Youjo Senki ( The Saga of Tanya the Evil ) Episode 3
( ターニャ ) それ は ―
初 戦闘 で の 傷 が 癒え た 数 日 後 の こと だった
( 軍 司令 ) デグレチャフ 少尉
配属 の 内示 だ
( ターニャ ) 拝見 いたし ます
( ターニャ ) 前線 へ の 配置 だけ は 勘弁 し て もらい たい が …
( ターニャ ) 本国 の 戦 技 教 導 隊 ?
( 軍 司令 ) うむ … その 年 で 部隊 教育 を 任さ れる と は ―
さすが 銀 翼 章 持ち の エース だ な
( ターニャ ) ま ~ さ に 理想 的 な 配属 先 !
だが 大げさ に 喜ぶ わけ に も いく まい
( ターニャ ) お 言葉 は ありがたい です が …
( 軍 司令 ) 不満 か ?
異議 が ある なら こちら から 申し立てる こと も …
そんな ! 光栄 極まりない 評価 に 感謝 し て おり ます
ただ 後方 の お 飾り と 言え なく も ない 配属 先 な の で …
気 に する な
いくら エース と は いえ
その 年齢 で 前線 は 対外 的 に も よろしく ない の だ ろ う
ならば しかたない です ね 配属 命令 を 受領 いたし ます
( ターニャ ) は あ ~ 実に ワンダフル
すばらしき かな ! 安全 な 後方 勤務
( 軍 司令 ) よろしい
では 取り急ぎ 兵站 ( へ い た ん ) 総監 部 に 出向 し て くれ
総監 部 と いう と 技術 検証 要員 でしょう か ?
ああ 新型 演算 宝 珠 の テスト らしい
( ターニャ ) 確かに ―
装備 の 運用 研究 も 教 導 隊 の 仕事 で は ある
その 新型 に つい て お伺い する こと は でき ます でしょう か ?
残念 だ が 試作 機 と しか 知ら さ れ て おら ん
分かり まし た ありがとう ござい まし …
たっ !
う わ ああ !
う わ ああ ああ !
ふざける な !
これ の どこ が 安全 な 後方 勤務 だ ー !
ひ っ !
♪~
~♪
( 助手 ) デグレチャフ 少尉
意識 は あり ます か ? 少尉 !
( ターニャ ) 酸素 濃度 と 体温 が 急激 に 低下
このまま で は 長く は もた ない
( ターニャ ) エレニ ウム 九五 式 ?
( 助手 ) 4 機 の 演算 宝 珠 核 を 同調 さ せる こと で
革新 的 な 性能 を 目指す 試作 機 です
魔力 消費 量 は 激しい です が ―
デグレチャフ 少尉 の 魔力 量 なら ば 何も 問題 は …
( ターニャ ) あり まくり だ !
( ターニャ ) 宝 珠 の 安定 性 が 乏し すぎ だ !
このまま で は また 爆発 する !
( シュー ゲル ) チッ !
了解 今回 の 実験 は これ で …
( シュー ゲル ) ふん っ !
( シュー ゲル ) 少尉 ! もっと 高度 は 取れ ん の か ね ?
ドクトル ! ?
理論 上 は ―
高度 1 万 8000 まで の 上昇 が 確実 な はず だ
( ターニャ ) 従来 の 宝 珠 の 限界 高度 は 6,000 です よ
宝 珠 の 負荷 は 許容 値 内 だ !
それ は 理論 上 の 話 です !
軍用 品 と して の 耐久 性 を 考慮 いただか ね ば !
何 を 言って いる ?
最適 化 さ れ た 宝 珠 の 同調 を 崩す 気 か !
この 欠陥 品 は いつ 火 を 噴く か 分から ない ん です よ !
欠陥 品 ! ?
私 の 最高 傑作 に 欠陥 品 だ と ?
直ちに 発言 を 取り消し たまえ !
う う … う わ ああ !
