Neon Genesis Evangelion Episode 12 Neon Genesis Evangelion Episode 12

お 父さん ？ |とうさん

済ま ん なぁ 、 シンジ 、 雨宿り さ せ て もろ て 。 すま||||あまやどり|||||

ミサト さん は ？ まだ 寝 てる の か なぁ 。 最近 徹夜 の 仕事 が 多い ん だ 。 ||||ね|||||さいきん|てつや||しごと||おおい||

あー 、 大変 な 仕事 や から なぁ 。 |たいへん||しごと|||

ミサト さん を 起こさ ない よう に 、 静か に し て いよ う ぜ 、 静か に ！ |||おこさ||||しずか|||||||しずか|

あんた たち 、 何 して ん の よ ！ 雨宿り 。 ||なん|||||あまやどり

私 目当て な ん じゃ ない の ォ ！ 着替え て ん だ から 、 見 たら 殺す わ よ ！ わたくし|めあて|||||||きがえ|||||み||ころす||

チック ショー 、 アホンダラ ！ 誰 が おまえ の 着替え て ん の を み たい っ ちゅう ん じゃ ！ |しょー||だれ||||きがえ||||||||||

自 意識 過剰 な 奴 。 じ|いしき|かじょう||やつ

お邪魔 し て ます ！ あら 、 2 人 と も 、 いらっしゃい 。 おじゃま|||||じん|||

お 帰り なさい 、 今夜 は ハーモニクス の テスト が ある から 、 遅れ ない よう に ね 。 - はい 。 |かえり||こんや||||てすと||||おくれ|||||

アスカ も 、 わかって る わ ね ？ は ー い ！ |||||||-|

このたび は ご 昇進 、 おめでとう ございます ！ お 、 おめでとう ございます ！ |||しょうしん|||||

ありがとう … いえ 、 どう いたし まして ！

じゃ 、 行って くる わ ね 。 |おこなって|||

いって ら っ し ゃ ～ い ！

どう し た の ？ ミサト さん に 何 か あった の ？ |||||||なん|||

ミサト さん の 襟 章 だ よ ！ 線 が 2 本 に なって る 。 一 尉 から 三 佐 に 昇進 し た ん だ ！ |||えり|しょう|||せん||ほん||||ひと|い||みっ|たすく||しょうしん||||

へ ぇ ー 、 知ら なかった いつのまに … ||-|しら||

マジ に いう とる ん け ぇ ？ 情けない やっちゃ なぁ 。 |||||||なさけない||

君 たち に は 人 を 思いやる 気持ち は ない の だ ろ う か ！ きみ||||じん||おもいやる|きもち|||||||

あの 若 さ で 中学生 二 人 を 預かる なんて 、 大 変な こと だ ぞ ぉ ！ |わか|||ちゅうがくせい|ふた|じん||あずかる||だい|へんな||||

わし ら だけ や なぁ 、 人 の 心 持 っと る の は 。 |||||じん||こころ|じ||||

0 番 2 番 、 ともに 汚染 区域 に 隣接 。 限界 です 。 ばん|ばん||おせん|くいき||りんせつ|げんかい|

1 番 に は まだ 余裕 が ある わ ね 。 プラグ 深度 を 後 0.3 下げ て み て 。 ばん||||よゆう|||||ぷらぐ|しんど||あと|さげ|||

汚染 区域 ぎりぎり です 。 おせん|くいき||

それ で この 数値 ？ たいした 物 だ わ 。 ハーモニクス 、 シンクロ 率 も アスカ に 迫って ます ね 。 |||すうち||ぶつ|||||りつ||||せまって||

