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劇場版 BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸 (2007.12.22), 劇場版 BLEACH The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸 (2007.12.22) (2)

では 隊長 に も お 手伝い いただける と いう こと で 構い ませ ん ね ?

僕 も ?

当然です

あと これ を

現世 の ルキア と 一 護 から 言付かって き ました

ケガ を ?

一 護 の 話 だ と 相当に ひどく

なのに これ を 置いて 姿 を 消した の ね

生きて いた こと を 喜ぶ べきな の か

それとも 羽織 を 置いて いった こと を 怒る べきな の か

それ は

まったく

みんな が こんなに 心配 して る って のに

何 やって んだ か ねえ

我が 名 は 氷 輪 丸

小僧 貴 様 が 我 を 持つ と いう の か

そう だ 俺 に 従え 氷 輪 丸

やった やった ぞ

冬 獅郎

なんて いう 偶然な んだ

うれし いよ 俺 たち が 同じ 力 を 手 に 入れた なんて

最近 50 年 分 の 名簿 を 調べ ました が

クサカ と いう 名前 の 隊 士 は いま せ ん

と なる と 霊 術 院 の ほう は さかのぼった の かい

はい それ らしい 名前 は あり ませ ん でした

ただ 日 番 谷 隊長 が 卒業 した 年 の 名簿 に 記さ れて いる 人数 と

名前 の 数 が 一致 し ない んです

符号 し ない 生徒 は 北 流 魂 街 出身 者 です

その 地区 の 登録 者 名簿 に クサカ と いう 姓 は

あり ました

これ です 草冠 宗 次郎

これ で クサカ ねえ

死亡 か

霊 術 院 名簿 に は ない のに

単なる 書 さ 漏らし でしょう か

いや そんな こと は ない んじゃ ない の

死亡 って ん なら 特に だ よ

でも これ で 少なくとも 例の 襲撃 者 が

草冠 宗 次郎 と いう 線 は 消えた と いう こと です ね

霊 圧 の 消滅 が 確認 さ れ ない 限り は 死亡 と して 記さ れる こと は ない から ねえ

まあ 死んで る んだろう けど

けど ... 何 です

ちょっと 歩いて くるわ

七 緒 ちゃん は 死亡 理由 を 調べて おいて よ

隊長

やれやれ 誰 だい

何も しゃべら ない じゃ 気 に なる じゃ ない か

京 楽 春 水

その 軽薄な 振る舞い と は 裏腹に 思慮 深 さ と

他者 に 勝る 者 は ない と 言わ しめる 鋭い 心 眼 を 持つ

やはり 貴 様 が 最初に 嗅ぎつけた か

ほめて くれる の は うれしい が

人 の 詮索 より まず 自分 自身 の こと を しゃべったら どう だい

その 必要 は ない

貴 様 は ここ で 日 番 谷 冬 獅郎 に 斬ら れて 死ぬ のだ

その 斬 魄刀 は

顔 を 見せて もらう よ

君 は

日 番 谷 隊長 緊急 特令 です

至急 瀞霊 廷 に お 戻り ください

従う つもり は ない

お やめ ください 謀 反 と 見なさ れ ます よ

下がれ 吉良 檜 佐 木

日 番 谷 隊長 あなた を 拘束 し ます

死ぬ ぞ

縛 道 の 六十二 百 歩 蘭 干

おとなしく して ください

霜 天 に 坐 せ 氷 輪 丸 ―

浄 気 結 界 の 準備 を

すぐに 術 式 を 開始 し ます

私 の せい だ

君 の 責任 で は ない よ

浮 竹 隊長

京 楽 が やられた の なら

それ は 相手 が 彼 の 不意 を ついた か

本当に 彼 を 上回る 力量 を 備えて いた のだろう

違う か

ですが

もう 一 度 言う よ 君 の 責任 じゃ ない

今 六 番 隊 が 現場 検証 して いる

刺客 は すぐに 捕まる さ

間違い ない 氷 輪 丸 だ

何 ? 氷 輪 丸 だ と ?

