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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン14 - 318 - 心の穴 もう一人の人柱力

NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 14 - 318 - 心 の 穴 もう 一人 の人 柱 力

( ビー ) フウ … 生き返った ぜ 。

( 八尾 ) った く 長い 小便 だ ぜ 。

ナルト は とっくに 行 っち まった ぞ 。

俺 の 限界 で お前 の 我慢 も 限界 。

でも 俺 気分 爽快 。

慌てて 泡 食う の も 淡い 思い出 。

つま ん ねぇ ラップ 言う 暇 あったら すぐ ナルト を 追う ぞ 。

( モトイ ) ビー !

やっと 追いついた 。 どうした ? モトイブラザー 。

( モトイ ) 雷 影 様 の 指示 で 来た んだ 。 ビー を サポート する ように と 言わ れて な 。

サンキュー モトイブラザー 。

なんで ビー の 手 濡れて んだ ?

細かい こと は 気 に し ない 。 そう いえば ナルト は ?

俺 は 小便 その 間 に 先行 。

今頃 黄色い 先行 。

嫌いな の は 学校 の 先 公 。

そう か 先 に 行った の か 。

小便 !? あ … 待てよ ビー !!

( ゼツ ) アイツ は 八尾 … もう ここ まで 来て た の か 。

こりゃ 足止め した ほう が いい んじゃ ない の か ?

( みんな ) うん 。

( カブト ) ビー と ナルト 近づいて いる ようだ ね 。

( カブト ) ナルト に は 手 を 出す なって 言わ れて る けど →

八尾 なら … 大 蛇 丸 様 の 研究 も 試して み たい し ね 。

ビー お前 に は とっておき の 穢土 転生 を 用意 して あげる よ 。

さあ お楽しみ だ 。

ビー 濡れて る の って …。

細かい こと は 気 に する な ブラザー 。

たぶん 細かく ないだ ろ 。

( 地鳴り )

( ゼツ ) うわ ~ っ !!

クソ … 敵 襲 か !

う っ … なんだ よ これ …。

これ って まさか …。

コイツ は …。

あなた は … 元 人 柱 力 …。

( モトイ ) フカイ さん …。

( フカイ ) 久しぶりだ な ビー 。 お前 は … モトイ か ?

どうして あなた が …。

何者 か が 俺 に 穢土 転生 を かけた 。

フカイ さん …。

30 年 前 の あの 日 。 そう … あなた が 亡くなった 日 。

八尾 の 暴走 を 止めよう と →

8 人 も の 忍 が 犠牲 に なった 。

その なか に 俺 の 親父 も …。

そう か … すまなかった 。

謝って 済む こと で は ない だろう が 。

《 そうだ 。 コイツ は フカイ …。 だが どうして だ ?

いくら 思い出そう と して も →

あの 暴走 の こと は よく 覚えて ねえ …》

ビー … お前 から 感じる チャクラ …。

そう か 人 柱 力 に なった の か 。

♪♪~

(( おそらく 俺 の 次 は 八尾 の 人 柱 力 は この 子 に なる 。

お前 は 上層 部 から そう 聞いて いる んじゃ ない の か ?

( エー ) いや … まだ 何も 。

俺 の 親父 も おじさん も 皆 失敗 した 。

おそらく 俺 も 適合 できて い ない 。

いい か ? 従兄弟 と して 俺 の …。

だから 今 こうして 八尾 を ここ まで 抑え こみ コントロール を …。

いい から 聞け !

人 柱 力 に なった 者 しか わから ん 。

今 まで 普通に つきあい が あった 人々 の 目 が 変わる …。

いや 相手 は ふだん どおり 接して いる つもりだろう が →

そう じゃ ない の が わかって くる 。

見返り も なく … 自分 の 歩く 先 が 見える 。

ただ 暗い 場所 へ 向かって いく 恐怖 と 孤独 …。

適合 できた の か どうか 死 を 隣 で 感じ ながら 歩く 。

それ ら に とらわれ 来る 日 も 来る 日 も 考え →

自分 が な んな の か わから なく なって くる 。

心 に 穴 が 開いた 気 が する んだ 。

尾 獣 は その 弱った 心 を 狙い 暴走 を しかけて くる 。

死ぬ 恐怖 ばかり 考えて いる と 死に たく なる 。

( エー ) でも お前 は 忍術 センス も 能力 も 血統 も 人徳 も →

すべて を 持って る 。 ( フカイ ) あぁ …。

だから そうして 合理 的に 八尾 の 人 柱 力 と して 選ば れた 。

だが 人 柱 力 に 本当に 必要な もの は そんな もの で は ない 。

じゃあ なん な んだ ?

