Switched S 1:E 4 Trap
( 水本 ( みず もと )) 聞いた んだ 確実に 入れ替わる 方法 を
( 然子 ( ぜんこ )) 誰 に ! ( 水本 ) そんな 顔 し ないで
俺 は 君 の そば から 離れたり し ない よ
それ でも イヤ
アタシ は 今 の まま の しろ ちゃん が 好きな の !
誤解 だ よ
え ?
入れ替わる の は 俺 と 火 賀 ( か が ) じゃ ない
火 賀 と あゆみ ちゃん だ
次の 赤 月 に …
あいつ ら の 人生 終わら せて やる
気付いた んだ よ
自分 が 入れ替わる より
人生 が 変わる ヤツ ら を 高み の 見物 して る ほう が 面白い って
( 然子 ) だ けど … 実際 どう する つもり ?
なり たい 相手 の 前 で 死ぬ って いう の が
入れ替わり の 条件 な んだ よ
そんな こと さ せる なんて 無理な んじゃ
全く 問題 ない よ
え ?
簡単に だます こと が できる
あいつ ら は 人 を 疑う って こと 知ら ない から
( 然子 ) でも もし 失敗 したら …
自殺 で 片づければ いい
許せ ない んだ ろ ? 火 賀 の こと
( 火 賀 ) 俺 に とって は ―
今 の 海 根 ( うみ ね ) さん が 一 番 かわいい
( 水本 )“ 今 の 海 根 さん ”
つまり あいつ は 君 を 全 否定 した んだ
だから 思い知ら せて やろう よ
“ 人 は 見かけ じゃ ない ” なんて ただ の キレイ ごと だって
しろ ちゃん …
軽蔑 した ?
う うん
ますます 好きに なった
協力 さ せて
アタシ の 知って る こと 全部 教えて あげる
( あゆみ ) おいし ~ い
この 時期 の イチゴ は 最高だ ね
に して も よく 食う な お前
や っぱ 海 根 さん に 悪い かな
え ?
この 体 に なって から たくさん 食べて も ―
おなか いっぱい に なら ない んだ
2 週間 で 5 キロ も 太っちゃ った
気 に す んな 食って まえ
うん そう する
( 宇金 ( う こん )) 随分 と 楽し そう ね
( あゆみ ) 宇金 さん
( 火 賀 ) 何 し に 来た ん や
あなた たち …
このまま だ と 命 を 落とす こと に なる わ よ
♪~
~♪
俺 ら を 入れ替える ?
しろ ちゃん が 私 たち を 苦しめる 理由 なんて あり ませ ん
絶対 に 間違い です
( 宇金 ) そんな こと 言わ れて も 聞いた の は 私 じゃ ない から
( 火 賀 ) じゃあ 誰 が
天 ヶ 瀬 ( あま が せ ) さん
天 ヶ 瀬 ?
( 宇金 ) そう 彼 よ
バカに して ん の か よ あゆみ 帰ろう
( 宇金 ) 彼 も 入れ替わって る の
天 ヶ 瀬 さん もともと 人間 だった の よ
ホントです か ?
信じて どない す ん ねん デタラメ に 決まって る やろ
( 天 ヶ 瀬 ) デタラメ で は あり ませ ん !
これ で 分かった かしら
天 ヶ 瀬 さん が インコ に なった の は 6 年 前
( 天 ヶ 瀬 )46 歳 の とき です
( 宇金 ) 信じて いた 友人 に 裏切ら れ …
( 天 ヶ 瀬 の 妻 ) 早く 行き なさい ほら 早く !
( 宇金 ) 家族 に も 見捨て られ
( 天 ヶ 瀬 ) まさこ !
( 宇金 ) 気付いた とき に は 何もかも 失って いた
そして 薄れ ゆく 意識 の 中 で 願って しまった
目の前 の インコ の 瞳 が あまりに も 無垢 ( むく ) で 美しかった から
んな こと あり え へん やろ ( あゆみ ) でも …
条件 は 全部 そろって る
( 宇金 ) 恋人 に 裏切ら れた あなた が
自分 と 重なって 放っておけ なかった らしい の
( 天 ヶ 瀬 ) 水本 公 史郎 ( こう しろう ) は ―
入れ替わり に 失敗 した 君 たち が 死のう と かまわ ない 様子 でした
自殺 で 片づければ いい
だから 言った でしょ ?
