Naruto Episode 120
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )
♪ ~
♪ ひからび た 言葉 を つ ない で
♪ それ でも 僕等 シンプル な
♪ 想い を 伝え たい だけ な の
♪ 吹き抜ける くす ん だ あの 日 の 風 は
♪ 昨日 の 廃虚 に 打ち捨て て
♪ 君 と 笑う 今 を 生きる の だ
♪ それ でも あの 出来事 が
♪ 君 を 苦しめる だ ろ ?
♪ だ から こそ サヨナラ な ん だ
♪ このまま 何 も 残ら ず に
♪ あなた と 分かち合う だけ
♪ やがて 僕等 は
♪ それ が 全て だ と 気 が つい て
♪ 悲しみ は 頬 を 伝って
♪ 涙 の 河 に なる だけ
♪ 揺れる 想い は 強い 渦 に なって
♪ 溶け合う の よ
( キバ ) や っほ ~ い !
( キバ ) 《 捕まえ た ! 》
( キバ ) う わ っ !
( 赤 丸 の ほえ 声 )
( 赤 丸 の ほえ 声 )
く っそ ~ 。
( キバ ) 《 どう いう こと だ ? 》 ( 赤 丸 の ほえ 声 )
( キバ ) 《 攻撃 の 手応え は あった のに 効 い て ねえ 。
それ に あの 攻撃 は ど っ から … 》
チッ 。
いい か ? 赤 丸 。
牙 通 牙 で 挟み撃ち に する ぜ 。 ( 赤 丸 の ほえ 声 )
行く ぜ !
( キバ ) 牙 通 牙 !
( 多 由也 ) 口 寄せ の 術 !
♪ ~
( シカマル ) マッズ いな こりゃ … 。
( 多 由也 ) フッフ フフ … 。
死 の 旋律 を 奏で て やる 。
♪ ~
何 だ ? こいつ … 。
う あ ~ !
( キバ ) 《 何 ! ? 》
( 右近 ) フッ フフ … 2 対 2 で ちょうど いい じゃ ねえ か 。
なぁ 左 近 。
( カブト ) あの 四 人 衆 が こう まで 時間 を 食う と は 。
彼ら を 足止め する ほど の つわもの でも よこし た か
それとも 遊び が 過ぎ た か 。
( 大 蛇 丸 ) フフ フフ … 。
ま ぁ 足 を 引っ張って いる の は
すぐ 腹 が 減る 次郎 坊 か
遊び 好き の 鬼 童 丸 ね 。
( カブト ) しかし キレ る と いちばん やっかい な の は 左 近 でしょ う 。
( カブト ) 敵 を 殺す まで 気 が 済ま ない 。
ほっとけ ば いい もの を 。
なまじ 四 人 衆 で いちばん 強い ばかり に 見え を 張る 。
( 大 蛇 丸 ) フフ フフ … どう かしら ?
多 由也 も 負け ず 劣ら ず の 性格 を し てる から 。
ま ぁ でも どのみち あの 子 を 行か せ た ん なら
万が一 は ない わ 。
君 麻 呂 … 彼 なら
私 に とって 役 に 立た ない もの を
すぐ に 掃除 し て くれる から 。
♪ ~
( 君 麻 呂 ) ほう 。
( ナルト ) サスケ は 絶対 渡さ ねえ !
( 君 麻 呂 ) ゴミ が ずいぶん と 散らかった な 。
だが しょせん ゴミ は ゴミ で しか ない 。
掃除 する まで の こと 。
うる せ ぇ !
( 君 麻 呂 ) 来い 。
ぶ っ 潰し て やる !
♪ ~
ダァ ~ !
( 殴打 する 音 )
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 これ が 死 の 旋律 って やつ か ? 》
( 笛 の 音 )
( シカマル ) あっ !
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 笛 の 音 で 操って ん の か ! ? 》
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 く っそ ~ ! あいつ から どんどん 離さ れ て いく 。
どう する ? どう すりゃ いい ? 》
あっ … あぁ !
( シカマル ) 《 マジ に ヤベェ ぞ こりゃ ! 》
( 赤 丸 の 鳴き声 )
赤 丸 !
( 左 近 ) おっと そっち が 本物 か ?
多 連 拳 ! ( キバ ) う お っ !
う … 。
もう いっち ょ !
( 殴る 音 ) ( キバ ) う わ っ !
