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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン16 - 356 - 木ノ葉の忍

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 16 - 356 - 木 ノ 葉 の 忍

( カカシ ) 立て 。

行く ぞ 。

( 甲 ) 任務 は どう する んです か ? カカシ さん 。

ここ を 調べる って いう 任務 は 。

( カカシ ) お前 の せい で 中断 だ 。

( 甲 ) 僕 の こと なら お構い なく 。

俺 の 命 を 狙って おき ながら ふざける な 。

ふざけて なんか いま せ ん が 。

行け !

根 の 者 は 一切 の 感情 を 捨てろ と 教え られる らしい が →

お前 も か ?

感情 だけ で は あり ませ ん 。

名 も 過去 も 未来 も 捨て 任務 の ため に 尽くす んです 。

お前 の 任務 は 失敗 だ 。

( ガラス の 割れる 音 )

そこ を 動く な !

( 甲 ) うわ ~!

蛇 ?

何 です ? コイツ ら 。

アイツ も !

ただ の 蛇 じゃ ない 。 大 蛇 丸 の 実験 体 か ?

なに !

甲 !

甲 !

う お ~!

《 甲 : 死んだ 。

みんな 死んだ 。

僕 も 死ぬ んだ ここ で このまま 。

いやだ …》

生きて る か ?

大丈夫 か ? 甲 。

大丈夫 か ?

なんとか …。 でも どうして ?

何 が ? 僕 を 助けた 。

見殺し に できる か 。

見殺し に して も おかしく ない 相手 でしょう 僕 は 。

お前 死に たかった の か ?

いえ 死に たく は あり ませ ん 。

僕 は 死に たく は あり ませ ん でした 。

だったら 生きて る こと に 感謝 しろ 。

生きて る こと に です か ?

蛇 の 体液 が …。

これ は !

吸う な ! 毒 だ 走れ !

はい !

カカシ さん !

♪♪~

(( カカシ : 俺 は 大 蛇 丸 に 会わ なかった 。

奇妙な 一族 に も 。

そして 根 の 者 に も な 。

《 僕 は 掟 の 中 で しか 生き られ ない 。

でも それ で いい 。

誰 か を 守る こと が できる って わかった から 》

( ダンゾウ ) わし の この 眼 の 代わり を 手 に 入れて こい ))

甲 カカシ は ?

やった か 。 はい 。

俺 の 出番 は なかった な 。

死体 は ?

大 蛇 丸 の トラップ に やられた ように 見せかけて あり ます 。

火影 の 暗部 が 見つける でしょう 。

よし 尻尾 を つかまれ ない うち に 戻ろう 。

甲 !

( 甲 )「 カカシ さん へ 。

僕 に は 味方 を 殺す と いう →

この 任務 の 意味 が わから なく なり ました 。

だから 任務 を 放棄 し ます 。

ダンゾウ 様 に は 任務 に 失敗 した と 伝え ます 。

カカシ さん は ご 自愛 ください 」。

甲 …。

( 夕顔 ) カカシ 先輩 まだ 治療 を …。 ( カカシ ) 報告 が 先 だ !

どうした ?

三 代 目 根 の 木 遁使 い の 件 です 。

俺 は アイツ に 命 を 狙わ れ ました 。

ダンゾウ 様 の 命令 でしょう 。

ですが アイツ は 命令 に 逆らい →

途中 で 任務 を 放棄 し 俺 を 助けて くれ ました 。

里 に 戻った ようです が →

今頃 どう なって いる か わかり ませ ん 。

これ は どういう こと だ ? 甲 。

申し訳 あり ませ ん 任務 に 失敗 し ました 。

( ダンゾウ ) カカシ に 返り 討ち に あった と いう ならば →

任務 に 送り出した わし の 失敗 だ 。

わし が カカシ の 力 を 見誤った のだ から な 。

だが お前 は このような 小細工 で 乙 を はかり →

任務 を 放棄 して おめおめ と 戻って きた 。

2 人 がかり で カカシ を 倒せば よい もの を !

どういう つもり だ ?

答えよ どういう つもり な のだ ?

ダンゾウ 様 に かけあって 甲 を 助けて ください 。

は ぁ …。

三 代 目 !