その 心 の 穴 を 埋め られる 何 か だ 。

何 か って … なん な んだ ?

何 か だ 。 それ さえ 見つかれば 強く い られる 気 が する 。

ビー に は それ を 見つけ させて やれ ))

ビー ! 俺 に は 自分 の 制御 が でき ない 。 逃げろ !!

いかに アンタ でも いかした 八尾 い なけりゃ →

いかにも 相手 に なら ねえ !

( フカイ ) そう で は ない !

さ ぁ フカイ … キミ の 本気 を 出して もらおう か 。

ビー ! モトイ ! 逃げろ !!

なに !? 尾 獣 の 衣 ?

この チャクラ 間違い なく 俺 の もん だ 。 いつの間に …。

どういう こと だ ?

なんで 穢土 転生 で 八尾 の チャクラ が ?

これ が 僕 の 隠し だ ま の ひと つ …。

大 蛇 丸 様 の 実験 室 に は おもしろい もの が あった から ね 。

(( こんな 所 に …。

( 大 蛇 丸 ) ここ に は 大事な もの が しまって ある の 。

これ は …。

八尾 の 角 よ 。 八尾 の ?

( 大 蛇 丸 ) 八尾 の 細胞 を 手 に 入れ 何 年 も かかって →

やっと ここ まで 培養 した の よ 。

いつの間に こんな もの を …。

あなた が 産まれる ずっと 前 。

苦労 した の よ 手 に 入れる の は 。

でも これ が あれば →

いろいろな 研究 に 使える と 思わ ない ?))

カブト の ヤツ … 穢土 転生 で こんな の 復活 できる なら →

わざわざ 八尾 なんか 退治 し なく たって →

外 道 魔 像 に チャクラ を 封印 できた じゃ ん !

かわせ ビー !

まずい 逃げろ ビー !

うわ ~ っ !

アイツ 僕たち まで 巻き 添い に …。

うわ ~ っ !

ナイス だ 鮫 肌 。 イカ した 食欲 。

尾 獣 玉 の チャクラ を 食べた の か 。

( 八尾 ) こう なりゃ 俺 の 出番 だ な 。

ビー も 八尾 化 する つもり か 。

う お ~ っ !

( ビー / フカイ ) ラリアット !

ぶつかりあった だけ で この 威力 か 。

なぜ お前 が 俺 の チャクラ を 持って る 。

お前 が 死んだ とき 完全に 俺 は お前 から 抜けた はずだ 。

久しぶりだ な 八尾 。

まさか こんな 再会 を する と は な 。

俺 も 残念だ 。 少し は お前 を 見込んで た んだ が な 。

俺 たち は まんまと はめ られた の さ 。

誰 に ?

30 年 前 …。

(( エー か 。

迂闊 に 俺 に 近づか ないで くれ 。

どうした 眠れ ない の か ?

ああ 満月 の 夜 は 特に な 。

まるで 俺 の 心 に ぽっかり と 開いた 穴 だ 。

まだ それ を 埋める 何 か は 見つから ない の か 。

見つから ない だろう 。

体 は ここ に あって も 俺 の 心 は 何も 生きちゃ い ない 。

砂漠 を 一 人 で 歩いて いる 。

ここ から 抜け出せ ない 限り 何も 見つから ない さ 。

俺 に 何 か できる こと は ?

俺 の 心 は もう 病み すぎた 。 もしも の とき は 頼んだ ぞ 。

それでは こちら を 。

いつも の と 違う な 。

新薬 です 。 こちら の ほう が よく 眠れ ます よ 。

そう か ありがとう 。

( 大 蛇 丸 ) あなた の 心 私 が 埋めて あげる わ 。

ムダ よ 。 アンタ が 飲んだ 薬 私 特製 の 幻 術 薬 。

生きる の が 苦しい の ね 。

人 柱 力 と して の 不安 と 苦しみ から 解放 して あげる わ 。

死 の 世界 から 導いて ね 。

( 叫び声 )

さ ぁ 飛び出して いらっしゃい 。 八尾 !

( 叫び声 )

なめる な 人間 風情 が !

ええ い !))

♪♪~

( ビー ) 大 蛇 丸 ?

