コードギアス 反逆 の ルルーシュ 続編 (17)
世界 は 動き 行く
ゼロ が 起こした 奇跡 に よって
世界 は 生まれ 行く
ゼロ が 示した 行動 に よって
そう 今 世界 は 次の あり かた に 進もう と して いる
数多 の 欲 と 感情 の うねり と ともに
ゼロ は 進ま ねば なら ない
時 を 刻む 針 を 止め ない ため に も
約束 通り 一 人 できた が
どういう こと な んだ ? ジェレミア くん
コーネリア 皇女 殿下 の 消息 を
私 だけ に 伝え ねば なら ない と いう の は ?
カゴシマ 沿岸 に 黒 の 騎士 団 が むかって きて い ます
しかし ご 安心 ください
わが ブリタニア は ナイトオブワン
ヴァルトシュタイン 卿 の 指揮 の もと
ここ は すでに ブリタニア の 領土 !
一 兵 たり と も 上陸 さ せる な !
敵 は わが 策 に はまった
天 英 へ の 方角 が 手薄に なる はずだ
上陸 部隊 を とりつか せよ !
ヤマグチ に 敵 軍 が むかって い ます !
ガルシア 隊 全滅
黒 の 騎士 団 め これほど の 戦力 を
国土 絶対 防衛 線 を 維持 しよう に も
東 中華 海戦 で シンクー に 押し切ら れた 以上
うろたえる な !
この エリア 11 さえ 守り切れば
オデュッセウス 殿下 を はじめ と する 全て の 皇族
その 軍隊 も 超 合 集 国領 に 雪崩れ込む
他の ナイトオブラウンズ も 全て 最 前線 に 出て いる
逆に 言う と 日本 を 解放 すれば
ブリタニア の 植民 エリア は 次々 と 決起 し ます
世界 地図 が 塗り 替わる のです
つまり は
ここ が 天王山
もう 8 年 も 前 に なる の か
おれ と ナナリー が この 枢木 神社 に あずけ られた
そこ で
どう だ ブリキ 野郎 め
ブリキ 野郎 : ブリタニア 人 に 対する 侮 蔑 の 言葉 。
おれ を なめる な !
はじめて スザク と 出会った
助け たい 人間 を 助ける のに 理由 なんて いる もんか
昔 から 融通 の きか ない やつで
でも だ から こそ おまえ は
俺 の 生まれて 初めて の 友達 に なった
だから スザク
俺 は お前 に 賭けて みよう と 思う
もし お前 が 俺 を 受け入れる なら
たりない なあ この 程度 の いけにえ で はん ?
ブリタニア の 吸 血 鬼 が !
同時に いく ぞ !
おお !
六角 突貫 陣 !
な なに ?
質問 お前 の 大事な もの は 何 だ ?
やめろ
そう だ 命 だ !
やめて くれ !
シンクー 様 左翼 が くずれ ます
異常な 突破 力 の ナイトメア が 一 機
インディラ 隊 を 援護 に まわせ
左翼 は 全体 に 後退 し つつ あの 機体 を 孤立 さ せよ !
はい
シュナイゼル 皇子 は トウキョウ に とどまって いる はずです が
おそれる こと は ない よ
キュウシュウ に は 帝国 最強 の 騎士 ナイトオブワン が いる
我ら は トウキョウ に 構え
諸 外国 に これ が 小さな 紛争 に すぎ ない と 印象づけよう
イエス ! ユアハイネス !
大丈夫だ よ ナナリー
この 戦い は すぐに 終わる と 思う よ
私 の 読み 筋 が たしか なら ね
ナガサキ に 現れた 伏兵 は グランサム ヴァルキリエ 隊 が 排除 し ました
シマネ へ 増 援部 隊 を まわせ ます
正面 ウォーリー 卿 に も 援護 さ せろ
カリム 卿 は 後退 して ラスコー 卿 と 合流 再 編成 を
敵 の 攻勢 も 息切れ して きた ようです
ヴァルトシュタイン 様 が 出撃 さ れれば
一気に 決まり ましょう
そう かな
は ?
軽 すぎる よ ゼロ の 作戦 に して は
ギャラハッド 発進 し ます
第 一 特装 は 援護 を
ギャラハッド 発進 !
一 人 で 来た の か ?
約束 だ から な
よく 来 られた ね ?
状況 に よって 31 の ルート が 設定 して ある
特に ブリタニア は 皇族 関連 の ルート が 緩い から
違う よ ルルーシュ
よく 僕 の 前 に 顔 が 出せる な
そういう 意味 だ
約束 だ から ?
今さら 君 の 約束 が 信じ られる わけ ないだ ろ ?
だったら なぜ おまえ も ひと り で ここ に きた んだ ?
