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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン16 - 351 - 柱間細胞

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 16 - 351 - 柱 間 細胞

( ダンゾウ ) まさか 自分 が 返り咲く ため の 謀略 と は →

思い たく ない が …。

( リン ) カカシ カカシ …。

カカシ !

( カカシ ) は ぁ は ぁ は ぁ …。

は ぁ …。

( ガイ ) あ ~ ん !

また シカト に 戻った か 。

(( 木 遁 大樹 林 の 術 !))

《 木 遁 を 使う あの 少年 は いったい …》

《 あそこ なら 何 か わかる かも …》

《 あった 》

《 森 の 千手 一族 の 長 に して →

屍 山 血 河 なる 世 を 平定 せ し 男 こそ 千手 柱 間 であり →

唯一無二 の 木 遁 忍術 を 自在に 操る 》

《 唯一無二 の 木 遁 忍術 の つかい 手 。

いや もう ひと り いる 。

どういう こと だ ?

なぜ アイツ は 木 遁 を 使える ?》

《 極秘 ?》

中身 は どこ だ ?

探して いる の は これ か ?

プロフェッサー !

構わ ん わし が 許可 する 。 読んで み なさい 。

は …。

かつて 初代 火影 柱 間 様 は →

マダラ と の 死闘 の 末 木 遁 の 術 で 九 尾 を おさえた 。

しかし その後 木 遁 の 術 に は 後継 者 が い ない 。

尾 獣 を おさえる に は 写 輪 眼 か 木 遁 が 必要だ 。

木 ノ 葉 隠れ の 里 でも →

初代 の 木 遁 の 術 を 復活 さ せよう と →

里 を あげて 研究 した 時代 も あった のじゃ 。

じゃ が …。

志願 した 大人 たち に 施した 柱 間 様 の 細胞 移植 の 実験 は →

ことごとく 失敗 して しまい 犠牲 者 が 増えた 。

そこ で 残念 ながら その 試み は …。

禁 術 と して 封印 さ れて しまった 。

ところが じゃ 近年 里 の 下 忍 中 忍 →

果ては 暗部 の 者 たち の 中 から も →

行方 不明 者 が 続出 して いる 。

更に 深刻な の は 木 ノ 葉 の 里 周辺 の 村 々 から →

年 端 の いか ぬ 赤子 が 誘拐 さ れる と いう 事件 が →

頻発 して おる こと じゃ 。

赤ん坊 が !?

はっきり わかって いる だけ でも すでに 60 人 に なん なんと して いる 。

いったい …。 うむ …。

これ から 話す こと は ウワサ に 過ぎ ぬ が →

禁じ られて おる 柱 間 様 の 細胞 移植 実験 を →

続けて おる 者 も いる と いう のだ 。

ウワサ だ と して も なぜ そのような ?

あらゆる 術 を 集めよう と する 者 も いる だろう 。

わし とて もし 木 遁 を な せる 術 者 が いれば と →

思う とき も ある 。

さすれば あたら 四 代 目 の 命 を →

犠牲 に する こと も なかったろう に と な 。

(( それゆえ 四 代 目 が →

命 を 失う こと に なった ので は ない か ?))

無論 すべて は ウワサ に 過ぎ ぬ が な 。

もし 柱 間 細胞 を 埋め込ま れた 赤ん坊 が 実際 いる と したら ?

赤子 に 細胞 を 埋め込む こと など 許さ れて おら ぬ し →

もし 誰 か が そのような こと を して も →

成功 する 可能 性 は 低い 。

じゃ が … もし いや もしも の 話 だ が →

最初に 誘拐 さ れた 赤子 が 成長 して おったら →

すでに 10 歳 に も なって おろう か 。

10 歳 …。

揃った か ? ( みんな ) は っ !

明朝 寅 の 刻 三 代 目 は 護衛 と して →

直属 の 暗部 5 名 のみ を 従え →

大名 府 に 出立 する 。

四 代 目 亡き 今 三 代 目 が 再び 火影 に 就任 する ため だ 。

これ を 許せば 木 ノ 葉 隠れ の 里 は →

再び 弱腰で 優柔不断な 頭 を いただく こと に なる 。

里 の ため それ だけ は 防が ねば なら ぬ 。

そこ で お前たち の 役目 は →

その 道中 すみやかに 三 代 目 の お 命 を ちょうだい する こと だ 。

ただし 何者 に も 知ら れて は なら ぬ 。

あくまで 流れ の 忍 の 仕業 に 見せ ねば なら ぬ のだ 。

よい な ! ( みんな ) は はっ !

