Hibike ! Euphonium Episode 12 hibike|euphonium|episode Hibike! Euphonium Episode 12 Хибике! Эуфониум Эпизод 12 Hibike! 上低音号 第 12 集

高坂 さん たかさか|

はい

あなた が ソロ です ||そろ|

中世 古 さん で は なく あなた が ソロ を 吹く ちゅうせい|ふる|||||||そろ||ふく

いい です か

はい

叶え たい 事 が 溢れ てる から かなえ||こと||あふれ||

は ば やし

立ち止まって る 暇 なんて な いよ ね たちどまって||いとま||||

日 听 ひ|きん

爪 爪 つめ|つめ

日 校 ひ|こう

刹 那 さつ|な

胸 に 秘め た あこがれ を フル ボリューム で 届けよ う むね||ひめ||||ふる|ぼりゅーむ||とどけよ|

随 便 ずい|びん

Naga naga

行 こ う クレシェンド の 向こう へ ぎょう|||||むこう|

つまず い て も いい は みだし て も いい

翻 校 ひるがえ|こう

は ば やし

Coolkid coolkid

君 の 音色 を 僕たち は 待って いる きみ||ねいろ||ぼくたち||まって|

響け 生まれ たて の 夢 つめ込 ん で ひびけ|うまれ|||ゆめ|つめこ||

大きな 空 へ 今 旅立 と う おおきな|から||いま|たびだ||

拓 け 笑顔 を 味方 に つけ て たく||えがお||みかた|||

離さ ない 諦め たく ない はなさ||あきらめ||

限界 さえ も 跳ね返す 勇気 で げんかい|||はねかえす|ゆうき|

DREAM SOLISTER dream|solister

早朝 から 夕方 まで そうちょう||ゆうがた|

夏 休み に 入って 長く なった はず の 練習 は 一瞬 の 間 に 過ぎ なつ|やすみ||はいって|ながく||||れんしゅう||いっしゅん||あいだ||すぎ

