Tales of the Abyss Episode 16

準備 は ほぼ 終わった ぞい じゅんび|||おわった|

それ じゃあ ！

地核 の 震動 を 打ち消す 装置 は ちかく||しんどう||うちけす|そうち|

もう タルタロス に 取り付け た |||とりつけ|

星 の 圧力 に も 負け ん ほし||あつりょく|||まけ|

わし ら め 組 の 自信 作 じゃ ！ |||くみ||じしん|さく|

そう か ！

さ っす が ～ ！

わ しら い 組 の 演算 器 が なけりゃ |||くみ||えんざん|うつわ||

ただ の ガラクタ じゃ ろ う が

なん じゃ と ～ ！

わし の 装置 が なけりゃ ||そうち||

演算 器 だって ただ の 箱 じゃ ！ えんざん|うつわ||||はこ|

ん な こと ない わ い ！

ある ！

ない わ よ ！

仲 悪 ～ い なか|あく|

仲 が いい から なか|||

争って しまう の で は ない でしょう か あらそって|||||||

なるほど

ティア と ルーク の 関係 と 一緒 だ な ||||かんけい||いっしょ||

同じ です の おなじ||

お じいちゃん たち やめ て ！

装置 は お じいちゃん たち が そうち|||||

協力 し た から 完成 し た ん でしょ ？ きょうりょく||||かんせい||||

ほか の 人 でも 造れ る 物 ？ ||じん||つくれ||ぶつ

無理 じゃ ！ むり|

わし ら に しか でき ん わ い

そう じゃ そう じゃ

わし ら は 港 で 最後 の 準備 を し て くる ぞい |||こう||さいご||じゅんび|||||

気 を 抜く な よ き||ぬく||

分 か っと る わ い 行く ぞ ぶん||||||いく|

ノエル お前 も じゃ |おまえ||

アルビ オール を タルタロス に 搭載 せ ね ば なら ん |おーる||||とうさい|||||

そう いえ ば お 兄さん は ？ ||||にいさん|

３ 号 機 の 試験 飛行 に 行って おる ごう|き||しけん|ひこう||おこなって|

そう じゃあ いって き ます ！

なるほど タルタロス で 地核 へ 突入 し |||ちかく||とつにゅう|

その 装置 を 作動 さ せ れ ば いい わけ です ね ？ |そうち||さどう||||||||

それ で 魔 界 の 液状 化 は 止まる ||ま|かい||えきじょう|か||とまる

じゃ が すぐに 脱出 し ない と |||だっしゅつ|||

星 の 圧力 で ぺしゃんこ に なる ぞい ほし||あつりょく|||||

最後 まで 命懸け と いう こと ね さいご||いのちがけ||||

どう し た ？

スピノザ の 言う とおり ||いう|

ここ に 逃げ込 ん で い た か ||にげこ|||||

リグ レット 教官 ！ ||きょうかん

そこ を どけ ！

お前 たち に 地核 を 制止 さ せる わけ に は いか ない ！ おまえ|||ちかく||せいし|||||||

港 も 神 託 の 盾 騎士 団 が 制圧 し た こう||かみ|たく||たて|きし|だん||せいあつ||

無駄 な 抵抗 は やめ て 武器 を 捨てろ むだ||ていこう||||ぶき||すてろ

くそ …

どけ ぇ ～ い ！

タマラ やれ ！

あい よ ！

今 です ！ いま|

急げ ！ いそげ

けど ！

ヤツ ら に タルタロス を 沈め られ たら やつ|||||しずめ||

私ら の 仕事 が 無駄 に なる よ ！ わたしら||しごと||むだ|||

早く せ ん か ！ はやく|||

行か せる か ！ いか||

さ せ ん ぞ ！

この … 死に たい の か |しに|||

年寄り を なめる な ！ としより|||

邪魔 だ ！ じゃま|

イエモン さん ！

何 し てる の ！ なん|||

年寄り に 構う より やる べき こと が ある でしょ う ！ としより||かまう||||||||

さ … さっさと 行か ん か ！ ||いか||

ルーク 行き ま しょ う ！ 早く ！ |いき||||はやく

くそ っ ！

それ で いい の よ

民間 人 が しゃし ゃり 出 て くる から だ みんかん|じん||||だ||||

行く ぞ ！ いく|

坊や たち しっかり … ね … ぼうや|||

め 組 と い 組 の … |くみ|||くみ|

最初 で 最後 の 共同 作品 じゃ … さいしょ||さいご||きょうどう|さくひん|

