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進撃の巨人 2, Shingeki no Kyojin Season 2 (Attack on Titan Season 2) Episode 1

Shingeki no Kyojin Season 2 (Attack on Titan Season 2) Episode 1

その 壁 は 人々 に 100 年 の 安寧 の 時 を 過ごさ せ た

支配 さ れ て い た 恐怖 も

囚 われ て い た 屈辱 も 忘れ させ て

だが …

その 壁 が 巨人 に よって 破ら れ た 時

人類 の 戦い は 始まった

そして 兵士 民間 人 を 問わ ず 多大 な 犠牲 を 出し ながら も

人間 の 中 に 紛れ込 ん で いる 巨人 の 存在 を 知り

ついに その 一 人 で ある アニ ・ レオン ハート を 捕獲 する こと に 成功 し た の は

壁 が 破ら れ て から 5 年 目 の こと で ある

だが …

人類 の 次 なる 脅威 は この 時 既に 迫って い た

おい

あれ

巨人 ?

なん だ 壁 の 中 に

まさか

分 隊長 指示 を

なに ちょっと 待って

あれ は たまたま あそこ だけ に い た の ?

それとも … もし そう じゃ なきゃ

ニック 司祭

当てる な

あの 巨人 に 日光 を 当てる な

長雨

これ 以上 の 地獄 は ない だ ろ う と 信じ たかった

日 听

暁 されど 人類 最悪 の 日 は いつも 唐突 に 叔 叔

日 校

多 米

扉 を 叩く 音 は 絶え ず 酷 く 無 作法 で

長雨

歪 歪

招か れ た 最悪 の 日 は 悪夢 の よう に

過ぎ し 日 を 裏切る 者

奴 等 は 駆逐 す べき 敵 だ

あの 日 どんな 顔 に 瞳 で

俺 達 を 見つめ て い た

何 を 捨て れ ば 悪魔 を 凌げ る

命 さえ 魂 さえ 決して 惜しく など は ない

捧げよ 捧げよ 心臓 を 捧げよ

全て の 犠牲 は 今 この 時 の ため に

捧げよ 捧げよ 心臓 を 捧げよ

叔 叔

進む べき 未来 を その 手 で 切り 拓 け

壁 の 巨人 は とりあえず シート で 覆う こと に なり まし た

本格 的 な 作業 は 日没 後 行い ます

そう か

あの これ は 一体 どう 考え れ ば

壁 の 中 に 巨人 が いる など 想像 も

想像 し て い た 者 な ど い ない

知ら ない 者 と 知って い た 者 が いる だけ だ

一体 どう なって る ん だ

ここ で 巨人 と 戦闘 が 行わ れ た のに なんの 説明 も なし だ

まあ ね

でも 一 番 嫌 な の は さ

こん だけ 死 ん で ん の に 実は 理由 が あり ませ ん でし た って こと かな

さて そろそろ 話し て もらい ま しょ う か

この 巨人 は なん です か

なぜ 壁 の 中 に 巨人 が いる ん です か

そして なぜ あなた 方 は

それ を 黙って い た ん です か

私 は 忙しい

教会 も 信者 も めちゃくちゃ に さ れ た

貴 様 ら の せい だ

後 で 被害 額 を 請求 する

さあ 私 を 下 に 降ろせ

いい です よ

ここ から で いい です か

分 隊長

寄る な

ふざける な

お前 ら は われわれ 調査 兵 団 が 何の ため に 血 を 流し て いる か を 知って た か

巨人 に 奪わ れ た 自由 を 取り戻す ため だ

その ため なら 命 だって 惜しく なかった

いい か

お 願い は し て ない 命令 し た

話せ と

そして お前 が 無理 なら 次 だ

なん に せよ お前 一 人 の 命 じゃ 足りない と 思って いる

手 を … 放せ

今 放し て いい か

今 だ

わかった 死 ん で もら お う

ハンジ さん

私 を 殺し て 学ぶ が いい

われわれ は 必ず 使命 を 全う する

だから …

今 この 手 を 放せ

か … み … さま

うそ うそ 冗談

ねぇ ニック 司祭

壁 って 全部 巨人 で でき てる の ?