むしろ 誰 も が 足り ない と すら 思う 中 |だれ|||たり||||おもう|なか

それ は 突然 訪れ た ||とつぜん|おとずれ|

今 の ところ ユーフォ も 入れ ます か いま|||||いれ||

どこ です か

162 小 節目 です コン バス と ユニゾン で しょう|ふしめ|||ばす|||

黄 前 ちゃん 行け る ？ き|ぜん||いけ|

はい

久美子 ちゃん ここ です くみこ|||

ありがとう

ここ か

確かに 難しい よ ね たしかに|むずかしい||

ま ぁ でも 先生 の 言う こと も 分かる |||せんせい||いう|||わかる

ここ は ちょっと 音 の 厚み 弱かった しな |||おと||あつみ|よわかった|

じゃあ ちょっと やって みる ね

黄 前 ちゃん 聴 い て て き|ぜん||き|||

はい

ま ぁ こんな 感じ かな |||かんじ|

すごい

さすが です

ありがとう ござい まし た

お 礼 を 言って どう する の 黄 前 ちゃん も 吹く ん だ よ |れい||いって||||き|ぜん|||ふく|||

ほら 構えて |かまえて

はい

あの 私 個人 練 行って き ます |わたくし|こじん|ね|おこなって||

よし

よく なって る でも コンクール 的 に は ダメ ||||こんくーる|てき|||だめ

だ よ ね

ねぇ 麗 奈 |うらら|な

私 うまく なり たい わたくし|||

麗 奈 み たい に うらら|な|||

私 麗 奈 み たい に 特別 に なり たい わたくし|うらら|な||||とくべつ|||

じゃあ 私 は もっと 特別 に なる |わたくし|||とくべつ||

久美子 ちゃん まだ やって た ん です か くみこ|||||||

もう 合奏 の 時間 … |がっそう||じかん

大変 たいへん

鼻血 が はなぢ|

保健 室 ほけん|しつ

どう

もう 大丈夫 |だいじょうぶ

水 飲む ？ すい|のむ

ありがとう

こりゃ 飲 ん で なかった な |いん||||

よし もう 大丈夫 ||だいじょうぶ

ちょっと 待って よ |まって|

そう です よ 少し 休ま ない と |||すこし|やすま||

平気 平気 鼻血 止まった し へいき|へいき|はなぢ|とまった|

吹 い てれ ば 治る ふ||||なおる

久美子 最近 熱い よ ね くみこ|さいきん|あつい||

前 は どっち か って 言う と クール って いう か 冷め てる ところ あった のに ぜん|||||いう||||||さめ||||

そう かな

はい 今 は 月 に 全力 で 手 を 伸ばす ぜ って 感じ です |いま||つき||ぜんりょく||て||のばす|||かんじ|

月 か よく わから ない けど つき|||||

でも うまく なり たい って いう 気持ち は 前 より も 強く なった ||||||きもち||ぜん|||つよく|

もう

熱い の か 冷め て いる の か あつい|||さめ||||

そもそも 今 まで の 自分 は どう なん だった の か |いま|||じぶん||||||

とにかく あの オーディション の 麗 奈 を 見 て ||||うらら|な||み|

あの 音 を 全身 で 受け止め て しまって から |おと||ぜんしん||うけとめ|||

私 は 完全 に 侵さ れ て しまった の だ わたくし||かんぜん||おかさ|||||

「 うまく なり たい 」 と いう 熱病 に |||||ねつびょう|

久美子 ちゃん くみこ|

葵 ちゃん あおい|

こんな 時間 まで 練習 ？ |じかん||れんしゅう

うん コンクール 直前 だ し |こんくーる|ちょくぜん||

葵 ちゃん は これ から 塾 ？ あおい|||||じゅく

そう

ね 全国 行け そう ？ |ぜんこく|いけ|

どう かな わかん ない

でも うまく なった と 思う ||||おもう

春 に 比べ たら 段違い だ よ はる||くらべ||だんちがい||

そ っか 滝 先生 さま さま だ ね ||たき|せんせい||||

じゃあ 頑張って ね |がんばって|

葵 ちゃん あおい|

吹 部 辞め た こ と 後悔 し て ない ？ ふ|ぶ|やめ||||こうかい|||

し て ない よ

全 然 して ない ぜん|ぜん||

私 は 吹 部 より 受験 の ほう が 大切 だった から わたくし||ふ|ぶ||じゅけん||||たいせつ||

多分 部 の ごたごた が なく て も やめ て た と 思う たぶん|ぶ|||||||||||おもう

私 に は 続ける 理由 が なかった から わたくし|||つづける|りゆう|||

ただいま

お 帰り |かえり

また 持って 帰って き た ー |もって|かえって|||-

吹か ない で よ ふか|||

お 姉ちゃん こそ 大学生 に も なって 一 々 帰って こ ない で よ |ねえちゃん||だいがくせい||||ひと||かえって||||

いい でしょ 自分 の 家 な ん だ から ||じぶん||いえ||||

お 姉ちゃん 楽器 やめ ちゃ う の ？ |ねえちゃん|がっき||||

受験 だ から ね じゅけん|||

その分 久美子 が 頑張り なさい そのぶん|くみこ||がんばり|

