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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン14 - 310 - 落城

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 14 - 310 - 落城

( イソノ ) いい 勝負 だった な 。 ( タマオ ) また いつか →

どこ か で 戦い ましょう 。 ( チョウジ ) んじゃ また ね 。

( シカマル ) お前 段取り 忘れて た ろ ? ( チョウジ ) えっ ?

( い の ) あの まま なら 優勝 しちゃ った かも 。

エッヘヘヘ 。 ヘヘヘ じゃ ない わ よ ! った く !

その 中 か ? うん 段取り どおり なら ね 。

あんた が 段取り を 語る な !

ま ぁま ぁ 遠い ところ から よく 来 な すった さ 。

いい よ 。 ( シカマル ) よし 。

( シュウ ) 出て いい の か ?

( い の ) もう 大丈夫です よ 。

( シュウ ) ここ は ? 城 下 の 旅 籠 です 。

旅 の 者 が 泊まる 宿 か 。

お 城 に 比べる と 狭い けど 一晩 だけ だ から 我慢 して ね 。

明日 出立 する の か ?

夜 の 移動 は 危険な ので 夜 が 明けて から 出発 し ます 。

そう か …。

町 の 様子 を 見て も いい かな ? えっ ? ええ …。

( シュウ ) こんな 町 なか まで 出て きた の 初めて だ !

( チョウジ ) あの お 城 に 住んで た のに ?

城 の 中 だって 自由に 歩き 回れ なかった んだ 。

城下町 まで 来 られる わけない さ 。

だって 僕 は 人質 の 身 だ から 。

ねぇ 出発 前 に 町 を 見物 でき ない か な 。

見物 ? それ は まず いっす よ 。

此の 国 に 住んで いた のに ここ の こと は 何も 知ら ない 。

せめて 最後に 城下町 の 様子 を 見て おき たい んだ 。

お 願い !

( ナルト ) どこ だ ? ここ 。

ん … あっ まずい ! ( 千 代 ) シュウ 様 →

そろそろ 朝食 の お 時間 です よ 。

あっ あぁ 今 行 くって … です 。

目 が 覚め ました ? 朝食 を 食べたら →

すぐに 出発 し ます 。 うわ っ !

その 格好 なら 大丈夫です よ 。

あなた が この 国 を よく 知ら ない の と 同じで →

この 国 の 人 も 若 殿 様 が こんな ところ に いる と は →

思わ ない っす よ 。 まっ 城 に いる 仲間 が →

上手く やって る うち は ね 。

( 千 代 ) シュウ 様 … 今朝 は なかなか の 食欲 です ね 。

えっ ? き 昨日 の 御 膳 試合 の 影響 か な 。

これ は ? メザシ だ よ 。

これ は ? ( チョウジ ) お から 。

ふ ~ ん 初めて 食べる もの ばかり だ 。

眺めて ないで 早く 食べて ください 。

ここ に い られる の は せいぜい お 昼 くらい まで です から ね 。

( シュウ ) じゃあ 最初 は アマアマ 庵 !

お ぉ ! 御 膳 試合 の 興奮 が よみがえる !

( い の ) なんで あんた が 張り切って ん の よ !

いつ から グルメ 店 巡り に なった んだ ?

それ じゃあ 出発 !

( デイダラ ) 改めて 見る と ちっぽけな 国 だ な 。

なんだか 拍子抜け だ ぜ うん 。

( デイダラ ) なぁ 旦那 今回 は おい ら の 芸術 で →

さっさと 片づける って こと で どう だい ?

かまわ ねえ だ ろ ? いい だろう 。

へ ぇ 。

城 の ナルト に 絶対 ボロ を 出す なって →

念 押し し と いた ほう が いい かな ? は ぁ めん どくせ 。

段取り 狂っちゃ った ね 。

嬉し そうに 言って んじゃ ない わ よ 。 ( シュウ ) あっ あった 。 ここ ここ 。

( チョウジ ) たのもう !

おばちゃん まんじゅう 大盛り で 。

( チョウジ ) 今度 は 手加減 なし だ ! まったく →

誰 の ため の 町 巡り だ よ 。 ごめん ね 。

あなた も お まんじゅう 食べる ?

(( はい お まんじゅう 。 シュウ 様 の 分 ))

次に 続く 文章 に は 書 に 学ぶ 時間 の 大切 さ を →

身をもって 表現 して おる 。

書 を 読み て 眠ら ん と 欲すれば →

錐 を 引き て みずから その モモ を 刺し …。

痛い って ば よ ! 血 流れて … ムッ 。

書 を 読み て 眠ら ん と 欲すれば →

錐 を 引き て みずから その モモ を 刺し 血 流れて 足 に 至る 。

てば よ ?

( シュウ ) 次 は ここ 。 ( イソノ ) お ~ ここ の ラーメン は →

ぜひ もう 一 度 食べて み たかった 。 ( タマオ ) あの ギトギト は クセ に なる 。

って なんで お前 ら 一緒に いんだ よ ?

まあまあ シカマル 。 彼ら が 一緒だ と いい カモフラージュ に なる でしょ ?

どう ? 僕 の この 段取り 。

段取り って 言い たい だけ じゃ ない 。 ( チョウジ ) さあ 食う ぞ 。

カロリー 控えめ の メニュー ある かな ? は ぁ …。

おいしい 。 でしょ ?