分 隊長

ああ いつの間にか 忘れ て た よ

こんな の 初めて 壁 の 外 に 出 た 時 以来 の 感覚 だ

怖い なぁ

早く エル ヴィン 団長 に 早く

ウォール ・ ローゼ に 巨人 が

こっか ら 南 行く と 俺 の 村 が 近い ん だ ぜ

私 の 故郷 も 近い です ね

く っそ ー なんで 帰っちゃ だめ な ん だ よ

夜 に 抜け出し て やろう か な

私 なんて まとも な 人間 に なる まで 帰って くる なって 言わ れ てる ん です よ

俺 は お前 み たい な チビ に 兵士 は 無理 だって 言わ れ て た

しかし 俺 は 天才 だった

10 番 内 の 成績 で 兵士 に なった

だから 村 に 帰って 見返し て や ん の さ

コニー お前 が 本気 なら 協力 する ぞ

あぁ なんで

おかしい と 思わ ねぇ か

なんで 私服 で 待機 な ん だ

「 兵 団 服 も 着る な 」 「 訓練 も する な 」 だ ぞ

さらに 疑問 な の は 上官 たち の 完全 武装 だ

ここ は 前線 でも ねぇ 壁 の 内側 だ ぜ

何と 戦う って ん だ

この 辺り は クマ が 出る から だ な

ええ クマ です ね

クマ なら 鉄砲 で いい だ ろ

足音 み たい な 地鳴り が 聞こえ ます

な に 言って ん だ サシャ

ここ に 巨人 が いる って 言い たい ん なら

そりゃ ウォール ・ ローゼ が 突破 さ れ た って こと だ ぞ

ミケ

トーマ 早 馬 を 出 せ

お前 を 含め て 4 騎

各 区 に 伝えろ

おそらく 104 期 調査 兵 団 の 中 に 巨人 は い なかった

南 より 巨人 多数 襲来

ウォール ・ ローゼ は 突破 さ れ た

本当 です

確かに 足音 が …

全員 いる か

ナナバ さん

500 m 南方 より 巨人 が 多数 接近

こっち に 向かって 歩 い てき てる

君 たち に 装備 さ せ てる 暇 は ない

直ちに 馬 に 乗り 付近 の 民家 や 集落 を 走り回って 避難 さ せ なさい

いい ね

南方 から …

壁 が 壊さ れ た って こと な の か

さ ぁ 動 い て

残念 だ けど 仕事 が 終わる まで 昼 飯 は お 預け だ

ミケ

前方 あの 一帯 に 9 体 いる

ウォール ・ ローゼ は 突破 さ れ て しまった

私 たち は 巨人 の 秘密 や 正体 に 一切 迫る こと も でき ない まま

この 日 を 迎え た

私 たち 人類 は …

負け た

いい や まだ だ

人 は 戦う こと を やめ た 時 初めて 敗北 する

戦い 続ける 限り は まだ 負け て ない

あの 巨人 たち が 林 まで 到達 し たら

一斉に 離散 する

それ まで に 4 つ の 班 を 構成 する

104 期 と 武装 兵 で 構成 し た 班 を

東西 南北 に 分ける

戦闘 は 可能 な 限り 回避 し 情報 の 拡散 に 努めよ

誰 か この 地域 に 詳しい 者 は いる か

は … はい

北 の 森 に 故郷 が あり ます

その 辺り の 地形 は 知って ます

あと コニー も

コニー ?

南 に …

南 に 俺 の 村 が あり ます

巨人 が 来 た 方向 に

近く の 村 を 案内 でき ます

その あと

俺 の 村 に 行か せ て ください

わかった

南 班 の 案内 は お前 に 任せ た ぞ

はい

コニー 俺 も 行く

多分 南 は 一 番 危険 だ

巨人 が いっぱい いる

何 言って ん だ さっき 抜け出し に 加担 する と 言った だ ろ

お前 は どう する ベルト ルト

もちろん 僕 も 行く よ

わかって る と 思う が

今日 は 人類 最悪 の 日 が 更新 さ れ た 日 だ

そして 人類 史 上 最も 忙しく 働く べき 時 が

今 だ

巨人 共 が 林 に 到達 し た ぞ

離散 せよ

最 高 速度 で 駆け抜けろ

なぜ だ

巨人 が 一斉に …

速い

追い つかれる

ゲルガ

南 班 は お前 に 任せ た

ミケ さん

り ょ … 了解

ミケ 分 隊長 が 囮 に なった の ?