( 八尾 ) なるほど そういう こと か 。

俺 が あの とき の こと を 覚えて ねえ の は →

俺 も 大 蛇 丸 って ヤツ の 幻 術 に ひっかかった から か 。

では 俺 の 本当の 仇 は 大 蛇 丸 。

ビー 逃げろ !

( 八尾 ) だ が この パワー なら 問題 ねえ 。 いける ぜ ビー !

穢土 転生 姿 違え ど 問題 ない ! イエイ 。

( ビー ) 尾 獣 玉 !

やった か ?

( 八尾 ) 復活 し や がった 。

ムダ だ ね 。

( フカイ ) 逃げろ ! 穢土 転生 の 体 は →

封印 し なければ 止め られ ない !

( 八尾 ) ビー ! 封印 の 準備 だ 。 ここ は いったん ひけ !

( ビー ) そういう こと なら …。

逃がさ ない よ 八尾 !

( ナルト ) なんだ これ !?

タコ の おっちゃん の チャクラ が 2 つ 。

まさか 八尾 が もう 1 匹 !?

《 エー : 戻る な ナルト !》

雷 影 の おっちゃん 。

《 ヤツ は ビー に 任せろ 》 《 けど !》

《 ビー は 負け ん 。 それ に お前 が 行って も →

今 の フカイ は 倒せ ぬ 》 《 え ?》

《 エー : フカイ の 心 の 穴 を 埋め られる の は ビー だけ だ 》

心 の 穴 …。

わかった 雷 影 の おっちゃん 。

ビー の おっちゃん を 信じる ぜ 。

♪♪~

う っ や ばい ぞ これ は 。

や ばい 展開 これ って 天災 でも 俺 逃げ足 天才 。

( 八尾 ) こんな とき に また つまら ねえ ラップ か 。

穴 が あったら 入り たく なら ねえ の か ?

穴 … 心 の 穴 …。

く っそ なんて 戦い 方 して んだ 。

親父 は あんな 連中 と 勇敢に …。

俺 だって !

( モトイ ) 俺 が 引きつける !

その 間 に 逃げろ ビー !

( ビー ) モトイブラザー !

雷 遁 ! 網 蜘蛛 !

やめろ ~!

ぐ わ ぁ ~! ( ビー ) モトイブラザー !

( フカイ ) 逃げろ と 言った のに !

俺 は 負け ない ! アンタ 俺 の ティーチャー !

だけど 今 は 俺 が アンタ に レクチャー !

アンタ の おかげ だ 。

(( あっ !

まずい !

ビー エー が なぜ 強い か わかる か ?

エー は 未来 の 雷 影 候補 と して 甘やかさ れる こと も なく →

大切に 育て られて きた 。

雷 影 様 は もとより →

里 の 皆 から 受けた 恩 を 素直に 受け取り →

その 期待 に 応えて きた 。

もともと 涙もろく 情 に あつい ヤツ は 大きく 力強く 育って いった の さ 。

雷 影 様 の 特別な 存在 と して な 。

特別な 存在 …))

だから 見つけ られた 。

(( なんだ ブラザー ?

うん ? うん 。

お前 は これ から 人 柱 力 に なる 。

これ から 先 は 今 まで の ように は いか ん 。

大変な こと ばかり だ 。

あ ~ そう なのって な もん よ ! 前 から !

タコ に あだ名 でも 付けて やる ぜ ! ラップ し ながら !

いい か ビー ! 何 か あったら 隠さ ず 俺 に 言え 。

お前 は 俺 に とって 特別な 存在 だ 。

俺 たち は 最強の タッグ だ ))

俺 に は 俺 を 支えて くれる 特別な 存在 が ある 。

そう か … お前 は 見つけた んだ な 。 そんな たくさんの 仲間 を 。

心 の 穴 を 埋め られる 何 か を …。

アンタ も 俺 の 支え の ひと つ ! アンタ の 心 の 穴 俺 が 穴埋め !

あの とき 俺 に も それ が 見つけ られたら な …。

( フカイ ) ビー この 戦争 を 止めろ !

ぐ っ !

大丈夫 か ? ブラザー 。

あぁ … 俺 は 親父 の ように 勇敢に 戦えた か ?

ああ お前 は 勇敢だった ぜ 。

すぐ 医療 班 に 運んで やる 。

俺 は 大丈夫だ 。

それ より ビー その 手 で フカイ さん の 想い を 遂げて くれ !

わかった ぜ ブラザー 。

フカイ … アンタ の 深い 悲しみ 不快じゃ ない 。

こっか ら が 俺 の 本当の 戦い !

