Hikaru no go episode 8 (audio + subtitle)
平安 時代 の 碁 打ち 藤原 佐 為 は
遥かな 時 を 越えて
進藤 ヒカル の 心 に 蘇った
「 神 の 一 手 」 を 極める ため に
進藤 !
待た せる さ 俺 が 追いつく まで
君 が 僕 を 恐れる はず が ない 恐れた の は むしろ 僕 の 方 だ
進藤 ヒカル 君 が その つもり なら 僕 も …
お あった これ だ な
そう ヒカル それ です
いらっしゃい ませ
これ に これ
円 です
前 に お前 これ 欲しがって た もん な
あの 時 は 加賀 に 破ら れちゃって さ 今 なら ヒカル でも 読めます よ きっと ついでに あかり ちゃん に も 入門 書 と か 買って あげたら あかり に 入門 書 ? 無駄だ よ 無駄
どうして ?
あいつ オセロ と 碁 の 区別 も つか ねぇ んだ から
オセロ ? 何 です それ ?
そういう ゲーム が ある の
いけ ね ー だいぶ 黒く なっち まった 速く 帰ら ない と 叱ら れる ぞ 何時か なえ えっとどっか に 時計 を … あった や ば ー もう こんな 時間 か お ? 塔 矢 名人 十 段 戦 制し 四 冠 に
塔 矢 の 親父 また 一 つ タイトル 取ったって さ あの 者 更に 高み へ … より 高み へ … 塔 矢 の 奴 どうし てる かな あいつ が 一 人 で 棋譜 並べ か
俺 たち と じゃ 練習 に なら ないって か なん せ 四 冠 達成 の 塔 矢 名人 の 息子 だ もん な あ 昨日 ニュース で 見た 四 冠 か 一 つ でも タイトル 取る も 難しい のに
まとめて 四 つ 持って んだ もん ね
雲 の 上 の その また 上 の 上 だ
あ その 息子 だ ぜ
将来 の 名人って うわさ も ある んだろう ぎ ー お前 対局 申し込んで きたら どう だ ? それ だけ は ご 勘弁
塔 矢 君 お 父さん おめでとう
え ?
「 え 」 じゃ ない よ 十 段 戦 勝った んだろう ?
四 つ 目 の タイトル だ よ
あっあー そう です ね ありがとう ございます お やおや 意外 と そっけない 息子 だ な 君 と 戦いたい ただ その ため に 僕 は 海 王 の 囲碁 部 に 入った この 次 君 と 対局 する 時 まで に 僕 は どれ だけ 自分 を 鍛え 上げれば いい の か
進藤 ヒカル 僕 が 目指す 神 の 一 手 は
君 を 追う その先 に ある
完敗 だ 負けました どうした ん だ ? 今日 は 気合 入って る な
もう 一 局 やる か
いや
ありがとう ございました
ありがとう ございました
一 局 お 願い できる かな
あ ? 青木
はい お 願い します お 願い します お 願い します 青木 さん 青木 先輩 は すみません 俺 一 年 で まだ 先輩 たち の 顔 覚えて なくて
あの 人 誰っす か 強い ん す か 三 年 の 青木 先輩 囲碁 の 実力 は 部長 副 部長 に 継ぐ 三 番手 早い話が 塔 矢 が 入った こと で
団体 戦 から 外さ れる かも しれ ない 人
団体 戦 は 三 人 だ から
面倒 見 の いい 優しい 人 だ よ
自分 から さっさと カタ を つけ に 行った か
青木 らしい と 言えば らしい な
自分 で 打って 負ければ 納得 する か
まだ 負ける と 決まった わけじゃ ない
負けました はっ速い いや いい 勉強 に なった よ ありがとう ございました ありがとう ございました
塔 矢 の 奴 め
何 だ 何 だ この 雰囲気 は
これ が 憧れ の 海 王 囲碁 部 ?
塔 矢 一 人 に なんて ざま だ
海 王 の 囲碁 部 でも どうにも なら ない ? 情け ね
お前 の 番 だ ぜ
あ 待って よ そう か
いい こと 思いついた
塔 矢 と 打って くる
勝て ない が 負け ない 戦法 だ まあ 見て ろって 塔 矢 一 局 打た ない か いい よ 誰 だ ?
一 年 ?
もし かして 強い 奴 ?
ええっと 置き 石 は ? 置き 石 は 要ら ない 先 番 で 打た せて くれれば
どうぞ
じゃ お 願い します お 願い します 何 だ ただ の バカ か 無謀な バカな バカ あっという間 に 玉砕 だ ぜ
碁 を 知ら ない 奴 だ
一 手 目 が 天 元 ?
最初に 真ん中 の 天 元 さえ 抑えて しまえば こっち の もの だ
これ は ?
