Fullmetal Alchemist Brotherhood Episode 02
錬金術 は 物質 を 理解 分解 再 構築 する 科学 なり
されど 万能 の 技 に は あら ず
無から 有 を 生ずる こと あた わ ず
何 か を 得よう と 欲すれば
必ず 同等の 代価 を 支払う もの なり
これ すなわち 錬金術 の 基本 等 価 交換 なり
錬金術 師 に 禁 忌 あり
そ は 人体 錬成 なり
これ 何 人 も 犯す こと なかれ
兄さん
リオール の 教主 の 噂 どう 思う
奇跡 の 業 なぁ
何も ない 空間 から 花 を 錬成 する って んだ ろ
単なる 手品 かも しれ ない が
もし そう で なければ
ああ ひょっとすると ひ ょっ と する かも しれ ない な
クセルクセス を 一夜 で 滅ぼした 天上 の 石
東 の 賢 者 に よって 封印 さ れた 大 エリクシル
呼び名 は いろいろ ある けど
つまり は 錬金術 を 強化 して くれる もの
それ が 賢 者 の 石
これ が あれば アル の 体 を 取り戻せる かも しれ ない のに
く っそ もっと 詳しく 書 い とけよ
アル
何 今度 こそ 当たり だ と いい な うん そう だ ね
エド アル
どこ
あら ま
また 父さん の 書斎 を 散らかして
あら ダメ よ そんな 所 に 落書き しちゃ
落書き じゃ ない よ 見て て
それ 錬金術 よ ね
父さん に 習った の
いない 人 に どう やって 習う の さ
本 読んだら 書いて あった よ
書いて あった って
やっちゃ いけない こと だった
そんな こと な いわ
すごい さすが 父さん の 子 ね
母さん みんな に 自慢 しちゃ おう
母さん が 褒めて くれる
それ が うれしくて オレ たち は 錬金術 に のめり込んだ
でも その 年 の 夏
はやり 病 に 見舞わ れて 母さん は 逝って しまった
兄ちゃん おなか すいた
寒い し 帰ろう よ
お 父さん が 帰って 来れば
あいつ の こと は 言う な
あんな ヤツ 父さん じゃ ない
お 母さん の お 葬式 に も 帰って 来 なかった んだ ぞ
お 母さん を 元 に 戻せ ない か な
でも 人間 を つくる の は やっちゃ いけない こと だって
本 に 書いて あった よ
だから 二 人 だけ の 秘密な
また ここ に 来て る
なんだ よ ウィンリィ
ばっ ちゃん が 言って たよ
死んだ 人 の こと を 思って 泣く と
その 涙 の 分 だけ あの世 で 死んだ 人 も 悲しむ って
泣いて なんか ねぇ よ
お前 こそ お 父さん と お 母さん しょっちゅう 出かけて る から
さみしくて 泣いて る くせ に
な 泣いて なんか ない わ よ
へ へ っ 本当 か なぁ
あんた なんか 心配 して 損した
私 より 遅かったら 飯 抜き だ から ね
なんだ よ そりゃ
待てよ
ああ っ 待って よ
いった だき ます
ほら エド も 牛乳 飲 ん じまい な
牛乳 嫌い
飲ま ない と チビ の まん まだ よ
誰 が チビ じゃ 寸 足らず ババア
なん だって この 豆 粒 チビ
ミニマムババア
マイクロチビ
アリンコサイズ
ミジンコサイズ
また 学校 で 関係ない 本 を 読んで
授業 ちゃん と 聞か なきゃ
うる せ ぇ なぁ
ねえ なん の 本 読んで る の
秘密
ウィンリィ に は 関係 ねぇ よ
ずるい いつも 二 人 で 秘密に して
じゃあ ねぇ
エド アル
今日 の 晩 ご飯 シチュー だって さ
やった
おう また あと で な
それにしても シチュー を 発明 した 人 は 偉大だ
牛乳 が 入って る のに あんなに うまい
なんだ よ それ
野菜 スープ に 牛乳 を 突っ込む っ つう 考え が すげ ぇよ
科学 者 に も そういう 発想 の 転換 が 必要だ な
そんな もんか なぁ
そう さ
人体 錬成 も きっと そういう 発想 が 必要な んだ よ
それ から オレ たち は 母さん を よみがえら せる ため に
人体 錬成 に ついて 調べ
錬金術 の 師匠 の もと で 腕 を 磨いた
何 年 も 何 年 も 掛かった けど
母さん の 笑顔 を 見 たい
母さん と また 楽しく 暮らし たい
その 思い で オレ たち は
出来た
水 35 リットル
炭素 20 キロ グラム
アンモニア 4 リットル
石灰 1.5 キロ グラム
燐 800 グラム
塩分 250 グラム
硝石 100 グラム
硫黄 80 グラム
フッ 素 7.5 グラム
