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七つの大罪, Nanatsu no Taizai Episode 20

Nanatsu no Taizai Episode 20

( エリザベス ) あっ 。 N ( メリオダス ) そい つ から 離れろ !

今 すぐ エリザベス を 救出 に 行く !

( バン ) ぐ わ っ 死ぬ ! 何 か 言った か ?

( ゴウセル ) 音声 が 拾え ない 。 N ドォーン !

あくまで 目的 は エリザベス の 奪還 。

戦闘 は 最小 限 に とどめ て おけ 。

♪~

あなた が 私 を ここ へ ! ?

( ホ ー ク ) スーパー ・ ロース イリュージョン !

よっ しゃ 行 こ う ぜ 。

( ドレファス ) 残念 だ な ゴウ セル 。 N 戻って こ られ た の は 私 の よう だ 。

( ドレファス ) すま ん な ギル サンダー 。

( ヘルブラム ) これ で 戦況 は 楽 に なった はず …

な ~ ん て 思って ない ? 混戦 じゃ なく なった って こと は さ

俺 っち も 好き 放題 できる って こと 。

( ディアンヌ ) 誰 も … 死な せる もん か 。 N ( ジ ー ル ) げ ほっ げ ほっ …。

ドゴン ! ( ディアンヌ ) が はっ !

( ヘルブラム ) バハ ハ ~ イ !

パリン ! パリン !

♪~

( キング ) 700 年 前 君 と 交わし た 約束

ここ で 果た そ う 。

( ナレ ー ション ) < かつて キング が ディ アンヌ と 過ごし た

平和 な 日々 は 親友 ヘル ブラム と の 記憶 を

喪失 し た 日々 で も あった >

< 人間 に 欺か れ 妖精 の 森 を 飛び出し た ヘル ブラム >

< 彼 は 犠牲 と なった 仲間 たち の 声 に

取り 憑 か れ た か の よう に 人間 を 殺 め 続け て い た の だ >

< 親友 の 苦し み を 取り除く べく その 命 を 絶つ キング >

< 同じ ころ メリオダス は 聖 騎士 長 ヘンドリクセン と 対峙 し て い た >

さて さて さ ~ て …。 N エリザベス は 返し て もらう ぜ 。

♪~

( ヘンドリクセン ) 久しい です な 七 つ の 大 罪 団長 殿 。

お 一 人 です か ?

ああ 。 途中 で はぐれ ち まった み て ぇ だ な 。

( ヘンドリクセン ) それ でも どうにか なる と ?

相変わらず 余裕 です な 。

( ア ー サ ー ・ 心 の 声 ) ≪ 七 つ の 大 罪 団長 。 N で は この 人 が あの …≫

エリザベス は どこ だ ? 今 すぐ 返せ 。

残念 だ が 無理 だ 。

♪~

ガキン ! ふん !

♪~

< これ は いまだ 人 と 人 なら ざる もの の 世界 が

分かた れ て は い なかった 古 の 物語 >

< 国 ある 所 に 聖 騎士 あり >

< 聖 騎士 ある 所 に 国 は あら ず >

< しか して その 成り立ち は

聖 騎士 から 自由 や 正義 を 奪う もの で あった か >

< 故に 彼ら は 伝説 な の だ >

< 聖 騎士 を 超え た 聖 騎士 >

< それ すなわち 七 つ の 大 罪 >

♪~

( 回想 ) ( ( カン カン … ( 剣 の 訓練 を する 音 ) ) )

( ( カン カン カン … カン ! ) )

( ギルサンダ ー ) ( ( は ぁ は ぁ … ) )

( ( どう し た ギル 坊 ? もう へたばった か ? ) )

( ギルサンダ ー ) ( ( 僕 に は 無理 です ) )

( ( どうせ お 父さん や メリオダス さん の よう に

強く は なれ ない ん だ ) )

( ( お前 な まずは その ネガティブ 思考 を どうにか しろ ) )

( ( ≪ ( マ ー ガレット ) 「 その 眼 は 悪 を 見抜き その 口 は 真 を 語り

≪ その 心 は 正義 に 満ち その 剣 は 悪 を 砕く 」。

自分 が 正しい と 思う 道 を 貫く こと が

騎士 に とって は いちばん 大切 な こと でしょ う ? ) )

( ( マーガレット … ) ) ( ( メリオダス 様 も

あなた の 父上 も 関係ない じゃ ない ) )

( ( あなた は あなた よ 。 N ギル は いつか もっと

誰 より も 優しく て 強い 聖 騎士 に なる ) )

( ( 私 は そう 信じ てる わ ) ) ( ( うん ! ) )

( ( こりゃ 尻 に 敷か れる な ) ) ( 2 人 ) ( ( ん ん … ) )

( ドレファス ) は ぁ … は ぁ …

は ぁ …。 ここ で いい 。

♪~

( ギルサンダ ー ) ゴウ セル と 戦った とき 何 が あった の です ?

ドレ ファス 聖 騎士 長 。

♪~

( ドレファス ) 過去 の 自分 を 見せつけ られ た 。

一生 逃れ え ない 罪 と し て …。 N 罪 ?

お前 は 皆 の もと へ 戻れ 。

私 なら 大丈夫 だ 。

しばらく 一 人 に し て くれ 。 N で は …。

♪~

( ビビアン ) 情けない わ ね ドレ ファス 聖 騎士 長 殿 は 。

精神 攻撃 くらい で 音 を 上げる なんて 。

その 点 ヘンド リク セン は 違う わ 。

彼 こそ が 来る べき 世界 で 王 と なる 存在 よ 。

来る べき 世界 ? ( ビビアン ) 嫌 だ わ ギル ったら 。

ヘンド リク セン 聖 騎士 長 が 目指す 理想郷 よ 。

そこ で は 王族 も 奴隷 も 関係ない 。

本当 に 強い 者 だけ が 生き残り

欲しい もの を 手 に 入れる こと が できる の よ 。

( ギルサンダ ー ) 魔 神 族 と 戦って 生き残れ る の か ?

( ビビアン ) どう し た の ? いつも の 自信 に 満ち あふれ た

あなた らしく も ない 。 N 本当 の こと を 言った まで だ 。

( ビビアン ) 安心 し て 。 あなた に 死 の 恐怖 を 与える と いう の なら

私 は 魔 神 族 と だって 戦って みせる わ 。

ふ っ 。 その とき は 頼む よ 。

も う ~ ギル ったら ん !

