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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン16 - 350 - ミナトの死

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 16 - 350 - ミナト の 死

( ミナト ) 乱世 を 利用 して 生き延びて きた →

小さな 里 の 忍 たち に は →

火 風 土 の 三 里 の 支配 を 望ま ぬ 者 たち も 多い 。

これ から も さまざまな 揺さぶり を かけて くる だろう 。

しかし 多く の 犠牲 の 上 に 実現 した 平和 は →

守り抜か なければ なら ない 。

そこ で キミ たち の 力 頼り に さ せて もらう よ 。

( みんな ) は っ !

( カカシ ) 千鳥 !

忍 5 人 急速 接近 !

額 当て は ? 岩 隠れ だ 。

条約 を 結んで る 里 だ ろ ? 何 か 緊急の 用件 でも ?

なぜ 条約 を 破る ?

我々 は 木 ノ 葉 隠れ だ !

何 か の 間違い で は ない の か ?

新手 だ ! 引け !

助かった 。 岩 隠れ の 裏切り だ 。

岩 隠れ の 手 裏 剣 で は ない 。

ニセ 者 か ? なん の ため に ?

岩 と 木 ノ 葉 を 分裂 さ せる 気 だ 。

あっ おい !

深追い は する な !

( カカシ ) 千鳥 !

( ガイ ) よ お ! 元気 か ?

シカト かよ !

カカシ が 暗部 に 編入 さ れて まだ わずかな 日数 です が →

その 働き に は 目 を 見張る もの が あり ます 。

うむ …。

1 人 。

うわ っ !

4 人 !

うわ っ !

写 輪 眼 ! お前 が ウワサ の 冷血 カカシ か 。

待て カカシ !

ひ ぃ ~ 助けて くれ !

5 人 !

5 人 と も 急所 を 一撃 だ な 。

1 人 くらい 残して おけば 情報 が 手 に 入った もの を 。

火影 様 が 心配 さ れて いた →

リン を 手 に かけた こと に よる 心 的 外傷 の 兆候 は 見 られ ませ ん 。

何 か 気 に なる こと でも ? いや 。

おめでとう 。

( クシナ ) えっ !?

予定 日 は … そう 10 月 10 日 。

だって ばね !

えっ !? 赤ちゃん が ?

私 母親 に なる んだ って ばね 。

俺 が 父親 に なる …。

母親 だって ばね !

父親 に なる んだ …。

母親 だって ばね !

これ で 俺 も 父親 か !

( 笑い声 )

私 は 母親 だって ばね 。

( ミナト ) カカシ 今 の 任務 を 離れ 特別 任務 に ついて もらう 。

何 か 問題 でも ? そういう こと じゃ ない よ 。

ただ これ は 極秘 扱い な んだ けど …。

クシナ に 子供 が できた んだ 。

えっ !? あ … おめでとう ございます 。

ありがとう 。 しかし 人 柱 力 の 女性 が 妊娠 する と →

封印 に 使って いる エネルギー が →

お腹 の 子供 へ と 移行 して いく ので →

尾 獣 の 封印 が 弱まる 傾向 に ある 。

そこ で だ 出産 まで の 約 10 か月 の 間 →

何事 も ない ように キミ に クシナ の 警護 を 頼み たい んだ 。

はい 。

♪♪~

( ミナト ) クシナ の 護衛 任務 お 疲れ さま 。

( カカシ ) しか し まだ …。

出産 行事 に 関して は 三 代 目 直属 の 暗部 が →

護衛 に ついて くれる こと に なって いる んだ 。

では 再び 暗部 の 任務 に 戻り ます 。

まっ そんなに 慌て なくて も …。

しばらく 休暇 を 取る と いい 。

♪♪~

すまない しばらく 来 られ なくて 。

決して 忘れよう と して いた わけじゃ …。

これ 一応 極秘 扱い な んだ けど →

ミナト 先生 の お 子 さん が 生まれる んだ って さ 。

戦争 を 知ら ない 世代 だ よ 。

俺 たち も もう 少し 遅く に …。

オビト に も 報告 して やら なくちゃ 。

もう 行く よ リン 。

毎度 あり ! おう また 来る よ 。

ほら しっかり 歩け って … おっと っと !

