Naruto Episode 197
♬ 掻き鳴らせ 存在 を ここ に いる と …
♬ 新たな 旅 が 今 始まる
♬~
♬ 変わり 行く 季節 の 中 を
♬ 生き抜く 度 に 僕ら
♬ 知恵 と 強 さ を 手 に 入れた けど
♬ ( just looks like a survival game )
♬ 流れて く 時間 の 中 に
♬ 置き去り に した 思い を
♬ 忘れた 事 すら 忘れて いた
♬ 崩れ かけた 時 孤独 を 知って
♬ 出会えた 僕ら 一 人 じゃ ない
♬ 曝け出せ 感情 を 万 丈 の 思い を
♬ 涙 目 が 運命 を 変えて 行く
♬ 闇 に 打ち鳴らせ 鼓動 を
♬ きっと 会える よ
♬ 同じ 痛み の 旗 の 下 で
♬~
♬~
( ナルト ) へ ぇ ~ この 辺 だいぶ 新しい 家 が 建って る って ば よ 。
( サクラ ) 最近 ちょっと した 建築 ブーム なん だって 。
現場 は どこ も 人手 不足 で ➡
よそ の 国 の 大工 さん と か 使って る みたい よ 。
エヘッ そん くらい 俺 だって 知って る って ば よ 。
( 木づち で たたく 音 ) あ ?
ゲンノウ の じいちゃん !
( ゲンノウ ) お ぉ ナルト 君 !
誰 な の ? 砂 の 国 から 出稼ぎ に 来て る ➡
大工 さん だって ば よ ! ラ ー メン 好き で よく 一 楽 で 会う んだ 。
どう じゃ ? きょう も この あと 。
うん ! アハッ !
( テウチ ) へい お 待ち ! いった だっ き ます !
( ゲンノウ ) はい どうも 。
は ぁ ~! やっぱり 一 楽 の ラーメン は 最高 だって ば よ 。
( アヤメ ) ウフフフ 。 ( テウチ ) ハハハ そうだ ろ そうだ ろ !
す まんが 水 を 。 ( アヤメ ) あっ は ~ い !
プハ ~! ご っそ さん ! 早 っ !
もう 腹 いっぱいに なった の かい ?
いや ぁ それ が まだまだ 。
( ゲンノウ ) じゃあ わし の を やろう 。
ラッキー ! ハハッ ! ちょっと ナルト !
( アヤメ ) この 2 人 いつも こう な の よ 。
まるで 本物 の じいさん と 孫 だ な 。
もう サクラ ちゃん って ば 厳し すぎ だって 。
綱 手 の ばあちゃん や ほか に も いっぱい うるさい ヤツ いっか ら な 。
シノ だ ろ い のだ ろ キバ に カカシ 先生 。
でも やっぱり サクラ ちゃん かな 。 何 よ ナルト !
それ は あんた が いつ だって 悪い から でしょ !
ま ぁま ぁ サクラ ちゃん 抑えて 抑えて ほら しわ が … 。
( 殴る 音 ) あっ 痛い !
( ゲンノウ ) 《 そろそろ 潮時 だ な 》
ゲンノウ の じいちゃん 助けて よ !
♬~
( いびき )
だっ ! 痛 ぁ ~ 。
く っそ … 。
何 だ ? 霧 か ?
まっ どう で も いい けど … 。
♬~
( 暗部 ) ん … 。
♬~
( シズネ ) 綱 手 様 お 休み の ところ 申し訳 あり ませ ん 。
かねて より 暗部 が マーク して いた 男 が … 。
( 綱 手 ) 動いた か ? ( シズネ ) 現在 逃亡 中 です 。
逃亡 中 ?
暗部 を そろえて おいて まだ 捕獲 でき ない の か ?➡
一体 何者 な んだ ?➡
正体 は つかんで いる んだろう な ?
最近 の 手配 書 に は 該当 する 者 が い なかった のです が ➡
古い 手配 書 を 調べ 直して みた ところ … 。
( 綱 手 ) ゲンノウ だ と ?
トラップ 使い の ゲンノウ か ? ( シズネ ) ご存じ でした か ?
もう 相当な 年 の はずだ ぞ 。
最近 名前 を 聞か ない から 引退 した と 思って いた が … 。
まさか 木 ノ 葉 に 潜り込んで いた と は な … 。
( ゲンノウ ) ハァ ハァ … 寄る 年 波 に は 勝て ぬ か 。
( ゲンノウ ) いや さすが 木 ノ 葉 の 暗部 と 言う べき か な ?