( 開演 ブザー )

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。

( 松丸 ) 今回 は ご覧 の 豪華な 歌手 11 人 の 皆さん に よる →

華麗な ステージ を お 届け いたし ます 。

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NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 14 - 318 - 心 の 穴 もう 一人 の人 柱 力 ||しっぷう|つたい|しーずん|こころ||あな||ひとり|の じん|ちゅう|ちから Naruto Shippuden - Season 14 - 318 - A Hole in My Heart Another Jinbashira Riki 火影忍者疾风传 - 第 14 季 - 318 - 心中的洞另一个人柱力

( ビー ) フウ …  生き返った ぜ 。 ||いきかえった|

( 八尾 ) った く   長い 小便 だ ぜ 。 やお|||ながい|しょうべん||

ナルト は   とっくに 行 っち まった ぞ 。 |||ぎょう||| Naruto has already left.

俺 の 限界 で   お前 の 我慢 も 限界 。 おれ||げんかい||おまえ||がまん||げんかい

でも   俺   気分 爽快 。 |おれ|きぶん|そうかい

慌てて 泡 食う の も 淡い 思い出 。 あわてて|あわ|くう|||あわい|おもいで

つま ん ねぇ ラップ   言う 暇 あったら すぐ   ナルト を 追う ぞ 。 |||らっぷ|いう|いとま|||||おう|

( モトイ ) ビー !

やっと 追いついた 。 どうした ?  モトイブラザー 。 |おいついた||

( モトイ ) 雷 影 様 の 指示 で 来た んだ 。 ビー を サポート する ように と 言わ れて な 。 |かみなり|かげ|さま||しじ||きた||||さぽーと||よう に||いわ||

サンキュー   モトイブラザー 。 さんきゅー|

なんで   ビー の 手   濡れて んだ ? |||て|ぬれて|

細かい こと は 気 に し ない 。 そう いえば   ナルト は ? こまかい|||き|||||||

俺 は 小便   その 間 に 先行 。 おれ||しょうべん||あいだ||せんこう

今頃   黄色い 先行 。 いまごろ|きいろい|せんこう

嫌いな の は   学校 の 先 公 。 きらいな|||がっこう||さき|おおやけ

そう か   先 に 行った の か 。 ||さき||おこなった||

小便 !?  あ …  待てよ   ビー !! しょうべん||まてよ|

( ゼツ ) アイツ は   八尾 … もう   ここ まで 来て た の か 。 |||やお||||きて|||

こりゃ   足止め した ほう が いい んじゃ ない の か ? |あしどめ||||||||

( みんな ) うん 。

( カブト ) ビー と ナルト 近づいて いる ようだ ね 。 ||||ちかづいて|||

( カブト ) ナルト に は 手 を 出す なって 言わ れて る けど → ||||て||だす||いわ|||

八尾 なら …  大 蛇 丸 様 の 研究 も 試して み たい し ね 。 やお||だい|へび|まる|さま||けんきゅう||ためして||||

ビー   お前 に は   とっておき の 穢土 転生 を 用意 して あげる よ 。 |おまえ|||||えど|てんせい||ようい|||

さあ   お楽しみ だ 。 |おたのしみ|

ビー   濡れて る の って …。 |ぬれて|||

細かい こと は 気 に する な   ブラザー 。 こまかい|||き||||ぶらざー

たぶん 細かく ないだ ろ 。 |こまかく||

( 地鳴り ) じなり

( ゼツ ) うわ ~ っ !!

