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ナルト, Naruto Episode 110

Naruto Episode 110

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ ひからび た 言葉 を つ ない で

♪ それ でも 僕等 シンプル な

♪ 想い を 伝え たい だけ な の

♪ 吹き抜ける くす ん だ あの 日 の 風 は

♪ 昨日 の 廃虚 に 打ち捨て て

♪ 君 と 笑う 今 を 生きる の だ

♪ それ でも あの 出来事 が

♪ 君 を 苦しめる だ ろ ?

♪ だ から こそ サヨナラ な ん だ

♪ このまま 何 も 残ら ず に

♪ あなた と 分かち合う だけ

♪ やがて 僕等 は

♪ それ が 全て だ と 気 が つい て

♪ 悲しみ は 頬 を 伝って

♪ 涙 の 河 に なる だけ

♪ 揺れる 想い は 強い 渦 に なって

♪ 溶け合う の よ

♪ ~

( 左 近 ) < 目的 を 忘れる な >

( サクラ ) < 行か ない で >

( サスケ ) < ありがとう … >

( 突く 音 )

《 サスケ 君 … 》

( コテツ の あくび ) ( コテツ ) もう 朝 の 4 時 だ ぜ 。

五 代 目 も 人使い が 荒い 。

忘れ て き た 書類 ぐらい 自分 で … 。

あ ?

( 足音 )

( イズモ ) ん ? どう し た ?

( コテツ ) おい 起きろ こんな とこ で 寝 てっ と かぜ ひく ぞ 。

ん … 。

< ありがとう … >

はっ ! サスケ 君 !

( イズモ ・ コテツ ) あ ?

( 泣き声 )

( 綱 手 の 寝息 )

( ノック )

( 綱 手 ) あっ … 。

( 綱 手 ) ご 苦労 。

あ ~ ! 五 代 目 今 寝 て た でしょ !

俺 たち に 書類 を 取り に 行か せ て 自分 だけ 寝 て た でしょ !

アハハ … ハハ … 。

そんな こと より 火影 様 ご 報告 し たい こと が 。

何 だ ?

( 綱 手 ) 何 だって ! ? そりゃ ホント か ! ?

はい 。 ( イズモ ) 春野 サクラ の 話 で は

どうやら 間違い ない よう です 。

( 綱 手 ) 《 まさか もう 動 い て くる と は … 》

( 大 蛇 丸 ) < 欲しい もの を 頂く ついで に

今度 こそ

完璧 に 木 ノ 葉 を 潰す の よ >

( 綱 手 ) 《 欲しい の は うち は の 能力 か 。

あの 変態 野郎 が 》

イズモ コテツ 。

呼 ん で き て ほしい ヤツ が いる 。

( シカマル の あくび )

( ヨシノ ) 早く 食べ なさい シカマル 。

きょう から 父さん も 任務 な ん だ から !

朝 修業 の 時間 は そんなに ない わ よ !

( シカマル ) あぁ … は いはい 。

( ヨシノ ) 「 は い 」 は 1 回 !

( シカマル ) 《 あぁ ~ 朝 から ガミガミ めん どくせ ぇ なぁ … 》

≪ ( チャイム ) ( シカマル ) あ ?

こんな 朝 早く から 誰 かしら ?

( シカマル ) なぁ オヤジ 。 ( シカク ) 何 だ ?

( シカマル ) どう し て あんな キツ い 母ちゃん と 結婚 し た ん だ ?

( シカク ) ん ~ … そう だ なぁ 。

あんな 母ちゃん でも 優しく 笑う とき が ある 。

それ で か な 。

( お茶 を すする 音 ) ( シカク ) あぁ ~。

そん だけ ?

( お茶 を すする 音 ) ( シカク ) あぁ ~。

( ヨシノ ) シカマル 。 ( シカマル ) あ ?

五 代 目 の 使者 の 方々 が お 見えよ 。

ん ?

ゆうべ 遅く に うち は サスケ が 里 を 抜け た 。

( シカマル ) あ ? ( 綱 手 ) で

ほぼ 間違い なく 音 の 里 に 向かって いる 。

抜け た ! ? どう し て ?

( 綱 手 ) あの 大 蛇 丸 に 誘わ れ ちゃ って る から だ よ 。

あっ … 。

ちょ … ちょ … ちょ い 待って ください よ 。

何で あんな ヤバ い ヤツ に

サスケ が 誘わ れ なきゃ いけ ない ん す か ?

そんな 理由 は どう で も いい 。

とにかく 時間 が 惜しい 。

とりあえず これ から 中 忍 と し て の 初 任務 を やって もらう 。

サスケ を 連れ戻す だけ っす か ?

( シカマル ) 《 敵 さえ い なきゃ 大して めん どくせ ぇ こと に は なら ねえ 》

( 綱 手 ) ああ 。

ただし この 任務 は 急 を 要する うえ に

やっかい な こと に なる かも しれ なく て な 。

( シカマル ) え ?

( 綱 手 ) 大 蛇 丸 の 手 の 者 が

サスケ を 手引き し て いる 可能 性 が 高い 。

( シカマル ) 《 あぁ ~ めん どくせ ぇ ことに なり や がった 。

しっか し あいつ が なぁ 。

何かにつけ て すげ ぇ ヤツ だ と 思って

一目 置 い て た のに よ 》

( シカマル ) だったら この 任務

4 人 小 隊 の 人員 構成 は

上 忍 と 中 忍 だけ に し て ください よ 。

それ は でき ない ん だ よ 。

えっ … 何で ! ?

分かって る だ ろ 。

今 ほとんど の 上 忍 たち は

必要 最低 限 の 人数 だけ 残し て

みんな 任務 で 里 外 に 出 てる 。

ん ~ … 。

( 綱 手 ) これ より

お前 が 優秀 だ と 思う 下 忍 を 集める だけ 集め て 里 を 出ろ 。

( シカマル ) めん どくせ ぇ けど

知って る ヤツ の こと だけ に ほっと け ねえ し なぁ 。

まっ なる よう に なる っす よ 。

1 人 あたし の 推薦 し たい ヤツ が いる ん だ が … 。

( ナルト ) 何 ! ? うそ だ ろ ~ !