一 人 じゃ 無理 だ 俺 も

ダメ だ

こっち も 人数 が 必要 だ

ミケ さん を 信じろ

調査 兵 団 で リヴァイ 兵 長 に 次ぐ 実力 者 だ

きっと うまく 切り抜け て 戻って くる

もう エレン

あんた また ケンカ し て き た の かい

あの 馬鹿 共 が けしかけ て き た ん だ

なめ られ て たまる か

それ で

また ミカサ に 助け て もらった ん だ ろ ?

ありがとう

エレン どんなに 相手 が 悪く て 憎たらしく て も ね

突っかかりゃ いい って もん じゃ ない ん だ よ

あんた は 男 だ ろ

たまに は 堪え て ミカサ を 守って 見せ な

それ …

落ち た ぞ

疲れ て ん だ ろ 部屋 行って 寝ろ よ

ごめん 平気

それ もう ボロボロ だ な

今度 支給 品 に 新しい の あったら もら っと い て やる よ

エレン ミカサ

大 変な こと に なった

巨人 が ウォール ・ ローゼ に

った く 休ま せ て くれ ねぇ な 巨人 共 は

行ける か

行く しか ない だ ろ

104 期 の 監視 に ミケ 分 隊長 が 当たった の は 正解 で し た ね

どうにか 持ち堪え られる か と

だ と いい が

あと 4 体

いや 潮時 だ

十分 時間 は 稼 い だ

ただ

気がかり な の は あの 奇 行 種

何 か 妙 だ

17 m 以上 ある の か

で かい

獣 の よう な 体 毛 で 覆わ れ て いる 巨人 など 初めて 見る

こちら に 近付く でも なく ああ やって 歩き回って る あたり

奇 行 種 に 違いない の だ ろ う が

よし よく 戻って き た

ここ で 夜 まで 耐える 必要 は な さ そう だ な

な っ

馬 を … 狙った ?

そんな の まさか

待て

えっ 俺 今 待て って 言った ろ う

その 武器 は なんて 言う ん です か

腰 に つけ た 飛び回る やつ

同じ 言語 の はず な ん だ が

怯え て それ どころ じゃ ない の か

つ ー か 剣 と か 使って ん の か

や っぱ うなじ に いる って こと は 知って ん だ ね

ま ぁ いい や

持って 帰れ ば

人 は 戦う こと を やめ た 時 初めて 敗北 する

戦い 続ける 限り は

まだ 負け て ない

もう 動 い て いい よ

や … や だ や だっ

やめ て ぇ

いや いや いや

や っぱ しゃべれ る じゃ ん

しっか し 面白い こと 考える な

いや いや いや いや やめ て い や

ウォール ・ ローゼ 内 に 突如 巨人 が 出現 し た

その 急報 を 伝える べく 各地 へ と 散って いく 104 期生 たち

エレン たち も 救援 の ため に 出発 する

そして 故郷 へ と 戻った サシャ は

自ら の 過去 と 向かい合う こと に なる の だった

次回 「 ただいま 」

Shingeki no Kyojin Season 2 (Attack on Titan Season 2) Episode 1 shingeki||kyojin|season|attack||titan|season|episode Shingeki no Kyojin Season 2 (Attack on Titan Season 2) Episode 1 Shingeki no Kyojin Season 2 (Attack on Titan Season 2) Episódio 1