う わ あ … くっ …
( ターニャ ) いくら 帝国 が 能力 主義 と は いえ ―
こんな 男 が 主任 技師 と は …
( 助手 ) ほ … 宝 珠 核 の 温度 が 急 上昇 !
魔力 供給 を カット 宝 珠 内 の 魔力 を 緊急 排出 する !
う わ あ !
( 助手 ) 機関 部 沈静 動力 消失
ハァ 前回 の よう な 惨事 は 何とか …
( ターニャ ) もう やって られ ん !
こんな 宝 珠 ―
イタリア の “ 赤い 悪魔 ” 並み に 不 良品 だ !
デグレチャフ 少尉 また かね ? また な の か ね ?
私 こそ “ また か ” と 言い たい の です が ?
セーフティー が 機能 し なけ れ ば
ミンチ に なって 散らばって い まし た よ !
待て ! 報告 書 は ?
あと に し て ください 医務 室 が 先 です
( シュー ゲル ) 君 が 集中 力 を 欠く から だ ろ う ?
それ でも 軍人 か ね ?
( ターニャ ) 軍人 の 職責 は 兵器 を 扱う こと で ―
欠陥 品 の ご 機嫌 取り で は あり ませ ん !
ま … また 欠陥 と 言った な ?
( シュー ゲル ) 言った な ? ( 助手 ) え … ええ
( シュー ゲル ) 取り消し たまえ !
前回 の と あわせて 取り消し たまえ !
( ターニャ ) 構造 が もろ すぎる ん です よ !
こんな もの 観賞 用 が いい とこ です
なぜ だ ?
4 機 同調 が どれほど 革新 的 か なぜ 理解 し ない ?
( ターニャ ) 革新 的 な の は 認め ます と も
ですから まとも に 動く もの を 作って いただき たい !
理論 上 は 動く の だ !
君 こそ どうして まとも に 動かせ ない ?
( ターニャ ) 天才 と マッド は 紙一重 と いう が ―
対話 すら 成立 し ない と は …
ドクトル 不都合 を 生じる 可能 性 が ある もの は
いつか 必ず 不都合 を 生じ ます
有名 な 法則 でしょ う ?
くだら ん ! 誰 が そんな 戯言 ( たわごと ) を !
くだら ん ! 誰 が そんな 戯言 ( たわごと ) を !
( ドア の 開く 音 )
長生き すれ ば 分かり ます よ !
( ドア の 閉まる 音 )
( シュー ゲル ) くっ …
( ドア の 閉まる 音 )
( シュー ゲル ) くっ …
( ターニャ ) このまま じゃ 命 が いく つ あって も 足り ん !
最 前線 の ほう が まだ マシ だ !
( 局員 ) うーん …
( 局員 ) で どう する ?
( 局員 ) 受理 する の か ね ?
( 局員 ) ハァ … 実は 私 に も 同じ 年頃 の 娘 が い て ね
( 局員 たち ) うむ …
( ターニャ ) 上層 部 は ―
九五 式 が 汎用 ( はん よ う ) 性 と 信頼 性 に 欠ける と 判断
追加 予算 は 凍結 さ れ 事実 上 の 打ち切り
フッ …
( ターニャ ) やはり 主体 的 な 行動 ある のみ だ な
形而上 の 存在 に すがる など ―
所詮 は 無能 の やる こと だ
数 日 後 に は 帝都 で コーヒー 片手 に 出世 コース か ?
( ターニャ ) あっ !
( 存在 X ( エックス ) ) ゆゆしき 事態 だ な
いまだ 信仰 の かけら も 芽生え ない と は …
そ … 存在 X ! ?
( 存在 X ) いかにも
ハッ ! これほど うれしく ない 再会 も 珍しい
10 年 たって も 理不尽 さ に 変わり ない と は …
( 存在 X ) 貴 様 こそ まるで 進歩 が ない よう だ
あいにく 神 と や ら に すがる ほど 追い詰め られ て は い ない ので
( 存在 X ) 相変わらず 目 に 余る 態度 だ
ん っ
( 存在 X ) なるべく 無 干渉 を 貫く つもり だった が ―
愚か な 子 羊 に は 道 を 示し て やら ね ば なら ん
( ターニャ ) お 気遣い なく
柵 の 中 で 飼わ れる の は 性 に 合わ ない
( 存在 X ) なぜ 創造 主 を たたえ ん ?
