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ナルト- 疾風伝 (Naruto), NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン18 - 374 - 新たなる三竦み

NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 18 - 374 - 新たなる 三竦み

( 咆哮 )

( サイ ) ナルト また みんな に チャクラ を 渡せ ない の かい ?

( ナルト ) 今 は 無理だ 。

九 喇嘛 の チャクラ が まだ 溜まり きって ねえ 。

本体 を 倒す に は あの デカブツ を なぎ 払い つつ →

間 を すり抜けて いく しか 方法 が …。

一気に ジャンプ して 近づける 距離 で も ない 。

敵 の 攻撃 を 弾き →

印 を 結ぶ 時間 も いる 。

ナルト の チャクラ が ない 以上 →

深手 を 負う 可能 性 が 高い のに →

医療 班 は 前 に 出 られ ない 。

( サスケ ) なぎ 払い すり抜ける 何の 造作 も ない 。

一気に ジャンプ して 近づける うえ に →

攻撃 も 弾く 力 も あんぜ こいつ は 。

( サクラ ) みんな が 深手 を 負って も →

常に そば に いて 回復 して あげ られる 今 の 私 なら 。

(3 人 ) 口 寄せ の 術 。

あれ ん ?

この 色 。

お前 … ガマ 吉 じゃ ねえ か よ 。

( ガマ 吉 ) 親父 は 今 手打ち の ゴタゴタ じゃけん →

俺 が 来た で びっくり した か ?

いや … いや いや いや いや …。

それ より 一気に で かく なった な お前 。

赤 丸 ん とき より びっくり した って ば よ 。

お前 ら 人間 の 成長 が 遅 すぎる んじゃ !

それ より 用件 は 何 じゃ ?

おう 奥 の ほう に で っけ え の が いんだ ろ 。

あれ に 大 ジャンプ で 近づいて くれ 。

( ガマ 吉 ) あの いちばん で かい の か ?

ああ 。

( アオダ ) サスケ 様 いかように ?

お前 は まっすぐに 進む だけ で いい 。

奥 の 本体 は 俺 が やる 。

( カツユ ) サクラ ちゃん ついに →

百 豪 の 印 を 発動 できた のです ね 。

綱 手 様 も きっと お 喜び に 。

( サクラ ) カツユ 様 今 は それ より →

分裂 して 連合 の みんな に 1 人 ずつ ついて ください 。

私 たち は 回復 役 です 。

( ミナト ) まさか もう 一 度 →

口 寄せ 三竦み が 見 られる と は 思わ なかった な 。

フフッ …。

《 新たな 時代 よ …》

行け !

行け アオダ 。

お 願い し ます カツユ 様 。

ジャンプ だ ガマ 吉 。

クッ …。

《 これ が 元 の 七 班 …》

♪♪~

いい ぞ ガマ 吉 ! だてに で かく なって ねえ な 。

そがい な こと より の う →

は よう 術 の 印 を 結べ っちゃ ほん ま に 。

オラオラ 頭から 振り落とす ぞ 。

《 態度 は 更に で かく 》

わかって る って ば よ !

うわ っ ! な っ なんだ !?

大丈夫 この ナメクジ は 五 代 目 火影 の 回復 術 です 。

心配 し ないで ください 。

《 力 が 戻って くる 》

傷 が 。 治癒 して 。

《 さっき 百 豪 の 印 を 発動 した ばかりな のに →

カツユ 様 の 遠隔 治癒 まで こなす なんて →

サクラ あんた って 子 は ほんとに もう !》

( アオダ ) サスケ 様 。

そのまま 行け 。

♪♪~

サスケ !

《 キバ : いき や がれ !》 《 シノ : やれ !》

《 ヒナタ : 頑張って !》 《 シカマル : よく 狙え 》

《 チョウジ : いける よ !》 《 いの : やっちゃ え !》

《 うん !》

風 遁 超 大玉 螺旋 手 裏 剣 !

炎 遁 須佐 能 乎加 具 土 命 !

(( 俺 って ば サスケ と の 相性 よかった んだ な 。

( ヤマト ) ああ 雷 に 勝てる の は 風 だけ だ 。

いや そっち じゃ なくて ))

(( 火 を 助けて 更に 大きな 力 に できる の は →

風 の 力 だけ だって こと だ ))

( 咆哮 )

当たった ! 本当に 当たった ぞ !

《 扉 間 : あれほど の 加具 土 命 を 見た 覚え が ない 。

まったく 同じ チャクラ 比 で 術 を 合わせた か 》

熟年 の コンビ でも 難しい ぞ 。

風車 の ような 手 裏 剣 に 漆 の 光沢 より 黒い 矢 。

名付けて 灼遁 光 輪 疾風 漆黒 矢 零 式 !