日 番 谷 隊長 が

そっち も いい 話 じゃ な さ そうだ ね

報告 三 番 隊 吉良 イヅル ならびに

九 番 隊 檜 佐 木 修 兵 隊長 権限 代行 が

日 番 谷 冬 獅郎 に 現世 に で 遭遇

抵抗 を 受け 負傷 し ました

返り 討ち

冬 獅郎 くん が 仲間 を 攻撃 した って こと

それ だけ で は ない

京 楽 隊長 も やられた そうだ

京 楽 さん が

恋 次の 話 に よる と

氷 輪 丸 に やられて どちら も 重傷 らしい

石田 霊 圧 で 追え ねえ の か

お前 得意だ ろ

無理だ

く っそ また 振り出し かよ

すっかり 朝 だ な

悪かった な みんな

一 度 戻って 午後 に また 出直そう

でも

大丈夫だ よ アタシ なら

いや それ が 良い だろう

慌てて も すぐに 見つかる と は 限ら ない のだ から な

日 番 谷 冬 獅郎 謀 反 の 疑い に より

緊急 特令 を 護 廷大 命 へ 変更 する

お 言葉 で は ございます が

いささか 拙速で は あり ませ ん か

異議 は 認め ぬ

王 印 の 捜索 は 引さ 続 さ 行う

日 番 谷 冬 獅郎 に 関して は 捕 縛 を 第一義 と する

その 際 抵抗 を 示す ようであれば

処刑 せよ

一 護 恋 次 から だ 護 廷大 命 が 出た

何 だ それ

日 番 谷 隊長 に 実質 処刑 命令 が 出た と いう こと だ

処刑 命令 ? どういう こと だ よ

もはや 一刻 の 猶予 も なく

いか な 酌量 の 余地 も ない と いう こと だ

何 だ と

ルキア まだ 話 が ある クサカ が 分かった ぞ

一 護

聞こえた ぜ

草冠 宗 次郎 日 番 谷 隊長 の かつて の 級友 だ

彼 が 死んだ の は

日 番 谷 隊長 が 真 央 霊 術 院 を 卒業 する 直前 だ

て め ー ら

言った はずだ

邪魔 を する なら 排除 する と な

死 神 か

誰 だ

一 護 その 男 できる ぞ

尋常で は ない 霊 圧 だ

それ は 氷 輪 丸

これ で は 逆だ な 京 楽

床 に 伏して 見舞わ れる の は いつも 俺 の ほう だった はずだ

しかし

腑 に 落ち ぬ こと が 一 つ ある

調査 に より 判明 した 氷 輪 丸 に よる 犯行 時刻 と

捜索 隊 が 日 番 谷 に 接触 した 時刻

現世 まで どのように 向かって も

それなり の 時間 が かかる はず

どちら も が 本当に 氷 輪 丸 に よる もの だ と すれば

霜 天 に 坐 せ

氷 輪 丸

なんで テメー が

氷 輪 丸 の 持ち主 だ から だ

何 だ 今 の は

双子 の 斬 魄刀 と 言った かね

斬 魄刀 は 死 神 自身 の 魂 から 生まれる もの だ よ

始 解 と は

その 斬 魄刀 と 死 神 の 一 対 一 で 行わ れる 契約 の ような もの

複数 の 死 神 と 契約 する こと など あり え ない