( シカマル ) あぁ … 。

朝っぱら から うる せ ぇ ヤツ だ なぁ 。

( シカマル ) 《 しっか し 何 で こいつ な ん だ ? 》

《 あの 野郎 … 》

ちょっと 待って ろ ! すぐ 着 替 えっ から よ !

あ … あぁ … 。

んで 俺 以外 の 優秀 な ヤツ って 目星 つい てん の か ?

ああ 。

起きろ よ おい 。 優秀 な ヤツ って 言った よ な ?

は ぁ ~ しょうが ねえ な 。

ポテトチップス ?

焼き肉 味 だ お前 も 手伝え 。 あ ?

( ポテトチップス を 食べる 音 )

( シカマル ) 来る !

( チョウジ ) ポテチ とて 何 人 たり と も 最後 の 一口 は 渡さ ない 。

チョウジ と は 長年 チーム 組 ん で やって き た 。

俺 と の 連携 は いちばん やり やすい 。

そりゃ あ 分かる けど こう いう 場合

誘う なら 普通 シノ と か だ ろ う が !

あぁ ~ うる せ ぇ うる せ ぇ 。

ん ! ?

( シカマル ・ ナルト ) あ ?

( チョウジ ) 甘 ~ い !

♪ ~

( キバ ) シノ は 今 オヤジ さん と 一緒に 特別 任務 で い ねえ ぜ 。

おい まさか … 。 は い 決定 。

ん が ~ !

( 赤 丸 の ほえ 声 )

( キバ ) なる ほど な おもしろ そう じゃ ねえ の 。

や っぱ 早起き し て 散歩 し て みる もん だ な 。

おい シカマル ほか の ヤツ は ?

ゆっくり 探し た いとこ だ が 時間 も 迫って る 。

里 を 出る 所 まで 行って

誰 も 見つから なかったら これ で 決まり だ 。

( ネジ ) 手術 成功 し た よう だ な 。

( リー ) ええ 。

( ネジ ) もう 出 て き て も 大丈夫 な の か ?

もう 少し で 軽い 修業 くらい は できる よう に なる と 言わ れ まし た 。

そう か … ん ? ( リー ) あっ 。

なるほど な 。

めん どくせ ぇ けど 人手 は 多い に 越し た こ と ない ん で よ 。

( リー ) 《 こんな 時 に 僕 は … 》

リー お前 は お前 の やる べき こと を やれ 。

( 一同 ) あ ?

♪ ~

( リー ) あした から この 階段 は 1 人 で 上れ ます 。

リー 。

大丈夫 です 行って き て ください 。

♪ ~

タイム リミット だ 。

♪ ~

( シカマル ) とりあえず 5 人 は そろった な 。

ん じゃ !

よ ~ し ! みんな 俺 に つい て こい って ば よ !

( 鳥 の 鳴き声 )

( シカマル ) おい あの な ナルト 。

一応 俺 が 小 隊長 だ から よ 。

めん どくせ ぇ けど な 。

ホント に お前 に 任し て 大丈夫 な の か ぁ ?

何 か 頼り ねえ って ば よ 。

て め ぇ が ボス 面し て どう す ん だ よ ナルト 。

でも やる 気 の ねえ シカマル に あれこれ 命令 さ れ ん の も

釈然 と し ねえ もん が ある が … 。 ( 赤 丸 の ほえ 声 )

でも シカマル は もう 中 忍 だ ぞ 。

ちゃんと 命令 に 従わ なきゃ ダメ だ ろ 。

里 の 上 の 人 が

リーダー と し て や れる って 認め た って こと な ん だ から 。

( 赤 丸 の 鳴き声 )

それ なら それ 相応 に 作戦 や 計画 を 立て て くれ 。

話 で は 敵 も い て 待ち伏せ の 可能 性 も 高い よう だ し な 。

とりあえず 救出 作戦 と し て こっち が 追う 立場 に なる 。

つまり 敵 に 先手 を 取ら れ やす い っつ う こと だ 。

だから これ から 敵 の 攻撃 に 即座 に 対応 できる

移動 フォーメーション を 決める 。

俺 を 無視 し て 勝手 な 行動 し てっ と

全員 死ぬ ぜ 。

フォーメーション は 一 列 縦 隊 で 行く 。

まず いちばん 大事 な 先頭 先導 偵察 員 は

キバ お前 だ 。

あっ 。

( シカマル ) 年中 赤 丸 と 散歩 し て て

火 の 国 の 地形 と 地理 に 詳しい 。

また 鼻 が 利く から サスケ を におい で 追 える うえ

敵 の におい の 付い た ブ ー ビ ー トラップ を 嗅ぎ分け 発見 し やすい 。

それ に 前方 から の 攻撃 に 弱い 一 列 縦 隊 の 欠点 を 補う に も

赤 丸 と 2 人 組 だ から 効率 が いい 。

んで 2 番 目 が 小 隊長 の 俺 だ 。

状況 に 応じ て すぐ 前 の キバ に 真 後ろ から 命令 を 下せる し

後ろ の メンバー に は

ハンド シグナル だけ で 命令 が 下せる 。

それ から 中心 3 番 目 が ナルト 。

瞬 発 力 の ある お前 に は

前方 後方 どちら の 援護 に も すぐ 対応 できる

列 の 中 心 が いい だ ろ う 。

援護 の 要 だ 影 分身 も ある し な 。

で 4 番 目 が チョウジ お前 だ 。

お前 に ゃ スピード は ねえ けど 隊 で いちばん 打撃 力 が ある 。

先導 員 の キバ 俺 ナルト で 奇襲 を かけ た あ と の 決定 打 に 使う 。

つまり 追い打ち 役 だ 。

そして 最後 が ネジ あんた だ 。

最も 難しい 後方 の 警戒 を やって もらう ぜ 。

白 眼 で 隊 の 盲点 が ない よう 常に チェック できる 。

( シカマル ) いい か ? よく 見 とい て くれ 。

( シカマル ) この 図 で 自分 が 警戒 する 分担 範囲 を 確認 し て くれ 。

キバ は 前方 俺 は さらに 広範囲 の 前方

ナルト が 左 チョウジ が 右

で ネジ … あんた は 白 眼 を 使って 後方 すべて を 頼む 。

それ と 現在 の 戦力 が どんな もんか 熟知 し と き たい 。

各自 持って る 忍 具 を 今 すべて チェック さ せ て くれ 。

即 行 で 覚える 。

何 か 質問 ある か ?