昔 は 語りかける だけ で 人々 は 神 を あがめ ―
時 に は 人間 側 から の 呼びかけ すら あった
だから 伝統 工芸 品 に も 祈り を 捧げろ と ?
ご 冗談 でしょ ?
( 存在 X ) やはり 恩 寵 ( おん ちょう ) を 与える べき な の かも しれ ん な
恩 寵 ?
( 存在 X ) 奇跡 だ
海 でも 割って みる お つもり です か ?
それとも 水 を ワイン に 変え て み ます ?
奇跡 など 観測 と 体系 化 が 不十分 ゆえ の 錯覚
言う なれば …
すばらしき 勘違い です
( 存在 X ) 果たして そう 言い 切れる かな ?
あ ! はっ …
夢 ?
“ Deus ( デウス ) lo ( ロ ) vult ( ウルト ) ”
“ 神 が それ を 望ま れる ” ?
“ 神 が それ を 望ま れる ” ?
( ノック )
( ターニャ ) 本気 で やめ ませ ん か ?
多重 干渉 誘発 に よる 魔力 変換 固定 化 検証
どのみち 開発 中止 なら ―
見送って い た 試験 を やる の が 当然 だ ろ う
失敗 すれ ば 試験 場 ごと 吹っ飛び かね ませ ん が …
( シュー ゲル ) 科学 の 進歩 に 犠牲 は 付き物 だ よ
もちろん 君 だけ で は なく 私 も ここ を 動か ない
正直 その 熱意 を 別 の ベクトル に 向け て いただき たい の です が …
科学 者 たる も の 探究 に 忠実 で ある べき だ ろ う ?
私 は 科学 者 で は なく 軍人 です
では 命令 せ ざる を え ない な
少尉 準備 は いい か ね ?
( 助手 ) 観測 班 スタンバイ
九五 式 へ の 魔力 供給 を 開始 し ます
( ターニャ ) もはや 万 策 尽き た か …
ターニャ ・ デグレチャフ 少尉 進 発 し ます !
現在 高度 4,000 速度 320 で 上昇 中
う う っ … う おっと !
宝 珠 の 同調 が 不安定 このまま で は 暴走 確実 !
( シュー ゲル ) 少尉
心配 は 要ら ない
既に 成功 は 約束 さ れ た よう な もの だ
( ターニャ ) ドクトル ? どこ から そんな 自信 が
( シュー ゲル ) なに 簡単 な こと だった ん だ よ
私 は 昨夜 天 啓 を 得 て ね
天 意 の アイデア と 共に ―
神 の 声 を 聞い た
発明 の 神 が 舞い降り た の だ
ドクトル あなた は 無神論 者 だった はず で は ?
今や 敬けん な 信徒 だ よ
少尉 君 も 神 に 会った こと が ある の だ ろ う ?
我ら が 神 に 祈れ ば 必ずや 願い は かなう !
で なけ れ ば 2 人 し て 殉教 だ !
魔力 係数 に 異変 ! 暴走 です !
魔力 を 緊急 排出 する !
( 助手 ) ダメ です ! 同調 が 乱れ て 宝 珠 ごと 崩壊 し ます
クソッ ! 安全 装置 を …
起動 し ない まさか …
いい 機会 で あ ろ う 共に 神 へ 祈 ろ う で は ない か !
宝 珠 核 が 融解 寸前 !
( 一同 の ざわめき )
謀った な … 謀った な 存在 X !
くっ … あっ !
( 存在 X ) 貴 様 の 演算 宝 珠 を 祝福 し 奇跡 を 成し た
奇跡 ? 爆弾 を 突きつける の が 奇跡 だ と ?
