル   あいつ は 僕 に 任せて ! 超 倍 化 の 術 ! |||ぼく||まかせて|ちょう|ばい|か||じゅつ

ヘッ   丸薬 なし でも 大きく なれる ように なった か 。 |がんやく|||おおきく||よう に||

《 や っぱ   チャクラ の 消費 が きつい ね 。 これ 以上 は 大きく なれ ない や 》 ||||しょうひ|||||いじょう||おおきく|||

チョウジ !  やつ に つかまった とき の こと を 思い出せ 。 ||||||||おもいだせ

あの 泥 人形 も   チャクラ を 吸い取る 力 が ある か もって こと だ ね 。 |どろ|にんぎょう||||すいとる|ちから|||||||

( ネジ ) 俺 は   やつ を たたく 。 援護 を 頼む ! ねじ|おれ|||||えんご||たのむ

( シカマル ) おい ! あの 蜘蛛 野郎 は 俺 に しか やれ ない 。 |||くも|やろう||おれ||||

フッ 。

( キバ ) シカマル !  こいつ を 足止め する に は   どう すりゃ いい ? ||||あしどめ||||||

その   で かい やつ の 口 から 出てん の は   物質 化 霊 だ 。 |||||くち||しゅってん|||ぶっしつ|か|れい|

触れた だけ で チャクラ を 食わ れる 。 ふれた|||||くわ|

その 3 匹 を 操って ん の が 術 者 の 笛 の 音 だ ! |ひき||あやつって||||じゅつ|もの||ふえ||おと|

なるほど   音 ね ! |おと|

( チョウジ ) 肉 弾 戦車 ! |にく|たま|せんしゃ

( 左 近 / 右近 ) うりゃ ~! ひだり|ちか|うこん|

( 右近 ) クソ が ! ( 左 近 ) 味方 を 目隠し に 使って → うこん|くそ||ひだり|ちか|みかた||めかくし||つかって

こいつ を   のばして や がった の か !

影 真似 の 術   成功 ! かげ|まね||じゅつ|せいこう

さて と お前 ら は   どう 料理 する か な 。 ||おまえ||||りょうり|||

《 今 が チャンス ぜ よ !》 いま||ちゃんす||

ネジ   今 だ ! ねじ|いま|

しまった !

うまく いった ね ! あぁ   ギリギリ だった けど な 。 ||||ぎりぎり|||

ケッ   頑張って る じゃ ねえ か 無駄な 努力 を よ ぉ 。 |がんばって|||||むだな|どりょく|||

元 の 戦場 に 戻る ため の 努力 だ よ 。 無駄に は し ない ! もと||せんじょう||もどる|||どりょく|||むだに|||

それ は どう かな ?  こっち は 無敵 モード で 楽勝 だって のに → ||||||むてき|もーど||らくしょう||

必死に 頑張って る ザコキャラ ほど 滑稽な もの は ない 。 ひっしに|がんばって||||こっけいな|||

多少 は 粘って くん ねえ と 復讐 の しがい が ねえ けど な 。 たしょう||ねばって||||ふくしゅう||||||

( 次郎 坊 ) だ が しょせん 無駄な 努力 。 じろう|ぼう||||むだな|どりょく

必死に 頑張って る あいつ ら に ご 褒美 だ   左 近 ! ひっしに|がんばって||||||ほうび||ひだり|ちか

( 左 近 ) あぁ ! ひだり|ちか|

せっかく だ から な 。 この 結 界 の 秘密 を 1 つ 教えて やる 。 |||||けつ|かい||ひみつ|||おしえて|

( 左 近 ) 仮に …  仮に だ 俺 たち に 勝った と して も → ひだり|ちか|かりに|かりに||おれ|||かった|||

この 結 界 が 解か れる こと は 永久 に ない 。 |けつ|かい||とか||||えいきゅう||

何 だ と !? そんな …。 なん|||

お前たち に この ゲーム を クリア する 手段 は ない ぜ よ 。 おまえたち|||げーむ||くりあ||しゅだん||||

だが   リタイア する なら 2 つ ! |りたいあ|||

ここ で 殺さ れる か 置いて きた 肉体 が 死ぬ かぜ よ ! ||ころさ|||おいて||にくたい||しぬ||

( 右近 ) いずれ に して も   お前たち が 死 を 迎える の は 時間 の 問題 だ 。 うこん|||||おまえたち||し||むかえる|||じかん||もんだい|

《 チッ !  イヤな 予感 が 的中 した ぜ 》 |いやな|よかん||てきちゅう||

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

皆様   お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では   最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。 |さいご||||おたのしみ|

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 !  に っぽ ん の 歌 』。 もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた

今回 は   ご覧 の 豪華 歌手 10 人 の 皆さん に よる → こんかい||ごらん||ごうか|かしゅ|じん||みなさん||