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ナルト, Naruto Episode 108

Naruto Episode 108

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ ひからび た 言葉 を つ ない で

♪ それ でも 僕等 シンプル な

♪ 想い を 伝え たい だけ な の

♪ 吹き抜ける くす ん だ あの 日 の 風 は

♪ 昨日 の 廃虚 に 打ち捨て て

♪ 君 と 笑う 今 を 生きる の だ

♪ それ でも あの 出来事 が

♪ 君 を 苦しめる だ ろ ?

♪ だ から こそ サヨナラ な ん だ

♪ このまま 何 も 残ら ず に

♪ あなた と 分かち合う だけ

♪ やがて 僕等 は

♪ それ が 全て だ と 気 が つい て

♪ 悲しみ は 頬 を 伝って

♪ 涙 の 河 に なる だけ

♪ 揺れる 想い は 強い 渦 に なって

♪ 溶け合う の よ

( サスケ ) 《 火 [ 外 : 99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] 豪 火 球 の 術 ! 》

♪ ~

《 何 だ ? あの 術 は ! 》

♪ ~

くそ が !

♪ ~

千鳥

♪ ~

( ナルト ) 絶対 勝つ ! いい気 に なって ん じゃ ねえ !

ダァ ~ !

♪ ~

( サクラ ) やめ て よ ~ !

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) いつ 来 て も のどか な 里 だ 。

警備 が なって ねえ ぜ よ 。

( 左 近 ) フン こんな しけ た 里 の 連中 な ん ざ

サクサク 皆殺し に し ち まえ ば いい ん だ よ 。

( 鬼 童 丸 ) 落ち着けよ 左 近 。

( 次郎 坊 ) われわれ は 戦い に 来 た わけ で は ない 。

( 多 由也 ) うる せ ぇ ん だ よ チキン 野郎 が 。

ビビ った ん なら うち 帰って さっさと 寝 て ろ 。

( 鬼 童 丸 ) だ から 落ち着け って 言って ん だ ろ 多 由也 !

今回 の 俺 たち の 仕事 は 分かって ん だ ろ ?

行く ぜ よ スペシャル ゲスト の エスコート だ 。

う お ~

ダァ ~

やめ て よ ~

《 くそ ! 》 《 止め き れ ねえ ! 》

えっ ? 《 チッ 》

《 カカシ 先生 ! ? 》

( カカシ ) 《 ナルト 今 の は … 》

う わ っ !

( 衝突 音 )

( カカシ ) 病院 の 上 で 何 やって ん の ?

ケンカ に し ちゃ ちょ い やり 過ぎ でしょ う よ

君 たち 。

う … 。

う ぅ … 。

( カカシ ) 《 さっき の 術 間 違いない 。

螺旋 丸 だ 》

う … う ぅ … 。

( カカシ ) 《 どう なって る ? 何で ナルト の ヤツ が あの 術 を … 》

♪ ~

ヘッ 。

( カカシ ) ナルト を 殺す 気 だった の か ? サスケ 。

( カカシ ) 何 優越 感 なんか に 浸って る 。

( カカシ ) さっき の 千鳥

同じ 里 の 仲間 に 向ける 大き さ じゃ なかった が … 。

( カカシ ) 何で こんな 子ども じみ た ま ね を 。

( カカシ ) 《 やはり イタチ と の 再会 が … 》

フン 。

サスケ 君 … 。

( 水 が こぼれる 音 )

くそ !

《 ナルト … お前 は 一体 どこ まで … 》

♪ ~

( 泣き声 )

カカシ 先生 … 。

( 泣き声 )

( カカシ ) は ぁ … 。

( カカシ ) 《 チームワーク は どこ へ やら … 》

( カカシ ) あなた です か あの 技 を 教え た の は 。

あの 術 を 扱う に は

ナルト は まだ 幼 すぎる と 思う ん です が ねぇ 。

( カカシ ) 下手 し たら サスケ を 殺し て た 。

例 の 暁 へ の 抵抗 手段 だ と し て も

あの 術 を ナルト に 教える なんて 。

( 自 来 也 ) お互いさま だ ろ のう 。

あの 千鳥 も 相当 ヤバ かった し の 。

でも ま ぁ あいつ は あの 術 を

仲間 に 向け て 撃つ よう な ヤツ じゃ ない と 思って た ん だ が のう 。

それとも よっぽど の こと が あの ガキ と の 間 に ある の か ?