これ を 才能 と いう の かしら ？ ||さいのう||||

まさに 、 エヴァ に 乗る ため に 生まれて き た よう な 子供 です ね 。 |||のる|||うまれて|||||こども||

本人 が 望 ん で い なく て も ね 。 きっと あの 子 は 嬉しく ない わ よ 。 ほんにん||のぞみ||||||||||こ||うれしく|||

3 人 と も お 疲れ さま 。 じん||||つかれ|

シンジ 君 、 よく やった わ 。 何 が です か ？ |きみ||||なん|||

ハーモニクス が 前回 より 8 も 伸び て いる わ 。 ||ぜんかい|||のび|||

たいした 数字 よ 。 でも 私 より 50 も 少ない じゃ ん ？ |すうじ|||わたくし|||すくない||

あら 、 10 日 で 8 よ 。 たいした 物 だ わ 。 |ひ||||ぶつ||

たいした 事 な いわ よ ！ 良かった わ ねぇ 、 お 褒め の 言葉 を 頂 い て 。 |こと||||よかった||||ほめ||ことば||いただ||

先 に 帰る わ ！ バーカ ！ さき||かえる||

あ 、 あの 、 昇進 おめでとう ございます 。 ||しょうしん||

ありがとう 。 でも 、 正直 あまり 嬉しく ない の よ ね 。 ||しょうじき||うれしく||||

それ 分かり ます 。 僕 も さっき み たい に 誉め られ て も あまり 嬉しく ない し 、 |わかり||ぼく||||||ほめ|||||うれしく||

逆 に アスカ を 怒ら せる だけ だ し … ぎゃく||||いから||||

どうして 怒った ん だ ろ う … 何 が 悪かった ん だ ろ う … ？ |いかった|||||なん||わるかった||||

さっき の 気 に なる ？ はい … ||き|||

そうして 、 人 の 顔色 ばかり 気 に し て いる から よ 。 |じん||かおいろ||き||||||

おめでとう ござい ま ー す ！ |||-|

ありがとう 。 ありがとう 、 鈴 原 君 ！ ||すず|はら|きみ

ちゃ うちゃ う 、 言い出し っぺ は こいつ です ねん 。 |||いいだし|||||

そう ！ 企画 立案 は この 相田 ケンスケ 、 相田 ケンスケ です ！ |きかく|りつあん|||あいた||あいた||

ありがとう 、 相田 君 。 い ぇ 、 礼 を 言わ れる ほど の こと は 何 も 。 と ー ぜん の こと です よ ！ |あいた|きみ|||れい||いわ||||||なん|||-|||||

せ やけど 、 なんで 委員 長 が ここ に おる ん や ？ |||いいん|ちょう||||||

私 が 誘った の よ 。 ね ー ！ わたくし||さそった||||-

レイ は ？ 誘った わ よ 、 ちゃんと 。 でも 付き合い 悪い の よ ね 、 あの 子 。 れい||さそった|||||つきあい|わるい|||||こ

ふ ぅ ー 、 加持 さん 遅い わ ねぇ 。 そんなに かっこいい の 、 加持 さん って ？ ||-|かじ||おそい||||||かじ||

そりゃ ぁ もう ！ ここ に いる イモ の 塊 と は 月 と スッポン 、 比べる だけ 加持 さん に 申し訳ない わ 。 ||||||いも||かたまり|||つき|||くらべる||かじ|||もうし わけない|

なん や て ぇ ？ もう 一 遍 いう て み ぃ や ！ |||||ひと|へん|||||

まだ だめ な の ？ こういう の ？

いえ 、 ただ 苦手 な ん です 。 人 が 多い の って 。 。 ||にがて||||じん||おおい||

なんで わざわざ 、 大騒ぎ し なきゃ なら ない ん だ ろ う ||おおさわぎ||||||||

昇進 です か 。 それ って ミサト さん が 人 に 認め られ た って 事 です よ ね 。 しょうしん||||||||じん||みとめ||||こと|||

ま 、 そう なる わ ね 。

だから 、 みんな こうして 喜 ん で いる わけ です よ ね 。 でも 嬉しく ない ん です か ？ |||よろこ|||||||||うれしく||||

ぜんぜん 嬉しく ない って 事 は ない の よ 。 少し は ある わ 。 でも それ が 、 ここ に いる 目的 じゃ ない から 。 |うれしく|||こと|||||すこし||||||||||もくてき|||

