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ナルト, Naruto Episode 176

Naruto Episode 176

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ はみだし た 風 を 集め て み たい な

♪ 波 の 先 つ たって 彼方 へ 駆け て く

♪ 覚悟 は 決まって る 道 は 遠く て も

♪ 描 い た 未来 へ 続 い てる

♪ 時 が 僕ら を 急か し て

♪ 鼓動 が スピード 上げ てった

♪ 夢 の 中 で 目覚め て も

♪ 同じ 光 を 探し た

♪ 輝く 星空 の 下

♪ 数え 切れ ない 星座 と 影

♪ その 先 に 君 は 何 を

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う

♪ ~

( ナルト ) 里 を めちゃくちゃ に だ と ?

そんな こと は 絶対 さ せ ねえ って ば よ !

( キバ ) って いう か お前 ら 4 人 だけ で できる わきゃ ねえ だ ろ !

( 偽 ナルト ) それ が できる ん だ な 。

( 偽 キバ ) どこ を どう 攻め れ ば いい か

里 の 事情 に 詳しい 方 が 情報 を くれ た の さ 。

( ヒナタ ) 里 の 事情 に 詳しい ?

まさか … 。

大 蛇 丸 の こと か !

( アガリ ) さ ぁ な 。

( 偽 キバ ) まっ そう いう わけ だ から

お前 ら に は 生き て い て もらっちゃ 困る ん だ よ 。

( 偽 ヒナタ ) あの … 見え ます か ?

あっ … 起爆 札 ! ?

( アガリ ) 私 たち が ここ を 出 たら 起爆 札 を 爆発 さ せる 。

逃げ道 は ない 誰 か 助け に 来る 可能 性 も ねえ 。

観念 する ん だ な 。

アカデミー に 戻る より は マシ だ ろ 。

( 偽 ヒナタ ) あの … 迷わ ず 成仏 し て ください 。

おい ちょっと 待て よ !

あば よ 本物 の 俺 。

ただ の 宝 探し の はず が こんな こと に なる なんて よ 。

やっぱり ナルト と 一緒 の 任務 は ろくな こと に なら ねえ 。

ん な こ と 言って る 場合 か よ !

あいつ ら 俺 たち に 成り済まし て

木 ノ 葉 の 里 を めちゃくちゃ に しよ う と してん だ ぞ !

なら どう やって こっか ら 逃げ ん だ よ ! ?

それ は … 螺旋 丸 を 使え ば 何とか ?

ケッ ! ヤツ ら に 気付か れ ち まう だ ろ う が 。

外 で 待ち伏せ さ れ て アウト だ !

あっ ! だったら さ お前 の 牙 通 牙 で !

一緒 だ 一緒 ! バ ~ カ 。

く ~ … じゃあ どう す ん だ よ ?

( ヒナタ ) あの … 。 ( キバ ・ ナルト ) ん っ ?

私 の 守護 八 卦 なら 。

そう か ! あれ なら 外 の 連中 に 気付か れ ず に

この 危機 を 乗り切 れる 。

せめて この ヒモ が 少し でも 緩め ば … 。

アハ ~ ! そう いう こと なら 任せろ って ば よ 。

ナ … ナルト 君 ? ( キバ ) よっ しゃ ~ ! 俺 だって … 。

キバ 君 。

( 縄 を かむ 音 ) ( ヒナタ ) あっ 。

赤 丸 君 。

う っ … 。

う ~ … 。 う ~ … 。

( ヒナタ ) 《 もう 少し 》

こん の ~ !

( ヒナタ ) 《 切れ た ! 》

( 赤 丸 の 鳴き声 )

守護 八 卦 。

六十四 掌 !

( 鳴き声 )

では 手はず どおり に 行 こ う か 。

キバ ! ( 偽 キバ ) おう 。

( アガリ ) ヒナタ ! ( 偽 ヒナタ ) はい 。

( アガリ ) ナルト 。 ( 偽 ナルト ) 分かって る って ば よ 。

( ヒナタ ) う っ … あっ … 。 ヒナタ ?

大丈夫 か ?

あっ あぁ … 。

えっ ? 何 だ ?

お ~ い ヒナタ ~。

気絶 する 前 に 縄 切って くれよ ~。

( 鳴き声 )

うん 。

外 の 連中 は い なく なった よう だ な 。

ここ は もう もち そう に ねえ な 。

早い とこ 脱出 し た ほう が よ さ そう だ 。

( ほえ 声 ) ん ?

( キバ ) これ は … 。 埋蔵 金 の 箱 だ !

( キバ ) ほっとけ ! どうせ 偽物 だ 。

何 か わな が 仕掛け て ある かも し ん ねえ ぞ !

でも よ これ 持って 帰 ん の が 俺 たち の 任務 だ し

もしかしたら 本当 に

埋蔵 金 が 入って っ かも しん ねえ って ば よ 。

( ヒナタ ) 《 白 眼 》

( ヒナタ ) 中 は 空 みたい 待って 紙 が 入って る 。

起爆 札 じゃ ねえ の か ?

危険 な もの じゃ な さ そう だ けど … 。

ん じゃ ま ぁ … 一応 持って く か 。

おいおい わざわざ そんな もの … 。

( ヒナタ ) で も 偽者 と 見分ける の に いい 目印 に なる かも 。

なるほど 。

赤 丸 本物 の 俺 の 目印 は お前 だ から な 。

離れる ん じゃ ねえ ぞ 。 ( 赤 丸 の ほえ 声 )

時間 が ねえ 俺 と 赤 丸 の 牙 通 牙 で 行く 。

しっかり つい て こい よ 。

う … うん 。

獣 人 分身 。

牙 通 牙 !

あっ 。

大丈夫 か ? ヒナタ 。

大丈夫 キバ 君 の 後 を ついて いく だけ だ から 。

大 丈 … あっ 。

う わ っ あぁ ~ ! ヒナタ ?

( キバ ) ヤッホ ~ ! ( 赤 丸 の 鳴き声 )

お ~ い って ば 大丈夫 か よ ?

あっ ナルト 君 う っ … 。

う っ … 。

足 が 痛む の か ? ( ヒナタ ) キバ 君 。

お前 さ ぁ 足 が 痛い ん なら 先 に 言え って ば よ 。

迷惑 かけ ちゃ いけ ない と 思って 。

そりゃ かえって 迷惑 だって ば よ 。

ごめんなさい 。

案外 これ が 俺 ら の チーム の 弱点 かも しれ ねえ な 。

あ ? ハッ !

