Naruto Episode 195
♬ 掻き鳴らせ 存在 を ここ に いる と …
♬ 新たな 旅 が 今 始まる
♬~
♬ 変わり 行く 季節 の 中 を
♬ 生き抜く 度 に 僕ら
♬ 知恵 と 強 さ を 手 に 入れた けど
♬ ( just looks like a survival game )
♬ 流れて く 時間 の 中 に
♬ 置き去り に した 思い を
♬ 忘れた 事 すら 忘れて いた
♬ 崩れ かけた 時 孤独 を 知って
♬ 出会えた 僕ら 一 人 じゃ ない
♬ 曝け出せ 感情 を 万 丈 の 思い を
♬ 涙 目 が 運命 を 変えて 行く
♬ 闇 に 打ち鳴らせ 鼓動 を
♬ きっと 会える よ
♬ 同じ 痛み の 旗 の 下 で
♬~
♬~
( 綱 手 ) ん ~… 。
( ナルト ) なぁ … 綱 手 の ばあちゃん 。
俺 って ば そんなに … 。
( 綱 手 ) ん ん … 。
そ … そう いえば 近頃 だるく って さ 。
術 の 失敗 も 前 より 多く なった し 。
それ に 何より も … 。
一 楽 の ラーメン 大盛り 5 杯 以上 食え ねえ んだ 。
俺 って ば も しか して や ば ~ い 病気 な の か ?
なぁ 言って くれ ! 覚悟 は できて る って ば よ !
( 綱 手 ) お前 は 健康だ 。 え ?
あ ~!
それ って ば ゲジマユ の カルテ じゃ ねえ か 。
( 綱 手 ) 近頃 定期 検診 を サボって いる 。
連れて きて くれ 。 え ? いや でも 俺 の は ?
( 綱 手 ) 頭 が 悪い 以上 。 ➡
さっさと 行く ! あ ~! タタ … 痛い … 。
( サクラ ) わ ぁ ! 服 着ろ ばか ! はい !
った く … 。
( テンテン ) あっ どう だった ?
いや ~ バッチ 健康 優良 児 だって ば よ 。
( ネジ ) フン 見れば 分かる 。
何 だ ありゃ 。 ( テンテン ) 何 か ご機嫌斜め ね 。
ふ ~ ん 。
あ ~ それ よか さ ゲジマユ 見 なかった か ?
居場所 なら 知って る わ よ 。
( テンテン ) 近頃 は いつも ここ 。 へ ぇ ~ 。
( リー )2,954 … 。 ➡
2,955 … 。 ➡
2,956 … 。 ➡
2,957 … 。 ➡
2,958 … 。
す ん げ ぇっ てば よ 。
忍者 を やめ なきゃ な ん ねえ ような ケガ で 手術 まで した のに さ 。
( リー ) < うわ ~!>
ゲジマユ ! ( テンテン ) リー !
ゲジマユ 。 ( リー ) ハァ … 。
リー 。
何でも … あり ませ ん 。
定期 検診 に 連れて こい って ➡
綱 手 の ばあちゃん に 言わ れて 来た んだ けど 。
( リー ) あ … うっかり して い ました 。
最近 調子 が いい もの です から つい … 。
そう は 見え ない けど ?
しばらく 休み を 取れ 。
任務 も 修業 も 禁止 だ 。 ( リー ) え … 。
( 綱 手 ) 経 絡 系 に ダメージ が 蓄積 して いる 。 ➡
一 度 は 忍者 を 諦め なければ なら ない ほど の ➡
大 ケガ を 負った 身 だ ぞ 。
( リー ) 自分 ルール な んです 。
( 綱 手 ) 自分 ルール ? ( リー ) はい 。 ➡
初心 を 忘れ ず 努力 して いる かぎり ➡
僕 は 忍者 で いら れ 続ける って !
分かった 。 ➡
任務 から は しばらく 外す が 修業 は 認めよう 。 ➡
しかし 無理 は する な 。
はい ! ( 綱 手 ) 特に !➡
裏 [ 外 :9 A 4 D 3 B 93 F 5 ABFF 78 DA 43 BEB 12 CF 7 F 1 BE ] 華 は 禁じ手 と する 。 ➡
いい な ? ( リー ) はい 。
あっ ゲジマユ どう だった ?
は ? どうした ん だって ば よ おい !
悪い 結果 だった んだ わ 。
あの 様子 だ と 相当 ね 。
相当 って 相当な の か ? ええ 。
きっと 相当 よ 。
相当 ?