( ヘンドリクセン の 声 ) エリザベス 王女 は 地下 牢 から 移送 し た の か ?

( ビビアン の 声 ) 絶対 に 誰 も 手出し が でき ない 場所 に ね 。

ところで 儀式 は いつ 始める の かしら ?

あら ? 面白い お 客 さん を 相手 に し て いる の ね 。

いい わ 。 私 の かわいい ナイト を 送って あげる 。

ゴロゴロ ゴロ … ( 雷鳴 ) 雷雲 ?

ゴロゴロ ゴロ … N ピシャーン !

バリバリ バリッ !

ふん !

♪~

ドカッ ! ぐ わ っ !

悪 ぃ な に い ちゃん 。 助かった ぜ 。

いや ~ なんの !

♪~

もう ちょっと 手 を 貸し て くれる か ?

はい 喜んで 。

私 アーサー ・ ペン ドラゴン と 申し ます 。

あなた の こと は 昔 から 存じ 上げ て い ます 。

まっ 話 は 事 が 済 ん で から に する か 。

( ア ー サ ー ) はい ! さ ~ て

この 間 の 続き を する か ギル 坊 。

( ギルサンダ ー ) 俺 は 俺 の す べき こと だけ を やる まで だ 。

言 っと く が 手加減 し ねぇ ぜ 。

ガキン ! ( ギルサンダ ー ) ふん !

♪~

なんという 剣 撃 速度 だ 。

その うえ 二 人 と も 本気 で は ない 。

( ヘンドリクセン ) それ は 我々 も 同じ だ ろ う 。

なあ ? アーサー 王 。

ガキン ! は あ ~ ~ !

ドカッ ! ふん !

「 雷 獣 の 追走 」 !

♪~

キン ! 「 全 反撃 」 !

時間 差 。 N 一度に はね返さ せ ねぇ 気 か 。

あっ ! あっ ぶ …。

ガキン ! や べ っ !

「 雷 帝 の 鉄 槌 」 ! ドォーン !

♪~

だ … 大 落雷 と 強烈 な 突き を 指 で 止め た ?

( ア ー サ ー ) それ に あの メリオダス 殿 の 変化 は ?

( ヘンドリクセン ) 魔 神 の 力 の 表れ だ 。

えっ … う わ っ ! 魔 神 の 力 ?

死ぬ 人間 に 説明 など いる まい ? 燃え尽きろ !

あっ ち … あ ちゃちゃ ! また 黒い 炎 ? ぐ っ … う う っ !

さっき は 邪魔 が 入った が 今度 こそ 灰 に なれ 。

まずい … 消え ない 。

あっ 。 N ん ?

た … 助かった 。 あり が と !

そっち は もう 終わった の ?

♪~

助かった けど もう 手助け は いい から 。

ふん バカ め 。

♪~

ピシャーン !

( ハウザ ー ) また 雷鳴 。 何度 目 だ ?

ギル サンダー は 間違い ない と して

相手 は やっぱり 団長 だ よ ね 。 N ( キング ) うん そう だ ね 。

( ゴウセル ) バン の 気配 が ない 。 N ええ ~ ? お … お前 !

どこ へ 行った ?

ん ん … あっ 。

こ … ここ は ?

マーガレット 姉 様 ホーク ちゃん ! 返事 を し て !

≫ ギシッ ( 物音 ) あっ 。

( 国王 ) エリザベス … エリザベス な の か ?

父上 ! おお … エリザベス !

父上 …。 N ( 国王 ) よくぞ 無事 で 。

いま 一 度 こうして お前 を 抱き締め られる と は …。

ご ほっ … ご ほっ ご ほっ 。

どう か 無理 なさら ない で 。 N ( ビビアン ) 今 の うち に

感動 の 再会 を 済ませ て おき なさい 。

これ が 最後 に なる の だ から 。

じきに あなた の 愛し い 大 罪人 は

私 の かわいい ナイト に 殺さ れる の よ 。

大 罪人 ? メリオダス 様 が 来 て くれ た ん だ 。

( ビビアン ) ふん ! いつまで その お め め を

キラキラ さ せ て い られる かしら ね 。

キン ! 「 全 反撃 」 !

「 雷鳴 斬 」 ! バリバリ バリッ !

( ギルサンダ ー ) ( ( ふ っ ! ふ っ ! ふ っ ! ) )

( ( これ は どう 返す ? ) ) ( ( くっ ! ) )

( ( いい ぞ その 調子 だ ) )

( ( ん ? どう し た ? ) ) ( ( また 遠征 に 出る ん です か ? ) )

( ( お前 の 父さん の 命令 で な ) )

( ギルサンダ ー ) ( ( 今度 は 長い って … ) ) ( ( あ あ ~ かも な ) )

( ( だったら … N 僕 も 連れ て って ください ! ) )

( ( おいおい 何 言って ん だ ? お前 ) )

( ( 場合 に よっちゃ 何 年 も かかん だ ぞ ? ) )

( ( でも 今 の まま メリオダス さん と 離れ たら

僕 は これ 以上 強く なれ ない ) )

( ( そ したら 僕 は … 僕 は … ) )

( ( ゴン ! ゴン ゴン … ) ) ( ( 落ち着け ) )

( ( 痛い … ) ) ( ( お前 の す べき こと は なん だ ? ) )

( ( マーガレット を 守る こと ) )

( ( そうだ 。 N お前 は その 任 を 放って

俺 と 一緒 に 来る の か ? ) ) ( ( それ は … ) )

( ( お前 は お前 の す べき こと だけ 考え れ ば いい ) )

( ( でも 今 の まま の 僕 じゃ … ) )

( ( 不安 か 。 なら お前 に まじない を 教え て やる ) )

( ( まじない ? ) )

♪~

≪ ここ だ !

ギル 坊 本気 で 俺 と 殺 り 合って 後悔 は ない ん だ な ?

「 その 眼 は 悪 を 見抜き その 口 は 真 を 語り

その 心 は 正義 に 満ち その 剣 は 悪 を 砕く 」。

あの 日 聞い た 「 騎士 の 教え 」 を 俺 は 忘れ て い ない 。

七 つ の 大 罪 は その 教え に 背き 国 を 裏切った 。

そして いま 一 度 言 お う 。

今 の 私 は 七 つ の 大 罪 の 誰 より も 強い 。

分かった 。

ケリ を つける か 。

♪~

ガッ ! う っ !

( ギルサンダ ー ) ふん ! ガキン !