根 に は わし も 口 を 出さ ぬ こと に して おる のだ が な 。

さすが に これ は そう も いか ん 。

夕顔 よ 。 ( 夕顔 ) は っ !

この 書状 を 持って 根 の 本部 へ 行け 。

火影 より の 命令 だ 。

ダンゾウ に 今 すぐ ここ に 来る ように と な 。

はっ !

頼んだ ぞ 夕顔 。

お 任せ ください 。

カカシ 。 はっ !

お前 は 医療 班 へ 行って ケガ の 治療 を 。

はっ !

先輩 ? 俺 も 行く 。

( 甲 ) カカシ さん は 木 ノ 葉 の 忍 です 。

同じ 木 ノ 葉 の 仲間 です 。

その 仲間 を 殺して いい のでしょう か ?

( ダンゾウ ) お前 の 仲間 と 呼べる の は 同じ 根 の 者 たち だけ だ と 思え 。

根 は 木 ノ 葉 の 仲間 で は ない のです か ?

根 は 木 ノ 葉 と いう 大木 を →

目 に 見え ぬ 地 の 中 より 支える 組織 。

大木 が 地上 と 地下 と に 分かれる ように →

根 は 独自の 存在 な のだ 。

乙 根 の 忍 と は ?

根 の 忍 は 名前 は ない 。

感情 は ない 過去 は ない 未来 は ない 。

ある の は 任務 のみ 。

その 根 を 束ねる わし の 任務 は 絶対 な のだ 。

《 未来 は ない 過去 は ない 。

感情 は ない ?

名前 は ない ?》

(( ユキミ : お かえり テンゾウ !))

聞いて いる の か 甲 !

違う 僕 の 名前 は 甲 なんか じゃ ない !

な 何 を 言う ?

お前 は 根 の 甲 。

その かりそめ の 名 以外 に 何 が ある ?

僕 は 木 ノ 葉 の 忍 です 。

根 だけ じゃ ない 。

幹 も あり 枝 も ある この 木 ノ 葉 の 忍 です 。

みんな が 仲間 な んです !

キサマ 何 に 心 を 乱さ れた !

こや つ を 処置 室 へ 運んで おけ !

更 なる 呪 印 で 縛る ! はっ !

( 夕顔 ) 火影 様 より ダンゾウ 様 へ の 召喚 命令 だ 。

ダンゾウ 様 は ただちに →

火影 様 の もと へ 出頭 願い たし と 伝えよ 。

ダンゾウ 様 は ご 不在 だ 。 なんだ と ?

戻ら れ しだい 召喚 命令 は お 伝え する 。

( カカシ ) 今 どこ に いる ?

それ は 我ら の 知ら ぬ こと 。

我ら に ダンゾウ 様 の 行動 を 詮索 など でき ぬ 。

お前 は 戻って 三 代 目 に これ を 伝えろ 。

先輩 は ? ここ で 帰り を 待つ 。

行け ! はっ !

止まれ ! これ より は 根 の 領域 だ !

甲 は どこ だ ?

甲 め カカシ に 何 を 吹き込ま れた …。

ダンゾウ 様 準備 が 整い ました 。 うむ 。

解 !

逃げる ぞ 。 カカシ さん !?

あっ 甲 !

木 遁 !

おい 待て !

( 警報 音 )

いた ぞ あそこ だ !

風 遁 真空 玉 !

木 遁 木 錠 壁 !

お前 の ほう から わざわざ 来て くれよう と は な カカシ 。

根 の 領域 に 許し なく 立ち入り →

根 の 忍 を 連れ出そう と した のだ 。

ただ で 済む と は 思って おる まい 。

ダンゾウ 様 カカシ さん は …。

黙れ !

お前 も ただ で 済む と は 思わぬ こと だ 。

お前 も な !

ヒルゼン 。

お前 が カカシ を 恨んで いる こと は 知っている 。

だが そんな こと で 里 の 優秀な 忍 を 狙う の は やめて もらい たい 。

何の こと だ ヒルゼン ?