( リー ) 《 つい さっき 集め た ばかり の メンバー で

最高 の フォーメーション を こんなに 早く … 》

ねえ なら 最後 に

いちばん 大切 な こと を 言 っと く 。

サスケ は 俺 に とっちゃ あ 深い ダチ って わけ でも ねえ し

別に 好き な ヤツ でも ねえ 。

けど サスケ は 同じ 木 ノ 葉 隠れ の 忍 だ 仲間 だ 。

だから 命懸け で 助ける 。

これ が 木 ノ 葉 流 だ 。

それ に いくら 俺 でも

めん どくさ がったり でき ねえ だ ろ う が よ 。

お前 ら の 命 預かって ん だ から よ 。

ヘッ 少し は 中 忍 らしく なって る じゃ ねえ の 。

お前 も 。

( ネジ ) じゃあ 忍 具 を 確認 し しだい 行く ぞ 。

全員 忍 具 を 出せ 。

♪ ~

< サスケ は あんな ヤツ の 誘い に なんか 乗ら ねえ し

ん な こと し なく て も す っげ ぇ 強 ぇ ヤツ だって ば よ !

俺 が 保証 する ! >

《 チクショ ~ 何で だ ? サスケ ! 》

( シカマル ) よ ~ し ん じゃ 行く か 。

≪ 待って ! ( 一同 ) あ ?

サクラ ちゃん !

( シカマル ) 話 は 火影 様 から 聞い てる 。

悪 ぃ が 任務 に は 連れ て け ねえ ぜ 。

お前 でも サスケ を 説得 でき なかった ん だ ろ ?

えっ ?

あと は 力ずく で 俺 ら が 説得 する しか ねえ から な 。

サクラ お前 の 出番 は 終わって る 。

って こと は サクラ ちゃん サスケ の ヤツ と … 。

( リー ) 《 サクラ さん … 》

♪ ~

ナルト … 。

あたし の 一生 の お 願い … 。

サスケ 君 を …

サスケ 君 を 連れ戻し て !

私 に は ダメ だった … 。

私 じゃ サスケ 君 を 止める こと が でき なかった !

もう きっと サスケ 君 を 止める こと が …

救う こと が できる の は …

ナルト あんた だけ … 。

♪ ~

サクラ ちゃん は サスケ が 大好き だ から な 。

今 サクラ ちゃん が ホント に 苦し ん でる って こと は

痛い ほど 分かる って ば よ … 。

< サクラ お前 に 1 つ 聞い と き たい こと が ある >

< え ? > < ナルト … どう 思う ? >

< 人 の 恋 路 の 邪魔者 が すっかり 板 に つい て き て

私 が 四苦八苦 し てる の を 楽し ん でる 。

ナルト は あたし の こと なんて 何一つ 分かって ない 。

ウザ い だけ よ >

( 泣き声 )

ナルト … ありがとう 。

サスケ は 絶対 俺 が 連れ て 帰る !

一生 の 約束 だって ば よ !

( 泣き声 )

《 いつも 私 の こと 分かって くれ て た 。

いつも 私 を 助け て くれ た … 》

♪ ~

《 ナルト ! 》

♪ ~

おいおい ナルト 。

そんな こと 言って ホント に 大丈夫 な の か ? お前 。

ヘッ 自分 の こと ば は 曲げ ねえ !

それ が 俺 の 忍 道 だい !

よ ~ し ! さっさと 行く って ば よ !

少し ばかり 時間 を ロス し ち まった 。

急ぐ ぞ 。 おう !

♪ ~

ナルト 君 が ナイスガイ な ポーズ で 言った ん です 。

もう 大丈夫 です よ 。

きっと … きっと うまく 行き ます 。

♪ ~

( 左 近 ) サスケ 様 この 辺り で いい でしょ う 。

もう 木 ノ 葉 の 里 は 抜け まし た 。

何 だ ?

( 左 近 ) 実は 大 蛇 丸 様 から 仰せつかった

大切 な こと が 1 つ あり ます 。

だから 何 の 話 か 聞い てる 。

♪ ~

( 左 近 ) フフフ … 。

( 多 由也 ) フッ 。

( 次郎 坊 ) ヘヘヘ … 。

( 鬼 童 丸 ) ヘヘヘ … 。

( 左 近 ) フフフ … 。

あなた に 一 度 死 ん で もらわ なきゃ なり ませ ん 。

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ごく たま に

♪ 僕 たま に

♪ 夢 に 破れる ひと の カケラ が

♪ ヤマ の よう に 見える

♪ ~

♪ 神様 に

♪ 仏 様 に

♪ すがり 泣 い て いる ひと の カケラ が

♪ ヤマ の よう に 見える

♪ ~

♪ ダン ラン ダンス で ランデブー

♪ 俺 勝利 の ポ ー ズ だ ランダラン ( round around )