う ~ ん … 今日 も ジャンケン で いい んじゃ ない ?

また それ か 。 もっと 熱い 勝負 は ない の か ?

それ でも 俺 の ライバル な の か ?

明日 も 早い んだ し 今日 は ナシ と いう こと で 。

任務 を 言い訳 に する な !

この 熱く 燃え盛る 溢れ ん ばかりの パワー を 持て余して いる 今 こそ →

日々 の 鍛錬 に 精進 する !

その 地道な 努力 の 積み重ね こそ が →

未来 の 任務 の 成功 に つながる …。

人 の 話 を 聞け !

お前 暗部 に 入って から 冷たい んじゃ ない か ?

冷血 って 呼ば れて る ウワサ は 聞いて いる ぞ !

いや わかって る 。

暗部 の こと は 口外 でき ない って こと は な 。

だからといって 俺 と の つきあい を 忘れる な !

青春 は 短い んだ ! それ より ガイ …。

何 か 変な 感じ し ない か ?

さっき から 空気 が 冷たい ような …。

そうした の は お前 の 態度 だ !

青春 は 今 しか ない んだ ぞ !

( イタチ ) 何 だ ? この 感じ 。

( 泣き声 )

よし よし 。

《 イヤな 感じ だ 。 こんな とき に かぎって →

父さん と 母さん が 出かけて る なんて …》

泣く な サスケ 。

何 が あって も お 兄ちゃん が 絶対 守って あげる から な 。

( ヒルゼン ) まさか のう …。

( マダラ ) 口 寄せ の 術 !

( みんな ) うわ ぁ ~!

あ あれ は …。

ま まさか …。

九 尾 !

( 悲鳴 )

やれ 九 尾 !

( 悲鳴 )

三 代 目 火影 様 !

九 尾 が … 九 尾 が 里 に 出現 し ました !

おのれ 九 尾 !

今 こそ 燃え たぎる パワー を 解き放つ とき !

早まる な ガイ 。 かかって こい !

俺 が 相手 だ ! 待て !

お前たち は 今 すぐ 詰め所 に 集まれ !

なぜ です ? 先代 様 から の 命令 だ 。

ヒルゼン 様 が ?

そういう こと だ 。 行く ぞ ガイ !

いい か ? お前 ら 若い 世代 は 九 尾 に 近づく な 。

( 紅 ) どういう こと ?

これ は 他 里 と の 戦争 で は なく 里 内 の ゴタゴタ だ 。

お前たち が 命 を かける もの で は ない 。

勝手な こと を 言う な !

落ち着け 紅 !

お前 だって 忍 だ 。

いつまでも 生きて い られる わけじゃ ない 。

だが 娘 よ お前 は せめて →

わし の 孫 と なる 子 に 火 の 意志 を 託せ !

それ を 父 と の 約束 に して くれ 。

お前 を 信頼 して いる ぞ 。

親子 ゲンカ を して いる 場合 か !

う う こんな とき 何も でき ない なんて 口惜しい な !

結 界 が 消えた !

四 代 目 !

クシナ 様 !

すぐ 木 ノ 葉 病院 に ! 医療 忍者 を 集めよ 。

三 代 目 …。

クシナ !

その 子 を よろしく … お 願い し ます 。

ああ 何も 心配 はいらん 。

( クシナ ) 名前 は … ナルト 。

ミナト と 私 が 自 来 也 先生 の 小説 から とって 決めた 名前 です 。

ナルト だ な わかった ! わし が 責任 を もつ 。

だから この 子 の ため に もう 黙って おれ 。

クシナ … 必ず !

♪♪~

ミナト … クシナ よ 。

お前たち は 命 を かけて 木 ノ 葉 隠れ の 里 を →

そして その 未来 を 守って くれた 。

♪♪~

《 ミナト 先生 …》

( ホムラ ) 九 尾 は 撃退 した もの の →

その ため の 犠牲 は あまりに も 大きかった 。

( コハル ) 悲しんで ばかり は おら れ ぬ 。 急が ねば なら ぬ の は →

空席 に なって しまった 火影 を 決める こと じゃ 。

( シカク ) ミナト の 次の 世代 に 任せる の は いかがでしょう ?