( ダンゾウ ) わし は カカシ など どうでも よい 。

だが 根 の 施設 に 勝手に 侵入 した こと は 問題 だ 。

勝手に ? いや わし は お前 に 召喚 命令 を 出した のだ ぞ 。

それ に 対し 居留守 を 使った お前 を 探し に 入った のだ よ 。

わし の 命令 で 。

どこ か で 伝達 違い が あった ようだ な 。

それ は 初めて 聞いた 。

では カカシ の 件 は これ で 片づいた と しよう 。

次の 件 を 話す ため に お前 を 召喚 しよう と した のだ 。

里 の もう 一 人 の 優秀な 忍 の こと だ 。

木 遁使 い は 木 ノ 葉 の 里 の 宿願 で ある こと を 知って おる はず 。

無理な 実験 を して まで →

その 力 を 手 に 入れよう と した 時代 も あった な 。

その 木 遁使 いが いながら →

根 に 隠して おいた の は どういう こと か ?

その者 は わし が 発見 し 保護 し 育てて いた が →

べつに 隠して いた わけで は ない 。

報告 の 必要 は ない と 判断 した のだ 。

のう ダンゾウ 。

人 柱 力 の 子 も もう 4 歳 に なった 。

木 遁 の 封印 術 は 里 に とって ますます 重要だ 。

そこ で だ 。

わし に この 者 を 預けて は くれ ぬ か ?

火影 直轄 の 暗部 に 入れる 。

しかし …。

頼む ダンゾウ 。

優秀な 配下 であろう が →

木 ノ 葉 の ため に 根 から 移して やって くれ 。

それ で すべて は 何事 も なく 片づく 。

根 の 者 に は 秘密 を 喋れ ぬ よう 呪 印 が ほどこして ある 。

その 呪 印 は 解か ぬ ぞ 。

構わ ぬ 。 よし 。

では 譲り受ける 。

これ より お ぬし は 火影 直轄 の 暗部 の 所属 じゃ 。

あの …。

お 世話に なり ました 。

あ あの このたび 根 から こちら へ 転 属 に なった 甲 です 。

よう テンゾウ !

テンゾウ ?

甲 は 根 の コード ネーム だ 。

暗部 で は テンゾウ を 名乗ったら いい 。

でも その 名前 は …。

お前 昔 自分 で テンゾウ って 名乗って なかった か ?

よし みんな 新しく 仲間 に なった テンゾウ だ 。

実力 は 俺 が 保証 する 。

よろしく ! よろしく な !

テンゾウ … です か 。

テンゾウ 配属 は 俺 の ろ 班 だ 。

よろしく 頼む ぞ 。

はい 先輩 !

< 旬 の 野菜 が 大好きな 豆 助 >

豆 助 きょう の お 野菜 は 今 が 旬 の あれよ

< その 野菜 と は …>

< それ は 日本 人 に 春 の 訪れ を 告げる 旬 の 野菜 >


NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 16 - 356 - 木 ノ 葉 の 忍 ||しっぷう|つたい|しーずん|き||は||おし Naruto Shippuden - Season 16 - 356 - Shinobi of Kinoha

( カカシ ) 立て 。 |たて

行く ぞ 。 いく|

( 甲 ) 任務 は どう する んです か ? カカシ さん 。 こう|にんむ||||ん です|||

ここ を 調べる って いう 任務 は 。 ||しらべる|||にんむ|

( カカシ ) お前 の せい で 中断 だ 。 |おまえ||||ちゅうだん|

( 甲 ) 僕 の こと なら お構い なく 。 こう|ぼく||||おかまい|

俺 の 命 を 狙って おき ながら ふざける な 。 おれ||いのち||ねらって||||

ふざけて なんか いま せ ん が 。

行け ! いけ

根 の 者 は   一切 の 感情 を 捨てろ と 教え られる らしい が → ね||もの||いっさい||かんじょう||すてろ||おしえ|||

お前 も か ? おまえ||

感情 だけ で は あり ませ ん 。 かんじょう||||||

名 も 過去 も 未来 も 捨て 任務 の ため に 尽くす んです 。 な||かこ||みらい||すて|にんむ||||つくす|ん です

お前 の 任務 は 失敗 だ 。 おまえ||にんむ||しっぱい|

( ガラス の 割れる 音 ) がらす||われる|おと

そこ を 動く な ! ||うごく|

( 甲 ) うわ ~! こう|

蛇 ? へび

何 です ?  コイツ ら 。 なん|||

アイツ も !