それ は 斬 魄刀 で は ない

では それ が 存在 し ない と いう 証明 は できる か

氷 輪 丸 が 二 振り ある はず が ない と いう 証明 は

氷 輪 丸

仮に 二 振り ある と したら その 一方 の 持ち主 が

なるほど

君 たち が 私 を 訪ねて きた わけ が 分かった よ

大 霊 書 回廊 の 奥 の 院 に 忍び込む こと など

私 に とって は 造作 も ない

お前 何者 だ

俺 の 名 は 草冠 宗 次郎

これ は

瀞霊 廷 に 中央 四十六 室 に

日 番 谷 冬 獅郎 に 殺さ れた 男 だ

尸 魂 界 は

日 番 谷 冬 獅郎 を 反逆 者 と 見なした

すでに 戻る 場所 は ない

残る 不確定 要素 は 貴 様 だけ

死んで もらう ぞ 死 神

冬 獅郎

草冠 どうして

これ より 四十六 室 の 決定 を 伝える

一 振り の 斬 魄刀 を 二 人 の 死 神 が 持つ こと は 許さ れ ぬ

よって これ より 両 名 に おける

真剣 勝負 に で 持ち主 を 決する

それ は 二 人 で 殺し 合え と いう こと です か

正当な 資質

応分な 能力

それほど の 力 な のだ この 氷 輪 丸 は

名誉 と 思え

断る

草冠 と 戦う くらい なら 俺 は 氷 輪 丸 を 捨てる

なら ぬ

認め ぬ

許さ ぬ

なぜ 同じ 斬 魄刀 を 持って は いけない のです か

それ が 決まり だ

古 より の 掟 だ から だ

逆らって は なら ぬ

追放 せよ

疑って は なら ぬ

認め ぬ

戦え

日 番 谷

草冠

何 だ お前たち 何 を

氷 輪 丸 の 所有 者 は 日 番 谷 冬 獅郎 と 決定 した

まだ 勝負 は ついて い ない

氷 輪 丸 は 俺 の もの だ

四十六 室 の 決定 だ

待って くれ もう 一 度

草冠

なぜ 俺 が

死な なきゃ なら ない

なぜ

俺 は 尸 魂 界 の ため に

草冠

日 番 谷 は 俺 と ともに 歩む 邪魔 は させ ない

氷 輪 丸

一 護

氷 輪 丸 の 力 が 増して いる

時間 だ あと の 始末 は 任せる

はい

破 道 の 三十三 蒼火 堕

斬 月

久しぶりだ な 一 護

今 の は 何 だ 幻影 か

共鳴 だ

斬 魄刀 同士 が 共鳴 し 震え 過去 を 見せる

じゃあ

紛れ も ない 事実 だ

尸 魂 界 は 氷 輪 丸 が 二 本 ある の を 嫌って

一 人 を 殺した って の かよ どうして だ よ

それ が 習わし だ から だ

尸 魂 界 に おいて すべて に 勝る 掟

それ は 世界 の 存続 と 均衡

やつ ら 人 の 気持ち を 何 だ と 思って や がる

面白い こと を 言う な

我々 に とって 人 の 想い など

世界 に 比す べき 価値 は ない 取る に 足ら ぬ もの

お前 の 世界 で は 違う か

だが 人 の 心 は それゆえ 揺れ 乱れ