その 壁 は 人々 に 100 年 の 安寧 の 時 を 過ごさ せ た |かべ||ひとびと||とし||あんねい||じ||すごさ||

支配 さ れ て い た 恐怖 も しはい||||||きょうふ| The fear that was under control

囚 われ て い た 屈辱 も 忘れ させ て しゅう|||||くつじょく||わすれ|さ せ|

だが …

その 壁 が 巨人 に よって 破ら れ た 時 |かべ||きょじん|||やぶら|||じ 当城墙被巨人推倒时

人類 の 戦い は 始まった じんるい||たたかい||はじまった The battle for mankind has begun. 人类的战争开始了

そして 兵士 民間 人 を 問わ ず 多大 な 犠牲 を 出し ながら も |へいし|みんかん|じん||とわ||ただい||ぎせい||だし|| |||||||多大な|||||| 尽管士兵和平民都伤亡惨重,

人間 の 中 に 紛れ込 ん で いる 巨人 の 存在 を 知り にんげん||なか||まぎれこ||||きょじん||そんざい||しり

ついに その 一 人 で ある アニ ・ レオン ハート を 捕獲 する こと に 成功 し た の は ||ひと|じん|||||はーと||ほかく||||せいこう||||

壁 が 破ら れ て から 5 年 目 の こと で ある かべ||やぶら||||とし|め||||

だが …

人類 の 次 なる 脅威 は この 時 既に 迫って い た じんるい||つぎ||きょうい|||じ|すでに|せまって|| ||||threat|||||||

おい

あれ

巨人 ? きょじん

なん だ 壁 の 中 に ||かべ||なか|

まさか

分 隊長 指示 を ぶん|たいちょう|しじ|

なに ちょっと 待って ||まって

あれ は たまたま あそこ だけ に い た の ? Did it happen to be there only?