ただ の 蛇 じゃ ない 。 大 蛇 丸 の 実験 体 か ? ||へび|||だい|へび|まる||じっけん|からだ|

なに !

甲 ! こう

甲 ! こう

う お ~!

《 甲 : 死んだ 。 こう|しんだ

みんな   死んだ 。 |しんだ

僕 も 死ぬ んだ   ここ で   このまま 。 ぼく||しぬ||||

いやだ …》

生きて る か ? いきて||

大丈夫 か ?  甲 。 だいじょうぶ||こう

大丈夫 か ? だいじょうぶ|

なんとか …。  でも   どうして ?

何 が ? 僕 を 助けた 。 なん||ぼく||たすけた

見殺し に できる か 。 みごろし|||

見殺し に して も おかしく ない 相手 でしょう   僕 は 。 みごろし||||||あいて||ぼく|

お前   死に たかった の か ? おまえ|しに|||

いえ   死に たく は あり ませ ん 。 |しに|||||

僕 は 死に たく は あり ませ ん でした 。 ぼく||しに||||||

だったら 生きて る こと に 感謝 しろ 。 |いきて||||かんしゃ|

生きて る こと に   です か ? いきて|||||

蛇 の 体液 が …。 へび||たいえき|

これ は !

吸う な !  毒 だ   走れ ! すう||どく||はしれ

はい !

カカシ さん !

♪♪~

(( カカシ : 俺 は 大 蛇 丸 に 会わ なかった 。 |おれ||だい|へび|まる||あわ|

奇妙な 一族 に も 。 きみょうな|いちぞく||

そして   根 の 者 に も な 。 |ね||もの|||

《 僕 は 掟 の 中 で しか 生き られ ない 。 ぼく||おきて||なか|||いき||

でも   それ で いい 。

誰 か を 守る こと が できる って わかった から 》 だれ|||まもる||||||

( ダンゾウ ) わし の   この 眼 の 代わり を 手 に 入れて こい )) ||||がん||かわり||て||いれて|

甲   カカシ は ? こう||

やった か 。 はい 。

俺 の 出番 は なかった な 。 おれ||でばん|||

死体 は ? したい|

大 蛇 丸 の トラップ に やられた ように 見せかけて あり ます 。 だい|へび|まる|||||よう に|みせかけて||

火影 の 暗部 が 見つける でしょう 。 ほかげ||あんぶ||みつける|

よし   尻尾 を つかまれ ない うち に 戻ろう 。 |しっぽ||つかま れ||||もどろう

甲 ! こう

( 甲 )「 カカシ さん へ 。 こう|||

僕 に は   味方 を 殺す と いう → ぼく|||みかた||ころす||

この 任務 の 意味 が わから なく なり ました 。 |にんむ||いみ|||||

だから   任務 を 放棄 し ます 。 |にんむ||ほうき||

ダンゾウ 様 に は   任務 に 失敗 した と 伝え ます 。 |さま|||にんむ||しっぱい|||つたえ|

カカシ さん は   ご 自愛 ください 」。 ||||じあい|

甲 …。 こう

( 夕顔 ) カカシ 先輩   まだ 治療 を …。 ( カカシ ) 報告 が 先 だ ! ゆうがお||せんぱい||ちりょう|||ほうこく||さき|

どうした ?

