Hikaru no go episode 5 (audio+ subtitle)
平安 時代 の 碁 打ち 藤原 佐 為 は
遥かな 時 を 越えて
進藤 ヒカル の 心 に 蘇った
「 神 の 一 手 」 を 極める ため に
さあ 投 了かい ?
冬 の プール が 待って る ぜ
まったって 言った じゃ ない か ヒカル 石 は 一 度 置いたら 動かせません それ が 一 手 の 重み です でも … 落ち着いて ヒカル 大丈夫 また 逆転 の 余地 は あります さあ まっすぐ 全力 で 追いかけます よ ね 今 ヒカル の 声 し なかった ? 進藤 君 ?
あ ! 分かった !
私 たち の 前 誰 か 誘ったって 言って た の あれ 進藤 君 でしょう ? 何 よ ~
いい から ~ いい から ~
ねこ の たこ焼き とっても 美味しい よ
もう 一 個 買って こよう よ
どこ に 買ったっけ ? 交差 の あっち 側 美味しい ね これ 青海苔 つい てるよ おかしかった ね 先 の 本当 ! でも あの オチ は ない よ ね
あれ 進藤 君 じゃ ない ?
本当に 来て た んだ
じゃ 私 たち は
そう ね
そんな !
進藤 君 に よろしく ~
もう !
ヒカル 来て た の ?
行か ないって 言う から 私 サヤカ たち と 来ちゃった の 何 して ん の ? 碁 ? また ?
コミ を 入れて 白 六十八 目 半
黒 六十八 目
半 目 … 負け … 一 歩 届きません でした か くそ ! 佐 為 !
お前 「 大丈夫 」って 言った くせ に 私 は 精一杯 やりました よ バカヤロ ! お前 の せい だ !
あ ~ 冬 の プール ~
あの 大差 から
半 目差 まで 追い詰めた
しっ信じられ ん … この 怒涛 の 追撃 か と 思う と 筒井 でも やら ない ような あの 中盤 の ボカ 僕 でも は 余計だ 筒井 ! 学 ラン 脱げ
何で プール に 入る の は 彼 だった いい から 脱げって わ ~? 何 す んだ よ
筒井 囲碁 大会 の 団体 戦 の メンバー が 決まった ぜ
俺 に お前 に こいつ だ !
そんな の だめだ よ
負けた んだろう 一 つ くらい 言う こと を 聞け !
いつ な の ? その 大会
今度 の 日曜日 十 時 から
場所 は ?
海 王 中
う ひ ょ ~ ここ が 海 王 中 か
うんっと 下駄 箱 で 上履き に 履き 替えって 本館 四 階 の 第 二 会議 室 か 迷子 なる そう まあ 全国 有数 の 進学 校 なんて こんな 機会 で も なきゃ 一生 来る こと ない よ なぁ
日曜日 も 練習 して る んだ
ええっと ここ か ちょっと 早かった かな 筒井 さん たち まだ いない や いい か いつも 以上 の 力 が 出せる と 思う な 当たった 相手 が 自分 より 強けりゃ 負ける の は 当たり前な んだ から じゃ 少し 打っと こう か 今井 は 岡田 と 竹下 は 私 と 今年 も やはり 海 王 が ずば抜けて る みたいです が さて 次 は どこ が 来る でしょう ね 今日 は どういった 大会 です か 中学 の 団体 戦 だって さ
三 人 一 組 で
二 勝 した ほう が 勝ち らしい よう
男子 八 校 に 女子 六 校 か
意外 と 少ない んだ な
葉 瀬 中 はっと あった あった
わくわく します ね あ ~ 早く 打ちたい あ ~ もう どきどき です ~ 佐 為今 日 お前 寝て て い いよ 俺 が 打つ から ヒカル ! でっでも … 俺 だって さ 少し は 覚えて きた し 打ちたい んだ よ 自分 で でも ! 昨晩 「 あ ! 明日 は 大会 行か なきゃ 」 と 言って
歴史 の 宿題 さ せました よ ね ! 別に お前 に 打た せて やる なんて 一言 も 言って ないし
ヒカル ずるい ずるい ~
ヒカル なんか
あっという間 に 負けちゃ います よ いい んだ よ 負けたって どうせ 俺 は おまけ なんだ から な けっこう 盛り上がって る だろう げっあ の 人 高田 さんち の 兄ちゃん じゃ ない か ヤッベー 俺 たち も ちょっと 打っと こうぜ あ しかし 海 王 の 囲碁 部 は すげ ー な この ホール だって 部室 と して 使って る らしい ぜ 何 だって 規模 が 違う から な 部員 の 数 だって 五十 人 くらい いる らしい ぜ
この 辺 に じっと して よ
トーナメント 表 見た か
あー
海 王 と は 決勝 まで は あたら ない
うまく いけば
準 優勝 は できる かも しれ ない
あー
わり ぃわ り ぃ
何 やって んだ よ もう ~!
ええっと こう だっけ ? そこ じゃ ない だろう
何 言って んだ よ こう だ よ !
いや それ は そこ じゃ ないって 俺 やろう か おい 何 す んだ ! ヒカル ! こう 来て それ から こうって こう なって ええっと この後 は … あこう だ それ から で さっき の ところ が こう なって ええっと ここ まで それ が どうした ! そんな こと 分かって る んだ よ
一 手 目 から 並べる なんて
ちょっと 打てる 者 なら 誰 でも でき ら ぁ
あっち 行って ろ ごっごめん 石 が ずれて りゃ 形成 逆転 だった のに さあ 続き やろう ぜ どっち から な ? お前 これ 本当に できる か …
くそ どこ の 中学 だ あいつ
え ? 知って る 人 が いる ?