私 に は 続ける 理由 が なかった から わたくし|||つづける|りゆう|||

ちょっと なんで 吹 い てん の よ ||ふ||||

久美子 やめ なさい 近所 迷惑 よ くみこ|||きんじょ|めいわく|

はい そこ まで

前 より は 良く なり まし た が ぜん|||よく||||

それ でも まだ 求め られる 音 に は なって い ませ ん |||もとめ||おと||||||

ここ は あなた 達 次第 です |||さとる|しだい|

トロンボーン 今 出だし が ずれ た の は 誰 です か |いま|でだし||||||だれ||

練習 で でき ない こと は 本番 で は 絶対 に でき ませ ん れんしゅう||||||ほんばん|||ぜったい||||

その つもり で 取り組 ん で ください |||とりく|||

はい

では 158 小 節目 から |しょう|ふしめ|

はい やめ て

ユーフォ 162 から 一 人 ずつ 聴か せ て もらえ ます か ||ひと|じん||きか|||||

黄 前 さん から き|ぜん||

は … はい

はい そこ まで

黄 前 さん そこ 難しい です か き|ぜん|||むずかしい||

本番 まで に できる よう に なり ます か ほんばん||||||||

はい

本番 で でき ない と いう こと は ほんばん|||||||

全員 に 迷惑 を かける と いう こと に なり ます よ ぜんいん||めいわく|||||||||

もう 一 度 聞き ます でき ます か |ひと|たび|きき||||

はい でき ます

わかり まし た

では その 次 から 全員 で ||つぎ||ぜんいん|

その 指 息 の 強 さ と タイミング |ゆび|いき||つよ|||たいみんぐ

求める べき 音 は ちゃんと 頭 で 鳴って いる のに もとめる||おと|||あたま||なって||

実際 に その 音 が 出 ない もどかし さ じっさい|||おと||だ|||

次々 と 確実 に 狙った 力 加減 で つぎつぎ||かくじつ||ねらった|ちから|かげん|

狙った 息 の 強 さ で ねらった|いき||つよ||

狙った 音 を リズム に 合わせて 出し て いく こと が いかに 難しい か ねらった|おと||りずむ||あわせて|だし||||||むずかしい|

私 は 思い知ら さ れ て い た わたくし||おもいしら|||||

麗 奈 うらら|な

まず 飲 ん で |いん||

合わせよ う あわせよ|

高坂 さん たかさか|

おはよう 早い ね |はやい|

おはよう ございます

これ 黄 前 さん ？ |き|ぜん|

はい

結構 苦戦 し て まし た から ね 合奏 で けっこう|くせん|||||||がっそう|

あすか が うまく 教え て あげ られ れ ば いい ん だ けど |||おしえ|||||||||

あの

あの ずっと 言い たかった こと が あって ||いい||||

なに

オーディション の 時 生意気 言って すみません で し た ||じ|なまいき|いって||||

う うん こちら こそ 付き合わ せ ちゃ って ごめんなさい ||||つきあわ||||

か … 香織 先輩 |かおり|せんぱい

な ー に １ 人 赤く なって ん の |-||じん|あかく|||

な … なんで あんた が いる の よ

こ ー ら |-|

コンクール まで いよいよ あと 10 日 です こんくーる||||ひ|

各自 課題 に しっかり 取り組 ん で 練習 に 望 ん で ください かくじ|かだい|||とりく|||れんしゅう||のぞみ|||

はい

少し 休ま せ た ほう が いい ん じゃ ない の すこし|やすま|||||||||

平気 です 慣れっこ です ので へいき||なれっこ||

最初 に 比べる と 随分 よく なった ね さいしょ||くらべる||ずいぶん|||

ホント です か ほんと||

本当 この 調子 で あと 10 日 頑張 ろ う ほんとう||ちょうし|||ひ|がんば||

はい

じゃあ いっち ょう 黄 前 ちゃん に 稽古 つけ て やっか |||き|ぜん|||けいこ|||

はい

お 願い し ます |ねがい||

その 時 は まだ 10 日 ある |じ|||ひ|

このまま 練習 を 続け れ ば なんとか なる |れんしゅう||つづけ||||

そう 思って い た |おもって||

テナー バリトン ユーフォ |ばりとん|

ここ 重要 です |じゅうよう|

はい

7 小節 前 から もう 一 度 しょうせつ|ぜん|||ひと|たび

ここ の バリトン もっと クリア に ||ばりとん||くりあ|

はい

スネア は ロール 頭 に アクセント ||ろーる|あたま||あくせんと

前 に も 言い まし た よ ぜん|||いい|||

この 曲 は ホルン が かっこいい 曲 です |きょく||ほるん|||きょく|

わかって ます か

トロンボーン 塚本 くん |つかもと|

はい

今 の を 常に 吹け る よう に いま|||とわに|ふけ|||

では 行き ます |いき|

158 小 節目 から しょう|ふしめ|

はい そこ まで