♪~

くっ ! ほう 今 の を かわす か 。

もう 少し 時間 を 稼 ご う と し た ん です が 面目ない 。

気 に せ ず 休 ん でろ !

( ヘンドリクセン ) 一気に いく ぞ 。

♪~

バキッ ! う う っ !

( ヘンドリクセン の 声 ) ヤツ に とどめ を 刺す 。 お前 も 来い 。

( ビビアン の 声 ) あら うれしい 。

( ビビアン ) 私 も 呼ば れ ちゃ った 。 N あなた の 大 罪人 に

お 別れ の ひと言 を 特別 に 伝え て あげる わ 。

メリオダス 様 は 負け ませ ん !

( ビビアン ) ふん ! せいぜい 祈って なさい

パパ の 温かい 胸元 で ね 。

♪~

( ビビアン ) 「 凍結 棺 」 !

♪~

は あっ ! ( ヘンドリクセン ) ふん !

終わり だ 。 N なんの !

くっ ! 「 雷 帝 の 鉄 [ 外 : 5 DF 7 D 88 E 1 E 15018 B 3 BCE 73 E 765 EF 72 D 6 ] 」 !

「 全 反撃 」 ! ( ビビアン ) 「 曲がる 空間 」。

バリバリ バリッ !

( キング ) この 距離 で なんて 衝撃 波 だ 。

( ゴウセル ) どうやら 団長 は 一 人 で 三 人 を 相手 に し て いる よう だ 。

キング 早く 団長 の ところ に 行って あげて 。

( キング ) 君 を 置 い て は 行け ない よ 。 N でも …。

あの 人 なら 大丈夫 。

今 受け た 攻撃 は わざと よけ なかった よう だ 。

団長 は 何 か を 待って る ?

♪~

( マ ー ガレット ) ≪ ねえ ギル ≫

≪ いつも 穏やか で 優しかった あなた ≫

≪ あなた は 幼い ころ 私 に 誓って くれ た ≫

( ( 僕 は 騎士 の 誇り に 懸けて 一生 君 を 守り 続ける ) )

( マ ー ガレット ) ≪ それ が あなた を 苦しめる 呪縛 に なる と も 知ら ず

10 年 も の 間 私 の ため に 自分 を 偽り 心 を 傷つけ …≫

は あ ~ ! バキン !

( マ ー ガレット ) ≪ そして 今 最も 慕う 人 を 傷つけよ う と して いる ≫

≪ お 願い どう かも う 私 から 解放 さ れ て 。

どう か あなた の 英雄 を 裏切ら ない で ≫

て やっ ! バリバリ バリッ !

バリバリバリバリッ ドォーン !

( ビビアン ) 魔 神 化 も せ ず 反撃 も し て こ ない なんて 。

( ヘンドリクセン ) 何 か 仕掛ける つもり だ 。 N その 前 に しとめる 。

♪~

ギル サンダー もう やめ て !

「 神 千 斬り 」。 N ( ギルサンダ ー ) 「 雷 帝 の 剣 」。

付 呪 ・「 獄 炎 」 !

( ビビアン ) 「 破壊 の 四 大 元素 」 !

くっ !

≪ 見え た ! ≫

ギィーー !

あっ 。 N へ へ っ 。

死ね !

ザシュ ! ( 斬る 音 )

( ( つらく て 苦しく て 誰 に も 頼る こと が でき ない とき

この まじない を 唱える ん だ ) ) ( ( うん ) )

( ( 「 僕 は 七 つ の 大 罪 の 誰 より も 強い 」 だ ) )

( ( 「 僕 は 七 つ の 大 罪 の 」… ) )

( ( 今 の 私 は 七 つ の 大 罪 の 誰 より も 強い ) )

( ギルサンダ ー ) ( ( そして いま 一 度 言 お う ) )

( ( 今 の 私 は 七 つ の 大 罪 の 誰 より も 強い ) )

ザシュ !

♪~

あなた は 俺 を 長き 呪縛 から 解き放って くれ た 。

英雄 メリオダス ! ふ っ 。

♪~

くっ ! ギル サンダー 裏切り おった な !

裏切って など い ない 。 N 俺 は は な から

お前 たち の 仲間 で は ない の だ から 。 N ( ビビアン ) ギ … ギル !

貴 様 ぁ ~ ! あっ …。

メリオダス あと は 俺 に 任せ て ください 。

父 を 殺し た 男 に 復讐 する この とき を

どれほど 待ち望 ん だ こ と か !

ガキン ! ( ヘンドリクセン ) ぐ お っ ! う ぅ …。

は あっ ! が はっ …。

♪~

( ヘンドリクセン ) う う っ ! う お ぉ ~~

ぐ わ ぁ ~…。

俺 の 怒り を 受け取れ ~ !

は あ ~ ~ N ( ヘンドリクセン ) ぐ わ ぁ ~~

バリバリバリバリッ

♪~

ギャアーー !

ん ん … あっ 。

マーガレット 。

ギル …。 ギル !

♪~

でも ほんと 助かった 。 あり が と な 。

いえ 。 全て は 彼女 の おかげ です 。

( ビビアン ) なぜ … いつ から 気付 い て い た の ?

ギル 坊 の こ と か ? 白 夢 の 森 で 再会 し た とき さ 。

( ビビアン ) な … な ん です って ! ?

こいつ が 白 夢 の 森 で まじない の 言葉 を 口 に し た とき

行動 の 一切 を 監視 さ れ

誰 か を 人質 に 取ら れ て いる こと が 分かった 。

( ビビアン ) 初め から 分かって い た なんて うそ よ 。

本気 で 戦って い た くせ に !

ギル 坊 が 好き な 女 の ため に 命 を 張って ん だ 。

俺 も 命 を 張る の が 男 の 友情 って もん さ 。

( ビビアン ) あり え ない …。 N こんな 結末 絶対 に 許さ ない !

( ア ー サ ー ) おお …。 N どこ だ ここ ?

♪~

( ビビアン ) さあ どこ の 世界 で 死に たい ?

ん ? う わ ぁ ~ !

き ゃ あ ~ ~ !

あっ … はっ ! くっ !

貧相 な 魔術 士 風情 が ぁ !

そう やって 怒り で 我 を 忘れる 癖

あれほど 直せ と 言った で あ ろ う

我が 弟子 ビビアン 。 N ( ビビアン ) はっ …。

♪~

( ビビアン ) その 首 の 紋様 … 紅 蓮 の 豚 。

あなた は … あなた は …。

まさか アーサー と 一緒 に い た と は な 。

♪~

七 つ の 大 罪 暴 食 の 罪 マーリン !