♪ シェイク シェイク 探 そ う じゃ ない

♪ 終わら ない バイバイ の リズム で

♪ ~

♪ ヤマ の よう に 見える …

♪ ~

♪ ヤマ の よう に 見える …

♪ ヤマ の よう に 見える …

♪ ヤマ の よう に 見える …

( シカマル ) 〈 この 先 は わな や 待ち伏せ の 危険 が 高い 。

五感 を フル に 使え 〉 〈 了解 〉

( シカマル ) 〈 やら れる 前 に 敵 を 見つける ん だ 〉

〈 任せろ ! 〉 ( シカマル ) 〈 あと は 敵 の 痕跡 を … 〉

〈 おう ! 〉 ( シカマル ) 〈 って 聞い て ん の か ? 〉

〈 大丈夫 どんな 敵 だ ろ う が

俺 の 新 技 で ボッコボコ に して やる って ば よ ! 〉

( シカマル ) 〈 は ぁ ~ 説明 しよ う と し た 俺 が バカ だった ぜ 〉

( 六 花 ) 私 ずっと ここ に 来 て 確認 する まで

あなた の こと 葉月 君 だ と 思って た 。

一緒に 宿 に 泊まった の は 葉月 君 じゃ なかった ん だ 。

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Naruto Episode 110 Naruto Episode 110

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ ひからび た 言葉 を つ ない で ||ことば||||

♪ それ でも 僕等 シンプル な ||ぼくら|しんぷる|

♪ 想い を 伝え たい だけ な の おもい||つたえ||||

♪ 吹き抜ける くす ん だ あの 日 の 風 は ふきぬける|||||ひ||かぜ|

♪ 昨日 の 廃虚 に 打ち捨て て きのう||はいきょ||うちすて|

♪ 君 と 笑う 今 を 生きる の だ きみ||わらう|いま||いきる||

♪ それ でも あの 出来事 が |||できごと|

♪ 君 を 苦しめる だ ろ ? きみ||くるしめる||

♪ だ から こそ サヨナラ な ん だ |||さよなら|||

♪ このまま 何 も 残ら ず に |なん||のこら||

♪ あなた と 分かち合う だけ ||わかちあう|

♪ やがて 僕等 は |ぼくら|

♪ それ が 全て だ と 気 が つい て ||すべて|||き|||

♪ 悲しみ は 頬 を 伝って かなしみ||ほお||つたって

♪ 涙 の 河 に なる だけ なみだ||かわ|||

♪ 揺れる 想い は 強い 渦 に なって ゆれる|おもい||つよい|うず||

♪ 溶け合う の よ とけあう||

♪ ~

( 左 近 ) < 目的 を 忘れる な > ひだり|ちか|もくてき||わすれる|

( サクラ ) < 行か ない で > |いか||

( サスケ ) < ありがとう … >

( 突く 音 ) つく|おと

《 サスケ 君 … 》 さすけ|きみ

( コテツ の あくび ) ( コテツ ) もう 朝 の 4 時 だ ぜ 。 |||||あさ||じ||

五 代 目 も 人使い が 荒い 。 いつ|だい|め||ひとづかい||あらい

忘れ て き た 書類 ぐらい 自分 で … 。 わすれ||||しょるい||じぶん|

あ ?

( 足音 ) あしおと

( イズモ ) ん ? どう し た ?

( コテツ ) おい 起きろ こんな とこ で 寝 てっ と かぜ ひく ぞ 。 ||おきろ||||ね|||||

ん … 。

< ありがとう … >

はっ ! サスケ 君 ! |さすけ|きみ

( イズモ ・ コテツ ) あ ?

( 泣き声 ) なきごえ

( 綱 手 の 寝息 ) つな|て||ねいき

( ノック )

( 綱 手 ) あっ … 。 つな|て|

( 綱 手 ) ご 苦労 。 つな|て||くろう

あ ~ ! 五 代 目 今 寝 て た でしょ ! |いつ|だい|め|いま|ね|||

俺 たち に 書類 を 取り に 行か せ て 自分 だけ 寝 て た でしょ ! おれ|||しょるい||とり||いか|||じぶん||ね|||

アハハ … ハハ … 。

そんな こと より 火影 様 ご 報告 し たい こと が 。 |||ほかげ|さま||ほうこく||||

何 だ ? なん|

( 綱 手 ) 何 だって ! ? そりゃ ホント か ! ? つな|て|なん|||ほんと|

はい 。 ( イズモ ) 春野 サクラ の 話 で は ||はるの|さくら||はなし||

どうやら 間違い ない よう です 。 |まちがい|||

( 綱 手 ) 《 まさか もう 動 い て くる と は … 》 つな|て|||どう|||||

( 大 蛇 丸 ) < 欲しい もの を 頂く ついで に だい|へび|まる|ほしい|||いただく||

今度 こそ こんど|

完璧 に 木 ノ 葉 を 潰す の よ > かんぺき||き||は||つぶす||

( 綱 手 ) 《 欲しい の は うち は の 能力 か 。 つな|て|ほしい||||||のうりょく|

あの 変態 野郎 が 》 |へんたい|やろう|

イズモ コテツ 。

呼 ん で き て ほしい ヤツ が いる 。 よ||||||やつ||

( シカマル の あくび )

( ヨシノ ) 早く 食べ なさい シカマル 。 |はやく|たべ||

きょう から 父さん も 任務 な ん だ から ! ||とうさん||にんむ||||

朝 修業 の 時間 は そんなに ない わ よ ! あさ|しゅぎょう||じかん|||||

( シカマル ) あぁ … は いはい 。

( ヨシノ ) 「 は い 」 は 1 回 ! ||||かい

( シカマル ) 《 あぁ ~ 朝 から ガミガミ めん どくせ ぇ なぁ … 》 ||あさ||がみがみ||||

≪ ( チャイム ) ( シカマル ) あ ?