クソ …  敵 襲 か ! くそ|てき|おそ|

う っ …  なんだ よ   これ …。

これ って   まさか …。

コイツ は …。

あなた は …  元 人 柱 力 …。 ||もと|じん|ちゅう|ちから

( モトイ ) フカイ さん …。

( フカイ ) 久しぶりだ な   ビー 。 お前 は …  モトイ か ? |ひさしぶりだ|||おまえ|||

どうして   あなた が …。

何者 か が   俺 に 穢土 転生 を かけた 。 なにもの|||おれ||えど|てんせい||

フカイ さん …。

30 年 前 の   あの 日 。 そう …  あなた が 亡くなった 日 。 とし|ぜん|||ひ||||なくなった|ひ

八尾 の 暴走 を 止めよう と → やお||ぼうそう||とどめよう|

8 人 も の 忍 が 犠牲 に なった 。 じん|||おし||ぎせい||

その なか に   俺 の 親父 も …。 |||おれ||おやじ|

そう か …  すまなかった 。

謝って 済む こと で は ない だろう が 。 あやまって|すむ||||||

《 そうだ 。  コイツ は   フカイ …。 だが   どうして だ ? そう だ||||||

いくら 思い出そう と して も → |おもいだそう|||

あの 暴走 の こと は よく 覚えて ねえ …》 |ぼうそう|||||おぼえて|

ビー …  お前 から 感じる チャクラ …。 |おまえ||かんじる|

そう か   人 柱 力 に なった の か 。 ||じん|ちゅう|ちから||||

♪♪~

(( おそらく   俺 の 次 は 八尾 の 人 柱 力 は   この 子 に なる 。 |おれ||つぎ||やお||じん|ちゅう|ちから|||こ||

お前 は   上層 部 から そう 聞いて いる んじゃ ない の か ? おまえ||じょうそう|ぶ|||きいて|||||

( エー ) いや …  まだ   何も 。 |||なにも

俺 の 親父 も   おじさん も 皆   失敗 した 。 おれ||おやじ||||みな|しっぱい|

おそらく   俺 も 適合 できて い ない 。 |おれ||てきごう|||

いい か ?  従兄弟 と して   俺 の …。 ||いとこ|||おれ|

だから   今   こうして   八尾 を ここ まで 抑え こみ   コントロール を …。 |いま||やお||||おさえ||こんとろーる|

いい から   聞け ! ||きけ

人 柱 力 に なった 者 しか   わから ん 。 じん|ちゅう|ちから|||もの|||

今 まで   普通に   つきあい が あった 人々 の 目 が 変わる …。 いま||ふつうに||||ひとびと||め||かわる

いや   相手 は   ふだん どおり 接して いる つもりだろう が → |あいて||||せっして|||

そう じゃ ない の が   わかって くる 。

見返り も なく … 自分 の 歩く 先 が 見える 。 みかえり|||じぶん||あるく|さき||みえる

ただ   暗い 場所 へ 向かって いく 恐怖 と 孤独 …。 |くらい|ばしょ||むかって||きょうふ||こどく

適合 できた の か   どうか 死 を 隣 で 感じ ながら   歩く 。 てきごう|||||し||となり||かんじ||あるく

それ ら に とらわれ 来る 日 も 来る 日 も 考え → ||||くる|ひ||くる|ひ||かんがえ

自分 が   な んな の か わから なく なって くる 。 じぶん|||||||||

心 に 穴 が 開いた 気 が する んだ 。 こころ||あな||あいた|き|||

尾 獣 は   その 弱った 心 を 狙い 暴走 を しかけて くる 。 お|けだもの|||よわった|こころ||ねらい|ぼうそう|||

死ぬ 恐怖 ばかり 考えて いる と 死に たく なる 。 しぬ|きょうふ||かんがえて|||しに||

( エー ) でも   お前 は 忍術 センス も 能力 も 血統 も 人徳 も → ||おまえ||にんじゅつ|せんす||のうりょく||けっとう||じんとく|

すべて を 持って る 。 ( フカイ ) あぁ …。 ||もって|||

だから   そうして   合理 的に 八尾 の 人 柱 力 と して 選ば れた 。 ||ごうり|てきに|やお||じん|ちゅう|ちから|||えらば|

だが   人 柱 力 に 本当に 必要な もの は そんな もの で は ない 。 |じん|ちゅう|ちから||ほんとうに|ひつような|||||||

じゃあ   なん な んだ ?

その 心 の 穴 を 埋め られる 何 か だ 。 |こころ||あな||うずめ||なん||

何 か って …  なん な んだ ? なん|||||

何 か だ 。  それ さえ 見つかれば 強く   い られる 気 が する 。 なん|||||みつかれば|つよく|||き||

ビー に は   それ を 見つけ させて やれ )) |||||みつけ|さ せて|

ビー !  俺 に は 自分 の 制御 が でき ない 。  逃げろ !! |おれ|||じぶん||せいぎょ||||にげろ

いかに   アンタ でも いかした 八尾   い なけりゃ → ||||やお||

いかにも   相手 に なら ねえ ! |あいて|||

( フカイ ) そう で は ない !

さ ぁ   フカイ … キミ の 本気 を 出して もらおう か 。 |||きみ||ほんき||だして||

ビー !  モトイ !  逃げろ !! ||にげろ

なに !?  尾 獣 の 衣 ? |お|けだもの||ころも

この チャクラ   間違い なく   俺 の もん だ 。 いつの間に …。 ||まちがい||おれ||||いつのまに

どういう こと だ ?