ヒナタ は 俺 たち に 気 を 遣い 過ぎ 。

俺 と ナルト は ストレート に 言い過ぎ て

ケンカ に な っち まう 。

言わ れ て み れ ば … 。

そこ ん とこ 少し 意識 し て 任務 に 当たれ ば

俺 ら 結構 いい チーム に なる かも し ん ねえ ぜ ?

分かった って ば よ 。

やって みる 。

よし じゃあ 俺 と ナルト は あいつ ら を 追いかける 。

ヒナタ お前 は 後 から 来い 。

足 ケガ し てん だ から 無理 す ん な 。

分かった 。 いい か ?

ヒナタ は 足 ケガ し てん だ から よ 後 から 追って こい よ な 。

だから それ 今 言った ろ !

あぁ ? そう だ っけ ?

うん ありがとう 。

行く ぞ ! ナルト 。 う お っ … 。

( ヒナタ ) 《 私 も 急が なきゃ 》

( 偽 ナルト ) たっ だい ま ~ !

( イズモ ) お っ 戻った か ナルト 。

( あくび )

( キバ ) チッ ! 追いつ け なかった か 。

ナルト キバ 。

今 俺 が 来 なかった か ? あ … ああ 。

そい つ って ば 偽者 だ !

何 だって ? ( コテツ ) だ が 犬 は 何 も … 。

( キバ ) そい つ は 忍 犬 の 鼻 でも 嗅ぎ分け られ ねえ ん だ よ !

赤 丸 も だまさ れ た 。 ( 赤 丸 の ほえ 声 )

( イズモ ) 大変 だ すぐ に 火影 様 へ 。 ( コテツ ) おう 。

赤 丸 あの アガリ って お っ さん の におい 覚え てる な ?

( ほえ 声 ) ( キバ ) 追いかけろ !

( シズネ ) 綱 手 様 ! ( 綱 手 ) ん ?

( シズネ ) 今 連絡 が 。

ヘヘッ ! 誰 も 気付か ねえ って ば よ 。

油断 す ん じゃ ねえ ぞ 。

まだ 任務 は 終わって ねえ ん だ から な 。

そう だ これ から が 肝心 だ 。

あっ 誰 か 来る !

( ほえ 声 )

見つけ た ぜ 偽者 !

ぶ っ 飛ばし て やる って ば よ 。

ほう 生き て い た か 。

当ったり 前 だって ば よ 。

( キバ ) 今度 は そっち が 覚悟 する 番 だ ぜ ?

何しろ ここ は 俺 たち の ホーム グラウンド だ 。

( 一同 ) フフフ … 。

ホーム グラウンド で 戦って も

負ける こと は ある って ば よ 。

逃がさ ねえ って ば よ 。

( 偽 ヒナタ ) あぁ … 。 お前 … あっ ?

ヒナタ ?

私 火影 様 に 知らせ て くる 。

ナルト 君 は 偽者 を 追って 。

ああ 分かった って ば よ … 。

… って 。

《 よく 考え て みりゃ 本物 の ヒナタ は まだ 来 て ない … 》

… って ば よ この 偽者 が !

あ ~ ! ぶ っ は !

何 で は … 。

ヒナタ に 何 する ん だって ば よ 。

《 これ じゃ まるで 俺 が 偽者 みたい だって ば よ 》

( キバ ) ナルト ! え ?

何 やって ん だ よ ? あの それ が … 。

こいつ 偽者 だって ば よ !

え ~ ! ?

観念 し な 偽者 !

いや ち ょっ … ま … 待って あっ 。

( キバ ) って お前 も 偽者 だ ろ う が ! ( 偽 キバ ) う っ … ぶ ほっ ぐ っ … 。

姿 形 や におい は コピー でき て も

忍術 まで は コピー でき ねえ だ ろ !

行く ぜ ! 赤 丸 。 ( 赤 丸 の ほえ 声 )

通 … 牙 ?

気絶 ? ウッソ だ ろ ?

殴った だけ で 術 も 使って ねえ ぞ 。

そう いえ ば … 俺 も 派手 に ぶ っ 飛ばさ れ た けど

全く 効か なかった って ば 。

おい ! 里 を めちゃくちゃ に する ん じゃ ねえ の か ?

て め ぇ ら てんで 弱 ぇ じゃ ねえ か 。

( 偽 ナルト ) クソ ! お っ 。

偽 の ヒナタ は 俺 が 捕ま えっ から お前 は お前 を 何とか しろ !

俺 は 任せろ !

( キバ ) 待て ! ( 赤 丸 の ほえ 声 )

待て って ば よ ~。

( サクラ ) ちょっと 欲張って 借り 過ぎ ちゃ った かな 。

( 偽 ナルト ) ど わ ~ !

ちょっと ナルト ~ !

あんた ね ~ !

ブッ ハッハッハ … !

バッカ で ~ !

ケツ が 重く て 尻もち つき や がった ~ !

アッハハ ~ ! あ ブ ~ ス ! ブ ~ ス !

ナッハッハッハ … !

この デコ 女 !

ん ~~。

今度 会ったら ぶ っ 飛ばす 。

絶対 ! ぶ っ 飛ば ~ す !

サクラ ちゃん そこ ど い て !

ナルト ~ !

ぶ っ 飛ば ~ す !

《 な … 何で ? 》

うりゃ ~ !

あれ ?

あっ ち に 走って いった ナルト が 何で こっち から 来る の ?

は ~ わ ~

( アヤメ ) 出前 行って くる ね 。

( テウチ ) おう ! 気 ぃ 付け て な 。 ( アヤメ ) あぁ !

( テウチ ) どう し た ? 大丈夫 か ? アヤメ 。

う … うん ナルト 君 が いきなり 飛 ん で き て 。

何 ?

( テウチ ) ナ ~ ル ~ ト ~ !

よく も うち の 娘 を … 。

な … 何 ?

お 父さん 私 は 大丈夫 だ から 。

いや お前 は 少し 休 ん どけ 。

出前 は 責任 を 取って ナルト に 行って もらう 。

え ~ ! でも … でも ね 俺 … 。

断ったり し たら

二 度 と うち の ラーメン は 食わさ ねえ 。

えっ 。

出前 なんか し てる 場合 じゃ ねえ って の に !

出前 終わった って ば よ ! ( テウチ ) おう ! ご 苦労 !

どこ に 行 っち まっ た ん だ よ 俺 の 偽者 ~ !

ぬ お ~ !