じゃあ な ん で ここ に … ネルフ に 入った ん です か ？ ||||||||はいった|||

さ って 、 昔 の こと なんて 忘れ ちゃ った 。 ||むかし||||わすれ||

きっと 加持 さん だ わ ！ |かじ|||

本部 から 直 な ん で ね 。 そこ で 一緒 に なった ん だ 。 ほんぶ||なお|||||||いっしょ||||

怪しい わ ね 。 あら やきもち ？ あやしい||||

そんな わけない でしょ ！

いや 、 このたび は おめでとう ございます 。 葛城 三 佐 。 |||||かつらぎ|みっ|たすく

これ から は タメ 口 聞け なく なった な 。 何 言って ん の よ 、 ば ー か 。 |||ため|くち|きけ||||なん|いって|||||-|

しかし 、 司令 と 副 司令 が そろって 日本 を 離れる なんて 、 前例 の なかった こと だ 。 |しれい||ふく|しれい|||にっぽん||はなれる||ぜんれい||||

これ も 、 留守 を 任せ た 葛城 を 信頼 し てる って 事 さ 。 ||るす||まかせ||かつらぎ||しんらい||||こと|

父さん 、 ここ に い ない ん です か ？ 碇 司令 は 今 、 南極 に 行って る わ 。 とうさん||||||||いかり|しれい||いま|なんきょく||おこなって||

いかなる 生命 の 存在 も 許さ ない 、 死 の 世界 、 南極 。 |せいめい||そんざい||ゆるさ||し||せかい|なんきょく

いや 、 地獄 と いう べき か な 。 |じごく|||||

だが われわれ 人類 は ここ に 立って いる 。 生物 と して 生き た まま だ 。 ||じんるい||||たって||せいぶつ|||いき|||

科学 の 力 で 護 ら れ て いる から な 。 科学 は 人 の 力 だ よ 。 かがく||ちから||まもる|||||||かがく||じん||ちから||

その 傲慢 が 15 年 前 の 悲劇 、 セカンド インパクト を 引き起こし た の だ 。 |ごうまん||とし|ぜん||ひげき|せかんど|いんぱくと||ひきおこし|||

結果 この ありさま だ 。 与え られ た 罰 に し て は あまり に 大き すぎる 。 まさに 死 海 そのもの だ よ 。 けっか||||あたえ|||ばち|||||||おおき|||し|うみ|その もの||

だが 、 原 罪 の 汚れ なき 、 浄化 さ れ た 世界 だ 。 |はら|ざい||けがれ||じょうか||||せかい|

俺 は 罪 に まみれ て も 、 人 が 生き て いる 世界 を 望む よ 。 おれ||ざい|||||じん||いき|||せかい||のぞむ|

報告 し ます 。 ネルフ 本部 より 入電 。 インド洋 上 、 空 衛星 軌道 上 に 使徒 発見 。 ほうこく||||ほんぶ||にゅうでん|いんどよう|うえ|から|えいせい|きどう|うえ||しと|はっけん

二 分 前 に 突然 現れ まし た 。 第 6 サーチ 、 衛星 軌道 上 へ 。 ふた|ぶん|ぜん||とつぜん|あらわれ|||だい||えいせい|きどう|うえ|