( カカシ ) まっ いろいろ と ね 。

いろいろ ?

( カカシ ) 簡単 に 言え ば

かつて の あなた と 大 蛇 丸 み たい な 関係 です か ね 。

( 自 来 也 ) ほう 。

( カカシ ) あいつ に とって サスケ は

仲間 で ある と 同時に ライバル 。

まっ 常に 対等 な 存在 で あり たい 男 って こと です 。

恐らく その サスケ の 安い 挑発 に 耐え き れ なかった ん でしょ う 。

アカデミー の 頃 から ずっと 追っかけ て …

追っかけ て き まし た から ね 。

< ケガ は ねえ か よ ?

ビビリ 君 >

< な っ … くっ !

サスケ ~ ! >

♪ ~

《 お前 だけ に は 負け ねえ ! 》

( カカシ ) 今 の ナルト は 私 や あなた じゃ なく

誰 から より も ただ 認め て もらい たい ん です よ

サスケ に ね 。

その 一方 で

サスケ は ナルト の 成長 スピード を 身近 で 感じ て

劣等 感 を 持って いる 。

自分 が まるで 成長 し て い ない と 思い込 ん で しまう ほど に 。

< ビビリ 君 。

多重 影 分身 の 術 !

口 寄せ の 術 ! >

♪ ~

( カカシ ) ナルト は 強く なり まし た から 。

それ に サスケ は … 。

< ある 男 を 必ず 殺す こと だ >

復しゅう か 。

イタチ の ヤツ が あの 子 を 焦ら せ てる の か 。

( カカシ ) だ から サスケ は ナルト を 認め たく ない 。

認め て しまえ ば 今 まで の 自分 を 否定 し て しまい かね ない 。

難しい もん です ライバル って の はね 。

あまり いい 傾向 じゃ ねえ のう 。

少し 説教 でも し て やる かのう 。

( カカシ ) で は ナルト を お 任せ し ます 。

まっ 私 も 任務 が ある し 千鳥 の こと も ある ので 。

( カカシ ) サクラ 。

大丈夫 また 昔 み たい に な れる さ 。

元気 出せ 。

じゃあ な 。

《 ありがとう カカシ 先生 》

ナルト 。

サクラ ちゃん … 。

邪魔 し ない で くれ って ば よ 。

♪ ~

< う お っ ! >

♪ ~

( イタチ ) < お前 は 弱い 。

なぜ 弱い か ?

足り ない から だ 。

憎しみ が >

《 今 まで 俺 は …

何 を し て いた ん だ ! ? 》

♪ ~

( 左 近 ) フッフ フフ … 。

いい 目 を し てる 。

♪ ~

そろそろ 行く か 。

♪ ~

ぐ っ !

♪ ~

何の まね だ ?

( カカシ ) こう で も し ない と お前 逃げ ちゃ う でしょ ?

おとなしく 説教 聞く タイプ じゃ ない から ねぇ 。

あいつ は 確か コピー 忍者 の カカシ ぜ よ 。

チッ 。

( カカシ ) サスケ 。

復しゅう なんて やめ とけ 。

何 ?

( カカシ ) まっ こんな 仕事 柄

お前 の よう な ヤツ は 腐る ほど 見 て き た が

復しゅう を 口 に し た ヤツ の 末路 は ろく な もん じゃ ない 。

悲惨 な もん だ 。

( カカシ ) 今 より もっと 自分 を 傷つけ 苦しむ こと に なる だけ だ 。

たとえ 復しゅう に 成功 し た と し て も

残る の は むなし さ だけ だ 。

黙れ ! あんた に 何 が 分かる ! ?

知った ふう な こと を 俺 の 前 で 言って ん じゃ ねえ よ !

( カカシ ) ま ぁ 落ち着け 。

何なら 今 から

あんた の いちばん 大事 な 人間 を 殺し て やろ う か ?