三 代 目 様 ご 用意 は ? うむ 。

出立 じゃ 。

♪♪~

敵 襲 !

♪♪~

木 遁 の 術 !

なに !? う っ !

変わり 身 !?

木 遁 大樹 林 の 術 !

千鳥 !

うわ っ !

お前 木 遁 の 術 を どこ で 覚えた ?

無論 素直に 語る と は 思って い ない 。

行け 。

早く 行け !

お前 の その 術 は いずれ 木 ノ 葉 隠れ の 里 に 必要に なる 。

アイツ ら の 標的 は 三 代 目 様 のみ 。

三 代 目 様 から 俺 たち を 引き離す こと が 目的 だった らしい 。

どこ か へ 散って いった わ 。

こちら は 大丈夫だった か ? はい 。

敵 の 正体 は ?

いえ 何者 か 正体 は わかり ませ ん 。

まあ いい 。 あと は 三 代 目 様 が →

処理 して くださる だろう 。

悪い が その イス は まだ 余人 に 譲る わけに は いか ん 。

なぜ 生きて いる の か と でも 言い た そうじゃ な 。

いや … 今朝 大名 府 に →

出立 した と 聞いて いた から な 。

ある 男 が 裏切って …。

いや 表 返って くれて →

大名 府 に 向かう 我々 を 狙う 者 が いる と →

知らせて くれた ので な 。

犯人 は 調べれば すぐに 知れよう 。

さすれば その者 が 死罪 に なる の は 火 を 見る より 明らか 。

しかし これ 以上 死体 を 増やす こと は →

わし の 主義 に 反する 。

その者 に 会える なら 伝え たい 。

このたび の 行動 に 関して は 一切 を 不問 に 付す 。

そのかわり 今後 は 木 ノ 葉 隠れ の 里 の ため →

力 を 尽くして ほしい と な 。

相変わらず の 平和 主義 だ な 。

その 甘 さ が いつか 身 を 滅ぼす こと に なる ぞ ヒルゼン 。

うむ そう かもし れ ん な 。

昔 から そう だった 。

お前 は 光 俺 は 闇 。

光 ある ところ に 必ず 闇 は できる 。

しかし その いずれ か が 欠けて も →

世の中 うまく は いか ん もの な のじゃ 。

プロフェッサー 俺 は 暗部 に いる 資格 が あり ませ ん 。

なぜ じゃ ? お前 の おかげ で 命拾い を した 。

しかし 一 度 は 裏切ろう と し ました 。

うむ 。

わし は 四 代 目 を 守れ なかった 。

お前 に 恨ま れて も しかたがない のう 。

実は 生前 の ミナト に 相談 さ れて いた こと が ある 。

(( ミナト : 少し でも 心 の 傷 を 忘れる こと が できる か と →

カカシ を 暗部 に 配置 した のです が …。

最近 の カカシ の ウワサ を 聞く と →

かえって その 傷 を 広げて しまった ので は と →

今では 悔やんで い ます 。

心 の 傷 を 癒 やす こと は 誰 に も でき ぬ 。

ただ 時間 が 忘れ させて くれる だけ じゃ 。

はい 。

いや 1 つ だけ 方法 が ある 。 え ?

クシナ の 護衛 を 命じて みて は どう じゃ ろう 。

暗部 の 任 を 離れ 人 が 命 を 育む 姿 を 見つめる こと で →

何 か が 変わる かも しれ ん 。

はい ))

ミナト が 亡くなった とき →

一 度 は 暗部 から 解放 して や ろうか と も 思った が →

今 の わし に は まだ お前 の 力 が 必要な ようじゃ 。

はっ 。

もう 少し 火影 直属 の 暗部 と して →

力 を 貸して は くれ ぬ か 。

はい 。

ミナト も 許して くれる と いい のだ が 。

三 代 目 様 。

お 伝え して おいた ほう が よろしい か と 。 うむ ?