このまま だ と 命 を 落とす って
( 火 賀 ) あゆみ
俺 に 遠慮 せ んで ええ ぞ
俺 も お前 と 同じ 気持ち や
公 史郎 の こと は 疑い たく ない
あいつ 頭 ええ くせ に バカ正直で 大 まじめな 野郎 や
きっと 何 か 考え が あって 動いて る
火 賀 くん …
あんた たち バカな の ?
水本 公 史郎 は あんた たち の 命 なんて なんとも 思って ない の よ
しろ ちゃん は そんな 人 じゃ あり ませ ん !
しろ ちゃん は …
私 を 助けて くれた んです
( あゆみ ) 誰 か 来て !
助けて 怖い よ
しろ ちゃん 助けて !
( あゆみ の 泣き声 )
( 水本 ) あゆみ ちゃん どこ ? ねえ あゆみ ちゃん !
あゆみ ちゃん !
しろ ちゃん ? しろ ちゃん 助けて !
( あゆみ ) しろ ちゃん ! ( 水本 ) あゆみ ちゃん !
あゆみ ちゃん いる の ?
しろ ちゃん 助けて
( 水本 ) うん
しろ ちゃん 出して
しろ ちゃん
( 水本 ) あゆみ ちゃん 待って て 今 誰 か 呼んで くる から
( あゆみ ) ダメ !
しろ ちゃん 行か ないで
怖い よ …
( あゆみ の 泣き声 )
( あゆみ ) しろ ちゃん いる ?
しろ ちゃん ねえ いる ? しろ ちゃん
( 水本 ) いる よ
大丈夫だ よ
( あゆみ ) しろ ちゃん いる よ ね ?
ハァ ハァ …
あゆみ ちゃん 見 っけ !
( あゆみ ) 私 を 助けて くれた とき ―
しろ ちゃん の 手 は ボロボロ に なって ました
私 が 知って る しろ ちゃん は そういう 人 な んです
( 天 ヶ 瀬 ) いけ ませ ん それ で は あの 男 の ―
思うつぼ じゃ ないで す か !
君 たち は まだ … あ !
この お人よし たち に 何 を 言って も もう 無駄
せいぜい 用心 する こと ね
次の 赤 月 は …
あさって だ から
あ ~ もう 面倒くさい !
今 から 会い に 行く ぞ
会い に 行く って 誰 に ?
そんな もん 決まって る やろ
( 然子 ) アタシ が 小さかった ころ お 父さん が ここ の 神主 を して て
赤 月 の 歌 の こと を 教えて くれた の
( 水本 ) 赤 月 の 歌 ?
( 然子 ) ここ に 入れ替わる 方法 が
( 水本 )“ 廻 ( まわ ) る 廻る 赤 の 日 に ―”
“ まんまる お め め の その まえ で ―”
“ こちら の 殻 を あげる から ―”
“ そちら の 殻 を ください な ”
君 は こんな もの を 信じて ビル から 飛び降りた の か ?
( 然子 ) もともと 死ぬ つもりだった から ―
試して みよう って
どうせ 失敗 して も ―
悲しむ 人間 なんて い ない し ね
しろ ちゃん
信じて る から
しろ ちゃん が ―
何 を しよう と して る の か 分から ない けど
でも 私 たち は しろ ちゃん を 信じて る から
( 火 賀 ) それ だけ や
じゃあ な
( 水本 ) ホント バカだ な
( 火 賀 ) また あした な
( あゆみ ) うん …
( 火 賀 ) 何 を 難しい 顔 し てんねん
( あゆみ ) 痛い ~ ( 火 賀 ) うら ~ う お ~
あした 寝坊 す んな よ
火 賀 くん も 宿題 忘れ ない ように ね
おう
じゃあ な
好きな ん や あゆみ が
今 は 自分 の こと だけ 考えろ
( あゆみ ) いつも 気 を 遣わ せて ごめん ね
火 賀 くん きっと 返事 待って る よ ね …
( あゆみ ) また 遅く なって すみません
これ から は …
( 京子 ) もう 帰って こ なくて も いい の よ
あんた なんて ねえ ―
い ない ほう が よっぽど 楽な んだ から
いって らっしゃい
( リポーター ) 赤 月 町 の 名物 “ 赤 月 ” は いよいよ あさって です
今 から その 出現 へ の 期待 感 が 高まって いる の を ―
肌 で 感じ ます
実は 私 も 赤 月 は 何度 も 見た こと が ある のです が …
( あゆみ ) 赤 月 は あした
もしかしたら こう やって 普通に 過ごせる の も ―
今日 で 最後 かも しれ ない
おはよう
( 律 ( りつ )) 火 賀 ! 然子 ちゃん !