あぁ … 。

( キバ ) こいつ も 弱かった なぁ 。

キバ 君 やめ て 許し て … 。

ナルト に なら 通用 し た かも しれ ねえ が

俺 は そう いう お 涙 頂 戴 は

嫌い な ん だ よ !

あっ … 。

こいつ ら 本気 で 里 を 襲う 気 だった の か よ 。

どこ だ ? 偽者 出 て こ ~ い !

コラ ~ !

( 男性 ) コラ ! ん ?

えっ と … も しか して 俺 ここ に 来 た ?

( 男性 ) ああ 来 た よ 。

さっき 食った 分 全額 払って いって もら お う か ?

あん に ゃ ろ ~ !

♪ ~

♪ ~

はい 。

♪ ~

あぁ … 。

♪ ~

人 の 顔 で 食い 逃げ ばっ か し や が って 。

あの 偽者 。

里 じゃ なく て

俺 の 信用 を めちゃくちゃ に し てる って ば よ 。

えっ ? まさか … 。

あ ~

あぁ … 俺 の 取って置き の スペシャル 忍 道 ラーメン 炎 の 純情 編 が !

あ ~ !

許さ ねえ 絶対 許さ ねえ って ば よ 。

多重 影 分身 の 術 !

おりゃ ~ ! お ~ り ゃ ~ !

どこ だ ~ ! どこ だ ~ !

偽者 ~ ! 偽者 どこ だ ~ !

どこ だ ? 出 て こ ~ い !

偽者 ぶ っ 殺 ~ す !

( 偽 ナルト ) 代金 は 後 で 俺 が 払う から !

捜せ 捜せ !

い た ~ !

( 偽 ナルト ) えっ ?

( 偽 ナルト ) ど わ っ !

うりゃ ~ !

いたい た ! お前 か ? お前 か ? お前 か ?

お前 か ? お前 な ん じゃ ねえ の ?

みんな ! 落ち着け って ば よ 。

偽者 は 背中 に 千 両 箱 を しょ って ねえ って ば よ 。

お前 じゃ なく て … お前 で も ない 。

言わ れ て み れ ば … 。

そう だ ! そう だって ば 。

それ じゃあ … 。

あいつ だ !

ゲッ ! う わ っ だ ~ !

( 殴る 音 )

( キバ ) 結局 こい つら 全然 大した こと なかった なぁ 。

なぁ こい つら ホント に 大 蛇 丸 の 手下 な の か ?

さ ぁ な 詳しい こと は 火影 様 が 調べ て くれる さ 。

った く ! あ ~ 疲れ た 。

こいつ し ょい っぱなし で 肩 が 凝 っち まっ た ぜ ぇ 。

( ほえ 声 ) ( キバ ) あっ ?

あっ ? ( ヒナタ ) ナルト 君 キバ 君 。

( キバ ) お っ 本物 の ヒナタ も 帰って き た な 。

お ~ い ヒナタ !

こっち だって ば よ 。

ナルト 君 !

( ヒナタ ) 《 箱 を 背負って ない 。

じゃ この ナルト 君 は … 》

( ヒナタ ) 《 偽者 》

( ヒナタ ) 《 柔 拳 ! 》

か ぽっ … 。

( キバ ) あ ~ あ ナルト の ヤツ かわいそう に 。

( 赤 丸 の 鳴き声 )

( ナルト ・ キバ ・ ヒナタ ) え ~ !

試験 ?

今回 の 任務 は ナルト 君 たち 3 人 の

チームワーク を 見る ため の 試験 だった ん です 。

( 綱 手 ) 忍 と いう の は 任務 の 性質 や 状況 に 応じ て

いろいろ な 相手 と チーム を 組む こと が ある 。

その とき 特定 の 相手 が 一緒 だ と

失敗 する と いう よう な こと で は 困る の だ 。

そこ で 最初 は 簡単 な 任務 を 与え て おい て

途中 で 里 の 危機 に 関わる 出来事 が 発生 する よう に し た 。

その とき チーム で 対処 できる か どう か を 見 た ん だ 。

そう だった ん だ … 。 ひ っ で ぇ 。

一 歩 間違え てりゃ 俺 たち 死 ん で た ぜ 。

フフフ … 。

大丈夫 綱 手 様 から

あなた たち の こと は 詳しく 聞い て まし た から ね 。

しくじって も ケガ を する 程度 に なって い た ん です 。

( 綱 手 ) 今回 は 赤 丸 と いう 忍 犬 が い た から

におい で 敵 が 判別 でき ない よう

顔 映し の 秘伝 忍術 を 持つ 祁答院 一族 の 手 を 借り た 。

で どう だった ? この 3 人 は ?

( アガリ ) そう です な … 。

途中 まで は バタバタ し て

どう なる こと か と 思って おり まし た 。

… が 合格 と し て おき ま しょ う 。

結果 的 に は われわれ 全員 を 捕まえ た の です から 。

は ぁ … 。

あっ そう だ 。 ( アガリ ) それ は ?

一応 これ 持って くん の が 俺 たち の 任務 だった から 。

これ で 任務 完了 だって ば よ 。

わざわざ 持って こ ん でも 。

いやいや この 中 に は

綱 手 様 に 渡さ なけ れ ば なら ない 大切 な もの が 入って いる の です 。

( 偽 ナルト ) あば よ ナルト 元気 で な 。

そっち こそ な 。

じゃあ な 。

おう 。

あいつ ら ずっと あの まま な の か ?

( キバ ) 何 日 か たつ と 自然 に 自分 本来 の 顔 に 戻る ん だ と よ 。

そ っか 。

( 綱 手 ) こ … これ は … 。

今回 の 訓練 の 請求 書 だ と ?

あいつ 喜んで 協力 する なんて 言って た くせ に

こんなに 払 える か よ 。 ( シズネ ) は ぁ … 。

せちがらい 世 の 中 です ね ~ 。

( 綱 手 ) 《 あたし の 名 は 綱 手 。

悩み は 一 向 に 減ら ない 借金 》

と いう か 増え て ます ね 。

( 綱 手 ) 火影 に なんか なる ん じゃ なかった ~ !