根 に 木 遁 の 術 者 が …。

やはり そう か 。

だいたい は 見当 が ついて おる 。

その 件 は わし に 任せて もらえ ぬ か 。

はい 。

そう か 三 代 目 が 今一 度 火影 と して 立って くれる か !

知恵 も 経験 も ある 。 それ は 安心だ のう 。

本日 は あの 者 …。

怖い 目 を した 強 面 の 男 は おら ん の かえ ?

ダンゾウ で ございます か ?

そう じゃ そう じゃ った 。

ならば 急ぎ の 用件 が あり 欠席 さ せて いただいて おり ます 。

ほう そう か そう か 。

余 は あや つ が ちょっと 苦手じゃ 。

しばらく の 間 直接 連絡 し 合う こと は やめて おこう 。

( 大 蛇 丸 ) 何 が あった の ?

カカシ の 裏切り に より 我々 の こと が ヒルゼン に 伝わる 可能 性 が ある 。

それ は まずい わ ね 。

いずれ ここ の 秘密 も バレ て しまう かも しれ ない 。

三 代 目 の こと だ から いずれ 気 が つく でしょう ね 。

いえ すでに 気づいて いる の かも 。

(( カカシ …))

《 落ち ない 》

三 代 目 様 が 火影 に 返り咲く らしい よ 。

世代 交代 で ちょっと は 時代 が 変わる か と 思った のに な 。

ゲンマ の 言う こと も わかる けど さ 。

おい 三 代 目 様 だって 大変な んだ ぞ あの お 歳 で 。

( アスマ ) 俺 たち は 里 の ため に 頑張る だけ さ 。

( 紅 ) さ ぁ 三 代 目 の 火影 就任 を 祝って →

お 団子 で 乾杯 し ま しょ !

( みんな ) おお ~ っ !

♪♪~

お … 俺 だ 俺 だ よ カカシ !

すごい 殺気 だった ぞ 。 殺さ れる か と 思った 。

そっち こそ 何の つもり だ ?

俺 は ただ ライバル 対決 を やら ない か と →

お前 を 誘おう と 思った だけ だ 。

は ぁ … 悪い な 。

こんばん は 氷 川 きよ し です 。

僕 は 今 愛知 県 名古屋 城 の 前 に 来て い ます 。

それ は 今回 「 モクハチ 」 が 名古屋 から お 送り する から な んです 。

僕 も 出演 し ます ので ぜひ ご覧 ください 。

それでは 「 モクハチ 」 in 名古屋 スタート です !

( 開演 ブザー )


NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 16 - 351 - 柱 間 細胞 ||しっぷう|つたい|しーずん|ちゅう|あいだ|さいぼう Naruto Shippuden - Season 16 - 351 - Hashirama Cell

( ダンゾウ ) まさか 自分 が 返り咲く ため の 謀略 と は → ||じぶん||かえりざく|||ぼうりゃく||

思い たく ない が …。 おもい|||

( リン ) カカシ   カカシ …。 りん||

カカシ !

( カカシ ) は ぁ   は ぁ   は ぁ …。

は ぁ …。

( ガイ ) あ ~ ん !

また シカト に 戻った か 。 |||もどった|

(( 木 遁   大樹 林 の 術 !)) き|とん|たいじゅ|りん||じゅつ

《 木 遁 を 使う あの 少年 は いったい …》 き|とん||つかう||しょうねん||

《 あそこ なら 何 か わかる かも …》 ||なん|||

《 あった 》

《 森 の 千手 一族 の 長 に して → しげる||せんじゅ|いちぞく||ちょう||

屍 山 血 河 なる 世 を 平定 せ し 男 こそ 千手 柱 間 であり → しかばね|やま|ち|かわ||よ||へいてい|||おとこ||せんじゅ|ちゅう|あいだ|

唯一無二 の 木 遁 忍術 を 自在に 操る 》 ゆいいつむに||き|とん|にんじゅつ||じざいに|あやつる

《 唯一無二 の 木 遁 忍術 の つかい 手 。 ゆいいつむに||き|とん|にんじゅつ|||て

いや   もう ひと り いる 。

どういう こと だ ?