( マリア )2 人 と も ヤバ い こと に なって る よ
え ?
( 生徒 ) 昨日 火 賀 くん 公開 告白 した らしい よ
( 金村 ) 火 賀 くん って さ あゆみ の こと 好きじゃ なかった っけ
( 船木 ) 火 賀 が ホントに ブス 好きだった と は ね
( 望月 ) いやいや でも 昨日 の 告白 マジ っぽかった
( 生徒 ) は あー ?
( 生徒 ) 相手 海 根 だ ろ ? ネタ だって
違う
( あゆみ ) これ って …
あれ が きっかけ だ よ ね ?
俺 に とって は 今 の 海 根 さん が 一 番 かわいい
どうして ここ まで …
( 律 ) まあ 火 賀 は こんなんで も 結構 モテ る から ね
“ こんなん ” って なん や ねん
こんな ん は こんなんでしょ
( マリア ) えっ 見て ! こっち も ヤバ い
( 火 賀 ) おい もう !
( 繰り返す 音声 ) 今 の 海 根 さん が 一 番 かわいい
なんか 他 に やる こと な い ん かい なあ ?
( 生徒 ) いや ないない … あ !
ウワサ を すれば
ねえ 火 賀 くん と つきあって る って ホント ?
( 生徒 ) みんな の 前 で 告白 さ れた んでしょ ?
( 生徒 ) やる じゃ ん 海 根 さん
全然 そんな ん じゃ ない から
え ? 振った の ?
( 生徒 ) そんな わけない か
て いう か どう 考えて も 釣り合わ ない でしょ
( 生徒 ) ブス って 自覚 ない の か なあ
( あゆみ ) え ?
ブス の … 自覚 ?
みんな が 私 と 火 賀 くん を どんな 目 で 見て いた の か …
ようやく 分かった
今 まで は 見た目 が 勝る と か 劣る と か ―
そういう 見方 を した こと が なかった けど ―
今 の 私 は …
ブス なんだ
や っぱ アタシ って ブス だ わ ー
( 海老原 ) 水本 も 災難 だ な ー
( 川地 ) つ か ウケ る ~ ( 星 嶋 ) 鏡 見て こ いよ 鏡
( 天田 ( あまた )) ブス 専 に なり ました ー !
( 生徒 ) ブス って 自覚 ない の か なあ
一 度 入れ替わった 人間 は ―
二度と 元 に は 戻れ ない
アチッ て なっちゃ って …
( 生徒 ・ 火 賀 ) ハハハ …
おい 何 やって ん ねん
えっ と …
俺 も 行った る わ
( あゆみ ) 火 賀 くん は ―
かわいい 人 を 見た あと ―
私 を 見て 何 を 感じる んだろう
今 まで なんで 平気で い られた んだろう
なんで 気付か なかった んだろう
どうして 火 賀 くん は ―
この 姿 に なった 私 で も いい って 言って くれた んだろう
好きな ん や あゆみ が
( あゆみ ) もう 気 が 変わって ―
あの 告白 も なかった こと に し たい と 思って る かも しれ ない
なのに 私 返事 の こと なんて 考えて …
( 火 賀 ) あゆみ
あゆみ
( 宇金 ) あなた が 本当の 海 根 然子 さん ね
私 と 情報 を 共有 し ない ?
( 火 賀 ) あゆみ
クラス の ヤツ ら に 誘わ れた ん やけど どう ?
ごめん
私 今日 ちょっと 用事 が ある から …
強制 参加
( あゆみ ) ちょっと !