これ 食べたら 次 は ケムケム 苑 の 焼き肉 ね 。

その 前 に まずは この ラーメン を じっくり 味わわ なくちゃ 。

なんといっても この スープ コッテリ と した 味わい な のに →

あと 味 すっきり 。 だ から …。 ( シュウ ) 僕 ちょっと トイレ へ 。

大将 おかわり 。 おい 若 様 。

一 人 で こっそり 城 に 戻ろう って 魂胆 なら やめ とき な 。

戻って 何 を しよう と する の か 知ら ん が …。

なに なに ? もし かして お姫様 に 会い に 行く んじゃ ない ?

お姫様 って 千 代 姫 ?

(2 人 ) 親父 おかわり ! ムッ !

チョウジ もう 段取り 必要 ねえ から →

さっさと あの 2 人 どうにか しろ 。 うん 。

《 剣 の 修業 なんて どう すりゃ いいん だって ば よ 》

( タテワキ ) さあ シュウ 様 いつでも どうぞ 。

で ぁ ~!

この ~!

《 つい 本気で よ けち まった 》

ぐ っ 。 うわ っ !

タテワキ 。 いっ !

( タテワキ ) 誰 だ 貴 様 !

何 を 言って る の か な ? タテワキ 。

本物 の シュウ 様 は どこ だ ?

僕 が シュウ だって ば よ !

ちょっと 落ち着け って ば よ 。

ぐ っ !

やっぱり 偽者 。 シュウ 様 に →

姿形 を 似せた だけ で は 私 たち は 騙せ ませ ん わ 。

やっぱり 急に 若 殿 に なりすます って 作戦 が さ 。

本物 の シュウ 様 は どこ ? 正直に おっしゃい 。

姫 様 ! 殺して は なり ませ ぬ ぞ 。

わかって い ます 。 でも 手足 の 2~3 本 くらい は 。

物騒な 雰囲気 に なって きた な 。

じゃあ な ! キャ ~!

もの ども であえ ! 曲者 だ !

曲者 だ ! 急げ 急げ !

あっ ! もう 見つか っち まった か 。

でも … 望む ところ だ !

捕ま ん ねえ よ !

鬼 さん こちら !

う っ …。

《 分身 の 術 身 が わり か 》

本体 は まだ どこ か に 隠れて いる 。 捜す のだ !

( みんな ) お ~ っ !

《 正門 に 向かって いる 》

ならば こっち か 。

曲者 は 正門 の ほう に 向かって いる 。

よし 行こう ! おう !

ヒヒヒ … 大 成功 。

よっ と 。 (2 人 ) あ ~!

なんで こんな 所 で ウロウロ して んだ !? 曲者 は 正門 の ほう だ ろ !

だって さっき 転んだ とき に お 尻 が 痛くて …。

あっ … 黙れ 曲者 ! シュウ 様 は どこ ?

勝負 が まだ …。 ミソチャーシュー …。

もう 恥ずかし がら なくて いい から とりあえず 出て らっしゃい 。

シュウ 様 ?

さっき から ずっと 何の 物音 も し ない んだ けど 。

あ … あの ガキ !?

ハァ ハァ ハァ ハァ …。

だから 若 殿 なら 無事 だって 。

ここ で 人質 で いる より ずっと 安全だ 。

信じ られ ませ ん ! 俺 が ここ に いる の も →

こっそり 安全に 逃げ出す ため の 時間 稼ぎ を して いる わけで 。

( タテワキ ) シュウ 様 を 逃がした の か ?

タテワキ ! おっちゃん まで なんで ここ に …。

分身 たち が 派手に 動き すぎる 。

あれ で は 本物 は 反対 方向 に いる と 言って いる ような もの だ 。

それ より さっき の 話 だ 。

城 から シュウ 様 を 連れ出した と して も →

まだ それほど 遠く へ は 行って い ない な 。

いや ぁ ~ 今頃 とっくに 彼 の 国 に 着いて る んじゃ ねえ か 。

ウソ だ 。 なら なぜ お前 は まだ ここ に いる 。

昨夜 の うち に とっとと 逃げ 出せた もの を 。

彼 の 国 は シュウ 様 の 生まれ故郷 。

彼 の 国 も 承知 と いう こと か …。

シュウ 様 は ふるさと に 戻る のだ な 。

そう か それ は よかった 。

え ? 人質 を とる ような 同盟 は 脆い 。

シュウ 様 の 心 に も 影 を 落とす 。

おっちゃん 此の 国 に 雇わ れた 侍 だ ろ ?

侍 が 忠 を 尽くす の は 和 だ 。

此の 国 と 彼 の 国 が 和睦 を 結び 直す の が 理想 だ 。

そんじゃ 若 殿 は 逃がして いい んだ な 。

問題 は 貴 様 だ 。 和睦 の ため に は →

貴 様 ら を 雇った 者 が われて は なら ぬ 。

お おう … わかって る って ば よ 。

もし 捕まったり した とき は →

俺 が 貴 様 を ためらわ ず 斬る ! よい な !

その こと を 肝 に 銘じて おけ !

ま … 任せろ って ば よ 。

《 シュウ 様 …》

( 爆発 音 )

何事 じゃ ? とりあえず 城 へ 避難 を !

若 様 ! シュウ 様 !

( デイダラ ) プロローグ は 終わり だ 。 いく ぜ 本番 !

