Naruto Episode 105
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ ~
♪ ひからび た 言葉 を つ ない で
♪ それ でも 僕等 シンプル な
♪ 想い を 伝え たい だけ な の
♪ 吹き抜ける くす ん だ あの 日 の 風 は
♪ 昨日 の 廃虚 に 打ち捨て て
♪ 君 と 笑う 今 を 生きる の だ
♪ それ でも あの 出来事 が
♪ 君 を 苦しめる だ ろ ?
♪ だ から こそ サヨナラ な ん だ
♪ このまま 何 も 残ら ず に
♪ あなた と 分かち合う だけ
♪ やがて 僕等 は
♪ それ が 全て だ と 気 が つい て
♪ 悲しみ は 頬 を 伝って
♪ 涙 の 河 に なる だけ
♪ 揺れる 想い は 強い 渦 に なって
♪ 溶け合う の よ
( フクスケ ) ダッハ ハハ … !
さ ぁ さ ぁ 飲め や 歌 え や !
めでて ぇ な ! ( アオイ ) やれやれ 。
前祝い に し ちゃ 派手 に やり 過ぎ です よ 。
始末 し て き た か ?
ええ 。
それ より 小 降り に なって き まし た よ 。
こんな 茶 番 レース 早く 終わら せる べき じゃ ない です か ?
フン 分かった よ 。
一 っ 走り 行って くる か !
♪ ~
♪ ~
( ナルト ) こ … この 上 か ? ( イダテ ) ああ 。
か ぁ ~ ずいぶん 長い 階段 だって ば よ 。
( イダテ ) 別名 心臓 破り の 石段 って 呼ば れ てる 。
ヘッ お も しれ ぇ 一気に 行く ぜ !
ドリャ ~ ラララ … !
( サクラ ) ちょっと うそ でしょ … 。
( サスケ ) どんな スタミナ し てる ん だ ? あいつ は 。
♪ ~
( 大政 ) 親分 。 ( 次郎 長 ) ん ?
( 大政 ) イダテ の ヤツ が こっち に 向かって る そう です 。
( 男性 ) 親分 の 言って い た とおり ヤツ は 逃げ て ませ ん でし た 。
( 次郎 長 ) 当然 だ 。
( 次郎 長 ) 《 あいつ は 俺 が 見込 ん だ 男 だ 》
( 次郎 長 ) 《 さ ぁ もう 少し だ 走って こい イダテ ! 》
ハァ ハァ ハァ … 。
( イダテ ) なぁ お前 … 。 は ぁ ?
言 っと く が 俺 は まだ お前 の こと 信じ た わけ じゃ ねえ ぞ 。
あぁ は いはい 別 に かまわ ねえ って ば よ 。
( イダテ ) ヘッ 。
< そんな お前 の こと を
信じ て くれる 人 が 1 人 いる ん だ ろ ! >
中 忍 試験 の 時 … 。 あ ?
やっぱり 10 問 目 の 問題 が 出 た って 言って た な 。
あぁ 問題 を 受ける か 受け ない か 決めろ なんて いう
変 な 問題 だった ぜ 。
( イダテ ) 3 年 前
俺 の 時 も 似 た よう な 問題 だった 。
( イビキ ) < よし これ から 第
( イダテ ) 《
兄貴 は どんな 問題 を 出す つもり な ん だ ? 》
( イビキ ) <
三 人 一 組 どうし の 争い だ >
( ざわめき )
< 3 人 で
その 中 の 1 人 は 確実 に
落第 する > ( イダテ ) < えっ >
( イビキ ) < そして 落第 し た ヤツ は 一生 下 忍 の まま
二 度 と 中 忍 試験 は 受け させ ない >
( 忍 1 ) < そ … そんな ! > ( 忍 2 ) < それ じゃあ 何 の ため に
俺 たち は 今 まで 一緒に … >
( イビキ ) < ここ で は 俺 が ルール だ 口答え は 一切 許さ ん >
( イビキ ) < 棄権 を し たけ れ ば すれ ば いい >
< ここ で 棄権 し 半年 後 を 待つ の も 手 だ ぞ 。
3 人 の 中 で 1 人 でも 棄権 し た 者 が 出 た 場合
もちろん 全員 失格 。
だが 半年 後 に もう 一 度
中 忍 試験 を 受ける こと が 許さ れる 。
さ ぁ どう する ? >
( イダテ ) 《 仲間 の 誰 か 一 人 が 落とさ れる 。
俺 は 受かる 自信 が ある 》
( イダテ ) 《 でも あいつ ら の どちら か 1 人 は
一生 下 忍 の まま … 》
♪ ~
< 仲間 と 人生 を 懸け た 選択 だ 。
やめる なら 今 だ ぞ >
( イビキ ) < 棄権 する 者 は もう い ない の か ? >
( イビキ ) < いい ん だ な ? >
< では ここ に 残った 者 全員 に …
失格 を 言い渡す ! >
< な … 何で ? >
( 忍 3 ) < ちょ … ちょっと 待って くれ ! >
( 忍 4 ) < こっち は 覚悟 決め て ここ に 残った ん だ ぞ ! ? >
< そんな 覚悟 など 下 の 下 だ !