( 暗部 1 ) 棟りょう の 家 から 盗み出した もの を 返して もらおう 。
( ゲンノウ ) あんな もの を わし が いつまでも 手元 に 残し とる と 思う たか ?
( 暗部 たち ) な っ … 。
( ゲンノウ ) 長き 忍 人生 ここ ら で 幕 引き に する の も よかろう 。 ➡
木 ノ 葉 の 最期 を この 目 で 見 られ ぬ の は 残念じゃ が な !
( 暗部 2 ) 起爆 札 !? ( 暗部 3 ) 待避 !
( 鳥 の 鳴き声 )
( 鳴き声 )
♬~
( ガイ ) 木 ノ 葉 に 大規模な 攻撃 を もくろんで いる 者 が いる と ?
大工 仕事 の ほか に 図面 を 必要 と する 目的 は ➡
それ 以外 に は 考え られ ませ ん 。
ゲンノウ の 最後 の ことば も それ を 裏付けて い ます 。
あの 図面 の 解読 に は 時間 が かかる はず 。
だが それ を 当て に し 過ぎる の も 危険だ 。
敵 は 今 すぐ に でも 攻めて くる かも しれ ない 。
超 S 級 非常 警戒 態勢 を 発動 する 。 ➡
必要 最低 限 の 者 を 残し ➡
総員 国境 周辺 の 警戒 に 当たれ 。 ➡
国境 を 越えて くる 者 が あれば 総力 を もって これ を たたく 。 ➡
絶対 に 里 に 攻め込ま せる な !
ん ~ いい 天気 だって ば よ 。
≪ ナルト 。 ん ?
あぁ サクラ ちゃん 。
( シカマル ) めん どくせ ぇ 話 っす ね 。
お前 なら やれる と 思う が な 。
だからこそ お前 は 里 に 残した んだ 。
せめて もう 少し 人数 を 回して もらえ ない っす か ?
現状 を 考える と これ 以上 の 人数 は 割け ない んです 。
お前 に とって は 最高の メンツ だ ろ ?
最高 ねぇ 。
霧 ? ゆうべ は 霧 が 出る ような 気象 条件 じゃ なかった けど … 。
ん ~ お っか しい なぁ 夢 だった の か な 。
何 か やけに 人 少なく ねえ ?
私 も そう 思って た ところ 。
この 様子 じゃ 里 に 非常 警戒 態勢 が とら れて る わ ね 。
え ぇ ~!? って マ ~ ジ ~ で ? 気付か なかった って ば よ 。
そんな もん 気付き なさい よ 忍者 な んだ から 。
でも さ でも さ 警戒 態勢 って 里 の 一大事 だ ろ ?
何で 俺 たち に 何の 知らせ も ね えん だって ば よ ?
だから 今 綱 手 様 に こうして 呼ば れて る んでしょ 。
( ノック ) ( シズネ ) どうぞ 。
綱 手 様 ナルト を 連れて き ました 。
あ ? シカマル 。
ハハ ~ さては お前 も のけ者 に さ れた な ?
あぁ ? 何の 話 だ よ ?
別に ~ あっ そうだ シカマル 。
ゆうべ の 変な 霧 な んだ けど さ お前 も 見て ねえ か ?
やめ なさい よ あんた の 夢 だって 。
霧 なんか 出て ねえ よ 。 ほら 言った とおり 。
ありゃ 煙幕 だ 。 煙幕 ?
全員 そろって から 説明 する 。 あ ?
( 綱 手 ) ナルト サクラ 。 ➡
お前たち を 超 S 級 非常 警戒 態勢 から 外した の は ➡
シカマル の 下 で 特別 任務 に 就いて もらう ため だ 。
えっ ? まっ つう こと で ➡
まずは これ から 言う 連中 を 集めて くれ 。
( ナルト ・ サクラ ) ん ~?
♬~
ん ~! ん ~!
ちょっと 落ち着き なさい よ ナルト 。
だって さ 集合 時間 過ぎて る し !
( シノ ) いや 正確に は まだ 20 秒 前 だ 。
♬~
( ネジ ) 来た ようだ 。
♬~
( チョウジ ) あれ ? もう みんな そろって る の ?