だから あんまり 目立た ないで ね
あっちゃ ー
ばれたら その 時 で
確かに ちょっと 打てる 者 なら
一 手 目 から 並べ 返す の は たやすい こと
しかし ヒカル が 石 を 持った の は つい この 間
石 に 触れた こと は 数えるほど
今 分かった ような 気 が する
私 は なぜ ヒカル に 引き寄せられた の か 時間 だ それ で は 一 回 戦 を 始めます えー 女子 一 回 戦 海 王 中 対 岩名 中 は A 席 阿 由 中 対 川 萩中 は B 席 男子 の 一 回 戦 は 海 王 中 対 浜地 中 が C 席
D 席 が 田 井 中 対 岩名 中
E 席 は 阿 由 中 対 佐 和良 中
そして
葉 瀬 中 対 川 萩中 は F 席
それぞれ 席 に 着きました か おっと 小さく なって なきゃ なっ何 す んだ ! まだ 始まって ない のに !
だめ だって
対局 時計 は 押す と 動き 始める から
たっ対局 時計 ? 持ち 時間 一 人 四十五 分
一 手 打つ ごと に これ を 押す んだ よ
分かった ?
おいおい 騒が ず に 目立た ず に じゃ なかった の か
佐 為 !
何で 黙って た んだ よ ?
時計 の こと ぐらい 教えて くれて も いい だろう !
そんな もの 秀 策 の 時代 に は ありません よ 大体 「 今日 は 俺 が 打つ 」 なんて 偉 そうな こと を 言って おいて 私 に 頼る なんて おかしい じゃ ないで す か ぁ あっこの ヤロ ! もう いい !
お前 なんか 一切 出て くる な !
へん 知りません から ね ヒカル もし かして 将棋 部 の 人 ? 何で 将棋 部 の 人 が 来て る の ?
メンバー は 足りなかった の ?
たった 三 人 が いない んだ いい から 速く ニギ れよ ニギ る ? 振り駒 の 方 が いい んじゃ ない ?
碁 で よかった な
如 果 是 将棋 的 话
将棋 なら お前 の 王将 は 五 分 で 死んで いる が
碁 なら 十 分 は かかる
五 分 だけ 寿命 が 延びた な
くそ !
僕 の 棋 力 も 知ら ないで よく そんな こと が 言える ね
強い 奴 か 弱い 奴 か すぐに 分かる
鼻 からきゃ ん き ゃん 噛み付いて くる の は 弱い
はい そこ 速く ニギって 二 、 四 、 六 、 八 、 九 俺 が 白 だ な 白 ? じゃ 僕 が 黒
で 進藤 君 は 白
白 ?
では 始めて ください
お 願い します 筒井 ! 何 して る ?
バカ かお 前 は ?
本 見て 打って る だ ぁ ?
別に ルール 違反 じゃ …
そんな も 広げてっから 弱い んだ よ お前 は ! 相手 が 変化 して くれば
定石 の 本 なんか 役立た ず な の は 分かって んだろう か
それ は 百 も 承知 だ けど これ 開いて ない と 不安で
そこ ! 静かに !
頼む 目立た ないで ~
知る か もう !
バーカ
君 時計 押し 忘れ てるよ
僕って 親切でしょう やれやれ ひどい 部 だ な 対局 時計 も 知ら ない 奴 と 定石 の 本 広げて る バカ と 人数 あわせ の 将棋 部 一 回 戦 は 楽勝 だ な
いい な ~ 私 も 打ちたい ~ 打ちたい です ~ ヒカル ~ ヒカルって ば 聞こえ ね ー よ まっ負けました … よ ー し 十 分 気 を 散らす な 先生 大丈夫 二 勝 した 方 が 勝ち なんだ
お前たち 二 人 は 勝てる
森山 に は 気の毒だった が
相手 が 強 すぎ だ
さてっと こいつ の 実力 を 見せて もらおう か 何 じゃ こりゃ ? めちゃくちゃ へたくそじゃ ね ー か
そう な んです
いくら なんでも お粗末 すぎる
あの 怒涛 の 追撃 は まぐれ だった の か
あれ は 私 私
お前 な やる 気 ある の か
やる 気 満々
お前 の 実力 は こんな もん じゃ ね ー だろう
それとも 遊んで ん の か
遊んで る よ
何 ?
だって
ね ほら
碁盤 に は 九 つ の 星 が ある だろう ?
ここ は 宇宙 な んだ
そこ に さ 石 を 一つ一つ 置いて いく んだ
星 を 一つ一つ 増やす ように さ
どんどん 宇宙 を 作って いく んだ
まるで 神様 みたいだろう
俺 は 神様 に なる んだ
この 碁盤 の 上 で
ね まだ 打つ の ?
俺 もっと 打ちたい けど だめ かな だって もう 勝ち負け はっきり して る じゃ ん 僕 疲れる だけ だ よ 先ほど ヒカル が 一 手 目 から 並べた の は まぐれ だった んでしょう か ヒカル に
塔 矢 アキラ ほど の 碁 打ち の 才 の 片鱗 を 見た と 思った のに
これ で 一 勝 一 敗
頼み は 筒井 だ