フッ いや ない な 。

ヘッ !

燃え尽きろ 。

サスケ の 言った こと キミ も 見て 聞いて いた だろう 。

彼 の 本当の 狙い は なん な んだ 。

( 重 吾 ) さあ な 。

《 香 燐 : クソ ! なんで サスケ と 別 行動 な んだ よ !

話 が 違 く ねえ ?》

《 水 月 : 助かった 最 前線 なんて まっぴら ごめん だっ つう の 》

( 大 蛇 丸 ) あそこ ね 。

( 大 蛇 丸 ) ずいぶんな ザマ ね … 綱 手 。

( 水 月 ) げ ぇ ~ で っ かい ナメクジ !

倒す のに 塩 どん だけ いる か な 。

あれ は 湿 骨 林 から 口 寄せ さ れた カツユ の ほんの 一部 。

あれ でも すごく 小 さいほう よ 。 へ ぇ ~。

今 は ナメクジ より 五 影 の こと だ ろ 。

大 蛇 丸 様 も いちいち そい つ の 言う こと →

気 に し ないで いい から さ 。 さっさと 用事 済ませて さ 。

サスケ 君 と 離して こっち に 連れて きた の が →

そんなに 不服 ? その とおり … じゃ ねえ よし !

さっさ 行く の … 水 月 て め え !

なんで 僕 が 責め られ ん の ?

ナメクジ 見たら 塩 かけ たく なる もん でしょ →

誰 だって 。 ( 大 蛇 丸 ) まずは 綱 手 ね 。

行 くわ よ 。

( カツユ ) 綱 手 様 !

あれ ? 火影 って ばば あ だった っけ ?

う げ っ ! これ って 胴長 じゃ ない もん ね … や っぱ 。

無 茶 を した よう ね 綱 手 。

( 綱 手 ) 大 蛇 丸 …。

カツユ 私 は 五 影 の 処置 を しに ここ へ 来た 。

敵 じゃ ない わ 。

信じ られる 根拠 が あり ませ ん 。

それ に あなた は 死んだ はずです 。

う ぅっ ! 怪しい 行動 を した と 思う なら →

酸 で 今度 こそ ほんとに 殺す と いい わ 。

ひ ~ っ !

( 咳き込む 声 )

わかり ました あなた を 信じ ましょう 。

マンダ と 違って ものわかり が いい 。

さて … で は まず 。

( 大 蛇 丸 ) 他の 影 たち は どこ ?

私 の 分裂 体 の 中 で 回復 中 です 。

皆さん 重傷 で なかなか …。

( 大 蛇 丸 ) しか し カツユ あなた が いて →

なぜ 回復 が この 程度 な の ?

私 は 綱 手 様 の 百 豪 の 力 に 呼応 して 力 を 使う こと が でき ます 。

( カツユ ) 今 の 綱 手 様 は すごく 弱って おいで で →

私 の 力 を 十分に 発動 でき ない のです 。

そういう システム だった かしら …。

ま ぁ よく 思い出して みて も →

ここ まで 弱った 綱 手 を 初めて 見る から そう な の ね 。

口 寄せ が 解け かかって いる の を どうにか こらえ つつ →

回復 に 集中 して いる 状態 です 。

( カツユ ) な ので 綱 手 様 の 体 を 上手く つなげる こと も でき ず …。

水 月 綱 手 の 下半身 を 持って 上半身 と つなげ なさい 。

え ~ っ !? バラ す ほう が 得意な ん す けど 。

う げ ~ っ 。

ナメクジ が 濡れて グネグネ 気持 悪い よ 。

そりゃ お前 も だろう が 。

人 型 の 分 お前 の ほう が 気持 悪い し 変だ ろ 。

香 燐 あなた は 噛ま せて 回復 さ せて あげ なさい 。

え ~ サスケ 以外 に 噛ま れる の や だ なぁ うち 。

あ ~ サスケ 好き を 公言 した ね 今 。

はっ ! ち 違 っ あんな クソ 野郎 。

サスケ が … くね ~ だ ろ が !

何 言って ん の ? う うち を 殺し かけた の が …。

たまらない … 違う か 。

フッ サスケ に 噛ま れる 前 から 歯形 だらけ だ ろ キミ 。

う っせ え ! 今 は サスケ 専用 な んだ よ !