こんな 朝 早く から 誰 かしら ? |あさ|はやく||だれ|

( シカマル ) なぁ オヤジ 。 ( シカク ) 何 だ ? ||おやじ||なん|

( シカマル ) どう し て あんな キツ い 母ちゃん と 結婚 し た ん だ ? |||||きつ||かあちゃん||けっこん||||

( シカク ) ん ~ … そう だ なぁ 。

あんな 母ちゃん でも 優しく 笑う とき が ある 。 |かあちゃん||やさしく|わらう|||

それ で か な 。

( お茶 を すする 音 ) ( シカク ) あぁ ~。 おちゃ|||おと||

そん だけ ?

( お茶 を すする 音 ) ( シカク ) あぁ ~。 おちゃ|||おと||

( ヨシノ ) シカマル 。 ( シカマル ) あ ?

五 代 目 の 使者 の 方々 が お 見えよ 。 いつ|だい|め||ししゃ||ほうぼう|||みえよ

ん ?

ゆうべ 遅く に うち は サスケ が 里 を 抜け た 。 |おそく||||さすけ||さと||ぬけ|

( シカマル ) あ ? ( 綱 手 ) で ||つな|て|

ほぼ 間違い なく 音 の 里 に 向かって いる 。 |まちがい||おと||さと||むかって|

抜け た ! ? どう し て ? ぬけ||||

( 綱 手 ) あの 大 蛇 丸 に 誘わ れ ちゃ って る から だ よ 。 つな|て||だい|へび|まる||さそわ|||||||

あっ … 。

ちょ … ちょ … ちょ い 待って ください よ 。 ||||まって||

何で あんな ヤバ い ヤツ に なんで||||やつ|

サスケ が 誘わ れ なきゃ いけ ない ん す か ? さすけ||さそわ|||||||

そんな 理由 は どう で も いい 。 |りゆう|||||

とにかく 時間 が 惜しい 。 |じかん||おしい

とりあえず これ から 中 忍 と し て の 初 任務 を やって もらう 。 |||なか|おし|||||はつ|にんむ|||

サスケ を 連れ戻す だけ っす か ? さすけ||つれもどす|||

( シカマル ) 《 敵 さえ い なきゃ 大して めん どくせ ぇ こと に は なら ねえ 》 |てき||||たいして||||||||

( 綱 手 ) ああ 。 つな|て|

ただし この 任務 は 急 を 要する うえ に ||にんむ||きゅう||ようする||

やっかい な こと に なる かも しれ なく て な 。

( シカマル ) え ?

( 綱 手 ) 大 蛇 丸 の 手 の 者 が つな|て|だい|へび|まる||て||もの|

サスケ を 手引き し て いる 可能 性 が 高い 。 さすけ||てびき||||かのう|せい||たかい

( シカマル ) 《 あぁ ~ めん どくせ ぇ ことに なり や がった 。

しっか し あいつ が なぁ 。

何かにつけ て すげ ぇ ヤツ だ と 思って なにかにつけ||||やつ|||おもって

一目 置 い て た のに よ 》 いちもく|お|||||

( シカマル ) だったら この 任務 |||にんむ

4 人 小 隊 の 人員 構成 は じん|しょう|たい||じんいん|こうせい|

上 忍 と 中 忍 だけ に し て ください よ 。 うえ|おし||なか|おし||||||

それ は でき ない ん だ よ 。

えっ … 何で ! ? |なんで

分かって る だ ろ 。 わかって|||

今 ほとんど の 上 忍 たち は いま|||うえ|おし||

必要 最低 限 の 人数 だけ 残し て ひつよう|さいてい|げん||にんずう||のこし|

みんな 任務 で 里 外 に 出 てる 。 |にんむ||さと|がい||だ|

ん ~ … 。

( 綱 手 ) これ より つな|て||

お前 が 優秀 だ と 思う 下 忍 を 集める だけ 集め て 里 を 出ろ 。 おまえ||ゆうしゅう|||おもう|した|おし||あつめる||あつめ||さと||でろ

( シカマル ) めん どくせ ぇ けど

知って る ヤツ の こと だけ に ほっと け ねえ し なぁ 。 しって||やつ|||||||||

まっ なる よう に なる っす よ 。

1 人 あたし の 推薦 し たい ヤツ が いる ん だ が … 。 じん|||すいせん|||やつ|||||

( ナルト ) 何 ! ? うそ だ ろ ~ ! |なん|||

( シカマル ) あぁ … 。

朝っぱら から うる せ ぇ ヤツ だ なぁ 。 あさっぱら|||||やつ||

( シカマル ) 《 しっか し 何 で こいつ な ん だ ? 》 |||なん|||||

《 あの 野郎 … 》 |やろう

ちょっと 待って ろ ! すぐ 着 替 えっ から よ ! |まって|||ちゃく|かわ|||

あ … あぁ … 。

んで 俺 以外 の 優秀 な ヤツ って 目星 つい てん の か ? |おれ|いがい||ゆうしゅう||やつ||めぼし||||

ああ 。

起きろ よ おい 。 優秀 な ヤツ って 言った よ な ? おきろ|||ゆうしゅう||やつ||いった||

は ぁ ~ しょうが ねえ な 。

ポテトチップス ?

焼き肉 味 だ お前 も 手伝え 。 あ ? やきにく|あじ||おまえ||てつだえ|

( ポテトチップス を 食べる 音 ) ||たべる|おと

( シカマル ) 来る ! |くる

( チョウジ ) ポテチ とて 何 人 たり と も 最後 の 一口 は 渡さ ない 。 |||なん|じん||||さいご||ひとくち||わたさ|

チョウジ と は 長年 チーム 組 ん で やって き た 。 |||ながねん|ちーむ|くみ|||||

俺 と の 連携 は いちばん やり やすい 。 おれ|||れんけい||||

そりゃ あ 分かる けど こう いう 場合 ||わかる||||ばあい

誘う なら 普通 シノ と か だ ろ う が ! さそう||ふつう|しの||||||

あぁ ~ うる せ ぇ うる せ ぇ 。

ん ! ?

( シカマル ・ ナルト ) あ ?