デイダラ お前 の 役目 は ここ まで だ 。

は ぁ !? あと は 俺 が やる 。

そりゃ ない ぜ 旦那 ! さっき は おい ら に やら せる って …。

俺 たち の 目的 は 国 の 壊滅 じゃ ない 乗っ取り だ 。

大名 本人 と 取り巻き 連中 だけ 始末 すれば 事 は 済む 。

今ごろ は 揃って 城 内 に いる はずだ 。

お前 の 爆発 に 恐れ を なして な 。

まっ まあ な … うん 。

さ ぁ 城 の 上空 まで やって くれ 。 その あと は 高み の 見物 で いい ぞ 。

なんで ぇ 俺 だけ 楽 さ せて もらって すま ねえ な 旦那 。

健闘 を 祈る ぜ 。

あの 爆発 は お前たち と は 関係ない のだ な 。

あぁ 違う って ば よ 。

この 混乱 に 乗じて 貴 様 は 一刻 も 早く 城 を 出ろ 。

で おっちゃん は ?

姫 様 と ともに 城 に 入り 守り を かためる 。

わかった !

シュウ 様 の こと … くれぐれも 頼んだ ぞ 。

俺 は ナルト を 捜し に 行く 。 チョウジ と いの は →

若 殿 を 国 外 へ 連れ出せ ! ( い の ) わかった 。

《 千 代 姫 …》

( い の ) あっ シュウ 様 !

( みんな ) ぐ わ っ ! ぐ わ っ !

何 だ こいつ ら …。

《 傀儡 … どこ の 手 の 者 だ ?》

キャ ~!

《 しまった !》

螺旋 丸 !

何 だ こりゃ …。

ハァ ハァ …。 お前 どうして ここ に !?

千代 姫 は ? お 願い 千 代 姫 を 捜して ! 姫 を 助けて !

わかった よ 。 だから 勝手な 行動 は する な 。

お前 ら …。 (2 人 ) すみ ませ ~ ん 。

大名 様 は 家老 の 方々 と 城 に …。

わかった 。 もう よい 。

おっちゃん どう する って ば よ 。

お前 に 頼み たい こと が ある 。

姫 様 を 城 から 脱出 さ せて もらえ ない か ?

でも おっちゃん は ?

私 は 大名 様 を お 助け に 城 に 戻る 。

タテワキ …。

お 父上 は この タテワキ が 必ず お守り し ます 。

姫 様 は シュウ 様 と 一緒に お 待ち ください 。

必ず お迎え に まいり ます 。

おっちゃん 1 人 で 大丈夫 か ?

心配な の は お前 の ほう だ 。 本当に 姫 様 を 守れる のだろう な ?

何 だ よ ! 人 が せっかく 心配 して やって ん のに よ !

そう いえば まだ 貴 様 の 名 も 聞いて い なかった な 。 何という ?

ナルト ! うずまき ナルト だって ば よ !

ナルト か … 覚えて おこう 。

では ナルト くれぐれも 頼んだ ぞ 。

お ぅ !

《 死ぬ な よ … おっちゃん 》

邪魔だ て する な !

誰 か ! 誰 かおら ぬ か !

大名 様 タテワキ で ございます !

俺 の 傀儡 を ずいぶん と 壊して くれた な …。

貴 様 何者 だ ? 暁 と だけ 言って おこう 。

なぜ この 城 を 襲う ?

知った ところ で もう 遅い 。 用事 は 済んだ 。

ならば 貴 様 を このまま 帰す わけに は いか ぬ 。

罪 を 償って もらう !

もう 褒めて くれる 主人 も い ない と いう のに …。

今 まで 受けた 恩義 は 永遠に 消え ぬ !

う お ~ っ !

雑魚 で は 相手 に なら ん 。

俺 は 十 分 働いた んで な 。

ならば そこ で おとなしく して ろ 。

♪♪~

それ で うまく かわした つもり か ?

筒 は 見せかけ 中 に 仕込んだ 針 が 本命 だ 。

どう だ ? そろそろ 針 に ついて いた 毒薬 が 効いて きた だ ろ 。

もう すぐ 体 の 自由 が 効か なく なる 。

これ で 終わり だ な 。

《 せめて もう ひと 太刀 …》

で や ~ っ !

( シュウ ) 千 代 姫 ! ( 千 代 ) シュウ 様 ! ( シカマル ) ナルト !

( チョウジ ) あれ ? なんで 千 代 姫 と 一緒な の ?

タテワキ の おっちゃん から 頼ま れて な 。 ( い の ) え ? タテワキ ?

ああ ものすごく 強 ぇ 侍 の おっちゃん だ 。

余計な 邪魔 が 入った が 無事に 任務 は 終え られ そうだ な 。

( 綱 手 ) 此の 国 は 大国 の 手 に 落ちた か 。

これ で 暁 の 力 を 利用 しよう と する 輩 が →

また 増える な 。 それ で ナルト たち は ?

念のため 国境 の 峠 を 越える まで 見届けて き ました 。

♪♪~

2 人 と も 無事に 彼 の 国 へ 連れて いった 。

お姫様 も ちゃんと 迎え入れ られた よ 。

今 は 他の 大名 たち と 一緒に 移動 して る 。

やられた 様子 なんか ない 。

そう か … それ が 知り たかった …。

( カルイ ) 今 だ ! 一斉に 取り押さえろ !