貴 様 ら み て ぇ な カス に 中 忍 に なる 資格 なんて ねえ !
以上 だ >
なるほど な 。
お前 ら の 時 は どんな 試験 だった ?
う ~ ん … 。
すっかり 忘れ ち まった 。
って いう か 説明 さ れ た ん だ けど よく 分か ん なかった ん だって ば よ 。
( イダテ ) 俺 は 兄貴 の ことば を 信じ て 教室 に 残った 。
なのに 不 合格 に さ れ た ん だ !
納得 行く わけ ねえ 。
俺 は 兄貴 に 問いただし た 。
< 兄貴 何 だ よ あの 試験 ! >
( イビキ ) < 忍 は 裏 の 裏 を 読め 。
それ は あの 試験 を 通じ て 理解 し て い た はず だ >
< それ でも 納得 行 か ねえ ! どんな 危険 な 任務 でも
飛び込 ん で く 勇気 が 必要 な ん じゃ ねえ の か ! ? >
( イビキ ) < イダテ 。
本当 に 納得 が 行か ない の か ? >
< 当然 だ ろ あんな の … >
( イビキ ) < お前 忍者 やめろ >
( イダテ ) < やめろ って 言う なら やめ て やら ぁ 。
だけど どう し て 俺 が ダメ な の か 教え て くれ ! >
( イビキ ) < それ は 自分 で …
自分 自身 の 力 で 気付く もの だ >
いまだ に あの 時 の 答え は 分から ねえ 。
その あと アオイ に だまさ れ た の か ?
ああ そう だ … 。
( 歓声 と 拍手 )
そ ~ ら 着 い た ぞ 頂上 だ っと … 。
こっか ら は 俺 一 人 で 行く お前 は 休 ん でろ 。
あ ? お前 まだ そんな こと 言って ん の か ?
これ 以上 お前 たち の 力 を 借りる わけ に は いか ねえ 。
自分 で … 自分 自身 の 力 で 勝た なきゃ 意味 が ね え ん だ !
あっ おい イダテ !
( イダテ ) 《 行 ける ぜ ! サクラ さん の 薬 が 効 い た み て ぇ だ ! 》
ぐ っ ! く そ っ !
こんな の 痛く ねえ !
こっか ら 挽回 だ !
この つり 橋 を 渡れ ば オオ ウズ 島 か 。
急 い だ ほう が いい 。 ( フクスケ ) お っ !
イダテ の ヤツ が 藻 土 呂 木 神社 まで 来 た よう です 。
何 ! ? ( アオイ ) 木 ノ 葉 の 下 忍 を
少々 侮って い た よう です 。
この くそ 野郎 ! て め ぇ ちゃん と 始末 し なかった の か ! ?
( アオイ ) 今 は そんな こと を 言って いる 場合 じゃ ない 。
早く 橋 を 渡って ください 。 ( フクスケ ) った く 使え ねえ 忍者 だ 。
おい 俺 は 仕事 だ から て め ぇ を 助け てる だけ だ 。
これ 以上 ナメ た 口 利く と や っち まう ぞ 。
( フクスケ ) う っ … す … す ん ませ ん … 。
( アオイ ) 分かったら とっとと 行け ! ( フクスケ ) は … はい !
( イダテ ) 《 い た ! フクスケ の 野郎 だ ! 》
あっ !
大した もん だ 。
まさか ここ まで 来る と は 思わ なかった ぜ 。
( イダテ ) 《 あれ は 雷神 の 剣 … 》
♪ ~
やめろ ! ( アオイ ) フン 。
やめろ ~ !
う わ っ !
ムダ な こと は よせ 。
二 代 目 火影 が 使った と いわ れる 伝説 の 刀 雷神 の 剣 に
かなう 者 は い ない 。
( アオイ ) お前 も よく 知って いる はず だ 。
何しろ こいつ を 盗み出し て くれ た
張本人 な ん だ から な 。
くそ … 。
( アオイ ) 泥 だんご と は ガキ の ケンカ だ な まるで 。
悪 ぃ な ! クナイ が なく って よ 。
ナルト !