( 存在 X ) 今後 貴 様 は 宝 珠 を 使う たび ―
神 へ の 祈り を 唱え ず に は い られ ない
( ターニャ ) な っ …
( 存在 X ) やがて 貴 様 の 心 も 信仰 に 満たさ れる で あ ろ う
あ … 悪質 すぎる マッチ ポンプ !
どこ まで クソッ タレ な ん だ !
( 存在 X ) さあ 行く が よい
主 の 御 名 ( みな ) を 広める ため に !
神 の 奇跡 は 偉大 なり
主 を たたえよ
その 誉れ 高き 名 を …
はっ … 私 は 何 を ?
まさか 祈り を 捧げ た ? あれ に ?
4 機 同調 が 安定 空間 座標 へ の 魔力 固定 化 に 成功
( 観測 係 ) まさか 本当 に 成功 する と は …
( ターニャ ) これ は 確かに 性能 だけ 見 れ ば すばらしい
すばらしい が 呪わ れ て いる !
( 一同 の 歓声 )
やはり 主 は おら れ た
“ デウス ・ ロ ・ ウルト ” 神 が それ を 望ま れる の だ
( 砲撃 音 )
我 主 の 御 力 ( みち から ) を たたえ その お 恵み に 感謝 せ ん
( ターニャ ) 理不尽 な 転生 の あげく こんな 呪い まで …
だが 前線 で 生き残る ため に は 使わ ざる を え ない
何という ジレンマ …
( ヴィー シャ ) しょ … 少尉 何 か 気 に なる こと でも ?
ない 仕事 に 集中 しろ
は … はい !
ですが 中央 本隊 は 集結 済み です し これ 以上 の 増 援 は 必要 ない か と …
何 だ と ?
ひ っ ! し … 失礼 し まし た !
( ターニャ ) 最 前線 に 呪わ れ た 宝 珠 と は …
存在 X に 災い あれ !
( レル ゲン ) お 手元 の 資料 に ある よう に ―
デグレチャフ 少尉 は ―
協商 連合 軍 と の 初陣 後 に 銀 翼 突撃 章 を 受賞
新型 宝 珠 の 開発 に 尽力 し た 後
戦局 の 変化 に より ライン 戦線 へ 緊急 配備 さ れ まし た
( ルーデルドルフ ) ライン 戦線 で は 単独 で 敵 魔 導 中隊 を 殲滅 ( せん め つ )
現在 も 同地 にて よう 撃 任務 を 継続 中 か …
まさに 理想 的 な 軍人 だ な
こんな 逸材 を なぜ “ 化 物 ” と ?
確かに 優秀 な 魔 導 師 で ある こと は 間違い あり ませ ん
しかし その 人格 は N 極 め て 異質 です
( ルーデルドルフ ) 士官 学校 で の 話 か ?
跳ね っ 返り を たたく の も 上官 の 務め だ ろ う
ん っ …
現状 新型 宝 珠 は 少尉 以外 に 使いこなせ ない そう です
その 点 から も 潜在 的 に 危惧 せ ざる え ない 存在 か と …
( 准将 ) 中佐 の 誤解 じゃ ない の か ? ( 准将 ) まだ 10 歳 じゃ ない か
( 准将 ) ただ の 子供 だ
( ゼートゥーア ) レル ゲン 中佐
貴 官 が 優れ た 人材 で ある こと は 聞き 及 ん で いる
人事 局 から 作戦 局 へ の 異動 も その 幅広い 知識 を 見込 ん で の もの だ
過分 な 評価 感謝 し て おり ます
( ゼートゥーア ) そんな 貴 官 が 進言 する 以上 ―
可能 な かぎり 意見 は 尊重 し たい が …
既に デグレチャフ 少尉 の 処遇 は 決定 済み だ
( レル ゲン ) な っ …
( ヴィー シャ ) あ ~ フカフカ の ベッド で 寝 たい
シャワー 浴び たい
缶詰 で も いい から アップルパイ 食べ たい
ウ … ウソ です !
任務 に 不満 など 少しも あり ませ ん !