接触 まで 後 2 分 。 目標 を 映像 で 捕 捉 。 せっしょく||あと|ぶん|もくひょう||えいぞう||ほ|そく

こりゃ すごい ！ 常識 を 疑う わ ね 。 ||じょうしき||うたがう||

目標 と 、 接触 し ます 。 もくひょう||せっしょく||

サーチ スタート 。 データ 送信 、 開始 し ます 。 |すたーと|でーた|そうしん|かいし||

受信 確認 。 じゅしん|かくにん

A . T . フィールド ？ 新しい 使い 方 ね 。 ||ふぃーるど|あたらしい|つかい|かた|

たいした 破壊 力 ね 。 さすが 、 A . T . フィールド 。 |はかい|ちから|||||ふぃーるど

落下 の エネルギー を も 、 利用 し て い ます 。 使徒 そのもの が 爆弾 みたい な もの です ね 。 らっか||えねるぎー|||りよう|||||しと|その もの||ばくだん|||||

とりあえず 、 初 弾 は 太平洋 に 大 外れ 。 |はつ|たま||たいへいよう||だい|はずれ

で 、 2 時間 後 の 第 2 射 が そこ 。 後 は 確実 に 誤差 修正 し てる わ 。 |じかん|あと||だい|い|||あと||かくじつ||ごさ|しゅうせい|||

学習 し てる 、 って こと か 。 がくしゅう|||||

N 2 航空 爆雷 も 、 効果 あり ませ ん 。 |こうくう|ばくらい||こうか|||

以後 、 使徒 の 消息 は 不明 です 。 いご|しと||しょうそく||ふめい|

来る わ ね 、 多分 。 次 は ここ に 、 本体 ごと ね 。 くる|||たぶん|つぎ||||ほんたい||

その 時 は 第 3 芦ノ湖 の 誕生 かしら ？ |じ||だい|あしのこ||たんじょう|

富士 五 湖 が 一 つ に なって 、 太平洋 と つながる わ 。 本部 ごと ね 。 ふじ|いつ|こ||ひと||||たいへいよう||||ほんぶ||

碇 司令 は ？ 使徒 の 放つ 強力 な ジャミング の ため 、 連絡 不能 です 。 いかり|しれい||しと||はなつ|きょうりょく|||||れんらく|ふのう|

MAGI の 判断 は ？ 全会 一致 で 撤退 を 推奨 し て い ます 。 ||はんだん||ぜんかい|いっち||てったい||すいしょう||||

どう する の ？ 今 の 責任 者 は あなた よ 。 |||いま||せきにん|もの|||

日本 政府 各省 に 通達 。 ネルフ 権限 に おける 特別 宣言 D - 17 。 にっぽん|せいふ|かくしょう||つうたつ||けんげん|||とくべつ|せんげん|

半径 50 キロ 以内 の 全 市民 は 直ちに 避難 。 松代 に は MAGI の バックアップ を 頼 ん で 。 はんけい|きろ|いない||ぜん|しみん||ただちに|ひなん|まつしろ|||||ばっくあっぷ||たの||

ここ を 放棄 する ん です か ？ いいえ 。 ||ほうき|||||

ただ 、 みんな で 危ない 橋 を 渡る こと は ない わ 。 |||あぶない|きょう||わたる||||

政府 に よる 特別 宣言 D - 17 が 発令 さ れ まし た 。 市 せいふ|||とくべつ|せんげん|||はつれい|||||し

民 の 皆様 は 速やか に 指定 の 場所 へ 避難 し て ください 。 たみ||みなさま||すみやか||してい||ばしょ||ひなん|||

第 6 、 第 7 ブロック を 優先 に 、 各 区長 の 指示 に 従い 、 速やか に 移動 願い ます 。 だい|だい|ぶろっく||ゆうせん||かく|くちょう||しじ||したがい|すみやか||いどう|ねがい|

市 内 に おける 避難 は すべて 完了 。 し|うち|||ひなん|||かんりょう

部 内 警報 C に よる 、 非 戦闘 員 および D 級 勤務 者 の 待避 、 完了 し まし た 。 ぶ|うち|けいほう||||ひ|せんとう|いん|||きゅう|きんむ|もの||たいひ|かんりょう||| The evacuation of noncombatants and D-level workers by internal alarm C has been completed.