頼む ぞ ルーク … たのむ||

くそ っ … くそ ～ ！

なんで … なんで

なん だ

まずい ！

譜 業 の 催眠 煙幕 だ わ ！ ふ|ぎょう||さいみん|えんまく||

吸い込ま ない で ！ すいこま||

譜 術 で 吹き飛ばし ます ！ ふ|じゅつ||ふきとばし|

よかった ！

あんた たち まで 寝 ち まわ なく て |||ね||||

まあ で は これ は 皆さん が ？ |||||みなさん|

神 託 の 盾 の 連中 が タルタロス を かみ|たく||たて||れんちゅう|||

盗 も う と し や がった んで な ぬす||||||||

ヤツ ら 街 に も 行った みたい だ けど やつ||がい|||おこなった|||

タマラ たち は ？

まさか …

お前 たち も ここ で 終わり だ おまえ|||||おわり|

何 っ なん|

せ … 師匠 ！ |ししょう

スピノザ まさか お前 が ||おまえ|

わ わし は …

兄さん 何 を 考え てる の にいさん|なん||かんがえ||

お前 たち に 地核 の 震動 を 止め られ て は 困る の だ おまえ|||ちかく||しんどう||とどめ||||こまる||

なんで こんな こと を ！

預言 に 狂わ さ れ た この 世界 を よげん||くるわ|||||せかい|

生まれ変わら せる ため だ うまれかわら|||

でも 外 殻 大地 が 崩落 し たら |がい|から|だいち||ほうらく||

世界 は ぐちゃぐちゃ に なって せかい||||

みんな 死 ん じ まう だ ろ ！ |し|||||

それ で いい

意味 が ない の だ … いみ||||

新た な 世界 に 今 の 人類 が 生き て い て は あらた||せかい||いま||じんるい||いき||||

師匠 何 言って ん だ よ ししょう|なん|いって|||

預言 どおり に しか 生き られ ぬ 人類 など ただ の 人形 よげん||||いき|||じんるい||||にんぎょう

すべて を 無 に 帰 し ||む||かえ|

新しい 世界 を つくる べき な の だ あたらしい|せかい||||||

レプリカ で な

な ん です って

まさか

大地 や 人類 の レプリカ を 丸ごと だいち||じんるい||||まるごと

全部 つくる って いう の か ぜんぶ|||||

それ で こそ 世界 は ユリア の 預言 から 解放 さ れ |||せかい||||よげん||かいほう||

新た な 道 を 歩み 始める の だ あらた||どう||あゆみ|はじめる||

なんて 恐ろしい こと を … |おそろしい||

正気 か よ … しょうき||

現実 に できる はず は ない ！ げんじつ|||||

第 七 音 素 は 世界中 を 循環 し て いる だい|なな|おと|そ||せかいじゅう||じゅんかん|||

それ を 集め て レプリカ の 大地 を つくった と して も ||あつめ||||だいち|||||

第 七 音 素 は やがて レプリカ から 乖離 し だい|なな|おと|そ|||||かいり|

循環 の 輪 に 戻って いく じゅんかん||りん||もどって|

レプリカ を 長く 維持 する こと は でき ない ||ながく|いじ|||||

それ に レプリカ は 大量 の 第 七 音 素 を 消費 する ||||たいりょう||だい|なな|おと|そ||しょうひ|

世界中 から 集め た って 足りる はず が ない わ ！ せかいじゅう||あつめ|||たりる||||

ローレライ を 消滅 さ せ れ ば 問題 は ない ||しょうめつ|||||もんだい||

ローレライ って 第 七 音 素 の 意識 集 合体 ？ ||だい|なな|おと|そ||いしき|しゅう|がったい

み ゅう ？

でも その 存在 は まだ 確認 さ れ て い ない ん だ ろ ？ ||そんざい|||かくにん||||||||

なぜ ローレライ の 存在 を |||そんざい|

そこ まで 確信 できる の です ？ ||かくしん|||

お前 たち が 知る 必要 は ない おまえ|||しる|ひつよう||

そう か ローレライ の 存在 を 前提 に 考え れ ば ||||そんざい||ぜんてい||かんがえ||

あなた の 行動 に も 納得 が いき ます ||こうどう|||なっとく|||

ローレライ は 地核 の 中心 で ||ちかく||ちゅうしん|