フフフ … 。
俺 たちゃ 仲 の いい 兄弟 で よ
ふだん 兄貴 の 右近 は 俺 の 中 で 寝 て いる が
戦い の とき は 出 て き て 手助け し て くれる わけ だ 。
( キバ ) 《 これ が こいつ の 能力 … 》
( 左 近 ) 右近 は 俺 の 体 の どこ から でも 手足 頭 を 出し て
攻撃 と 防御 が できる 。
こんな ふう に な 。 ( キバ ) う わ っ !
( ほえ 声 )
( 左 近 ) 多 連 脚 ! ( キバ ) う わ っ !
( 鳴き声 ) ( キバ ) あっ !
足 3 本 分 の 蹴り だ 効く だ ろ ?
じゃあ お 次 は … う っ !
ちん たら やって る 時間 は ね え ん だ よ 左 近 。
さっさと やる 状態 2 に なれ 。
ハァ ハァ ハァ … 。
は いはい 。
兄貴 は せっかち すぎ ん だ よ 。
♪ ~
そう か … あの 角 は 見せかけ じゃ ない って 言う ん だ な 。
( 赤 丸 の 鳴き声 )
( キバ ) 《 あの 右 の 野郎 が 出 て き た とたん
チャクラ が 数 十 倍 に 上がり や がった だ と ! ?
チッ … ただ で さえ 絶望 的 な の に 何て こった … 》
( 右近 ・ 左 近 ) ハハハ … 。
兄貴 の お好み は ?
バラバラ 。
ダァ ~ !
う わ っ ! う っ !
う わ っ !
( 殴打 する 音 ) う わ っ !
( 君 麻 呂 ) さて … そろそろ 本気 を 出さ せ て もら お う か 。
一気に 片づけ て やる 。
言って くれる じゃ ねえ か !
だけど そい つ は こっち の セリフ だ !
あっ !
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 チッ … しつけ ぇ ヤツ ら だ 。
だけど 少 ~ し 見え て き た ぜ 》
( 笛 の 音 )
( シカマル ) 《 ただ 問題 は こっか ら だ ! 》
( キバ ) 《 く そ っ ! 万事 休す か … 》
( ほえ 声 )
何 ! ? あれ を やる って の か ?
( 赤 丸 の ほえ 声 ) ( キバ ) ダメ だ 赤 丸 !
仲間 が い ない ここ で やる の は 危険 すぎる !
分かって ん だ ろ ? あの 術 を 使え ば
俺 も お前 も チャクラ の ほとんど を 使い切って 動 け なく な っち まう 。
もし 外せ ば 俺 たちゃ ここ で 犬死に だ 。
( 赤 丸 の ほえ 声 ) ( キバ ) 痛 っ !
( うなり 声 )
赤 丸 … 。
( ほえ 声 )
( キバ ) 《 ハッ お前 に かま れる と は
情けない 主人 だ よ な 俺 は 。
分かった よ 赤 丸 !
お前 の 言う とおり もう あれ しか ない ! 》
( キバ ) 牙 狼 牙 だ ! ( 赤 丸 の ほえ 声 )
♪ ~
フフフ … 。
( キバ ) フッ 。 ( 左 近 ) ん ?
今 だ 赤 丸 ! ( 赤 丸 の ほえ 声 )
( 左 近 ) 何 ! ?
( キバ ) 《 うまく やれ よ 赤 丸 !
修業 の 成果 を 見せ て やれ ! 》
♪ ~
( キバ ) 《 ダイナミック マーキング だ ! 》
( 左 近 ) ぐ っ ! 汚 ぇ まね を し や が って !
( キバ ) 《 これ で 準備 OK !
犬塚 流 人 獣 混合 変化 ! 》
( 咆哮 )
♪ ~
( キバ ) 《 双 頭 狼 ! 》
♪ ~
フフ フフ … 。
何 か と 思え ば よだれ ダラダラ の 犬 っこ ろ じゃ ねえ か 。
こんな ヤツ に 何 が できる 。
♪ ~
( キバ ) 食らえ !
( 左 近 ) う っ !
( 左 近 ) 《 よだれ ! ? 》
左 近 何 を やって る ? 右 だ !
しまった !
( キバ ) 牙 狼 牙 !
♪ ~
( キバ ) 《 ハッ どう だ !
牙 狼 牙 は 回転 スピード が 速 すぎ て
俺 たち の 視界 が ゼロ に な っち まう ほど 強烈 な
超 回転 だ ぜ !
直接 触れ なく て も 身 が 切れる 。
まとも に 食らえ �� バラバラ だ 》
( キバ ) お っ ?