やる の ？ 本気 で ？ ええ 、 そう よ 。 ||ほんき||||

あなた の 勝手 な 判断 で 、 エヴァ を 3 体 と も 棄 てる 気 ？ ||かって||はんだん||||からだ|||き||き

勝算 は 0.00001 % 。 万 に 一 つ も ない の よ 。 しょうさん||よろず||ひと|||||

ゼロ で は ない わ 。 エヴァ に 賭ける だけ よ 。 |||||||かける||

葛城 三 佐 ！ 現 責任 者 は 私 です ！ かつらぎ|みっ|たすく|げん|せきにん|もの||わたくし|

やる こと は やっと き たい の 。 使徒 殲滅 は 私 の 仕事 です 。 |||||||しと|せんめつ||わたくし||しごと|

仕事 ？ 笑わ せる わ ね 。 しごと|わらわ|||

自分 の ため でしょ ？ あなた の 使徒 へ の 復讐 は 。 じぶん||||||しと|||ふくしゅう|

えー っ 、 手 で 、 受け止める ！ ？ ||て||うけとめる

そう 。 落下 予測 地点 に エヴァ を 配置 、 A . T . フィールド 最大 で 、 あなた たち が 直接 、 使徒 を 受け止める の よ 。 |らっか|よそく|ちてん||||はいち|||ふぃーるど|さいだい|||||ちょくせつ|しと||うけとめる||

使徒 が コース を 大きく 外れ たら … ？ その 時 は アウト 。 しと||こーす||おおきく|はずれ|||じ||あうと

機体 が 衝撃 に 耐え られ なかったら ？ その 時 も アウト ね 。 きたい||しょうげき||たえ||||じ||あうと|

勝算 は ？ 神 の みぞ 知る 、 と 言った ところ かしら 。 しょうさん||かみ|||しる||いった||

これ で うまく 行ったら 、 まさに 奇跡 ね 。 |||おこなったら||きせき|

奇跡 って の は 、 起こし て こそ 初めて 価値 が 出る もの よ 。 きせき||||おこし|||はじめて|かち||でる|| Miracles are only worthwhile when they happen.

つまり 、 何とか し て 見せろ 、 って 事 ？ |なんとか|||みせろ||こと You mean, do something about it?

すま ない けど 、 ほか に 方法 が ない の 。 この 作戦 は 。 作戦 と 言え る の ！ ？ これ が ！ |||||ほうほう|||||さくせん||さくせん||いえ||||

ほんと 、 言え な いわ ね 。 だから 、 いや なら 辞退 できる わ 。 |いえ|||||||じたい||

みんな 、 いい の ね ？

一応 規則 だ と 遺書 を 書く こと に なって る けど 、 どう する ？ いちおう|きそく|||いしょ||かく|||||||

別に いい わ 。 そんな つもり ない もの 。 べつに||||||

私 も いい 。 必要 、 ない もの 。 僕 も いい です 。 わたくし|||ひつよう|||ぼく|||

すまない わ ね 。 終わったら みんな に ステーキ おごる から ！ え ぇっ 、 ほんと ！ ？ |||おわったら|||すてーき|||||

約束 する ！ やくそく|

忘れ ない で よ ！ 期待 し て て ！ わすれ||||きたい|||

ご馳走 と いえ ば ステーキ で 決まり か … ごちそう||||すてーき||きまり|

今時 の 子供 が ステーキ で 喜ぶ と 思って ん の かしら 。 いまどき||こども||すてーき||よろこぶ||おもって||| Do you think today's kids would be happy with steak?