第 七 音 素 の 循環 の 要 と なって いる と いわ れ て い ます だい|なな|おと|そ||じゅんかん||かなめ|||||||||

地核 を 震動 さ せ れ ば ちかく||しんどう||||

ローレライ から 大量 の 第 七 音 素 が 放出 さ れる ||たいりょう||だい|なな|おと|そ||ほうしゅつ||

それ を すべて レプリカ の 製造 に |||||せいぞう|

充て て 世界 を つくる あて||せかい||

その うえ で ローレライ を 消滅 さ せ れ ば |||||しょうめつ||||

循環 が 止まり じゅんかん||とまり

レプリカ を 長く 維持 できる よう に なる ||ながく|いじ||||

世界 を 飛び交う 第 七 音 素 は なく なり せかい||とびかう|だい|なな|おと|そ|||

預言 も 詠め なく なる よげん||よめ||

だから 地核 の 震動 を 止めよ う と して いる オレ たち を |ちかく||しんどう||とどめよ|||||おれ||

妨害 する の か ！ ぼうがい|||

閣下 かっか

足止め は 任せ た はず だ 失策 だ な あしどめ||まかせ||||しっさく||

すみません …

すぐに 始末 し ます ！ |しまつ||

くそ っ ！

ルーク いけ ませ ん ！

逃げる ん です ！ にげる||

どうして

ヤツ ら に タルタロス を 奪わ れる わけ に は いき ませ ん やつ|||||うばわ|||||||

くそ ～ っ ！

私 が やる わたくし||

やめろ ！

どけ っ ！

アストン さん

ばか が

危ない わ 逃げ て ！ あぶない||にげ|

そう は いか ん ！

こんな ふう に なった の は

スピノザ がわ し たち い 組 を 裏切った から だ ！ |||||くみ||うらぎった||

こんな 年寄り でも 障害 物 に は なる わ |としより||しょうがい|ぶつ||||

あなた たち は 行き なさい ！ |||いき|

どけ

ばか 者 ！ どく ん じゃ ！ |もの|||

仲間 の 失態 は 仲間 で ある わし ら が 償う なかま||しったい||なかま||||||つぐなう

みんな 行き なさい ！ |いき|

そんな …

ルーク 行き ま しょ う ！ |いき|||

ルーク ！ イエモン さん たち の 死 を 無駄 に し たい の |||||し||むだ||||

分かって る … わかって|

ごめん …

ヘン ケン さん キャシー さん |けん|||

アストン さん ！ ごめん ！

老人 と は いえ その 覚悟 や よし ろうじん|||||かくご||

スピノザ よく 見 て おけ ||み||

私 の 敵 と なる 者 の 末路 を な わたくし||てき|||もの||まつろ||

閣下 シンク が 間に合った よう です かっか|||まにあった||

我々 は おとり に なった と いう こと か われわれ||||||||

いい だ ろ う 撤収 だ ||||てっしゅう|

了解 りょうかい

ごめん じゃ ない …

ありがとう … だ ろ う が …

そう ねぇ

あの 子 たち が 帰って 来 たら … |こ|||かえって|らい|

言葉 の 選び 方 を ことば||えらび|かた|

教え て あげ ま しょ う ね … おしえ||||||

なんで ？

イエモン さん たち 関係ない のに |||かんけいない|

お じいちゃん

ごめん ノエル …

オレ が 非力 だった から だ ！ おれ||ひりき|||

くそ っ ！

お じいちゃん の ため に も

作戦 を 成功 さ せ ない と … さくせん||せいこう||||

その とおり よ ルーク

落ち込 ん で いる 暇 は ない わ おちこ||||いとま|||

お前 そんな 言い 方 し なく て も ！ おまえ||いい|かた||||

悲し ん で い て も かなし|||||

何も 始まら ない の よ なにも|はじまら|||

ティア だって 本当 は 泣き たい はず だ よ ||ほんとう||なき||||

じいさん た を 殺し た の は ティア の 兄貴 だ |||ころし||||||あにき|

間もなく 突入 です まもなく|とつにゅう|

地核 で 装置 を 作動 さ せ たら ちかく||そうち||さどう|||

すぐに アルビ オール で 脱出 し ます ||おーる||だっしゅつ||

時間 は あり ませ ん よ じかん|||||

地核 に 突入 し ます ！ ちかく||とつにゅう||

着 い た の か ？ ちゃく||||