待つ って ば よ !

叶う の なら 成長 した お 二 人 に お 会い し たい が …。

今 の おっちゃん の 姿 見たら 2 人 が 悲しむ んじゃ ねえ か 。

そう だ な 。

もはや 何の 未練 も ない 。

♪♪~

自分 で 決着 を つけた の か 。

ああ 最後 は 自分 の 意思 で 。

侍 の おっちゃん らしい って ば よ 。

《 俺 も 自分 の 信念 を 貫き通す 。

約束 だ おっちゃん 》

( 開演 ブザー )

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。

今回 は ご覧 の 豪華な 歌手 10 組 の 皆さん に よる →


NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 14 - 310 - 落城 ||しっぷう|つたい|しーずん|らくじょう Naruto Shippuden - Season 14 - 310 - Fallen Castle

( イソノ ) いい 勝負 だった な 。 ( タマオ ) また いつか → ||しょうぶ|||||

どこ か で 戦い ましょう 。 ( チョウジ ) んじゃ   また ね 。 |||たたかい|||||

( シカマル ) お前   段取り 忘れて た ろ ? ( チョウジ ) えっ ? |おまえ|だんどり|わすれて||||

( い の ) あの まま なら 優勝 しちゃ った かも 。 |||||ゆうしょう|||

エッヘヘヘ 。 ヘヘヘ じゃ ない わ よ !  った く !