優秀な 上 忍 は 育って いる が →

まだ 皆 を まとめる に は 経験 不足 の 感 は 否め ない 。

では 他 に 誰 が ?

やむ を え ぬ 。 非 常時 だ 。

この ヒルゼン が 引き受ける 。

おう やって くれる か ?

うむ そう して くれる なら 。

( ダンゾウ ) 一 度 火影 の 座 を 譲った 身 に 務 まり ます かな ?

事実 九 尾 出現 に 駆けつけて い ながら →

四 代 目 を 救い出す こと も かなわなかった ので は ?

それ は 酷な 言いぐさ じゃ 。

あの とき ダンゾウ こそ どこ に いた のじゃ ?

ハハハハハ !

年寄り の 冷や 水 よ 。

次の 火影 が 育つ まで の つなぎ と いう こと で →

納得 して もらえ ぬ か ?

( 足音 )

はたけ カカシ だ ね ? ダンゾウ 様 …。

どう だ ? わし の もと で 働いて み ない か ?

しかし 俺 は ミナト 先生 の …。

お前 を 暗部 に 誘った 四 代 目 は もう この世 に い ない 。

このまま で は 返り咲く 三 代 目 の 直属 の 部下 と して →

働く こと に なる 。

平和 主義 の 三 代 目 こそ いたずらに 戦争 を 引き延ばし →

オビト や リン を 死に 追いやった 張本人 と 言える のだ ぞ 。

ですが …。 それ に →

あの 九 尾 襲来 の 夜 三 代 目 が 出した 命 に より →

お前たち は 九 尾 と の 戦い に 加わる こと が でき なかった 。

それゆえ 四 代 目 が 命 を 失う こと に なった ので は ない か ?

まさか 自分 が 返り咲く ため の 謀略 と は 思い たく ない が 。

あんな ヤツ に 木 ノ 葉 の 未来 を 預ける わけに は いか ん 。

火 の 国 の 大名 府 へ の 道中 は →

暗部 から 数 人 だけ を 選抜 し 護衛 に まわす 。

( みんな ) は っ !

これ が 計画 書 だ 。

木 遁 ?

木 遁大 樹林 の 術 !

( ダンゾウ ) 待て !

この 者 は わし が 呼んだ 。

はっ !

よく 来て くれた な 。

これ を 。

ついに 時 が 来た 。

でか した ぞ カカシ 。

( 開演 ブザー )

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり お 楽しみ ください 。

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。

今回 は ご覧 の 豪華な 歌手 の 皆さん に よる →

華麗な ステージ を お 届け いたし ます 。


NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 16 - 350 - ミナト の 死 ||しっぷう|つたい|しーずん|みなと||し Naruto Shippuden - Season 16 - 350 - Death of Minato

( ミナト ) 乱世 を 利用 して 生き延びて きた → みなと|らんせい||りよう||いきのびて|

小さな 里 の 忍 たち に は → ちいさな|さと||おし|||

火   風   土 の 三 里 の 支配 を 望ま ぬ 者 たち も 多い 。 ひ|かぜ|つち||みっ|さと||しはい||のぞま||もの|||おおい

これ から も さまざまな 揺さぶり を かけて くる だろう 。 ||||ゆさぶり||||

しかし   多く の 犠牲 の 上 に 実現 した 平和 は → |おおく||ぎせい||うえ||じつげん||へいわ|

守り抜か なければ なら ない 。 まもりぬか|||

そこ で キミ たち の 力 頼り に さ せて もらう よ 。 ||きみ|||ちから|たより|||||

( みんな ) は っ !