これ だ から セカンド インパクト 世代 って 、 貧乏 臭い の よ ねぇ 。 |||せかんど|いんぱくと|せだい||びんぼう|くさい|||

仕方 が ない よ 、 そんな の 。 しかた|||||

フン 、 何 が ワァーイ よ 、 大袈裟 に 喜 ん だ りし ちゃ って さ 。 ふん|なん||||おおげさ||よろこ||||||

それ で ミサト さん が 気持ちよく 指揮 できる ん なら 、 いい じゃ ない か ！ |||||きもちよく|しき|||||||

さて と 、 せっかく ご馳走 し て くれる って 言う ん だ も の 、 \ |||ごちそう|||||いう||||

ど ・ こ ・ に ・ し ・ よ ・ う ・ か ・ な っと ！ あんた も 今度 は いっしょ に 来る の よ 。 |||||||||||こんど||||くる||

私 、 行か ない 。 どうして ？ わたくし|いか||

肉 、 嫌い だ もの 。 にく|きらい||

使徒 に よる 電波 撹乱 の ため 、 目標 喪失 。 しと|||でんぱ|かくらん|||もくひょう|そうしつ

正確 な 位置 の 測定 が でき ない けど 、 ロスト 直前 まで の データ から 、 せいかく||いち||そくてい||||||ちょくぜん|||でーた|

MAGI が 算出 し た 落下 予想 地点 が 、 これ よ 。 ||さんしゅつ|||らっか|よそう|ちてん|||

こんなに 範囲 が 広い の ？ |はんい||ひろい|

端 っこ まで 随分 あり ます よ 。 はし|||ずいぶん||| There is a lot of space right up to the edge.

目標 の A . T . フィールド を もって すれ ば 、 その どこ に 落ち て も 本部 を 根こそぎ えぐる こと が できる わ 。 もくひょう||||ふぃーるど||||||||おち|||ほんぶ||ねこそぎ|||||

ですから 、 エヴァ 全 機 を これ ら 三 個所 に 配置 し ます 。 ||ぜん|き||||みっ|かしょ||はいち||

この 配置 の 根拠 は ？ |はいち||こんきょ|

勘 よ 。 カン ？ かん||かん

そう 。 女 の 勘 。 |おんな||かん

何たる アバウト 、 ますます 奇跡 って の が 遠く なって いく イメージ ね 。 なんたる|||きせき||||とおく|||いめーじ|

ミサト さん の クジ って 、 当たった 事 ない ん だ … |||||あたった|こと|||

何 よ ！ なん|

アスカ は なぜ エヴァ に 乗って る の ？ |||||のって||

決まって る じゃ ない 、 自分 の 才能 を 世の中 に 示す ため よ 。 きまって||||じぶん||さいのう||よのなか||しめす||

自分 の 存在 を ？ ま ぁ 、 似 た よう な もの ね じぶん||そんざい||||に|||||

あの 子 に は 聞か ない の ？ |こ|||きか||

綾 波 に は 、 前 聞い た ん だ 。 あや|なみ|||ぜん|ききい|||

ふ ー ん 。 仲 の お よろしい こと 。 そんな ん じゃ ない よ 。 |-||なか|||||||||

シンジ は どう な の よ 。 分から ない 。 ||||||わから|

分から ない って … あんた 、 バカ ぁ ? そう かもし れ ない 。 わから||||ばか|||||

ほんと に バカ ね 。 ||ばか|

落下 予測 時間 まで 、 後 120 分 です 。 らっか|よそく|じかん||あと|ぶん|

みんな も 待避 し て 。 ここ は 私 一 人 で いい から 。 ||たいひ|||||わたくし|ひと|じん|||

いえ 、 これ も 仕事 です から 。 子供 たち だけ を 危ない 目 に 逢わ せ られ ない っす よ 。 |||しごと|||こども||||あぶない|め||あわ|||||

あの 子 達 は 大丈夫 、 もし エヴァ が 大破 し て も |こ|さとる||だいじょうぶ||||たいは|||

A . T . フィールド が あの 子 達 を 護 って くれる わ 。 ||ふぃーるど|||こ|さとる||まもる|||

エヴァ の 中 が 一 番 安全 な の よ 。 ||なか||ひと|ばん|あんぜん|||

シンジ 君 、 昨日 聞い て た わ ね 。 私 が どうして ネルフ へ 入った の か 。 |きみ|きのう|ききい|||||わたくし|||||はいった||

私 の 父 は ね 、 自分 の 研究 、 夢 の 中 に 生きる 人 だった わ 。 わたくし||ちち|||じぶん||けんきゅう|ゆめ||なか||いきる|じん||