それとも … もし そう じゃ なきゃ

ニック 司祭 |しさい

当てる な あてる|

あの 巨人 に 日光 を 当てる な |きょじん||にっこう||あてる| |||||当てる|

長雨 ながあめ

これ 以上 の 地獄 は ない だ ろ う と 信じ たかった |いじょう||じごく|||||||しんじ|

日 听 ひ|きん

暁 されど 人類 最悪 の 日 は いつも 唐突 に あかつき||じんるい|さいあく||ひ|||とうとつ| ||||||||突然| 叔 叔 しゅく|しゅく

日 校 ひ|こう

多 米 おお|べい

扉 を 叩く 音 は 絶え ず 酷 く 無 作法 で とびら||たたく|おと||たえ||こく||む|さほう| door|||||||||||

長雨 ながあめ

歪 歪 ひずみ|ひずみ

招か れ た 最悪 の 日 は 悪夢 の よう に まねか|||さいあく||ひ||あくむ|||

過ぎ し 日 を 裏切る 者 すぎ||ひ||うらぎる|もの ||||betrayer|

奴 等 は 駆逐 す べき 敵 だ やつ|とう||くちく|||てき| |||駆逐||||

あの 日 どんな 顔 に 瞳 で |ひ||かお||ひとみ| |||||eyes|

俺 達 を 見つめ て い た おれ|さとる||みつめ|||

何 を 捨て れ ば 悪魔 を 凌げ る なん||すて|||あくま||しのげ|

命 さえ 魂 さえ 決して 惜しく など は ない いのち||たましい||けっして|おしく|||

捧げよ 捧げよ 心臓 を 捧げよ ささげよ|ささげよ|しんぞう||ささげよ

全て の 犠牲 は 今 この 時 の ため に すべて||ぎせい||いま||じ|||

捧げよ 捧げよ 心臓 を 捧げよ ささげよ|ささげよ|しんぞう||ささげよ

叔 叔 しゅく|しゅく

進む べき 未来 を その 手 で 切り 拓 け すすむ||みらい|||て||きり|たく|

壁 の 巨人 は とりあえず シート で 覆う こと に なり まし た かべ||きょじん|||しーと||おおう|||||

本格 的 な 作業 は 日没 後 行い ます ほんかく|てき||さぎょう||にちぼつ|あと|おこない| |||||sunset|||

そう か

あの これ は 一体 どう 考え れ ば |||いったい||かんがえ||

壁 の 中 に 巨人 が いる など 想像 も かべ||なか||きょじん||||そうぞう|

想像 し て い た 者 な ど い ない そうぞう|||||もの||||

知ら ない 者 と 知って い た 者 が いる だけ だ しら||もの||しって|||もの||||

一体 どう なって る ん だ いったい|||||

ここ で 巨人 と 戦闘 が 行わ れ た のに なんの 説明 も なし だ ||きょじん||せんとう||おこなわ|||||せつめい|||

まあ ね

でも 一 番 嫌 な の は さ |ひと|ばん|いや||||

こん だけ 死 ん で ん の に 実は 理由 が あり ませ ん でし た って こと かな ||し||||||じつは|りゆう|||||||||

さて そろそろ 話し て もらい ま しょ う か ||はなし||||||

この 巨人 は なん です か |きょじん||||

なぜ 壁 の 中 に 巨人 が いる ん です か |かべ||なか||きょじん|||||

そして なぜ あなた 方 は |||かた|

それ を 黙って い た ん です か ||だまって|||||

私 は 忙しい わたくし||いそがしい

教会 も 信者 も めちゃくちゃ に さ れ た きょうかい||しんじゃ||||||

貴 様 ら の せい だ とうと|さま||||

後 で 被害 額 を 請求 する あと||ひがい|がく||せいきゅう|

さあ 私 を 下 に 降ろせ |わたくし||した||おろせ

いい です よ

ここ から で いい です か

分 隊長 ぶん|たいちょう

寄る な よる|

ふざける な don't joke|

お前 ら は われわれ 調査 兵 団 が 何の ため に 血 を 流し て いる か を 知って た か おまえ||||ちょうさ|つわもの|だん||なんの|||ち||ながし|||||しって||

巨人 に 奪わ れ た 自由 を 取り戻す ため だ きょじん||うばわ|||じゆう||とりもどす||

その ため なら 命 だって 惜しく なかった |||いのち||おしく|

いい か

お 願い は し て ない 命令 し た |ねがい|||||めいれい||

話せ と はなせ|

そして お前 が 無理 なら 次 だ |おまえ||むり||つぎ|

なん に せよ お前 一 人 の 命 じゃ 足りない と 思って いる |||おまえ|ひと|じん||いのち||たりない||おもって|

手 を … 放せ て||はなせ

今 放し て いい か いま|はなし|||

今 だ いま|

わかった 死 ん で もら お う |し||||| Okay, let's get dead

ハンジ さん

私 を 殺し て 学ぶ が いい わたくし||ころし||まなぶ||

われわれ は 必ず 使命 を 全う する ||かならず|しめい||まっとう| |||||全うする|

だから …

今 この 手 を 放せ いま||て||はなせ

か … み … さま

うそ うそ 冗談 ||じょうだん

ねぇ ニック 司祭 ||しさい

壁 って 全部 巨人 で でき てる の ? かべ||ぜんぶ|きょじん||||

分 隊長 ぶん|たいちょう

ああ いつの間にか 忘れ て た よ |いつのまにか|わすれ|||

こんな の 初めて 壁 の 外 に 出 た 時 以来 の 感覚 だ ||はじめて|かべ||がい||だ||じ|いらい||かんかく|

怖い なぁ こわい|

早く エル ヴィン 団長 に 早く はやく|||だんちょう||はやく

ウォール ・ ローゼ に 巨人 が |||きょじん| A giant on Wall Rose

こっか ら 南 行く と 俺 の 村 が 近い ん だ ぜ ||みなみ|いく||おれ||むら||ちかい|||

私 の 故郷 も 近い です ね わたくし||こきょう||ちかい||

く っそ ー なんで 帰っちゃ だめ な ん だ よ ||-||かえっちゃ|||||

夜 に 抜け出し て やろう か な よ||ぬけだし||||

私 なんて まとも な 人間 に なる まで 帰って くる なって 言わ れ てる ん です よ わたくし||||にんげん||||かえって|||いわ||||| ||まともな||||||||||||||

俺 は お前 み たい な チビ に 兵士 は 無理 だって 言わ れ て た おれ||おまえ||||||へいし||むり||いわ||| ||||||小さい|||||||||