今 あんた が 言った こと が どれほど ズレ てる か

実感 できる ぜ 。

( カカシ ) まっ そう し て もらって も 結構 だ が な

あいにく 俺 に は 一 人 も そんな ヤツ は い ない ん だ よ 。

( カカシ ) もう みんな 殺さ れ てる 。

( カカシ ) 俺 も お前 より 長く 生き てる 。

時代 も 悪かった 。

失う 苦しみ は 嫌って ほど 知って る よ 。

( カカシ ) まっ 俺 も お前 も ラッキー な ほう じゃ ない 。

それ は 確か だ 。

でも 最悪 で も ない 。

俺 に も お前 に も

もう 大切 な 仲間 が 見つかった だ ろ 。

♪ ~

( カカシ ) 失って る から こそ 分かる 。

千鳥 は お前 に 大切 な もの が でき た から こそ

与え た 力 だ 。

その 力 は 仲間 に 向ける もの でも 復しゅう に 使う もの で も ない 。

何 の ため に 使う 力 か お前 なら 分かって る はず だ 。

俺 の 言って る こと が ズレ てる か どう か

よく 考えろ 。

( 鬼 童 丸 ) あれ 並み の 忍 に ウロウロ さ れ っと やり づれ ぇ から よ

少し 待つ ぜ よ 。

お前 ら みたい な くそ 野郎 ども じゃ ダメ でも

うち なら や れる 。

フッ どう か ねぇ 2 人 いりゃ 十分 バ ~ ラバラ だ けど よ 。

いちいち 口出し する な ゲス 野郎 が 。

チッ 。 ( 次郎 坊 ) 多 由也 。

女 が そう いう ことば を あんまり … 。

うる せ ぇ よ デブ 。

♪ ~

♪ ~

♪ ~

< お代わり ! >

< ん ! > < ん ~ ! >

< タァ ~ ! ハァ ハァ … >

♪ ~

< 帰る か > < おう ! >

< デッヘヘヘ … 2 人 と も

てっぺん まで 登った ぜ >

♪ ~

お っ 。

サクラ ちゃん 。

あんた に 少し 話 が ある の 。

デート し て あげる から ちょっと つきあい なさい よ 。

チクショ ~ … 。

チクショ ~ !

♪ ~

《 中 忍 試験 の 時 に 大 蛇 丸 に 付け られ た 呪 印 》

♪ ~

《 カカシ 先生 は もう 大丈夫 だ って 言って た けど … 》

♪ ~

( カブト ) 大 蛇 丸 様 。

何 も 4 人 全員 を 行か せ なく て も よかった ん じゃ ない です か ?

( 大 蛇 丸 ) あの 子 たち みんな

私 が 気 に 入って る サスケ 君 に 興味 が ある みたい ね 。

一体 どれほど の 力 な の か 。

( カブト ) 力 比べ も 何 も

今 の サスケ 君 ぐらい で は 相手 に も なら ない でしょ う 。

( 大 蛇 丸 ) フッフッ フッフッ … 。

だからこそ

すぐ に でも 私 に 力 を 求め て くる の よ 。

♪ ~

何者 だ ? お前 ら 。

音 の 四 人 衆 東 門 の 鬼 童 丸 。

同じく 西 門 の 左 近 。

同じく 南 門 の 次郎 坊 。

同じく 北 門 の 多 由也 。

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) ダッ !

♪ ~

う わ っ !

♪ ~

ドリャ ~ !

( 鬼 童 丸 ) ど わ っ !

オラ ~ ! ( 次郎 坊 ) あっ !

♪ ~

あっ 。

♪ ~

俺 は 今 機嫌 が 悪い ん だ 。

これ 以上 やる って ん なら

手加減 し ねえ ぜ 。

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ごく たま に

♪ 僕 たま に

♪ 夢 に 破れる ひと の カケラ が

♪ ヤマ の よう に 見える

♪ ~

♪ 神様 に

♪ 仏 様 に

♪ すがり 泣 い て いる ひと の カケラ が

♪ ヤマ の よう に 見える

♪ ~

♪ ダン ラン ダンス で ランデブー

♪ 俺 勝利 の ポ ー ズ だ ランダラン ( round around )