なぜ   アイツ は 木 遁 を 使える ?》 |||き|とん||つかえる

《 極秘 ?》 ごくひ

中身 は どこ だ ? なかみ|||

探して いる の は   これ か ? さがして|||||

プロフェッサー !

構わ ん   わし が 許可 する 。 読んで み なさい 。 かまわ||||きょか||よんで||

は …。

かつて   初代 火影   柱 間 様 は → |しょだい|ほかげ|ちゅう|あいだ|さま|

マダラ と の 死闘 の 末 木 遁 の 術 で 九 尾 を おさえた 。 まだら|||しとう||すえ|き|とん||じゅつ||ここの|お||

しかし   その後 木 遁 の 術 に は 後継 者 が い ない 。 |そのご|き|とん||じゅつ|||こうけい|もの|||

尾 獣 を おさえる に は 写 輪 眼 か 木 遁 が 必要だ 。 お|けだもの|||||うつ|りん|がん||き|とん||ひつようだ

木 ノ 葉 隠れ の 里 でも → き||は|かくれ||さと|

初代 の 木 遁 の 術 を 復活 さ せよう と → しょだい||き|とん||じゅつ||ふっかつ|||

里 を あげて 研究 した 時代 も あった のじゃ 。 さと|||けんきゅう||じだい|||

じゃ が …。

志願 した 大人 たち に 施した 柱 間 様 の 細胞 移植 の 実験 は → しがん||おとな|||ほどこした|ちゅう|あいだ|さま||さいぼう|いしょく||じっけん|

ことごとく 失敗 して しまい 犠牲 者 が 増えた 。 |しっぱい|||ぎせい|もの||ふえた

そこ で   残念 ながら   その 試み は …。 ||ざんねん|||こころみ|

禁 術 と して 封印 さ れて しまった 。 きん|じゅつ|||ふういん|||

ところが じゃ   近年 里 の 下 忍   中 忍 → ||きんねん|さと||した|おし|なか|おし

果ては   暗部 の 者 たち の 中 から も → はては|あんぶ||もの|||なか||

行方 不明 者 が 続出 して いる 。 ゆくえ|ふめい|もの||ぞくしゅつ||

更に 深刻な の は 木 ノ 葉 の 里 周辺 の 村 々 から → さらに|しんこくな|||き||は||さと|しゅうへん||むら||

年 端 の いか ぬ 赤子 が 誘拐 さ れる と いう 事件 が → とし|はし||||あかご||ゆうかい|||||じけん|

頻発 して おる こと じゃ 。 ひんぱつ||||

赤ん坊 が !? あかんぼう|

はっきり わかって いる だけ でも すでに 60 人 に なん なんと して いる 。 ||||||じん|||||

いったい …。 うむ …。

これ から 話す こと は ウワサ に 過ぎ ぬ が → ||はなす|||||すぎ||

禁じ られて おる 柱 間 様 の 細胞 移植 実験 を → きんじ|||ちゅう|あいだ|さま||さいぼう|いしょく|じっけん|

続けて おる 者 も いる と いう のだ 。 つづけて||もの|||||

ウワサ だ と して も   なぜ そのような ?