なんで   穢土 転生 で 八尾 の チャクラ が ? |えど|てんせい||やお|||

これ が   僕 の 隠し だ ま の ひと つ …。 ||ぼく||かくし|||||

大 蛇 丸 様 の 実験 室 に は おもしろい もの が   あった から ね 。 だい|へび|まる|さま||じっけん|しつ||||||||

(( こんな 所 に …。 |しょ|

( 大 蛇 丸 ) ここ に は 大事な もの が   しまって ある の 。 だい|へび|まる||||だいじな|||||

これ は …。

八尾 の 角 よ 。 八尾 の ? やお||かど||やお|

( 大 蛇 丸 ) 八尾 の 細胞 を 手 に 入れ 何 年 も かかって → だい|へび|まる|やお||さいぼう||て||いれ|なん|とし||

やっと   ここ まで 培養 した の よ 。 |||ばいよう|||

いつの間に   こんな もの を …。 いつのまに|||

あなた が 産まれる   ずっと 前 。 ||うまれる||ぜん

苦労 した の よ   手 に 入れる の は 。 くろう||||て||いれる||

でも   これ が あれば →

いろいろな 研究 に 使える と 思わ ない ?)) |けんきゅう||つかえる||おもわ|

カブト の ヤツ …  穢土 転生 で こんな の 復活 できる なら → ||やつ|えど|てんせい||||ふっかつ||

わざわざ   八尾 なんか 退治 し なく たって → |やお||たいじ|||

外 道 魔 像 に チャクラ を 封印 できた じゃ ん ! がい|どう|ま|ぞう||||ふういん|||

かわせ   ビー !

まずい   逃げろ   ビー ! |にげろ|

うわ ~ っ !

アイツ   僕たち まで 巻き 添い に …。 |ぼくたち||まき|そい|

うわ ~ っ !

ナイス だ   鮫 肌 。  イカ した 食欲 。 ||さめ|はだ|いか||しょくよく

尾 獣 玉 の チャクラ を 食べた の か 。 お|けだもの|たま||||たべた||

( 八尾 ) こう なりゃ   俺 の 出番 だ な 。 やお|||おれ||でばん||

ビー も 八尾 化 する つもり か 。 ||やお|か|||

う お ~ っ !

( ビー / フカイ ) ラリアット !