その よう です

装置 の 準備 は 終わり まし た そうち||じゅんび||おわり||

脱出 し ま しょ う だっしゅつ||||

シンク ！

どうして ここ に

逃がさ ない よ にがさ||

ここ で お前 たち は 泥 と 一緒 に 沈む ん だ から な ！ ||おまえ|||どろ||いっしょ||しずむ||||

アニス ！ イオン を 頼む ！ |いおん||たのむ

分かった ！ わかった

この タルタロス を

お前 たち の 墓 に して やる よ ！ おまえ|||はか||||

サンキュー ティア ！ さんきゅー|

私 たち と 心中 しよ う と でも いう の です か ？ わたくし|||しんじゅう||||||||

この ！

心中 ？ 上等 だ ね ！ 死ね しんじゅう|じょうとう|||しね

冗談 じゃ ない ！ じょうだん||

オレ たち は 死な ない ！ おれ|||しな|

死ね ない ん だ ぁ ～ しね||||

ルーク ！

大丈夫 だ こいつ に なんか … だいじょうぶ||||

その 剣 は 通じ ない の が 分から ない の か ！ |けん||つうじ||||わから|||

言った ろ ！ いった|

負ける わけ に は いか ない ん だ ～ ！ まける|||||||

お お前 |おまえ

ウソ … イオン 様 と 同じ 顔 うそ|いおん|さま||おなじ|かお

やはり … あなた も 導 師 の レプリカ な の です ね ？ |||みちび|し||||||

「 あなた も 」 って どういう こと だ ！

僕 は … ぼく|

導 師 イオン の 七 番 目 … みちび|し|いおん||なな|ばん|め

最後 の レプリカ です から さいご||||

レプリカ お前 が … |おまえ|

ウソ … だって イオン 様 … うそ||いおん|さま

すみません アニス

僕 は 誕生 し て まだ ２ 年 ほど しか たって い ませ ん ぼく||たんじょう||||とし||||||

２ 年 って 私 が イオン 様 付き の とし||わたくし||いおん|さま|つき|

導 師 守護 役 に なった ころ … みちび|し|しゅご|やく|||

まさか アリエッタ を 解任 し た の は |||かいにん||||

過去 の 記憶 が ない から … かこ||きおく|||

あの とき オリジナル の イオン は ||おりじなる||いおん|

病 で 死 が 迫って い た びょう||し||せまって||

でも 跡継ぎ が い なかった ので |あとつぎ||||

モース と ヴァン が フォミクリー を 使用 し た ん です ||||||しよう||||

その とき の レプリカ の 中 で |||||なか|

お前 は いちばん オリジナル に おまえ|||おりじなる|

近い 能力 を 持って い た ちかい|のうりょく||もって||

僕たち クズ と 違って ね ぼくたち|くず||ちがって|

クズ だ なんて … くず||

クズ さ ！ くず|

だから 捨て られ た … |すて||

ゴミ な ん だ よ レプリカ なんて ごみ||||||

そんな ！ レプリカ だ ろ う と

オレ たち は 確かに 生き てる のに ！ おれ|||たしかに|いき||

必要 と さ れ てる レプリカ の 御 託 は 聞き たく ない ね ！ ひつよう|||||||ご|たく||きき|||

そんな ふう に 言わ ない で … |||いわ||

一緒 に ここ を 脱出 し ま しょ う ！ いっしょ||||だっしゅつ||||

僕ら は 同じ じゃ ない です か ぼくら||おなじ||||

違う ね ！ 僕 が 生き て いる の は ちがう||ぼく||いき||||

ヴァン が 僕 を 利用 する ため だ ||ぼく||りよう|||

結局 使い道 の ある ヤツ だけ が けっきょく|つかいみち|||やつ||

お 情け で 息 を し てる って こと さ |なさけ||いき||||||

そして 僕 の 役目 は これ で 終わった |ぼく||やくめ||||おわった

イオン 様 泣か ない で ください いおん|さま|なか|||

僕 は 泣 い て い ませ ん よ ぼく||なき||||||

でも 涙 が … |なみだ|

本当 だ ほんとう|

兄弟 を 亡くし た よう な もの です もの きょうだい||なくし||||||

泣 い た の は 生まれて 初めて です なき|||||うまれて|はじめて|

そう か … 僕 は … ||ぼく|