♪ シェイク シェイク 探 そ う じゃ ない

♪ 終わら ない バイバイ の リズム で

♪ ~

♪ ヤマ の よう に 見える …

♪ ~

♪ ヤマ の よう に 見える …

♪ ヤマ の よう に 見える …

♪ ヤマ の よう に 見える …

〈 デート ! デート ! サクラ ちゃん 何 食べ たい ? 〉

〈 何でも いい 〉 〈 に し て も カカシ 先生 って ば

大げさ だ よ な 俺 ちょっと サスケ と やって み たかった だけ な の に よ 〉

〈 でも カカシ 先生 が 止め て なかったら 今頃 … 〉

〈 も っち ろ ん ! どっち が 強い か 決着 が つい て た って ば よ ! 〉

〈 ねぇ 聞い て ナルト 〉

〈 私 胸騒ぎ が する の … 〉

≪ ( 六 花 の 泣き声 )

( 六 花 ) やっぱり 私 まだ

島 尾 君 の こと が … 。

( 六 花 の 泣き声 )

Naruto Episode 108 Naruto - Folge 108

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ ひからび た 言葉 を つ ない で ||ことば||||

♪ それ でも 僕等 シンプル な ||ぼくら|しんぷる|

♪ 想い を 伝え たい だけ な の おもい||つたえ||||

♪ 吹き抜ける くす ん だ あの 日 の 風 は ふきぬける|||||ひ||かぜ|

♪ 昨日 の 廃虚 に 打ち捨て て きのう||はいきょ||うちすて|

♪ 君 と 笑う 今 を 生きる の だ きみ||わらう|いま||いきる||

♪ それ でも あの 出来事 が |||できごと|

♪ 君 を 苦しめる だ ろ ? きみ||くるしめる||

♪ だ から こそ サヨナラ な ん だ |||さよなら|||

♪ このまま 何 も 残ら ず に |なん||のこら||

♪ あなた と 分かち合う だけ ||わかちあう|

♪ やがて 僕等 は |ぼくら|

♪ それ が 全て だ と 気 が つい て ||すべて|||き|||

♪ 悲しみ は 頬 を 伝って かなしみ||ほお||つたって

♪ 涙 の 河 に なる だけ なみだ||かわ|||

♪ 揺れる 想い は 強い 渦 に なって ゆれる|おもい||つよい|うず||

♪ 溶け合う の よ とけあう||

( サスケ ) 《 火 [ 外 : 99 C 09079206 BA 433 E 50523 B 592 C 8055 A ] 豪 火 球 の 術 ! 》 |ひ|がい|||||||たけし|ひ|たま||じゅつ

♪ ~

《 何 だ ? あの 術 は ! 》 なん|||じゅつ|

♪ ~

くそ が !

♪ ~

千鳥 ちどり

♪ ~

( ナルト ) 絶対 勝つ ! いい気 に なって ん じゃ ねえ ! |ぜったい|かつ|いいき|||||

ダァ ~ !

♪ ~

( サクラ ) やめ て よ ~ !

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) いつ 来 て も のどか な 里 だ 。 おに|わらべ|まる||らい|||||さと|

警備 が なって ねえ ぜ よ 。 けいび|||||

( 左 近 ) フン こんな しけ た 里 の 連中 な ん ざ ひだり|ちか|ふん||||さと||れんちゅう|||

サクサク 皆殺し に し ち まえ ば いい ん だ よ 。 |みなごろし|||||||||

( 鬼 童 丸 ) 落ち着けよ 左 近 。 おに|わらべ|まる|おちつけよ|ひだり|ちか

( 次郎 坊 ) われわれ は 戦い に 来 た わけ で は ない 。 じろう|ぼう|||たたかい||らい|||||

( 多 由也 ) うる せ ぇ ん だ よ チキン 野郎 が 。 おお|よしや||||||||やろう|

ビビ った ん なら うち 帰って さっさと 寝 て ろ 。 |||||かえって||ね||

( 鬼 童 丸 ) だ から 落ち着け って 言って ん だ ろ 多 由也 ! おに|わらべ|まる|||おちつけ||いって||||おお|よしや

今回 の 俺 たち の 仕事 は 分かって ん だ ろ ? こんかい||おれ|||しごと||わかって|||

行く ぜ よ スペシャル ゲスト の エスコート だ 。 いく|||すぺしゃる|げすと|||

う お ~

ダァ ~

やめ て よ ~

《 くそ ! 》 《 止め き れ ねえ ! 》 |とどめ|||

えっ ? 《 チッ 》

《 カカシ 先生 ! ? 》 |せんせい

( カカシ ) 《 ナルト 今 の は … 》 ||いま||

う わ っ !