( 然子 ) これ …
ホントな んです よ ね
ええ
一 度 入れ替わった 人間 は 二度と 元 に は 戻れ ない
後悔 は ?
後悔 ?
そんな の 1 ミリ も あり ませ ん
まあ それ も 当然 よ ね
かわいい 容姿 に ステキな 友達 優しい 家族
望む もの は 全て 手 に 入れ られた んだ から
それ から しろ ちゃん も
だけど あなた …
その わりに は 幸せ そうじゃ ない わ ね
これ コピー 取ら せて もらう わ ね
( あゆみ ) また “ 釣り合わ ない ” って 思わ れたら どう しよう
私 の せい で 火 賀 くん まで 笑われたら …
( 学生 ) おい 今 の カップル 見た か ?
( 学生 ) うわ あ キッツ !
( 学生 ) ハハハ … やめろ よ
( 火 賀 ) あゆみ
俺 ら カップル に 見え ん の か なあ
どさくさ に 紛れて 手 ぇつ ない じゃ って る しな
ラッキー
やっと 笑った な
( あゆみ ) あれ … どういう こと ?
( 火 賀 )“ あれ ”?
( あゆみ ) 私 を …
“ かわいい ” って
かわいい 子 なら 他 に いっぱい いる よ
確かに かわいい 子 やったら いっぱい いる し
入れ替わる 前 の 海 根 然子 を かわいい と 思った こと は 1 回 も ない
けど ―
他の 誰 と 比べて も
俺 の 好きな あゆみ ここ に しか おら ん から
この 姿 で 出会って いて も ―
同 じこ と 言って くれた かな ?
( 火 賀 ) それ やったら なあ
誰 より も 先 に あゆみ の 良 さ に 気 付けて た かも な
( あゆみ ) そ っか
今日 まで 見た目 を 気 に せ ず に い られた の は ―
火 賀 くん が 隣 に いて くれた から な んだ
助けて もらって ばかりじゃ なくて 私 も もっと 向き合い たい
行 こ
優しい 人 を これ 以上 じらす ような こと しちゃ ダメだ
( あゆみ ) あした まで に 決める から
あした ―
赤 月 の 日 が 無事に 終わったら ―
告白 の 返事 …
さ せて
おう
( 宇金 ) だ けど あなた …
その わりに は 幸せ そうじゃ ない わ ね
( 楽し そうな 騒ぎ 声 )
( 和輝 ) おお あゆみ お かえり
( 優香 ) おなか すいた でしょ
ほら あゆみ の 大好きな ブロッコリー
たくさん 入れ といた から
好きじゃ ない から …
そんな の アタシ 好きじゃ ない から !
学校 の ヤツ ら も お 母さん も みんな そう !
あいつ の ことば っか で
どうせ アタシ の こと なんて どう で も いい と 思って んでしょ !
計画 は ?
こんなに うまく いく と 思う ?
必ず 成功 する
火 賀 と あゆみ ちゃん の こと は 俺 が 一 番 よく 分かって る から
( 然子 ) “ あゆみ の こと は 俺 が 一 番 ”
どうした ?
う うん 別に
( 火 賀 ) あ ~ 腹 減った
あゆみ ドーナツ 食って 帰 ろか
なん も 起き ひん って
そもそも インコ 情報 や で
私 も そう 思って る よ
けど 万が一 の こと を 考えたら …
そん とき は 俺 が 絶対 守った る から
な ?
うん
俺 今日 も 掃除 当番 ある から 放課後 教室 で 待 っと け よ
しろ ちゃん
放課後 美術 室 に 来て ほしい んだ
火 賀 に は 言わ ないで 1 人 で
あした じゃ ダメ かな
や っぱ 信じ られる わけない よ ね
俺 だって あゆみ ちゃん を 信じ なかった んだ から
( あゆみ ) 私 …
小日向 ( こ ひなた ) あゆみ な の
何 言って る か 分から ない んだ けど …
( 水本 ) なんで 俺 が 一 番 に …
火 賀 より も 早く あゆみ ちゃん に 気付いて やれ なかった んだろう って
ずっと 悔し さ と 後悔 に 押し潰さ れて る
もう 一 度 あゆみ ちゃん と 話 が し たい んだ
待って る から
( 火 賀 ) おう ( 生徒 ) おう じゃ あね
放課後 教室 で 待 っと け よ
美術 室 に 来て ほしい んだ
火 賀 に は 言わ ないで
( 水本 ) もう 一 度 あゆみ ちゃん と 話 が し たい んだ
待って る から
あゆみ 悪い
( あゆみ ) 火 賀 くん ごめん
私 …
しろ ちゃん と 2 人 で ちゃん と 話して おき たい んだ
( 然子 ) ざ ー ん ねん
あゆみ
あゆみ ちゃん なら 戻って こ ない
お前 あゆみ に 何 した !