( チョウジ ) 甘 ~ い ! |あま|

♪ ~

( キバ ) シノ は 今 オヤジ さん と 一緒に 特別 任務 で い ねえ ぜ 。 |しの||いま|おやじ|||いっしょに|とくべつ|にんむ||||

おい まさか … 。 は い 決定 。 ||||けってい

ん が ~ !

( 赤 丸 の ほえ 声 ) あか|まる|||こえ

( キバ ) なる ほど な おもしろ そう じゃ ねえ の 。

や っぱ 早起き し て 散歩 し て みる もん だ な 。 ||はやおき|||さんぽ||||||

おい シカマル ほか の ヤツ は ? ||||やつ|

ゆっくり 探し た いとこ だ が 時間 も 迫って る 。 |さがし|||||じかん||せまって|

里 を 出る 所 まで 行って さと||でる|しょ||おこなって

誰 も 見つから なかったら これ で 決まり だ 。 だれ||みつから||||きまり|

( ネジ ) 手術 成功 し た よう だ な 。 ねじ|しゅじゅつ|せいこう|||||

( リー ) ええ 。

( ネジ ) もう 出 て き て も 大丈夫 な の か ? ねじ||だ|||||だいじょうぶ|||

もう 少し で 軽い 修業 くらい は できる よう に なる と 言わ れ まし た 。 |すこし||かるい|しゅぎょう||||||||いわ|||

そう か … ん ? ( リー ) あっ 。

なるほど な 。

めん どくせ ぇ けど 人手 は 多い に 越し た こ と ない ん で よ 。 ||||ひとで||おおい||こし|||||||

( リー ) 《 こんな 時 に 僕 は … 》 ||じ||ぼく|

リー お前 は お前 の やる べき こと を やれ 。 |おまえ||おまえ||||||

( 一同 ) あ ? いちどう|

♪ ~

( リー ) あした から この 階段 は 1 人 で 上れ ます 。 ||||かいだん||じん||のぼれ|

リー 。

大丈夫 です 行って き て ください 。 だいじょうぶ||おこなって|||

♪ ~

タイム リミット だ 。 たいむ||

♪ ~

( シカマル ) とりあえず 5 人 は そろった な 。 ||じん|||

ん じゃ !

よ ~ し ! みんな 俺 に つい て こい って ば よ ! |||おれ|||||||

( 鳥 の 鳴き声 ) ちょう||なきごえ

( シカマル ) おい あの な ナルト 。

一応 俺 が 小 隊長 だ から よ 。 いちおう|おれ||しょう|たいちょう|||

めん どくせ ぇ けど な 。

ホント に お前 に 任し て 大丈夫 な の か ぁ ? ほんと||おまえ||まかし||だいじょうぶ||||

何 か 頼り ねえ って ば よ 。 なん||たより||||

て め ぇ が ボス 面し て どう す ん だ よ ナルト 。 ||||ぼす|めんし|||||||

でも やる 気 の ねえ シカマル に あれこれ 命令 さ れ ん の も ||き||||||めいれい|||||

釈然 と し ねえ もん が ある が … 。 ( 赤 丸 の ほえ 声 ) しゃくぜん||||||||あか|まる|||こえ

でも シカマル は もう 中 忍 だ ぞ 。 ||||なか|おし||

ちゃんと 命令 に 従わ なきゃ ダメ だ ろ 。 |めいれい||したがわ||だめ||

里 の 上 の 人 が さと||うえ||じん|

リーダー と し て や れる って 認め た って こと な ん だ から 。 りーだー|||||||みとめ|||||||

( 赤 丸 の 鳴き声 ) あか|まる||なきごえ

それ なら それ 相応 に 作戦 や 計画 を 立て て くれ 。 |||そうおう||さくせん||けいかく||たて||

話 で は 敵 も い て 待ち伏せ の 可能 性 も 高い よう だ し な 。 はなし|||てき||||まちぶせ||かのう|せい||たかい||||

とりあえず 救出 作戦 と し て こっち が 追う 立場 に なる 。 |きゅうしゅつ|さくせん||||||おう|たちば||

つまり 敵 に 先手 を 取ら れ やす い っつ う こと だ 。 |てき||せんて||とら|||||||

だから これ から 敵 の 攻撃 に 即座 に 対応 できる |||てき||こうげき||そくざ||たいおう|

移動 フォーメーション を 決める 。 いどう|||きめる

俺 を 無視 し て 勝手 な 行動 し てっ と おれ||むし|||かって||こうどう|||

全員 死ぬ ぜ 。 ぜんいん|しぬ|

フォーメーション は 一 列 縦 隊 で 行く 。 ||ひと|れつ|たて|たい||いく

まず いちばん 大事 な 先頭 先導 偵察 員 は ||だいじ||せんとう|せんどう|ていさつ|いん|

キバ お前 だ 。 |おまえ|

あっ 。

( シカマル ) 年中 赤 丸 と 散歩 し て て |ねんじゅう|あか|まる||さんぽ|||

火 の 国 の 地形 と 地理 に 詳しい 。 ひ||くに||ちけい||ちり||くわしい

また 鼻 が 利く から サスケ を におい で 追 える うえ |はな||きく||さすけ||||つい||

敵 の におい の 付い た ブ ー ビ ー トラップ を 嗅ぎ分け 発見 し やすい 。 てき||||つけい||||||||かぎ わけ|はっけん||

それ に 前方 から の 攻撃 に 弱い 一 列 縦 隊 の 欠点 を 補う に も ||ぜんぽう|||こうげき||よわい|ひと|れつ|たて|たい||けってん||おぎなう||

赤 丸 と 2 人 組 だ から 効率 が いい 。 あか|まる||じん|くみ|||こうりつ||

んで 2 番 目 が 小 隊長 の 俺 だ 。 |ばん|め||しょう|たいちょう||おれ|

状況 に 応じ て すぐ 前 の キバ に 真 後ろ から 命令 を 下せる し じょうきょう||おうじ|||ぜん||||まこと|うしろ||めいれい||くだせる|