♪~

♪~

パカパカ パカパカ … ( 足音 )

ここ も どこ ぞ の 地下 み て ぇ だ が …。

と ん とこ と ん とこ 。 N あの 仮面 女 め …。

この 非常 事態 に 店長 と 店員 ども は

何 やって ん だ よ ! ち っ 使え ねぇ ヤツ ら だ 。

こう なりゃ 俺 一 人 残飯 処理 騎士 団

団長 の 名 に 懸けて エリザベス ちゃん を

取り戻す しか ねぇ ! ≫ ガコン ( 扉 の 開閉 音 )

ひ ぃ ~ ! や ばい 誰 か 来る !

ギル サンダー です 。 N 呪縛 が 解け て 晴れ晴れ し まし た 。

歌 でも 歌い たい 気分 です 。

次回 『 七 つ の 大 罪 』 「 今 、 そこ に せまる 脅威 」。

では お 聴き ください 。

♪ ん ん ~ マーガ …

川崎 市 で 中学 1 年 の 男子 生徒 が 殺 害 さ れ た 事件 で 、

この 事件 の 前 、

男子 生徒 へ の 暴行 を めぐって


Nanatsu no Taizai Episode 20 Nanatsu no Taizai Episode 20

( エリザベス ) あっ 。\ N ( メリオダス ) そい つ から 離れろ ! |||||||はなれろ

今 すぐ エリザベス を 救出 に 行く ! いま||||きゅうしゅつ||いく

( バン ) ぐ わ っ 死ぬ ! 何 か 言った か ? ||||しぬ|なん||いった|

( ゴウセル ) 音声 が 拾え ない 。\ N ドォーン ! |おんせい||ひろえ|||

あくまで 目的 は エリザベス の 奪還 。 |もくてき||||だっかん

戦闘 は 最小 限 に とどめ て おけ 。 せんとう||さいしょう|げん||||

♪~

あなた が 私 を ここ へ ! ? ||わたくし|||

( ホ ー ク ) スーパー ・ ロース イリュージョン ! |||すーぱー|ろーす|

よっ しゃ 行 こ う ぜ 。 ||ぎょう|||

( ドレファス ) 残念 だ な ゴウ セル 。\ N 戻って こ られ た の は 私 の よう だ 。 |ざんねん||||||もどって||||||わたくし|||

( ドレファス ) すま ん な ギル サンダー 。

( ヘルブラム ) これ で 戦況 は 楽 に なった はず … |||せんきょう||がく|||

な ~ ん て 思って ない ? 混戦 じゃ なく なった って こと は さ |||おもって||こんせん|||||||

俺 っち も 好き 放題 できる って こと 。 おれ|||すき|ほうだい|||

( ディアンヌ ) 誰 も … 死な せる もん か 。\ N ( ジ ー ル ) げ ほっ げ ほっ …。 |だれ||しな|||||||||||

ドゴン ! ( ディアンヌ ) が はっ !

( ヘルブラム ) バハ ハ ~ イ !

パリン ! パリン !

♪~

( キング ) 700 年 前 君 と 交わし た 約束 |とし|ぜん|きみ||かわし||やくそく

ここ で 果た そ う 。 ||はた||

( ナレ ー ション ) < かつて キング が ディ アンヌ と 過ごし た ||||きんぐ|||||すごし|

平和 な 日々 は 親友 ヘル ブラム と の 記憶 を へいわ||ひび||しんゆう|||||きおく|

喪失 し た 日々 で も あった > そうしつ|||ひび|||

< 人間 に 欺か れ 妖精 の 森 を 飛び出し た ヘル ブラム > にんげん||あざむか||ようせい||しげる||とびだし|||

< 彼 は 犠牲 と なった 仲間 たち の 声 に かれ||ぎせい|||なかま|||こえ|

取り 憑 か れ た か の よう に 人間 を 殺 め 続け て い た の だ > とり|ひょう||||||||にんげん||ころ||つづけ|||||

< 親友 の 苦し み を 取り除く べく その 命 を 絶つ キング > しんゆう||にがし|||とりのぞく|||いのち||たつ|きんぐ

< 同じ ころ メリオダス は 聖 騎士 長 ヘンドリクセン と 対峙 し て い た > おなじ||||せい|きし|ちょう|||たいじ||||

さて さて さ ~ て …。\ N エリザベス は 返し て もらう ぜ 。 |||||||かえし|||

♪~

( ヘンドリクセン ) 久しい です な 七 つ の 大 罪 団長 殿 。 |ひさしい|||なな|||だい|ざい|だんちょう|しんがり

お 一 人 です か ? |ひと|じん||

ああ 。 途中 で はぐれ ち まった み て ぇ だ な 。 |とちゅう|||||||||

( ヘンドリクセン ) それ でも どうにか なる と ?

相変わらず 余裕 です な 。 あいかわらず|よゆう||

( ア ー サ ー ・ 心 の 声 ) ≪ 七 つ の 大 罪 団長 。\ N で は この 人 が あの …≫ ||||こころ||こえ|なな|||だい|ざい|だんちょう|||||じん||

エリザベス は どこ だ ? 今 すぐ 返せ 。 ||||いま||かえせ

残念 だ が 無理 だ 。 ざんねん|||むり|

♪~

ガキン ! ふん !

♪~

< これ は いまだ 人 と 人 なら ざる もの の 世界 が |||じん||じん|||||せかい|

分かた れ て は い なかった 古 の 物語 > わかた||||||ふる||ものがたり

< 国 ある 所 に 聖 騎士 あり > くに||しょ||せい|きし|

< 聖 騎士 ある 所 に 国 は あら ず > せい|きし||しょ||くに|||

< しか して その 成り立ち は |||なりたち|

聖 騎士 から 自由 や 正義 を 奪う もの で あった か > せい|きし||じゆう||せいぎ||うばう||||

< 故に 彼ら は 伝説 な の だ > ゆえに|かれら||でんせつ|||

< 聖 騎士 を 超え た 聖 騎士 > せい|きし||こえ||せい|きし

< それ すなわち 七 つ の 大 罪 > ||なな|||だい|ざい

♪~

( 回想 ) ( ( カン カン … ( 剣 の 訓練 を する 音 ) ) ) かいそう|かん|かん|けん||くんれん|||おと

( ( カン カン カン … カン ! ) ) かん|かん|かん|かん

( ギルサンダ ー ) ( ( は ぁ は ぁ … ) )