気付いた ようだ な
だが 気付いたって 関係ない 天 元 さえ 抑えて しまえば 後 は そっくりそのまま 真似 して やる お前 の 力 は そっくりそのまま お前 に 返る んだ 塔 矢 の 手 が 止まった
そういう こと なら
天 元 に ツケ てき た
惑わさ れる な
とにかく 天 元 を 中心 に 対称 に 打てば いい んだ から
あっあれ ? 君 の 番 だ よ
まっ負けました まるで 手品 を 見て る みたいだった な ー バカマネ 碁 つぶし ぐらい 二 年 の 俺 だって できる ぜ まあ そう 苛める なって
天 元 に ツケ て ダメヅマリ に 持っていく 手 も あれば
シチョウ を 利用 し ハメ る 手 も ある
どっちみち やられちゃ うんだ よ
待って ください よ
あんまり 間抜けな こと する な よ な 新 入部 員
海 王 囲碁 部 の 恥 に なる から
じゃ 先輩 たち が 一 矢 報いて ださ いよ
今度 の 大会 塔 矢 が 大将 な の か な
じゃ ね ー の ? だって あいつ
未来 の 名人って うわさ も ある んだ ぜ 今 の うち の サイン もらっと け と でも 言う ん す か サイン は ともかく 俺 も 塔 矢 と 一 局 打っと く かな 将来 自慢 に なる ぞ あいつ が マジ で 名人 に なったら 俺 は 昔 名人 と 打った こと が ある んだ ぞ なんて そんな の ? 志 が 低 すぎっす アキラ 君 ~ 市 河 さん どうした の ? へっへ ー お迎え に 参上 ー わざわざ ? いい のに
何 言って ん の ? 早く 乗った 乗った
あん ほら 濡れちゃ うわ よ
だって 今日 指導 碁 打って くれる 約束 でしょう
忘れてません よ ケーキ と コーヒー 付き だ から ね ケっケーキ と … コーヒー 付き … もう ! 許さ ない ~~
確かに 一 度 くらい あいつ へこましたい よ な 先輩 … 気持ち は 分かる けど 置き 碁 じゃ なく あいつ に 勝とうって の は なぁ 学年 で トップ 取る 方 が 簡単 そうだ そりゃ そうっす けど そこ を なんとか 普通の 状況 じゃ 無理だろう さ だ けど おいおい 何 考えて んだ ? 塔 矢 アキラ に 勝つ 方法 さ
ある ん す か ? ある ん すね ! 先輩 !
雨 ひどく 降って きたな
帰ろう 筒井 さん
藤崎 さん 今日 来 なかった ね
いい よ あかり なんか 来 なくて も
進藤 君 が この 間 怒鳴りつけた の が いけない んだ よ
あいつ あんな こと じゃ ぜんぜん へこま ない ぜ
俺 よく 知って んだ 家 近い し
そんな こと 言わ ず に 誘って あげ な よ
や だ よ 大体 女 が 碁 を 打つ なんて 生意気じゃ ん
何 を 言って る んです ? ヒカル
平安 の 都 でも たくさんの 女性 が 碁 を 打ちました よ 皆さん ほら 佐 為 の 君 が お 見えよ 清少納言 殿 や 紫式部 殿 も 碁 を 嗜んだ のです よ
この 間 授業 に 出た でしょう
そう だっけ ? 佐 為
はい
すげ ー だろう
で 驚いて 見せた だけ です
何 だ
もう 何 回 も 見ました から ね ち ぇ 初めて 見た 時 は 大騒ぎ して 面白かった のに 何 か 言った ?
あい や 何も …
じゃ 進藤 君 また 明日
うん また 明日
古 の 頃 より 碁盤 も 碁石 も 変わりません が ヒカル この 傘 も 千 年 前 と 変わりません ねぇ そう だ よ な ー ちっとも 変わ ん ねぇ な 傘って 雨 を 完全に 遮断 できる わけじゃ ないし 足元 だって ぐちゃぐちゃだ し 手 に 持って るって の も 不便だ しったく な ええ 人間 が 月 に 行く 時代 に 傘 だ ぜ 傘 ! 人間 が 月 に ?
は また そんな でたらめ を
ヒカル 人間 が 月 に など 行ける はず が ない でしょう
それ が 行ける んだ な もう 月 の 上 歩いて る んだ よ 人間 は
嘘 だ ! ね 嘘 でしょう ? 月 です よ 月 ! あんな 所 に 行った ?
バカ 言っちゃ いけません よ 私 だって その くらい 冗談 だって 分かります ヒカル ? ね 本当に 行った のです か ? 月 に
あの 大空 に 浮いて る あの 月 です よ
そう だ よ あの 月 だ よ
月 に 行ける の に 何で 傘 は 未 だに 傘 な んでしょう
どんな 状況 で も いい んだ よ
塔 矢 に とにかく 置き 碁 じゃ なくて 勝てば
すげ ー 自慢 に なる ぜ
そりゃ そう だ けど
そっす よ ね どんな 状況 で 打った か なんて 人 に 言わ なきゃ いいん す から ね 塔 矢 が 四十 度 の 熱 出して る 時 に 対局 申し込む と か
学校 来て ないっつ ー の じゃ カラオケルーム に 連れてって 対局 する ん すよ 周り で 大騒ぎ して 集中 力 を なくさ せる そんな こと ぐらい じゃ 勝て ないって もっと あいつ を 不利に さ せ なきゃ いっそ 塔 矢 の 両手 両 脚 縛っちゃって 対局 さ せる か いい な それ は い とにかく どんな 手 を 使って でも
塔 矢 アキラ に 勝つ !
あいつ の プライド を 粉々に して やる !