その 中 か ? うん   段取り どおり なら ね 。 |なか|||だんどり|||

あんた が   段取り を 語る な ! ||だんどり||かたる|

ま ぁま ぁ   遠い ところ から よく 来 な すった さ 。 |||とおい||||らい|||

いい よ 。 ( シカマル ) よし 。

( シュウ ) 出て いい の か ? |でて|||

( い の ) もう 大丈夫です よ 。 |||だいじょうぶ です|

( シュウ ) ここ は ? 城 下 の 旅 籠 です 。 |||しろ|した||たび|かご|

旅 の 者 が 泊まる 宿 か 。 たび||もの||とまる|やど|

お 城 に 比べる と 狭い けど 一晩 だけ だ から   我慢 して ね 。 |しろ||くらべる||せまい||ひとばん||||がまん||

明日   出立 する の か ? あした|いでたち|||

夜 の 移動 は 危険な ので 夜 が 明けて から 出発 し ます 。 よ||いどう||きけんな||よ||あけて||しゅっぱつ||

そう か …。

町 の 様子 を 見て も いい かな ? えっ ?  ええ …。 まち||ようす||みて|||||

( シュウ ) こんな 町 なか まで 出て きた の 初めて だ ! ||まち|||でて|||はじめて|

( チョウジ ) あの お 城 に 住んで た のに ? |||しろ||すんで||

城 の 中 だって 自由に 歩き 回れ なかった んだ 。 しろ||なか||じゆうに|あるき|まわれ||

城下町 まで 来 られる わけない さ 。 じょうかまち||らい|||

だって   僕 は 人質 の 身 だ から 。 |ぼく||ひとじち||み||

ねぇ   出発 前 に 町 を 見物 でき ない か な 。 |しゅっぱつ|ぜん||まち||けんぶつ||||

見物 ? それ は まず いっす よ 。 けんぶつ|||||

此の 国 に 住んで いた のに ここ の こと は 何も 知ら ない 。 この|くに||すんで|||||||なにも|しら|

せめて 最後に   城下町 の 様子 を 見て おき たい んだ 。 |さいごに|じょうかまち||ようす||みて|||

お 願い ! |ねがい

( ナルト ) どこ だ ?  ここ 。

ん …  あっ   まずい ! ( 千 代 ) シュウ 様 → |||せん|だい||さま

そろそろ   朝食 の お 時間 です よ 。 |ちょうしょく|||じかん||

あっ   あぁ   今 行 くって …  です 。 ||いま|ぎょう||

目 が 覚め ました ? 朝食 を 食べたら → め||さめ||ちょうしょく||たべたら

すぐに 出発 し ます 。 うわ っ ! |しゅっぱつ||||

その 格好 なら   大丈夫です よ 。 |かっこう||だいじょうぶ です|

あなた が   この 国 を よく 知ら ない の と 同じで → |||くに|||しら||||おなじで

この 国 の 人 も   若 殿 様 が こんな ところ に いる と は → |くに||じん||わか|しんがり|さま|||||||

思わ ない っす よ 。 まっ   城 に いる 仲間 が → おもわ|||||しろ|||なかま|

上手く やって る うち は ね 。 うまく|||||

( 千 代 ) シュウ 様 …  今朝 は なかなか の 食欲 です ね 。 せん|だい||さま|けさ||||しょくよく||

えっ ? き   昨日 の 御 膳 試合 の 影響 か な 。 ||きのう||ご|ぜん|しあい||えいきょう||

これ は ? メザシ だ よ 。

これ は ? ( チョウジ ) お から 。

ふ ~ ん 初めて 食べる もの ばかり だ 。 ||はじめて|たべる|||

眺めて ないで 早く 食べて ください 。 ながめて||はやく|たべて|

ここ に い られる の は   せいぜい お 昼 くらい まで です から ね 。 ||||||||ひる|||||

( シュウ ) じゃあ   最初 は   アマアマ 庵 ! ||さいしょ|||いおり

お ぉ ! 御 膳 試合 の 興奮 が よみがえる ! ||ご|ぜん|しあい||こうふん||

( い の ) なんで   あんた が 張り切って ん の よ ! |||||はりきって|||

いつ から グルメ 店 巡り に なった んだ ? ||ぐるめ|てん|めぐり|||

それ じゃあ   出発 ! ||しゅっぱつ

( デイダラ ) 改めて 見る と ちっぽけな 国 だ な 。 |あらためて|みる|||くに||

なんだか   拍子抜け だ ぜ   うん 。 |ひょうしぬけ|||

( デイダラ ) なぁ   旦那 今回 は おい ら の 芸術 で → ||だんな|こんかい|||||げいじゅつ|

さっさと 片づける って こと で どう だい ? |かたづける|||||

かまわ ねえ だ ろ ? いい だろう 。

へ ぇ 。

城 の ナルト に 絶対 ボロ を 出す なって → しろ||||ぜったい|||だす|

念 押し し と いた ほう が いい かな ? は ぁ   めん どくせ 。 ねん|おし|||||||||||

段取り   狂っちゃ った ね 。 だんどり|くるっちゃ||

嬉し そうに 言って んじゃ ない わ よ 。 ( シュウ ) あっ   あった 。  ここ   ここ 。 うれし|そう に|いって|||||||||

( チョウジ ) たのもう !

おばちゃん   まんじゅう 大盛り で 。 ||おおもり|

( チョウジ ) 今度 は 手加減 なし だ ! まったく → |こんど||てかげん|||

誰 の ため の 町 巡り だ よ 。 ごめん ね 。 だれ||||まち|めぐり||||

あなた も   お まんじゅう 食べる ? ||||たべる

(( はい   お まんじゅう 。 シュウ 様 の 分 )) ||||さま||ぶん

次に 続く 文章 に は   書 に 学ぶ 時間 の 大切 さ を → つぎに|つづく|ぶんしょう|||しょ||まなぶ|じかん||たいせつ||

身をもって 表現 して おる 。 みをもって|ひょうげん||

書 を 読み て   眠ら ん と 欲すれば → しょ||よみ||ねむら|||ほっすれば

錐 を 引き て みずから その モモ を 刺し …。 きり||ひき||||もも||さし

痛い って ば よ ! 血 流れて …  ムッ 。 いたい||||ち|ながれて|

書 を 読み て   眠ら ん と 欲すれば → しょ||よみ||ねむら|||ほっすれば

錐 を 引き て   みずから その モモ を 刺し 血 流れて 足 に 至る 。 きり||ひき||||もも||さし|ち|ながれて|あし||いたる

てば よ ?

( シュウ ) 次 は ここ 。 ( イソノ ) お ~  ここ の ラーメン は → |つぎ|||||||らーめん|

ぜひ もう 一 度 食べて み たかった 。 ( タマオ ) あの ギトギト は クセ に なる 。 ||ひと|たび|たべて|||||||くせ||

って   なんで お前 ら 一緒に いんだ よ ? ||おまえ||いっしょに||

まあまあ   シカマル 。  彼ら が 一緒だ と いい カモフラージュ に なる でしょ ? ||かれら||いっしょだ||||||

どう ?  僕 の この 段取り 。 |ぼく|||だんどり

段取り って 言い たい だけ じゃ ない 。 ( チョウジ ) さあ   食う ぞ 。 だんどり||いい|||||||くう|

カロリー 控えめ の メニュー ある かな ? は ぁ …。 かろりー|ひかえめ||めにゅー||||

おいしい 。 でしょ ?

これ 食べたら 次 は ケムケム 苑 の 焼き肉 ね 。 |たべたら|つぎ|||その||やきにく|

その 前 に   まずは この ラーメン を じっくり 味わわ なくちゃ 。 |ぜん||||らーめん|||あじわわ|

なんといっても   この スープ コッテリ と した 味わい な のに → ||すーぷ||||あじわい||

あと 味 すっきり 。  だ から …。 ( シュウ ) 僕   ちょっと トイレ へ 。 |あじ|||||ぼく||といれ|

大将   おかわり 。 おい   若 様 。 たいしょう|||わか|さま

一 人 で こっそり 城 に 戻ろう って 魂胆 なら やめ とき な 。 ひと|じん|||しろ||もどろう||こんたん||||

戻って 何 を しよう と する の か 知ら ん が …。 もどって|なん|||||||しら||

なに なに ?  もし かして お姫様 に 会い に 行く んじゃ ない ? ||||おひめさま||あい||いく||

お姫様 って   千 代 姫 ? おひめさま||せん|だい|ひめ

(2 人 ) 親父   おかわり !  ムッ ! じん|おやじ||

チョウジ   もう 段取り 必要 ねえ から → ||だんどり|ひつよう||

さっさと あの 2 人 どうにか しろ 。 うん 。 ||じん|||

《 剣 の 修業 なんて どう すりゃ いいん だって ば よ 》 けん||しゅぎょう|||||||

( タテワキ ) さあ   シュウ 様 いつでも どうぞ 。 |||さま||

で ぁ ~!

この ~!

《 つい 本気で よ けち まった 》 |ほんきで|||

ぐ っ 。  うわ っ !

タテワキ 。 いっ !