( ( どう し た ギル 坊 ? もう へたばった か ? ) ) ||||ぼう|||

( ギルサンダ ー ) ( ( 僕 に は 無理 です ) ) ||ぼく|||むり|

( ( どうせ お 父さん や メリオダス さん の よう に ||とうさん||||||

強く は なれ ない ん だ ) ) つよく|||||

( ( お前 な まずは その ネガティブ 思考 を どうにか しろ ) ) おまえ||||ねがてぃぶ|しこう|||

( ( ≪ ( マ ー ガレット ) 「 その 眼 は 悪 を 見抜き その 口 は 真 を 語り ||||がん||あく||みぬき||くち||まこと||かたり

≪ その 心 は 正義 に 満ち その 剣 は 悪 を 砕く 」。 |こころ||せいぎ||みち||けん||あく||くだく

自分 が 正しい と 思う 道 を 貫く こと が じぶん||ただしい||おもう|どう||つらぬく||

騎士 に とって は いちばん 大切 な こと でしょ う ? ) ) きし|||||たいせつ||||

( ( マーガレット … ) ) ( ( メリオダス 様 も ||さま|

あなた の 父上 も 関係ない じゃ ない ) ) ||ちちうえ||かんけいない||

( ( あなた は あなた よ 。\ N ギル は いつか もっと

誰 より も 優しく て 強い 聖 騎士 に なる ) ) だれ|||やさしく||つよい|せい|きし||

( ( 私 は そう 信じ てる わ ) ) ( ( うん ! ) ) わたくし|||しんじ|||

( ( こりゃ 尻 に 敷か れる な ) ) ( 2 人 ) ( ( ん ん … ) ) |しり||しか|||じん||

( ドレファス ) は ぁ … は ぁ …

は ぁ …。 ここ で いい 。

♪~

( ギルサンダ ー ) ゴウ セル と 戦った とき 何 が あった の です ? |||||たたかった||なん||||

ドレ ファス 聖 騎士 長 。 ||せい|きし|ちょう

♪~

( ドレファス ) 過去 の 自分 を 見せつけ られ た 。 |かこ||じぶん||みせつけ||

一生 逃れ え ない 罪 と し て …。\ N 罪 ? いっしょう|のがれ|||ざい|||||ざい

お前 は 皆 の もと へ 戻れ 。 おまえ||みな||||もどれ

私 なら 大丈夫 だ 。 わたくし||だいじょうぶ|

しばらく 一 人 に し て くれ 。\ N で は …。 |ひと|じん|||||||

♪~

( ビビアン ) 情けない わ ね ドレ ファス 聖 騎士 長 殿 は 。 |なさけない|||||せい|きし|ちょう|しんがり|

精神 攻撃 くらい で 音 を 上げる なんて 。 せいしん|こうげき|||おと||あげる|

その 点 ヘンド リク セン は 違う わ 。 |てん|||||ちがう|

彼 こそ が 来る べき 世界 で 王 と なる 存在 よ 。 かれ|||くる||せかい||おう|||そんざい|

来る べき 世界 ? ( ビビアン ) 嫌 だ わ ギル ったら 。 くる||せかい||いや||||

ヘンド リク セン 聖 騎士 長 が 目指す 理想郷 よ 。 |||せい|きし|ちょう||めざす|りそうきょう|

そこ で は 王族 も 奴隷 も 関係ない 。 |||おうぞく||どれい||かんけいない

本当 に 強い 者 だけ が 生き残り ほんとう||つよい|もの|||いきのこり

欲しい もの を 手 に 入れる こと が できる の よ 。 ほしい|||て||いれる|||||

( ギルサンダ ー ) 魔 神 族 と 戦って 生き残れ る の か ? ||ま|かみ|ぞく||たたかって|いきのこれ|||

( ビビアン ) どう し た の ? いつも の 自信 に 満ち あふれ た |||||||じしん||みち||

あなた らしく も ない 。\ N 本当 の こと を 言った まで だ 。 |||||ほんとう||||いった||

( ビビアン ) 安心 し て 。 あなた に 死 の 恐怖 を 与える と いう の なら |あんしん|||||し||きょうふ||あたえる||||

私 は 魔 神 族 と だって 戦って みせる わ 。 わたくし||ま|かみ|ぞく|||たたかって||

ふ っ 。 その とき は 頼む よ 。 |||||たのむ|

も う ~ ギル ったら ん !

( ヘンドリクセン の 声 ) エリザベス 王女 は 地下 牢 から 移送 し た の か ? ||こえ||おうじょ||ちか|ろう||いそう||||

( ビビアン の 声 ) 絶対 に 誰 も 手出し が でき ない 場所 に ね 。 ||こえ|ぜったい||だれ||てだし||||ばしょ||

ところで 儀式 は いつ 始める の かしら ? |ぎしき|||はじめる||

あら ? 面白い お 客 さん を 相手 に し て いる の ね 。 |おもしろい||きゃく|||あいて||||||

いい わ 。 私 の かわいい ナイト を 送って あげる 。 ||わたくし|||||おくって|

ゴロゴロ ゴロ … ( 雷鳴 ) 雷雲 ? ごろごろ||らいめい|らいうん

ゴロゴロ ゴロ …\ N ピシャーン ! ごろごろ|||

バリバリ バリッ ! ばりばり|

ふん !

♪~

ドカッ ! ぐ わ っ !

悪 ぃ な に い ちゃん 。 助かった ぜ 。 あく||||||たすかった|

いや ~ なんの !

♪~

もう ちょっと 手 を 貸し て くれる か ? ||て||かし|||

はい 喜んで 。 |よろこんで

私 アーサー ・ ペン ドラゴン と 申し ます 。 わたくし||ぺん|||もうし|

あなた の こと は 昔 から 存じ 上げ て い ます 。 ||||むかし||ぞんじ|あげ|||

まっ 話 は 事 が 済 ん で から に する か 。 |はなし||こと||す||||||

( ア ー サ ー ) はい ! さ ~ て

この 間 の 続き を する か ギル 坊 。 |あいだ||つづき|||||ぼう

( ギルサンダ ー ) 俺 は 俺 の す べき こと だけ を やる まで だ 。 ||おれ||おれ|||||||||

言 っと く が 手加減 し ねぇ ぜ 。 げん||||てかげん|||

ガキン ! ( ギルサンダ ー ) ふん !