( いの ) どう 見て も あんた が いちばん 後 でしょ 。
みんな そろった な ? じゃあ 始め ん ぞ 。 ➡
みんな もう 気付いて る と 思う が ➡
現在 里 で は 超 S 級 非常 警戒 態勢 が とら れて る 。
そもそも の 発端 は … 。
( キバ ) ゆうべ の 煙幕 だ ろ 。 えっ … お前 ら 気付いて た の か ?
当然だ 。 ( シノ ) 蟲 たち が やたら 騒ぐ ので な 。
へ ぇ ~ 僕 は 気付か なかった な 。
あんた ホント いつも 鈍く さい の よ !
《 私 も 気付か なかった … もし かして ➡
ナルト 以下 ‼》
( テンテン ) で あれ って 一体 何 だった の ?
( リー ) 暗部 に 絡んだ 事件 の ようでした ので ➡
じっと して いた んです が … 。
ああ 正解 だ 暗部 が 動いて いた 。
( ヒナタ ) や … やっぱり 。
ゆうべ 遅く の こと だ 。
2 週間 前 から 暗部 が ひそかに マーク して いた 男 が ➡
木 ノ 葉 一 の 大工 の 棟りょう の 家 に 忍び込んだ 。
( シカマル ) そして その 家 の 隠し 金庫 から ➡
里 の 重要 施設 の 図面 を 盗み出して いった 。
( テンテン ) 図面 を ? で 何 が マズ いんだ ?
建物 の 図面 が 盗ま れた だけ だ ろ ?
盗ま れた だけ って … あんた ねぇ 。
( ヒナタ ) ナルト 君 … 。
例えば 里 を 囲む とり で の 図面 が 敵 に 渡った と しよう 。
ん ?
その 図面 を 詳細に 分析 する こと に よって ➡
最も 効率 よく 里 に 侵入 する 方法 が 割り 出せる 。
あっ … 。
綱 手 様 の 館 の 図面 が あった と する 。
それ を 見れば どこ を 通って いけば ➡
綱 手 様 の 部屋 に たどりつける か 分かる 。
万が一 それ が 暗殺 者 の 手 に 渡りゃ … 。
それ って めちゃくちゃ ヤベェ って ば よ 。
ゆうべ の 煙幕 は ➡
その ぬすっと が 逃げる 途中 で ばらまいた もん だ 。
( シノ ) なるほど 。 ( シカマル ) 最終 的に ➡
そい つ は 西 の 森 で 暗部 に 追い詰め られ ➡
口 を 割る 前 に 自爆 した 。
( シカマル ) だ が やっかいな こと に 自爆 した 時 ➡
そい つ は 盗んだ 図面 を 持って なかった んだ 。 ➡
もし その 図面 が すでに 敵 の 手 に 渡って いたら …➡
木 ノ 葉 崩し の 悪夢 の 再現 だ 。 ➡
それ を 防ぐ ため に けさ 超 S 級 非常 警戒 態勢 が とら れた 。
で 残さ れた 俺 たち の 任務 は ?
紛失 した 図面 の 所在 を 調べ 奪い 返す こと ➡
それ が 任務 だ 。
雲 を つかむ ような 話 だ な 。 ( テンテン ) 相手 が たどった ➡
人 や 道 を 捜索 すれば いい って こと じゃ ない ?
ヤツ は かつて は 一流 の トラップ 使い と して 名 を はせた そうだ 。
図面 の 在りか に トラップ を 残して いった 可能 性 も 十分 ある 。
( シノ ) 納得 できる 話 だ な 。
分かった わ あんた の 指示 に 従う わ 。
やって みる って ば よ 。
んじゃ 調査 を 開始 する ぞ 。
死んだ 男 は 数 か月 前 から 里 に 忍び込み ➡
大工 と して 働いて いた そうだ 。
あっ … 。
あっ ! こ … この 人 。
( シカマル ) 名前 は ゲンノウ 。
う … うそ だ ろ 。
こんな の あり え ねえ って ば よ ゲンノウ の じいちゃん は な ➡
一 楽 の ラーメン が 大好きだった んだ ぞ 。
そんな 人 が 木 ノ 葉 の 里 を 潰す ような まね ➡
する わけ ねえ って ば よ 。
あの なぁ 敵 の 里 に 侵入 する ヤツ が ➡
初め から 悪い とこ さらす わけ ねえ だ ろ 。
相手 に 油断 さ せる ため に いい 人間 を 演じる んだ よ 。
ラーメン 好きに 悪い ヤツ は い ねえ !
