Death Note Episode 9
あ 、 あの 真面目 な 息子 が あんな 雑誌 を …
お 兄ちゃん ~ 、 ご ~ はん ~ だ よ ~
右手 で 方程式 を 解き 続け …
左手 で 名前 を 書き
ポテチ を 取り … 食べる !
僕 の アリバイ の 目撃 者 は L 本人 だ
絶対 だ な 、 リューク
ああ 、 絶対 に 尾行 は つい て ない
は … 早く し て くれ 、 禁断 症状 が …
リンゴ 食べ たく て 、 適当 な こと を 言って る ん じゃ ない だ ろ う な
おいおい 、 オレ は ライト の 半径 百 メートル 以内 を 何度 も 飛び回って 確認 し た ん だ
絶対 だ よ
しかし 、 ニュース で 1500 人 の 捜査 員 の 導入 と いう の も あった し な
脅し に 決まって る だ ろ う
お前 だって 、 「 本当 なら こっそり 入れる はず 」 と 言って た じゃ ない か
わかった よ 、 リューク
リンゴ 、 買って やる よ
やった ぁ
はい 、 毎度 あり
ライト 、 はやく 、 はやく
しかし 、 死 神 使い 荒い じゃ ん
カメラ を 探し出さ せ て おい て 、 家 の 中 で リンゴ 食う の は 諦めろ だ もん なぁ
ちゃんと 芯 まで 食べろ よ
お前 、 本当 に 仕舞い に は オレ の デスノート に 名前 を 書 い て 殺す ぞ
は は …
笑って る 場合 か よ
そう だ な 、 まだ 最後 の 仕上げ が 残って いる
竜崎 …
はい
一昨日 の 引 った くり 犯 と 横領 犯 の 心臓 麻痺 、
あれ は 私 の 家族 が 情報 得 て ない 間 に 起き た
疑い が 晴れ た の で は ?
そう です ね 、 いくら キラ が 死 の 時間 を 操れ て も 、
報道 を 見る 前 に 死 の 時間 を 持って こ られる と は 考え られ ま …
また 息子 さん が 帰って き まし た
ち ぇ 、 また だんまり で 勉強 の 振り か
もう カメラ の 位置 は 全て 把握 し て ある
だが 、 ポテチ の 仕掛け で 殺せ た の は 、 引 った くり 犯 と 横領 犯
今 まで に 比べ れ は 罪 の 軽い 者 に なって しまった …
では 、 続 い て の ニュース です
なぁ 、 テレビ 見る の ?
僕 が テレビ や ネット 見て い ない 時 に 、 報道 さ れ た 犯罪 者 が 死 ん で も 、
逆 に 僕 が 報道 得 て い ない 時 に だけ 、 軽い 罪 の 者 が 死 ん だ と いう こと で 、
疑う こと も 可能 で は ある
つまり 、 僕 が テレビ を 見て いる 時 に 報道 さ れ た
罪 の 軽い 犯罪 者 も 殺し て おけ ば 、 特別 視 さ れ ない
そして 、 外 に 出 た 時 の 為 に 、
罪 の 重 さ に 関わら ず 、 ニュース 等 で 報道 さ れ た 者 の 名前 を 憶 え て おき 、
財布 の 中 に 仕込 ん で おい た デスノート で …
死 の 時間 を 適当 に ばらつか せ 、 殺す …
これ で 監視 カメラ 対策 は 完璧 だ
この 数 日間 の 盗聴 テープ と カメラ 影 像 の ビデオ を 何度 も 再生 し 、 検証 し て み まし た
結論 から 言わ せ て もらい ます
北村 家 、 夜 神 家 の 中 で 怪しい 者 は …
い ませ ん
カメラ と 盗聴 器 を はずし ます
は ぁ …
結局 、 容疑 者 は 居 ず 、 か ぁ …
気 を ぬく な 、 もう 一 度 引き 締め 直す ん だ
勘違い し ない で 下さい
「 影 像 を 見て いる 限り は 、 怪しい 者 は い ない 」 と いう 意味 です
え … ?