♪ ~
あっ 。
♪ ~
( 左 近 ) フッ 。
った く いい気 に なり や が って 。
ちょうど いい そろそろ 分かれ て やろ う と 思って た とこ だ 。
( キバ ) 《 何 だ と ? 2 人 に 分かれ た ! ? 》
( 右近 ) 確か に … 。
1 個体 で まとも に 食らえ ば ヤバ かった が … 。
( 左 近 ) 本番 は ここ から だ 。
( キバ ) 《 チック ショ ~ … 》 ( 赤 丸 の 鳴き声 )
( キバ ) 《 ああ 分かって る よ 赤 丸 。
牙 狼 牙 は あと 一 発 … 。
次 が 限界 だ … 》
( キバ ) 《 これ で しとめる !
牙 狼 牙 ! 》
♪ ~
( キバ ) 隠れ た って ムダ だ !
俺 たち は 目 で 追って ん じゃ ねえ って 言った ろ !
こっち は は な から マーキング で 付け た に おい を 追って
攻撃 し てん だ から な !
♪ ~
( 右近 ) 阿 ! ( 左 近 ) 吽 !
( 右近 ・ 左 近 ) 口 寄せ
羅 生 門 !
♪ ~
( 右近 ) 《 大した 威力 だ な 。
大 蛇 丸 様 を 守る ため の 最大 防御
羅 生 門 を ここ まで に する と は … 》
( 左 近 ) 《 だが … ヒヒヒ … ! 》
( 左 近 ・ 右近 ) 《 これ で 終わり だ ! 》
あっ ! ( 左 近 ) う っ !
う あ ~ !
( 赤 丸 の 鳴き声 ) ( キバ ) 赤 丸 !
( キバ ) 《 赤 丸 … お前 俺 を かばって … 》
( 左 近 ) く そ っ ! また やり や がった !
あ ~ ! 目 が !
( キバ ) 《 チック ショ ~ ! 》
( 左 近 ) く そ ~ ! 今度 の は ただ の 小便 じゃ ねえ !
強い 酸 で 眼球 が 焼か れ てる み て ぇ だ !
( キバ ) 《 あっ もう 一 匹 は どこ だ ! ? 》
( 右近 ) よう 。
誰 捜し てん だ ?
( 左 近 ) あ ~ ! う ぅ !
( 右近 ) あと は 俺 が やる お前 は そこ の 川 で 目 を 洗え 。
( キバ ) う っ ! あっ … 。
これ が 俺 の 能力 だ 。
暗殺 専門 の な 。
いい 鼻 と 爪 を 持って る 程度 じゃ この 俺 に は 勝 て ねえ ぜ 。
この 俺 の 能力 に は な 。
チャクラ が 流れる 経 絡 系 が
内臓 の 各 器官 に 深く 絡み合って る の は 知って る な ?
経 絡 系 って の は 各 器官 を 作り出し て いる 組織 に も
そして 組織 を 作り出し て いる 細胞 に も
さらに 細胞 の 主 成分 で ある たんぱく質 に まで
複雑 多様 に 絡み合って 連結 し て いる 。
状態 2 の 俺 は チャクラ で これ ら の 細胞 や たんぱく質 の
分解 再 構成 が 自由 に できる 。
簡単 に 言え ば 体 を 粉々 に し て 敵 の 体 内 に 入り込み
また 元 に 戻し て 外 に 出る こと が できる 。
( キバ ) 《 赤 丸 … 。
すま ねえ … 赤 丸 。
今 まで お前 と やって き た 。
いつ でも どこ でも 一緒 だった … 》
♪ ~
( ほえ 声 )
< や っほ ~ いい 子 だ 赤 丸 。
や っほ ~ !
わな に 掛かった ヤツ ら が 運よく 地 の 書 を 持って る と は な 。
この 分 じゃ 俺 たち 塔 一番乗り だ ぜ >
♪ ~
( 鳴き声 )
< 赤 丸 が 急に おびえ だし た 。
赤 丸 は 敵 の チャクラ を 嗅ぎ分け て 力 の 度合い が 分か っち まう 。
けど ここ まで おびえる の は 初めて 見る 。
この 先 で やり合って る ヤツ ら
ただ 者 じゃ ねえ ぜ >
( ハヤテ ) < 第 7 回 戦
うずまき ナルト 対 犬塚 キバ >
< こら ! 大体 小 犬 なんか 連れ て くん な !