だけど 今度 の だんご は そんな ん じゃ よけ られ ねえ ぜ 。
影 分身 の 術 !
♪ ~
チャクラ を 手のひら に 集中 さ せ てる 。
行く ぞ ~ !
行く ぞ !
♪ ~
もう いっち ょ !
♪ ~
ドリャ ~ !
あっ !
フフフ … 何 を する つもり か 知ら ん が … 。
あっ 。 ( アオイ ) ハッ !
忍法 如 雨 露 千 本 !
う わ っ ! ( アオイ ) 残念 だった な 。
この 雷神 の 剣 は どんな もの でも 切り裂く 。
チャクラ の 塊 でも 例外 で は ない 。
ナルト !
( アオイ ) もう めん どくさい こと が 起き ない よう に
念 に は 念 を 入れ ない と な 。
て め ぇ の 相手 は この 俺 だ イダテ に 手 出す ん じゃ ねえ !
( アオイ ) フッ まだ そんな こと を 言って いる の か 。
助け合い かばい 合い 信頼 し 合う 。
ムカムカ し て くる な 。
弱い ヤツ ら は 支え合って い ない と 生き て は いけ ない 。
だから 簡単 に 人 を 信じ そして 裏切ら れる 。
お前 ら みたい な 弱い ヤツ は 逃げ回って りゃ い い ん だ 。
なぁ イダテ 。
この 雷神 の 剣 を 盗み出し た 時 も
そう だった よ な ?
< 見え た ぞ あれ が 雨 隠れ の 里 だ 。
ん ! ? >
< アオイ 先生 ? >
( イダテ ) < う わ っ !
アオイ 先生 ! >
< イダテ > ( イダテ ) < 兄貴 >
< この バカ 者 ! すぐ に 里 に 戻って 自首 する ん だ ! >
( イビキ ) < 貴 様 自分 の し た こと が どんな こと か
分かって いる の か ! ? > ( 暗部 1 ) < う わ っ ! >
( 暗部 2 ) < う わ っ ! > ( イビキ ) < 何 ! ? >
( アオイ ) < 相変わらず 厳しい です ね 。
かわいい 弟 な の に です が
あなた が ここ に 現れ た の は 実に 好都合 >
< アオイ 先生 … >
( アオイ ) < この 禁 術 の 巻物 は
上 忍 クラス で なけ れ ば 解読 でき ない 。
兄弟 そろって 木 ノ 葉 を 裏切って もらい ます よ >
♪ ~
( イビキ ) < う っ !
う わ ~ ! >
♪ ~
< イビキ さん いいかげん 解読 し て ください よ >
( イビキ ) < 断る >
< 死 を 選ぶ ん です か ? イダテ と 一緒に >
< えっ … >
< そい つ も 忍 の 端くれ だ 。
死 など 恐れ は し ない >
< う っ ! >
< そう で も ない みたい です よ 。
この 顔 は 恐怖 に ひきつった 顔 だ >
< チッ >
< 忍者 なんか やめ た ! 俺 は 忍者 を やめる !
だから 殺さ ない で くれ ! >
< 読み 解 い て ください よ 。
目 の 前 で かわいい 弟 が 殺さ れる ところ なんて
見 たく ない でしょ ? >
( イビキ ) < 弟 だ と ? その 愚か 者 が か ? >
< 兄貴 … >
< 俺 に は その 程度 の 脅し など 無意味 だ >
( アオイ ) < おい イビキ 木 ノ 葉 の 里 が そんなに 大事 か ? >
< 命 を 懸けて 守った って
て め ぇ なんか ただ の 駒 じゃ ねえ か ! >
< フッ だ から お前 は 裏切った の か 。
あわれ な 男 だ >
< この 野郎 ! >
( イビキ ) < フッ ! > ( アオイ ) < う っ !
う お ~ ! >
( アオイ ) < あ ~ !
あっ ! う … う あっ ! >
< イダテ !