数 か月 前 は ろくに 飛べ も し なかった 新 入り が
随分 慣れ た もの だ な
( ヴィー シャ ) マズ い …
まさか クルスト たち み たい に 私 も …
( ターニャ ) シュワルコフ 中尉 に 取り次 い で もらい ―
将校 課程 に 推薦 し て おい た
( ヴィー シャ ) 私 が 将校 に ?
泥 と 血 に まみれ た 前線 を 離れ たく ない なら
無理 に と は 言わ ん が …
い … いえ いえいえ … N そう で は なく て
うれし すぎる と いう か
身 に 余る 評価 に 混乱 し て いる と いう か …
( ターニャ ) 支度 が 整い しだい 帝都 へ 戻れ
少尉 ! あの …
何 だ ?
( ヴィー シャ ) その 配属 先 砲弾 で 吹っ飛 ん だ り し ませ ん よ ね ?
( ターニャ ) は ?
ハァ …
( ヴィー シャ ) ああ …
神様 って いる ん だ な
( ターニャ ) “ ターニャ ・ デグレチャフ 少尉 ”
“ 貴 官 は 中尉 に 昇進 軍 大学 へ 入学 す べし ”
( ターニャ ) 主観 記憶 に ある かぎり ―
2 度 目 の 大学 生活 か ~
まさか 後方 で 安全 に 学問 が できる と は …
( シュワルコフ ) まだ 迎え は 来 ない よう だ な
( ターニャ ) あっ …
シュワルコフ 中尉 殿 !
( シュワルコフ ) 相変わらず つれない ヤツ だ
見送り も さ せ て くれ ない と は
( ターニャ ) 申し訳 あり ませ ん
部隊 を 離れ て 帝都 に 戻る の は 気 が 引け まし て …
セレブリャコーフ 伍長 ( ご ちょう ) を
将校 課程 に 推薦 し た の も それ が 理由 か ?
直属 の 部下 です から ね
彼女 は 一 足先 に 出発 し た そう です
( ターニャ ) これ で 部下 を 配慮 する 軍人 と して の ポーズ に も ―
抜かり は ない
改めて 貴 官 に 礼 を 言い たい
その 働き ぶり と 新型 宝 珠 に は 本当 に 助け られ た
こちら こそ 中尉 殿 に は 感謝 し て おり ます
残念 ながら 大学 で は これ を 使う 機会 も 減る でしょ う が …
( シュワルコフ ) 何はともあれ 貴 官 の 武運 を 祈 ろ う
神 は 常に 我ら と 共に
わ … 我ら … と 共に !
( ゼートゥーア ) 現在 の ライン 戦線 の 状況 は ?
( ルーデルドルフ ) 依然と して 膠着 ( こ う ちゃ く ) 状態 だ
どうにか 中央 本隊 は 間に合った が ―
やはり 戦前 の 想定 計画 で は 話 に なら ん
肝心 の 主力 が 機動 性 と 適合 性 を 欠 い て いる と いう わけ か …
( ルーデルドルフ ) 状況 に 即応 できる 精 強 な 部隊 の 設立 が ―
当面 の 課題 だ な
( ゼートゥーア ) ハァ …
( ターニャ ) 帝都 で 待つ の は 温か な 食事 と 快適 な 生活
軍 大学 で 出世 の レール に 乗れ ば 将来 は 確約 さ れる
フフッ …
( ゼートゥーア ) 新た な 即応 部隊 か …
( ターニャ ) 一 時 は どう なる か と 思った が …
今や 存在 X が 哀れ な ほど だ
♪~
~♪
( ターニャ ) 餞別 ( せんべつ ) ? ( ヴィー シャ ) あっ はい
小 隊長 に は お 世話 に なり っぱなし で し た し ―
せめて 何 か お 礼 を と 思い まし て
見るからに 各 部 の 寸法 が 合わ ない と 思う が ?
そう です か ?
でも 小 隊長 は 育ち盛り です し すぐに 合う よう に なり ます よ !
フフッ …