そんな 父 を 許せ なかった 。 憎 ん で さえ い た わ 。 父さん と 同じ だ … |ちち||ゆるせ||にく|||||||とうさん||おなじ|

母 や 私 、 家族 の こと など 、 構って くれ なかった 。 はは||わたくし|かぞく||||かまって||

周り の 人 たち は 繊細 な 人 だ と いって た わ 。 まわり||じん|||せんさい||じん|||||

でも ほんと は 心 の 弱い 、 現実 から 、 私 たち 家族 と いう 現実 から 、 逃げ て ばかり い た 人 だった の よ 。 |||こころ||よわい|げんじつ||わたくし||かぞく|||げんじつ||にげ|||||じん|||

子供 みたい な 人 だった わ 。 母 が 父 と 別れ た とき も 、 すぐ 賛成 し た 。 こども|||じん|||はは||ちち||わかれ|||||さんせい||

母 は いつも 泣 い て ばかり い た もの 。 はは|||なき||||||

父 は ショック だった みたい だ けど 、 その 時 は 自業自得 だ と 笑った わ 。 ちち||しょっく||||||じ||じごうじとく|||わらった|

けど 、 最後 は 私 の 身代わり に なって 、 死 ん だ の 。 |さいご||わたくし||みがわり|||し|||

セカンド インパクト の とき に ね 。 せかんど|いんぱくと||||

私 に は 分から なく なった わ 。 父 を 憎 ん で い た の か 好き だった の か 。 わたくし|||わから||||ちち||にく|||||||すき|||

ただ 一 つ はっきり し て いる の は 、 セカンド インパクト を 起こし た 使徒 を 倒す 。 |ひと||||||||せかんど|いんぱくと||おこし||しと||たおす

その ため に ネルフ へ 入った わ 。 |||||はいった|

結局 、 私 は ただ 父 へ の 復讐 を 果たし たい だけ な の かも しれ ない 。 けっきょく|わたくし|||ちち|||ふくしゅう||はたし|||||||

父 の 呪縛 から 逃れる ため に 。 ちち||じゅばく||のがれる||

逃げ ちゃ だめ だ 、 逃げ ちゃ だめ だ 、 逃げ ちゃ だめ だ ！ にげ||||にげ||||にげ|||

そう 、 逃げ ちゃ だめ だ |にげ|||

目標 を 最大 望遠 で 確認 ！ 距離 、 およそ 2 万 5 千 ！ もくひょう||さいだい|ぼうえん||かくにん|きょり||よろず|せん

おいで な すった わ ね … エヴァ 全 機 、 スタート 位置 ！ ||||||ぜん|き|すたーと|いち

目標 は 光学 観測 に よる 弾 道 計算 しか でき ない わ 。 もくひょう||こうがく|かんそく|||たま|どう|けいさん||||

よって 、 MAGI が 距離 1 万 まで は 誘導 し ます 。 その後 は 各自 の 判断 で 行動 し て 。 |||きょり|よろず|||ゆうどう|||そのご||かくじ||はんだん||こうどう||

あなた たち に すべて 任せる わ 。 ||||まかせる|

使徒 接近 、 距離 、 およそ 2 万 ！ しと|せっきん|きょり||よろず

では 、 作戦 開始 ！ 行く よ ！ |さくせん|かいし|いく|

スタート ！ すたーと

距離 、 1 万 2 千 ！ きょり|よろず|せん

フィールド 全開 ！ ふぃーるど|ぜんかい

弐 号 機 、 フィールド 全開 ！ やって る わ よ ！ に|ごう|き|ふぃーるど|ぜんかい||||

今 だ ！ いま|

こん の ぉ ー っ ！ |||-|

電波 システム 、 回復 。 南極 の 碇 司令 から 、 通信 が 入って い ます 。 でんぱ|しすてむ|かいふく|なんきょく||いかり|しれい||つうしん||はいって||