( 衝突 音 ) しょうとつ|おと

( カカシ ) 病院 の 上 で 何 やって ん の ? |びょういん||うえ||なん|||

ケンカ に し ちゃ ちょ い やり 過ぎ でしょ う よ けんか|||||||すぎ|||

君 たち 。 きみ|

う … 。

う ぅ … 。

( カカシ ) 《 さっき の 術 間 違いない 。 |||じゅつ|あいだ|ちがいない

螺旋 丸 だ 》 らせん|まる|

う … う ぅ … 。

( カカシ ) 《 どう なって る ? 何で ナルト の ヤツ が あの 術 を … 》 ||||なんで|||やつ|||じゅつ|

♪ ~

ヘッ 。

( カカシ ) ナルト を 殺す 気 だった の か ? サスケ 。 |||ころす|き||||さすけ

( カカシ ) 何 優越 感 なんか に 浸って る 。 |なん|ゆうえつ|かん|||ひたって|

( カカシ ) さっき の 千鳥 |||ちどり

同じ 里 の 仲間 に 向ける 大き さ じゃ なかった が … 。 おなじ|さと||なかま||むける|おおき||||

( カカシ ) 何で こんな 子ども じみ た ま ね を 。 |なんで||こども|||||

( カカシ ) 《 やはり イタチ と の 再会 が … 》 ||いたち|||さいかい|

フン 。 ふん

サスケ 君 … 。 さすけ|きみ

( 水 が こぼれる 音 ) すい|||おと

くそ !

《 ナルト … お前 は 一体 どこ まで … 》 |おまえ||いったい||

♪ ~

( 泣き声 ) なきごえ

カカシ 先生 … 。 |せんせい

( 泣き声 ) なきごえ

( カカシ ) は ぁ … 。

( カカシ ) 《 チームワーク は どこ へ やら … 》

( カカシ ) あなた です か あの 技 を 教え た の は 。 |||||わざ||おしえ|||

あの 術 を 扱う に は |じゅつ||あつかう||

ナルト は まだ 幼 すぎる と 思う ん です が ねぇ 。 |||おさな|||おもう||||

( カカシ ) 下手 し たら サスケ を 殺し て た 。 |へた|||さすけ||ころし||

例 の 暁 へ の 抵抗 手段 だ と し て も れい||あかつき|||ていこう|しゅだん|||||

あの 術 を ナルト に 教える なんて 。 |じゅつ||||おしえる|

( 自 来 也 ) お互いさま だ ろ のう 。 じ|らい|や|おたがいさま|||

あの 千鳥 も 相当 ヤバ かった し の 。 |ちどり||そうとう||||

でも ま ぁ あいつ は あの 術 を ||||||じゅつ|

仲間 に 向け て 撃つ よう な ヤツ じゃ ない と 思って た ん だ が のう 。 なかま||むけ||うつ|||やつ||||おもって|||||

それとも よっぽど の こと が あの ガキ と の 間 に ある の か ? ||||||がき|||あいだ||||

( カカシ ) まっ いろいろ と ね 。

いろいろ ?

( カカシ ) 簡単 に 言え ば |かんたん||いえ|

かつて の あなた と 大 蛇 丸 み たい な 関係 です か ね 。 ||||だい|へび|まる||||かんけい|||

( 自 来 也 ) ほう 。 じ|らい|や|

( カカシ ) あいつ に とって サスケ は ||||さすけ|

仲間 で ある と 同時に ライバル 。 なかま||||どうじに|らいばる

まっ 常に 対等 な 存在 で あり たい 男 って こと です 。 |とわに|たいとう||そんざい||||おとこ|||

恐らく その サスケ の 安い 挑発 に 耐え き れ なかった ん でしょ う 。 おそらく||さすけ||やすい|ちょうはつ||たえ||||||

アカデミー の 頃 から ずっと 追っかけ て … あかでみー||ころ|||おっかけ|

追っかけ て き まし た から ね 。 おっかけ||||||

< ケガ は ねえ か よ ? けが||||

ビビリ 君 > |きみ

< な っ … くっ !