しかし 俺 は 天才 だった |おれ||てんさい|

10 番 内 の 成績 で 兵士 に なった ばん|うち||せいせき||へいし||

だから 村 に 帰って 見返し て や ん の さ |むら||かえって|みかえし||||| ||||振り返って|||||

コニー お前 が 本気 なら 協力 する ぞ |おまえ||ほんき||きょうりょく||

あぁ なんで

おかしい と 思わ ねぇ か ||おもわ||

なんで 私服 で 待機 な ん だ |しふく||たいき|||

「 兵 団 服 も 着る な 」 「 訓練 も する な 」 だ ぞ つわもの|だん|ふく||きる||くんれん|||||

さらに 疑問 な の は 上官 たち の 完全 武装 だ |ぎもん||||じょうかん|||かんぜん|ぶそう| |||||上官|||||

ここ は 前線 でも ねぇ 壁 の 内側 だ ぜ ||ぜんせん|||かべ||うちがわ||

何と 戦う って ん だ なんと|たたかう|||

この 辺り は クマ が 出る から だ な |あたり||くま||でる|||

ええ クマ です ね |くま||

クマ なら 鉄砲 で いい だ ろ くま||てっぽう||||

足音 み たい な 地鳴り が 聞こえ ます あしおと||||じなり||きこえ| ||||rumbling|||

な に 言って ん だ サシャ ||いって|||

ここ に 巨人 が いる って 言い たい ん なら ||きょじん||||いい|||

そりゃ ウォール ・ ローゼ が 突破 さ れ た って こと だ ぞ ||||とっぱ|||||||

ミケ

トーマ 早 馬 を 出 せ |はや|うま||だ|

お前 を 含め て 4 騎 おまえ||ふくめ||き

各 区 に 伝えろ かく|く||つたえろ

おそらく 104 期 調査 兵 団 の 中 に 巨人 は い なかった |き|ちょうさ|つわもの|だん||なか||きょじん|||

南 より 巨人 多数 襲来 みなみ||きょじん|たすう|しゅうらい

ウォール ・ ローゼ は 突破 さ れ た |||とっぱ|||

本当 です ほんとう|

確かに 足音 が … たしかに|あしおと|

全員 いる か ぜんいん||

ナナバ さん

500 m 南方 より 巨人 が 多数 接近 |なんぽう||きょじん||たすう|せっきん

こっち に 向かって 歩 い てき てる ||むかって|ふ|||

君 たち に 装備 さ せ てる 暇 は ない きみ|||そうび||||いとま||

直ちに 馬 に 乗り 付近 の 民家 や 集落 を 走り回って 避難 さ せ なさい ただちに|うま||のり|ふきん||みんか||しゅうらく||はしりまわって|ひなん||| すぐに||||||||||||||