開き直 んな 入れ歯 製造 機 。

だいたい どういう システム だ よ キミ の 体 は 。

キミ の ほう が 変だ ろ 。 んだ と ~ こら !

あなた たち さっさと なさい 。

変な の は お互いさまでしょう 。 ケンカ は よし なさい 。

さも ない と 私 の 蛇 で 縛り 上げ →

口 から 入り込んで 体 を 乗っ取る わ よ 。

《 あんた が いちばん 変な んだ よ 》

《 変態 で 変 体 な んだ よ 》

《 吸い取ら れ すぎて うち が 老け そう 》

綱 手 様 もう 大丈夫です 。

綱 手 少し は 私 に 感謝 し なさい 。

里 を 裏切った お前 が 今更 なぜ だ ?

今 は いろいろ と 興味 の 幅 が 広がって ね 。

昔 は 自ら が 風 と なり 風車 を 回し たい と 思って た わ 。

( 大 蛇 丸 ) でも 今 は いつ 吹く かも わから ない →

他の 風 を 待つ 楽し さ も 知れた 。

その 風 を 楽しむ 前 に 密封 さ れ たく は ない から ね 。

相変わらず 訳 の わから ん こと を 。

だが 少し 変わった か 。

まさか お前 に 助け られる と は ね 。 そんな こと も ある わ よ 。

覚えて いる か ? あの とき の 三竦み 。

口 寄せ の …。

違う 。 文字通り の 三竦み 。

(( 土 遁 岩 鉄砲 の 術 !

( 自 来 也 ) ハァ ハァ …。

無駄 よ 綱 手 。

岩 隠れ の 土 遁 は やがて この 山 を 崩す 。

逃げる なら 猶予 は ない 。 あなた と 私 なら 。

自 来 也 も だ 。

自 来 也 を 連れて →

彼ら から 脱出 する こと は でき ない わ 。

だから 私 が 医療 忍術 を …。

綱 手 今 は 戦争 よ 。

不確定な 情 を さしはさんで 確率 を 下げたり は でき ない 。

確率 って 何 だ !

私 たち が 生き残る 確率 よ 。

1 人 で は ダメ 2 人 なら なんとか 。

3 人 じゃ … 全滅 する 。

あなた は 続けて なさい 。

いい わ 私 が 自 来 也 を …。

一 歩 でも 動けば 私 が お前 を 殺す 。

どうやら 三竦み って とこ ね 。

何 を 言う の ? あなた と 私 →

どちら が 先手 を 取る か で 決まる 。

自 来 也 は もう … う っ 。

ハァ ハァ ハァ …。

ん ん …。

自 来 也 は お前 の こと を 心底 信用 して いる 。

お前 を 竦ま せる に 十分な ほど 。

くだらない 。

私 は …。

おい 自 来 也 綱 手 大 蛇 丸 !

援軍 を 呼んで きた ぞ !))

♪♪~

人 は 変わる もの よ 。

それ か その 前 に 死ぬ か の 2 つ 。

彼 は そのまま で 逝っちゃ った けど 。

最後 まで お前 を 信用 して いた んだろう な 。

大 蛇 丸 お前 が もっと 早く そう なって くれた なら →

自 来 也 も 死な ず に …。 それ は それ で →

自 来 也 が 変わって しまった かも 。

私 たち 三 忍 が そう だった ように →

物事 は そう 都合 よく は いか ない もの よ 。

一枚岩 じゃ い られ ない 。

どこ か に ゆがみ が できる もの でしょう 。

《 だからこそ サスケ 君 の 行く末 を 見て み たい の かも ね 。

彼 の 風 を ゆっくり と 待ち ながら 》

まあ いい 。

回復 さ せて くれた こと に は 感謝 する 。

で 戦争 の こと は 知っている の か ?

もちろん だ から こうして 協力 して る の よ あなた に 。

どれ くらい ここ に …。

( カツユ ) 私 が 戦況 を 報告 し ます 。

お前 どう やって 戦場 に ?

《 そう か サクラ が カツユ を 》

( 大 蛇 丸 ) 今頃 は 新たなる 三竦み が →

お披露目 さ れて る んじゃ ない かしら ね 。 ん ?

じゃあ 私 たち は もう 行く わ 。

あなた は 影 たち の 回復 に 集中 する こと ね 。

( 開演 ブザー )

皆様 お 変わり ございませ ん か ?