サスケ ~ ! > さすけ

♪ ~

《 お前 だけ に は 負け ねえ ! 》 おまえ||||まけ|

( カカシ ) 今 の ナルト は 私 や あなた じゃ なく |いま||||わたくし||||

誰 から より も ただ 認め て もらい たい ん です よ だれ|||||みとめ||||||

サスケ に ね 。 さすけ||

その 一方 で |いっぽう|

サスケ は ナルト の 成長 スピード を 身近 で 感じ て さすけ||||せいちょう|すぴーど||みぢか||かんじ|

劣等 感 を 持って いる 。 れっとう|かん||もって|

自分 が まるで 成長 し て い ない と 思い込 ん で しまう ほど に 。 じぶん|||せいちょう||||||おもいこ|||||

< ビビリ 君 。 |きみ

多重 影 分身 の 術 ! たじゅう|かげ|ぶんしん||じゅつ

口 寄せ の 術 ! > くち|よせ||じゅつ

♪ ~

( カカシ ) ナルト は 強く なり まし た から 。 |||つよく||||

それ に サスケ は … 。 ||さすけ|

< ある 男 を 必ず 殺す こと だ > |おとこ||かならず|ころす||

復しゅう か 。 ふくしゅう|

イタチ の ヤツ が あの 子 を 焦ら せ てる の か 。 いたち||やつ|||こ||あせら||||

( カカシ ) だ から サスケ は ナルト を 認め たく ない 。 |||さすけ||||みとめ||

認め て しまえ ば 今 まで の 自分 を 否定 し て しまい かね ない 。 みとめ||||いま|||じぶん||ひてい|||||

難しい もん です ライバル って の はね 。 むずかしい|||らいばる|||

あまり いい 傾向 じゃ ねえ のう 。 ||けいこう|||

少し 説教 でも し て やる かのう 。 すこし|せっきょう|||||

( カカシ ) で は ナルト を お 任せ し ます 。 ||||||まかせ||

まっ 私 も 任務 が ある し 千鳥 の こと も ある ので 。 |わたくし||にんむ||||ちどり|||||

( カカシ ) サクラ 。 |さくら

大丈夫 また 昔 み たい に な れる さ 。 だいじょうぶ||むかし||||||

元気 出せ 。 げんき|だせ

じゃあ な 。

《 ありがとう カカシ 先生 》 ||せんせい

ナルト 。

サクラ ちゃん … 。 さくら|

邪魔 し ない で くれ って ば よ 。 じゃま|||||||

♪ ~

< う お っ ! >

♪ ~

( イタチ ) < お前 は 弱い 。 |おまえ||よわい

なぜ 弱い か ? |よわい|

足り ない から だ 。 たり|||

憎しみ が > にくしみ|

《 今 まで 俺 は … いま||おれ|

何 を し て いた ん だ ! ? 》 なん||||||

♪ ~

( 左 近 ) フッフ フフ … 。 ひだり|ちか||

いい 目 を し てる 。 |め|||

♪ ~

そろそろ 行く か 。 |いく|

♪ ~

ぐ っ !