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ~

♪ 風 が 吹 い て 痛い

♪ 消え ない 想い

♪ 何 を 持って行 こ う か

♪ 集め て ひと つ

♪ 二 度 と ない 二 度 と ない

♪ 捨てる なんて 馬鹿 みたい

♪ 無邪気 に なって イメージ

♪ ~

♪ きっと それ は 終わら ない

♪ ~

♪ きっと それ は 終わら ない

♪ ~

♪ 愛 の 胸 焦がせ

♪ 千 の 夢 渡れ

♪ 縦横無尽 駆け て

♪ 手 に 掴む 世界

♪ 雲 が ちぎれ て

♪ 日 が また 落ち て

♪ ひと り の パレ ー ド が 動きだす

♪ 冒険 吉日 心拍 上昇

♪ 明暗 遭遇 生命 相愛

( 自 来 也 ) 〈 ぬ お ~ ! ないない な い ない … あれ を どこ やった ? ナルト ! 〉

〈 ああ あれ なら 俺 が 書 い た って ば よ 〉

( 自 来 也 ) 〈 書 い た ? 〉 〈 で 飛脚 忍者 に 渡し とい た 〉

( 自 来 也 ) 〈 渡し た ? 〉 〈 だから きょう 中 に は

相手 に 届く はず だって ば よ 〉

( 自 来 也 ) 〈 バカ 者 ! このまま で は わし の 作家 生命 が 〉

〈 そんな こと より 修業 始めよ う ぜ 〉

( 自 来 也 ) 〈 シャ ラップ ! 来い ! ナルト

何と して も あれ を 取り戻す ぞ ~ ! 〉

( 鳥 の 鳴き声 )

( 鳴き声 )

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Naruto Episode 176 Naruto Episode 176

♪ ( オ ー プニングテ ー マ )

♪ ~

♪ はみだし た 風 を 集め て み たい な ||かぜ||あつめ||||

♪ 波 の 先 つ たって 彼方 へ 駆け て く なみ||さき|||かなた||かけ||

♪ 覚悟 は 決まって る 道 は 遠く て も かくご||きまって||どう||とおく||

♪ 描 い た 未来 へ 続 い てる えが|||みらい||つづ||

♪ 時 が 僕ら を 急か し て じ||ぼくら||せか||

♪ 鼓動 が スピード 上げ てった こどう||すぴーど|あげ|

♪ 夢 の 中 で 目覚め て も ゆめ||なか||めざめ||

♪ 同じ 光 を 探し た おなじ|ひかり||さがし|

♪ 輝く 星空 の 下 かがやく|ほしぞら||した

♪ 数え 切れ ない 星座 と 影 かぞえ|きれ||せいざ||かげ

♪ その 先 に 君 は 何 を |さき||きみ||なん|

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う なん||みつめ|||||

♪ 何 を 見つめ て いる だ ろ う なん||みつめ|||||

♪ ~

( ナルト ) 里 を めちゃくちゃ に だ と ? |さと|||||

そんな こと は 絶対 さ せ ねえ って ば よ ! |||ぜったい||||||

( キバ ) って いう か お前 ら 4 人 だけ で できる わきゃ ねえ だ ろ ! ||||おまえ||じん|||||||

( 偽 ナルト ) それ が できる ん だ な 。 ぎ|||||||

( 偽 キバ ) どこ を どう 攻め れ ば いい か ぎ|||||せめ||||

里 の 事情 に 詳しい 方 が 情報 を くれ た の さ 。 さと||じじょう||くわしい|かた||じょうほう|||||

( ヒナタ ) 里 の 事情 に 詳しい ? |さと||じじょう||くわしい

まさか … 。

大 蛇 丸 の こと か ! だい|へび|まる|||

( アガリ ) さ ぁ な 。

( 偽 キバ ) まっ そう いう わけ だ から ぎ|||||||

お前 ら に は 生き て い て もらっちゃ 困る ん だ よ 。 おまえ||||いき|||||こまる|||

( 偽 ヒナタ ) あの … 見え ます か ? ぎ|||みえ||

あっ … 起爆 札 ! ? |きばく|さつ

( アガリ ) 私 たち が ここ を 出 たら 起爆 札 を 爆発 さ せる 。 |わたくし|||||だ||きばく|さつ||ばくはつ||

逃げ道 は ない 誰 か 助け に 来る 可能 性 も ねえ 。 にげみち|||だれ||たすけ||くる|かのう|せい||

観念 する ん だ な 。 かんねん||||

アカデミー に 戻る より は マシ だ ろ 。 あかでみー||もどる|||||

( 偽 ヒナタ ) あの … 迷わ ず 成仏 し て ください 。 ぎ|||まよわ||じょうぶつ|||

おい ちょっと 待て よ ! ||まて|

あば よ 本物 の 俺 。 ||ほんもの||おれ

ただ の 宝 探し の はず が こんな こと に なる なんて よ 。 ||たから|さがし|||||||||

やっぱり ナルト と 一緒 の 任務 は ろくな こと に なら ねえ 。 |||いっしょ||にんむ||||||

ん な こ と 言って る 場合 か よ ! ||||いって||ばあい||

あいつ ら 俺 たち に 成り済まし て ||おれ|||なりすまし|

木 ノ 葉 の 里 を めちゃくちゃ に しよ う と してん だ ぞ ! き||は||さと|||||||||

なら どう やって こっか ら 逃げ ん だ よ ! ? |||||にげ|||

それ は … 螺旋 丸 を 使え ば 何とか ? ||らせん|まる||つかえ||なんとか

ケッ ! ヤツ ら に 気付か れ ち まう だ ろ う が 。 |やつ|||きづか|||||||

外 で 待ち伏せ さ れ て アウト だ ! がい||まちぶせ||||あうと|

あっ ! だったら さ お前 の 牙 通 牙 で ! |||おまえ||きば|つう|きば|

一緒 だ 一緒 ! バ ~ カ 。 いっしょ||いっしょ||

く ~ … じゃあ どう す ん だ よ ?

( ヒナタ ) あの … 。 ( キバ ・ ナルト ) ん っ ?

私 の 守護 八 卦 なら 。 わたくし||しゅご|やっ|け|

そう か ! あれ なら 外 の 連中 に 気付か れ ず に ||||がい||れんちゅう||きづか|||

この 危機 を 乗り切 れる 。 |きき||のりき|

せめて この ヒモ が 少し でも 緩め ば … 。 ||ひも||すこし||ゆるめ|

アハ ~ ! そう いう こと なら 任せろ って ば よ 。 |||||まかせろ|||

ナ … ナルト 君 ? ( キバ ) よっ しゃ ~ ! 俺 だって … 。 ||きみ||||おれ|

キバ 君 。 |きみ

( 縄 を かむ 音 ) ( ヒナタ ) あっ 。 なわ|||おと||

赤 丸 君 。 あか|まる|きみ

う っ … 。

う ~ … 。 う ~ … 。

( ヒナタ ) 《 もう 少し 》 ||すこし

こん の ~ !