邪 に 落ちて いく こと も また 避け られ ぬ 事実

それ は 違う ぜ

あいつ は

冬 獅郎 は そんな こと は ねえ

どうして そう 思う

それ は

だめ 一 護

昔 の 俺 が あいつ と 同じ 顔 を して いた んだ

お袋 が 死んで しばらく の 間

色 んな 感情 が こみ上げて おぼれ そうに なって いた

けど その 色 んな もん を 全部 抱え込んで

一 人 で 抱え込む こと が 自分 の 義務 だって 思って た

それ が そんな 自分 が 周り を 悲しま せて いる こと に

ちっとも 気づいて い なかった

冬 獅郎 は そん 時 の 俺 と 同じ 顔 を して いた

すべて を 抱え込もう と して いる んだ

そう か

分かった ぜ

あいつ が 何 を しよう と して いる の か

あり が と よ

前 を 見た なら 揺らぐ な

行け 一 護

ヤン

ルキア

一 護 無事 か

草冠 は

すま ぬ 逃げ られた

じゃあ こいつ ら 蹴散らして すぐに 追わ なきゃ なら ねえ な

分かった んだ

冬 獅郎 が 何 を しよう と して いる の か

草冠 様 の 攻撃 を 食らって 生きて いる と は

なんと 面倒な 敵

倒さ ねば なら ぬ

もちろん

俺 は あいつ に

どうしても 言わ なきゃ な ん ねえ んだ

やっと 見つけて くれた ね

君 に 探して ほしかった んだ よ

草冠

その ため に 氷 輪 丸 で 君 の 体 に 傷 を 残した んだ

俺 が 生 さ て いる こと が 信じ られ ない か

いい じゃ ない か

なぁ 日 番 谷

俺 たち は すいぶん 遠回り を した と 思わ ない か ?

遠回り ?

君 は よく 知っている はずだ

護 廷 十三 隊 が どんな ところ な の か

それ でも 今 まで 君 が 留まった 理由 は 何 だい ?

あの 無垢な 幼なじみ かい

雛 森 の 話 は いい 王 印 は どこ だ

もちろん ここ に ある よ

これ は 俺 たち の 夢 の ため に 使う もの だ から ね

夢 ?

王 印 の 力 は 何 だ

お前 は なぜ それ を

慌てる こと は ない すぐ に 分かる よ

さ ぁ 行こう

何 !?

ルキア 何 だ これ は

分から ぬ だ が ただ の 霊 圧 で は ない

何 か もっと 純粋で 強力な ...

まさか

その とおり 王 印 の 力 さ

始まる のだ

草冠 様 と 日 番 谷 冬 獅郎 に よる 瀞霊 廷 へ の 復讐 が

何 ! 瀞霊 廷

貴 様 は 危険だ

だから どんな こと を して も ここ で 死んで もらう

草冠 様 の 計画 の 邪魔 を さ せ は し ない

虚 !?

行け 虚 ども

失礼 し ます


では 隊長 に も お 手伝い いただける と いう こと で 構い ませ ん ね ?

僕 も ?

当然です

あと これ を

現世 の ルキア と 一 護 から 言付かって き ました

ケガ を ?

