NARUTO -ナルト- 疾風伝 - シーズン8 - 168 - 四代目火影
( ミナト )8 本 目 の 尾 まで 封印 が 解放 して しまう と ➡
俺 が お前 の 意識 の 中 に 出て くる よう ➡
封印 式 に 細工 して おいた の さ 。
なるべく そう なって ほしく は なかった が 。
もう お前 に 会い たく なかった しね 九 尾 。
でも …。
成長 した 息子 に 会える の は 少し 楽しみで も あった から ➡
イ ー ブン って と こか な 。
四 代 目 火影 ! 来い ! ズタズタ に して やる !
ズタズタ に する って 言って ん の に 近づか ない よ 。
もっともだ ろ ? ナルト 。
( ナルト ) ナルト って 俺 の 名前 。
どうして 四 代 目 火影 が 俺 の 名前 を ?
ん ? だって お前 の 名前 は 俺 が つけた んだ から 。
せがれ な んだ し 。 せがれ … じゃあ 俺 って ば …。
うん さっき も 言った ろ 俺 の 息子 だ よ 。
ハ … ハハハハッ …。
グォ ~ ッ 四 代 目 !
うるさい ね 後ろ の 。
少し 別の ところ に 行く よ 。
ヘヘッ 。
三 代 目 は 何も 言わ なかった ようだ ね 。
九 尾 に かかわる 情報 を ➡
なるべく 伏せて おき たかった んだろう 。
息子 と わかれば いろいろ と 危険 が 降りかかる から ね 。
父ちゃん …。
う ぅ …。
なんで 息子 の 俺 に 九 尾 なんか 封印 した んだ って ば よ !
おかげ で 俺 って ば す っげ え 大変だった んだ ぞ !
大人 たち は みんな 俺 の こと を 冷たい 目 で 見 や がる し 。
友達 も なかなか で きね えし 。 だ から 俺 頑張って 頑張って ➡
みんな に 認めて もらい たく って す っげ え 修業 して 強く なって ➡
そ したら イルカ 先生 や カカシ 先生 エロ 仙人 と 出会えて ➡
強く なる こと が できて 嬉しかった 。
でも その せい で 暁 なんて やつ ら に 狙わ れる こと に な っち まって ➡
だから もっと 修業 し なくちゃ なんなく な っち まって 。
せっかく 強く なれる こと が できた のに ➡
仲間 が 暁 に やられて …。
でも あれ ? 俺 何 …。
あ ~ っ 嬉しい んだ か 腹 が 立つ んだ か ➡
もう わかん ねえ って ば よ !
う っ …。
ナルト 何 歳 に なる ?
う っ … 16 歳 。
そう か もう 16 か 。 いろいろ 大変だった んだ よ な 。
ナルト すまなかった 。
息子 の お前 に つらい 思い ばかり さ せて しまった 俺 が ➡
父親 ヅラ して 謝る の も 違う かな 。
いい よ もう …。 四 代 目 の 火影 の 息子 な んだ から ➡
我慢 する …。
お前 に 九 尾 の チャクラ を 半分 残して 封印 した の は ➡
この 力 を 使いこなす と 信じて いた から だ 。
俺 の 息子 なら と …。
なぜ わざわざ そんな こと を した の か に は 理由 が ある 。
今 から 16 年 前 九 尾 が 里 を 襲った とき ➡
わかった こと が ある 。 何 ?
あの とき 九 尾 を 操り 里 を 襲わ せた 黒幕 が いる 。
黒幕 ? それ も かなり の 力 を 持つ 忍 だ 。
特別な 力 が なければ とうてい 太刀打ち でき ない 。
おそらく そい つ は また 里 を 襲う 。
もう 木 ノ 葉 の 里 は 潰さ れ ち まった って ば よ 。
あぁ 見て た 。 お前 の 中 から ね 。
えっ … 見て たって …。
自 来 也 先生 の こと も 知って る よ 。
それ じゃ 前 に 九 尾 を 使って 里 を 襲った の は ペイン な の か ?
いや 違う そ いつ じゃ ない 。 誰 だって ば よ ?