美 空 ひばり です 。

では 最後 まで ご ゆっくり →

お 楽しみ ください 。

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 ! に っぽ ん の 歌 』。

オープニング を 飾る の は 『 こんにち は 赤ちゃん 』。

梓 みちよ さん です 。

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NARUTO - ナルト - 疾風 伝 - シーズン 18 - 374 - 新たなる 三竦み ||しっぷう|つたい|しーずん|あらたなる|さんすくみ |Naruto|strong wind|tale|season|new|Sanin Formation Naruto Shippuden - Staffel 18 - 374 - Der neue Dreifach-Tote Naruto Shippuden - Season 18 - 374 - The New Three-way Deadlock Naruto Shippuden - Säsong 18 - 374 - Den nya trevägsdöden

( 咆哮 ) ほうこう roar

( サイ ) ナルト   また   みんな に チャクラ を 渡せ ない の かい ? さい|||||||わたせ||| sai|||||chakra||hand over|||

( ナルト ) 今 は 無理だ 。 |いま||むりだ |||impossible

九 喇嘛 の チャクラ が まだ 溜まり きって ねえ 。 ここの|らつま|||||たまり|| nine|lama|||||full|completely|right

本体 を 倒す に は あの デカブツ を なぎ 払い つつ → ほんたい||たおす|||||||はらい| body||defeat||||giant||mow|brush|while

間 を すり抜けて いく しか 方法 が …。 あいだ||すりぬけて|||ほうほう| ||slipping through||||

一気に ジャンプ して 近づける 距離 で も ない 。 いっきに|じゃんぷ||ちかづける|きょり|||

敵 の 攻撃 を 弾き → てき||こうげき||はじき

印 を 結ぶ 時間 も いる 。 いん||むすぶ|じかん||

ナルト の チャクラ が ない 以上 → |||||いじょう

深手 を 負う 可能 性 が 高い のに → ふかで||おう|かのう|せい||たかい|

医療 班 は   前 に 出 られ ない 。 いりょう|はん||ぜん||だ||

( サスケ ) なぎ 払い   すり抜ける 何の 造作 も ない 。 さすけ||はらい|すりぬける|なんの|ぞうさく||

一気に ジャンプ して 近づける うえ に → いっきに|じゃんぷ||ちかづける||

攻撃 も 弾く 力 も あんぜ   こいつ は 。 こうげき||はじく|ちから||||

( サクラ ) みんな が 深手 を 負って も → さくら|||ふかで||おって|

常に そば に いて 回復 して あげ られる   今 の 私 なら 。 とわに||||かいふく||||いま||わたくし|

(3 人 ) 口 寄せ の 術 。 じん|くち|よせ||じゅつ

あれ   ん ?