あらゆる 術 を 集めよう と する 者 も いる だろう 。 |じゅつ||あつめよう|||もの|||

わし とて   もし 木 遁 を な せる 術 者 が いれば と → |||き|とん||||じゅつ|もの|||

思う とき も ある 。 おもう|||

さすれば   あたら 四 代 目 の 命 を → ||よっ|だい|め||いのち|

犠牲 に する こと も なかったろう に と な 。 ぎせい||||||||

(( それゆえ   四 代 目 が → |よっ|だい|め|

命 を 失う こと に なった ので は ない か ?)) いのち||うしなう|||||||

無論   すべて は   ウワサ に 過ぎ ぬ が な 。 むろん|||||すぎ|||

もし   柱 間 細胞 を 埋め込ま れた 赤ん坊 が 実際 いる と したら ? |ちゅう|あいだ|さいぼう||うめこま||あかんぼう||じっさい|||

赤子 に 細胞 を 埋め込む こと など 許さ れて おら ぬ し → あかご||さいぼう||うめこむ|||ゆるさ||||

もし 誰 か が そのような こと を して も → |だれ|||||||

成功 する 可能 性 は 低い 。 せいこう||かのう|せい||ひくい

じゃ が … もし   いや   もしも の 話 だ が → ||||||はなし||

最初に 誘拐 さ れた 赤子 が 成長 して おったら → さいしょに|ゆうかい|||あかご||せいちょう||

すでに  10 歳 に も なって おろう か 。 |さい|||||

10 歳 …。 さい

揃った か ? ( みんな ) は っ ! そろった||||

明朝   寅 の 刻 三 代 目 は 護衛 と して → みょうちょう|とら||きざ|みっ|だい|め||ごえい||

直属 の 暗部 5 名 のみ を 従え → ちょくぞく||あんぶ|な|||したがえ

大名 府 に 出立 する 。 だいみょう|ふ||いでたち|

四 代 目 亡き 今   三 代 目 が 再び   火影 に 就任 する ため だ 。 よっ|だい|め|なき|いま|みっ|だい|め||ふたたび|ほかげ||しゅうにん|||

これ を 許せば   木 ノ 葉 隠れ の 里 は → ||ゆるせば|き||は|かくれ||さと|

再び   弱腰で 優柔不断な 頭 を いただく こと に なる 。 ふたたび|よわごしで|ゆうじゅうふだんな|あたま|||||

里 の ため それ だけ は 防が ねば なら ぬ 。 さと||||||ふせが|||

そこ で   お前たち の 役目 は → ||おまえたち||やくめ|

その 道中   すみやかに   三 代 目 の お 命 を ちょうだい する こと だ 。 |どうちゅう||みっ|だい|め|||いのち|||||

ただし 何者 に も 知ら れて は なら ぬ 。 |なにもの|||しら||||

あくまで   流れ の 忍 の 仕業 に 見せ ねば なら ぬ のだ 。 |ながれ||おし||しわざ||みせ||||

よい な ! ( みんな ) は はっ !

三 代 目 様   ご 用意 は ? うむ 。 みっ|だい|め|さま||ようい||

出立 じゃ 。 いでたち|

♪♪~

敵 襲 ! てき|おそ

♪♪~

木 遁 の 術 ! き|とん||じゅつ

なに !?  う っ !

変わり 身 !? かわり|み

木 遁   大樹 林 の 術 ! き|とん|たいじゅ|りん||じゅつ

千鳥 ! ちどり

うわ っ !