一 護 の 話 だ と 相当に ひどく

なのに これ を 置いて 姿 を 消した の ね

生きて いた こと を 喜ぶ べきな の か

それとも 羽織 を 置いて いった こと を 怒る べきな の か

それ は

まったく

みんな が こんなに 心配 して る って のに

何 やって んだ か ねえ

我が 名 は 氷 輪 丸

小僧 貴 様 が 我 を 持つ と いう の か

そう だ 俺 に 従え 氷 輪 丸

やった やった ぞ

冬 獅郎

なんて いう 偶然な んだ

うれし いよ 俺 たち が 同じ 力 を 手 に 入れた なんて

最近 50 年 分 の 名簿 を 調べ ました が

クサカ と いう 名前 の 隊 士 は いま せ ん

と なる と 霊 術 院 の ほう は さかのぼった の かい

はい それ らしい 名前 は あり ませ ん でした

ただ 日 番 谷 隊長 が 卒業 した 年 の 名簿 に 記さ れて いる 人数 と

名前 の 数 が 一致 し ない んです

符号 し ない 生徒 は 北 流 魂 街 出身 者 です

その 地区 の 登録 者 名簿 に クサカ と いう 姓 は

あり ました

これ です 草冠 宗 次郎

これ で クサカ ねえ

死亡 か

霊 術 院 名簿 に は ない のに

単なる 書 さ 漏らし でしょう か

いや そんな こと は ない んじゃ ない の

死亡 って ん なら 特に だ よ

でも これ で 少なくとも 例の 襲撃 者 が

草冠 宗 次郎 と いう 線 は 消えた と いう こと です ね

霊 圧 の 消滅 が 確認 さ れ ない 限り は 死亡 と して 記さ れる こと は ない から ねえ

まあ 死んで る んだろう けど

けど ... 何 です

ちょっと 歩いて くるわ

七 緒 ちゃん は 死亡 理由 を 調べて おいて よ

隊長

やれやれ 誰 だい

何も しゃべら ない じゃ 気 に なる じゃ ない か

京 楽 春 水

その 軽薄な 振る舞い と は 裏腹に 思慮 深 さ と

他者 に 勝る 者 は ない と 言わ しめる 鋭い 心 眼 を 持つ

やはり 貴 様 が 最初に 嗅ぎつけた か

ほめて くれる の は うれしい が

人 の 詮索 より まず 自分 自身 の こと を しゃべったら どう だい

その 必要 は ない

貴 様 は ここ で 日 番 谷 冬 獅郎 に 斬ら れて 死ぬ のだ

その 斬 魄刀 は

顔 を 見せて もらう よ

君 は

日 番 谷 隊長 緊急 特令 です

至急 瀞霊 廷 に お 戻り ください

従う つもり は ない

お やめ ください 謀 反 と 見なさ れ ます よ

下がれ 吉良 檜 佐 木

日 番 谷 隊長 あなた を 拘束 し ます

死ぬ ぞ

縛 道 の 六十二 百 歩 蘭 干

おとなしく して ください

霜 天 に 坐 せ 氷 輪 丸 ―

浄 気 結 界 の 準備 を

すぐに 術 式 を 開始 し ます

私 の せい だ

君 の 責任 で は ない よ

浮 竹 隊長

京 楽 が やられた の なら

それ は 相手 が 彼 の 不意 を ついた か

本当に 彼 を 上回る 力量 を 備えて いた のだろう

違う か

ですが

もう 一 度 言う よ 君 の 責任 じゃ ない

今 六 番 隊 が 現場 検証 して いる

刺客 は すぐに 捕まる さ

間違い ない 氷 輪 丸 だ

何 ? 氷 輪 丸 だ と ?