( ヒナタ ) 《 切れ た ! 》 |きれ|

( 赤 丸 の 鳴き声 ) あか|まる||なきごえ

守護 八 卦 。 しゅご|やっ|け

六十四 掌 ! ろくじゅうし|てのひら

( 鳴き声 ) なきごえ

では 手はず どおり に 行 こ う か 。 |てはず|||ぎょう|||

キバ ! ( 偽 キバ ) おう 。 |ぎ||

( アガリ ) ヒナタ ! ( 偽 ヒナタ ) はい 。 ||ぎ||

( アガリ ) ナルト 。 ( 偽 ナルト ) 分かって る って ば よ 。 ||ぎ||わかって||||

( ヒナタ ) う っ … あっ … 。 ヒナタ ?

大丈夫 か ? だいじょうぶ|

あっ あぁ … 。

えっ ? 何 だ ? |なん|

お ~ い ヒナタ ~。

気絶 する 前 に 縄 切って くれよ ~。 きぜつ||ぜん||なわ|きって|

( 鳴き声 ) なきごえ

うん 。

外 の 連中 は い なく なった よう だ な 。 がい||れんちゅう|||||||

ここ は もう もち そう に ねえ な 。

早い とこ 脱出 し た ほう が よ さ そう だ 。 はやい||だっしゅつ||||||||

( ほえ 声 ) ん ? |こえ|

( キバ ) これ は … 。 埋蔵 金 の 箱 だ ! |||まいぞう|きむ||はこ|

( キバ ) ほっとけ ! どうせ 偽物 だ 。 |||にせもの|

何 か わな が 仕掛け て ある かも し ん ねえ ぞ ! なん||||しかけ|||||||

でも よ これ 持って 帰 ん の が 俺 たち の 任務 だ し |||もって|かえ||||おれ|||にんむ||

もしかしたら 本当 に |ほんとう|

埋蔵 金 が 入って っ かも しん ねえ って ば よ 。 まいぞう|きむ||はいって|||||||

( ヒナタ ) 《 白 眼 》 |しろ|がん

( ヒナタ ) 中 は 空 みたい 待って 紙 が 入って る 。 |なか||から||まって|かみ||はいって|

起爆 札 じゃ ねえ の か ? きばく|さつ||||

危険 な もの じゃ な さ そう だ けど … 。 きけん||||||||

ん じゃ ま ぁ … 一応 持って く か 。 ||||いちおう|もって||

おいおい わざわざ そんな もの … 。

( ヒナタ ) で も 偽者 と 見分ける の に いい 目印 に なる かも 。 |||にせもの||み わける||||めじるし|||

なるほど 。

赤 丸 本物 の 俺 の 目印 は お前 だ から な 。 あか|まる|ほんもの||おれ||めじるし||おまえ|||

離れる ん じゃ ねえ ぞ 。 ( 赤 丸 の ほえ 声 ) はなれる|||||あか|まる|||こえ

時間 が ねえ 俺 と 赤 丸 の 牙 通 牙 で 行く 。 じかん|||おれ||あか|まる||きば|つう|きば||いく

しっかり つい て こい よ 。

う … うん 。

獣 人 分身 。 けだもの|じん|ぶんしん

牙 通 牙 ! きば|つう|きば

あっ 。

大丈夫 か ? ヒナタ 。 だいじょうぶ||

大丈夫 キバ 君 の 後 を ついて いく だけ だ から 。 だいじょうぶ||きみ||あと||||||

大 丈 … あっ 。 だい|たけ|

う わ っ あぁ ~ ! ヒナタ ?

( キバ ) ヤッホ ~ ! ( 赤 丸 の 鳴き声 ) ||あか|まる||なきごえ

お ~ い って ば 大丈夫 か よ ? ||||だいじょうぶ||

あっ ナルト 君 う っ … 。 ||きみ||

う っ … 。

足 が 痛む の か ? ( ヒナタ ) キバ 君 。 あし||いたむ|||||きみ

お前 さ ぁ 足 が 痛い ん なら 先 に 言え って ば よ 。 おまえ|||あし||いたい|||さき||いえ|||

迷惑 かけ ちゃ いけ ない と 思って 。 めいわく||||||おもって

そりゃ かえって 迷惑 だって ば よ 。 ||めいわく|||

ごめんなさい 。

案外 これ が 俺 ら の チーム の 弱点 かも しれ ねえ な 。 あんがい|||おれ|||ちーむ||じゃくてん||||

あ ? ハッ !

ヒナタ は 俺 たち に 気 を 遣い 過ぎ 。 ||おれ|||き||つかい|すぎ

俺 と ナルト は ストレート に 言い過ぎ て おれ||||すとれーと||いいすぎ|

ケンカ に な っち まう 。 けんか||||

言わ れ て み れ ば … 。 いわ|||||

そこ ん とこ 少し 意識 し て 任務 に 当たれ ば |||すこし|いしき|||にんむ||あたれ|

俺 ら 結構 いい チーム に なる かも し ん ねえ ぜ ? おれ||けっこう||ちーむ|||||||

分かった って ば よ 。 わかった|||

やって みる 。

よし じゃあ 俺 と ナルト は あいつ ら を 追いかける 。 ||おれ|||||||おいかける

ヒナタ お前 は 後 から 来い 。 |おまえ||あと||こい

足 ケガ し てん だ から 無理 す ん な 。 あし|けが|||||むり|||

分かった 。 いい か ? わかった||

ヒナタ は 足 ケガ し てん だ から よ 後 から 追って こい よ な 。 ||あし|けが||||||あと||おって|||

だから それ 今 言った ろ ! ||いま|いった|

あぁ ? そう だ っけ ?