暁 の 1 人 面 を して いる 男 だ 。
あの とき やつ は 俺 の 動き を すべて 見切った 。
ただ 者 じゃ ない よ 。
おそらく ペイン は そい つ に 利用 さ れて いる だけ だ 。
違う ! ペイン は 木 ノ 葉 に 恨み を 持って た 。
昔 同じ ように 自分 たち の 里 も やられた って 。
その とおり だ 。 だ から そこ を 利用 さ れた 。
利用 さ れた って !? あんな 強 え やつ が ?
それ に 黒幕 だって いう 面 の 忍 まで 。
なんで こんなに 木 ノ 葉 ばかり が 狙わ れる んだ !
この世 に 忍 の システム が ある 限り ➡
平和な 秩序 は ない の かも しれ ない 。
ペイン は お前 に 平和に ついて 問うた が ➡
答え を 見つける の は 難しい 。
(( お前 なら 平和 を 作る ため この 憎しみ と どう 向き合う ?))
大切な もの を 救おう と する こと で 戦い が 生まれ …。
愛 が 存在 し 続ける 限り 同時に 憎しみ が 生まれ ➡
憎しみ に 忍 が 利用 さ れる 。
この 忍 の システム が ある 限り ➡
憎しみ と いう バケモノ は また 新たな ペイン を 生み出して いく 。
自 来 也 先生 を 殺した の は ペイン だ が ➡
よくよく 考えれば ➡
その ペイン を 生み出した この 忍 の 世 の 無秩序 が ➡
先生 を 殺した も 同然な の さ 。
忍 と は その 憎しみ と の 戦い な んだ 。
どの 忍 も その 憎しみ と 戦って いる 。
自 来 也 先生 は この 憎しみ を 終わら せる 答え を ➡
お前 に 託した んだ 。
だから って 俺 は ペイン を 許せ ねえ 。
許す こと なんて でき ねえ 。
あぁ 。
四 代 目 教えて くれ !
俺 って ば どう したら いい ?
答え は 自分 で 探す んだ 。
その 答え は 俺 に も わから ない よ 。
エロ 仙人 や 四 代 目 すら わかん なかった こと が ➡
俺 に できる わけ ねえ だ ろ !
みんな 勝手 すぎる って ば よ 。
俺 って ば 頭 わり いし そんなに すげ え 忍者 じゃ ねえ し 。
それ に 俺 って ば …。
お前 なら その 答え を 見つけ られる 。
俺 は お前 を 信じて いる 。
ほんとに … ほんとに 俺 に そんな こと …。
どこ まで いって も 子供 を 信じて る の が ➡
親 って もんだ から ね 。
さて 俺 も そろそろ 行か なくちゃ なら ない か な 。
チャクラ も 薄れて きて いる 。
えっ ? ちょ っ …。
封印 を 組み 直す 。
だが これ で 最後 だ 。
くっ !
木 ノ 葉 は まだ やり 直せる 。 頼んだ ぞ ナルト 。
《 ありがとう … 父ちゃん 》
地 爆天 星 から 這い 出て くる と は な 。
なんて 力 だ …。
こう なったら 更に 大きな …。
九 尾 が … 消えた 。
迷い が 消えた か … 何 が あった ?
すでに 九 尾 を 制する こと が できる と いう の か ?
( 咳き込む 声 )
( 小南 ) 長門 !
( 咳き込む 声 )
《 九 尾 化 した せい で チャクラ が 乱れ ち まった 。
仙術 チャクラ を ストック して た 影 分身 も 消え ち まっ てる 。
使える 仙術 チャクラ は ➡
俺 自身 に 残って る 分 だけ って こと か 》
♪♪~
《 すでに 仙人 モ ー ド に 入った か … タフ なや つ だ 。
九 尾 の 力 どれほど か 確認 して おき たかった が ➡
まさか 地 爆天 星 まで …》
( カツユ ) プハ ー ッ ! 死ぬ か と 思い ました よ 。
これ って …。
あっ ち は 里 の ほう … あれ は ?
( カツユ ) 九 尾 化 した ナルト 君 が やり ました 。
《 もし かして ヒナタ や 木 ノ 葉 の 人 たち を 俺 が …》
生きて る ! まだ ヒナタ の チャクラ が 感じ られる !