お 繋ぎ し て 。 はい 。 |つなぎ|||

申し訳 あり ませ ん 。 私 の 勝手 な 判断 で 、 初 号 機 を 破損 し て しまい まし た 。 もうし わけ||||わたくし||かって||はんだん||はつ|ごう|き||はそん|||||

責任 は すべて 私 に あり ます 。 せきにん|||わたくし|||

構わ ん 。 使徒 殲滅 が エヴァ の 使命 だ 。 その 程度 の 被害 は むしろ 幸運 と 言え る 。 かまわ||しと|せんめつ||||しめい|||ていど||ひがい|||こううん||いえ|

ああ 、 よく やって くれ た 、 葛城 三 佐 。 ありがとう ござい ます 。 |||||かつらぎ|みっ|たすく|||

ところで 初 号 機 の パイロット は いる か ？ |はつ|ごう|き||ぱいろっと|||

あ 、 はい 。

話 は 聞い た 。 よく やった な 、 シンジ 。 はなし||ききい|||||

え ？ はい …

では 葛城 三 佐 、 後 の 処理 は 任せる 。 はい 。 |かつらぎ|みっ|たすく|あと||しょり||まかせる|

次 は 新 宮 ノ 下 、 新 宮 ノ 下 、 お 出口 、 左側 に 変わり ます 。 つぎ||しん|みや||した|しん|みや||した||でぐち|ひだりがわ||かわり|

さ ぁ 、 約束 は 守って もらう わ よ 。 ||やくそく||まもって|||

はい はい 、 大 枚 おろし て き た から 、 フルコース だって 耐え られる わ よ ||だい|まい||||||ふるこーす||たえ|||

給料 前 だ けど ね きゅうりょう|ぜん||| But it's before my paycheck.

ミサト の 財布 の 中身 くらい 、 分かって る わ 。 無理 し なく て いい わ よ 。 ||さいふ||なかみ||わかって|||むり||||||

優等 生 も 、 ラーメン なら 付き合う って 言う し さ 。 私 、 ニンニク ラーメン チャーシュー 抜き 。 ゆうとう|せい||らーめん||つきあう||いう|||わたくし|にんにく|らーめん||ぬき

私 は 鱶 鰭 チャーシュー 、 大盛り ね ！ わたくし||ふか|ひれ||おおもり|

へい 、 鱶 鰭 チャーシュー 、 お 待ち ！ |ふか|ひれ|||まち

ねぇ 、 ミサト さん … なぁ に ？

さっき 、 父さん の 言葉 を 聞い て 、 誉め られる こと が 嬉しい って 、 初めて 分かった よう な 気 が する 。 |とうさん||ことば||ききい||ほめ||||うれしい||はじめて|わかった|||き||

それ に 、 分かった ん だ 。 僕 は 、 父さん の さっき の 言葉 を 聞き たく て 、 ||わかった|||ぼく||とうさん||||ことば||きき||

エヴァ に 乗って る の かも しれ ない って 。 ||のって||||||

あんた 、 そんな 事 で 乗って る の ？ ||こと||のって||

ほんと に バカ ね ||ばか|

シュミレーション プラグ の 実験 中 に 起こった 事件 。 |ぷらぐ||じっけん|なか||おこった|じけん

次々 と 侵さ れ て いく 地下 施設 。 つぎつぎ||おかさ||||ちか|しせつ

ついに 自爆 決議 を 迫ら れる ネルフ 。 |じばく|けつぎ||せまら||

この 次 も サービス 、 サービスゥ ！ |つぎ||さーびす|