( タテワキ ) 誰 だ   貴 様 ! |だれ||とうと|さま

何 を 言って る の か な ?  タテワキ 。 なん||いって|||||

本物 の シュウ 様 は どこ だ ? ほんもの|||さま|||

僕 が   シュウ だって ば よ ! ぼく|||||

ちょっと 落ち着け って ば よ 。 |おちつけ|||

ぐ っ !

やっぱり 偽者 。  シュウ 様 に → |にせもの||さま|

姿形 を 似せた だけ で は 私 たち は 騙せ ませ ん わ 。 すがたかたち||にせた||||わたくし|||だませ|||

やっぱり   急に 若 殿 に なりすます って 作戦 が さ 。 |きゅうに|わか|しんがり||||さくせん||

本物 の シュウ 様 は   どこ ? 正直に おっしゃい 。 ほんもの|||さま|||しょうじきに|

姫 様 !  殺して は なり ませ ぬ ぞ 。 ひめ|さま|ころして|||||

わかって い ます 。 でも   手足 の 2~3 本 くらい は 。 ||||てあし||ほん||

物騒な 雰囲気 に なって きた な 。 ぶっそうな|ふんいき||||

じゃあ な ! キャ ~!

もの ども   であえ !  曲者 だ ! |||くせもの|

曲者 だ ! 急げ 急げ ! くせもの||いそげ|いそげ

あっ !  もう 見つか っち まった か 。 ||みつか|||

でも …  望む ところ だ ! |のぞむ||

捕ま ん ねえ よ ! つかま|||

鬼 さん   こちら ! おに||

う っ …。

《 分身 の 術   身 が わり か 》 ぶんしん||じゅつ|み|||

本体 は   まだ どこ か に 隠れて いる 。 捜す のだ ! ほんたい||||||かくれて||さがす|

( みんな ) お ~ っ !