♪~

なんという 剣 撃 速度 だ 。 |けん|う|そくど|

その うえ 二 人 と も 本気 で は ない 。 ||ふた|じん|||ほんき|||

( ヘンドリクセン ) それ は 我々 も 同じ だ ろ う 。 |||われわれ||おなじ|||

なあ ? アーサー 王 。 ||おう

ガキン ! は あ ~ ~ !

ドカッ ! ふん !

「 雷 獣 の 追走 」 ! かみなり|けだもの||ついそう

♪~

キン ! 「 全 反撃 」 ! きん|ぜん|はんげき

時間 差 。\ N 一度に はね返さ せ ねぇ 気 か 。 じかん|さ||いちどに|はねかえさ|||き|

あっ ! あっ ぶ …。

ガキン ! や べ っ !

「 雷 帝 の 鉄 槌 」 ! ドォーン ! かみなり|みかど||くろがね|つち|

♪~

だ … 大 落雷 と 強烈 な 突き を 指 で 止め た ? |だい|らくらい||きょうれつ||つき||ゆび||とどめ|

( ア ー サ ー ) それ に あの メリオダス 殿 の 変化 は ? ||||||||しんがり||へんか|

( ヘンドリクセン ) 魔 神 の 力 の 表れ だ 。 |ま|かみ||ちから||あらわれ|

えっ … う わ っ ! 魔 神 の 力 ? ||||ま|かみ||ちから

死ぬ 人間 に 説明 など いる まい ? 燃え尽きろ ! しぬ|にんげん||せつめい||||もえつきろ

あっ ち … あ ちゃちゃ ! また 黒い 炎 ? ぐ っ … う う っ ! |||||くろい|えん|||||

さっき は 邪魔 が 入った が 今度 こそ 灰 に なれ 。 ||じゃま||はいった||こんど||はい||

まずい … 消え ない 。 |きえ|

あっ 。\ N ん ?

た … 助かった 。 あり が と ! |たすかった|||

そっち は もう 終わった の ? |||おわった|

♪~

助かった けど もう 手助け は いい から 。 たすかった|||てだすけ|||

ふん バカ め 。 |ばか|

♪~

ピシャーン !

( ハウザ ー ) また 雷鳴 。 何度 目 だ ? |||らいめい|なんど|め|

ギル サンダー は 間違い ない と して |||まちがい|||

相手 は やっぱり 団長 だ よ ね 。\ N ( キング ) うん そう だ ね 。 あいて|||だんちょう|||||||||

( ゴウセル ) バン の 気配 が ない 。\ N ええ ~ ? お … お前 ! |ばん||けはい||||||おまえ

どこ へ 行った ? ||おこなった

ん ん … あっ 。

こ … ここ は ?

マーガレット 姉 様 ホーク ちゃん ! 返事 を し て ! |あね|さま|ほーく||へんじ|||

≫ ギシッ ( 物音 ) あっ 。 |ものおと|

( 国王 ) エリザベス … エリザベス な の か ? こくおう|||||

父上 ! おお … エリザベス ! ちちうえ||

父上 …。\ N ( 国王 ) よくぞ 無事 で 。 ちちうえ||こくおう||ぶじ|

いま 一 度 こうして お前 を 抱き締め られる と は …。 |ひと|たび||おまえ||だきしめ|||

ご ほっ … ご ほっ ご ほっ 。

どう か 無理 なさら ない で 。\ N ( ビビアン ) 今 の うち に ||むり||||||いま|||

感動 の 再会 を 済ませ て おき なさい 。 かんどう||さいかい||すませ|||

これ が 最後 に なる の だ から 。 ||さいご|||||

じきに あなた の 愛し い 大 罪人 は |||あいし||だい|ざいにん|

私 の かわいい ナイト に 殺さ れる の よ 。 わたくし|||||ころさ|||

大 罪人 ? メリオダス 様 が 来 て くれ た ん だ 。 だい|ざいにん||さま||らい|||||

( ビビアン ) ふん ! いつまで その お め め を

キラキラ さ せ て い られる かしら ね 。 きらきら|||||||

キン ! 「 全 反撃 」 ! きん|ぜん|はんげき

「 雷鳴 斬 」 ! バリバリ バリッ ! らいめい|き|ばりばり|

( ギルサンダ ー ) ( ( ふ っ ! ふ っ ! ふ っ ! ) )

( ( これ は どう 返す ? ) ) ( ( くっ ! ) ) |||かえす|

( ( いい ぞ その 調子 だ ) ) |||ちょうし|

( ( ん ? どう し た ? ) ) ( ( また 遠征 に 出る ん です か ? ) ) |||||えんせい||でる|||

( ( お前 の 父さん の 命令 で な ) ) おまえ||とうさん||めいれい||

( ギルサンダ ー ) ( ( 今度 は 長い って … ) ) ( ( あ あ ~ かも な ) ) ||こんど||ながい|||||

( ( だったら …\ N 僕 も 連れ て って ください ! ) ) ||ぼく||つれ|||

( ( おいおい 何 言って ん だ ? お前 ) ) |なん|いって|||おまえ

( ( 場合 に よっちゃ 何 年 も かかん だ ぞ ? ) ) ばあい|||なん|とし||||

( ( でも 今 の まま メリオダス さん と 離れ たら |いま||||||はなれ|

僕 は これ 以上 強く なれ ない ) ) ぼく|||いじょう|つよく||

( ( そ したら 僕 は … 僕 は … ) ) ||ぼく||ぼく|

( ( ゴン ! ゴン ゴン … ) ) ( ( 落ち着け ) ) |||おちつけ

( ( 痛い … ) ) ( ( お前 の す べき こと は なん だ ? ) ) いたい|おまえ|||||||

( ( マーガレット を 守る こと ) ) ||まもる|

( ( そうだ 。\ N お前 は その 任 を 放って そう だ||おまえ|||にん||はなって

俺 と 一緒 に 来る の か ? ) ) ( ( それ は … ) ) おれ||いっしょ||くる||||

( ( お前 は お前 の す べき こと だけ 考え れ ば いい ) ) おまえ||おまえ||||||かんがえ|||

( ( でも 今 の まま の 僕 じゃ … ) ) |いま||||ぼく|

( ( 不安 か 。 なら お前 に まじない を 教え て やる ) ) ふあん|||おまえ||||おしえ||

( ( まじない ? ) )

♪~

≪ ここ だ !