心配 し ました 。 でも 九 尾 化 した ナルト 君 の 攻撃 で ➡
木 ノ 葉 の 人々 に 被害 は 出て い ませ ん 。
運よく です が …。
うん 。 そう か … よかった 。 よかった って ば よ 。
《 ヒナタ : ナルト 君 …》
( ネジ ) ヒナタ 様 !
( テンテン ) 致命 傷 は 避けて いる 。 でも すぐに 治療 し ない と !
今 医療 忍者 を 捜して いる !
(( 木 ノ 葉 が 暁 に 襲わ れた !
わしゃ もう 動け ん 。 は よう 行って くれ ))
( ガイ ) ここ まで と は …。
( リ ー ) こちら に も 怪我 蛙 です 。
♪♪~
そろそろ 決着 を つけよう 。
少し は 痛み を 理解 できた か ?
同じ 痛み を 知ら なければ 他人 を 本当に は 理解 でき ない 。
そして 理解 を した ところ で わかり 合える わけで も ない 。
それ が 道理 だ 。
お前 が サスケ を 追いかけて も 無駄な ように な 。
お前 の 本体 の ところ へ 俺 を 連れて いけ !
直接 話し たい こと が ある 。
お前 の 本体 の ところ へ 俺 を 連れて いけ !
直接 話し たい こと が ある 。
ほう … 本体 に 気づいた か 。
自 来 也 先生 も お前たち も 木 ノ 葉 は なかなか やる もの だ 。
だが 話 は 終わった 。
今更 お前 が 何 を 語って も 何も 変わら ん 。
とにかく 話 を さ せろ !
仙人 モ ー ド …。
あの やっかいな チャクラ の 手 裏 剣 は ➡
2 発 まで しか 撃つ こと は でき ない ようだ な 。
しかも それ で 仙人 モ ー ド は 消える 。
や っぱ 戦う しか ねえ みて えだ な 。
もし その 2 発 の 手 裏 剣 を 外したら お前 の 負け だ 。
もう スキ は 与え ない 。
外したら 最後 半 殺し に して 連れて いく だけ だ !
なら し かた ねえ ! 本体 は 自分 で 捜す !
でも どう やって ? 考え が ある 。
♪♪~
《 こいつ 仙人 モ ー ド で 逆 探知 を …》
見つけた ぜ !
貴 様 …。
影 分身 の 術 !
よし 煙 玉 だ !
お ぉ !
《 まずは 1 発 目 …》
神 羅 天 征 !
《 なに !? 2 発 目 を 影 手 裏 剣 で 放って いた だ と !?》
《 インタ ー バル は 5 秒 … これ なら いける !》
《 残り 4 秒 …。
あの 時 すでに 影 分身 を 仕込んで いた と は な …。
次の 術 発動 まで 3 秒 … だが 2 発 外した な …。
終わり だ !》
なに !?
まだ 2 秒 ある !
い っけ ~!
《 これほど の 影 分身 を がれき に 変化 さ せて !》
《 あと 1 秒 !》
ゼロ !
うわ っ !
奥 から 影 分身 を …。
答え を 持た ぬ お前 ごとき が あきらめろ !
う ぅっ ! う ぅ …!
(( 自 来 也 : だが いつか は ➡
人 が 本当の 意味 で 理解 し 合える 時代 が 来る と ➡
わし は 信じ とる 。
答え が 見つから ん かった とき は ➡
その 答え を お前 に 託す と しよう かのう ))
(( お前 なら その 答え を 見つけ られる 。
俺 は お前 を 信じて いる ))
(( カカシ : 四 代 目 火影 を 超える 忍 は お前 しか ない と ➡
俺 は そう 信じて る から だ ))
耐えた … だ と !?
《 あの 術 は 投げ飛ばせ ない … 5 秒 … この 距離 なら いける 》
俺 が あきらめる の を …。
あきらめろ !
螺旋 丸 !
( スティング ) 帰って きたん だって 。 ( ロ ー グ ) 何の 話 だ ?
( スティング )7 年 前 に 失踪 した フェアリ ー テイル の 主要 メンバ ー 。
( ロ ー グ ) 興味 ない な 。 ウソ を つく な よ ロ ー グ 。
あれほど 憧れた ナツ さん だ ぜ 。
( ロ ー グ ) 昔 の 話 だ 。