ぶつかりあった だけ で この 威力 か 。 ||||いりょく|

なぜ   お前 が 俺 の チャクラ を 持って る 。 |おまえ||おれ||||もって|

お前 が 死んだ とき   完全に 俺 は お前 から 抜けた はずだ 。 おまえ||しんだ||かんぜんに|おれ||おまえ||ぬけた|

久しぶりだ な   八尾 。 ひさしぶりだ||やお

まさか   こんな 再会 を する と は な 。 ||さいかい|||||

俺 も 残念だ 。  少し は お前 を 見込んで た んだ が な 。 おれ||ざんねんだ|すこし||おまえ||みこんで||||

俺 たち は まんまと   はめ られた の さ 。 おれ|||||||

誰 に ? だれ|

30 年 前 …。 とし|ぜん

(( エー か 。

迂闊 に 俺 に 近づか ないで くれ 。 うかつ||おれ||ちかづか||

どうした   眠れ ない の か ? |ねむれ|||

ああ   満月 の 夜 は 特に な 。 |まんげつ||よ||とくに|

まるで   俺 の 心 に ぽっかり と 開いた 穴 だ 。 |おれ||こころ||||あいた|あな|

まだ   それ を 埋める 何 か は 見つから ない の か 。 |||うずめる|なん|||みつから|||

見つから ない だろう 。 みつから||

体 は   ここ に あって も 俺 の 心 は 何も 生きちゃ い ない 。 からだ||||||おれ||こころ||なにも|いきちゃ||

砂漠 を 一 人 で 歩いて いる 。 さばく||ひと|じん||あるいて|

ここ から 抜け出せ ない 限り 何も 見つから ない さ 。 ||ぬけだせ||かぎり|なにも|みつから||

俺 に 何 か できる こと は ? おれ||なん||||

俺 の 心 は   もう 病み すぎた 。 もしも の とき は 頼んだ ぞ 。 おれ||こころ|||やみ||||||たのんだ|

それでは   こちら を 。

いつも の と 違う な 。 |||ちがう|

新薬 です 。  こちら の ほう が よく 眠れ ます よ 。 しんやく|||||||ねむれ||

そう か   ありがとう 。

( 大 蛇 丸 ) あなた の 心 私 が 埋めて あげる わ 。 だい|へび|まる|||こころ|わたくし||うずめて||

ムダ よ 。  アンタ が 飲んだ 薬 私 特製 の 幻 術 薬 。 むだ||||のんだ|くすり|わたくし|とくせい||まぼろし|じゅつ|くすり

生きる の が 苦しい の ね 。 いきる|||くるしい||

人 柱 力 と して の 不安 と 苦しみ から 解放 して あげる わ 。 じん|ちゅう|ちから||||ふあん||くるしみ||かいほう|||

死 の 世界 から 導いて ね 。 し||せかい||みちびいて|

( 叫び声 ) さけびごえ

さ ぁ   飛び出して いらっしゃい 。 八尾 ! ||とびだして||やお

( 叫び声 ) さけびごえ

なめる な   人間 風情 が ! ||にんげん|ふぜい|

ええ い !))

♪♪~

( ビー ) 大 蛇 丸 ? |だい|へび|まる

( 八尾 ) なるほど   そういう こと か 。 やお||||

俺 が   あの とき の こと を 覚えて ねえ の は → おれ|||||||おぼえて|||

俺 も   大 蛇 丸 って ヤツ の 幻 術 に ひっかかった から か 。 おれ||だい|へび|まる||やつ||まぼろし|じゅつ||||

では   俺 の 本当の 仇 は 大 蛇 丸 。 |おれ||ほんとうの|あだ||だい|へび|まる

ビー   逃げろ ! |にげろ

( 八尾 ) だ が   この パワー なら 問題 ねえ 。 いける ぜ   ビー ! やお||||ぱわー||もんだい||||

穢土 転生   姿 違え ど 問題 ない ! イエイ 。 えど|てんせい|すがた|ちがえ||もんだい||

( ビー ) 尾 獣 玉 ! |お|けだもの|たま

やった か ?

( 八尾 ) 復活 し や がった 。 やお|ふっかつ|||

ムダ だ ね 。 むだ||

( フカイ ) 逃げろ !  穢土 転生 の 体 は → |にげろ|えど|てんせい||からだ|

封印 し なければ 止め られ ない ! ふういん|||とどめ||

( 八尾 ) ビー !  封印 の 準備 だ 。 ここ は   いったん ひけ ! やお||ふういん||じゅんび|||||

( ビー ) そういう こと なら …。

逃がさ ない よ   八尾 ! にがさ|||やお

( ナルト ) なんだ これ !?

タコ の おっちゃん の チャクラ が 2 つ 。 たこ||||||

まさか   八尾 が もう 1 匹 !? |やお|||ひき

《 エー : 戻る な   ナルト !》 |もどる||

雷 影 の おっちゃん 。 かみなり|かげ||

《 ヤツ は   ビー に 任せろ 》 《 けど !》 やつ||||まかせろ|

《 ビー は 負け ん 。 それ に お前 が 行って も → ||まけ||||おまえ||おこなって|

今 の フカイ は 倒せ ぬ 》 《 え ?》 いま||||たおせ||

《 エー : フカイ の 心 の 穴 を 埋め られる の は   ビー だけ だ 》 |||こころ||あな||うずめ||||||

心 の 穴 …。 こころ||あな

わかった   雷 影 の おっちゃん 。 |かみなり|かげ||

ビー の おっちゃん を 信じる ぜ 。 ||||しんじる|

♪♪~

う っ   や ばい ぞ これ は 。

や ばい 展開   これ って 天災 でも   俺   逃げ足 天才 。 ||てんかい|||てんさい||おれ|にげあし|てんさい

( 八尾 ) こんな とき に また   つまら ねえ ラップ か 。 やお|||||||らっぷ|

穴 が あったら 入り たく なら ねえ の か ? あな|||はいり|||||

穴 …  心 の 穴 …。 あな|こころ||あな

く っそ   なんて 戦い 方 して んだ 。 |||たたかい|かた||

親父 は   あんな 連中 と 勇敢に …。 おやじ|||れんちゅう||ゆうかんに

俺 だって ! おれ|

( モトイ ) 俺 が 引きつける ! |おれ||ひきつける

その 間 に 逃げろ   ビー ! |あいだ||にげろ|

( ビー ) モトイブラザー !

雷 遁 !  網 蜘蛛 ! かみなり|とん|あみ|くも

やめろ ~!