いい ね

南方 から … なんぽう|

壁 が 壊さ れ た って こと な の か かべ||こわさ|||||||

さ ぁ 動 い て ||どう||

残念 だ けど 仕事 が 終わる まで 昼 飯 は お 預け だ ざんねん|||しごと||おわる||ひる|めし|||あずけ| |||||||||||お預け|です

ミケ

前方 あの 一帯 に 9 体 いる ぜんぽう||いったい||からだ|

ウォール ・ ローゼ は 突破 さ れ て しまった |||とっぱ||||

私 たち は 巨人 の 秘密 や 正体 に 一切 迫る こと も でき ない まま わたくし|||きょじん||ひみつ||しょうたい||いっさい|せまる|||||

この 日 を 迎え た |ひ||むかえ|

私 たち 人類 は … わたくし||じんるい|

負け た まけ|

いい や まだ だ

人 は 戦う こと を やめ た 時 初めて 敗北 する じん||たたかう|||||じ|はじめて|はいぼく|

戦い 続ける 限り は まだ 負け て ない たたかい|つづける|かぎり|||まけ||

あの 巨人 たち が 林 まで 到達 し たら |きょじん|||りん||とうたつ||

一斉に 離散 する いっせいに|りさん| |散らばる|

それ まで に 4 つ の 班 を 構成 する |||||はん||こうせい| By then, make up four groups

104 期 と 武装 兵 で 構成 し た 班 を き||ぶそう|つわもの||こうせい|||はん|

東西 南北 に 分ける とうざい|なんぼく||わける

戦闘 は 可能 な 限り 回避 し 情報 の 拡散 に 努めよ せんとう||かのう||かぎり|かいひ||じょうほう||かくさん||つとめよ

誰 か この 地域 に 詳しい 者 は いる か だれ|||ちいき||くわしい|もの|||

は … はい

北 の 森 に 故郷 が あり ます きた||しげる||こきょう|||

その 辺り の 地形 は 知って ます |あたり||ちけい||しって|

あと コニー も

コニー ?

南 に … みなみ|

南 に 俺 の 村 が あり ます みなみ||おれ||むら|||

巨人 が 来 た 方向 に きょじん||らい||ほうこう|

近く の 村 を 案内 でき ます ちかく||むら||あんない|| We can guide you to nearby villages

その あと

俺 の 村 に 行か せ て ください おれ||むら||いか|||

わかった

南 班 の 案内 は お前 に 任せ た ぞ みなみ|はん||あんない||おまえ||まかせ||

はい

コニー 俺 も 行く |おれ||いく

多分 南 は 一 番 危険 だ たぶん|みなみ||ひと|ばん|きけん|

巨人 が いっぱい いる きょじん|||

何 言って ん だ さっき 抜け出し に 加担 する と 言った だ ろ なん|いって||||ぬけだし||かたん|||いった|| |||||抜け出し||協力|||||

お前 は どう する ベルト ルト おまえ||||べると|

もちろん 僕 も 行く よ |ぼく||いく|

わかって る と 思う が |||おもう|

今日 は 人類 最悪 の 日 が 更新 さ れ た 日 だ きょう||じんるい|さいあく||ひ||こうしん||||ひ|

そして 人類 史 上 最も 忙しく 働く べき 時 が |じんるい|し|うえ|もっとも|いそがしく|はたらく||じ|

今 だ いま|

巨人 共 が 林 に 到達 し た ぞ きょじん|とも||りん||とうたつ||| |||林|||||

離散 せよ りさん|

最 高 速度 で 駆け抜けろ さい|たか|そくど||かけぬけろ ||||run through

なぜ だ

巨人 が 一斉に … きょじん||いっせいに

速い はやい

追い つかれる おい|

ゲルガ

南 班 は お前 に 任せ た みなみ|はん||おまえ||まかせ|

ミケ さん

り ょ … 了解 ||りょうかい

ミケ 分 隊長 が 囮 に なった の ? |ぶん|たいちょう||おとり||| ||||囮|||

一 人 じゃ 無理 だ 俺 も ひと|じん||むり||おれ|

ダメ だ だめ|

こっち も 人数 が 必要 だ ||にんずう||ひつよう|

ミケ さん を 信じろ |||しんじろ

調査 兵 団 で リヴァイ 兵 長 に 次ぐ 実力 者 だ ちょうさ|つわもの|だん|||つわもの|ちょう||つぐ|じつりょく|もの|

きっと うまく 切り抜け て 戻って くる ||きりぬけ||もどって| ||切り抜ける|||

もう エレン

あんた また ケンカ し て き た の かい ||けんか|||||| you||||||||

あの 馬鹿 共 が けしかけ て き た ん だ |ばか|とも||||||| |idiots|||煽って|||||

なめ られ て たまる か な め|||| |||たまるか| Is it licked?