ギル 坊 本気 で 俺 と 殺 り 合って 後悔 は ない ん だ な ? |ぼう|ほんき||おれ||ころ||あって|こうかい|||||

「 その 眼 は 悪 を 見抜き その 口 は 真 を 語り |がん||あく||みぬき||くち||まこと||かたり

その 心 は 正義 に 満ち その 剣 は 悪 を 砕く 」。 |こころ||せいぎ||みち||けん||あく||くだく

あの 日 聞い た 「 騎士 の 教え 」 を 俺 は 忘れ て い ない 。 |ひ|ききい||きし||おしえ||おれ||わすれ|||

七 つ の 大 罪 は その 教え に 背き 国 を 裏切った 。 なな|||だい|ざい|||おしえ||そむき|くに||うらぎった

そして いま 一 度 言 お う 。 ||ひと|たび|げん||

今 の 私 は 七 つ の 大 罪 の 誰 より も 強い 。 いま||わたくし||なな|||だい|ざい||だれ|||つよい

分かった 。 わかった

ケリ を つける か 。

♪~

ガッ ! う っ !

( ギルサンダ ー ) ふん ! ガキン !

♪~

くっ ! ほう 今 の を かわす か 。 ||いま||||

もう 少し 時間 を 稼 ご う と し た ん です が 面目ない 。 |すこし|じかん||かせ|||||||||めんぼくない

気 に せ ず 休 ん でろ ! き||||きゅう||

( ヘンドリクセン ) 一気に いく ぞ 。 |いっきに||

♪~

バキッ ! う う っ !

( ヘンドリクセン の 声 ) ヤツ に とどめ を 刺す 。 お前 も 来い 。 ||こえ|やつ||||さす|おまえ||こい

( ビビアン の 声 ) あら うれしい 。 ||こえ||

( ビビアン ) 私 も 呼ば れ ちゃ った 。\ N あなた の 大 罪人 に |わたくし||よば|||||||だい|ざいにん|

お 別れ の ひと言 を 特別 に 伝え て あげる わ 。 |わかれ||ひとこと||とくべつ||つたえ|||

メリオダス 様 は 負け ませ ん ! |さま||まけ||

( ビビアン ) ふん ! せいぜい 祈って なさい |||いのって|

パパ の 温かい 胸元 で ね 。 ぱぱ||あたたかい|むなもと||

♪~

( ビビアン ) 「 凍結 棺 」 ! |とうけつ|ひつぎ

♪~

は あっ ! ( ヘンドリクセン ) ふん !

終わり だ 。\ N なんの ! おわり|||

くっ ! 「 雷 帝 の 鉄 [ 外 : 5 DF 7 D 88 E 1 E 15018 B 3 BCE 73 E 765 EF 72 D 6 ] 」 ! |かみなり|みかど||くろがね|がい|||||||||

「 全 反撃 」 ! ( ビビアン ) 「 曲がる 空間 」。 ぜん|はんげき||まがる|くうかん

バリバリ バリッ ! ばりばり|

( キング ) この 距離 で なんて 衝撃 波 だ 。 ||きょり|||しょうげき|なみ|

( ゴウセル ) どうやら 団長 は 一 人 で 三 人 を 相手 に し て いる よう だ 。 ||だんちょう||ひと|じん||みっ|じん||あいて||||||

キング 早く 団長 の ところ に 行って あげて 。 きんぐ|はやく|だんちょう||||おこなって|

( キング ) 君 を 置 い て は 行け ない よ 。\ N でも …。 |きみ||お||||いけ||||

あの 人 なら 大丈夫 。 |じん||だいじょうぶ

今 受け た 攻撃 は わざと よけ なかった よう だ 。 いま|うけ||こうげき||||||

団長 は 何 か を 待って る ? だんちょう||なん|||まって|

♪~

( マ ー ガレット ) ≪ ねえ ギル ≫

≪ いつも 穏やか で 優しかった あなた ≫ |おだやか||やさしかった|

≪ あなた は 幼い ころ 私 に 誓って くれ た ≫ ||おさない||わたくし||ちかって||

( ( 僕 は 騎士 の 誇り に 懸けて 一生 君 を 守り 続ける ) ) ぼく||きし||ほこり||かけて|いっしょう|きみ||まもり|つづける

( マ ー ガレット ) ≪ それ が あなた を 苦しめる 呪縛 に なる と も 知ら ず |||||||くるしめる|じゅばく|||||しら|

10 年 も の 間 私 の ため に 自分 を 偽り 心 を 傷つけ …≫ とし|||あいだ|わたくし||||じぶん||いつわり|こころ||きずつけ

は あ ~ ! バキン !

( マ ー ガレット ) ≪ そして 今 最も 慕う 人 を 傷つけよ う と して いる ≫ ||||いま|もっとも|したう|じん||きずつけよ||||

≪ お 願い どう かも う 私 から 解放 さ れ て 。 |ねがい||||わたくし||かいほう|||

どう か あなた の 英雄 を 裏切ら ない で ≫ ||||えいゆう||うらぎら||

て やっ ! バリバリ バリッ ! ||ばりばり|

バリバリバリバリッ ドォーン !

( ビビアン ) 魔 神 化 も せ ず 反撃 も し て こ ない なんて 。 |ま|かみ|か||||はんげき||||||

( ヘンドリクセン ) 何 か 仕掛ける つもり だ 。\ N その 前 に しとめる 。 |なん||しかける|||||ぜん||

♪~

ギル サンダー もう やめ て !

「 神 千 斬り 」。\ N ( ギルサンダ ー ) 「 雷 帝 の 剣 」。 かみ|せん|きり||||かみなり|みかど||けん

付 呪 ・「 獄 炎 」 ! つき|まじない|ごく|えん

( ビビアン ) 「 破壊 の 四 大 元素 」 ! |はかい||よっ|だい|げんそ

くっ !