♪ ~

何の まね だ ? なんの||

( カカシ ) こう で も し ない と お前 逃げ ちゃ う でしょ ? |||||||おまえ|にげ|||

おとなしく 説教 聞く タイプ じゃ ない から ねぇ 。 |せっきょう|きく|たいぷ||||

あいつ は 確か コピー 忍者 の カカシ ぜ よ 。 ||たしか|こぴー|にんじゃ||||

チッ 。

( カカシ ) サスケ 。 |さすけ

復しゅう なんて やめ とけ 。 ふくしゅう|||

何 ? なん

( カカシ ) まっ こんな 仕事 柄 |||しごと|え

お前 の よう な ヤツ は 腐る ほど 見 て き た が おまえ||||やつ||くさる||み||||

復しゅう を 口 に し た ヤツ の 末路 は ろく な もん じゃ ない 。 ふくしゅう||くち||||やつ||まつろ||||||

悲惨 な もん だ 。 ひさん|||

( カカシ ) 今 より もっと 自分 を 傷つけ 苦しむ こと に なる だけ だ 。 |いま|||じぶん||きずつけ|くるしむ|||||

たとえ 復しゅう に 成功 し た と し て も |ふくしゅう||せいこう||||||

残る の は むなし さ だけ だ 。 のこる||||||

黙れ ! あんた に 何 が 分かる ! ? だまれ|||なん||わかる

知った ふう な こと を 俺 の 前 で 言って ん じゃ ねえ よ ! しった|||||おれ||ぜん||いって||||

( カカシ ) ま ぁ 落ち着け 。 |||おちつけ

何なら 今 から なんなら|いま|

あんた の いちばん 大事 な 人間 を 殺し て やろ う か ? |||だいじ||にんげん||ころし||||

今 あんた が 言った こと が どれほど ズレ てる か いま|||いった||||ずれ||

実感 できる ぜ 。 じっかん||

( カカシ ) まっ そう し て もらって も 結構 だ が な |||||||けっこう|||

あいにく 俺 に は 一 人 も そんな ヤツ は い ない ん だ よ 。 |おれ|||ひと|じん|||やつ||||||

( カカシ ) もう みんな 殺さ れ てる 。 |||ころさ||

( カカシ ) 俺 も お前 より 長く 生き てる 。 |おれ||おまえ||ながく|いき|

時代 も 悪かった 。 じだい||わるかった

失う 苦しみ は 嫌って ほど 知って る よ 。 うしなう|くるしみ||きらって||しって||

( カカシ ) まっ 俺 も お前 も ラッキー な ほう じゃ ない 。 ||おれ||おまえ||らっきー||||

それ は 確か だ 。 ||たしか|

でも 最悪 で も ない 。 |さいあく|||

俺 に も お前 に も おれ|||おまえ||

もう 大切 な 仲間 が 見つかった だ ろ 。 |たいせつ||なかま||みつかった||

♪ ~

( カカシ ) 失って る から こそ 分かる 。 |うしなって||||わかる

千鳥 は お前 に 大切 な もの が でき た から こそ ちどり||おまえ||たいせつ|||||||

与え た 力 だ 。 あたえ||ちから|

その 力 は 仲間 に 向ける もの でも 復しゅう に 使う もの で も ない 。 |ちから||なかま||むける|||ふくしゅう||つかう||||

何 の ため に 使う 力 か お前 なら 分かって る はず だ 。 なん||||つかう|ちから||おまえ||わかって|||

俺 の 言って る こと が ズレ てる か どう か おれ||いって||||ずれ||||

よく 考えろ 。 |かんがえろ

( 鬼 童 丸 ) あれ 並み の 忍 に ウロウロ さ れ っと やり づれ ぇ から よ おに|わらべ|まる||なみ||おし||うろうろ||||||||

少し 待つ ぜ よ 。 すこし|まつ||

お前 ら みたい な くそ 野郎 ども じゃ ダメ でも おまえ|||||やろう|||だめ|

うち なら や れる 。

フッ どう か ねぇ 2 人 いりゃ 十分 バ ~ ラバラ だ けど よ 。 ||||じん||じゅうぶん|||||

いちいち 口出し する な ゲス 野郎 が 。 |くちだし||||やろう|

チッ 。 ( 次郎 坊 ) 多 由也 。 |じろう|ぼう|おお|よしや

女 が そう いう ことば を あんまり … 。 おんな||||||

うる せ ぇ よ デブ 。

♪ ~

♪ ~

♪ ~

< お代わり ! > おかわり

< ん ! > < ん ~ ! >

< タァ ~ ! ハァ ハァ … >

♪ ~

< 帰る か > < おう ! > かえる||

< デッヘヘヘ … 2 人 と も |じん||

てっぺん まで 登った ぜ > ||のぼった|

♪ ~

お っ 。

サクラ ちゃん 。 さくら|

あんた に 少し 話 が ある の 。 ||すこし|はなし|||

デート し て あげる から ちょっと つきあい なさい よ 。 でーと||||||||

チクショ ~ … 。

チクショ ~ !