あの 中 に キラ は い た と して も 、 ボロ は 出し ませ ん
いや 、 何も 出さ ず に 今 まで 通り 犯罪 者 を 葬って いる と いう こと です
では 、 竜崎 は やはり キラ は 、 あの 中 に いる と …
ですから … 五 パーセント です
監視 カメラ が つい て いる 間 に も 、 キラ に よる 殺人 は 行わ れ て い た
どんな 方法 で 殺人 を 行って いる か 分 ら ない が 、
仮に 念じる だけ で 人 を 殺せ る と して も …
普通 の 人間 で あれ ば 殺し を 行う さえ 、 挙動 や 表情 に 何らか の 変化 は あって いい はず …
あの 中 に キラ は い ない … そう 考える の が 普通 だ ろ う
しかし 、 もし キラ が あの 中 に いる の なら …
キラ の 精神 は 既に 神 の 域 に 達し て いる
顔色 ひと つ 変え ず 悪人 を 裁 い て いる … N もはや キラ など 存在 し ない 、
本当 に 神 の 裁き と 考え たい ほど だ …
しかし 、 神 が 人 を 殺す のに 、 顔 と 名前 が 必要 なんて ふざけ て いる …
これ は 、 神 の 裁き で は なく 、 神 の 裁き を 気取った 子供 じみ た 者 が いる
そういう こと だ
キラ と いう 大量 殺人 犯 は 必ず 存在 する … そして 必ず 捕まえる
しかし 、 このまま カメラ を つけ 続け て い て も 、
キラ が 殺し の 兆候 や 態度 を 見せる と は 思え ない
どう すれ ば いい …
自分 が キラ です と 言って もらい 殺し を 実際 に やって みせ て もらう が 一 番 いい …
そんな こと できる はず が …
おい ライト 、 やっぱり カメラ 取れ てる ぞ
全部 だ 、 全部
ライト 、 聞い てる の か
なぁ ライト
お 、 そう か 、 まだ 盗聴 器 は つい て いる かも しれ ない の か
これ で 僕 は 捜査 対象 から 外れ た …
計算 通り だ
しかし L は キラ を 追い 続ける だ ろ う 、
だが 、 まだ 日本 警察 を 使って いる の なら …
その 動かし て いる 者 の 中 に 、 必ず 父 は いる
だ と すれば … 父 を 利用 し て L の 正体 を 掴み 、 消す こと …
L さえ 消せ ば
キラ は 新 世界 の 神 に また 一 歩 近づく …
ライト 、 早く し なさい
しっかり ね
お 兄ちゃん 、 がんばって !
まったく 大袈裟 だ な 、 行って き ます
しかし 、 盗聴 器 も ない 事 が 判って すっきり し た な
ま ぁ 、 試験 前 に 一 つ の ストレス 要因 は 無くなって よかった
そして 大学 に 入って しまえ ば
キラ と して 動く 時間 … L を 探る 時間 も とり 易く なる …
君 、 試験 開始 十 分 前 だ よ 、 早く し なさい
教室 で 待つ の 嫌 だ から 、 三 分 前 に 入 ろ う と 思って た のに …
早く 着 い た な
すげ ぇ 余裕
始め !
そこ 、 受験 番号 百六十 二 番
ちゃんと 座り なさい
最近 、 やけに 一生懸命 人間 界 見 てる 奴 多い けど 、
なんだ あれ
リューク が 人間 に 飼わ れ て いる らしい
な 、 何 考え て ん だい 、 一体
まったく 、 死 神 の プライド 丸潰れ だ
いや 、 オレ の 言って いる の は 飼って る 人間 の ほう
あ ?
リューク 、 ペット に し た って 可愛く も 何とも ない だ ろ う
そりゃ そうだ
で 、 飼って る 人間 って どんな 奴 ? 女 、 男 ?
さ ぁ
オレ は ちょっと 覗 い て こ よっ と …
やれやれ …
ライト も 大学生 か
なん かこ う 、 感無量 だ な
新入 生 挨拶
新入 生 代表 、 夜 神 月
はい
お 、 すげ ぇ
同じく 新入 生 代表 、 流 河 旱 樹
あ 、 はい
流 河 旱 樹 って 、 あの アイドル の ?