鉄 5 グラム
珪素 3 グラム
よし 構築 式 を 書く ぞ
あと は 魂 の 情報 だ
いく ぞ アル
兄さん なんか 変だ よ
アル
まさか リバウンド
兄さん 兄さん
兄さん 兄さん
兄さん
アル
あれ オレ 何 して た んだ っけ
よう
誰 おお よくぞ 聞いて くれ ました オレ は お前たち が 世界 と 呼ぶ 存在
あるいは 宇宙
あるいは 神
あるいは 真理
あるいは 全
あるいは 一
そして オレ は お前 だ
ようこそ 身の程 知ら ず の バカ 野郎
うるさい な
お前 が 欲しがって た もの だ ろ
見せて やる よ
真理 を
ものすごい 量 の 情報 を 直接 頭 に ぶち 込ま れた みたいだった
やめろ 頭 が 割れる
分解 さ れる
イヤだ やめて くれ
やめて
頭 が 割れ そうだった
だけど 唐突に 理解 した
これ が 真理
母さん
どう だった
そう だ
オレ の 人体 錬成 理論 は 間違っちゃ い なかった
でも 足りない んだ
もう 少し 先 に オレ の 求めて いる もの が
人体 錬成 の 真理 が あった
お 願い だ もう 一 度 見せて くれ
ダメだ ね
これ だけ の 通行 料 だ と ここ まで しか 見せ られ ない
通行 料
そう 通行 料
等 価 交換 だ ろ 錬金術 師
くそ っ こんな こと が あって たまる か
こんな こんな はずじゃ
ちくしょう 持っていか れた ぁ
助けて 誰 か
母さん 母さん
ウソ だ 違う
こんな の
こんな の を 望んだ んじゃ ない
アル アルフォンス
アルフォンス アルフォンス
オレ の せい で
アルフォンス
ちくしょう ちくしょう
返せよ 弟 な んだ
足 だろう が 腕 だろう が
心臓 だろう が くれて やる
だから 返せよ
たった 一 人 の 弟 な んだ よ
よう まだ セントラル に いた の か
めでたく 東方 司令 部 に 帰れる こと に なった
そりゃ あご 苦労 さん
次に 来る ときゃ 准将 ぐらい に な っと け よ 大佐
簡単に 言う
ああ そう だ
帰る ん なら 先 に 渡し と こう
なんだ
アイザック · マクドゥーガル に 関する 最終 報告 書 だ
まだ お前 さん とこ に は 届いて ないだ ろ
「 シン 国 の 錬丹 術 」
そういう もの が ある らしい
正直 オレ に は さっぱり だ が 知って る か
いや 初耳 だ
ところで エルリック 兄弟 は どう して る
オレ は あいつ ら の 保護 者 じゃ ない
なあ なん だって エド を 国家 錬金術 師 に した んだ
まだ 子供 な んだ ぜ
軍 に いる 以上 いつか 地獄 を 見る は めに なる
オレ たち みたいに な
地獄 か
地獄 なら 見た さ 二 人 と も
もう 十分に な
中佐 裏 に も いま せ
これ は
どこ だ エルリック 兄弟 と やら は どこ に いる
うるさい よ デン
お 客 さん に は
ちょっと あんた 軍人 が いきなり なんだい
君 たち の 家 に 行った ぞ
なんだ あの 有様 は
何 を 作った
ごめんなさい 許して ください
ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい
君 は
驚き ました
優れた 錬金術 師 が いる と 聞いて 訪ねて きた のです が
まさか こんな 子供 が
不完全 と は いえ 人体 錬成 を 行い
魂 の 定着 まで 成し遂げる と は
国家 錬金術 師 に なる 資質 が 十分 あり ます
国家 錬金術 師 に なる と
有事 の 際 は 兵士 と して 働く こと に なり ます が
同時に さまざまな 特権 や 最高 レベル の 研究 が 可能 と なる のです
この 子 たち が 元 の 体 に 戻る 方法 も あるいは
この 子 が 血まみれで 転がり込んで 来た 後 に ね
私 は この 子 たち の 家 に 行った の さ
あれ は あれ は 人間 なんか じゃ なかった
あんな 恐ろしい もの を つくる の が 錬金術 な の かい
私 は 反対だ ね
また 地獄 を 見ろ って の かいこ の 子 たち に
どうぞ
あり が と
あの 少尉 さん
リザ で いい わ リザ · ホークアイ
よろしく ね
リザ さん は 人 を 撃った こと が ある の
ある わ
軍人 さん は 嫌い
父さん も 母さん も 戦場 に 連れて いか れて 殺さ れた から
その うえ エド と アル も 連れて いこう と して る
行く か どう か は あの 子 たち が 自分 で 決める こと よ