この 色 。 |いろ

お前 …  ガマ 吉 じゃ ねえ か よ 。 おまえ|がま|きち||||

( ガマ 吉 ) 親父 は 今   手打ち の ゴタゴタ じゃけん → がま|きち|おやじ||いま|てうち||ごたごた|

俺 が 来た で   びっくり した か ? おれ||きた||||

いや …  いや   いや   いや   いや …。

それ より 一気に で かく なった な   お前 。 ||いっきに|||||おまえ

赤 丸 ん とき より びっくり した って ば よ 。 あか|まる||||||||

お前 ら 人間 の 成長 が 遅 すぎる んじゃ ! おまえ||にんげん||せいちょう||おそ||

それ より   用件 は 何 じゃ ? ||ようけん||なん|

おう   奥 の ほう に で っけ え の が いんだ ろ 。 |おく||||||||||

あれ に 大 ジャンプ で 近づいて くれ 。 ||だい|じゃんぷ||ちかづいて|

( ガマ 吉 ) あの   いちばん で かい の か ? がま|きち||||||

ああ 。

( アオダ ) サスケ 様   いかように ? |さすけ|さま|いかよう に

お前 は まっすぐに 進む だけ で いい 。 おまえ|||すすむ|||

奥 の 本体 は   俺 が やる 。 おく||ほんたい||おれ||

( カツユ ) サクラ ちゃん   ついに → |さくら||

百 豪 の 印 を 発動 できた のです ね 。 ひゃく|たけし||いん||はつどう||の です|

綱 手 様 も   きっと お 喜び に 。 つな|て|さま||||よろこび|

( サクラ ) カツユ 様   今 は   それ より → さくら||さま|いま|||

分裂 して   連合 の みんな に 1 人 ずつ ついて ください 。 ぶんれつ||れんごう||||じん|||

私 たち は   回復 役 です 。 わたくし|||かいふく|やく|

( ミナト ) まさか   もう 一 度 → みなと|||ひと|たび

口 寄せ 三竦み が 見 られる と は 思わ なかった な 。 くち|よせ|さんすくみ||み||||おもわ||

フフッ …。

《 新たな 時代 よ …》 あらたな|じだい|

行け ! いけ

行け   アオダ 。 いけ|

お 願い し ます   カツユ 様 。 |ねがい||||さま

ジャンプ だ   ガマ 吉 。 じゃんぷ||がま|きち

クッ …。

《 これ が 元 の 七 班 …》 ||もと||なな|はん

♪♪~

いい ぞ   ガマ 吉 ! だてに で かく なって ねえ な 。 ||がま|きち||||||

そがい な こと より の う →

は よう 術 の 印 を 結べ っちゃ ほん ま に 。 ||じゅつ||いん||むすべ||||

オラオラ   頭から 振り落とす ぞ 。 |あたまから|ふりおとす|

《 態度 は   更に で かく 》 たいど||さらに||

わかって る って ば よ !

うわ っ !  な っ   なんだ !?

大丈夫   この ナメクジ は 五 代 目 火影 の 回復 術 です 。 だいじょうぶ||||いつ|だい|め|ほかげ||かいふく|じゅつ|

心配 し ないで ください 。 しんぱい|||

《 力 が   戻って くる 》 ちから||もどって|

傷 が 。 治癒 して 。 きず||ちゆ|

《 さっき   百 豪 の 印 を 発動 した ばかりな のに → |ひゃく|たけし||いん||はつどう|||

カツユ 様 の 遠隔 治癒 まで こなす なんて → |さま||えんかく|ちゆ|||

サクラ   あんた って 子 は ほんとに もう !》 さくら|||こ|||

( アオダ ) サスケ 様 。 |さすけ|さま

そのまま 行け 。 |いけ

♪♪~

サスケ ! さすけ

《 キバ : いき や がれ !》 《 シノ : やれ !》 ||||しの|

《 ヒナタ : 頑張って !》 《 シカマル : よく 狙え 》 |がんばって|||ねらえ

《 チョウジ : いける よ !》 《 いの : やっちゃ え !》

《 うん !》

風 遁   超 大玉 螺旋 手 裏 剣 ! かぜ|とん|ちょう|おおたま|らせん|て|うら|けん

炎 遁   須佐 能 乎加 具 土 命 ! えん|とん|すさ|のう|こか|つぶさ|つち|いのち

(( 俺 って ば サスケ と の 相性 よかった んだ な 。 おれ|||さすけ|||あいしょう|||

( ヤマト ) ああ   雷 に 勝てる の は 風 だけ だ 。 やまと||かみなり||かてる|||かぜ||

いや   そっち じゃ なくて ))

(( 火 を 助けて 更に 大きな 力 に できる の は → ひ||たすけて|さらに|おおきな|ちから||||

風 の 力 だけ だって こと だ )) かぜ||ちから||||

( 咆哮 ) ほうこう

当たった ! 本当に 当たった ぞ ! あたった|ほんとうに|あたった|

《 扉 間 : あれほど の 加具 土 命 を 見た 覚え が ない 。 とびら|あいだ|||かぐ|つち|いのち||みた|おぼえ||

まったく 同じ チャクラ 比 で 術 を 合わせた か 》 |おなじ||ひ||じゅつ||あわせた|

熟年 の コンビ でも 難しい ぞ 。 じゅくねん||こんび||むずかしい|

風車 の ような 手 裏 剣 に 漆 の 光沢 より 黒い 矢 。 かざぐるま|||て|うら|けん||うるし||こうたく||くろい|や

名付けて 灼遁   光 輪 疾風 漆黒 矢 零 式 ! なづけて|しゃくとん|ひかり|りん|しっぷう|しっこく|や|ぜろ|しき

フッ   いや   ない な 。

ヘッ !