うん ありがとう 。

行く ぞ ! ナルト 。 う お っ … 。 いく|||||

( ヒナタ ) 《 私 も 急が なきゃ 》 |わたくし||いそが|

( 偽 ナルト ) たっ だい ま ~ ! ぎ||||

( イズモ ) お っ 戻った か ナルト 。 |||もどった||

( あくび )

( キバ ) チッ ! 追いつ け なかった か 。 ||おいつ|||

ナルト キバ 。

今 俺 が 来 なかった か ? あ … ああ 。 いま|おれ||らい||||

そい つ って ば 偽者 だ ! ||||にせもの|

何 だって ? ( コテツ ) だ が 犬 は 何 も … 。 なん|||||いぬ||なん|

( キバ ) そい つ は 忍 犬 の 鼻 でも 嗅ぎ分け られ ねえ ん だ よ ! ||||おし|いぬ||はな||かぎ わけ|||||

赤 丸 も だまさ れ た 。 ( 赤 丸 の ほえ 声 ) あか|まる|||||あか|まる|||こえ

( イズモ ) 大変 だ すぐ に 火影 様 へ 。 ( コテツ ) おう 。 |たいへん||||ほかげ|さま|||

赤 丸 あの アガリ って お っ さん の におい 覚え てる な ? あか|まる|||||||||おぼえ||

( ほえ 声 ) ( キバ ) 追いかけろ ! |こえ||おいかけろ

( シズネ ) 綱 手 様 ! ( 綱 手 ) ん ? |つな|て|さま|つな|て|

( シズネ ) 今 連絡 が 。 |いま|れんらく|

ヘヘッ ! 誰 も 気付か ねえ って ば よ 。 |だれ||きづか||||

油断 す ん じゃ ねえ ぞ 。 ゆだん|||||

まだ 任務 は 終わって ねえ ん だ から な 。 |にんむ||おわって|||||

そう だ これ から が 肝心 だ 。 |||||かんじん|

あっ 誰 か 来る ! |だれ||くる

( ほえ 声 ) |こえ

見つけ た ぜ 偽者 ! みつけ|||にせもの

ぶ っ 飛ばし て やる って ば よ 。 ||とばし|||||

ほう 生き て い た か 。 |いき||||

当ったり 前 だって ば よ 。 あたったり|ぜん|||

( キバ ) 今度 は そっち が 覚悟 する 番 だ ぜ ? |こんど||||かくご||ばん||

何しろ ここ は 俺 たち の ホーム グラウンド だ 。 なにしろ|||おれ|||ほーむ|ぐらうんど|

( 一同 ) フフフ … 。 いちどう|

ホーム グラウンド で 戦って も ほーむ|ぐらうんど||たたかって|

負ける こと は ある って ば よ 。 まける||||||

逃がさ ねえ って ば よ 。 にがさ||||

( 偽 ヒナタ ) あぁ … 。 お前 … あっ ? ぎ|||おまえ|

ヒナタ ?

私 火影 様 に 知らせ て くる 。 わたくし|ほかげ|さま||しらせ||

ナルト 君 は 偽者 を 追って 。 |きみ||にせもの||おって

ああ 分かった って ば よ … 。 |わかった|||

… って 。

《 よく 考え て みりゃ 本物 の ヒナタ は まだ 来 て ない … 》 |かんがえ|||ほんもの|||||らい||

… って ば よ この 偽者 が ! ||||にせもの|

あ ~ ! ぶ っ は !

何 で は … 。 なん||

ヒナタ に 何 する ん だって ば よ 。 ||なん|||||

《 これ じゃ まるで 俺 が 偽者 みたい だって ば よ 》 |||おれ||にせもの||||

( キバ ) ナルト ! え ?

何 やって ん だ よ ? あの それ が … 。 なん|||||||

こいつ 偽者 だって ば よ ! |にせもの|||

え ~ ! ?

観念 し な 偽者 ! かんねん|||にせもの

いや ち ょっ … ま … 待って あっ 。 ||||まって|

( キバ ) って お前 も 偽者 だ ろ う が ! ( 偽 キバ ) う っ … ぶ ほっ ぐ っ … 。 ||おまえ||にせもの|||||ぎ|||||||

姿 形 や におい は コピー でき て も すがた|かた||||こぴー|||

忍術 まで は コピー でき ねえ だ ろ ! にんじゅつ|||こぴー||||

行く ぜ ! 赤 丸 。 ( 赤 丸 の ほえ 声 ) いく||あか|まる|あか|まる|||こえ

通 … 牙 ? つう|きば

気絶 ? ウッソ だ ろ ? きぜつ|||

殴った だけ で 術 も 使って ねえ ぞ 。 なぐった|||じゅつ||つかって||

そう いえ ば … 俺 も 派手 に ぶ っ 飛ばさ れ た けど |||おれ||はで||||とばさ|||

全く 効か なかった って ば 。 まったく|きか|||

おい ! 里 を めちゃくちゃ に する ん じゃ ねえ の か ? |さと|||||||||

て め ぇ ら てんで 弱 ぇ じゃ ねえ か 。 |||||じゃく||||

( 偽 ナルト ) クソ ! お っ 。 ぎ||くそ||

偽 の ヒナタ は 俺 が 捕ま えっ から お前 は お前 を 何とか しろ ! ぎ||||おれ||つかま|||おまえ||おまえ||なんとか|

俺 は 任せろ ! おれ||まかせろ

( キバ ) 待て ! ( 赤 丸 の ほえ 声 ) |まて|あか|まる|||こえ

待て って ば よ ~。 まて|||

( サクラ ) ちょっと 欲張って 借り 過ぎ ちゃ った かな 。 ||よくばって|かり|すぎ|||

( 偽 ナルト ) ど わ ~ ! ぎ|||

ちょっと ナルト ~ !

あんた ね ~ !

ブッ ハッハッハ … !

バッカ で ~ !

ケツ が 重く て 尻もち つき や がった ~ ! ||おもく||しりもち|||

アッハハ ~ ! あ ブ ~ ス ! ブ ~ ス !

ナッハッハッハ … !

この デコ 女 ! ||おんな

ん ~~。

今度 会ったら ぶ っ 飛ばす 。 こんど|あったら|||とばす

絶対 ! ぶ っ 飛ば ~ す ! ぜったい|||とば|

サクラ ちゃん そこ ど い て ! さくら|||||

ナルト ~ !

ぶ っ 飛ば ~ す ! ||とば|

《 な … 何で ? 》 |なんで

うりゃ ~ !

あれ ?

あっ ち に 走って いった ナルト が 何で こっち から 来る の ? |||はしって||||なんで|||くる|

は ~ わ ~

( アヤメ ) 出前 行って くる ね 。 |でまえ|おこなって||

( テウチ ) おう ! 気 ぃ 付け て な 。 ( アヤメ ) あぁ ! ||き||つけ||||

( テウチ ) どう し た ? 大丈夫 か ? アヤメ 。 ||||だいじょうぶ||あやめ

う … うん ナルト 君 が いきなり 飛 ん で き て 。 |||きみ|||と||||

何 ? なん

( テウチ ) ナ ~ ル ~ ト ~ !