落ち着けよ
あゆみ ちゃん に は 何も して ない
今 は まだ な
どういう 意味 や
あゆみ に 手 ぇ 出して みろ
ただ じゃ おかん から な
そんなに あゆみ ちゃん が 大事 か ?
なら ちょっと 顔 貸 せよ
( 水本 ) お前 は いい よ な
いつ だって いい と こ 取り で
( 火 賀 ) は ?
( 水本 ) 俺 が 何 を したって 人 が 集まる の は お前 ばかり
今回 だって 俺 から あゆみ ちゃん を 奪った
( 火 賀 ) 何 勝手な こと 言って ん ねん
あゆみ から 離れて いった の は お前 の ほう や ん け !
( 水本 ) よく 言う よ
そう なる こと を 望んで たく せ に
もう 俺 を 応援 する フリ と か やめろ よ
ずっと 好きだった んだ ろ ? あゆみ ちゃん が
あの 2 人 が 入れ替わって 一 番 得 を した の は 誰 だ ?
海 根 然子 じゃ ない
お前 だ
よかった な あゆみ ちゃん に 振り向いて もらえて
( 水本 ) う っ …
得 と か 損 と かよ
あゆみ の 気持ち 考えた こと あん の か !
そんな の …
どうでも いい
( 火 賀 ) う う っ ! 公 史郎 !
うわ っ !
火 賀 死ね
アホ お前 マジ で …
や … やめろ !
ほら 見て みな
火 賀 くん !
( 然子 ) もう すぐ 火 賀 は あそこ から 落ちる
あんた と 入れ替わり たい と 思い ながら ね
え ?
助ける 方法 は 1 つ だけ
絶対 に 火 賀 から 目 を 背け ない こと
( あゆみ ) 火 賀 くん ! ( 然子 ) ちょ っ !
( あゆみ ) 何 する の !
おとなしく して ろ っつ ー の
( あゆみ ) 放して ! 放して !
いい じゃ ん 火 賀 の 姿 の ほう が
その 顔 で いる より マシ でしょ !
私 は あなた と は 違う !
もう 元 の 体 に 戻れ なくて も
この 姿 でも
ここ から あなた が 悔しがる ほど 幸せに なって み せる !
しろ ちゃん もう やめて !
火 賀 くん 逃げて !
( 水本 ) う う !
( あゆみ ) ダメだ ちゃん と 見て なくちゃ
( 衝突 音 )
( あゆみ ) あれ ?
入れ替わって …
ない
( 然子 ) ウソ …
イヤ … イヤ !
しろ ちゃん ! しろ ちゃん !
しろ ちゃん ! しろ ちゃん …
しろ ちゃん しろ ちゃん !
しろ ちゃん 起きて …
しろ ちゃん !
( あゆみ ) 火 賀 くん !
ねえ … ねえ 火 賀 くん !
火 賀 くん
火 賀 くん 火 賀 くん
ねえ しっかり して よ …
( 然子 ) しろ ちゃん …
( 然子 ) しろ ちゃん …
( あゆみ ) 火 賀 くん ! ねえ !
( あゆみ ) 火 賀 くん ! ねえ !
イヤだ … 火 賀 くん ねえ !
イヤだ … 火 賀 くん ねえ !
しろ ちゃん …
イヤだ … 火 賀 くん ねえ !
( あゆみ の 泣き声 )
しろ ちゃん ?
う っ …
( 火 賀 ) なん や ねん これ
ウソ …
火 賀 くん ?
♪~
~♪