おまえ だって
これ 以上 嘘 は つき たく ない から
ナナリー に 嘘 を ついた
君 と 同じ ように 最低だ !
何 が 友達 だ ずっと 僕 を 裏切って いた くせ に !
僕 だけ じゃ ない
生徒 会 の みんな も ナナリー も ユフィ だって !
くっ
いい んです か ? 藤 堂 さん
僕ら は このまま で
ゼロ から の 連絡 は まだ きて い ない
でも ナイトオブラウンズ が でて きて いる と の こと です から
いくら シンクー 総 司令 でも
ゼロ を 信じろ
信じ られ ませ ん !
勝手に オレンジ と か ロロ と か いう やつ を 仲間 に したり
秘密に して いる こと が 多 すぎ ませ ん か ?
この 間 も 極秘 で 木下 たち を つかって
ゼロ は 今 の 我々 に とって 必要な 才能
扇 たち と 何度 も 話し合った こと だろう
じゃあ 日本 を 解放 したら
その先 は どう なる んです か ?
扇 と ディートハルト は どうした ?
さあ ~
俺 を 脅して 何 を さ せる つもりだ ?
脅し ?
いえいえ 今 まで どおり 黒 の 騎士 団 の 一員 と して 働いて もらい たい のです
どういう 意味 だ ?
私 は ゼロ の 邪魔 を し ないで ほしい だけ な んです よ
なぜ だ ? 俺 の かわり なんて いくら でも
あなた の 存在 は 平凡である から こそ 価値 が ある
組織 と いう もの は 太陽 ばかり で は 立ち行か ぬ もの です
確かめ たい 君 が ユフィ に ギアス を かけた の か ?
ああ
日本 人 を 虐殺 しろ と ?
俺 が 命じた
なぜ そんな ギアス を ? 答えろ !
日本 人 を 決起 さ せる ため だ
行政 特区 日本 が 成立 すれば 黒 の 騎士 団 は 崩壊 して いた
シャーリー が 死んだ の は
俺 の せい だ
人間 じゃ ない
君 に とって は シャーリー も ユフィ も
野望 の ため の 駒 に すぎ ない の か ?
そう だ すべて の 罪 は 俺 に ある
だが ナナリー は 関係ない !
卑怯 だ !
ナナリー を だし に して
スザク すまない
それ で お 兄 様 ったら 私 の ため に ずっと サンタ さん の 物まね を して くれて
優しい 兄 の 顔 と ゼロ の 仮面
どっち が 本当の ルルーシュ な の
あれ ? ここ に も きて ない か
スザク こっち に こ なかった か ?
くる はず ない でしょ
本 軍 の 部隊 を 左翼 に 投入
二 次 突撃 の 用意 を
貴 公 が 指揮 官 だ な
頭 を つぶし に きた か
戦術 の 基本 で は ある が
これ ぞ エクスカリバー
皇帝 陛下 自ら 名付け られた 聖 剣 なり
俺 は 今 生まれて 初めて 人 に 頭 を 下げて いる
恥 も 外聞 も ない
これ 以上 は 何も いら ない ギアス だって
だから ナナリー を 助けて くれ ! 頼む !
今に なって なんだ それ は ?!
許さ れる と 思って いる の か ?
こんな こと で !
思わ ない
でも 今 の お 俺 に は これ しか
ナナリー を 救う に は おまえ に すがる しか ない んだ !
僕 が 俺 が 許す と 思う の か ?
みんな が 許す と 思って いる の か ?!
お前 に 惑わさ れた 人 たち が
死んで いった 人 たち が !
ユフィ だって !
今さら あやまる ぐらい なら
ユフィ を 生き返ら せろ !
今 すぐだ !
お前 の 悪意 で 世界 を 救って みせろ !
今 すぐに !
君 は 奇跡 を 起こす 男 ゼロ なんだ ろ ?!
奇跡 なんて ない
すべて は 計算 と 演出
ゼロ と いう 仮面 は 記号 な んだ
嘘 を つく ため の 装置 に すぎ ない
何 が 装置 だ そんな 言い訳 が 通る と 思う の か ?
嘘 だ と いう の なら 最後 まで つきとおせ !
しかし 過去 に は 戻れ ない !
やり 直す こと は でき ない んだ !!
く !
答えろ ルルーシュ !
なぜ 俺 に 生きろ と ギアス を かけた ?!
なぜ だ !?
お前 が 命じた 生きろ と いう ギアス は
俺 の 信念 を ゆがま せた
なぜ そんな 呪い を かけた ?
俺 が 生き残り たかった から だ
クロヴィス 殿下 暗殺 の 罪 に 問わ れた 俺 を 助けた の は ?
日本 人 を 信用 さ せる ため だ
ホテルジャック から 生徒 会 の みんな を 救った の は ?