よく も うち の 娘 を … 。 ||||むすめ|

な … 何 ? |なん

お 父さん 私 は 大丈夫 だ から 。 |とうさん|わたくし||だいじょうぶ||

いや お前 は 少し 休 ん どけ 。 |おまえ||すこし|きゅう||

出前 は 責任 を 取って ナルト に 行って もらう 。 でまえ||せきにん||とって|||おこなって|

え ~ ! でも … でも ね 俺 … 。 ||||おれ

断ったり し たら たったり||

二 度 と うち の ラーメン は 食わさ ねえ 。 ふた|たび||||らーめん||くわさ|

えっ 。

出前 なんか し てる 場合 じゃ ねえ って の に ! でまえ||||ばあい|||||

出前 終わった って ば よ ! ( テウチ ) おう ! ご 苦労 ! でまえ|おわった|||||||くろう

どこ に 行 っち まっ た ん だ よ 俺 の 偽者 ~ ! ||ぎょう|||||||おれ||にせもの

ぬ お ~ !

あぁ … 。

( キバ ) こいつ も 弱かった なぁ 。 |||よわかった|

キバ 君 やめ て 許し て … 。 |きみ|||ゆるし|

ナルト に なら 通用 し た かも しれ ねえ が |||つうよう||||||

俺 は そう いう お 涙 頂 戴 は おれ|||||なみだ|いただ|たい|

嫌い な ん だ よ ! きらい||||

あっ … 。

こいつ ら 本気 で 里 を 襲う 気 だった の か よ 。 ||ほんき||さと||おそう|き||||

どこ だ ? 偽者 出 て こ ~ い ! ||にせもの|だ|||

コラ ~ !

( 男性 ) コラ ! ん ? だんせい||

えっ と … も しか して 俺 ここ に 来 た ? |||||おれ|||らい|

( 男性 ) ああ 来 た よ 。 だんせい||らい||

さっき 食った 分 全額 払って いって もら お う か ? |くった|ぶん|ぜんがく|はらって|||||

あん に ゃ ろ ~ !

♪ ~

♪ ~

はい 。

♪ ~

あぁ … 。

♪ ~

人 の 顔 で 食い 逃げ ばっ か し や が って 。 じん||かお||くい|にげ||||||

あの 偽者 。 |にせもの

里 じゃ なく て さと|||

俺 の 信用 を めちゃくちゃ に し てる って ば よ 。 おれ||しんよう||||||||

えっ ? まさか … 。

あ ~

あぁ … 俺 の 取って置き の スペシャル 忍 道 ラーメン 炎 の 純情 編 が ! |おれ||とっておき|||おし|どう|らーめん|えん||じゅんじょう|へん|

あ ~ !

許さ ねえ 絶対 許さ ねえ って ば よ 。 ゆるさ||ぜったい|ゆるさ||||

多重 影 分身 の 術 ! たじゅう|かげ|ぶんしん||じゅつ

おりゃ ~ ! お ~ り ゃ ~ !

どこ だ ~ ! どこ だ ~ !

偽者 ~ ! 偽者 どこ だ ~ ! にせもの|にせもの||

どこ だ ? 出 て こ ~ い ! ||だ|||

偽者 ぶ っ 殺 ~ す ! にせもの|||ころ|

( 偽 ナルト ) 代金 は 後 で 俺 が 払う から ! ぎ||だいきん||あと||おれ||はらう|

捜せ 捜せ ! さがせ|さがせ

い た ~ !

( 偽 ナルト ) えっ ? ぎ||

( 偽 ナルト ) ど わ っ ! ぎ||||

うりゃ ~ !

いたい た ! お前 か ? お前 か ? お前 か ? ||おまえ||おまえ||おまえ|

お前 か ? お前 な ん じゃ ねえ の ? おまえ||おまえ|||||

みんな ! 落ち着け って ば よ 。 |おちつけ|||

偽者 は 背中 に 千 両 箱 を しょ って ねえ って ば よ 。 にせもの||せなか||せん|りょう|はこ|||||||

お前 じゃ なく て … お前 で も ない 。 おまえ||||おまえ|||

言わ れ て み れ ば … 。 いわ|||||

そう だ ! そう だって ば 。

それ じゃあ … 。

あいつ だ !

ゲッ ! う わ っ だ ~ !

( 殴る 音 ) なぐる|おと

( キバ ) 結局 こい つら 全然 大した こと なかった なぁ 。 |けっきょく|||ぜんぜん|たいした|||

なぁ こい つら ホント に 大 蛇 丸 の 手下 な の か ? |||ほんと||だい|へび|まる||てした|||

さ ぁ な 詳しい こと は 火影 様 が 調べ て くれる さ 。 |||くわしい|||ほかげ|さま||しらべ|||

った く ! あ ~ 疲れ た 。 |||つかれ|

こいつ し ょい っぱなし で 肩 が 凝 っち まっ た ぜ ぇ 。 |||||かた||こ|||||

( ほえ 声 ) ( キバ ) あっ ? |こえ||

あっ ? ( ヒナタ ) ナルト 君 キバ 君 。 |||きみ||きみ

( キバ ) お っ 本物 の ヒナタ も 帰って き た な 。 |||ほんもの||||かえって|||

お ~ い ヒナタ !

こっち だって ば よ 。

ナルト 君 ! |きみ

( ヒナタ ) 《 箱 を 背負って ない 。 |はこ||せおって|

じゃ この ナルト 君 は … 》 |||きみ|

( ヒナタ ) 《 偽者 》 |にせもの

( ヒナタ ) 《 柔 拳 ! 》 |じゅう|けん

か ぽっ … 。

( キバ ) あ ~ あ ナルト の ヤツ かわいそう に 。 |||||やつ||

( 赤 丸 の 鳴き声 ) あか|まる||なきごえ

( ナルト ・ キバ ・ ヒナタ ) え ~ !