燃え尽きろ 。 もえつきろ

サスケ の 言った こと キミ も   見て 聞いて いた だろう 。 さすけ||いった||きみ||みて|きいて||

彼 の 本当の 狙い は   なん な んだ 。 かれ||ほんとうの|ねらい||||

( 重 吾 ) さあ な 。 おも|われ||

《 香 燐 : クソ !  なんで サスケ と 別 行動 な んだ よ ! かおり|りん|くそ||さすけ||べつ|こうどう|||

話 が 違 く ねえ ?》 はなし||ちが||

《 水 月 : 助かった   最 前線 なんて まっぴら ごめん だっ つう の 》 すい|つき|たすかった|さい|ぜんせん||||||

( 大 蛇 丸 ) あそこ ね 。 だい|へび|まる||

( 大 蛇 丸 ) ずいぶんな ザマ ね …  綱 手 。 だい|へび|まる||||つな|て

( 水 月 ) げ ぇ ~  で っ かい ナメクジ ! すい|つき||||||

倒す のに   塩 どん だけ いる か な 。 たおす||しお|||||

あれ は   湿 骨 林 から 口 寄せ さ れた カツユ の   ほんの 一部 。 ||しめ|こつ|りん||くち|よせ||||||いちぶ

あれ でも   すごく 小 さいほう よ 。 へ ぇ ~。 |||しょう||||

今 は   ナメクジ より 五 影 の こと だ ろ 。 いま||||いつ|かげ||||

大 蛇 丸 様 も   いちいち そい つ の 言う こと → だい|へび|まる|さま||||||いう|

気 に し ないで いい から さ 。 さっさと 用事 済ませて さ 。 き||||||||ようじ|すませて|

サスケ 君 と 離して こっち に 連れて きた の が → さすけ|きみ||はなして|||つれて|||

そんなに 不服 ? その とおり …  じゃ ねえ よし ! |ふふく|||||

さっさ 行く の …  水 月 て め え ! |いく||すい|つき|||

なんで 僕 が 責め られ ん の ? |ぼく||せめ|||

ナメクジ 見たら 塩 かけ たく なる もん でしょ → |みたら|しお|||||

誰 だって 。 ( 大 蛇 丸 ) まずは   綱 手 ね 。 だれ||だい|へび|まる||つな|て|

行 くわ よ 。 ぎょう||

( カツユ ) 綱 手 様 ! |つな|て|さま

あれ ?  火影 って ばば あ だった っけ ? |ほかげ|||||

う げ っ !  これ って 胴長 じゃ ない もん ね …  や っぱ 。 |||||どうなが||||||

無 茶 を した よう ね   綱 手 。 む|ちゃ|||||つな|て

( 綱 手 ) 大 蛇 丸 …。 つな|て|だい|へび|まる

カツユ   私 は 五 影 の 処置 を しに ここ へ 来た 。 |わたくし||いつ|かげ||しょち|||||きた

敵 じゃ ない わ 。 てき|||

信じ られる 根拠 が あり ませ ん 。 しんじ||こんきょ||||

それ に   あなた は 死んだ はずです 。 ||||しんだ|はず です

う ぅっ ! 怪しい 行動 を した と 思う なら → ||あやしい|こうどう||||おもう|

酸 で   今度 こそ ほんとに 殺す と いい わ 。 さん||こんど|||ころす|||

ひ ~ っ !

( 咳き込む 声 ) せきこむ|こえ

わかり ました あなた を 信じ ましょう 。 ||||しんじ|

マンダ と 違って   ものわかり が いい 。 ||ちがって|||

さて …  で は まず 。

( 大 蛇 丸 ) 他の 影 たち は どこ ? だい|へび|まる|たの|かげ|||

私 の 分裂 体 の 中 で   回復 中 です 。 わたくし||ぶんれつ|からだ||なか||かいふく|なか|

皆さん 重傷 で   なかなか …。 みなさん|じゅうしょう||

( 大 蛇 丸 ) しか し   カツユ   あなた が いて → だい|へび|まる||||||

なぜ 回復 が この 程度 な の ? |かいふく|||ていど||

私 は   綱 手 様 の 百 豪 の 力 に 呼応 して 力 を 使う こと が でき ます 。 わたくし||つな|て|さま||ひゃく|たけし||ちから||こおう||ちから||つかう||||