黒 の 騎士 団 の デビュー に 利用 できる と 思った から だ
その 目 知っている
秘密 を し まい込んで 罰 を 受けて いる 眼 だ
だから 俺 は ブリタニア 軍 に 入った
償う ため 悲劇 を 繰り返さ ない ため
嘘 だ な
ルルーシュ 君 の 嘘 を 償う 方法 は 一 つ
その 嘘 を 本当に して しまえば いい
君 は 正義 の 味方 だ と 嘘 を ついた な
だったら 本当に 正義 の 味方 に なって みろ
ついた 嘘 に は 最後 まで
しかし どう すれば ?
この 戦い を 終わら せる んだ
君 が ゼロ なら いや ゼロ に しか でき ない こと だ
世界 が 平和に みんな が 幸せに なる やり 方 で
そう すれば ナナリー を
助けて くれる ?
ナナリー の ため に もう 一 度 君 と
すまない
お前 と なら どんな こと でも
これ は ?!
そこ まで だ ! ゼロ
すでに 正体 は 知ら れて いる ぞ
ご ぶじです か ? 枢木 卿
おさがり ください
スザク おまえ はじめ から !
待って くれ !
立派な 功績 を あげ られた わ ね 枢木 卿
これ で 戦争 は おわった わ
そう か 俺 を また 売り払う つもりで
裏切った な スザク !
俺 を 裏切った な ぁぁ !
最近 スザク の 様子 が おかしい から さ
こんな の でも 息抜き に なる かな ~ と 思って
これ が 生徒 会 室 ?
ああ ロッカー の 奥 に 大事 そうに しまって あった よ
ところどころ ぬけて いる けど さ
君 と
まあ テロリスト と 仲良く して いる 様子 を あまり 残す わけに も いか なかった の かも なあ
でも みんな は さ
そう か あいつ
こんな 顔 も する んだ な
え スザク が こんなふうに 笑う と こ みた こと ない よ ああ
なあ
何 ?
君 は ブリタニア 人 と イレヴン の ハーフ だ
紅 月 で は なく シュタットフェルト の 名 を 選べば
いい 暮らし が できた だろう
その 気 に なれば ナイトオブラウンズ に だって
何 が 言い たい の ?
だから こっち に 戻って くる 気 は ない かって こと
ブラッドリー 卿 ! お やめ ください !
そこ まで 被弾 して いる 以上 後 は 沈む だけ だ ろ
なら この ルキアーノ が 有効 活用 して やる よ
一気に 決める !
味方 の 艦艇 を 武器 に する と は
砲撃 し つつ 全 速 後退
ダメです ! まにあい ませ ん !
どこ へ 行き つもり かな
ほう よき 使い 手 だ
よし この 位置 取り で
なるほど わが 剣 戟 を 自ら 受け
次の 攻撃 に つなげた か
シンクー と いう 男 麒麟 児 と の うわさ は 真 であった な
シンクー 総 司令 が 負傷 さ れた ようです
タオロンバー 後退 し ます
作戦 指揮 は 参謀 長 の ジョウ チャンリン に 移行
まだ な の か ゼロ
ゼロ の 正体 が 本当に 学生 と は
ギルフォード !
悲しい ね
皇族 殺し の ゼロ その 正体 が 我が 弟 と は
なんという 悲劇 か
兄 上
だが ルルーシュ
皇帝 陛下 に は 私 から とりなそう
もちろん お とがめ なし と は いか ない だろう けど
命 だけ は すくって やれる かも しれ ない
憐れむ つもりです か 俺 を !
そ それ じゃ
そう すべて シュナイゼル 殿下 の ご 命令 よ
あなた を つければ その先 に ゼロ が いる と ね
殿下 は 気付いて おら れた の よ
あなた と ゼロ は ただならぬ 関係 だ と ね
ルルーシュ
私 は 今 でも 君 の 兄 の つもりだ よ
悪い ように は し ない
私 を 信じて くれ ない か ?
信じる ?
そう だ 君 の 兄 を
残念です が 兄 上
私 は もう 信じる こと は やめた のです
友情 は 裏切ら れた から
ギルフォード 卿
誰 だ ? オレンジ で は ない な
待ち たまえ お 願い し たい こと が ある だけ だ
わかった 何 を すれば いい ?
何 簡単な こと だ
私 が この ポーズ を とったら
その 瞬間 から 君 は 私 を コーネリア と 認識 する んだ
そして
コ コーネリア 皇女 殿下 !
我が 騎士 ギルフォード よ
我 を 助けよ !
イエス ! ユアハイネス !
よくぞ 気づいて くれた ギルフォード !
ギルフォード 卿 ! いったい なに を !
おまえたち こそ ! 主君 を とらえる と は 乱心 した か ?!
ギルフォード 卿 まで
やはり 信じる しか ない か
姫 様 ひとまず この 場 は !
ルルーシュ !