まさか 、 あいつ に 東大 入る 学力 が ある か よ
ほんと 、 アイドル の 流 河 と は 、 似 て も 似つか ない や
二 人 で 挨拶 する と は 聞い て い た が 、
こいつ だった と は …
センター 試験 前期 日程 、 ずっと 僕 の 後ろ で 変 な 座り 方 を し て
完全 に 一 人 で 浮 い て い た 奴 だ
新た な 命 が 萌 え い ず る 、 春 の 息吹 の 中 …
これ って … 入試 トップ の 成績 で 入った 奴 が やる ん だ よ な
今年 は トップ が 二 人 だって こと だ ろ ?
二 人 と も 全 教科 満点 って いう 噂 だ よ
マジ で ?
や っぱ いる ん だ そういう の って
あたし は 断然 右 かな …
え ? 京子 あんた 変 、 普通 左 だって …
しかし あの 二 人 、 対照 的 だ な
ああ 、
一 人 は いかにも 、 温室 育ち の 秀才 って 感じ た が 、
もう 片方 が …
新た な 命 が 萌 え い ずる 春 の 息吹 の 中 …
野性 的 と いう か 、 相当 変わって る な …
ああいう の は 天才 肌 って 言う の か
東大 の 入学 式 に あの 服装 、 で 、 挨拶 、
なめ てる か 馬鹿 か 、 どっち か だ
新入 生 代表 、 流 河 旱 樹
夜 神 君 、
警察 庁 、 夜 神 総 一郎 局長 の 息子 さん で あり 、
その 父 に 負け ない くらい の 正義 感 の 持ち主
なん だ 、 こいつ …
そして 自ら も 警察 官僚 を 目指し 、 過去 に 数 件 の 事件 へ 助言 し 解決 に 導き
今 、 キラ 事件 に も 興味 を 示し て いる
その 正義 感 と 手腕 を 信じ て 、 もし 誰 に も 漏らさ ない と 誓って 頂け れ ば 、
はなし キラ 事件 に 関 する 重大 な 事 を 話し たい と 思って い ます
なん な ん だ 突然 …
こいつ 、 相手 に し ない ほう が いい の か …
しかし 、 キラ 事件 に 関 する 重大 な 事 って …
誰 に も 言わ ない よ 、 何 ?
私 は L です …
ま … まさか
何 を 言って る ん だ こいつ
L が L だ と 言う はず が ない
変 な 奴 だ と は 思って い た が 、 マジ で おかしい の か …
ま … まずい 、
動揺 する な 、 もし 本当 に L だったら 、
とにかく ここ は 、 夜 神 総 一郎 の 息子 、 夜 神 月 と して 、
自然 な 行動 を 取ら なく て は …
もし あなた が そう なら 、 僕 の 尊敬 する 、 憧れ の 人 です
どうも 、 名乗った の は キラ 事件 解決 の 力 に なって 頂ける かも しれ ない と 思った から です
夜 神 月 、 キラ で ある 可能 性 は 五 パーセント 未満
しかし あの 中 で は 一 番 何 か を 感じ させ た …
お前 は 完璧 すぎる 。 そして もし お前 が キラ で あれ ば 、
これ 以上 の プレッシャー は ない だ ろ
ふ ふ 、 こいつ が もし L だ と し たら 、 大した もん だ な …
確かに 。 こいつ が L だ と し たら …
いや 、 実は L じゃ なく と も だ
僕 は …
僕 は … こいつ に 何も でき ない
こいつ の 話 が 本当 なら 、 父 に も L と して 顔 を 明かし て いる だ ろ う
僕 に 対 し 、 自分 が L だ と 言った こいつ が 死 ん だ ら 、
真っ先 に 僕 に 疑い が かかる
しかも 、 こいつ 、 流 河 旱 樹 など と 、
あからさま な 偽名 を 使って いる
こいつ を 殺 そ う と デスノート に 名前 を 書き 、
こいつ の 本名 が 流 河 旱 樹 で なけ れ ば …
嫌 でも 頭 の 中 に 浮かぶ アイドル の ほう の 流 河 が …
死ぬ かも しれ ない
こいつ は 死な ず に 僕 が キラ だ と 言う 推測 が 立つ
こいつ … L な の か 、 そして 僕 を キラ だ と 疑って いる の か 、
どの 程度 か 分 ら ない が 、 疑わ れ て いる の は 確か だ 、
他 に 夜 神 総 一郎 の 息子 に L だ と 名乗る 理由 は ない
レイ . ペン バー の 調べ て い た 者 の 範囲 で 、 まだ 捜査 し て いる と いう こと か …
しかし 、 何故 L が 直接 僕 の 前 に …
今 は ダメ だ 、
何も 考え ない 方 が いい
澄ました 顔 を し て い なく て は …
こいつ は 絶対 、 今 僕 が 動揺 し て い ない か 観察 し て いる
ぬ ふ 、 面白い 入学 式 だった ぜ 、 ライト
夜 神 君
おい ライト 、 あいつ が 呼 ん でる ぜ
今日 は どうも
いえ 、 こちら こそ
すげ ぇ 車 …
リムジン ?