三 代 目   根 の 木 遁使 い の 件 です 。 みっ|だい|め|ね||き|とんし|||けん|

俺 は   アイツ に 命 を 狙わ れ ました 。 おれ||||いのち||ねらわ||

ダンゾウ 様 の 命令 でしょう 。 |さま||めいれい|

ですが   アイツ は   命令 に 逆らい → |||めいれい||さからい

途中 で 任務 を 放棄 し 俺 を 助けて くれ ました 。 とちゅう||にんむ||ほうき||おれ||たすけて||

里 に 戻った ようです が → さと||もどった|よう です|

今頃 どう なって いる か わかり ませ ん 。 いまごろ|||||||

これ は   どういう こと だ ?  甲 。 |||||こう

申し訳 あり ませ ん 任務 に 失敗 し ました 。 もうし わけ||||にんむ||しっぱい||

( ダンゾウ ) カカシ に 返り 討ち に あった と いう ならば → |||かえり|うち|||||

任務 に 送り出した   わし の 失敗 だ 。 にんむ||おくりだした|||しっぱい|

わし が   カカシ の 力 を 見誤った のだ から な 。 ||||ちから||みあやまった|||

だが   お前 は   このような 小細工 で 乙 を はかり → |おまえ|||こざいく||おつ||

任務 を 放棄 して おめおめ と 戻って きた 。 にんむ||ほうき||||もどって|

2 人 がかり で カカシ を 倒せば よい もの を ! じん|||||たおせば|||

どういう つもり だ ?

答えよ   どういう つもり な のだ ? こたえよ||||

ダンゾウ 様 に かけあって 甲 を 助けて ください 。 |さま|||こう||たすけて|

は ぁ …。

三 代 目 ! みっ|だい|め

根 に は   わし も   口 を 出さ ぬ こと に して おる のだ が な 。 ね|||||くち||ださ||||||||

さすが に   これ は   そう も いか ん 。

夕顔 よ 。 ( 夕顔 ) は っ ! ゆうがお||ゆうがお||

この 書状 を 持って 根 の 本部 へ 行け 。 |しょじょう||もって|ね||ほんぶ||いけ

火影 より の 命令 だ 。 ほかげ|||めいれい|

ダンゾウ に 今 すぐ ここ に 来る ように と な 。 ||いま||||くる|よう に||

はっ !

頼んだ ぞ   夕顔 。 たのんだ||ゆうがお

お 任せ ください 。 |まかせ|

カカシ 。 はっ !

お前 は   医療 班 へ 行って ケガ の 治療 を 。 おまえ||いりょう|はん||おこなって|けが||ちりょう|

はっ !

先輩 ? 俺 も 行く 。 せんぱい|おれ||いく

( 甲 ) カカシ さん は 木 ノ 葉 の 忍 です 。 こう||||き||は||おし|

同じ 木 ノ 葉 の 仲間 です 。 おなじ|き||は||なかま|

その 仲間 を 殺して いい のでしょう か ? |なかま||ころして|||

( ダンゾウ ) お前 の 仲間 と 呼べる の は 同じ 根 の 者 たち だけ だ と 思え 。 |おまえ||なかま||よべる|||おなじ|ね||もの|||||おもえ

根 は 木 ノ 葉 の 仲間 で は ない のです か ? ね||き||は||なかま||||の です|

根 は 木 ノ 葉 と いう 大木 を → ね||き||は|||たいぼく|

目 に 見え ぬ 地 の 中 より 支える 組織 。 め||みえ||ち||なか||ささえる|そしき

大木 が 地上 と 地下 と に 分かれる ように → たいぼく||ちじょう||ちか|||わかれる|よう に

根 は 独自の 存在 な のだ 。 ね||どくじの|そんざい||

乙   根 の 忍 と は ? おつ|ね||おし||

根 の 忍 は   名前 は ない 。 ね||おし||なまえ||

感情 は ない   過去 は ない 未来 は ない 。 かんじょう|||かこ|||みらい||

ある の は   任務 のみ 。 |||にんむ|

その 根 を 束ねる わし の 任務 は 絶対 な のだ 。 |ね||たばねる|||にんむ||ぜったい||

《 未来 は ない   過去 は ない 。 みらい|||かこ||

感情 は   ない ? かんじょう||

名前 は   ない ?》 なまえ||

(( ユキミ : お かえり   テンゾウ !))