( カカシ ) 千鳥 ! |ちどり

忍  5 人 急速 接近 ! おし|じん|きゅうそく|せっきん

額 当て は ? 岩 隠れ だ 。 がく|あて||いわ|かくれ|

条約 を 結んで る 里 だ ろ ? 何 か 緊急の 用件 でも ? じょうやく||むすんで||さと|||なん||きんきゅうの|ようけん|

なぜ 条約 を 破る ? |じょうやく||やぶる

我々 は   木 ノ 葉 隠れ だ ! われわれ||き||は|かくれ|

何 か の 間違い で は ない の か ? なん|||まちがい|||||

新手 だ !  引け ! あらて||ひけ

助かった 。  岩 隠れ の 裏切り だ 。 たすかった|いわ|かくれ||うらぎり|

岩 隠れ の 手 裏 剣 で は ない 。 いわ|かくれ||て|うら|けん|||

ニセ 者 か ?  なん の ため に ? にせ|もの|||||

岩 と 木 ノ 葉 を 分裂 さ せる 気 だ 。 いわ||き||は||ぶんれつ|||き|

あっ   おい !

深追い は する な ! ふかおい|||

( カカシ ) 千鳥 ! |ちどり

( ガイ ) よ お !  元気 か ? |||げんき|

シカト かよ !

カカシ が 暗部 に 編入 さ れて まだ   わずかな 日数 です が → ||あんぶ||へんにゅう|||||にっすう||

その 働き に は 目 を 見張る もの が あり ます 。 |はたらき|||め||みはる||||

うむ …。

1 人 。 じん

うわ っ !

4 人 ! じん

うわ っ !

写 輪 眼 !  お前 が ウワサ の 冷血 カカシ か 。 うつ|りん|がん|おまえ||||れいけつ||

待て   カカシ ! まて|

ひ ぃ ~  助けて くれ ! ||たすけて|

5 人 ! じん

5 人 と も 急所 を 一撃 だ な 。 じん|||きゅうしょ||いちげき||

1 人 くらい 残して おけば 情報 が 手 に 入った もの を 。 じん||のこして||じょうほう||て||はいった||

火影 様 が 心配 さ れて いた → ほかげ|さま||しんぱい|||

リン を 手 に かけた こと に よる 心 的 外傷 の 兆候 は 見 られ ませ ん 。 りん||て||||||こころ|てき|がいしょう||ちょうこう||み|||

何 か 気 に なる こと でも ? いや 。 なん||き|||||

おめでとう 。

( クシナ ) えっ !?

予定 日 は …  そう  10 月 10 日 。 よてい|ひ|||つき|ひ

だって ばね !