お前 は 逃げろ ! >
< 兄貴 は ? >
( イビキ ) < 俺 は 後始末 を つけ て から 行く >
( アオイ ) < そう は いく か ! >
< くっ ! >
< 兄貴 ! > ( イビキ ) < 早く 行け ! >
< でも 兄貴 ! >
< 行け ! お前 が いる と 邪魔 だ ! >
< さ せる か ! > ( イビキ ) < 行け ! >
♪ ~
♪ ~
あきれ た よ 。
こんな バカ な ヤツ の ため に 命 を 懸ける と は な 。
お前 は その あと ただただ 逃げ た 。
里 に 戻って 助け を 呼ぶ こと も でき た はず だ 。
しかし それ を し なかった 。
イビキ が 死 ん だ と 思って い た
… など と いう 言い訳 は 利か ん 事実 生き て い た の だ から な 。
その 点 イビキ は 立派 だった ぞ 。
たび重なる 拷問 に 耐え 抜 い た ばかり で なく
何 も 白状 し ない まま
禁 術 の 巻物 まで 取り戻し て いった ん だ 。
それ も これ も
みんな 出来 損ない の 弟 の ため に し た こと だった と は な 。
お前 は 里 を 裏切り 兄貴 を 見捨て
自分 の こと だけ しか 考え られ なく なった 。
血 を 分け た お 前 を 命懸け で 助け た イビキ で さえ
お前 は 信じ なかった 。
罪 に 問わ れる の が 怖く て
お前 は 生まれ故郷 で ある 木 ノ 葉 の 里 を 信じ なかった 。
誰 も 信じ ない
誰 から も 信じ られ ない 。
俺 に とって お前 ほど 優秀 な 生徒 は い ない 。
褒美 に 一瞬 で 死な せ て やる よ 。
あっ !
( クナイ が ぶつかる 音 )
フッ 。
イダテ さん ! サスケ ! サクラ ちゃん !
休 ん でろ ナルト 。
こいつ は 俺 が 倒す !
ヘッヘヘ … カッコ つけ ん なって ば よ 。
フン 何 人 現れよ う と この 俺 に は 勝 て ない 。
雨 隠れ の 上 忍 雷神 の 剣 を 持つ
この 緑青 アオイ に は な 。
そう か よ 。
おもしろい じゃ ねえ か 。
雷神 の 剣 と この 俺 の 千鳥 と
どっち が 上 か 試し て やる ぜ !
♪ ~
あ ~ !
♪ ~
フン うわさ は 本当 だった な 。
里 の 名門 うち は 一族 の 中 で 生き残った の は
いちばん 出来 の 悪い ヤツ だって な 。
♪ ~
サスケ 君 ! ( イダテ ) サクラ さん 逃げろ !
ヤツ は どんな ヤツ でも 容赦 は し ない !
皆殺し に さ れ ち まう !
嫌 よ ! えっ ?
イダテ さん を 絶対 守る そう 約束 し た でしょ ?
あたし たち を 信じ て !
あと は 手負い の うさぎ ちゃん と
優秀 な 生徒 さん だけ か 。
2 人 そろって あの世 に 行け 。
取り消せ … 。 ( アオイ ) ん ?
取り消せ 。
( アオイ ) 何 を だ ?
さっき … 言った こと だ !
うち は の 生き残り を …
この 俺 を …
ナメ る な ~
う お ~ !
♪ ~
この ~ !
♪ ~
う あ ~ !
あ ~ !
♪ ~
サスケ 君 !
♪ ~
サスケ 君 起き て !
海 の 底 は さぞ 冷た か ろ う 。
やめろ ~ !
う わ っ ! イダテ !
♪ ~
う わ っ ! サクラ ちゃん ! ?
♪ ~
サクラ ちゃ ~ ん !
♪ ( エンディングテ ー マ )
♪ ごく たま に
♪ 僕 たま に
♪ 夢 に 破れる ひと の カケラ が
♪ ヤマ の よう に 見える
♪ ~
♪ 神様 に
♪ 仏 様 に
♪ すがり 泣 い て いる ひと の カケラ が
♪ ヤマ の よう に 見える
♪ ~
♪ ダン ラン ダンス で ランデブー
♪ 俺 勝利 の ポ ー ズ だ ランダラン ( round around )
♪ シェイク シェイク 探 そ う じゃ ない
♪ 終わら ない バイバイ の リズム で
♪ ~
♪ ヤマ の よう に 見える …
♪ ~
♪ ヤマ の よう に 見える …
♪ ヤマ の よう に 見える …
♪ ヤマ の よう に 見える …
〈 一体 どう すりゃ い い ん だ ? 二 代 目 火影 の あの 刀 。
サスケ の 千鳥 でも 俺 の 螺旋 丸 でも びくとも し ねえ じゃ ねぇ か !
でも この 勝負 負ける わけ に は いか ねえ ん だ 。
俺 は 絶対 逃げ ねえ 。
どう し て も 技 が 効か ね えっ つ う なら な
何度 だって 食らわせ 続け て やる ! 〉