《 正門 に 向かって いる 》 せいもん||むかって|

ならば   こっち か 。

曲者 は 正門 の ほう に 向かって いる 。 くせもの||せいもん||||むかって|

よし   行こう ! おう ! |いこう|

ヒヒヒ …  大 成功 。 |だい|せいこう

よっ と 。 (2 人 ) あ ~! ||じん|

なんで   こんな 所 で ウロウロ して んだ !? 曲者 は 正門 の ほう だ ろ ! ||しょ||うろうろ|||くせもの||せいもん||||

だって   さっき 転んだ とき に お 尻 が 痛くて …。 ||ころんだ||||しり||いたくて

あっ …  黙れ 曲者 !  シュウ 様 は どこ ? |だまれ|くせもの||さま||

勝負 が まだ …。 ミソチャーシュー …。 しょうぶ|||

もう 恥ずかし がら なくて いい から とりあえず 出て らっしゃい 。 |はずかし||||||でて|

シュウ 様 ? |さま

さっき から   ずっと 何の 物音 も し ない んだ けど 。 |||なんの|ものおと|||||

あ …  あの ガキ !? ||がき

ハァ   ハァ   ハァ   ハァ …。

だから   若 殿 なら 無事 だって 。 |わか|しんがり||ぶじ|

ここ で 人質 で いる より ずっと 安全だ 。 ||ひとじち|||||あんぜんだ

信じ られ ませ ん ! 俺 が   ここ に いる の も → しんじ||||おれ||||||

こっそり 安全に 逃げ出す ため の 時間 稼ぎ を して いる わけで 。 |あんぜんに|にげだす|||じかん|かせぎ||||

( タテワキ ) シュウ 様 を 逃がした の か ? ||さま||にがした||

タテワキ ! おっちゃん まで   なんで ここ に …。

分身 たち が 派手に 動き すぎる 。 ぶんしん|||はでに|うごき|

あれ で は   本物 は 反対 方向 に いる と 言って いる ような もの だ 。 |||ほんもの||はんたい|ほうこう||||いって||||

それ より   さっき の 話 だ 。 ||||はなし|

城 から シュウ 様 を 連れ出した と して も → しろ|||さま||つれだした|||

まだ   それほど 遠く へ は 行って い ない な 。 ||とおく|||おこなって|||

いや ぁ ~  今頃 とっくに 彼 の 国 に 着いて る んじゃ ねえ か 。 ||いまごろ||かれ||くに||ついて||||

ウソ だ 。  なら   なぜ お前 は まだ ここ に いる 。 うそ||||おまえ|||||

昨夜 の うち に   とっとと 逃げ 出せた もの を 。 さくや|||||にげ|だせた||

彼 の 国 は   シュウ 様 の 生まれ故郷 。 かれ||くに|||さま||うまれこきょう

彼 の 国 も 承知 と いう こと か …。 かれ||くに||しょうち||||

シュウ 様 は   ふるさと に 戻る のだ な 。 |さま||||もどる||

そう か   それ は よかった 。

え ? 人質 を とる ような 同盟 は 脆い 。 |ひとじち||||どうめい||もろい

シュウ 様 の 心 に も 影 を 落とす 。 |さま||こころ|||かげ||おとす

おっちゃん 此の 国 に 雇わ れた 侍 だ ろ ? |この|くに||やとわ||さむらい||

侍 が 忠 を 尽くす の は   和 だ 。 さむらい||ただし||つくす|||わ|

此の 国 と 彼 の 国 が 和睦 を 結び 直す の が 理想 だ 。 この|くに||かれ||くに||わぼく||むすび|なおす|||りそう|

そんじゃ 若 殿 は 逃がして いい んだ な 。 |わか|しんがり||にがして|||

問題 は 貴 様 だ 。  和睦 の ため に は → もんだい||とうと|さま||わぼく||||

貴 様 ら を 雇った 者 が われて は なら ぬ 。 とうと|さま|||やとった|もの|||||

お   おう …  わかって る って ば よ 。

もし 捕まったり した とき は → |つかまったり|||

俺 が 貴 様 を ためらわ ず 斬る !  よい な ! おれ||とうと|さま||||きる||

その こと を 肝 に 銘じて おけ ! |||かん||めいじて|

ま …  任せろ って ば よ 。 |まかせろ|||

《 シュウ 様 …》 |さま

( 爆発 音 ) ばくはつ|おと

何事 じゃ ? とりあえず   城 へ 避難 を ! なにごと|||しろ||ひなん|

若 様 ! シュウ 様 ! わか|さま||さま

( デイダラ ) プロローグ は 終わり だ 。  いく ぜ 本番 ! |ぷろろーぐ||おわり||||ほんばん

デイダラ   お前 の 役目 は ここ まで だ 。 |おまえ||やくめ||||

は ぁ !? あと は 俺 が やる 。 ||||おれ||

そりゃ ない ぜ   旦那 !  さっき は おい ら に やら せる って …。 |||だんな||||||||

俺 たち の 目的 は 国 の 壊滅 じゃ ない   乗っ取り だ 。 おれ|||もくてき||くに||かいめつ|||のっとり|

大名 本人 と 取り巻き 連中 だけ 始末 すれば 事 は 済む 。 だいみょう|ほんにん||とりまき|れんちゅう||しまつ||こと||すむ

今ごろ は 揃って 城 内 に いる はずだ 。 いまごろ||そろって|しろ|うち|||

お前 の 爆発 に 恐れ を なして な 。 おまえ||ばくはつ||おそれ|||

まっ   まあ な …  うん 。

さ ぁ   城 の 上空 まで やって くれ 。 その あと は   高み の 見物 で いい ぞ 。 ||しろ||じょうくう|||||||たかみ||けんぶつ|||

なんで ぇ   俺 だけ 楽 さ せて もらって すま ねえ な   旦那 。 ||おれ||がく|||||||だんな

健闘 を 祈る ぜ 。 けんとう||いのる|

あの 爆発 は お前たち と は 関係ない のだ な 。 |ばくはつ||おまえたち|||かんけいない||

あぁ   違う って ば よ 。 |ちがう|||

この 混乱 に 乗じて 貴 様 は 一刻 も 早く 城 を 出ろ 。 |こんらん||じょうじて|とうと|さま||いっこく||はやく|しろ||でろ

で   おっちゃん は ?

姫 様 と ともに 城 に 入り 守り を かためる 。 ひめ|さま|||しろ||はいり|まもり||

わかった !

シュウ 様 の こと … くれぐれも 頼んだ ぞ 。 |さま||||たのんだ|

俺 は   ナルト を 捜し に 行く 。 チョウジ と   いの は → おれ||||さがし||いく||||

若 殿 を 国 外 へ 連れ出せ ! ( い の ) わかった 。 わか|しんがり||くに|がい||つれだせ|||

《 千 代 姫 …》 せん|だい|ひめ

( い の ) あっ   シュウ 様 ! ||||さま

( みんな ) ぐ わ っ !  ぐ わ っ !

何 だ   こいつ ら …。 なん|||

《 傀儡 …  どこ の 手 の 者 だ ?》 かいらい|||て||もの|

キャ ~!

《 しまった !》

螺旋 丸 ! らせん|まる

何 だ   こりゃ …。 なん||

ハァ   ハァ …。 お前   どうして ここ に !? ||おまえ|||

千代 姫 は ?  お 願い 千 代 姫 を 捜して !  姫 を 助けて ! せん だい|ひめ|||ねがい|せん|だい|ひめ||さがして|ひめ||たすけて

わかった よ 。 だから   勝手な 行動 は する な 。 |||かってな|こうどう|||

お前 ら …。 (2 人 ) すみ ませ ~ ん 。 おまえ||じん|||

大名 様 は 家老 の 方々 と 城 に …。 だいみょう|さま||かろう||ほうぼう||しろ|

わかった 。  もう よい 。

おっちゃん   どう する って ば よ 。

お前 に 頼み たい こと が ある 。 おまえ||たのみ||||

姫 様 を 城 から 脱出 さ せて もらえ ない か ? ひめ|さま||しろ||だっしゅつ|||||

でも   おっちゃん は ?

私 は 大名 様 を お 助け に 城 に 戻る 。 わたくし||だいみょう|さま|||たすけ||しろ||もどる

タテワキ …。

お 父上 は この タテワキ が   必ず お守り し ます 。 |ちちうえ|||||かならず|おもり||

姫 様 は シュウ 様 と 一緒に   お 待ち ください 。 ひめ|さま|||さま||いっしょに||まち|

必ず   お迎え に まいり ます 。 かならず|おむかえ|||

おっちゃん  1 人 で 大丈夫 か ? |じん||だいじょうぶ|

心配な の は   お前 の ほう だ 。 本当に 姫 様 を 守れる のだろう な ? しんぱいな|||おまえ||||ほんとうに|ひめ|さま||まもれる||

何 だ よ !  人 が   せっかく 心配 して やって ん のに よ ! なん|||じん|||しんぱい|||||

そう いえば   まだ 貴 様 の 名 も 聞いて い なかった な 。  何という ? |||とうと|さま||な||きいて||||なんという

ナルト !  うずまき ナルト だって ば よ !