えっ !?  赤ちゃん が ? |あかちゃん|

私   母親 に なる んだ って ばね 。 わたくし|ははおや|||||

俺 が   父親 に なる …。 おれ||ちちおや||

母親 だって ばね ! ははおや||

父親 に なる んだ …。 ちちおや|||

母親 だって ばね ! ははおや||

これ で   俺 も 父親 か ! ||おれ||ちちおや|

( 笑い声 ) わらいごえ

私 は 母親 だって ばね 。 わたくし||ははおや||

( ミナト ) カカシ   今 の 任務 を 離れ 特別 任務 に ついて もらう 。 みなと||いま||にんむ||はなれ|とくべつ|にんむ|||

何 か 問題 でも ? そういう こと じゃ ない よ 。 なん||もんだい||||||

ただ   これ は 極秘 扱い な んだ けど …。 |||ごくひ|あつかい|||

クシナ に 子供 が できた んだ 。 ||こども|||

えっ !? あ …  おめでとう ございます 。

ありがとう 。  しかし 人 柱 力 の 女性 が 妊娠 する と → ||じん|ちゅう|ちから||じょせい||にんしん||

封印 に 使って いる エネルギー が → ふういん||つかって||えねるぎー|

お腹 の 子供 へ と 移行 して いく ので → おなか||こども|||いこう|||

尾 獣 の 封印 が 弱まる 傾向 に ある 。 お|けだもの||ふういん||よわまる|けいこう||

そこ で だ 出産 まで の 約 10 か月 の 間 → |||しゅっさん|||やく|かげつ||あいだ

何事 も ない ように キミ に クシナ の 警護 を 頼み たい んだ 。 なにごと|||よう に|きみ||||けいご||たのみ||

はい 。

♪♪~

( ミナト ) クシナ の 護衛 任務   お 疲れ さま 。 みなと|||ごえい|にんむ||つかれ|

( カカシ ) しか し   まだ …。

出産 行事 に 関して は 三 代 目 直属 の 暗部 が → しゅっさん|ぎょうじ||かんして||みっ|だい|め|ちょくぞく||あんぶ|

護衛 に ついて くれる こと に なって いる んだ 。 ごえい||||||||

では   再び 暗部 の 任務 に 戻り ます 。 |ふたたび|あんぶ||にんむ||もどり|

まっ   そんなに 慌て なくて も …。 ||あわて||

しばらく   休暇 を 取る と いい 。 |きゅうか||とる||

♪♪~

すまない しばらく 来 られ なくて 。 ||らい||

決して 忘れよう と して いた わけじゃ …。 けっして|わすれよう||||

これ   一応   極秘 扱い な んだ けど → |いちおう|ごくひ|あつかい|||

ミナト 先生 の お 子 さん が 生まれる んだ って さ 。 みなと|せんせい|||こ|||うまれる|||

戦争 を 知ら ない 世代 だ よ 。 せんそう||しら||せだい||

俺 たち も   もう 少し 遅く に …。 おれ||||すこし|おそく|

オビト に も 報告 して やら なくちゃ 。 |||ほうこく|||

もう 行く よ   リン 。 |いく||りん

毎度 あり ! おう   また 来る よ 。 まいど||||くる|

ほら   しっかり 歩け って … おっと っと ! ||あるけ|||

う ~ ん …  今日 も ジャンケン で いい んじゃ ない ? ||きょう||||||

また それ か 。 もっと 熱い 勝負 は ない の か ? ||||あつい|しょうぶ||||

それ でも 俺 の ライバル な の か ? ||おれ||らいばる|||

明日 も 早い んだ し 今日 は   ナシ と いう こと で 。 あした||はやい|||きょう||||||

任務 を 言い訳 に する な ! にんむ||いい わけ|||

この 熱く 燃え盛る   溢れ ん ばかりの パワー を 持て余して いる 今 こそ → |あつく|もえさかる|あふれ|||ぱわー||もてあまして||いま|

日々 の 鍛錬 に 精進 する ! ひび||たんれん||しょうじん|

その 地道な 努力 の 積み重ね こそ が → |じみちな|どりょく||つみかさね||

未来 の 任務 の 成功 に つながる …。 みらい||にんむ||せいこう||

人 の 話 を 聞け ! じん||はなし||きけ

お前   暗部 に 入って から 冷たい んじゃ ない か ? おまえ|あんぶ||はいって||つめたい|||

冷血 って 呼ば れて る ウワサ は 聞いて いる ぞ ! れいけつ||よば|||||きいて||

いや   わかって る 。

暗部 の こと は 口外 でき ない って こと は な 。 あんぶ||||こうがい||||||

だからといって 俺 と の つきあい を 忘れる な ! |おれ|||||わすれる|

青春 は 短い んだ ! それ より   ガイ …。 せいしゅん||みじかい||||

何 か 変な 感じ し ない か ? なん||へんな|かんじ|||

さっき から 空気 が 冷たい ような …。 ||くうき||つめたい|

そうした の は   お前 の 態度 だ ! |||おまえ||たいど|

青春 は   今 しか ない んだ ぞ ! せいしゅん||いま||||

( イタチ ) 何 だ ?  この 感じ 。 いたち|なん|||かんじ

( 泣き声 ) なきごえ

よし よし 。

《 イヤな 感じ だ 。 こんな とき に かぎって → いやな|かんじ|||||

父さん と 母さん が 出かけて る なんて …》 とうさん||かあさん||でかけて||

泣く な   サスケ 。 なく||さすけ

何 が あって も   お 兄ちゃん が 絶対   守って あげる から な 。 なん|||||にいちゃん||ぜったい|まもって|||

( ヒルゼン ) まさか のう …。

( マダラ ) 口 寄せ の 術 ! まだら|くち|よせ||じゅつ

( みんな ) うわ ぁ ~!