試験 ? しけん

今回 の 任務 は ナルト 君 たち 3 人 の こんかい||にんむ|||きみ||じん|

チームワーク を 見る ため の 試験 だった ん です 。 ||みる|||しけん|||

( 綱 手 ) 忍 と いう の は 任務 の 性質 や 状況 に 応じ て つな|て|おし|||||にんむ||せいしつ||じょうきょう||おうじ|

いろいろ な 相手 と チーム を 組む こと が ある 。 ||あいて||ちーむ||くむ|||

その とき 特定 の 相手 が 一緒 だ と ||とくてい||あいて||いっしょ||

失敗 する と いう よう な こと で は 困る の だ 。 しっぱい|||||||||こまる||

そこ で 最初 は 簡単 な 任務 を 与え て おい て ||さいしょ||かんたん||にんむ||あたえ|||

途中 で 里 の 危機 に 関わる 出来事 が 発生 する よう に し た 。 とちゅう||さと||きき||かかわる|できごと||はっせい|||||

その とき チーム で 対処 できる か どう か を 見 た ん だ 。 ||ちーむ||たいしょ||||||み|||

そう だった ん だ … 。 ひ っ で ぇ 。

一 歩 間違え てりゃ 俺 たち 死 ん で た ぜ 。 ひと|ふ|まちがえ||おれ||し||||

フフフ … 。

大丈夫 綱 手 様 から だいじょうぶ|つな|て|さま|

あなた たち の こと は 詳しく 聞い て まし た から ね 。 |||||くわしく|ききい|||||

しくじって も ケガ を する 程度 に なって い た ん です 。 ||けが|||ていど||||||

( 綱 手 ) 今回 は 赤 丸 と いう 忍 犬 が い た から つな|て|こんかい||あか|まる|||おし|いぬ||||

におい で 敵 が 判別 でき ない よう ||てき||はんべつ|||

顔 映し の 秘伝 忍術 を 持つ 祁答院 一族 の 手 を 借り た 。 かお|うつし||ひでん|にんじゅつ||もつ|けどういん|いちぞく||て||かり|

で どう だった ? この 3 人 は ? ||||じん|

( アガリ ) そう です な … 。

途中 まで は バタバタ し て とちゅう|||||

どう なる こと か と 思って おり まし た 。 |||||おもって|||

… が 合格 と し て おき ま しょ う 。 |ごうかく|||||||

結果 的 に は われわれ 全員 を 捕まえ た の です から 。 けっか|てき||||ぜんいん||つかまえ||||

は ぁ … 。

あっ そう だ 。 ( アガリ ) それ は ?

一応 これ 持って くん の が 俺 たち の 任務 だった から 。 いちおう||もって||||おれ|||にんむ||

これ で 任務 完了 だって ば よ 。 ||にんむ|かんりょう|||

わざわざ 持って こ ん でも 。 |もって|||

いやいや この 中 に は ||なか||

綱 手 様 に 渡さ なけ れ ば なら ない 大切 な もの が 入って いる の です 。 つな|て|さま||わたさ||||||たいせつ||||はいって|||

( 偽 ナルト ) あば よ ナルト 元気 で な 。 ぎ|||||げんき||

そっち こそ な 。

じゃあ な 。

おう 。

あいつ ら ずっと あの まま な の か ?

( キバ ) 何 日 か たつ と 自然 に 自分 本来 の 顔 に 戻る ん だ と よ 。 |なん|ひ||||しぜん||じぶん|ほんらい||かお||もどる||||

そ っか 。

( 綱 手 ) こ … これ は … 。 つな|て|||

今回 の 訓練 の 請求 書 だ と ? こんかい||くんれん||せいきゅう|しょ||

あいつ 喜んで 協力 する なんて 言って た くせ に |よろこんで|きょうりょく|||いって|||

こんなに 払 える か よ 。 ( シズネ ) は ぁ … 。 |はら||||||

せちがらい 世 の 中 です ね ~ 。 |よ||なか||

( 綱 手 ) 《 あたし の 名 は 綱 手 。 つな|て|||な||つな|て

悩み は 一 向 に 減ら ない 借金 》 なやみ||ひと|むかい||へら||しゃっきん

と いう か 増え て ます ね 。 |||ふえ|||

( 綱 手 ) 火影 に なんか なる ん じゃ なかった ~ ! つな|て|ほかげ||||||

♪ ( エンディングテ ー マ )

♪ ~

♪ 風 が 吹 い て 痛い かぜ||ふ|||いたい

♪ 消え ない 想い きえ||おもい

♪ 何 を 持って行 こ う か なん||もってい|||

♪ 集め て ひと つ あつめ|||

♪ 二 度 と ない 二 度 と ない ふた|たび|||ふた|たび||

♪ 捨てる なんて 馬鹿 みたい すてる||ばか|

♪ 無邪気 に なって イメージ むじゃき|||いめーじ

♪ ~

♪ きっと それ は 終わら ない |||おわら|

♪ ~

♪ きっと それ は 終わら ない |||おわら|

♪ ~

♪ 愛 の 胸 焦がせ あい||むね|こがせ

♪ 千 の 夢 渡れ せん||ゆめ|わたれ

♪ 縦横無尽 駆け て じゅうおうむじん|かけ|

♪ 手 に 掴む 世界 て||つかむ|せかい

♪ 雲 が ちぎれ て くも|||

♪ 日 が また 落ち て ひ|||おち|

♪ ひと り の パレ ー ド が 動きだす |||||||うごきだす

♪ 冒険 吉日 心拍 上昇 ぼうけん|きちじつ|しんぱく|じょうしょう

♪ 明暗 遭遇 生命 相愛 めいあん|そうぐう|せいめい|そうあい

( 自 来 也 ) 〈 ぬ お ~ ! ないない な い ない … あれ を どこ やった ? ナルト ! 〉 じ|らい|や|||||||||||

〈 ああ あれ なら 俺 が 書 い た って ば よ 〉 |||おれ||しょ|||||

( 自 来 也 ) 〈 書 い た ? 〉 〈 で 飛脚 忍者 に 渡し とい た 〉 じ|らい|や|しょ||||ひきゃく|にんじゃ||わたし||

( 自 来 也 ) 〈 渡し た ? 〉 〈 だから きょう 中 に は じ|らい|や|わたし||||なか||

相手 に 届く はず だって ば よ 〉 あいて||とどく||||

( 自 来 也 ) 〈 バカ 者 ! このまま で は わし の 作家 生命 が 〉 じ|らい|や|ばか|もの||||||さっか|せいめい|

〈 そんな こと より 修業 始めよ う ぜ 〉 |||しゅぎょう|はじめよ||

( 自 来 也 ) 〈 シャ ラップ ! 来い ! ナルト じ|らい|や||らっぷ|こい|

何と して も あれ を 取り戻す ぞ ~ ! 〉 なんと|||||とりもどす|

( 鳥 の 鳴き声 ) ちょう||なきごえ

( 鳴き声 ) なきごえ