聞いて いる の か   甲 ! きいて||||こう

違う 僕 の 名前 は 甲 なんか じゃ ない ! ちがう|ぼく||なまえ||こう|||

な   何 を 言う ? |なん||いう

お前 は 根 の 甲 。 おまえ||ね||こう

その かりそめ の 名 以外 に 何 が ある ? |||な|いがい||なん||

僕 は 木 ノ 葉 の 忍 です 。 ぼく||き||は||おし|

根 だけ じゃ ない 。 ね|||

幹 も あり 枝 も ある この 木 ノ 葉 の 忍 です 。 みき|||えだ||||き||は||おし|

みんな が 仲間 な んです ! ||なかま||ん です

キサマ   何 に 心 を 乱さ れた ! |なん||こころ||みださ|

こや つ を 処置 室 へ 運んで おけ ! |||しょち|しつ||はこんで|

更 なる 呪 印 で 縛る ! はっ ! こう||まじない|いん||しばる|

( 夕顔 ) 火影 様 より ダンゾウ 様 へ の 召喚 命令 だ 。 ゆうがお|ほかげ|さま|||さま|||しょうかん|めいれい|

ダンゾウ 様 は   ただちに → |さま||

火影 様 の もと へ 出頭 願い たし と 伝えよ 。 ほかげ|さま||||しゅっとう|ねがい|||つたえよ

ダンゾウ 様 は   ご 不在 だ 。 なんだ と ? |さま|||ふざい|||

戻ら れ しだい 召喚 命令 は   お 伝え する 。 もどら|||しょうかん|めいれい|||つたえ|

( カカシ ) 今   どこ に いる ? |いま|||

それ は 我ら の 知ら ぬ こと 。 ||われら||しら||

我ら に ダンゾウ 様 の 行動 を 詮索 など でき ぬ 。 われら|||さま||こうどう||せんさく|||

お前 は 戻って 三 代 目 に これ を 伝えろ 。 おまえ||もどって|みっ|だい|め||||つたえろ

先輩 は ? ここ で 帰り を 待つ 。 せんぱい||||かえり||まつ

行け ! はっ ! いけ|

止まれ ! これ より は 根 の 領域 だ ! とどまれ||||ね||りょういき|

甲 は   どこ だ ? こう|||

甲 め   カカシ に 何 を 吹き込ま れた …。 こう||||なん||ふきこま|

ダンゾウ 様   準備 が 整い ました 。 うむ 。 |さま|じゅんび||ととのい||

解 ! かい

逃げる ぞ 。 カカシ さん !? にげる|||

あっ   甲 ! |こう

木 遁 ! き|とん

おい   待て ! |まて

( 警報 音 ) けいほう|おと

いた ぞ   あそこ だ !