あ   あれ は …。

ま   まさか …。

九 尾 ! ここの|お

( 悲鳴 ) ひめい

やれ   九 尾 ! |ここの|お

( 悲鳴 ) ひめい

三 代 目 火影 様 ! みっ|だい|め|ほかげ|さま

九 尾 が … 九 尾 が 里 に 出現 し ました ! ここの|お||ここの|お||さと||しゅつげん||

おのれ   九 尾 ! |ここの|お

今 こそ 燃え たぎる パワー を 解き放つ とき ! いま||もえ||ぱわー||ときはなつ|

早まる な   ガイ 。 かかって こい ! はやまる||||

俺 が 相手 だ ! 待て ! おれ||あいて||まて

お前たち は 今 すぐ 詰め所 に 集まれ ! おまえたち||いま||つめしょ||あつまれ

なぜ です ? 先代 様 から の 命令 だ 。 ||せんだい|さま|||めいれい|

ヒルゼン 様 が ? |さま|

そういう こと だ 。  行く ぞ   ガイ ! |||いく||

いい か ?  お前 ら 若い 世代 は 九 尾 に 近づく な 。 ||おまえ||わかい|せだい||ここの|お||ちかづく|

( 紅 ) どういう こと ? くれない||

これ は   他 里 と の 戦争 で は なく 里 内 の ゴタゴタ だ 。 ||た|さと|||せんそう||||さと|うち||ごたごた|

お前たち が 命 を かける もの で は ない 。 おまえたち||いのち||||||

勝手な こと を 言う な ! かってな|||いう|

落ち着け   紅 ! おちつけ|くれない

お前 だって 忍 だ 。 おまえ||おし|

いつまでも 生きて い られる わけじゃ ない 。 |いきて||||

だが   娘 よ   お前 は   せめて → |むすめ||おまえ||

わし の 孫 と なる 子 に 火 の 意志 を 託せ ! ||まご|||こ||ひ||いし||たくせ

それ を 父 と の 約束 に して くれ 。 ||ちち|||やくそく|||

お前 を 信頼 して いる ぞ 。 おまえ||しんらい|||

親子 ゲンカ を して いる 場合 か ! おやこ|げんか||||ばあい|

う う   こんな とき 何も でき ない なんて 口惜しい な ! ||||なにも||||くちおしい|

結 界 が 消えた ! けつ|かい||きえた

四 代 目 ! よっ|だい|め

クシナ 様 ! |さま

すぐ   木 ノ 葉 病院 に ! 医療 忍者 を 集めよ 。 |き||は|びょういん||いりょう|にんじゃ||あつめよ

三 代 目 …。 みっ|だい|め

クシナ !

その 子 を よろしく …  お 願い し ます 。 |こ||||ねがい||

ああ   何も 心配 はいらん 。 |なにも|しんぱい|

( クシナ ) 名前 は …  ナルト 。 |なまえ||

ミナト と 私 が   自 来 也 先生 の 小説 から とって   決めた 名前 です 。 みなと||わたくし||じ|らい|や|せんせい||しょうせつ|||きめた|なまえ|

ナルト だ な   わかった ! わし が 責任 を もつ 。 ||||||せきにん||

だから   この 子 の ため に もう 黙って おれ 。 ||こ|||||だまって|

クシナ …  必ず ! |かならず

♪♪~

ミナト …  クシナ よ 。 みなと||

お前たち は 命 を かけて 木 ノ 葉 隠れ の 里 を → おまえたち||いのち|||き||は|かくれ||さと|

そして   その 未来 を 守って くれた 。 ||みらい||まもって|

♪♪~

《 ミナト 先生 …》 みなと|せんせい

( ホムラ ) 九 尾 は 撃退 した もの の → |ここの|お||げきたい|||

その ため の 犠牲 は あまりに も 大きかった 。 |||ぎせい||||おおきかった

( コハル ) 悲しんで ばかり は おら れ ぬ 。 急が ねば なら ぬ の は → こはる|かなしんで||||||いそが|||||

空席 に なって しまった 火影 を 決める こと じゃ 。 くうせき||||ほかげ||きめる||

( シカク ) ミナト の 次の 世代 に 任せる の は いかがでしょう ? |みなと||つぎの|せだい||まかせる|||

優秀な 上 忍 は 育って いる が → ゆうしゅうな|うえ|おし||そだって||

まだ   皆 を まとめる に は 経験 不足 の 感 は 否め ない 。 |みな|||||けいけん|ふそく||かん||いなめ|

では   他 に 誰 が ? |た||だれ|

やむ を え ぬ 。  非 常時 だ 。 ||||ひ|じょうじ|

この ヒルゼン が 引き受ける 。 |||ひきうける

おう   やって くれる か ?