≪ ( ガイ ) 何 を 落ち込んで いる リー 。
( リー ) ガイ 先生 。 ( ガイ ) 診察 結果 は 聞いた ぞ 。
修業 の 許可 は 下りた んだ ろ ? ( リー ) はい 。
しかし 裏 [ 外 :9 A 4 D 3 B 93 F 5 ABFF 78 DA 43 BEB 12 CF 7 F 1 BE ] 華 を … 。
あの 日 お前 は そこ で 泣いて いた 。
< 努力 を 続けて きた お前 の 手術 は ➡
必ず 成功 する 。 ➡
きっと 天国 の 未来 を 呼び寄せる 。 ➡
万が一 いや ➡
1兆 分 の 1 失敗 する ような こと が あったら ➡
俺 が 一緒に 死んで やる >
( ガイ ) < お前 に 会った 時 から 俺 の 忍 道 は ➡
お前 を 立派な 忍者 に 育てる こと だった >
< 約束 だ >
( ガイ ) 俺 を 信じて 手術 を 受け 成功 した 。 ➡
ならば もう 一 度 俺 を 信じろ 。
もし 裏 [ 外 :9 A 4 D 3 B 93 F 5 ABFF 78 DA 43 BEB 12 CF 7 F 1 BE ] 華 が 使え ない なら ➡
それ を 超える 技 を 努力 で 身 に 着けろ 。 ➡
お前 の 努力 の 前 に 限界 など ない 。
先生 !
お前 は 努力 の 天才 な のだ 。
( リー ) はい !
( ガイ ) よし ! 久しぶりに 稽古 を つけて やる 。
アカデミー の 道場 へ ダッシュ だ ! ( リー ) お 願い し ます !
( ガイ ) 10 秒 以内 に 到着 し なかったら ➡
腕 立て 500 回 だ ! ( リー ) はい !
やはり 10 秒 は 無謀でした ね 。
ハハハハ … それ も … また よし 。
( リー ) 《 500 …》
ハァ ハァ ハァ … 。
久しぶりです この におい 。
♬~
あの 子 は ? ( ガイ ) ヤグラ だ 。 ➡
ここ に 来て 1 週間 に なる 知り合い に 頼ま れて な 。 ➡
忍者 の 適性 が ある か どう か 調べて いる んだ 。
ヤグラ 君 です か 。
( リー ) なかなか やり ます ね 。 ( ガイ ) ああ 天性 の もの が ある 。 ➡
教えた こと を ➡
まるで 砂地 が 水 を 吸い込む ように 覚えて いく 。
( ヤグラ ) あ … ロック ・ リー さん です ね ?
あ … はい 。
( ヤグラ ) すばらしい 術 を お 持ちだ そうです ね 。 ➡
お うわさ は 先生 から 伺って おり ます 。
いや ~ それほど でも 。
アハハハ ! てれる な こら 。
( ヤグラ ) ガイ 先生 。 ( ガイ ) ん ?
兄 弟子 に ぜひ 稽古 を つけて いただき たい のです が 。
よし 始め 。 ( リー ) え ?
ガイ 先生 。
どうせ 稽古 する つもりで 来た んだ 。
まずは 後輩 に 胸 を 貸して 軽 ~ く ウオーミングアップ だ 。
は ぁ … 。
( ガイ ) まだ 入って きた ばかりの ひよっこ だ 。 ➡
ケガ を さ せ ん 程度 に な 。 ( リー ) はい 。
ゲジマユ の ヤツ ➡
何 だって アカデミー の 道場 なんか に 。
だって 相当な んだ ろ ? なぁ ?
( テンテン ) ええ 相当 相当 よ 。
あっ … 。 あ … 。
未熟 者 です が どうぞ よろしく お 願い いたし ます 。
あ … こちら こそ 。
よろしく お 願い し ます 。
( ガイ ) ハハハハ …!➡
リー も ヤグラ も 礼 を 尽くし ➡
全力 ど根性 パワー を 互いに ぶつけ合う のだ 。
それ が 友情 だ それ が 青春 な のだ !
行く ぞ ! ファイト !
( リー ) 《 速い 》 ( ヤグラ ) 見せて もらう 。
マイト ・ ガイ が たたき込んだ その 体 術 の 奥義 。
( リー ) 《 何て パワー だ 》
は ぁっ !
( リー ) 《 一つ一つ の 技 が 重い 。 ➡
受けて る 余裕 は ない 》
木 ノ 葉 旋風 !