さらば だ 俺 の 最初で 最後 の 友 よ
ルルーシューー !
信じ られ ませ ん ギルフォード 卿 が 寝返る なんて
本当です か !
ここ で 待機 って
うん シュナイゼル 殿下 から の 指示 で ね
ゼロ が あらわれた って きいた んです けど
私 たち も し ら さ れて い なくて
何 か たいへんな こと が わかった らしい んだ けど
確かめ たい 君 が ユフィ に ギアス を かけた の か
君 なら ギルフォード 卿 が 寝返った 理由 も わかる んじゃ ない の かい ?
かつて 君 が 神 根 島 で とった 行動 の 理由 も
い 今 は ゼロ を おう べきで は ない でしょう か
私 たち に は とても 大事な 情報 が 欠けて いる わ
あなた が 知っている 情報 が
ワイアード C 反応 確認
同期 とれ ました
ラグナレク バックアップ
復帰 し ます
ギルフォード このまま トウキョウ 租界 に むかう
イエス ユアハイネス
枢木 スザク
君 は 誰 だ ? 日本 人 名誉 ブリタニア 人
ナイトオブセブン
それとも 枢木 玄 武 首相 の 息子 ?
ルルーシュ の 友達 ユーフェミア の 騎士
君 が 話して くれ なければ
私 たち みんな は アンフェアな 戦い に 身 を 投じ ねば なら なく なる
君 は どこ まで 悲しみ の 連鎖 を 続ける つもり なんだい ?
心配 する な 租界 構造 の 修正 は すんで いる
以前 の ように ゼロ が ここ を こわす こと は 不可能だ
捕 捉 し ました ゼロ です
きた か 愚か 者
狙撃 用意 に 入れ ヴィンセント も 撃墜 して かまわ ん
俺 が 租界 で 何の 目的 も なく 学生 を やって いた と 思う な よ
トウキョウ 租界
今 貴 様 を 止めて やる !
撃て ー !
何 ?
エナジーフィラー が
ゲフィオンディスターバー か ?
え ~ そして これ が です ね
テレビ を ご覧 の 皆様 もうしわけ あり ませ ん
スタジオ の 電源 が おちた ようでして
よし 条件 は クリア さ れた
藤 堂 !
承知 した !7 号 作戦 開始 !
斑鳩 浮上 !
斑鳩 上 し ます
艦隊 構成 各 部隊 順次 浮上 せよ
扇 さん 今 は
わかって い ます !
本 艦隊 は このまま トウキョウ 湾 を 抜け トウキョウ 租界 に 突入
ゼロ と 合流 する
各 員 戦闘 配備
よっ しゃ いく ぞ ~~!
今度 こそ !
取り戻す !
我が 忠義 を !
ルルーシュ 様 と ナナリー 様 の ため に も !
何 ? 黒 の 騎士 団 が トウキョウ 湾 に ?
ヴァルトシュタイン 卿
私 と 直属 の グランサム ヴァルキリエ 隊 を
トウキョウ 租界 に か
そんなに 功績 を あげ たい の か ?
いえ 破壊 し たい だけ な んです よ
ロロ そちら は どう だ
うん 作戦 は スタート した よ
これ から ナナリー を 迎え に 行く から
よし 頼んだ ぞ ロロ
そう だ ! 俺 が 間違って いた
情け に など 頼ろう と した の が いけなかった んだ
冷徹 非情
自ら を 完全な 状態 に 置か ねば
ナナリー を 取り 返せ ない んだ !
ルルーシュ クロヴィス の とき から 何 か が おかしい と 思って いた
しかし 理解 した よ
納得 も 得心 も いった
今 全て の カード は 我が 手 の 中 に
そう よ 最初 から シュナイゼル 殿下 に 伝えて さえ いれば
こんな 戦い は おき なかった
あなた が ナイトオブラウンズ である 以上
罰する こと は でき ない けど
心 の 罪 に は 自分 で 答え を だし なさい
自分 は どう すれば ?
世界 は ね あなた ひと り に だけ やさしい わけじゃ ない の よ
乗る しか ない の か
フレイヤ が 積ま れた ランスロット に
フレイヤ を
ルルーシュ に
よくも やって くれた な
おれ を あざ笑い 踏みつける 見下した あいつ ら
かならず 勝って みせる
いい だ ろ むかって くる が いい
破壊 して やる 絶望 を 見せつけて やる
最後に 笑う の は
ルルーシュ だ 今週 も 楽しんで くれて ありがとう
いつも 応援 して くれる みんな に ご覧 の プレゼント を 送る
パスーワード を 入力 して こちら の ケータイサイト から 応募 して ほしい
今 から 一 時間 限定 の 受付 だ
もちろん 特製 の 待受け も ある ぞ
それでは 諸君 来週 の お楽しみ に