そう 自分 で 決める こと
強制 は し ない
ただ 私 は 可能 性 を 提示 する
進む の か とどまる の か
絶望 の まま 一生 を 終える か
可能 性 を 求めて 軍 に 頭 を 垂れる か
それ を 決める の は あの 子 たち 自身
そこ に 可能 性 が ある ならば
元 の 体 に 戻る ため に 前 に 進む べきだろう
たとえ それ が 泥 の 河 だった と して も
リザ さん は なぜ 軍人 に なった の
守る べき 人 が いる から
帰る ぞ
はい
じゃあ さよなら ね お嬢さん
ウィンリィ です
そう ウィンリィ ちゃん
また 会える と いい わ ね
来る でしょう か
来る さ
あの 少年 無気力な 目 を して ました けど
そう かね
あれ は 火 の ついた 目だ
後悔 し ない かい
うん もう 決めた こと だ から
手術 と リハビリ で どれ ぐらい 掛かる
だいたい 3 年 って とこ だ ね
1 年 だ
血 ヘド を 吐く こと に なる よ
アル もう 少し 我慢 して くれ な
オレ が 元 の 体 に 戻して やる
うん その とき は 兄さん の 体 も 一緒だ よ
もう 体 は 完ぺきだ ね
おう あと は 錬金術 だ
あれ 以来 使って ない から なぁ
そ っか 僕 の 魂 を 錬成 した とき 以来 なんだ
兄さん
おお ばっ ちり ばっ ちり
すごい よ 兄さん 錬成 陣 も なし に
師匠 と 同じ こと が できる ように なった んだ ね
アル も できる だ ろ
でき ない よ 兄さん
あれ を 見 なかった の か
あれ って
いや なんでもない
こら 私 の 機械 鎧 変形 さ せた わ ね
オレ の 頭 は 変形 して も いい の か よ
痛 っ った く
かわい げ の ねぇ 機械 オタ だ ぜ
かわい げ なくて 結構 機械 オタ 結構
私 あんた が 元 の 体 に 戻る まで
サポート する って 決めた んだ から
は あ
試験 を 見学 さ れる と は お 珍しい
何 12 歳 の 子供 が 来た と いう ので な 話 の 種 に 見て おこう と 思った のだ よ
おお 鋼 の 義 手 か
東部 の 内乱 で
ああ イシュヴァール に は 手 を 焼いた な うん
誰 バカ キング · ブラッドレイ 大 総統 閣下 だ さあ 試験 を 始めた まえ
錬成 陣 を 描く 道具 は 持って いる か
いら ない よ そんな もん
錬成 陣 も なし に
これ は なかなか
閣下
って いう ふうに 要人 暗殺 が ある かも しれ ない から さ
この 試験 方法 見直した 方 が いい んじゃ ない
なかなか 肝 が 据わって おる
だが 世界 の 広 さ を 知ら ぬ
残り の 試験 も 頑張り たまえ
若 すぎる 錬金術 師 よ
いつ 抜いた んだ よ
兄さん 試験 大丈夫 か なぁ
ねえ アル
うん なあ に
エド が 国家 錬金術 師 に なったら
この 村 出て いっちゃ う の
うん
これ が 国家 資格 の 証し
銀 時計
拝 命 証 と 細かい 規約 は これ っと
大 総統 も 随分 と また 皮肉な 銘 を
何 いや おめでとう これ で 君 も 晴れて 軍 の 狗 だ
大 総統 キング · ブラッドレイ の 名 に おいて
汝 エドワード · エルリック を 国家 錬金術 師 に 任命 し
銘 『 鋼 』 を 授ける
鋼 そう 国家 錬金術 師 に 与え られる 二 つ 名 君 が 背負う その 名 は
鋼 の 錬金術 師
いい ねぇ その 重 っ 苦しい 感じ
背負って やろう じゃ ねぇ の
兄さん そろそろ 着く よ
リオール か
あの 街 に アル の 体 を 元 に 戻す 手がかり が
賢 者 の 石
{ an 8 fad (600,600) pos (424,12) fsp -1 fs 22} 日本 语 字幕 录入 : FAYFAY
リオール の 街 を 訪れた エド と アル は
死者 の 復活 を 標榜 する 男 コーネロ と 出会う
{ an 8 fad (600,600) pos (424,08) fs 24} 漫游 字幕 组 { fsp -2 fnarial b 0 fs 22} http :// popgo . net / bbs
祈り 信じよ されば 救わ れ ん
そう 唱える コーネロ の 指 に
赤く 光る 賢 者 の 石 が あった
次回 鋼 の 錬金術 師
FULLMETAL ALCHEMIST
第 三 話 邪教 の 街
真実 から 目 を 背ける こと で 得 られる 幸せ と は