僕 は 悲しかった ん です ね ぼく||かなしかった|||

いけ ませ ん もう 時間 が ない ！ ||||じかん||

アルビ オール へ 急ぎ ま しょ う ！ |おーる||いそぎ|||

ルーク ！

どうして こんな とき に …

我が 声 に 耳 を 傾けよ わが|こえ||みみ||かたむけよ

聞こえる か ？ 私 と 同じ 存在 よ きこえる||わたくし||おなじ|そんざい|

アッシュ か ？

いい や 違う この 声 は … ||ちがう||こえ|

私 を 解放 し て くれ わたくし||かいほう|||

この 永遠 回帰 の 牢獄 から |えいえん|かいき||ろうごく|

ルーク 大丈夫 ？ |だいじょうぶ

癒 やせ ない か 試し て みる わ ！ いや||||ためし|||

ユリア の 血縁 か ？ 力 を 借りる ||けつえん||ちから||かりる

痛み が 引 い た … いたみ||ひ||

ルーク 我 が 同位 体 の 一 人 … |われ||どうい|からだ||ひと|じん

ティア ？ いや 違う … ||ちがう

私 は … 私 は お前 たち に よって わたくし||わたくし||おまえ|||

ローレライ と 呼ば れ て いる ||よば|||

本当 に 存在 し て い た の か ！ ほんとう||そんざい||||||

ルーク お前 は 音 素 振動 数 が 第 七 音 素 と 同じ |おまえ||おと|そ|しんどう|すう||だい|なな|おと|そ||おなじ

私 の 完全 同位 体 だ わたくし||かんぜん|どうい|からだ|

私 は お前 わたくし||おまえ

だから お前 に 頼み たい |おまえ||たのみ|

オレ に 何 を … おれ||なん|

今 私 の 力 を 何 か とてつもない もの が 吸い上げ て いる いま|わたくし||ちから||なん|||||すいあげ||

お前 たち に よって 地核 は 静止 し おまえ||||ちかく||せいし|

セフィロト の 暴走 も 止まった が ||ぼうそう||とまった|

私 が 閉じ込め られ て いる かぎり … わたくし||とじこめ||||

ティア ！ ティア 大丈夫 か ||だいじょうぶ|

とにかく 脱出 し ま しょ う ！ |だっしゅつ||||

発進 し ます ！ はっしん||

なんとか 間に合い まし た ね |まにあい|||

ティア … ティア ！

治癒 術 を ちゆ|じゅつ|

第 七 音 素 が 効き ませ ん わ ！ だい|なな|おと|そ||きき|||

どういう こと ？

み ゅう ？

医者 に 診せ た 方 が いい かも しれ ない な いしゃ||みせ||かた||||||

ベル ケンド に 向かい ま しょ う べる|||むかい|||

あそこ の 医療 施設 なら ||いりょう|しせつ|

精密 検査 が 受け られる はず です せいみつ|けんさ||うけ|||

ティア …

先生 ティア は せんせい||

ひとまず 命 に 別状 は あり ませ ん |いのち||べつじょう||||

み ゅう ～ よかった です の

しかし …

何 か ？ なん|

彼女 が こう なった 原因 は かのじょ||||げんいん|

汚染 さ れ た 第 七 音 素 を おせん||||だい|なな|おと|そ|

体 に 取り込 ん で いる ため です からだ||とりこ|||||

汚染 さ れ た 第 七 音 素 ？ おせん||||だい|なな|おと|そ

第 七 音 素 と 障 気 が 結合 し て いる の です だい|なな|おと|そ||さわ|き||けつごう|||||

どうして それ を 吸収 し て しまった の です ？ |||きゅうしゅう|||||

推測 する に 彼女 は 大陸 降下 作戦 の 際 すいそく|||かのじょ||たいりく|こうか|さくせん||さい

パッ セージ リング から ||りんぐ|

第 七 音 素 を 吸収 し た の でしょ う だい|なな|おと|そ||きゅうしゅう|||||

創世 暦 の 音 機関 は そうせい|こよみ||おと|きかん|

汚染 さ れ た 第 七 音 素 を 含 ん で いる はず です おせん||||だい|なな|おと|そ||ふく|||||

つまり

今後 も 降下 作業 を 行う と こんご||こうか|さぎょう||おこなう|

ティア に 障 気 が 流れ込む の か ？ ||さわ|き||ながれこむ||

でしょう ね

その 作業 を 続ける なら |さぎょう||つづける|

命 の 保障 は し かね ます いのち||ほしょう||||

そんな ！