( ヤグラ ) 《 上 へ の 逃げ道 を 封じ 下段 を 打ち込む 。 ➡
しかし …》
木 ノ 葉 旋風 が 破れた 。
あぁ ~!
やめ ! それ まで !➡
リー 大丈夫 か ? ( リー ) あぁ !
くっ … 。
しっかり しろ ゲジマユ !
今 の は 何 だって ば よ ?
交差 法 。
( ガイ ) 相手 の キック を 肘 と 膝 で 同時に 挟み 込んで 受け ➡
骨 を へし折る 荒 技 。
一体 どこ で 覚えた ? ヤグラ 。
そんな つもり じゃ … 。
とっさに 体 が 動いて しまって 。 ➡
ごめんなさい リー 先輩 大丈夫です か ?
あ … 。
( ガイ ) 重 り を して い なければ リー の くるぶし が 潰さ れて いた 。
すばらしい 技 です さ ぁ 稽古 を 続け ましょう 。
きょう は ここ まで だ 病院 へ 行って 脚 を 診て もらおう 。
いえ 全然 平気です くっ … 。
大体 ゲジマユ の 容体 は ➡
定期 検診 で 相当 だって 分かった んだ ろ ? 相当 。
何 が 相当だ ? だって … 。
な っ 相当な んだ よ な ? たぶん 相当 。
( ヤグラ ) 《 重 り を 着けて あの 動き を 》 ( ガイ ) 何 が 相当な んだ !
幸い 骨 に 異常 は ない わ 。
はい 。
( リー ) あの … 修業 は いつ から ?
何 言って る んです か しばらく は 絶対 安静 。
アキレスけん が 無事だった の が 不思議な くらい な んです から 。
≪ お前 が 相当 なんて 言う から …。
相当 … 具合 が 悪い の か って 勘違い した って ば よ 。
( テンテン ) だって …➡
暗い 顔 で 診察 室 から 出て くるんだ もん 。
そう 思っちゃ うわ よ 。
ん ~… 確かに 元気な いよ な 。
アカデミー に も 入って ない 見習い なんか に やられ ち ま うし 。
見習い に ? リー が か ?
ええ まだ 体 術 習って 1 週間 の 子 よ 。
それにしても す ん げ ぇ 技 だった よ な 。
え ~ っと … あれ … あの … 。
交差 法 。 そう それ !
あれ を とっさに 出せる なんて 天才 。
リー が 落ち込ま なければ いい んだ けど 。
そんな こと で 落ち込む ような ヤツ なら ➡
リー は とっくに 忍 を やめて いる 。 ➡
アカデミー 時代 リー に は 忍術 の 才能 も ➡
幻 術 の 才能 も ない と 言わ れて いた 。 ➡
フン 俺 だったら とっくに 諦めて いた だろう 。 ➡
しかし リー は 努力 と 根性 だけ で あそこ まで に なった 。 ➡
ケガ さえ 治れば 天 賦 の 才能 だけ の ヤツ など ➡
すぐに 追い越す 。 ( テンテン ) そう ね 。
だ な 。 ( テンテン ) でも … 。
肉体 を 酷使 し すぎる と ➡
故障 続き の ポンコツ に なっちゃ う こと も ある … 。
ゲジマユ の こと そんなふうに 言う な !
( テンテン ) あぁ ハハ … 冗談 よ 口 が 滑った だけ よ 。
あの な 冗談 でも 言う なって ば よ 。 ポンコツ … 。
( テンテン ) 分かった 分かった って ば 。 ➡
でも ホント 私 たち リー に は 感謝 して る んだ 。
え ? 感謝 ?