それ で

また ミカサ に 助け て もらった ん だ ろ ? |||たすけ|||||

ありがとう

エレン どんなに 相手 が 悪く て 憎たらしく て も ね ||あいて||わるく||にくたらしく||| ||||||憎いけれ|||

突っかかりゃ いい って もん じゃ ない ん だ よ つっかかりゃ|||||||| 突っかかる||||||||

あんた は 男 だ ろ ||おとこ||

たまに は 堪え て ミカサ を 守って 見せ な ||こらえ||||まもって|みせ| ||耐えて||||||

それ …

落ち た ぞ おち||

疲れ て ん だ ろ 部屋 行って 寝ろ よ つかれ|||||へや|おこなって|ねろ| I'm tired, go to the room and go to bed

ごめん 平気 |へいき |大丈夫

それ もう ボロボロ だ な ||ぼろぼろ||

今度 支給 品 に 新しい の あったら もら っと い て やる よ こんど|しきゅう|しな||あたらしい||||||||

エレン ミカサ

大 変な こと に なった だい|へんな|||

巨人 が ウォール ・ ローゼ に きょじん||||

った く 休ま せ て くれ ねぇ な 巨人 共 は ||やすま||||||きょじん|とも| Don't let me rest, the giants

行ける か いける|

行く しか ない だ ろ いく||||

104 期 の 監視 に ミケ 分 隊長 が 当たった の は 正解 で し た ね き||かんし|||ぶん|たいちょう||あたった|||せいかい|||| ||||||||当たった||||||| It was the correct answer that Captain Mike was hit by the monitoring of the 104th term.

どうにか 持ち堪え られる か と |もちこたえ||| どうにか|耐えられる|||

だ と いい が

あと 4 体 |からだ

いや 潮時 だ |しおどき| |時期|

十分 時間 は 稼 い だ じゅうぶん|じかん||かせ||

ただ

気がかり な の は あの 奇 行 種 きがかり|||||き|ぎょう|しゅ concern|||||||

何 か 妙 だ なん||たえ|

17 m 以上 ある の か |いじょう|||

で かい |かい

獣 の よう な 体 毛 で 覆わ れ て いる 巨人 など 初めて 見る けだもの||||からだ|け||おおわ||||きょじん||はじめて|みる

こちら に 近付く でも なく ああ やって 歩き回って る あたり ||ちかづく|||||あるきまわって||

奇 行 種 に 違いない の だ ろ う が き|ぎょう|しゅ||ちがいない|||||

よし よく 戻って き た ||もどって||

ここ で 夜 まで 耐える 必要 は な さ そう だ な ||よ||たえる|ひつよう||||||

な っ

馬 を … 狙った ? うま||ねらった ||狙った

そんな の まさか

待て まて

えっ 俺 今 待て って 言った ろ う |おれ|いま|まて||いった||

その 武器 は なんて 言う ん です か |ぶき|||いう|||

腰 に つけ た 飛び回る やつ こし||||とびまわる|

同じ 言語 の はず な ん だ が おなじ|げんご||||||

怯え て それ どころ じゃ ない の か おびえ||||||| fear|||||||

つ ー か 剣 と か 使って ん の か |-||けん|||つかって|||

や っぱ うなじ に いる って こと は 知って ん だ ね ||||||||しって||| ||うなじ||||||||| You know you're in the nape, right?

ま ぁ いい や

持って 帰れ ば もって|かえれ|

人 は 戦う こと を やめ た 時 初めて 敗北 する じん||たたかう|||||じ|はじめて|はいぼく|

戦い 続ける 限り は たたかい|つづける|かぎり|

まだ 負け て ない |まけ||

もう 動 い て いい よ |どう||||

や … や だ や だっ

やめ て ぇ

いや いや いや

や っぱ しゃべれ る じゃ ん

しっか し 面白い こと 考える な ||おもしろい||かんがえる|

いや いや いや いや やめ て い や

ウォール ・ ローゼ 内 に 突如 巨人 が 出現 し た ||うち||とつじょ|きょじん||しゅつげん|| ||||突然|||appeared||

その 急報 を 伝える べく 各地 へ と 散って いく 104 期生 たち |きゅうほう||つたえる||かくち|||ちって||きせい|

エレン たち も 救援 の ため に 出発 する |||きゅうえん||||しゅっぱつ|

そして 故郷 へ と 戻った サシャ は |こきょう|||もどった||

自ら の 過去 と 向かい合う こと に なる の だった おのずから||かこ||むかいあう||||| ||||向き合う|||||

次回 「 ただいま 」 じかい|