じゃあ 、 今度 は キャンパス で
あ … そうだ ね
どこ の ぼん ぼん だ 、 あいつ …
しかも 首席 、 や な 感じ
東大 生 お 帰り ~
くそ っ ! やら れ た !
やら れ た ?
L め … こんな 屈辱 が 生まれ た 初めて だ !
なぁ … 死 神 の 目 の 取引 を し て 、 殺せ ば いい じゃ ない か
そんな こと を し て 、 もし これ が 罠 だったら どう する
アイツ が 本当 の L じゃ なかったら 、 NL に 僕 が キラ だ と いう よう な もの な ん だ よ !
お … わ 、 悪い
死 神 が 人間 を 殺す の と … N 人間 が 人間 を 殺す の を 同じ 次元 で 考える な
なんと して も 、 アイツ を 殺し て やり たい が …
殺せ ば 足 が つく …
デスノート で は 、 名前 を 書 い た その 人 間 ひと り しか 殺せ ない 、
誰 か を 操って 殺さ せる こと が でき ない …
まったく 不便 だ よ 、 デスノート って 奴 は
いつも 冷静 な ライト が 逆 切れ か 、 相当 き てる な
最初 は 名前 さえ 分 れ ば 、 事故 死 や 自殺 で いい と 考え た …
しかし 、 それ は アイツ が 百 パーセント L 本人 だ と 分 ら なけ れ ば ダメ だ …
いや 、 L 本人 だ と 分 って も 、
僕 に L だ と 宣言 し た 以上 、 手遅れ かも しれ ない
どんな 死に 方 でも 、 L が 死ね ば 警察 は 疑う …
L を なめ て い た …
L が 僕 に 、 私 は L だ と 名乗り出 て くる なんて 事 は 、 考え も し なかった …
キラ の 可能 性 の ある 者 に は 、 L の 分身 でも 構わ ない 、
L だ と 名乗って おく
これ は 、 L に とって 、
キラ に 対 する か なり 有効 な 防御 で ある と 共に 、 攻撃 で も ある
やら れ た よ 、 いい 手 だ
あの 惚け た 振り し た 流 河 が 、 これ から 大学 で どんどん 僕 に 接近 し 、
操 ろ う と し て くる だ ろ う
これ は いい … 何も 悲観 する こと は ない
これ は 向こう も 何も 掴 ん で い ない 証拠 だ …
あいつ も 僕 も じかに 接し て の 騙し 合い …
知恵 比べ だ
表面 上 は 仲良し の キャンパス メイト 、
裏 で は L な の か 、 キラ な の か の 探り あい …
面白い よ 流 河 、
お前 が 僕 に 友情 を 求め て くる なら 、 快く 受け入れ て やろ う
僕 は お前 を 信じ込ま せ 、 そして 全て を 引き出し …
お前 を 殺す
この 手 で 必ず …
流 河 旱 樹 、 L
アイツ の この テニス で プロ ファイル なんて する 筈 が ない
この テニス の 目的 は 他 に ある
だから テニス でも 、 僕 が 勝つ !