日 番 谷 隊長 が

そっち も いい 話 じゃ な さ そうだ ね

報告 三 番 隊 吉良 イヅル ならびに

九 番 隊 檜 佐 木 修 兵 隊長 権限 代行 が

日 番 谷 冬 獅郎 に 現世 に で 遭遇

抵抗 を 受け 負傷 し ました

返り 討ち

冬 獅郎 くん が 仲間 を 攻撃 した って こと

それ だけ で は ない

京 楽 隊長 も やられた そうだ

京 楽 さん が

恋 次の 話 に よる と

氷 輪 丸 に やられて どちら も 重傷 らしい

石田 霊 圧 で 追え ねえ の か

お前 得意だ ろ

無理だ

く っそ また 振り出し かよ

すっかり 朝 だ な

悪かった な みんな

一 度 戻って 午後 に また 出直そう

でも

大丈夫だ よ アタシ なら

いや それ が 良い だろう

慌てて も すぐに 見つかる と は 限ら ない のだ から な

日 番 谷 冬 獅郎 謀 反 の 疑い に より

緊急 特令 を 護 廷大 命 へ 変更 する

お 言葉 で は ございます が

いささか 拙速で は あり ませ ん か

異議 は 認め ぬ

王 印 の 捜索 は 引さ 続 さ 行う

日 番 谷 冬 獅郎 に 関して は 捕 縛 を 第一義 と する

その 際 抵抗 を 示す ようであれば

処刑 せよ

一 護 恋 次 から だ 護 廷大 命 が 出た

何 だ それ

日 番 谷 隊長 に 実質 処刑 命令 が 出た と いう こと だ

処刑 命令 ? どういう こと だ よ

もはや 一刻 の 猶予 も なく

いか な 酌量 の 余地 も ない と いう こと だ

何 だ と

ルキア まだ 話 が ある クサカ が 分かった ぞ

一 護

聞こえた ぜ

草冠 宗 次郎 日 番 谷 隊長 の かつて の 級友 だ

彼 が 死んだ の は

日 番 谷 隊長 が 真 央 霊 術 院 を 卒業 する 直前 だ

て め ー ら

言った はずだ

邪魔 を する なら 排除 する と な

死 神 か

誰 だ

一 護 その 男 できる ぞ

尋常で は ない 霊 圧 だ

それ は 氷 輪 丸

これ で は 逆だ な 京 楽

床 に 伏して 見舞わ れる の は いつも 俺 の ほう だった はずだ

しかし

腑 に 落ち ぬ こと が 一 つ ある

調査 に より 判明 した 氷 輪 丸 に よる 犯行 時刻 と

捜索 隊 が 日 番 谷 に 接触 した 時刻

現世 まで どのように 向かって も

それなり の 時間 が かかる はず

どちら も が 本当に 氷 輪 丸 に よる もの だ と すれば

霜 天 に 坐 せ

氷 輪 丸

なんで テメー が

氷 輪 丸 の 持ち主 だ から だ

何 だ 今 の は

双子 の 斬 魄刀 と 言った かね

斬 魄刀 は 死 神 自身 の 魂 から 生まれる もの だ よ

始 解 と は

その 斬 魄刀 と 死 神 の 一 対 一 で 行わ れる 契約 の ような もの

複数 の 死 神 と 契約 する こと など あり え ない

それ は 斬 魄刀 で は ない

では それ が 存在 し ない と いう 証明 は できる か

氷 輪 丸 が 二 振り ある はず が ない と いう 証明 は

氷 輪 丸

仮に 二 振り ある と したら その 一方 の 持ち主 が

なるほど

君 たち が 私 を 訪ねて きた わけ が 分かった よ

大 霊 書 回廊 の 奥 の 院 に 忍び込む こと など

私 に とって は 造作 も ない

お前 何者 だ

俺 の 名 は 草冠 宗 次郎

これ は

瀞霊 廷 に 中央 四十六 室 に

日 番 谷 冬 獅郎 に 殺さ れた 男 だ

尸 魂 界 は

日 番 谷 冬 獅郎 を 反逆 者 と 見なした

すでに 戻る 場所 は ない

残る 不確定 要素 は 貴 様 だけ

死んで もらう ぞ 死 神

冬 獅郎

草冠 どうして

これ より 四十六 室 の 決定 を 伝える

一 振り の 斬 魄刀 を 二 人 の 死 神 が 持つ こと は 許さ れ ぬ

よって これ より 両 名 に おける

真剣 勝負 に で 持ち主 を 決する

それ は 二 人 で 殺し 合え と いう こと です か

正当な 資質

応分な 能力

それほど の 力 な のだ この 氷 輪 丸 は

名誉 と 思え

断る

草冠 と 戦う くらい なら 俺 は 氷 輪 丸 を 捨てる

なら ぬ

認め ぬ