お前   木 遁 の 術 を   どこ で 覚えた ? おまえ|き|とん||じゅつ||||おぼえた

無論   素直に 語る と は 思って い ない 。 むろん|すなおに|かたる|||おもって||

行け 。 いけ

早く 行け ! はやく|いけ

お前 の その 術 は   いずれ 木 ノ 葉 隠れ の 里 に 必要に なる 。 おまえ|||じゅつ|||き||は|かくれ||さと||ひつよう に|

アイツ ら の 標的 は   三 代 目 様 のみ 。 |||ひょうてき||みっ|だい|め|さま|

三 代 目 様 から   俺 たち を 引き離す こと が 目的 だった らしい 。 みっ|だい|め|さま||おれ|||ひきはなす|||もくてき||

どこ か へ 散って いった わ 。 |||ちって||

こちら は 大丈夫だった か ? はい 。 ||だいじょうぶだった||

敵 の 正体 は ? てき||しょうたい|

いえ   何者 か 正体 は わかり ませ ん 。 |なにもの||しょうたい||||

まあ   いい 。 あと は   三 代 目 様 が → ||||みっ|だい|め|さま|

処理 して くださる だろう 。 しょり|||

悪い が   その イス は まだ 余人 に 譲る わけに は いか ん 。 わるい|||いす|||よじん||ゆずる||||

なぜ 生きて いる の か と でも 言い た そうじゃ な 。 |いきて||||||いい||そう じゃ|

いや …  今朝   大名 府 に → |けさ|だいみょう|ふ|

出立 した と 聞いて いた から な 。 いでたち|||きいて|||

ある 男 が 裏切って …。 |おとこ||うらぎって

いや   表 返って くれて → |ひょう|かえって|

大名 府 に 向かう 我々 を 狙う 者 が いる と → だいみょう|ふ||むかう|われわれ||ねらう|もの|||

知らせて くれた ので な 。 しらせて|||

犯人 は 調べれば   すぐに 知れよう 。 はんにん||しらべれば||しれよう

さすれば   その者 が 死罪 に なる の は 火 を 見る より 明らか 。 |そのもの||しざい|||||ひ||みる||あきらか

しかし これ 以上   死体 を 増やす こと は → ||いじょう|したい||ふやす||

わし の 主義 に 反する 。 ||しゅぎ||はんする

その者 に 会える なら 伝え たい 。 そのもの||あえる||つたえ|

このたび の 行動 に 関して は 一切 を 不問 に 付す 。 ||こうどう||かんして||いっさい||ふもん||ふす

そのかわり 今後 は 木 ノ 葉 隠れ の 里 の ため → |こんご||き||は|かくれ||さと||

力 を 尽くして ほしい と な 。 ちから||つくして|||

相変わらず の 平和 主義 だ な 。 あいかわらず||へいわ|しゅぎ||

その 甘 さ が   いつか 身 を 滅ぼす こと に なる ぞ   ヒルゼン 。 |あま||||み||ほろぼす|||||

うむ   そう かもし れ ん な 。

昔 から   そう だった 。 むかし|||

お前 は 光   俺 は 闇 。 おまえ||ひかり|おれ||やみ

光 ある ところ に 必ず 闇 は できる 。 ひかり||||かならず|やみ||

しかし   その いずれ か が 欠けて も → |||||かけて|

世の中 うまく は いか ん もの な のじゃ 。 よのなか|||||||

プロフェッサー   俺 は 暗部 に いる 資格 が あり ませ ん 。 |おれ||あんぶ|||しかく||||

なぜ じゃ ? お前 の おかげ で 命拾い を した 。 ||おまえ||||いのちびろい||

しかし 一 度 は 裏切ろう と し ました 。 |ひと|たび||うらぎろう|||

うむ 。

わし は   四 代 目 を 守れ なかった 。 ||よっ|だい|め||まもれ|

お前 に 恨ま れて も しかたがない のう 。 おまえ||うらま|||しかたが ない|

実は   生前 の ミナト に 相談 さ れて いた こと が ある 。 じつは|せいぜん||みなと||そうだん||||||

(( ミナト : 少し でも   心 の 傷 を 忘れる こと が できる か と → みなと|すこし||こころ||きず||わすれる|||||

カカシ を 暗部 に 配置 した のです が …。 ||あんぶ||はいち||の です|

最近 の カカシ の ウワサ を 聞く と → さいきん||||||きく|

かえって   その 傷 を 広げて しまった ので は と → ||きず||ひろげて||||

今では 悔やんで い ます 。 いまでは|くやんで||

心 の 傷 を 癒 やす こと は 誰 に も でき ぬ 。 こころ||きず||いや||||だれ||||

ただ   時間 が 忘れ させて くれる だけ じゃ 。 |じかん||わすれ|さ せて|||

はい 。

いや  1 つ だけ 方法 が ある 。 え ? |||ほうほう|||

クシナ の 護衛 を 命じて みて は どう じゃ ろう 。 ||ごえい||めいじて|||||

暗部 の 任 を 離れ   人 が 命 を 育む 姿 を 見つめる こと で → あんぶ||にん||はなれ|じん||いのち||はぐくむ|すがた||みつめる||

何 か が 変わる かも しれ ん 。 なん|||かわる|||

はい ))