♪ ~

《 中 忍 試験 の 時 に 大 蛇 丸 に 付け られ た 呪 印 》 なか|おし|しけん||じ||だい|へび|まる||つけ|||まじない|いん

♪ ~

《 カカシ 先生 は もう 大丈夫 だ って 言って た けど … 》 |せんせい|||だいじょうぶ|||いって||

♪ ~

( カブト ) 大 蛇 丸 様 。 |だい|へび|まる|さま

何 も 4 人 全員 を 行か せ なく て も よかった ん じゃ ない です か ? なん||じん|ぜんいん||いか||||||||||

( 大 蛇 丸 ) あの 子 たち みんな だい|へび|まる||こ||

私 が 気 に 入って る サスケ 君 に 興味 が ある みたい ね 。 わたくし||き||はいって||さすけ|きみ||きょうみ||||

一体 どれほど の 力 な の か 。 いったい|||ちから|||

( カブト ) 力 比べ も 何 も |ちから|くらべ||なん|

今 の サスケ 君 ぐらい で は 相手 に も なら ない でしょ う 。 いま||さすけ|きみ||||あいて||||||

( 大 蛇 丸 ) フッフッ フッフッ … 。 だい|へび|まる||

だからこそ

すぐ に でも 私 に 力 を 求め て くる の よ 。 |||わたくし||ちから||もとめ||||

♪ ~

何者 だ ? お前 ら 。 なにもの||おまえ|

音 の 四 人 衆 東 門 の 鬼 童 丸 。 おと||よっ|じん|しゅう|ひがし|もん||おに|わらべ|まる

同じく 西 門 の 左 近 。 おなじく|にし|もん||ひだり|ちか

同じく 南 門 の 次郎 坊 。 おなじく|みなみ|もん||じろう|ぼう

同じく 北 門 の 多 由也 。 おなじく|きた|もん||おお|よしや

♪ ~

( 鬼 童 丸 ) ダッ ! おに|わらべ|まる|

♪ ~

う わ っ !

♪ ~

ドリャ ~ !

( 鬼 童 丸 ) ど わ っ ! おに|わらべ|まる|||

オラ ~ ! ( 次郎 坊 ) あっ ! |じろう|ぼう|

♪ ~

あっ 。

♪ ~

俺 は 今 機嫌 が 悪い ん だ 。 おれ||いま|きげん||わるい||

これ 以上 やる って ん なら |いじょう||||

手加減 し ねえ ぜ 。 てかげん|||

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ごく たま に

♪ 僕 たま に ぼく||

♪ 夢 に 破れる ひと の カケラ が ゆめ||やぶれる||||

♪ ヤマ の よう に 見える やま||||みえる

♪ ~

♪ 神様 に かみさま|

♪ 仏 様 に ふつ|さま|

♪ すがり 泣 い て いる ひと の カケラ が |なき|||||||

♪ ヤマ の よう に 見える やま||||みえる

♪ ~

♪ ダン ラン ダンス で ランデブー |らん|だんす||

♪ 俺 勝利 の ポ ー ズ だ ランダラン ( round around ) おれ|しょうり||||||||

♪ シェイク シェイク 探 そ う じゃ ない ||さが||||

♪ 終わら ない バイバイ の リズム で おわら||||りずむ|

♪ ~

♪ ヤマ の よう に 見える … やま||||みえる

♪ ~

♪ ヤマ の よう に 見える … やま||||みえる

♪ ヤマ の よう に 見える … やま||||みえる

♪ ヤマ の よう に 見える … やま||||みえる

〈 デート ! デート ! サクラ ちゃん 何 食べ たい ? 〉 でーと|でーと|さくら||なん|たべ|

〈 何でも いい 〉 〈 に し て も カカシ 先生 って ば なんでも|||||||せんせい||

大げさ だ よ な 俺 ちょっと サスケ と やって み たかった だけ な の に よ 〉 おおげさ||||おれ|||||||||||

〈 でも カカシ 先生 が 止め て なかったら 今頃 … 〉 ||せんせい||とどめ|||いまごろ

〈 も っち ろ ん ! どっち が 強い か 決着 が つい て た って ば よ ! 〉 ||||||つよい||けっちゃく|||||||

〈 ねぇ 聞い て ナルト 〉 |ききい||

〈 私 胸騒ぎ が する の … 〉 わたくし|むなさわぎ|||

≪ ( 六 花 の 泣き声 ) むっ|か||なきごえ

( 六 花 ) やっぱり 私 まだ むっ|か||わたくし|

島 尾 君 の こと が … 。 しま|お|きみ|||

( 六 花 の 泣き声 ) むっ|か||なきごえ