いや それ は 違う ぞ ナルト 。
チョウジ お前 から も しっかり 言い聞かせて やって くれ 。
「 一 楽 の ラーメン が 好きな ヤツ に 悪い ヤツ は い ない 」 だ 。
チョウジ ! だっ … った く !
ど いつも こいつ も 。
( カンナ ) 盗ま れた 図面 の リスト です 。 ➡
全く 面目 ねえ 大切な 図面 を 。 ➡
綱 手 様 に 顔 向け でき ねえ 。
この 中 で ゲンノウ が 関わった 工事 は ?
( カンナ ) いや それ は 一 つ も 。
でも 棟りょう の 下 で 働いて た んじゃ ?
里 の 安全に 関わる ような 工事 に は ➡
よそ者 は 参加 さ せ や せ ん あの じいさん に 任せた の は ➡
一般 の 住宅 建設 の 現場 だけ です 。
( シノ ) つまり 工事 に 紛れて ➡
トラップ を 仕掛けた 可能 性 は 低い と 。
ああ そう 思う が ね 。
念のため すべて 調べた ほう が いい だろう 。
頼む 。
ヒナタ 様 こちら を お 願い し ます 。
はい 。
僕 も 一緒に 行き ます 。 ( テンテン ) 私 も 。
さっき も 言った が ➡
図面 が まだ 敵 の 手 に 渡って ない 可能 性 も ある 。
逃げる 途中 で どこ か に 隠した と いう こと も 考え られる から な 。
そい つ を 当たる の が 俺 たち の 役目 って わけだ な 。
( シノ ) 承知 した 。
宝 探し の スタート だ 頼む ぞ 赤 丸 。 ( 赤 丸 の ほえ 声 )
( シノ ) 行け 。
♬~
いの と サクラ は じいさん の 死体 の ほう を 見て きて くれ 。
何 か 手がかり が 残さ れて る かも しれ ねえ 。
え ぇ ? あたし たち が ?
分かった わ 。 ( いの ) ん … 分かった わ よ 。 ➡
行けば いい んでしょ 行けば !
( いの ) サクラ あんた ホントに 平気な の ?
平気 も 何も 医療 忍者 を 目指して ん のに ➡
これ ぐらい で ビビ って られ ない でしょ ?
あんた は そう かも しれ ない けど さ 。
さて と 棟りょう ➡
死んだ ゲンノウ って じいさん に ついて 知って る こと を ➡
洗いざらい しゃべって くん ねえ か ?
あの じいさん が 木 ノ 葉 に 来た の は 3 か月 前 の こと で ね 。 ➡
砂 の 国 の 有名な 棟りょう の 紹介 状 を 持って ➡
うち を 訪ねて きた んだ 。 ➡
知って の とおり 今 木 ノ 葉 で は ➡
ちょっと した 建築 ブーム が 起こって る 。 ➡
ま ぁ どこ も 猫 の 手 も 借りた いって 時 だ 。 ➡
うち と して も 人手 が 欲しかった から ➡
すぐに 雇う こと に した 。 ➡
腕 は ま ぁま ぁ 普通だった な 。 ➡
ず ~ っと 雇い たく なる ほど よくも なければ ➡
すぐ クビ に する ほど 悪く も ない 。 ➡
仕事 ぶり も 真面目 人手 が 足りない とき に 雇う に は ➡
うってつけの 人材 だった 。
( カンナ ) だが しばらく して ヤツ の 持ってきた 紹介 状 が ➡
偽物 だって 分かった んだ 。
こいつ が その 紹介 状 だ 。
どうして これ が 偽物 な んだ ?
10 年 以上 前 だ が 同じ 棟りょう の 紹介 状 を 持って ➡
働き に 来た ヤツ が いたんだ 。
たまたま その 時 の 紹介 状 が 出て きた んで ➡
見比べて みたら 筆跡 が 違う こと に 気付いて … 。
そっち の 紹介 状 は ?
( カンナ ) それ なら あそこ の 棚 に 。
あれ ? どこ に やった かな ?