トランペット は きちんと 音 を 区切って |||おと||くぎって

はい

ホルン は もっと ください ほるん|||

はい

それ から ユーフォ

ここ は 田中 さん １ 人 で やって ください ||たなか||じん|||

田中 さん 聞こえ まし た か たなか||きこえ|||

はい

では もう 一 度 ||ひと|たび

今 の 指示 に 気 を つけ て いま||しじ||き|||

3 それ は 一瞬 だった ||いっしゅん| 反論 の 隙 も 猶予 も なく はんろん||すき||ゆうよ||

先生 は それ だけ 言う と すぐ 演奏 に 戻った せんせい||||いう|||えんそう||もどった

そう

これ は 関西 大会 進出 を かけ た 戦い な の だ ||かんさい|たいかい|しんしゅつ||||たたかい|||

久美子 くみこ

緑 が どうして も 何 か 食べ に 行き たい って みどり||||なん||たべ||いき||

行き ま しょ う いき|||

こんなに 食べ られ ない よ |たべ|||

いい から こういう 時 は 食べる |||じ||たべる

そう です 緑 も 付き合い ます ||みどり||つきあい|

でも …

久美子 ちゃん は 月 に 手 を 伸ばし た ん です くみこ|||つき||て||のばし|||

それ は 素晴らしい こと な ん です ||すばらしい||||

それ から ユーフォ

ここ は 田中 さん １ 人 で やって ください ||たなか||じん|||

うまく なり たい

うまく なり たい

うまく なり たい

うまく なり たい

うまく なり たい よ うまく なり たい うまく なり たい

うまく なり たい よ うまく なり たい うまく なり たい

うまく なり たい

うまく なり たい

誰 に も 負け たく ない だれ|||まけ||

誰 に も 誰 に も だれ|||だれ||

うまく なり た ー い |||-|

おい 久美子 な に やって ん だ |くみこ|||||

うまく なり たい

え ー ？ |-

うまく なり たい って 言って ん の ||||いって||

そんな の 俺 だって うまく なり て え ||おれ|||||

私 の ほう が うまく なり たい わたくし||||||

俺 の ほう が もっと うまく なり て え おれ||||||||

私 の ほう が … わたくし|||

悔しい くやしい

悔しく て 死に そう くやしく||しに|

その 時 私 は 知った |じ|わたくし||しった

悔しく って 死に そう くやしく||しに|

その 辛 さ を |しん||

あの 時 麗 奈 が どんな 思い で 言った か を 私 は 知った ん だ |じ|うらら|な|||おもい||いった|||わたくし||しった||

入る よ はいる|

あっ つ ちょっと クーラー くらい つけ な |||くーらー|||

ご飯 ごはん

今 いら ない いま||

あんた ちゃん と 勉強 し てん の |||べんきょう|||

お 姉ちゃん に 関係ない |ねえちゃん||かんけいない

部活 ばっ か し て ぶかつ||||

今 から 真面目 に 勉強 し て おか ない と 大学 入れ ない よ いま||まじめ||べんきょう||||||だいがく|いれ||

お 姉ちゃん なんて 受験 で 吹 部 辞め た くせ に |ねえちゃん||じゅけん||ふ|ぶ|やめ|||

希望 の 学校 行け なかった じゃ ん きぼう||がっこう|いけ|||

意味 ない よ いみ||

うるさい な

音 大 行く つもり ない のに 吹 部 続け て 何 か 意味 ある の おと|だい|いく||||ふ|ぶ|つづけ||なん||いみ||

ある 意味 ある よ |いみ||

どんな 意味 よ |いみ|

だって 私 ユーフォ 好き だ もん |わたくし||すき||

私 ユーフォ が 好き だ もん わたくし|||すき||

へ ー 偉い ね |-|えらい|

私 ユーフォ が 好き だ わたくし|||すき|

黄 前 さん き|ぜん|

どう し た ん です こんな 時間 に ||||||じかん|

すみません 忘れ物 し た み たい で |わすれもの|||||

何 を 忘れ た ん です なん||わすれ|||

あの 携帯 を |けいたい|

学校 で は 使って ませ ん よ ね がっこう|||つかって||||

はい

気 を つけ て ください よ き|||||

また 教頭 に 怒ら れ て しまい ます から |きょうとう||いから|||||

また ？

はい

実は 最近 ちょくちょく お 叱り を 受け てる ん です じつは|さいきん|||しかり||うけ|||

練習 さ せ すぎ だって れんしゅう||||

まあ あまり 気 に し て ませ ん けど ||き||||||

あの 滝 先生 の お 父さん って 滝 透 さん です よ ね |たき|せんせい|||とうさん||たき|とおる||||

ええ よく 知って い ます ね ||しって|||

私 の 父 は 10 年 前 まで この 学校 の 吹奏 楽部 で 顧問 を し て い まし た わたくし||ちち||とし|ぜん|||がっこう||すいそう|がくぶ||こもん||||||