そう 感謝 。
( ガイ ) < よ ~ し ! きょう は お前たち に ➡
自分 ルール と いう もの を 教えて やる >
< 自分 ?> ( テンテン ) < ルール です か ?>
< は ~ い ! はい は いはい !➡
僕 に 教えて ください ! ぜひ 僕 に ! ぜひ 僕 に !>
< よし いい か すべて の もの に は 法則 と いう もの が あり ➡
それ を 生活 する うえ で 効率 的に 役立てる ため に ➡
人間 は ルール と いう もの を 作り出した 。 ➡
よし きょう は お前たち に いい もの を やる ぞ >
< いい もの ?> ( テンテン ) < です か ?>
( ガイ ) < これ だ !>
< ぬ ぉ ~!>
( ガイ ) < 俺 も 愛用 して いる この タイツ 。 ➡
通 気性 保湿 性 に 優れ ➡
動き やす さ を 追求 し 尽くした 完璧な ライン 。 ➡
修業 の とき に 着る と その 違い が すぐ 分かる 。 ➡
すぐ 癖 に なる 。 ➡
その うち 常に 着て い たく なる であろう >
< は ~ い ! は いはい ! 僕 に 下さい ぜひ ! ぜひ !>
あっ ! それ 俺 も もらった カッコいい よ な あれ 。
え ~ そう な んだ 。
ハハハ … ハハ … 。
もし リー が いて くれ なかったら … 。
《 ハハハハ …!》
《 青春 で ~ す !》 ( ネジ ) 《 根性 です !》
《 みな みはる たろう で ございます 》
( テンテン ・ ネジ ) 《 ちゃ いま ん が な 》 ( ガイ ) 《 ど っひ ぇ ~!》
リー が いて くれて ホントに よかった 。
そう だ な 。
( 綱 手 ) C 級 の 任務 で 不足 も ある だろう が ➡
お前 以外 に 頼む ヤツ が 残って い ない 。
( ガイ ) 任せて ください あっ そうそう 。
1 人 連れて いき たい 者 が いる のです が 。
あっ ヤグラ 君 。
脚 が 治ったら また やり ま … 。
( ヤグラ ) あなた に 稽古 を つけて もらう 必要 は ➡
もう 感じ ませ ん 。 ( リー ) え … 。
( ヤグラ ) 重 り を 着けて いた こと を 差し引いて も ➡
あなた から 盗む もの は 何も な さ そうだ しね 。
盗む って ?
( ヤグラ ) しょせん 努力 だけ で 身 に 着けた 技 など ➡
ガイ 先生 の 悲しい コピー に すぎ なかった って こと です よ 。
何で す と ? ( ヤグラ ) それ が 証拠 に 先生 だって ➡
もう あなた の こと を 見限って いる 。
そんな はず あり ませ ん !➡
ガイ 先生 は 僕 と 約束 して くれ ました 。 ➡
僕 を 立派な 忍者 に 育てる の が 自分 の 忍 道 だって 。
( ヤグラ ) フッ … 。
じゃあ なぜ 任務 に 連れて いって まで ➡
実戦 訓練 を つけて くれる んです か ね 。 ➡
あなた で は なく この 僕 を 。 ( リー ) 君 を ?
( ヤグラ ) フン 残念だ ね 。 ➡
努力 が 天才 に 勝る こと は ない んだ よ 。 ➡
ハッハハハ … 。 ( リー ) 待って ください 。
先生 は 本当に 君 を … 。
そんな … ウソ です 。
( 綱 手 ) フフフフ … おっと と と … 。
( ドア が 開く 音 ) ( シズネ ) 綱 手 様 !
な … 何 だ !?
( シズネ ) 傷ついた ヤグラ が 保護 さ れ ました 。
何 !? ガイ が ついて いて 一体 何 が ?
いえ ヤグラ は 木 ノ 葉 隠れ の 里 に 着く 前 に 襲わ れた そうです 。
じゃあ ガイ に つけた 見習 生 の ヤグラ は ?
( シズネ ) 真っ赤な 偽物 です 。
( 綱 手 ) あ ~… クソ … 。
次 から 次 へ と 面倒 ばっ か 。 ➡
出動 できる の は この 3 人 か 。
( シズネ ) どう し ます か ?
ええ いっ ! ネジ テンテン ナルト 。 ➡
この 3 名 に ガイ と 偽 ヤグラ を 追わ せろ !
はい ! ( 綱 手 ) 待て 。
サクラ に リー を 見張ら せろ 。 ➡
この こと を 知れば あの 体 でも 飛び出して いく だろう 。
( シズネ ) はい 。
ゲキマユ 先生 って ば 確かに こっち に 来た の か ?
間違い ない 目的 地 は さわ の 国 この 森 を 抜けて いく はずだ 。
( テンテン ) もう 1 つ あの 山 を 突っ切って いく 方法 も ある けど ➡
険し すぎる わ 。
( ガイ ) ハハハハ …! ウォ ~ ホホホホ … 。
ハ ~ ハハ ! ヤグラ ついてきて る か ?
( ヤグラ ) はい ガイ 先生 。 ( ガイ ) スピード を 落とす な 。 ➡
山 の 気配 を 読み 次の 一 歩 を 踏み出す のだ 。
( ヤグラ ) はい 。 ( ガイ ) リー なら ここ を ➡
目隠し して 走り抜ける ぞ !