確かに ここ に 入れ といた はずだ が … 。
ない なら 別に いい っす よ 。
( カンナ ) すま ねえ 。
ま ぁ うち と して は 悪 さ を せ ず に きっちり 働いて くれりゃ ➡
別に 紹介 状 が 偽物 だろう と かまわ なかった んです が ね 。
一応 こういう こと は 綱 手 様 の 耳 に ➡
入れ と いた ほう が いい だろう と 思って な は ぁ ~ 。
まさか あの じいさん が よそ の 国 の 忍 で ➡
うち から 図面 を 盗み出す と は … 。
正直 今 でも 信じ られ ない 気分 だ ぜ 。
なぁ 本当に じいさん の 仕業 な の か ?
俺 だって 信じ らん ねえ って ば よ 。
わな を 仕掛けて る 気配 は ない か 。
いい ぞ 。
ここ が じいちゃん の 住んで た 部屋 か 。
( 家主 ) 家賃 は 毎月 きっちり 払って たよ 。 ➡
生活 は 規則正しかった ねぇ 。
たまに 大工 仲間 と 飲んで 帰って くる こと も あった けど ➡
人 に 迷惑 を かける ような こと は … 。
まっ 予想 は して いた が ➡
手がかり に なる ような もの は 何も な しか 。
( チョウジ ) あった ! ( シカマル ) あっ 何 が あった って ?
特製 かつお だし さっぱり うどん に ➡
薄味 すっきり 極細 うどん 。
食い物 探して んじゃ ねえ んだ ぞ 。
でも 普通 1 人 暮らし して る んだったら ➡
もっと 食べ物 を 蓄えて る はずな のに ➡
カップ うどん しか ない 。
じいさん 外食 が 多かった んだ ろ 。
一 楽 と か に も よく 行って たって 話 だし 。
だ ろ ? ナルト 。 あ … ああ 。
( チョウジ ) 自炊 した ほう が 安くて いっぱい 食べ られる のに 。
( シカマル ) チョウジ お前 じゃ ない んだ よ 。
♬~
( 大工 1 ) あの じいさん 自分 の こと は ほとんど 話さ なかった から なぁ 。
やっぱり そう か 。
( 大工 2 ) あぁ そう いや この 里 の 子ども と 仲よく なった って ➡
うれし そうに 話して た こと が あった な 。
そい つ なら 死んだ じいさん から 何 か 聞いて る かも 。
いや そい つ は どう か なぁ ?
どうか なって 何 だ よ ? まずは そい つ の こと 捜し出して ➡
聞き出して み なくちゃ 分か ん ねえ だ ろ 。
ところが 捜し出す 必要 も 聞き出す 必要 も ねえ んだ な 。
えっ じゃあ そい つ は どこ に いん だって ば よ ?
バ ~ カ その 子ども って の は お前 だ ナルト 。
え ぇ ~‼ 俺 か !?
ああ 間 違いない 。
≪ ( 暗部 1 ) うずまき ナルト だ な ?
えっ … 。
( 暗部 2 ) 少し 話 を 聞か せて もらおう 。
♬ ( エンディングテ ー マ )
♬~
♬ 星屑 ☆ スチャスチャ 踊る 市松 の 夜 に
♬ 『 あぁ まだ 帰り たく ない 』 と
♬ 口 に は 出せ ない なぁ
♬ 思わせぶり テリー
♬ 愛す べき 顔 に 唾 を ‼
♬ ミスタ ー クリケット
♬ 汗 臭い ステージ の
♬ 上 で 光る トロンボーン の
♬ ピッチ が 段々
♬ 外れて いって いる の も
♬ 気 に なる けど
♬ そんな 事 より この 無い 胸 の
♬ モヤモヤ は さっき 呑 んだ
♬ コーラ の せい かしら ねぇ ?
♬~
♬~
( チョウジ ) 〈 ナルト の ヤツ どんな 調べ を 受けて ん の か な ?〉
( シカマル ) 〈 ま ぁ 逆行 催眠 くらい かけ られて んじゃ ねえ ?〉
( チョウジ ) 〈 逆行 催眠 って ?〉 ( シカマル ) 〈 潜在 意識 ん 中 から ➡
記憶 を 引っ張り出す 術 だ 〉 ( チョウジ ) 〈 へ ぇ ~ 。 ➡
それ なら 記憶 力 の ない ナルト でも 何 か 知って る かも ね 〉
〈 そりゃ どうか な ?〉 ( シカマル ) 〈 あの ゲンノウ って じいさん ➡
相当 くせ者 だった みて ぇだ し 。 ➡
って か 何で お前 が ここ に いる んだ !?〉