ですから この 学校 に 配属 さ れ た 時 は 少し 嬉しかった ん です よ ||がっこう||はいぞく||||じ||すこし|うれしかった|||

プレッシャー とか なかった ん です か ぷれっしゃー|と か||||

お 父さん と 同じ 仕事 って |とうさん||おなじ|しごと|

さあ どう でしょ う

小さい 頃 は 父 と 同じ 仕事 に 就き たい なんて 思った こと も なかった の です が ちいさい|ころ||ちち||おなじ|しごと||つき|||おもった||||||

でも 選 ん だ の は この 仕事 で し た |せん||||||しごと|||

結局 好き な こと って そういう もの な の かも しれ ませ ん けっきょく|すき|||||||||||

です よ ね

はい ？

好き って それ で い い ん です よ ね すき|||||||||

ありがとう ござい まし た

もう 遅い から 気 を つけ て 帰って ください よ |おそい||き||||かえって||

はい

それ から 吹け なかった ところ 練習 し て おい て ください ||ふけ|||れんしゅう|||||

次の 関西 大会 に 向け て つぎの|かんさい|たいかい||むけ|

あなた の 「 でき ます 」 と いう 言葉 を 私 は 忘れ て い ませ ん よ ||||||ことば||わたくし||わすれ|||||

はい

もしもし 麗 奈 |うらら|な

あの ね 今 から 会え る ？ ||いま||あえ|

そう 駅前 の |えきまえ|

ごめん ね

今日 の こと なら 謝る こと じゃ ない きょう||||あやまる|||

でも せっかく 協力 し て くれ た のに ||きょうりょく|||||

まだ 終わって ない でしょ |おわって||

そう だ ね

呼び出し た の は その こと ？ よびだし|||||

実は ね 今 まで 滝 先生 と 2 人 っきり だった から じつは||いま||たき|せんせい||じん|||

それ で ね 滝 先生 が 私 の … |||たき|せんせい||わたくし|

ユーフォ くん ？

ちょっと 麗 奈 ねぇ これ 見 て |うらら|な|||み|

久美子 今 なんて 言った ？ くみこ|いま||いった

努力 し た 者 に 神様 が 微笑む なんて 嘘 だ どりょく|||もの||かみさま||ほおえむ||うそ|

どう しよ う

ねえ 先生 と 二 人 っきり … |せんせい||ふた|じん|

だけど 運命 の 神様 が こちら を 向 い て ウインク を し |うんめい||かみさま||||むかい|||ういんく||

ちょっと ねえ 久美子 ||くみこ

やった 出 た 一 発 ゲット |だ||ひと|はつ|げっと

久美子 くみこ

私 ユーフォ が 好き わたくし|||すき

久美子 くみこ

そして

次 の 曲 が 始まる の です つぎ||きょく||はじまる||

トゥッティ ! 私 たち が 心 を 奪う |わたくし|||こころ||うばう

マウスピース と 今日 の リード を 選び ながら ||きょう||||えらび|

汚れ た クロス が 匂う けがれ||くろす||におう

書き込 ん だ スコア たち が 試し てる の かきこ|||すこあ|||ためし||

青春 の 価値 せいしゅん||かち

奏でる 教室 の 窓 から かなでる|きょうしつ||まど|

繋げ る フレーズ から フレーズ へ つなげ|||||

ひとり でも 欠け たら ダメ な ん だ ||かけ||だめ|||

音 に 伝わる 感動 みんな で 響け ! おと||つたわる|かんどう|||ひびけ

体 が 歌って る 煌 め き の パッ セージ からだ||うたって||こう|||||

チューナー の 揺らぎ は きっと 舞い上がる 高揚 感 ちゅーなー||ゆらぎ|||まいあがる|こうよう|かん

想い を 乗せ て ゆく 楽器 って 赤い 糸 おもい||のせ|||がっき||あかい|いと

息 を 合わせ て … いき||あわせ|

トゥッティ ! 私 たち が 心 を 奪う |わたくし|||こころ||うばう