( ヤグラ ) う お っ … うわ ~! ( ガイ ) どうした ? ヤグラ 。
( ヤグラ ) わ ~! ( ガイ ) しまった 。
( ガイ ) ヤグラ ! どこ だ ! ヤグラ ~!
ヤグラ ~!
天才 と は いえ まだ 見習い 期待 し すぎて しまった か 。
ん ? ヤグラ 。 ➡
何 だ そんな 所 に いた の か 。
はっ … 。
クンフー の 修業 用 の 木 人 か 。 ➡
タァッ ! フッ ! サッ !
いや ~ わが 青春 時代 を 思い出す な 。
同じ ような 人形 で 熱き 魂 を 燃え たぎら せた もの だ 。 ➡
思わず 体 が 動いて しまう わ 。
しかし 何 だって こんな 所 に 木 人 が ある んだ ?➡
一体 誰 が … 。
( ガイ ) 《 何の ため に ?》
( ガイ ) は ぁ … 。
でくのぼう に して は 動き は いい が 。
チッチッチッチッ … 。
しょせん は 自動 式 の からくり 人形 と 見える 。 ➡
動き は 全く の ワンパターン おまけに いくら 数 が 多くて も ➡
直径 3.5 m の 範囲 に しか リーチ が 届か ず 攻撃 は でき ない 。
うわ っ !
え ぇ … あなた 動ける のです か !?
( ガイ ) なんと !
なぁ まだ 見え ねえ の か ? ネジ 。
白 眼 を 使って も 足跡 一 つ 見つから ん 。
こんなに 離さ れる はず ねえ って ば よ 。
険し すぎる 山間 経路 を 使う はずな いし 。
( ガイ ) ハハハハ …!
たとえ 動ける ようで も 地べた を はい 回る だけ の ➡
で く 人形 … 。
あなた ! ジャンプ も できる のです か !
( ガイ ) ヒャ ~!
( ガイ ) 何の !➡
ノ ~ ノノノノ … 。
♬~
( ガイ ) こ … これ は なんと … 。
楽しく も 熱き 修業 場 。 ➡
う お ~!
( リー )6,985 … 。 ➡
6,986 … 。 ➡
6,987 … 。 ➡
6,988 … 。 ➡
6,989 … 。 ➡
6,990 … 6,991 … 。
( リー ) 《 修業 に これ で いい と いう 限界 は あり ませ ん 。 ➡
脚 は 使え なくて も 上半身 は 元気な んだ 。 ➡
ガイ 先生 は 僕 の 修業 が 足りない と お 思い な んです 。 ➡
その ため に あえて ヤグラ 君 と 僕 と を 比べて ➡
その 努力 が 足りない こと を 教えて くださった んだ 》
( リー )7,000 … う っ … う ぅ … 。
( リー ) 《 僕 は 信じる ガイ 先生 を 》
( ガイ ) 《 威力 は そこそこ ある 。 ➡
しかし 動き は 単調 。 ➡
… の はずな のだ が 》
( ガイ ) 《 多勢 に 無勢 と いう べき か 。 ➡
このまま で は 切り が ない 》
( 物音 )
( ガイ ) 《 何 だ ? この 音 は 》
何 !?
♬ ( エンディングテ ー マ )
♬~
♬ 星屑 ☆ スチャスチャ 踊る 市松 の 夜 に
♬ 『 あぁ まだ 帰り たく ない 』 と
♬ 口 に は 出せ ない なぁ
♬ 思わせぶり テリー
♬ 愛す べき 顔 に 唾 を ‼
♬ ミスタ ー クリケット
♬ 汗 臭い ステージ の
♬ 上 で 光る トロンボーン の
♬ ピッチ が 段々
♬ 外れて いって いる の も
♬ 気 に なる けど
♬ そんな 事 より この 無い 胸 の
♬ モヤモヤ は さっき 呑 んだ
♬ コーラ の せい かしら ねぇ ?
♬~
♬~
( リー ) 〈 分かって いる つもりでした が すさまじい パワー です ね 〉
( ガイ ) 〈 これほど の 蹴り を 放つ と は ➡
俺 も 全力 を 出さ ざる を えんよう だ 〉
( リー ) 〈 では 僕 も 全力 を 出さ せて いただき ます !〉
( ガイ ) 〈 いい だろう どうせ なら 倒す 気 で 来い !〉
( リー ) 〈 許して ください ガイ 先生 。 ➡
でも 僕 に とって は 今 こそ が …〉
( リー ・ ガイ ) 〈 自分 の 忍 道 を 貫き 守り 通す とき 〉