( カツユ ) 今 の 綱 手 様 は すごく 弱って おいで で → |いま||つな|て|さま|||よわって||

私 の 力 を 十分に 発動 でき ない のです 。 わたくし||ちから||じゅうぶんに|はつどう|||の です

そういう システム だった かしら …。 |しすてむ||

ま ぁ   よく 思い出して みて も → |||おもいだして||

ここ まで 弱った 綱 手 を 初めて 見る から   そう な の ね 。 ||よわった|つな|て||はじめて|みる|||||

口 寄せ が 解け かかって いる の を どうにか   こらえ つつ → くち|よせ||とけ|||||||

回復 に 集中 して いる 状態 です 。 かいふく||しゅうちゅう|||じょうたい|

( カツユ ) な ので   綱 手 様 の 体 を 上手く つなげる こと も でき ず …。 |||つな|て|さま||からだ||うまく|||||

水 月   綱 手 の 下半身 を 持って 上半身 と つなげ なさい 。 すい|つき|つな|て||かはんしん||もって|じょうはんしん|||

え ~ っ !?  バラ す ほう が 得意な ん す けど 。 ||ばら||||とくいな|||

う げ ~ っ 。

ナメクジ が 濡れて   グネグネ 気持 悪い よ 。 ||ぬれて||きもち|わるい|

そりゃ お前 も だろう が 。 |おまえ|||

人 型 の 分 お前 の ほう が 気持 悪い し   変だ ろ 。 じん|かた||ぶん|おまえ||||きもち|わるい||へんだ|

香 燐   あなた は 噛ま せて 回復 さ せて あげ なさい 。 かおり|りん|||かま||かいふく||||

え ~  サスケ 以外 に 噛ま れる の や だ なぁ   うち 。 |さすけ|いがい||かま||||||

あ ~  サスケ 好き を 公言 した ね   今 。 |さすけ|すき||こうげん|||いま

はっ !  ち   違 っ   あんな クソ 野郎 。 ||ちが|||くそ|やろう

サスケ が …  くね ~ だ ろ が ! さすけ|||||

何 言って ん の ? う   うち を 殺し かけた の が …。 なん|いって||||||ころし|||

たまらない …  違う か 。 |ちがう|

フッ   サスケ に 噛ま れる 前 から 歯形 だらけ だ ろ   キミ 。 |さすけ||かま||ぜん||はがた||||きみ

う っせ え ! 今 は サスケ 専用 な んだ よ ! |||いま||さすけ|せんよう|||

開き直 んな   入れ歯 製造 機 。 ひらきなお||いれば|せいぞう|き

だいたい   どういう システム だ よ キミ の 体 は 。 ||しすてむ|||きみ||からだ|

キミ の ほう が 変だ ろ 。 んだ と ~  こら ! きみ||||へんだ||||

あなた たち   さっさと なさい 。

変な の は お互いさまでしょう 。 ケンカ は よし なさい 。 へんな|||おたがいさまでしょう|けんか|||

さも ない と   私 の 蛇 で 縛り 上げ → |||わたくし||へび||しばり|あげ

口 から 入り込んで 体 を 乗っ取る わ よ 。 くち||はいりこんで|からだ||のっとる||

《 あんた が いちばん 変な んだ よ 》 |||へんな||

《 変態 で 変 体 な んだ よ 》 へんたい||へん|からだ|||

《 吸い取ら れ すぎて うち が 老け そう 》 すいとら|||||ふけ|

綱 手 様   もう 大丈夫です 。 つな|て|さま||だいじょうぶ です

綱 手   少し は 私 に 感謝 し なさい 。 つな|て|すこし||わたくし||かんしゃ||

里 を 裏切った お前 が 今更   なぜ だ ? さと||うらぎった|おまえ||いまさら||

今 は いろいろ と 興味 の 幅 が 広がって ね 。 いま||||きょうみ||はば||ひろがって|

昔 は 自ら が 風 と なり 風車 を 回し たい と 思って た わ 。 むかし||おのずから||かぜ|||かざぐるま||まわし|||おもって||

( 大 蛇 丸 ) でも 今 は いつ 吹く かも わから ない → だい|へび|まる||いま|||ふく|||

他の 風 を 待つ 楽し さ も 知れた 。 たの|かぜ||まつ|たのし|||しれた

その 風 を 楽しむ 前 に 密封 さ れ たく は ない から ね 。 |かぜ||たのしむ|ぜん||みっぷう|||||||

相変わらず 訳 の わから ん こと を 。 あいかわらず|やく|||||

だが   少し 変わった か 。 |すこし|かわった|

まさか   お前 に 助け られる と は ね 。 そんな こと も ある わ よ 。 |おまえ||たすけ||||||||||

覚えて いる か ? あの とき の 三竦み 。 おぼえて||||||さんすくみ

口 寄せ の …。 くち|よせ|

違う 。  文字通り の 三竦み 。 ちがう|もじどおり||さんすくみ

(( 土 遁   岩 鉄砲 の 術 ! つち|とん|いわ|てっぽう||じゅつ

( 自 来 也 ) ハァ   ハァ …。 じ|らい|や||