後ろ の メンバー に は うしろ||めんばー||

ハンド シグナル だけ で 命令 が 下せる 。 |しぐなる|||めいれい||くだせる

それ から 中心 3 番 目 が ナルト 。 ||ちゅうしん|ばん|め||

瞬 発 力 の ある お前 に は またた|はつ|ちから|||おまえ||

前方 後方 どちら の 援護 に も すぐ 対応 できる ぜんぽう|こうほう|||えんご||||たいおう|

列 の 中 心 が いい だ ろ う 。 れつ||なか|こころ|||||

援護 の 要 だ 影 分身 も ある し な 。 えんご||かなめ||かげ|ぶんしん||||

で 4 番 目 が チョウジ お前 だ 。 |ばん|め|||おまえ|

お前 に ゃ スピード は ねえ けど 隊 で いちばん 打撃 力 が ある 。 おまえ|||すぴーど||||たい|||だげき|ちから||

先導 員 の キバ 俺 ナルト で 奇襲 を かけ た あ と の 決定 打 に 使う 。 せんどう|いん|||おれ|||きしゅう|||||||けってい|だ||つかう

つまり 追い打ち 役 だ 。 |おいうち|やく|

そして 最後 が ネジ あんた だ 。 |さいご||ねじ||

最も 難しい 後方 の 警戒 を やって もらう ぜ 。 もっとも|むずかしい|こうほう||けいかい||||

白 眼 で 隊 の 盲点 が ない よう 常に チェック できる 。 しろ|がん||たい||もうてん||||とわに|ちぇっく|

( シカマル ) いい か ? よく 見 とい て くれ 。 ||||み|||

( シカマル ) この 図 で 自分 が 警戒 する 分担 範囲 を 確認 し て くれ 。 ||ず||じぶん||けいかい||ぶんたん|はんい||かくにん|||

キバ は 前方 俺 は さらに 広範囲 の 前方 ||ぜんぽう|おれ|||こうはんい||ぜんぽう

ナルト が 左 チョウジ が 右 ||ひだり|||みぎ

で ネジ … あんた は 白 眼 を 使って 後方 すべて を 頼む 。 |ねじ|||しろ|がん||つかって|こうほう|||たのむ

それ と 現在 の 戦力 が どんな もんか 熟知 し と き たい 。 ||げんざい||せんりょく||||じゅくち||||

各自 持って る 忍 具 を 今 すべて チェック さ せ て くれ 。 かくじ|もって||おし|つぶさ||いま||ちぇっく||||

即 行 で 覚える 。 そく|ぎょう||おぼえる

何 か 質問 ある か ? なん||しつもん||

( リー ) 《 つい さっき 集め た ばかり の メンバー で |||あつめ||||めんばー|

最高 の フォーメーション を こんなに 早く … 》 さいこう|||||はやく

ねえ なら 最後 に ||さいご|

いちばん 大切 な こと を 言 っと く 。 |たいせつ||||げん||

サスケ は 俺 に とっちゃ あ 深い ダチ って わけ でも ねえ し さすけ||おれ||||ふかい||||||

別に 好き な ヤツ でも ねえ 。 べつに|すき||やつ||

けど サスケ は 同じ 木 ノ 葉 隠れ の 忍 だ 仲間 だ 。 |さすけ||おなじ|き||は|かくれ||おし||なかま|

だから 命懸け で 助ける 。 |いのちがけ||たすける

これ が 木 ノ 葉 流 だ 。 ||き||は|りゅう|

それ に いくら 俺 でも |||おれ|

めん どくさ がったり でき ねえ だ ろ う が よ 。

お前 ら の 命 預かって ん だ から よ 。 おまえ|||いのち|あずかって||||

ヘッ 少し は 中 忍 らしく なって る じゃ ねえ の 。 |すこし||なか|おし||||||

お前 も 。 おまえ|

( ネジ ) じゃあ 忍 具 を 確認 し しだい 行く ぞ 。 ねじ||おし|つぶさ||かくにん|||いく|

全員 忍 具 を 出せ 。 ぜんいん|おし|つぶさ||だせ

♪ ~

< サスケ は あんな ヤツ の 誘い に なんか 乗ら ねえ し さすけ|||やつ||さそい|||のら||

ん な こと し なく て も す っげ ぇ 強 ぇ ヤツ だって ば よ ! ||||||||||つよ||やつ|||

俺 が 保証 する ! > おれ||ほしょう|

《 チクショ ~ 何で だ ? サスケ ! 》 |なんで||さすけ

( シカマル ) よ ~ し ん じゃ 行く か 。 |||||いく|

≪ 待って ! ( 一同 ) あ ? まって|いちどう|

サクラ ちゃん ! さくら|

( シカマル ) 話 は 火影 様 から 聞い てる 。 |はなし||ほかげ|さま||ききい|

悪 ぃ が 任務 に は 連れ て け ねえ ぜ 。 あく|||にんむ|||つれ||||

お前 でも サスケ を 説得 でき なかった ん だ ろ ? おまえ||さすけ||せっとく|||||

えっ ?