ぐ わ ぁ ~! ( ビー ) モトイブラザー !

( フカイ ) 逃げろ と 言った のに ! |にげろ||いった|

俺 は 負け ない !  アンタ   俺 の ティーチャー ! おれ||まけ|||おれ||

だけど 今 は   俺 が アンタ に レクチャー ! |いま||おれ||||

アンタ の おかげ だ 。

(( あっ !

まずい !

ビー   エー が   なぜ 強い か わかる か ? ||||つよい|||

エー は   未来 の 雷 影 候補 と して 甘やかさ れる こと も なく → ||みらい||かみなり|かげ|こうほ|||あまやかさ||||

大切に 育て られて きた 。 たいせつに|そだて||

雷 影 様 は   もとより → かみなり|かげ|さま||

里 の 皆 から 受けた 恩 を 素直に 受け取り → さと||みな||うけた|おん||すなおに|うけとり

その 期待 に 応えて きた 。 |きたい||こたえて|

もともと 涙もろく 情 に あつい ヤツ は 大きく 力強く 育って いった の さ 。 |なみだもろく|じょう|||やつ||おおきく|ちからづよく|そだって|||

雷 影 様 の 特別な 存在 と して な 。 かみなり|かげ|さま||とくべつな|そんざい|||

特別な 存在 …)) とくべつな|そんざい

だから 見つけ られた 。 |みつけ|

(( なんだ   ブラザー ? |ぶらざー

うん ?  うん 。

お前 は   これ から 人 柱 力 に なる 。 おまえ||||じん|ちゅう|ちから||

これ から 先 は 今 まで の ように は いか ん 。 ||さき||いま|||よう に|||

大変な こと ばかり だ 。 たいへんな|||

あ ~  そう なのって な もん よ ! 前 から ! ||||||ぜん|

タコ に あだ名 でも 付けて やる ぜ ! ラップ し ながら ! たこ||あだな||つけて|||らっぷ||

いい か   ビー ! 何 か あったら 隠さ ず 俺 に 言え 。 |||なん|||かくさ||おれ||いえ

お前 は 俺 に とって 特別な 存在 だ 。 おまえ||おれ|||とくべつな|そんざい|

俺 たち は 最強の タッグ だ )) おれ|||さいきょうの||

俺 に は   俺 を 支えて くれる 特別な 存在 が ある 。 おれ|||おれ||ささえて||とくべつな|そんざい||

そう か …  お前 は 見つけた んだ な 。 そんな たくさんの 仲間 を 。 ||おまえ||みつけた|||||なかま|

心 の 穴 を 埋め られる 何 か を …。 こころ||あな||うずめ||なん||

アンタ も 俺 の 支え の ひと つ ! アンタ の 心 の 穴   俺 が 穴埋め ! ||おれ||ささえ||||||こころ||あな|おれ||あなうめ

あの とき 俺 に も それ が 見つけ られたら な …。 ||おれ|||||みつけ||

( フカイ ) ビー   この 戦争 を 止めろ ! |||せんそう||とどめろ

ぐ っ !

大丈夫 か ?  ブラザー 。 だいじょうぶ||ぶらざー

あぁ …  俺 は   親父 の ように 勇敢に 戦えた か ? |おれ||おやじ||よう に|ゆうかんに|たたかえた|

ああ   お前 は 勇敢だった ぜ 。 |おまえ||ゆうかんだった|

すぐ 医療 班 に 運んで やる 。 |いりょう|はん||はこんで|

俺 は 大丈夫だ 。 おれ||だいじょうぶだ

それ より   ビー   その 手 で フカイ さん の 想い を 遂げて くれ ! ||||て|||||おもい||とげて|

わかった ぜ   ブラザー 。 ||ぶらざー

フカイ …  アンタ の 深い 悲しみ 不快じゃ ない 。 |||ふかい|かなしみ|ふかいじゃ|

こっか ら が 俺 の 本当の 戦い ! |||おれ||ほんとうの|たたかい

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

皆様   お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では 最後 まで ご ゆっくり お楽しみ ください 。 |さいご||||おたのしみ|

( 宮本 )『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。 みやもと|もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた

( 松丸 ) 今回 は   ご覧 の 豪華な 歌手 11 人 の 皆さん に よる → まつまる|こんかい||ごらん||ごうかな|かしゅ|じん||みなさん||

華麗な ステージ を お 届け いたし ます 。 かれいな|すてーじ|||とどけ||