無駄 よ   綱 手 。 むだ||つな|て

岩 隠れ の 土 遁 は やがて この 山 を 崩す 。 いわ|かくれ||つち|とん||||やま||くずす

逃げる なら 猶予 は ない 。 あなた と 私 なら 。 にげる||ゆうよ|||||わたくし|

自 来 也 も だ 。 じ|らい|や||

自 来 也 を 連れて → じ|らい|や||つれて

彼ら から 脱出 する こと は でき ない わ 。 かれら||だっしゅつ||||||

だから   私 が 医療 忍術 を …。 |わたくし||いりょう|にんじゅつ|

綱 手   今 は 戦争 よ 。 つな|て|いま||せんそう|

不確定な 情 を さしはさんで 確率 を 下げたり は でき ない 。 ふかくていな|じょう|||かくりつ||さげたり|||

確率 って 何 だ ! かくりつ||なん|

私 たち が 生き残る 確率 よ 。 わたくし|||いきのこる|かくりつ|

1 人 で は ダメ  2 人 なら なんとか 。 じん|||だめ|じん||

3 人 じゃ …  全滅 する 。 じん||ぜんめつ|

あなた は 続けて なさい 。 ||つづけて|

いい わ   私 が 自 来 也 を …。 ||わたくし||じ|らい|や|

一 歩 でも 動けば   私 が お前 を 殺す 。 ひと|ふ||うごけば|わたくし||おまえ||ころす

どうやら 三竦み って とこ ね 。 |さんすくみ|||

何 を 言う の ?  あなた と 私 → なん||いう||||わたくし

どちら が 先手 を 取る か で 決まる 。 ||せんて||とる|||きまる

自 来 也 は もう …  う っ 。 じ|らい|や||||

ハァ   ハァ   ハァ …。

ん ん …。

自 来 也 は   お前 の こと を 心底 信用 して いる 。 じ|らい|や||おまえ||||しんそこ|しんよう||

お前 を 竦ま せる に 十分な ほど 。 おまえ||すくま|||じゅうぶんな|

くだらない 。

私 は …。 わたくし|

おい   自 来 也   綱 手   大 蛇 丸 ! |じ|らい|や|つな|て|だい|へび|まる

援軍 を 呼んで きた ぞ !)) えんぐん||よんで||

♪♪~

人 は   変わる もの よ 。 じん||かわる||

それ か   その 前 に 死ぬ か の 2 つ 。 |||ぜん||しぬ|||

彼 は そのまま で 逝っちゃ った けど 。 かれ||||いっちゃ||

最後 まで   お前 を 信用 して いた んだろう な 。 さいご||おまえ||しんよう||||

大 蛇 丸   お前 が もっと 早く そう なって くれた なら → だい|へび|まる|おまえ|||はやく||||

自 来 也 も 死な ず に …。 それ は それ で → じ|らい|や||しな||||||

自 来 也 が 変わって しまった かも 。 じ|らい|や||かわって||

私 たち 三 忍 が そう だった ように → わたくし||みっ|おし||||よう に

物事 は   そう 都合 よく は いか ない もの よ 。 ものごと|||つごう||||||

一枚岩 じゃ い られ ない 。 いちまいいわ||||

どこ か に ゆがみ が できる もの でしょう 。

《 だからこそ サスケ 君 の 行く末 を 見て み たい の かも ね 。 |さすけ|きみ||ゆくすえ||みて|||||

彼 の 風 を ゆっくり と 待ち ながら 》 かれ||かぜ||||まち|

まあ   いい 。

回復 さ せて くれた こと に は 感謝 する 。 かいふく|||||||かんしゃ|

で   戦争 の こと は 知っている の か ? |せんそう||||しっている||

もちろん   だ から こうして 協力 して る の よ   あなた に 。 ||||きょうりょく||||||

どれ くらい   ここ に …。

( カツユ ) 私 が 戦況 を 報告 し ます 。 |わたくし||せんきょう||ほうこく||

お前   どう やって 戦場 に ? おまえ|||せんじょう|

《 そう か   サクラ が カツユ を 》 ||さくら|||

( 大 蛇 丸 ) 今頃 は 新たなる 三竦み が → だい|へび|まる|いまごろ||あらたなる|さんすくみ|

お披露目 さ れて る んじゃ ない かしら ね 。 ん ? おひろめ||||||||

じゃあ   私 たち は もう 行く わ 。 |わたくし||||いく|

あなた は 影 たち の 回復 に 集中 する こと ね 。 ||かげ|||かいふく||しゅうちゅう|||

( 開演 ブザー ) かいえん|ぶざー

皆様   お 変わり ございませ ん か ? みなさま||かわり|||

美 空 ひばり です 。 び|から||

では 最後 まで   ご ゆっくり → |さいご|||

お 楽しみ ください 。 |たのしみ|

『 木曜 8 時 の コンサート 名曲 !  に っぽ ん の 歌 』。 もくよう|じ||こんさーと|めいきょく|||||うた

オープニング を 飾る の は 『 こんにち は 赤ちゃん 』。 ||かざる|||||あかちゃん

梓 みちよ さん です 。 あずさ|||