ミナト が 亡くなった とき → みなと||なくなった|

一 度 は 暗部 から 解放 して や ろうか と も 思った が → ひと|たび||あんぶ||かいほう||||||おもった|

今 の わし に は まだ お前 の 力 が 必要な ようじゃ 。 いま||||||おまえ||ちから||ひつような|

はっ 。

もう 少し   火影 直属 の 暗部 と して → |すこし|ほかげ|ちょくぞく||あんぶ||

力 を 貸して は くれ ぬ か 。 ちから||かして||||

はい 。

ミナト も 許して くれる と いい のだ が 。 みなと||ゆるして|||||

三 代 目 様 。 みっ|だい|め|さま

お 伝え して おいた ほう が よろしい か と 。 うむ ? |つたえ||||||||

根 に 木 遁 の 術 者 が …。 ね||き|とん||じゅつ|もの|

やはり そう か 。

だいたい は 見当 が ついて おる 。 ||けんとう|||

その 件 は わし に 任せて もらえ ぬ か 。 |けん||||まかせて|||

はい 。

そう か   三 代 目 が 今一 度 火影 と して 立って くれる か ! ||みっ|だい|め||いまいち|たび|ほかげ|||たって||

知恵 も 経験 も ある 。 それ は 安心だ のう 。 ちえ||けいけん|||||あんしんだ|

本日 は   あの 者 …。 ほんじつ|||もの

怖い 目 を した 強 面 の 男 は おら ん の かえ ? こわい|め|||つよ|おもて||おとこ|||||

ダンゾウ で ございます か ?

そう じゃ   そう じゃ った 。

ならば   急ぎ の 用件 が あり 欠席 さ せて いただいて おり ます 。 |いそぎ||ようけん|||けっせき|||||

ほう   そう か   そう か 。

余 は   あや つ が ちょっと 苦手じゃ 。 よ||||||にがてじゃ

しばらく の 間   直接 連絡 し 合う こと は やめて おこう 。 ||あいだ|ちょくせつ|れんらく||あう||||

( 大 蛇 丸 ) 何 が あった の ? だい|へび|まる|なん|||

カカシ の 裏切り に より   我々 の こと が ヒルゼン に 伝わる 可能 性 が ある 。 ||うらぎり|||われわれ||||||つたわる|かのう|せい||

それ は   まずい わ ね 。

いずれ   ここ の 秘密 も バレ て しまう かも しれ ない 。 |||ひみつ|||||||

三 代 目 の こと だ から いずれ 気 が つく でしょう ね 。 みっ|だい|め||||||き||||

いえ   すでに 気づいて いる の かも 。 ||きづいて|||

(( カカシ …))

《 落ち ない 》 おち|

三 代 目 様 が 火影 に 返り咲く らしい よ 。 みっ|だい|め|さま||ほかげ||かえりざく||

世代 交代 で   ちょっと は 時代 が 変わる か と 思った のに な 。 せだい|こうたい||||じだい||かわる|||おもった||

ゲンマ の 言う こと も   わかる けど さ 。 ||いう|||||

おい   三 代 目 様 だって 大変な んだ ぞ   あの お 歳 で 。 |みっ|だい|め|さま||たいへんな|||||さい|

( アスマ ) 俺 たち は 里 の ため に 頑張る だけ さ 。 |おれ|||さと||||がんばる||

( 紅 ) さ ぁ   三 代 目 の 火影 就任 を 祝って → くれない|||みっ|だい|め||ほかげ|しゅうにん||いわって

お 団子 で 乾杯 し ま しょ ! |だんご||かんぱい|||

( みんな ) おお ~ っ !

♪♪~

お …  俺 だ   俺 だ よ   カカシ ! |おれ||おれ|||

すごい 殺気 だった ぞ 。 殺さ れる か と 思った 。 |さっき|||ころさ||||おもった

そっち こそ   何の つもり だ ? ||なんの||

俺 は   ただ ライバル 対決 を やら ない か と → おれ|||らいばる|たいけつ|||||

お前 を 誘おう と 思った だけ だ 。 おまえ||さそおう||おもった||

は ぁ …  悪い な 。 ||わるい|

こんばん は   氷 川 きよ し です 。 ||こおり|かわ|||

僕 は 今   愛知 県 名古屋 城 の 前 に 来て い ます 。 ぼく||いま|あいち|けん|なごや|しろ||ぜん||きて||

それ は   今回  「 モクハチ 」 が 名古屋 から お 送り する から な んです 。 ||こんかい|||なごや|||おくり||||ん です

僕 も 出演 し ます ので ぜひ   ご覧 ください 。 ぼく||しゅつえん|||||ごらん|

それでは 「 モクハチ 」  in   名古屋   スタート です ! |||なごや|すたーと|

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー