NARUTO -ナルト - 疾風 伝 - シーズン 6 - 122 - 探索
♪♪~
( カカシ ) よし これ より 我々 は イタチ 捜索 及び ➡
その 捕獲 を 主 と する 任務 に 入る 。
( ナルト ) おう ! ( カカシ ) 暁 の 目的 は 尾 獣 集め 。
すでに 三尾 も 手 に した もの と 思わ れる 。
自 来 也様 の 情報 に よる と タ ー ゲット の ナルト を 狙い ➡
すでに 火 ノ 国 に 入って きて いて も おかしく ない 。
特に イタチ は 木 ノ 葉 の 出身 だ 。
3 年 前 に も ナルト を 狙って 里 に 潜入 した こと も ある 。
( サイ ) 今回 も 木 ノ 葉 に 向かって る と 考え られる って こと です ね 。
( サクラ ) その うち は イタチ を 狙って サスケ 君 も …。
あぁ 必ず サスケ に たどり着いて みせる 。
( ヤマト ) ま ぁ そう 欲張ら ず 一歩一歩 いき ましょう 。
( カカシ ) 捜索 の 手順 を 言う 。
とりあえず ここ を 中心 ポイント に して 近辺 5 キロ 四方 を 探索 する 。
もし 何も なければ ➡
中心 ポイント を 移動 して また そこ から 5 キロ 四方 を …。
ま … それ を 繰り返す わけだ 。
5 キロ って …。
そんなに 離れたら 無線 も 使え ない じゃ ないで す か !
それ に 単独 で そこ まで 離れたら 危険です 。
パトロ ー ル は 最低で も ➡
ツ ー マンセル が 原則 です 。 敵 に 遭遇 した 場合 …。
( ヤマト ) サクラ そう 焦ら ない 。 ( カカシ ) ま ぁ 見て な 。
( パックン ) 拙者 たち の 声 は 無線 より 遠く こだま し ➡
鼻 で 危険 を いち早く 察知 し 援護 する 。
パックン !
じゃあ パトロ ー ル 隊 の チ ー ム 編成 を 説明 する 。
今回 は 用心 して 忍 犬 を 1 人 に 2 匹 つける から 。
2 匹 ? えっ でも …。
それ じゃあ 仲よく して あげて ちょうだい 。
( シバ ) よろしく サクラ ちゃん 。
( ビスケ ) アンタ 口うるさい メス だ な いつも 。
( アキノ ) オレ は シノ に つく ワン 。 ( グルコ ) ん … 虫 くさい な 。
( シノ ) 犬 くさい …。
よろしく 。 ( ウ ー ヘイ ) ひと つ 仲よく いこう ぜ 。
( ウルシ ) 和気あいあい と な ヘヘヘ 。
《 犬 と 友達 に … なれる かな ?》
じゃあ オレ は ?
ナルト は 人 柱 力 で 狙わ れて いる 。
襲わ れた 場合 の こと を 考えて ➡
ヤマト と 感知 タイプ の ヒナタ を 同行 さ せる 。
それ に 大声 の ブル も だ 。
( ブル ) ワン !
( ヒナタ ) よ よろしく ね ナルト 君 。 おう 。
で 忍 犬 使い の オレ と キバ は 1 匹 ずつ 。
( キバ ) これ で 準備 オッケ ー だ ぜ !
( カカシ ) いい か みんな 。
とにかく イタチ サスケ この 2 人 のに おい を 追う 。
そして いずれ か を 見つけた と して も ➡
場所 を 把握 して いった ん この ポイント まで 戻る こと 。
特に ナルト 先走る な よ 。
わかった って ば よ 。
じゃあ いき ます か 。
散 !
( 水 月 ) じゃ 行って くる よ 。
( 重 吾 ) うち は イタチ か 。 うまく 見つかる と いい が 。
( 香 燐 ) よし !
サスケ ~ ウチ は ~ サスケ と 2 人 で …。
( サスケ ) お前 も さっさと 行け 。
チェッ !
( デイダラ ) もう 問題 ない な うん 。
( トビ ) で どっち に 行く んです か ? サスケ か 九 尾 か 。
さて どっち に しよう か な …。
あっ ちょっと あら ら ら ! ちょ … ちょっと デイダラ 先輩 !
待って ください よ ~!
誰 だ ? テメエ は 。
下っ端 なら いい か 。
( 衝撃 音 )
ちょっと 様子 見て こい 。 はい 。
誰 だ テメエ ?
アンタ 暁 の … 何て 言った っけ な ?
カク … カクタ 。 カクサ … カクシ …。
か 角 都 。
そう そう 。 アンタ その 角 都 って 男 の 部下 で 帳簿 係 だ よ ね ?
な なんでも 言う 。 だ だ から 命 だけ は …。
その 調子 で 続け な 。
キミ ら に 聞く か 。
赤 丸 他 の 忍 犬 に 負ける な よ 。
オレ たち が 最初に サスケ の 。 イタチ の に おい を 突き止める んだ 。
( 赤 丸 ) ワン 。
遅い ぞ シノ 。 モタモタ する な ワン 。
虫 が 好か ない 。
いくよ 。 ポチ タマ 。
ポチ って 。 タマ って 。
勝手に あだ名 つけ んで くれる かな 。
《 サスケ 》
そんな 思いつめた 顔 で いたら 男 は 逃げる ばかりだ ぜ 。
なに よ 。 追えば 追う ほど オス は 逃げる 。
アンタ 押し っぱなし の メス だった ろ 。 押して ダメ なら 引いて みな 。
変な こと 言わ ないで よ 。
私 と サスケ 君 は そんな ん じゃ ない んだ から 。
コラ お前 さん 口 が 悪い ぞ 。 フン 。
ただ 私 は サスケ 君 に 私 の … みんな の 言葉 を 伝え たい だけ 。
みんな サスケ 君 が 帰って くる の を 待って る って 。 ただ それ だけ 。
わかった よ 。 じゃあ 引いて ダメ なら 吸って みよう 。
どうした の ? かすかだ が うち は サスケ の に おい が する 。
なんで すって ?
どう ? に おい が はっきり し ない 。
だが どんどん 近づいて くる 。
な に やって る 。
こちら が 見つける 前 に 見つか っち まう ぜ 。
慎重に いく ぞ 。
近い ぞ 。
サクラ ちゃん 。 近く に い ない か サスケ が ?
ダメ だ 。 に おい が 離れて いく 。
《 ひと 回り した けど これといった チャクラ も 感じ なかった 。
戻っちゃ おうか な サスケ の とこ 。
あの 2 人 は まだ 帰って ない だろう し 》
♪♪~
見つけた ぞ トビ … うん 。
マジ っす か !? 速 っ !
で どっち っす か ? 九 尾 か サスケ か 。
こりゃ 都合 が いい 。 2 人 で いく ぞ トビ 。
だから どっち ? フッ … ついてこい !
( トビ ) はい 。
♪♪~
ナルト ヒナタ … わかって る ね ?
はい 。 あぁ 。
お前 は …。
出て こい 。 何者 だ ?
( カブト ) やっぱり バレ ました か 。
薬 師 カブト …。
自分 から 近づいて くる と は いい 度胸 だ な 。
ナルト 君 と 少し 話 が し たくて ね 。
今度 は 逃がさ ない 。 お前 を 拘束 する 。
おい カブト ! お前 なら 知って んだ ろ 。 サスケ は どこ に いる ?
フッ … 相変わらず サスケ サスケ かい ?
サスケ が 大 蛇 丸 を やった って いう の は 本当な の か ?
あぁ 本当だ よ 。
そんな こと より 今日 は ナルト 君 に プレゼント を 持ってきた んだ よ 。
その 装束 … お前 は ?
キミ が サスケ 君 か ぁ 。
やっぱり 似て る わ イタチ さん と 。
怖 っ !
《 喝 !》
ヘッ !
何 だ それ は ?
かつて ボク たち の 組織 が 集めて た 暁 に 関する 情報 だ よ 。
何で そんな もん …。
あげる よ キミ たち に 。
大 蛇 丸 なき 今 ➡
それ で 木 ノ 葉 と 取り引き しよう と でも いう の か ?
( カブト ) いや … こんな もの で 取り引き できる ほど ➡
甘く ない でしょ 木 ノ 葉 は 特に 。
なら 何 だ ? お前 は 大 蛇 丸 と 違って ➡
暁 に 追わ れて る わけで も ない んだ ろ ?
ナルト 君 に 感謝 を 込めて 。 ただ の プレゼント さ 。
キミ は 暁 に 狙わ れて る し ね 。
感謝 ?
