Kantai Collection Episode 5

再 編成 さい|へんせい

ああ

提督 から 正式 に 通達 が あった ていとく||せいしき||つうたつ||

第 三 水 雷 戦 隊 は 現 時点 を もって 解散 だい|みっ|すい|かみなり|いくさ|たい||げん|じてん|||かいさん

ほか の 艦 と ともに 新た な 艦隊 を 編成 する ||かん|||あらた||かんたい||へんせい|

艦隊 を … すべて かんたい||

そ … そんな

朝 の 光 眩 しく て あさ||ひかり|くら||

Wake up

言葉 も 無く て ただ 波 の 音 聞い て た ことば||なく|||なみ||おと|ききい||

記憶 の 意味 試さ れ て いる みたい に きおく||いみ|ためさ|||||

闇 の 中 でも 思い出す やみ||なか||おもいだす

前 に 進む ん だ 見て い て よ ぜん||すすむ|||みて|||

So repeat me we will be graduated

そんな 風 に 考え て い た の |かぜ||かんがえ||||

憧れ 抜 錨 未来 あこがれ|ぬき|いかり|みらい

絶望 喪失 別離 ぜつぼう|そうしつ|べつり

いく つ も の 悲しみ と 海 を 越え ||||かなしみ||うみ||こえ

たとえ 世界 の すべて が 海 色 に 溶け て も |せかい||||うみ|いろ||とけ||

きっと あなた の 声 が する |||こえ||

大丈夫 帰 ろ う って でも だいじょうぶ|かえ||||

世界 が すべて 反転 し て いる の なら せかい|||はんてん|||||

それ でも あなた と 真っ直ぐ に 前 を 見 て て ||||まっすぐ||ぜん||み||

今 願い 込め た 一撃 爆ぜ た いま|ねがい|こめ||いちげき|はぜ|

よ しっと

これ で 全部 だ ね ||ぜんぶ||

でも どうして 急に 再 編成 に なった ん だ ろ う ||きゅうに|さい|へんせい||||||

もし かして 私 の せい ？ ||わたくし||

う うん ほか の 艦隊 に も 解散 が 通達 さ れ た らしい し ||||かんたい|||かいさん||つうたつ|||||

次 は どこ の 艦隊 に なる っぽい かな つぎ||||かんたい||||

怖い 人 と 一緒 だったら どう しよ う こわい|じん||いっしょ||||

大丈夫 だ よ だいじょうぶ||

それ に また 一緒 の 艦隊 に なれる かも しれ ない し |||いっしょ||かんたい||||||

そ っ か そう だ よ ね

それどころか 赤木 先輩 と 一緒 の 艦隊 に なっちゃ っ たり する かも |あかぎ|せんぱい||いっしょ||かんたい||||||

ええ … あ 赤城 先輩 と ||あかぎ|せんぱい|

今日 は よく 頑張った わ ね 助かった わ きょう|||がんばった|||たすかった|

ありがとう ござい ます

それほど でも

吹雪 ちゃん ちょっと キモ い っぽい ふぶき|||||

じゃあ 明日 も 早い から もう 寝 ま しょ う |あした||はやい|||ね|||

うん そう だ ね

お やすみ - お やすみ なさい

ねえ 吹雪 ちゃん |ふぶき|

あの ね 睦月 こう やって 吹雪 ちゃん の 上 で 寝る の を 好き だった よ ||むつき|||ふぶき|||うえ||ねる|||すき||

安心 でき て あんしん||

うん 私 も |わたくし|

睦月 ちゃん の 下 だ と よく 眠れ た むつき|||した||||ねむれ|

ありがとう 一緒 の 艦隊 に なれ て 本当 に よかった |いっしょ||かんたい||||ほんとう||

あの ね

ちょっと だけ お 散歩 行か ない ？ |||さんぽ|いか|

うん 私 も そう 言 お う と 思って た |わたくし|||げん||||おもって|

きれい

月 が 明るい から だ ね つき||あかるい|||

川内 さん が 見 たら きっと 喜ぶ ね かわうち|||み|||よろこぶ|

夜 戦 だ あって よ|いくさ||

二 人 だけ ずるい っぽい ふた|じん|||

夕立 ちゃん ゆうだち|

寝 て た ん じゃ ない の ね||||||

最後 だって 思ったら ちょっと 眠れ なかった っぽい さいご||おもったら||ねむれ||

本当 ？ 夕立 ちゃん そんな こと 全然 気 に し て ない と 思って た ほんとう|ゆうだち||||ぜんぜん|き||||||おもって|

ひどい っぽい

二 人 が 寂し そう に する から 言え なかった だけ っぽい ふた|じん||さびし|||||いえ|||

ね 川内 さん たち まで |かわうち||| 夜 だ よ|

やっぱり 夜 は いい ね 血 が 騒ぐ よ |よ||||ち||さわぐ|

姉さん 夜 戦 に 来 た わけ じゃ ない です よ ねえさん|よ|いくさ||らい||||||

分かって る わかって|

手出し て ほら てだし||

別々 の 艦隊 に なって も べつべつ||かんたい|||

この 第 三 水 雷 戦 隊 で 培った 水 雷 魂 は ずっと 持ち 続け て いき ま しょ う |だい|みっ|すい|かみなり|いくさ|たい||つちかった|すい|かみなり|たましい|||もち|つづけ|||||

神 通 さん かみ|つう|

なんか 締まら ない な |しまら||

神 通 は まじめ すぎる ん だ よ ね かみ|つう|||||||

那珂 なか

はい

えっ と じゃあ

みんな 新た な 艦隊 に い て も 水 雷 魂 で 頑張って いく ぞ |あらた||かんたい|||||すい|かみなり|たましい||がんばって||

いき ま しょ う

次 軽 巡洋艦 夕張 つぎ|けい|じゅんようかん|ゆうばり

はい

どう しよ う

次 駆逐 艦 吹雪 つぎ|くちく|かん|ふぶき

は … はい

駆逐 艦 吹雪 参り まし た くちく|かん|ふぶき|まいり||

吹雪 ちゃん どう だった ふぶき|||

第 五 遊撃 部隊 だい|いつ|ゆうげき|ぶたい

すごい 新しく 結成 さ れ た 特別 艦隊 だ よ それ |あたらしく|けっせい||||とくべつ|かんたい|||

そう な の ？

睦月 ちゃん は ？ むつき||

私 は 第 四 艦隊 わたくし||だい|よっ|かんたい

そ っか

しょうがない よ しょうが ない|

演習 の 時 は これ から も 一緒 な ん だ し 頑張 ろ う えんしゅう||じ|||||いっしょ|||||がんば||

うん

じゃあ 私 こっち だ から |わたくし|||

そう だ よ ね 頑張ら なきゃ ||||がんばら|

えっ と

第 五 第 五 だい|いつ|だい|いつ

あった

緊張 する な きんちょう||

あの … こんにちは

それ で ね ここ に お 花 を 置 い たら いい と 思う の ||||||か||お|||||おもう|

それ で この 壁 に 私 と 北上 さん の 写真 を 貼って |||かべ||わたくし||ほくじょう|||しゃしん||はって

いい ん じゃ ない

でも また 大井 っち と 一緒 に なれる なんて 思って も い なかった よ ||おおい|||いっしょ||||おもって||||

運命 です うんめい|

何 が あって も 二 人 は 離れ られ ない 運命 な の よ なん||||ふた|じん||はなれ|||うんめい|||

あの …

そう そう それ で この ベッド だ けど |||||べっど||

あの …

こんにちは

あなた 確か 特 型 駆逐 艦 … |たしか|とく|かた|くちく|かん

部屋 を 間違え て いる みたい ね へや||まちがえ||||

ちょっと 案内 し て くる わ |あんない||||

何 の 用 かしら なん||よう|

いや 今日 から この 艦隊 に |きょう|||かんたい|

あなた の 部屋 は そっち よ ||へや|||

分かったら 邪魔 し ない で もらえ ます ？ わかったら|じゃま|||||

あ あの

大丈夫 だった ？ だいじょうぶ|

ええ 丁寧 に 案内 し て あげ た わ |ていねい||あんない|||||

あの …

つまり 提督 の 編成 が 気 に 入ら ない って こと ？ |ていとく||へんせい||き||はいら|||

いいえ 私 は ただ 五 航 戦 の 子 な ん か と 一緒 に なり たく ない と 言った だけ |わたくし|||いつ|わたる|いくさ||こ|||||いっしょ||||||いった|

ほう ずいぶん はっきり 言って くれる じゃ ない |||いって|||

嘘 は つき たく ない から うそ|||||

嘘 ？ つまり 一 航 戦 の ほう が 上 だ から うそ||ひと|わたる|いくさ||||うえ||

五 航 戦 の 私 と は 一緒 に なり たく ない って こと ？ いつ|わたる|いくさ||わたくし|||いっしょ||||||

そう よ それ が ？

ほう

あ … あの

瑞鶴 ずいかく

翔 鶴 姉 と|つる|あね

やめ なさい

加賀 さん は 一 航 戦 の 正規 空母 かが|||ひと|わたる|いくさ||せいき|くうぼ

私 たち より も 艦隊 に とって 重要 で 力 も 上 な の です よ わたくし||||かんたい|||じゅうよう||ちから||うえ||||

でも

いい この 前 の 戦い で 私 たち が 活躍 でき た の も ||ぜん||たたかい||わたくし|||かつやく||||

すべて 随伴 艦 の 皆さん が 頑張って くれ た おかげ な の よ |ずいはん|かん||みなさん||がんばって||||||

随伴 ？ ずいはん

無礼 申し訳 あり ませ ん で し た ぶれい|もうし わけ||||||

今後 と も 瑞鶴 を よろしく お 願い し ます こんご|||ずいかく||||ねがい||

頑張って ね がんばって|

よろしく お 願い し ます 随伴 艦 さん ||ねがい|||ずいはん|かん|

少し 腹 が 立ち まし た すこし|はら||たち||

それ で あなた は ？

えっ と 部屋 を 間違え まし た 失礼 し ます ||へや||まちがえ|||しつれい||

どう しよ う 入り たく なく て つい 嘘 つい ちゃ った |||はいり|||||うそ|||

Hey ぶ っき ー |||-

金剛 さん こんごう|

What どう し た んで ー す ？ |||||-|

あの 実 は 私 今度 この 艦隊 に 所属 に なった ん です が |み||わたくし|こんど||かんたい||しょぞく|||||

Wow Congratulation

私 も 一緒 です ね わたくし||いっしょ||

金剛 さん が ？ こんごう||

よろしく お 願い し ま ー す ||ねがい|||-|

金剛 さん が … こんごう||

よかった よかった よ

どう し た んで ー す ？ ||||-|

これ が No . 5 遊撃 部隊 です か |||ゆうげき|ぶたい||

Tea time に でも し ます か

早く 終わら せ て もらい ます ？ はやく|おわら||||

そろそろ 北上 さん と 食事 に 行き たい の で |ほくじょう|||しょくじ||いき|||

でも その 前 に ちゃんと 部屋 割り 決め なきゃ ||ぜん|||へや|わり|きめ|

はい

とりあえず 皆さん 荷物 も あり ます し |みなさん|にもつ||||

私 は 五 航 戦 の 子 と 別 の 部屋 に し て それ だけ わたくし||いつ|わたる|いくさ||こ||べつ||へや|||||

私 も 一 航 戦 と 一緒 は お 断り よ わたくし||ひと|わたる|いくさ||いっしょ|||ことわり|

言 っと き ます けど 私 と 北上 さん が 同じ 部屋 で なかった 場合 げん|||||わたくし||ほくじょう|||おなじ|へや|||ばあい

61 センチ 四 連 装 魚雷 が 黙って ませ ん けど いい です か せんち|よっ|れん|そう|ぎょらい||だまって||||||

い … いや でも

こりゃ あ なかなか funny な 艦隊 で ー す |||||かんたい||-|

こう なったら みんな 相撲 で winner を 決める と いい です ね |||すもう||||きめる||||

面白 がって る 場合 じゃ ない です よ おもしろ|||ばあい||||

と … とにかく

だめ だ

そんな こと が あった ん だ

大変 だった ね たいへん||

なんか 部屋 に い て も 落ち着か ない し |へや|||||おちつか||

みんな なんか ぴりぴり し てる し

金剛 さん は なんて ？ こんごう|||

何とか なる ね 暑 さ 寒 さ も 彼岸 まで ね なんとか|||あつ||さむ|||ひがん||

意味 分 かん ない よ いみ|ぶん|||

それ で 睦月 ちゃん の 艦隊 は どんな 感じ っぽい ？ ||むつき|||かんたい|||かんじ|

睦月 の 艦隊 に は 最上 さん が い て むつき||かんたい|||さいじょう||||

僕 で よけ れ ば いつ でも 教える よ ぼく|||||||おしえる|

いい な いい な いい な いい な

夕立 ちゃん は ？ ゆうだち||

夕立 は 那珂 ちゃん と 一緒 だった っぽく て ゆうだち||なか|||いっしょ|||

いい な いい な いい な いい な

楽し そう で よかった ね たのし||||

それ に 比べ て 私 は … ||くらべ||わたくし|

はい お 待た せ ||また|

いつも の 二 人 は ？ ||ふた|じん|

新しい 艦隊 の 親睦 会 が ある と か 言って あたらしい|かんたい||しんぼく|かい|||||いって

そ っか

まあ 元気 出し なさい よ |げんき|だし||

いらっしゃい

赤城 先輩 あかぎ|せんぱい

いつも の

はい

吹雪 さん 聞き まし た よ ふぶき||きき|||

加賀 さん と 同じ 艦隊 に なった ん です って かが|||おなじ|かんたい|||||

は … は い そう な ん です

正規 空母 の 先輩 と 同じ 艦隊 なんて 私 光栄 です せいき|くうぼ||せんぱい||おなじ|かんたい||わたくし|こうえい|

大丈夫 ？ だいじょうぶ

加賀 さん 五 航 戦 の 子 と 一緒 に なって 心外 だ と か 言って まし た けど かが||いつ|わたる|いくさ||こ||いっしょ|||しんがい||||いって|||

そう です か

そんな こと が あった ん です ね

私 あの 艦隊 が うまく 行く なんて とても 思え ない ん です わたくし||かんたい|||いく|||おもえ|||

司令 官 は どうして あんな 編成 に し た ん だ ろ う しれい|かん||||へんせい|||||||

わから ない ん です けど

おそらく FS 作戦 が 影響 し て いる ん じゃ な いか って ||さくせん||えいきょう||||||||

FS ？

ええ この 前 開始 さ れ た 反攻 作戦 の 正式 な 名前 よ ||ぜん|かいし||||はんこう|さくせん||せいしき||なまえ|

南方 に 確認 さ れ て いる 二 つ の 巨大 な 深海 棲 艦 の 棲 地 なんぽう||かくにん|||||ふた|||きょだい||しんかい|せい|かん||せい|ち

その 二 つ の 棲 地 を 繋ぐ 海路 を 分断 し 無力 化 する |ふた|||せい|ち||つなぐ|うなじ||ぶんだん||むりょく|か|

そう すれ ば 謎 に 包ま れて いる 深海 棲 艦 が どこ から 現れ |||なぞ||つつま|||しんかい|せい|かん||||あらわれ

何 を 目的 と し て いる か わかる かも しれ ない って そう 言わ れ て いる ん です なん||もくてき||||||||||||いわ|||||

ただ 作戦 を 成功 さ せる ため に は |さくせん||せいこう|||||

私 達 の 練 度 を 高め わたくし|さとる||ね|たび||たかめ

あらゆる 状況 に 対応 する 力 を 身 に つけ なけ れ ば なら ない |じょうきょう||たいおう||ちから||み|||||||

だから 司令 官 は |しれい|かん|

あくまで 推測 です けど |すいそく||

提督 が 何 の 意図 も なく 艦隊 を 編成 する こと は ない と 思う ん です ていとく||なん||いと|||かんたい||へんせい||||||おもう||

何 か 意味 が ある の よ なん||いみ||||

そう か そう です よ ね

そう だ よ きっと 何 か 意味 が ある ん だ ||||なん||いみ||||

周り を 羨ま し がって 落ち込 ん で いる 場合 じゃ ない まわり||うらやま|||おちこ||||ばあい||

頑張ら なきゃ がんばら|

それ は どういう 意味 |||いみ

頑張ら なきゃ がんばら|

早く 決め て くれる ？ はやく|きめ||

あの これ は 何 を … |||なん|

ぶ っき ー フラグシップ を 決め て い た の です ||-|||きめ|||||

旗 艦 です か き|かん||

そう な の

この 艦隊 で 一 番 旗 艦 に 向 い て いる の は 誰 か |かんたい||ひと|ばん|き|かん||むかい||||||だれ|

あなた は どう 思う |||おもう

えっ と えっ と えっ と

難しい です ね むずかしい||

なに よ それ

やはり 戦艦 で ある Me が 務め ます ね |せんかん|||||つとめ||

金剛 さん が ？ こんごう||

イェース

英国 帰り の 帰国 子女 が いきなり 務 まる の えいこく|かえり||きこく|しじょ|||つとむ||

私 は 辞退 し ます わたくし||じたい||

みんな の レベル に 合わせ た 指示 を 出す 自信 が ない で す ||れべる||あわせ||しじ||だす|じしん||||

わかった わ じゃあ 私 が やる わ |||わたくし|||

それ は 反対 ||はんたい

どうして よ

戦艦 と 空母 の 先輩 達 が ちゃんと し ない と 安 心して 戦え ない わ せんかん||くうぼ||せんぱい|さとる||||||やす|こころして|たたかえ||

北上 さん に 何 か あったら どう する ん です ほくじょう|||なん||||||

軽 巡 だ から って 私 達 に 任せ て じゃ ダメ よ けい|めぐり||||わたくし|さとる||まかせ|||だめ|

重 雷 装 巡洋艦 です そんな こと も わから ない の おも|かみなり|そう|じゅんようかん|||||||

甲板 胸 が かんぱん|むね|

甲板 ？ 今 なんて … かんぱん|いま|

あなた の よう な 未 発達 な 艦 に 旗 艦 は 務 ま ら ない わ ||||み|はったつ||かん||き|かん||つとむ||||

私 が やった ほう が マシ よ わたくし||||||

ええ 大井 っち が ？ |おおい||

嫌 だ な 旗 艦 だ と 標的 に さ れる こと も 多い だ ろ う し いや|||き|かん|||ひょうてき||||||おおい||||

北上 さん 私 の こと を そこ まで … ほくじょう||わたくし|||||

いい わ なら この 甲板 胸 に やらせ ま しょ う ||||かんぱん|むね|||||

待って 今 なんて 言った まって|いま||いった

あ あの …

わかった ね で は 試しに 一 人 ずつ 旗 艦 を やって み て ||||ためしに|ひと|じん||き|かん||||

MVP が フラグシップ に なる です

それ で いい ん じゃ ない

一 航 戦 と 五 航 戦 どれほど の 差 が ある かも わかる だ ろ う し ひと|わたる|いくさ||いつ|わたる|いくさ|||さ||||||||

そう ね 今後 の ため に も 自分 の 実力 は 知って おい た ほう が いい ||こんご|||||じぶん||じつりょく||しって|||||

では 決まり です ね |きまり||

ぶ っき ー 準備 を ||-|じゅんび|

さあ で は まず 私 から です ね ||||わたくし|||

行く です よ フォロー ミー いく|||ふぉろー|

失敗 し た です ね しっぱい||||

作戦 が 強引 すぎ ます さくせん||ごういん||

大井 っち 大丈夫 おおい||だいじょうぶ

だから 言った でしょ う |いった||

次 は 私 よ つぎ||わたくし|

空母 瑞鶴 抜 錨 し ます くうぼ|ずいかく|ぬき|いかり||

アウト レンジ で 決め た いわ ね あうと|れんじ||きめ|||

結果 は 同じ だった ね けっか||おなじ||

あんた が 指示 に 従わ ない から こう なった の よ ||しじ||したがわ||||||

明らか に 間違った 指示 に 従う わけ に は いか ない あきらか||まちがった|しじ||したがう|||||

やはり 五 航 戦 の 子 なんか に 任せ て おい た の が 間違い |いつ|わたる|いくさ||こ|||まかせ||||||まちがい

私 が やる わたくし||

やっぱり この レベル に 合わせる の は 難しかった よう ね ||れべる||あわせる|||むずかしかった||

初戦 で いきなり 中破 し た の は どこ の 誰 よ しょせん|||ちゅうは|||||||だれ|

じゃあ 次の 方 行く です ね |つぎの|かた|いく||

次 です ね つぎ||

どうして うまく 行か なかった ん だ ろ う ||いか|||||

指示 が Nothing で し た ね しじ||||||

私 と 北上 さん は 完璧 だった はず な のに わたくし||ほくじょう|||かんぺき||||

北上 中心 の 輪 形 陣 に 一体 何 の 意味 が あった ん でしょ う ほくじょう|ちゅうしん||りん|かた|じん||いったい|なん||いみ|||||

可愛い 兎 です か かわいい|うさぎ||

赤城 さん に 教わった の あかぎ|||おそわった|

入 渠 し て いる 時間 が 長い こと が 多い から はい|きょ||||じかん||ながい|||おおい|

要る ？ いる

赤城 先輩 が あかぎ|せんぱい|

こう なったら 提督 に 話し て くる ||ていとく||はなし||

こんな 状態 で 本格 的 な 反攻 作戦 に なったら |じょうたい||ほんかく|てき||はんこう|さくせん||

他の 艦隊 の 足 を 引っ張る だけ よ たの|かんたい||あし||ひっぱる||

編成 を 変え て もらう しか ない わ へんせい||かえ|||||

ファニー な 艦隊 です けど ね ||かんたい|||

ファニー か どう か じゃ ない でしょ う

そもそも 構成 さ れ て いる メンバー の バランス も 悪い し |こうせい|||||めんばー||ばらんす||わるい|

編成 の 再 編成 を 提督 に 進言 し た ほう が いい かも しれ ない へんせい||さい|へんせい||ていとく||しんげん||||||||

賛成 です さんせい|

待って ください まって|

何 よ 反対 な の なん||はんたい||

反対 って いう か はんたい|||

でも せっかく 新しい 艦隊 に なった ばかり な のに ||あたらしい|かんたい|||||

だからこそ 早い ほう が いい の よ |はやい|||||

どう し た って 分かり 合え ない 関係 って いう もの は 存在 する の ||||わかり|あえ||かんけい|||||そんざい||

そんな もの 同士 が 近く に い て も 互いに 辛い だけ でしょ う ||どうし||ちかく|||||たがいに|からい|||

でも

何 それ 可愛い わ ね なん||かわいい||

今度 作り 方 教え て よ こんど|つくり|かた|おしえ||

瑞鶴 さん ずいかく|

何 私 私 やっぱり この 艦隊 で 頑張り たい です なん|わたくし|わたくし|||かんたい||がんばり|| 始まる 前 に 諦める なんて やっぱり 嫌 です はじまる|ぜん||あきらめる|||いや|

吹雪 でも ふぶき|

あの

偵察 機 より 入電 ていさつ|き||にゅうでん

鎮守 府 近海 に 敵 深海 棲 艦 ちんじゅ|ふ|きんかい||てき|しんかい|せい|かん

雷 巡 チ 級 を 中心 と する 艦隊 を 発見 かみなり|めぐり||きゅう||ちゅうしん|||かんたい||はっけん

鎮守 府 目指し て 北上 中 です ちんじゅ|ふ|まなざし||ほくじょう|なか|

第 五 遊撃 部隊 は 直ちに 出撃 し これ を 速やか に 駆逐 せよ だい|いつ|ゆうげき|ぶたい||ただちに|しゅつげき||||すみやか||くちく|

エネミー は どこ です か

雷 巡 数 隻 って 言って た わ よ ね かみなり|めぐり|すう|せき||いって||||

楽勝 じゃ ない の らくしょう|||

北上 さん 一気に 片付け て き ま しょ う ほくじょう||いっきに|かたづけ|||||

待って よ 私 も 行く まって||わたくし||いく

待って ください まって|

敵 の 戦力 に 関わら ず てき||せんりょく||かかわら|

艦隊 と して 規律 を 持って 戦う こと が 大切 だって かんたい|||きりつ||もって|たたかう|||たいせつ|

いつも 演習 で 教わって き ませ ん でし た か |えんしゅう||おそわって||||||

じゃあ どう しろ と 言う の ||||いう|

瑞鶴 さん と 加賀 さん は まず 索敵 を ずいかく|||かが||||さくてき|

索敵 ？ たった 数 隻 の 敵 に ？ さくてき||すう|せき||てき|

私 まで ？ わたくし|

だからこそ ちゃんと し た ほう が いい と 思う ん です ||||||||おもう||

わかった わ

大井 さん と 北上 さん は 左舷 雷 撃 戦 の 用意 を おおい|||ほくじょう|||さげん|かみなり|う|いくさ||ようい|

そう だ ね わかった

北上 さん ほくじょう|

でも 誰 が 前 に 出る の |だれ||ぜん||でる|

私 が 行き ます わたくし||いき|

私 が 引きつけ ます から みんな で 攻撃 を わたくし||ひきつけ|||||こうげき|

敵 艦 見 ゆ てき|かん|み|

行き ます いき|

撃ち ます ファイヤー うち||

Shit

大井 っち おおい|

北上 さん ほくじょう|

やった

き 旗 艦 ？ |き|かん

そう です ぶ っき ー で 決まり です ね ||||-||きまり||

ちょっと 待って ください |まって|

聞い た こ と ない です よ 駆逐 艦 の 旗 艦 なんて ききい|||||||くちく|かん||き|かん|

私 も 思った ん だ けど さ わたくし||おもった||||

空母 雷 巡 が 2 杯 ずつ に 戦艦 と 駆逐 艦 が 1 杯 くうぼ|かみなり|めぐり||さかずき|||せんかん||くちく|かん||さかずき

本来 なら 絶対 に あり え ない 編成 ほんらい||ぜったい|||||へんせい

なら むしろ 旗 艦 も あり え ない ほう が いい ん じゃ ない って 話 に なった の ||き|かん||||||||||||はなし|||

で でも

ご ちゃ ご ちゃ 言わ ない で やって みる です ね ||||いわ||||||

One thousand の 道 も One step から です |||どう|||||

わけ わかり ませ ん けど

本当 に これ で 良かった の か な ほんとう||||よかった|||

ティー タイム は まだ です か |たいむ||||

静か に し て とっとと 寝 て ください しずか|||||ね||

良かった ん だ よ ね よかった||||

吹雪 ふぶき

さっき の これ 作り 方 教え て よ |||つくり|かた|おしえ||

じゃあ 加賀 さん に 聞い て ください これ 加賀 さん が 作った ん です |かが|||ききい||||かが|||つくった||

教え て もらって も いい です か おしえ||||||

ええ ちょっと 待 っ … ||ま|

別に いい けど べつに||

行き ま しょ う いき|||

狭い せまい

いい ん です

瑞鶴 さん も 早く 来 て ください ずいかく|||はやく|らい||

ほら 早く |はやく

ちょっと 待って よ |まって|

狭い せまい

瑞鶴 さん もう ちょっと こっち に ずいかく|||||

近い ちかい

届け 届け とどけ|とどけ

思い よ 届け おもい||とどけ

そう 「 あの 日 」 「 笑顔 」 「 私 の 願い 」 すべて ||ひ|えがお|わたくし||ねがい|

君 と 優しい 時間 へ と 届け きみ||やさしい|じかん|||とどけ

海 の 青 広 がる 赤 煉瓦 その 向こう に うみ||あお|ひろ||あか|れんが||むこう|

ねえ

光る 磯 波 越え 叢雲 の 空 眩 し ひかる|いそ|なみ|こえ|むらくも||から|くら|

言葉 選 ん で 瞳 伏せ て も ことば|せん|||ひとみ|ふせ||

見え ない 明日 も 君 も 笑顔 みえ||あした||きみ||えがお

白く 白く 吹雪 の よう な しろく|しろく|ふぶき|||

そう 出会う 前 から 分かって た この 思い |であう|ぜん||わかって|||おもい

今 なら もっと ずっと 強く いま||||つよく

強く 強く 願い を 強く つよく|つよく|ねがい||つよく

繋ぐ よ その 手 を 感じ て 明日 を つなぐ|||て||かんじ||あした|

信じる 優しい 未来 へ と 届け しんじる|やさしい|みらい|||とどけ