風 遁   真空 玉 ! かぜ|とん|しんくう|たま

木 遁   木 錠 壁 ! き|とん|き|じょう|かべ

お前 の ほう から   わざわざ 来て くれよう と は な   カカシ 。 おまえ|||||きて|||||

根 の 領域 に 許し なく 立ち入り → ね||りょういき||ゆるし||たちいり

根 の 忍 を 連れ出そう と した のだ 。 ね||おし||つれだそう|||

ただ で 済む と は 思って おる まい 。 ||すむ|||おもって||

ダンゾウ 様   カカシ さん は …。 |さま|||

黙れ ! だまれ

お前 も   ただ で 済む と は 思わぬ こと だ 。 おまえ||||すむ|||おもわぬ||

お前 も な ! おまえ||

ヒルゼン 。

お前 が   カカシ を 恨んで いる こと は 知っている 。 おまえ||||うらんで||||しっている

だが   そんな こと で 里 の 優秀な 忍 を 狙う の は やめて もらい たい 。 ||||さと||ゆうしゅうな|おし||ねらう|||||

何の こと だ   ヒルゼン ? なんの|||

( ダンゾウ ) わし は カカシ など   どうでも よい 。

だが   根 の 施設 に 勝手に 侵入 した こと は 問題 だ 。 |ね||しせつ||かってに|しんにゅう||||もんだい|

勝手に ?  いや   わし は お前 に 召喚 命令 を 出した のだ ぞ 。 かってに||||おまえ||しょうかん|めいれい||だした||

それ に 対し   居留守 を 使った お前 を 探し に 入った のだ よ 。 ||たいし|いるす||つかった|おまえ||さがし||はいった||

わし の 命令 で 。 ||めいれい|

どこ か で 伝達 違い が あった ようだ な 。 |||でんたつ|ちがい||||

それ は 初めて 聞いた 。 ||はじめて|きいた

では   カカシ の 件 は これ で 片づいた と しよう 。 |||けん||||かたづいた||

次の 件 を 話す ため に お前 を 召喚 しよう と した のだ 。 つぎの|けん||はなす|||おまえ||しょうかん||||

里 の もう 一 人 の 優秀な 忍 の こと だ 。 さと|||ひと|じん||ゆうしゅうな|おし|||

木 遁使 い は 木 ノ 葉 の 里 の 宿願 で ある こと を 知って おる はず 。 き|とんし|||き||は||さと||しゅくがん|||||しって||

無理な 実験 を して まで → むりな|じっけん|||

その 力 を 手 に 入れよう と した 時代 も あった な 。 |ちから||て||いれよう|||じだい|||

その 木 遁使 いが   いながら → |き|とんし||

根 に 隠して おいた の は どういう こと か ? ね||かくして||||||

その者 は   わし が 発見 し 保護 し 育てて いた が → そのもの||||はっけん||ほご||そだてて||

べつに 隠して いた わけで は ない 。 |かくして||||

報告 の 必要 は ない と 判断 した のだ 。 ほうこく||ひつよう||||はんだん||

のう   ダンゾウ 。

人 柱 力 の 子 も もう 4 歳 に なった 。 じん|ちゅう|ちから||こ|||さい||

木 遁 の 封印 術 は 里 に とって ますます 重要だ 。 き|とん||ふういん|じゅつ||さと||||じゅうようだ

そこ で だ 。

わし に   この 者 を 預けて は くれ ぬ か ? |||もの||あずけて||||

火影 直轄 の 暗部 に 入れる 。 ほかげ|ちょっかつ||あんぶ||いれる

しかし …。

頼む   ダンゾウ 。 たのむ|

優秀な 配下 であろう が → ゆうしゅうな|はいか||

木 ノ 葉 の ため に 根 から 移して やって くれ 。 き||は||||ね||うつして||

それ で   すべて は 何事 も なく 片づく 。 ||||なにごと|||かたづく

根 の 者 に は   秘密 を 喋れ ぬ よう 呪 印 が   ほどこして ある 。 ね||もの|||ひみつ||しゃべれ|||まじない|いん|||

その 呪 印 は 解か ぬ ぞ 。 |まじない|いん||とか||

構わ ぬ 。 よし 。 かまわ||

では   譲り受ける 。 |ゆずりうける

これ より   お ぬし は 火影 直轄 の 暗部 の 所属 じゃ 。 |||||ほかげ|ちょっかつ||あんぶ||しょぞく|

あの …。

お 世話に なり ました 。 |せわに||

あ   あの   このたび 根 から こちら へ 転 属 に なった 甲 です 。 |||ね||||てん|ぞく|||こう|

よう   テンゾウ !

テンゾウ ?

甲 は 根 の コード ネーム だ 。 こう||ね||こーど|ねーむ|

暗部 で は   テンゾウ を 名乗ったら いい 。 あんぶ|||||なのったら|

でも   その 名前 は …。 ||なまえ|

お前   昔   自分 で テンゾウ って 名乗って なかった か ? おまえ|むかし|じぶん||||なのって||

よし   みんな   新しく 仲間 に なった テンゾウ だ 。 ||あたらしく|なかま||||

実力 は 俺 が 保証 する 。 じつりょく||おれ||ほしょう|

よろしく ! よろしく な !

テンゾウ …  です か 。

テンゾウ   配属 は 俺 の   ろ 班 だ 。 |はいぞく||おれ|||はん|

よろしく 頼む ぞ 。 |たのむ|

はい   先輩 ! |せんぱい

< 旬 の 野菜 が 大好きな 豆 助 > しゅん||やさい||だいすきな|まめ|じょ

豆 助   きょう の お 野菜 は 今 が 旬 の あれよ まめ|じょ||||やさい||いま||しゅん||

<  その 野菜 と は …> |やさい||

<  それ は   日本 人 に 春 の 訪れ を 告げる 旬 の 野菜 > ||にっぽん|じん||はる||おとずれ||つげる|しゅん||やさい