ボク は 大 蛇 丸 様 が 死んで から ➡
自分 が 何者 か また わから なく なった 。
親 も 知ら ず 国 も 知ら ず ➡
敵 に 拾わ れ 幼い 頃 から スパイ と して ➡
国 や 里 を 転々 と して いた ボク に とって ➡
国 や 里 と いった もの は 曖昧な もの で しか なかった 。
大 蛇 丸 様 の 部下 に なる まで は ね …。
だが また なく なって しまった 。
自分 は いったい 何者 な の か …。
アイデンティティ ー の ない この 苦しみ ➡
キミ なら わかって くれる よね ナルト 君 。
お前 の 言う こと なんか わかる か !
フッ … そう かな 。
自分 は うずまき ナルト な の か それとも 九 尾 な の か …。
かつて キミ は 他人 の 冷たい 視線 に さらさ れ ➡
いったい 自分 が 何 な の か わから なく なって た はずだ 。
しかし キミ は 自分 の 力 を 信じ ➡
自分 は うずまき ナルト なんだ と ➡
九 尾 に 対する 視線 を 力強く 乗り越えて きた 。
あの 人 は ナルト 君 を どう しよう と …。
ヤツ の 出方 が 見え ない 。
だから キミ は 自分 の アイデンティティ ー も よく 知って る し ➡
キミ を 認めて くれる 仲間 も 出来た 。
だが ボク は 大 蛇 丸 様 を 超えよう と せ ず ➡
ただ その 力 に すがりついて た だけ だ 。
今 なら キミ の 気持 が 本当に わかる よ 。 ボク は キミ に 気づか さ れた 。
ボク も キミ の ように なり たい と 思えた 。 だ から 今度 は …。
この 体 に 取り込んだ 大 蛇 丸 様 を 超え ➡
新たな 強い 自分 を 見つける よ 。
新たな 自分 を 見つける … キミ は その ヒント を くれた 。
だから 感謝 して る の さ … ナルト 君 。
大 蛇 丸 様 は 再生 の 象徴 。
ボク の 超える べき 存在 と して ボク の 中 で 生き 続ける 。
取り込んだ だ と !? なに …。
サスケ 君 が 倒した 大 蛇 丸 様 の 亡骸 の 一部 を ➡
少し ばかり この 体 に 移植 した だけ さ 。
とはいえ すさまじい ほど の 生命 力 だ よ 。
逆に ボク の 体 を どんどん 取り込もう と する んだ 。 これ が ね 。
バカ な こと を …。
《 何 ? あれ …。
白 眼 !!
もう 体 の 3 割 は 取り込ま れて る 》
取り込ま れ まい と 必死に 抵抗 する 自分 が いる 。
大 蛇 丸 様 を 超えよう と して いる 自分 の 存在 を 実感 できる !
言い たい こと は それ だけ かよ 。
へ っ 。
せいぜい がんばれ って ば よ ! 木 ノ 葉 の 檻 の 中 で な !!
木 遁 !
よっ しゃ ! 捕まえた !!
後ろ !
ハハハハ !
クッソ !
この 大 蛇 丸 様 の 力 を 完全に コントロ ー ル できる ように なったら ➡
ちゃんと 戦って あげる よ ナルト 君 。
でも キミ は あと だ 。
まずは 大 蛇 丸 様 を 倒した サスケ 君 が 優先 だ 。
お前 サスケ を どう しよう と !?
また 会おう 。
やった ぜ ! サスケ を 倒した ぜ うん 。
さすが 先輩 !
♪♪~
さすが 先輩 。 うる せ え !
でも 少し はやる よう っす ね この 人 。
ケッ ! こんな ガキ に あの 大 蛇 丸 が やられた と は な 。
いまだに 信じ られ ねえ ぜ うん 。
いい 目 で にらみ や がって る ぜ トビ ! うん !
張り切っちゃ って る なぁ 先輩 。 イタチ さん に あと で 謝ら なきゃ 。
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( ハデス ) 思いがけず 古 なじみ と ➡
再会 する 羽目 に なった もの よ 。
だが フェアリ ー テイル を 壊滅 さ せる の は ➡
本来 の 目的 の ついで に すぎ ん 。
我ら の 狙い は 伝説 の 黒 魔 導 士 ゼレフ 。
七 眷属 よ よい 報告 を 待って おる ぞ 。