あと は 力ずく で 俺 ら が 説得 する しか ねえ から な 。 ||ちからずく||おれ|||せっとく|||||

サクラ お前 の 出番 は 終わって る 。 さくら|おまえ||でばん||おわって|

って こと は サクラ ちゃん サスケ の ヤツ と … 。 |||さくら||さすけ||やつ|

( リー ) 《 サクラ さん … 》 |さくら|

♪ ~

ナルト … 。

あたし の 一生 の お 願い … 。 ||いっしょう|||ねがい

サスケ 君 を … さすけ|きみ|

サスケ 君 を 連れ戻し て ! さすけ|きみ||つれもどし|

私 に は ダメ だった … 。 わたくし|||だめ|

私 じゃ サスケ 君 を 止める こと が でき なかった ! わたくし||さすけ|きみ||とどめる||||

もう きっと サスケ 君 を 止める こと が … ||さすけ|きみ||とどめる||

救う こと が できる の は … すくう|||||

ナルト あんた だけ … 。

♪ ~

サクラ ちゃん は サスケ が 大好き だ から な 。 さくら|||さすけ||だいすき|||

今 サクラ ちゃん が ホント に 苦し ん でる って こと は いま|さくら|||ほんと||にがし|||||

痛い ほど 分かる って ば よ … 。 いたい||わかる|||

< サクラ お前 に 1 つ 聞い と き たい こと が ある > さくら|おまえ|||ききい||||||

< え ? > < ナルト … どう 思う ? > |||おもう

< 人 の 恋 路 の 邪魔者 が すっかり 板 に つい て き て じん||こい|じ||じゃまもの|||いた|||||

私 が 四苦八苦 し てる の を 楽し ん でる 。 わたくし||しくはっく|||||たのし||

ナルト は あたし の こと なんて 何一つ 分かって ない 。 ||||||なにひとつ|わかって|

ウザ い だけ よ >

( 泣き声 ) なきごえ

ナルト … ありがとう 。

サスケ は 絶対 俺 が 連れ て 帰る ! さすけ||ぜったい|おれ||つれ||かえる

一生 の 約束 だって ば よ ! いっしょう||やくそく|||

( 泣き声 ) なきごえ

《 いつも 私 の こと 分かって くれ て た 。 |わたくし|||わかって|||

いつも 私 を 助け て くれ た … 》 |わたくし||たすけ|||

♪ ~

《 ナルト ! 》

♪ ~

おいおい ナルト 。

そんな こと 言って ホント に 大丈夫 な の か ? お前 。 ||いって|ほんと||だいじょうぶ||||おまえ

ヘッ 自分 の こと ば は 曲げ ねえ ! |じぶん|||||まげ|

それ が 俺 の 忍 道 だい ! ||おれ||おし|どう|

よ ~ し ! さっさと 行く って ば よ ! |||いく|||

少し ばかり 時間 を ロス し ち まった 。 すこし||じかん||ろす|||

急ぐ ぞ 。 おう ! いそぐ||

♪ ~

ナルト 君 が ナイスガイ な ポーズ で 言った ん です 。 |きみ||||ぽーず||いった||

もう 大丈夫 です よ 。 |だいじょうぶ||

きっと … きっと うまく 行き ます 。 |||いき|

♪ ~

( 左 近 ) サスケ 様 この 辺り で いい でしょ う 。 ひだり|ちか|さすけ|さま||あたり||||

もう 木 ノ 葉 の 里 は 抜け まし た 。 |き||は||さと||ぬけ||

何 だ ? なん|

( 左 近 ) 実は 大 蛇 丸 様 から 仰せつかった ひだり|ちか|じつは|だい|へび|まる|さま||おおせつかった

大切 な こと が 1 つ あり ます 。 たいせつ||||||

だから 何 の 話 か 聞い てる 。 |なん||はなし||ききい|

♪ ~

( 左 近 ) フフフ … 。 ひだり|ちか|

( 多 由也 ) フッ 。 おお|よしや|

( 次郎 坊 ) ヘヘヘ … 。 じろう|ぼう|

( 鬼 童 丸 ) ヘヘヘ … 。 おに|わらべ|まる|

( 左 近 ) フフフ … 。 ひだり|ちか|

あなた に 一 度 死 ん で もらわ なきゃ なり ませ ん 。 ||ひと|たび|し|||||||

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ごく たま に

♪ 僕 たま に ぼく||

♪ 夢 に 破れる ひと の カケラ が ゆめ||やぶれる||||

♪ ヤマ の よう に 見える やま||||みえる

♪ ~

♪ 神様 に かみさま|

♪ 仏 様 に ふつ|さま|

♪ すがり 泣 い て いる ひと の カケラ が |なき|||||||

♪ ヤマ の よう に 見える やま||||みえる

♪ ~

♪ ダン ラン ダンス で ランデブー |らん|だんす||

♪ 俺 勝利 の ポ ー ズ だ ランダラン ( round around ) おれ|しょうり||||||||

♪ シェイク シェイク 探 そ う じゃ ない ||さが||||

♪ 終わら ない バイバイ の リズム で おわら||||りずむ|

♪ ~

♪ ヤマ の よう に 見える … やま||||みえる

♪ ~

♪ ヤマ の よう に 見える … やま||||みえる

♪ ヤマ の よう に 見える … やま||||みえる

♪ ヤマ の よう に 見える … やま||||みえる

( シカマル ) 〈 この 先 は わな や 待ち伏せ の 危険 が 高い 。 ||さき||||まちぶせ||きけん||たかい

五感 を フル に 使え 〉 〈 了解 〉 ごかん||ふる||つかえ|りょうかい

( シカマル ) 〈 やら れる 前 に 敵 を 見つける ん だ 〉 |||ぜん||てき||みつける||

〈 任せろ ! 〉 ( シカマル ) 〈 あと は 敵 の 痕跡 を … 〉 まかせろ||||てき||こんせき|

〈 おう ! 〉 ( シカマル ) 〈 って 聞い て ん の か ? 〉 |||ききい||||

〈 大丈夫 どんな 敵 だ ろ う が だいじょうぶ||てき||||

俺 の 新 技 で ボッコボコ に して やる って ば よ ! 〉 おれ||しん|わざ||||||||

( シカマル ) 〈 は ぁ ~ 説明 しよ う と し た 俺 が バカ だった ぜ 〉 |||せつめい||||||おれ||ばか||

( 六 花 ) 私 ずっと ここ に 来 て 確認 する まで むっ|か|わたくし||||らい||かくにん||

あなた の こと 葉月 君 だ と 思って た 。 |||はづき|きみ|||おもって|

一緒に 宿 に 泊まった の は 葉月 君 じゃ なかった ん だ 。 いっしょに|やど||とまった|||はづき|きみ||||