試合 の 邪魔 だって ば よ ! >
< バカ 野郎 赤 丸 も 一緒に や ん だ よ ! >
( ほえ 声 )
< なら … 行く ぜ 赤 丸 ! >
( ほえ 声 )
< 食らえ ! >
< あ ? う わ っ ! >
( 殴る 音 ) < う っ ! う っ ! う わ っ ! >
( 殴る 音 ) < う っ ! ど わ っ ! >
( ほえ 声 ) < あっ ! >
< 掛かった ! > < あっ ! う わ っ ! >
< ナルト 。
赤 丸 返し て もらう ぜ >
( 赤 丸 の うなり 声 )
< あっ ! >
( 咆哮 )
< だっ ! >
( うなり 声 ) < な … 何 だ ?
何 食わせ た ん だ よ ! ? 毛 の 色 が 赤く なった >
< だから 赤 丸 って いう ん だ よ 。
行く ぜ 赤 丸 ! > ( 赤 丸 の ほえ 声 )
< 擬 獣 忍法 … > ( 赤 丸 の ほえ 声 )
♪ ~
< 獣 人 分身 ! >
( 赤 丸 の うなり 声 )
( キバ ) < 行く ぜ ! 四 脚 の 術 ! >
( キバ ・ 赤 丸 ) < う あ ~ ! >
< ヤァ ~ ! >
< う わ っ ! > < う あ ~ ! >
( キバ ・ 赤 丸 ) < う あ ~ ! >
< 隙 あり !
食らえ ! 獣 人 体 術 奥義 … >
( キバ ・ 赤 丸 ) < 牙 通 牙 ! >
< ど わ ~ ! >
( 鳴き声 )
( ほえ 声 )
< 赤 丸 ! > ( 赤 丸 の ほえ 声 )
( キバ ) < 兵糧 丸 だ > ( 赤 丸 の ほえ 声 )
( 咆哮 )
< 赤 丸 擬人 忍法 だ ! > ( 赤 丸 の ほえ 声 )
♪ ~
( キバ ) < 牙 通 牙 ! >
♪ ~
( キバ ) 《 だが … 今度 ばかり は お手上げ だ ぜ 》
( 右近 ) 俺 の 細胞 は
お前 の 体 の 中 を 自由 に 泳ぎ 回り
お前 だけ の 部分 を 作る こと も できる 。
つまり ちょっと し た 融合 状態 。
肉体 の 共有 って やつ だ 。
共有 だ と … ?
そう だ そして 俺 だけ に できる 残酷 な 殺し 方 … 。
お前 の 細胞 部分 だけ を 徐々に 削り取って いく ん だ 。
なるほど 。
♪ ~
だったら … 。
( 刺さる 音 )
( キバ ) う っ !
( 右近 ) が っ !
こう す っと … どう な ん の か な … ?
う っ ! 自決 だ と ! ?
バカ な … 。
一緒に 死ね や 。
♪ ( エンディングテ ー マ )
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ 君 は 笑って くれ た
♪ はじめて 君 と しゃべ れ た
♪ 僕 の この 言葉 で
♪ 僕 なんか が しゃべり かけ たら
♪ 迷惑 に 思う か な
♪ そんな 不安 を 抱え て
♪ 勇気 を 出し て み た よ
♪ うまく しゃべ れ ない 僕 の
♪ 不器用 な 話
♪ 君 は 耳 を そらさ ず に
♪ ちゃんと 聞い て くれ た よ
♪ それ だけ で 僕 は
♪ 浮かれ て しまう の さ
♪ だけど 君 は 僕 なんて
♪ 何 と も 思って ない よ ね
♪ 切ない よ だ けど
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ 君 は 笑って くれ た
♪ はじめて 君 と しゃべ れ た
♪ 僕 の この 言葉 で
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ 君 が 笑って くれ た
♪ はじめて 君 と しゃべ れ た
♪ 僕 の この 言葉 で
♪ はじめて 君 と しゃべった
♪ ~
〈 何 だ ? こいつ … 血 継 限界 だ と ?
チクショ ~ ! こんな 技 見 た こと も 聞い た こと も ねえ !
おまけに こん だけ の 数 で かかって ん のに
攻撃 が かすり も し ねえ じゃ ねぇ か !
五 つ の 舞 だ か 何だか 知ら ねえ が
俺 が 片っ端から ぶ っ 潰し て やる って ば よ ! 〉
♪ ( オ ー プニングテ ー マ )