許さ ぬ

なぜ 同じ 斬 魄刀 を 持って は いけない のです か

それ が 決まり だ

古 より の 掟 だ から だ

逆らって は なら ぬ

追放 せよ

疑って は なら ぬ

認め ぬ

戦え

日 番 谷

草冠

何 だ お前たち 何 を

氷 輪 丸 の 所有 者 は 日 番 谷 冬 獅郎 と 決定 した

まだ 勝負 は ついて い ない

氷 輪 丸 は 俺 の もの だ

四十六 室 の 決定 だ

待って くれ もう 一 度

草冠

なぜ 俺 が

死な なきゃ なら ない

なぜ

俺 は 尸 魂 界 の ため に

草冠

日 番 谷 は 俺 と ともに 歩む 邪魔 は させ ない

氷 輪 丸

一 護

氷 輪 丸 の 力 が 増して いる

時間 だ あと の 始末 は 任せる

はい

破 道 の 三十三 蒼火 堕

斬 月

久しぶりだ な 一 護

今 の は 何 だ 幻影 か

共鳴 だ

斬 魄刀 同士 が 共鳴 し 震え 過去 を 見せる

じゃあ

紛れ も ない 事実 だ

尸 魂 界 は 氷 輪 丸 が 二 本 ある の を 嫌って

一 人 を 殺した って の かよ どうして だ よ

それ が 習わし だ から だ

尸 魂 界 に おいて すべて に 勝る 掟

それ は 世界 の 存続 と 均衡

やつ ら 人 の 気持ち を 何 だ と 思って や がる

面白い こと を 言う な

我々 に とって 人 の 想い など

世界 に 比す べき 価値 は ない 取る に 足ら ぬ もの

お前 の 世界 で は 違う か

だが 人 の 心 は それゆえ 揺れ 乱れ

邪 に 落ちて いく こと も また 避け られ ぬ 事実

それ は 違う ぜ

あいつ は

冬 獅郎 は そんな こと は ねえ

どうして そう 思う

それ は

だめ 一 護

昔 の 俺 が あいつ と 同じ 顔 を して いた んだ

お袋 が 死んで しばらく の 間

色 んな 感情 が こみ上げて おぼれ そうに なって いた

けど その 色 んな もん を 全部 抱え込んで

一 人 で 抱え込む こと が 自分 の 義務 だって 思って た

それ が そんな 自分 が 周り を 悲しま せて いる こと に

ちっとも 気づいて い なかった

冬 獅郎 は そん 時 の 俺 と 同じ 顔 を して いた

すべて を 抱え込もう と して いる んだ

そう か

分かった ぜ

あいつ が 何 を しよう と して いる の か

あり が と よ

前 を 見た なら 揺らぐ な

行け 一 護

ヤン

ルキア

一 護 無事 か

草冠 は

すま ぬ 逃げ られた

じゃあ こいつ ら 蹴散らして すぐに 追わ なきゃ なら ねえ な

分かった んだ

冬 獅郎 が 何 を しよう と して いる の か

草冠 様 の 攻撃 を 食らって 生きて いる と は

なんと 面倒な 敵

倒さ ねば なら ぬ

もちろん

俺 は あいつ に

どうしても 言わ なきゃ な ん ねえ んだ

やっと 見つけて くれた ね

君 に 探して ほしかった んだ よ

草冠

その ため に 氷 輪 丸 で 君 の 体 に 傷 を 残した んだ

俺 が 生 さ て いる こと が 信じ られ ない か

いい じゃ ない か

なぁ 日 番 谷

俺 たち は すいぶん 遠回り を した と 思わ ない か ?

遠回り ?

君 は よく 知っている はずだ

護 廷 十三 隊 が どんな ところ な の か

それ でも 今 まで 君 が 留まった 理由 は 何 だい ?

あの 無垢な 幼なじみ かい

雛 森 の 話 は いい 王 印 は どこ だ

もちろん ここ に ある よ

これ は 俺 たち の 夢 の ため に 使う もの だ から ね

夢 ?

王 印 の 力 は 何 だ

お前 は なぜ それ を

慌てる こと は ない すぐ に 分かる よ

さ ぁ 行こう

何 !?

ルキア 何 だ これ は

分から ぬ だ が ただ の 霊 圧 で は ない

何 か もっと 純粋で 強力な ...

まさか

その とおり 王 印 の 力 さ

始まる のだ

草冠 様 と 日 番 谷 冬 獅郎 に よる 瀞霊 廷 へ の 復讐 が

何 ! 瀞霊 廷

貴 様 は 危険だ

だから どんな こと を して も ここ で 死んで もらう

草冠 様 の 計画 の 邪魔 を さ せ は し ない

虚 !?

行け 虚 ども

失礼 し ます