ナルト か …  覚えて おこう 。 ||おぼえて|

では   ナルト   くれぐれも 頼んだ ぞ 。 |||たのんだ|

お ぅ !

《 死ぬ な よ …  おっちゃん 》 しぬ|||

邪魔だ て する な ! じゃまだ|||

誰 か !  誰 かおら ぬ か ! だれ||だれ|||

大名 様   タテワキ で ございます ! だいみょう|さま|||

俺 の 傀儡 を ずいぶん と 壊して くれた な …。 おれ||かいらい||||こわして||

貴 様   何者 だ ? 暁 と だけ 言って おこう 。 とうと|さま|なにもの||あかつき|||いって|

なぜ   この 城 を 襲う ? ||しろ||おそう

知った ところ で   もう 遅い 。 用事 は 済んだ 。 しった||||おそい|ようじ||すんだ

ならば   貴 様 を このまま 帰す わけに は いか ぬ 。 |とうと|さま|||きす||||

罪 を 償って もらう ! ざい||つぐなって|

もう 褒めて くれる 主人 も い ない と いう のに …。 |ほめて||あるじ||||||

今 まで 受けた 恩義 は 永遠に 消え ぬ ! いま||うけた|おんぎ||えいえんに|きえ|

う お ~ っ !

雑魚 で は 相手 に なら ん 。 ざこ|||あいて|||

俺 は   十 分   働いた んで な 。 おれ||じゅう|ぶん|はたらいた||

ならば   そこ で おとなしく して ろ 。

♪♪~

それ で   うまく かわした つもり か ?

筒 は 見せかけ 中 に 仕込んだ 針 が 本命 だ 。 つつ||みせかけ|なか||しこんだ|はり||ほんめい|

どう だ ?  そろそろ 針 に ついて いた 毒薬 が 効いて きた だ ろ 。 |||はり||||どくやく||きいて|||

もう すぐ 体 の 自由 が 効か なく なる 。 ||からだ||じゆう||きか||

これ で   終わり だ な 。 ||おわり||

《 せめて   もう ひと 太刀 …》 |||たち

で や ~ っ !

( シュウ ) 千 代 姫 ! ( 千 代 ) シュウ 様 ! ( シカマル ) ナルト ! |せん|だい|ひめ|せん|だい||さま||

( チョウジ ) あれ ? なんで   千 代 姫 と 一緒な の ? |||せん|だい|ひめ||いっしょな|

タテワキ の おっちゃん から 頼ま れて な 。 ( い の ) え ?  タテワキ ? ||||たのま||||||

ああ   ものすごく 強 ぇ 侍 の おっちゃん だ 。 ||つよ||さむらい|||

余計な 邪魔 が 入った が 無事に 任務 は 終え られ そうだ な 。 よけいな|じゃま||はいった||ぶじに|にんむ||おえ||そう だ|

( 綱 手 ) 此の 国 は 大国 の 手 に 落ちた か 。 つな|て|この|くに||たいこく||て||おちた|

これ で   暁 の 力 を 利用 しよう と する 輩 が → ||あかつき||ちから||りよう||||やから|

また 増える な 。 それ で   ナルト たち は ? |ふえる||||||

念のため   国境 の 峠 を 越える まで 見届けて き ました 。 ねんのため|くにざかい||とうげ||こえる||みとどけて||

♪♪~

2 人 と も 無事に 彼 の 国 へ 連れて いった 。 じん|||ぶじに|かれ||くに||つれて|

お姫様 も ちゃんと 迎え入れ られた よ 。 おひめさま|||むかえいれ||

今 は   他の 大名 たち と 一緒に 移動 して る 。 いま||たの|だいみょう|||いっしょに|いどう||

やられた 様子 なんか ない 。 |ようす||

そう か …  それ が 知り たかった …。 ||||しり|

( カルイ ) 今 だ ! 一斉に 取り押さえろ ! |いま||いっせいに|とりおさえろ

待つ って ば よ ! まつ|||

叶う の なら   成長 した お 二 人 に お 会い し たい が …。 かなう|||せいちょう|||ふた|じん|||あい|||

今 の おっちゃん の 姿 見たら 2 人 が 悲しむ んじゃ ねえ か 。 いま||||すがた|みたら|じん||かなしむ|||

そう だ な 。

もはや   何の 未練 も ない 。 |なんの|みれん||

♪♪~

自分 で 決着 を つけた の か 。 じぶん||けっちゃく||||

ああ   最後 は 自分 の 意思 で 。 |さいご||じぶん||いし|

侍 の おっちゃん らしい って ば よ 。 さむらい||||||

《 俺 も   自分 の 信念 を 貫き通す 。 おれ||じぶん||しんねん||つらぬきとおす

約束 だ   おっちゃん 》 やくそく||

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

皆様   お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。 |さいご||||おたのしみ|

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 !  に っぽ ん の 歌 』。 もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた

今回 は   ご覧 の 豪華な 歌手 10 組 の 皆さん に よる → こんかい||ごらん||ごうかな|かしゅ|くみ||みなさん||