≪ 見え た ! ≫ みえ|

ギィーー ! ギィー-

あっ 。\ N へ へ っ 。

死ね ! しね

ザシュ ! ( 斬る 音 ) |きる|おと

( ( つらく て 苦しく て 誰 に も 頼る こと が でき ない とき ||くるしく||だれ|||たよる|||||

この まじない を 唱える ん だ ) ) ( ( うん ) ) |||となえる|||

( ( 「 僕 は 七 つ の 大 罪 の 誰 より も 強い 」 だ ) ) ぼく||なな|||だい|ざい||だれ|||つよい|

( ( 「 僕 は 七 つ の 大 罪 の 」… ) ) ぼく||なな|||だい|ざい|

( ( 今 の 私 は 七 つ の 大 罪 の 誰 より も 強い ) ) いま||わたくし||なな|||だい|ざい||だれ|||つよい

( ギルサンダ ー ) ( ( そして いま 一 度 言 お う ) ) ||||ひと|たび|げん||

( ( 今 の 私 は 七 つ の 大 罪 の 誰 より も 強い ) ) いま||わたくし||なな|||だい|ざい||だれ|||つよい

ザシュ !

♪~

あなた は 俺 を 長き 呪縛 から 解き放って くれ た 。 ||おれ||ながき|じゅばく||ときはなって||

英雄 メリオダス ! ふ っ 。 えいゆう|||

♪~

くっ ! ギル サンダー 裏切り おった な ! |||うらぎり||

裏切って など い ない 。\ N 俺 は は な から うらぎって|||||おれ||||

お前 たち の 仲間 で は ない の だ から 。\ N ( ビビアン ) ギ … ギル ! おまえ|||なかま||||||||||

貴 様 ぁ ~ ! あっ …。 とうと|さま||

メリオダス あと は 俺 に 任せ て ください 。 |||おれ||まかせ||

父 を 殺し た 男 に 復讐 する この とき を ちち||ころし||おとこ||ふくしゅう||||

どれほど 待ち望 ん だ こ と か ! |まちのぞ|||||

ガキン ! ( ヘンドリクセン ) ぐ お っ ! う ぅ …。

は あっ ! が はっ …。

♪~

( ヘンドリクセン ) う う っ ! う お ぉ ~~

ぐ わ ぁ ~…。

俺 の 怒り を 受け取れ ~ ! おれ||いかり||うけとれ

は あ ~ ~\ N ( ヘンドリクセン ) ぐ わ ぁ ~~

バリバリバリバリッ

♪~

ギャアーー ! ギャアー-

ん ん … あっ 。

マーガレット 。

ギル …。 ギル !

♪~

でも ほんと 助かった 。 あり が と な 。 ||たすかった||||

いえ 。 全て は 彼女 の おかげ です 。 |すべて||かのじょ|||

( ビビアン ) なぜ … いつ から 気付 い て い た の ? ||||きづ|||||

ギル 坊 の こ と か ? 白 夢 の 森 で 再会 し た とき さ 。 |ぼう|||||しろ|ゆめ||しげる||さいかい||||

( ビビアン ) な … な ん です って ! ?

こいつ が 白 夢 の 森 で まじない の 言葉 を 口 に し た とき ||しろ|ゆめ||しげる||||ことば||くち||||

行動 の 一切 を 監視 さ れ こうどう||いっさい||かんし||

誰 か を 人質 に 取ら れ て いる こと が 分かった 。 だれ|||ひとじち||とら||||||わかった

( ビビアン ) 初め から 分かって い た なんて うそ よ 。 |はじめ||わかって|||||

本気 で 戦って い た くせ に ! ほんき||たたかって||||

ギル 坊 が 好き な 女 の ため に 命 を 張って ん だ 。 |ぼう||すき||おんな||||いのち||はって||

俺 も 命 を 張る の が 男 の 友情 って もん さ 。 おれ||いのち||はる|||おとこ||ゆうじょう|||

( ビビアン ) あり え ない …。\ N こんな 結末 絶対 に 許さ ない ! ||||||けつまつ|ぜったい||ゆるさ|

( ア ー サ ー ) おお …。\ N どこ だ ここ ?

♪~

( ビビアン ) さあ どこ の 世界 で 死に たい ? ||||せかい||しに|

ん ? う わ ぁ ~ !

き ゃ あ ~ ~ !

あっ … はっ ! くっ !

貧相 な 魔術 士 風情 が ぁ ! ひんそう||まじゅつ|し|ふぜい||

そう やって 怒り で 我 を 忘れる 癖 ||いかり||われ||わすれる|くせ

あれほど 直せ と 言った で あ ろ う |なおせ||いった||||

我が 弟子 ビビアン 。\ N ( ビビアン ) はっ …。 わが|でし||||

♪~

( ビビアン ) その 首 の 紋様 … 紅 蓮 の 豚 。 ||くび||もんよう|くれない|はす||ぶた

あなた は … あなた は …。

まさか アーサー と 一緒 に い た と は な 。 |||いっしょ||||||

♪~

七 つ の 大 罪 暴 食 の 罪 マーリン ! なな|||だい|ざい|あば|しょく||ざい|

♪~

♪~

パカパカ パカパカ … ( 足音 ) ||あしおと

ここ も どこ ぞ の 地下 み て ぇ だ が …。 |||||ちか|||||

と ん とこ と ん とこ 。\ N あの 仮面 女 め …。 ||||||||かめん|おんな|

この 非常 事態 に 店長 と 店員 ども は |ひじょう|じたい||てんちょう||てんいん||

何 やって ん だ よ ! ち っ 使え ねぇ ヤツ ら だ 。 なん|||||||つかえ||やつ||

こう なりゃ 俺 一 人 残飯 処理 騎士 団 ||おれ|ひと|じん|ざんぱん|しょり|きし|だん

団長 の 名 に 懸けて エリザベス ちゃん を だんちょう||な||かけて|||

取り戻す しか ねぇ ! ≫ ガコン ( 扉 の 開閉 音 ) とりもどす||||とびら||かいへい|おと

ひ ぃ ~ ! や ばい 誰 か 来る ! ||||だれ||くる

ギル サンダー です 。\ N 呪縛 が 解け て 晴れ晴れ し まし た 。 ||||じゅばく||とけ||はればれ|||

歌 でも 歌い たい 気分 です 。 うた||うたい||きぶん|

次回 『 七 つ の 大 罪 』 「 今 、 そこ に せまる 脅威 」。 じかい|なな|||だい|ざい|いま||||きょうい

では お 聴き ください 。 ||きき|

♪ ん ん ~ マーガ …

川崎 市 で 中学 1 年 の 男子 生徒 が 殺 害 さ れ た 事件 で 、 かわさき|し||ちゅうがく|とし||だんし|せいと||ころ|がい||||じけん|

この 事件 の 前 、 |じけん||ぜん

男子 生徒 へ の 暴行 を めぐって だんし|せいと|||ぼうこう||