うむ   そう して くれる なら 。

( ダンゾウ ) 一 度   火影 の 座 を 譲った 身 に 務 まり ます かな ? |ひと|たび|ほかげ||ざ||ゆずった|み||つとむ|||

事実   九 尾 出現 に 駆けつけて い ながら → じじつ|ここの|お|しゅつげん||かけつけて||

四 代 目 を 救い出す こと も かなわなかった ので は ? よっ|だい|め||すくいだす|||||

それ は   酷な 言いぐさ じゃ 。 ||こくな|いいぐさ|

あの とき ダンゾウ こそ   どこ に いた のじゃ ?

ハハハハハ !

年寄り の 冷や 水 よ 。 としより||ひや|すい|

次の 火影 が 育つ まで の つなぎ と いう こと で → つぎの|ほかげ||そだつ|||||||

納得 して もらえ ぬ か ? なっとく||||

( 足音 ) あしおと

はたけ カカシ だ ね ? ダンゾウ 様 …。 |||||さま

どう だ ? わし の もと で 働いて み ない か ? ||||||はたらいて|||

しかし   俺 は ミナト 先生 の …。 |おれ||みなと|せんせい|

お前 を 暗部 に 誘った 四 代 目 は もう この世 に い ない 。 おまえ||あんぶ||さそった|よっ|だい|め|||このよ|||

このまま で は   返り咲く 三 代 目 の 直属 の 部下 と して → |||かえりざく|みっ|だい|め||ちょくぞく||ぶか||

働く こと に なる 。 はたらく|||

平和 主義 の 三 代 目 こそ いたずらに 戦争 を 引き延ばし → へいわ|しゅぎ||みっ|だい|め|||せんそう||ひきのばし

オビト や リン を 死に 追いやった 張本人 と 言える のだ ぞ 。 ||りん||しに|おいやった|ちょうほんにん||いえる||

ですが …。 それ に →

あの 九 尾 襲来 の 夜 三 代 目 が 出した 命 に より → |ここの|お|しゅうらい||よ|みっ|だい|め||だした|いのち||

お前たち は 九 尾 と の 戦い に 加わる こと が でき なかった 。 おまえたち||ここの|お|||たたかい||くわわる||||

それゆえ   四 代 目 が 命 を 失う こと に なった ので は ない か ? |よっ|だい|め||いのち||うしなう|||||||

まさか   自分 が 返り咲く ため の 謀略 と は 思い たく ない が 。 |じぶん||かえりざく|||ぼうりゃく|||おもい|||

あんな ヤツ に 木 ノ 葉 の 未来 を 預ける わけに は いか ん 。 |やつ||き||は||みらい||あずける||||

火 の 国 の 大名 府 へ の 道中 は → ひ||くに||だいみょう|ふ|||どうちゅう|

暗部 から 数 人 だけ を 選抜 し 護衛 に まわす 。 あんぶ||すう|じん|||せんばつ||ごえい||

( みんな ) は っ !

これ が 計画 書 だ 。 ||けいかく|しょ|

木 遁 ? き|とん

木 遁大 樹林 の 術 ! き|とんだい|きばやし||じゅつ

( ダンゾウ ) 待て ! |まて

この 者 は   わし が 呼んだ 。 |もの||||よんだ

はっ !

よく 来て くれた な 。 |きて||

これ を 。

ついに 時 が 来た 。 |じ||きた

でか した ぞ   カカシ 。

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

皆様   お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では 最後 まで ご ゆっくり   お 楽しみ ください 。 |さいご|||||たのしみ|

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 !  に っぽ ん の 歌 』。 もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた

今回 は   ご覧 の 豪華な 歌手 の 皆さん に よる → こんかい||ごらん||ごうかな|かしゅ||みなさん||

華麗な ステージ を お 届け いたし ます 。 かれいな|すてーじ|||とどけ||